JP6950241B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関するものである。
下記特許文献1に開示される画像処理装置では、外部機器接続部によりUSB接続された複数の外部機器に対する給電状態を表示する。そして、画像処理装置の印刷動作時に、印刷動作時に必要な電力量及び外部機器に供給する電力量の合計が電源部が供給できる最大電力量を超える場合には、表示・操作部によりユーザに電力不足である旨を通知する。ユーザは、表示・操作部により外部機器接続部に接続された外部機器への給電の設定を変更できる構成が記載されている。
特開2015−174374号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された画像処理装置では、ユーザが表示・操作部により外部機器接続部に接続された外部機器への給電の設定を変更しないと、印刷動作が開始されないため、生産性が低下する虞がある。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、接続された外部機器に供給する動作電力を自動的に変更して所定の動作を中断することなく実行でき、生産性の低下を抑止することが可能となる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、電源供給部と、画像データを処理する画像処理部と、接続された少なくとも1つの外部機器との間で通信を行うと共に前記少なくとも1つの外部機器が必要とする電力である第1電力を前記電源供給部によ給電する接続部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記外部機器が前記接続部に接続されていることを検出する接続検出処理と、前記外部機器が前記接続部に接続されていることを検出したことに応じて、前記接続部を介して前記外部機器から通常動作電力の値と前記通常動作電力よりも小さい最小動作電力の値とを含む電力情報を受信する受信処理と、動作実行指示を受け付ける受付処理と、前記動作実行指示を受け付けたことに応じて、前記電力情報を用いて、前記第1電力として必要される前記通常動作電力の値が前記画像処理部による所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えているか否かを判定する第1供給判定処理と、前記第1供給判定処理で前記通常動作電力の値が前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えていると判定することに応じて、前記外部機器から受信した前記最小動作電力の値を用いて、前記最小動作電力を前記外部機器に供給するように、前記電源供給部を制御する供給制御処理と、を実行することを特徴とする。
本願に係る画像処理装置によれば、接続された外部機器に供給する動作電力を自動的に変更して所定の動作を中断することなく実行でき、生産性の低下を抑止することが可能となる。
第1実施形態に係るMFPの斜視図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 MFPのROMに記憶される供給電力テーブルの一例を示す図である。 USBの検出処理を示すフローチャートである。 USBデバイスの動作電力テーブルの一例を示す図である。 USB供給電力設定処理を示すフローチャートである。 スキャン時のUSB供給電力設定 テーブルの一例を示す図である。 印刷時のUSB供給電力設定テーブルの一例を示す図である。 コピー時のUSB供給電力設定テーブルの一例を示す図である。 第2実施形態に係る印刷時のUSB供給電力設定テーブルの一例を示す図である。
[第1実施形態]
<MFPの構成>
第1実施形態に係るMFP(Multi Function Peripheral)1は、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能を備える複合機である。図1に示す様に、MFP1は、筐体10、USBインタフェース19、ユーザインタフェース20、給紙トレイ41、排紙トレイ42、および上カバー43等を備える。以下の説明において、方向は、MFP1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。即ち、図1で手前を「前」、奥を「後」とし、上側を「上」、下側を「下」とし、左側を「左」、右側を「右」とする。尚、MFP1は、不図示の電話回線を介して、他のFAX通信機器との間でFAXデータの送受を行うFAX機能を備えてもよい。
略箱状の筐体10は、内部に、後述するCPU12、NVRAM15、画像形成部16等を収納する。筐体10の上面前側にユーザインタフェース20が設置されている。ユーザインタフェース20は、タッチパネル21、およびテンキー22等の操作ボタンを有する。筐体10の前面にUSBインタフェース19が設置されている。USBインタフェース19は3つのUSB規格のレセプタクル19A〜19Cを備える。筐体10の下側に、シートを収容する給紙トレイ41が設置されている。
ユーザは、給紙トレイ41を前方に引出し、給紙トレイ41にシートを入れる。給紙トレイ41の上には、画像を形成されたシートを支持する排紙トレイ42が設置されている。上カバー43は、後方に不図示の回動軸を有し、上方に回動することができる。上カバー43の下には原稿台が設置されている。ユーザは、画像読取部17(図2参照)に原稿をスキャンさせる際、上カバー43を回動させ、露出する原稿台に原稿を載置する。尚、MFP1は、不図示の電源コードを介して商用電源から電源供給部25(図2参照)に給電されて動作する。
次に、図2を用いて、MFP1の電気的構成について説明する。MFP1は、バス11で接続されているCPU12、RAM13、ROM14、NVRAM(不揮発性メモリ)15、画像形成部16、画像読取部17、USBインタフェース19、ユーザインタフェース20、ネットワークインタフェース24、電源供給部25、インクセンサ51、及び、シートセンサ52等を備えている。
ROM14は、各種プログラム、印刷時、スキャン時、コピー時にMFP1が必要とする動作電力、及び、電源供給部25の供給可能な最大電力が記憶された供給電力テーブル111等の各種データを記憶している。ここで、供給電力テーブル111の一例について図3に基づいて説明する。図3に示すように、例えば、供給電力テーブル111には、印刷時に必要な動作電力を表す「印刷時の動作電力」に対して「250W」が記憶されている。また、スキャン時に必要な動作電力を表す「スキャン時の動作電力」に対して「200W」が記憶されている。また、コピー時に必要な動作電力を表す「コピー時の動作電力」に対して「300W」が記憶されている。また、電源供給部25の供給可能な最大電力を表す「電源の供給可能な最大電力」として「320W」が記憶されている。
図2に示すように、CPU12は、ROM14から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM13に記憶させながら、バス11で接続されている各部の制御を行う。NVRAM15は、認証情報151、制限情報152、および画像データを記憶する。
画像形成部16は、CPU12の命令に従って、インクジェット方式によりシートに画像を形成する。尚、以下の説明において、シートに画像を形成することを「印刷する」と記載する場合がある。画像形成部16は、ヘッド161、及び、インクカートリッジ162を有する。インクカートリッジ162はインクを収容する。ヘッド161は、インクカートリッジ162から供給されるインクをシートに吐出する。画像読取部17は、不図示の原稿台およびCIS(Contact Image Sensor)を備える。画像読取部17は、原稿台に載置された原稿に対してCISを移動させ、原稿を読み取り、画像データを生成する。
USBインタフェース19は、CPU12の制御により動作し、各レセプタクル19A〜19C(図1)に接続されたUSBデバイスA31、USBデバイスB32、USBデバイスC33のそれぞれに対して、USB規格に沿ったデータの読み出し及び書き込みを行う。また、USBインタフェース19は、CPU12の制御により、各レセプタクル19A〜19C(図1)に接続されたUSBデバイスA31、USBデバイスB32、USBデバイスC33のそれぞれに対して、例えばUSB−PD(Power Delivery)規格に沿った電力の供給を行う。尚、第1実施形態では、USBインタフェース19の各レセプタクル19A〜19Cには、USBデバイスの一例としてモバイルバッテリー、キーボード、マウス、USBメモリ等が接続される。
ユーザインタフェース20は、CPU12の命令に従って、例えば各種の設定画面や装置の動作状態等をタッチパネル21(図1)に表示する。また、ユーザインタフェース20はタッチパネル21、テンキー22(図1)等で受け付けた操作を信号(動作実行指示)としてCPU12へ送信する。ネットワークインタフェース24は、不図示のアンテナを備え、無線LAN通信を行う。尚、第1実施形態では、ネットワークインタフェース24が接続するLANにはユーザが操作するPC61が接続されているものとする。
インクセンサ51は、例えば光透過型センサであり、インクカートリッジ162に収容されているインクの残量に応じた信号をCPU12へ出力する。シートセンサ52は、給紙トレイ41に収容されているシートの枚数に応じた信号をCPU12へ出力する。
電源供給部25は、商用電源から直流電源を生成し、不図示の電源線にてMFP1が備える各部へ電力を供給する。
CPU12は、各レセプタクル19A、19B、19CにUSBデバイスが装着されたとき、USBデバイスが各レセプタクル19A、19B、19Cに装着された、つまり、接続されたことを検出する。また、CPU12は、各レセプタクル19A、19B、19CからUSBデバイスが取り外されたとき、USBデバイスの接続の解除を検出する。また、USBデバイスが電源供給部25から電力を供給されて動作するバスパワータイプである場合、CPU12は、後述のように、USBインタフェース19を制御して各レセプタクル19A、19B、19Cに接続されたUSBデバイスへ電力を供給する(図6参照)。
<MFPの機能>
MFP1が備える印刷機能とは、例えば、PC61からネットワークインタフェース24を介して受信した画像データ、USBインタフェース19を介してUSBメモリから読み出した画像データ等を画像形成部16により印刷する機能である。MFP1が備えるコピー機能とは、画像読取部17が生成した画像データを画像形成部16により印刷する機能である。MFP1が備えるスキャン機能とは、画像読取部17が生成した画像データを出力する機能であり、ネットワークインタフェース24を介して画像データを出力してPC61へ送信したり、USBインタフェース19を介して画像データを出力してUSBメモリ等に記憶させたりする。
各機能において、CPU12は以下の処理を実行する。CPU12は、画像形成部16を制御して、画像データをシートに形成させる画像形成処理を実行する。CPU12は、画像読取部17を制御して、原稿を読み取り画像データを生成する画像読取処理を実行する。CPU12は、NVRAM15の空き容量が所定値以上であると判断した場合、画像データをNVRAM15に記憶させる記憶処理を実行する。
<USB検出処理>
次に、上記のように構成されたMFP1のCPU12が実行する処理であって、USBデバイスが各レセプタクル19A〜19Cに装着されたとき、又は、各レセプタクル19A〜19Cから取り外されたときに実行される「USB検出処理」について図4及び図5に基づいて説明する。MFP1の電源供給部25がONにされ、MFP1が備える各部へ電力が供給されると、CPU12は、定期的に「USB検出処理」を実行する。
図4に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、CPU12は、USBデバイスが各レセプタクル19A〜19Cのいずれかに接続されたことを検出したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、USBデバイスが各レセプタクル19A〜19Cのいずれかに接続されたことを検出していないと判定した場合には(S11:NO)、CPU12は、後述のS15の処理に移行する。
一方、USBデバイスが各レセプタクル19A〜19Cのいずれかに接続されたことを検出したと判定した場合には(S11:YES)、CPU12は、S12の処理に移行する。S12において、CPU12は、この接続されたUSBデバイスから、当該USBデバイスが通常動作時に必要とする「通常動作電力」の値と、このUSBデバイスが動作するために最低限必要とする「最小動作電力」の値とが含まれる電力情報を受信する。
そして、S13において、CPU12は、NVRAM15からUSB動作電力テーブル112を読み出し、USBデバイスから受信した「通常動作電力」と「最小動作電力」のデータ(情報)をUSB動作電力テーブル112に記憶した後、USB動作電力テーブル112を再度NVRAM15に記憶する。ここで、USB動作電力テーブル112について図5に基づいて説明する。図5に示すように、USB動作電力テーブル112は、「リファレンス」、「通常動作電力(W)」、「最小動作電力(W)」、「オフ時動作電力(W)」等が1組とされたテーブルである。
「リファレンス」は、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスのそれぞれに一意に付与される識別子である。例えば、レセプタクル19Aに接続されたUSBデバイスには、「USBデバイスA」のリファレンスが付与される。レセプタクル19Bに接続されたUSBデバイスには、「USBデバイスB」のリファレンスが付与される。レセプタクル19Cに接続されたUSBデバイスには、「USBデバイスC」のリファレンスが付与される。
各リファレンスに対応する「通常動作電力(W)」には、各リファレンスが付与されたUSBデバイスから受信した「通常動作電力」の値が記憶される。また、各リファレンスに対応する「最小動作電力(W)」には、各リファレンスが付与されたUSBデバイスから受信した「最小動作電力」の値が記憶される。また、各リファレンスに対応する「オフ時動作電力(W)」には、接続されたUSBデバイスに対して各レセプタクル19A〜19Cから電力の供給を停止した旨を表す「0W」が記憶されている。
例えば、CPU12は、USBデバイスがレセプタクル19Aに接続されたことを検出した場合には、このUSBデバイスに対してリファレンス「USBデバイスA」を付与する。そして、CPU12は、当該「USBデバイスA」から、通常動作電力の値「40W」、最小動作電力の値「10W」を含む電力情報を受信した場合には、USB動作電力テーブル112のリファレンス「USBデバイスA」に対応する「通常動作電力(W)」に「40W」を記憶して更新し、「最小動作電力(W)」に「10W」を記憶して更新した後、再度NVRAM15に記憶する。
続いて、図4に示すように、S14において、CPU12は、USB動作電力テーブル112から、この接続されたUSBデバイスに付与された「リファレンス」に対応する「通常動作電力(W)」を読み出す。そして、CPU12は、USBインタフェース19を介して、各レセプタクル19A〜19Cのうち、当該「リファレンス」に対応するレセプタクルに接続されたUSBデバイスに対して、この読み出した「通常動作電力(W)」を供給する。
例えば、CPU12は、この接続されたUSBデバイスに付与されたリファレンスが「USBデバイスA」の場合には、USB動作電力テーブル112から、図5に示すように、通常動作電力の値「40W」を読み出す。そして、CPU12は、USBインタフェース19を介して、当該リファレンス「USBデバイスA」に対応するレセプタクル19Aに接続されたUSBデバイス対して、この読み出した通常動作電力「40W」を供給する。
そして、図4に示すように、S15において、CPU12は、各レセプタクル19A、19B、19Cのうち、いずれかからUSBデバイスが取り外されたか否か、つまり、USBデバイスの接続の解除が検出されたか否かを判定する。そして、各レセプタクル19A、19B、19Cのうち、いずれからもUSBデバイスの接続の解除が検出されていないと判定された場合には(S15:NO)、CPU12は、当該処理を終了する。
一方、USBデバイスの接続の解除が検出されたと判定された場合には(S15:YES)、CPU12は、S16の処理に移行する。S16において、CPU12は、この接続の解除が検出されたUSBデバイスに付与された「リファレンス」をUSB動作電力テーブル112の「リファレンス」とし、当該「リファレンス」に対応する「通常動作電力(W)」と「最小動作電力(W)」に「0W」を記憶して更新する。つまり、CPU12は、接続の解除が検出されたUSBデバイスから受信してUSB動作電力テーブル112に記憶した「通常動作電力(W)」と「最小動作電力(W)」の電力情報を削除する。
例えば、CPU12は、接続の解除がされたUSBデバイスに付与されたリファレンスが「USBデバイスA」の場合には、USB動作電力テーブル112のリファレンス「USBデバイスA」に対応する「通常動作電力(W)」と「最小動作電力(W)」に「0W」を記憶して更新する。つまり、CPU12は、接続の解除が検出されたリファレンス「USBデバイスA」から受信して、USB動作電力テーブル112に記憶した「通常動作電力(W)」と「最小動作電力(W)」の電力情報を削除する。
続いて、S17において、CPU12は、USBインタフェース19を介して、各レセプタクル19A〜19Cのうち、接続の解除が検出されたUSBデバイスに付与された「リファレンス」に対応するレセプタクルに供給する電力を「0W」にした後、すなわち、供給電力をオフにした後、当該処理を終了する。例えば、接続の解除が検出されたUSBデバイスに付与されたリファレンスが「USBデバイスA」の場合には、CPU12は、USBインタフェース19を介して、リファレンス「USBデバイスA」に対応するレセプタル19Aに供給する電力を「0W」にした後、当該処理を終了する。
<USB供給電力設定処理>
次に、MFP1のCPU12が実行する処理であって、印刷時、スキャン時、コピー時に、各レセプタル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに供給する動作電力を設定する「USB供給電力設定処理」について図6乃至図9に基づいて説明する。MFP1の電源供給部25がONにされ、MFP1が備える各部へ電力が供給されると、CPU12は、定期的に「USB供給電力設定処理」を実行する。
図6に示すように、先ず、S21において、CPU12は、印刷の実行を指示する印刷コマンド(動作実行指示)、スキャンの実行を指示するスキャンコマンド(動作実行指示)、又は、コピーの実行を指示するコピーコマンド(動作実行指示)をユーザインタフェース20のタッチパネル21、およびテンキー22等の操作ボタンを介して、又は、PC61からネットワークインタフェース24を介して受け付けたか否かを判定する。そして、印刷コマンド、スキャンコマンド、及び、コピーコマンドのうち、いずれのコマンドも受け付けていないと判定した場合には(S21:NO)、CPU12は、当該処理を終了する。
一方、印刷コマンド、スキャンコマンド、及び、コピーコマンドのうち、いずれかのコマンドを受け付けていると判定した場合には(S21:YES)、CPU12は、S22の処理に移行する。S22において、CPU12は、供給電力テーブル111(図3参照)から、受け付けたコマンドに対応する印刷、スキャン又はコピー(以下、単に「ジョブ」ともいう。)の実行に必要な動作電力を読み出す。
また、CPU12は、ジョブを実行していないときは、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに対してUSB動作電力テーブル112(図5参照)に記憶されている「通常動作電力(W)」の値に対応する電力を供給する。このため、CPU12は、USB動作電力テーブル112から、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各「通常動作電力(W)」の値を読み出し、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「通常設定」に記憶する(図7参照)。
そして、CPU12は、ジョブの実行に必要な動作電力の値と各「通常動作電力(W)」の値の総和を算出する。そして、CPU12は、この総和の電力値をUSB供給電力設定テーブル(図7参照)の「合計電力(W)」に対応する「通常設定」に記憶する。尚、CPU12は、USB供給電力設定テーブル(図7参照)を作成してRAM13に記憶する。
続いて、S23において、CPU12は、RAM13に記憶されるUSB供給電力設定テーブルの「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値を読み出すと共に、供給電力テーブル111(図3参照)から「電源の供給可能な最大電力」の電力値を読み出し、「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値以下であるか否かを判定する。つまり、CPU12は、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに設定された供給電力を変更しないで、ジョブを実行可能か否かを判定する。
そして、「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値以下であると判定した場合、つまり、ジョブを実行可能であると判定した場合には(S23:YES)、CPU12は、ジョブ実行時に各レセプタクル19A〜19Cに接続された各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のUSBデバイスに対して、それぞれの「通常動作電力(W)」を供給する「通常設定」を、「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した後、後述のS29の処理に移行する。
例えば、ジョブが「スキャン」の場合には、CPU12は、USB動作電力テーブル112から、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各「通常動作電力(W)」の値として、例えば、「40W」、「30W」、「15W」を読み出す。そして、図7に示すように、CPU12は、USB供給電力設定テーブル115の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「通常設定」のそれぞれに「通常動作電力」の値を記憶する。尚、CPU12は、USB供給電力設定テーブル115を作成してRAM13に記憶する。
そして、CPU12は、供給電力テーブル111(図3参照)から、スキャン時に必要な動作電力の値、つまり、「スキャン時の動作電力」の値、例えば、「200W」を読み出す。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル115の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「通常設定」の各通常動作電力の値「40W」、「30W」、「15W」を読み出して、これらの総和「285W」を算出して、このUSB供給電力設定テーブル115の「合計電力(W)」に対応する「通常設定」に記憶する。その後、CPU12は、USB供給電力設定テーブル115の「通常設定」の合計電力の値「285W」と、供給電力テーブル111の電源の供給可能な最大電力の値「320W」と読み出す。
そして、CPU12は、「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値よりも少ないと判定して(S23:YES)、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のUSBデバイスに対して、それぞれの各通常動作電力「40W」、「30W」、「15W」を供給する「通常設定」を、「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した後、後述のS29の処理に移行する。
一方、図6に示すように、前記S23で「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値よりも大きい、つまり、「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値を超えていると判定した場合には(S23:NO)、CPU12は、S24の処理に移行する。つまり、ジョブ実行時に、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応するUSBデバイスに「通常動作電力」を供給すると、電源供給部25が供給可能な最大電力を超えると判定した場合には(S23:NO)、CPU12は、S24の処理に移行する。
例えば、ジョブが「印刷」の場合には、CPU12は、USB動作電力テーブル112から、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各「通常動作電力(W)」の値として、例えば、「40W」、「30W」、「15W」を読み出す。そして、図8に示すように、CPU12は、USB供給電力設定テーブル116の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「通常設定」のそれぞれに「通常動作電力」の値を記憶する。
そして、CPU12は、供給電力テーブル111(図3参照)から、印刷時に必要な動作電力の値、つまり、「印刷時の動作電力」の値、例えば、「250W」を読み出す。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル116の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「通常設定」の各通常動作電力の値を読み出して、これらの総和「335W」を算出して、このUSB供給電力設定テーブル116の「合計電力(W)」に対応する「通常設定」に記憶する。
その後、CPU12は、USB供給電力設定テーブル116の「通常設定」の合計電力の値「335W」と、供給電力テーブル111の電源の供給可能な最大電力の値「320W」と読み出す。そして、CPU12は、「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値よりも大きい、つまり、「電源の供給可能な最大電力」の電力値を超えていると判定して(S23:NO)、S24の処理に移行する。
S24において、CPU12は、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して、最後に設定された動作電力を読み出し、「通常動作電力」に設定されているものがあるか否かを判定する。具体的には、CPU12は、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して、最後に設定された動作電力のうち、USB動作電力テーブル112の「通常動作電力」と同じものがあるか否かを判定する。
そして、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して、最後に設定された動作電力を読み出し、「通常動作電力」に設定されているものがあると判定した場合には(S24:YES)、CPU12は、S25の処理に移行する。S25において、CPU12は、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のうち、最後に設定された動作電力が通常動作電力に設定されているものから、優先順に従って1つのリファレンスを選択する。
つまり、CPU12は、ジョブ実行時に、通常動作電力を供給されるように設定されたUSBデバイスから、優先順に従って1つのUSBデバイスを選択する。尚、CPU12は、USB動作電力テーブル112(図5参照)の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値との差分の大きい順に従って、「優先順」を設定する。
例えば、図5に示すように、USB動作電力テーブル112の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値との差分は、「30W」、「20W」、「5W」である。従って、CPU12は、この差分の大きい順に従って、リファレンス「USBデバイスA」、リファレンス「USBデバイスB」、リファレンス「USBデバイスC」の順に、「優先順」を設定する。尚、「優先順」は、予め固定されていてもよい。
その後、図6に示すように、S26において、CPU12は、USB動作電力テーブル112から、前記S25で選択したリファレンスに対応する「最小動作電力(W)」の値を読み出し、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のうち、この選択したリファレンスに対応する供給電力の値を「最小動作電力(W)」の値に変更設定して、USB供給電力設定テーブルに記憶する。その後、CPU12は、再度S23以降の処理を実行する。
例えば、図8に示すように、USB供給電力設定テーブル116の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「通常設定」のそれぞれに「通常動作電力」の値が記憶されている場合には(S24:YES)、優先順位が1番目に設定されたリファレンス「USBデバイスA」が選択される(S25)。その後、S26において、CPU12は、USB動作電力テーブル112から、この選択したリファレンス「USBデバイスA」に対応する最小動作電力の値「10W」を読み出す。
そして、CPU12は、USB供給電力設定テーブル116のリファレンス「USBデバイスA」に対応する「1回目変更設定」に、最小動作電力の値「10W」を記憶する。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル116の各リファレンス「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「1回目変更設定」に、通常動作電力の値「30W」、「15W」をそれぞれ記憶する。
その後、CPU12は、再度S23の処理に移行し、供給電力テーブル111(図3参照)から、印刷時に必要な動作電力の値、つまり、「印刷時の動作電力」の値、例えば、「250W」を読み出す。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル116の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「1回目変更設定」の最小動作電力の値「10W」、「30W」、「15W」を読み出して、これらの総和「305W」を算出して、このUSB供給電力設定テーブル116の「合計電力(W)」に対応する「1回目変更設定」に記憶する。
続いて、CPU12は、USB供給電力設定テーブル116の「1回目変更設定」の合計電力の値「305W」と、供給電力テーブル111の電源の供給可能な最大電力の値「320W」と読み出す。そして、CPU12は、「合計電力(W)」に対応する「1回目変更設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値よりも少ないと判定して(S23:YES)、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のUSBデバイスに対して、それぞれの「最小動作電力(W)」の値、「通常動作電力(W)」の値、「通常動作電力(W)」の値を供給する「1回目変更設定」を、「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した後、後述のS29の処理に移行する。
他方、図6に示すように、前記S24でUSB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して、最後に設定された動作電力を読み出し、「通常動作電力」に設定されているものが無いと判定した場合、つまり、全て「最小動作電力」に設定されていると判定した場合には(S24:NO)、CPU12は、S27の処理に移行する。
S27において、CPU12は、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のうち、最後に設定された動作電力が最小動作電力に設定されているものから、「第2優先順」に従って1つのリファレンスを選択する。つまり、CPU12は、ジョブ実行時に、最小動作電力を供給されるように設定されたUSBデバイスから、「第2優先順」に従って1つのUSBデバイスを選択する。
尚、CPU12は、USB動作電力テーブル112(図5参照)の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値との差分の大きい順に従って、「第2優先順」を設定する。例えば、図5に示すように、USB動作電力テーブル112の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値との差分は、「30W」、「20W」、「5W」である。
従って、CPU12は、この差分の大きい順に従って、リファレンス「USBデバイスA」、リファレンス「USBデバイスB」、リファレンス「USBデバイスC」の順に、「第2優先順」を設定する。但し、CPU12は、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応するUSBデバイスのうち、キーボード、マウス等のインタフェースとして機能するUSBデバイス、又は、モバイルバッテリー等、充電に長時間接続する必要があるUSBデバイス等は、「第2優先順」の最後の優先順位に設定する。
尚、S27において、CPU12は、キーボード、マウス等のインタフェースとして機能するUSBデバイスを選択しないようにしてもよい。また、「第2優先順」は、予め固定されていてもよい。また、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応するUSBデバイスの「最小動作電力」が全て同じでない場合には、CPU12は、「最小動作電力」の大きい順に「第2優先順」を設定するようにしてもよい。
続いて、図6に示すように、S28において、CPU12は、USB供給電力設定テーブルの各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のうち、この前記S27で選択したリファレンスに対応する供給電力をオフ動作電力の値「0W」に変更設定して、USB供給電力設定テーブルに記憶する。その後、CPU12は、再度S23以降の処理を実行する。
例えば、図9に示すように、USB供給電力設定テーブル117の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「3回目変更設定」のそれぞれに「最小動作電力」の値が記憶されている場合には(S24:NO)、CPU12は、「第2優先順」が1番目に設定されたリファレンス「USBデバイスB」を選択する(S27)。但し、CPU12は、リファレンス「USBデバイスA」に対応するUSBデバイスが、キーボード、マウス等のインタフェースとして機能するUSBデバイス、又は、モバイルバッテリー等、充電に長時間接続する必要があるUSBデバイス等であるため、リファレンス「USBデバイスB」、リファレンス「USBデバイスC」、リファレンス「USBデバイスA」の順に、「第2優先順」を設定している。
その後、S28において、CPU12は、USB供給電力設定テーブル117のリファレンス「USBデバイスB」に対応する「4回目変更設定」に、オフ動作電力の値「0W」を記憶する。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル117の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスC」に対応する「4回目変更設定」に、最小動作電力の値「10W」、「10W」をそれぞれ記憶する。
そして、CPU12は、再度S23の処理に移行し、供給電力テーブル111(図3参照)から、コピー時に必要な動作電力の値、つまり、「コピー時の動作電力」の値、例えば、「300W」を読み出す。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル117の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「4回目変更設定」の最小動作電力の値「10W」、オフ動作電力の値「0W」、最小動作電力の値「10W」を読み出して、これらの総和「320W」を算出して、このUSB供給電力設定テーブル117の「合計電力(W)」に対応する「4回目変更設定」に記憶する。
続いて、CPU12は、USB供給電力設定テーブル117の「4回目変更設定」の合計電力の値「320W」と、供給電力テーブル111の電源の供給可能な最大電力の値「320W」と読み出す。そして、CPU12は、「合計電力(W)」に対応する「4回目変更設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値と同じである判定して(S23:YES)、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のUSBデバイスに対して、最小動作電力「10W」、オフ動作電力「0W」、最小動作電力「10W」を供給する「4回目変更設定」を、「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した後、S29の処理に移行する。
そして、図6に示すように、S29において、CPU12は、前記S23、S26、又は、S28で「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して設定された供給電力の値を読み出す。そして、CPU12は、USBインタフェース19を介して、リファレンス「USBデバイスA」に対応するレセプタクル19Aに接続されたUSBデバイスA31に対して、当該リファレンス「USBデバイスA」に設定された供給電力を供給する。
また、CPU12は、USBインタフェース19を介して、リファレンス「USBデバイスB」に対応するレセプタクル19Bに接続されたUSBデバイスB32に対して、当該リファレンス「USBデバイスB」に設定された供給電力を供給する。また、CPU12は、USBインタフェース19を介して、リファレンス「USBデバイスC」に対応するレセプタクル19Cに接続されたUSBデバイスC32に対して、当該リファレンス「USBデバイスC」に設定された供給電力を供給する。
例えば、CPU12は、前記S23で「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して設定された各通常動作電力の値「40W」、「30W」、「15W」(図7参照)を読み出す。そして、CPU12は、USBインタフェース19を介して、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに対して、各通常動作電力「40W」、「30W」、「15W」を供給する。
また、例えば、CPU12は、前記S26で「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して設定された最小動作電力の値「10W」、各通常動作電力の値「30W」、「15W」(図8参照)を読み出す。そして、CPU12は、USBインタフェース19を介して、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに対して、最小動作電力「10W」、各通常動作電力「30W」、「15W」を供給する。
また、例えば、CPU12は、前記S28で「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して設定された最小動作電力の値「10W」、オフ動作電力の値「0W」、最小動作電力の値「10W」(図9参照)を読み出す。そして、CPU12は、USBインタフェース19を介して、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに対して、最小動作電力「10W」、オフ動作電力「0W」、最小動作電力「10W」を供給する。
その後、S30において、CPU12は、前記S21で受け付けたコマンドに対応するジョブを開始する。続いて、S31において、CPU12は、このジョブが終了するのを待つ(S31:NO)。そして、このジョブが終了した場合には(S31:YES)、CPU12は、S32の処理に移行する。
S32において、CPU12は、前記S23、S26、又は、S28で「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して設定された供給電力の値を読み出す。そして、CPU12は、この読み出した各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して設定された供給電力の値のうち、USB動作電力テーブル112に記憶されている各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「通常動作電力(W)」の値と異なる、つまり、変更されているものがあれば、「通常動作電力(W)」の値に変更設定して戻す。
そして、CPU12は、再度、USBインタフェース19を介して、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対して設定された「通常動作電力」を、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに対して供給する。その後、CPU12は、当該処理を終了する。
ここで、MFP1は、画像処理装置の一例である。USBインタフェース19、各レセプタクル19A〜19Cは、接続部の一例である。CPU12は、制御部の一例である。S12の処理は受信処理の一例である。S21の処理は受付処理の一例である。S23の処理は供給判定処理の一例である。S29の処理は供給制御処理の一例である。ROM14は、記憶部の一例である。S11、S15の処理は接続検出処理の一例である。S25の処理は選択処理の一例である。S16の処理は情報削除処理の一例である。S28、S29の処理は供給停止処理の一例である。
以上詳細に説明した通り、第1実施形態に係るMFP1では、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスから受信した通常動作電力の値が、印刷、スキャン又はコピーの実行時に、電源供給部25から供給可能な電力の値を超えている場合には、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスから受信した最小動作電力をUSBデバイスに供給するように自動的に設定することができる。従って、印刷、スキャン又はコピーを中断することなく、実行することが可能となり、生産性の向上を図ることが可能となる。
また、CPU12は、印刷、スキャン又はコピーの実行時に必要な電力の値と、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに供給する供給電力の値との総和が、電源供給部25から供給可能な最大電力の値を超えなくなるまで、優先順に従って、一のUSBデバイスを順次選択して、最小動作電力を供給するように設定する。従って、複数のUSBデバイスが各レセプタクル19A〜19Cに接続されても、印刷、スキャン又はコピーを中断することなく、実行することが可能となり、生産性の向上を図ることが可能となる。
また、CPU12は、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに設定された最小動作電力を、印刷、スキャン又はコピーの開始時から供給するため、印刷、スキャン又はコピーを中断することなく、実行することが可能となり、生産性の向上を図ることが可能となる。
また、CPU12は、各レセプタクル19A〜19Cに接続された全てのUSBデバイスに供給する供給電力を最小動作電力の値に設定しても、印刷、スキャン又はコピーの実行時に、USBデバイスに供給する供給電力の値が、電源供給部25から供給可能な最大電力の値を超える場合には、電源供給部25から供給可能な最大電力の値を超えなくなるまで、優先順に従って、一のUSBデバイスを順次選択して、電力の供給を停止する。これにより、各レセプタクル19A〜19Cに複数のUSBデバイスが接続されても、印刷、スキャン又はコピーを中断することなく、確実に実行することが可能となり、生産性の向上を図ることが可能となる。
また、CPU12は、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスを選択する優先順を、通常動作電力の値と最小動作電力の値との差が大きい順に設定するため、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに供給する供給電力を効果的に減少させることが可能となる。また、CPU12は、優先順を迅速に設定することができる。
また、各レセプタクル19A〜19CにUSBデバイスが接続された時に、CPU12は、USBインタフェース19を介して、この接続されたUSBデバイスから、「通常動作電力」の値と「最小動作電力」の値とが含まれる電力情報を受信して、USB動作電力テーブル112に記憶する。これにより、CPU12は、接続されたUSBデバイスの通常動作電力の値と最小動作電力の値を確実に記憶することが可能となる。
また、CPU12は、USBデバイスの接続の解除を検出した場合には、接続の解除が検出されたUSBデバイスから受信してUSB動作電力テーブル112に記憶した「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値の電力情報を削除する。これにより、MFP1のNVRAM15の記憶容量の小型化を図ることが可能となる。
[第2実施形態]
次に、図10に基づいて、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るMFPは、第1実施形態に係るMFP1と同様の構成である。また、第2実施形態に係るMFPの制御構成及び制御処理は、第1実施形態に係るMFP1の制御構成及び制御処理とほぼ同じである。尚、以下の説明において、上記図1乃至図9に示す前記第1実施形態に係るMFP1の構成等と同一符号は、上記第1実施形態に係るMFP1の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
但し、第2実施形態に係るMFPのCPU12は、S25〜S26の処理に替えて、下記処理を実行する。具体的には、図10に示すように、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の「通常設定」において、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のうち、通常動作電力に設定されているものから、優先順に従って1つのリファレンスを順次選択して、「1回目変更設定」、「2回目変更設定」、「3回目変更設定」を順次設定する。
尚、CPU12は、USB動作電力テーブル112(図5参照)の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値との差分の大きい順に従って、「優先順」を設定する。
例えば、図5に示すように、USB動作電力テーブル112の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値との差分は、「30W」、「20W」、「5W」である。従って、CPU12は、この差分の大きい順に従って、リファレンス「USBデバイスA」、リファレンス「USBデバイスB」、リファレンス「USBデバイスC」の順に、「優先順」を設定する。尚、「優先順」は、予め固定されていてもよい。
そして、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の優先順位が1番目のリファレンス「USBデバイスA」に対応する「1回目変更設定」に、最小動作電力の値「10W」を記憶する。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の各リファレンス「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「1回目変更設定」に、通常動作電力の値「30W」、「15W」をそれぞれ記憶する。
また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の優先順位が2番目のリファレンス「USBデバイスB」に対応する「2回目変更設定」に、最小動作電力の値「10W」を記憶する。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスC」に対応する「2回目変更設定」に、通常動作電力の値「40W」、「15W」をそれぞれ記憶する。
また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の優先順位が3番目のリファレンス「USBデバイスC」に対応する「3回目変更設定」に、最小動作電力の値「10W」を記憶する。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」に対応する「3回目変更設定」に、通常動作電力の値「40W」、「30W」をそれぞれ記憶する。
その後、CPU12は、再度S23の処理に移行し、前記S21で印刷コマンドを受信した場合には、供給電力テーブル111(図3参照)から、印刷時に必要な動作電力の値、つまり、「印刷時の動作電力」の値、例えば、「250W」を読み出す。また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「1回目変更設定」の最小動作電力の値「10W」、「30W」、「15W」を読み出して、印刷時の動作電力「250W」との総和「305W」を算出して、このUSB供給電力設定テーブル121の「合計電力(W)」に対応する「1回目変更設定」に記憶する。
また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「2回目変更設定」の最小動作電力の値「40W」、「10W」、「15W」を読み出して、印刷時の動作電力「250W」との総和「315W」を算出して、このUSB供給電力設定テーブル121の「合計電力(W)」に対応する「2回目変更設定」に記憶する。
また、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する「3回目変更設定」の最小動作電力の値「40W」、「30W」、「10W」を読み出して、印刷時の動作電力「250W」との総和「330W」を算出して、このUSB供給電力設定テーブル121の「合計電力(W)」に対応する「3回目変更設定」に記憶する。
続いて、CPU12は、供給電力テーブル111の電源の供給可能な最大電力の値「320W」を読み出す。そして、CPU12は、USB供給電力設定テーブル121の「1回目変更設定」、「2回目変更設定」、「3回目変更設定」の各合計電力の値「305W」、「315W」、「330W」を順番に読み出し、この電源の供給可能な最大電力「320W」以下で、且つ、電源の供給可能な最大電力「320W」に最も近い「合計電力」を選択する。
そして、CPU12は、「合計電力(W)」に対応する「2回目変更設定」の電力値「315W」が、電源の供給可能な最大電力「320W」以下で、且つ、電源の供給可能な最大電力「320W」に最も近い「合計電力」であると判定して(S23:YES)、各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のUSBデバイスに対して、それぞれの「通常動作電力(W)」、「最小動作電力(W)」、「通常動作電力(W)」を供給する「2回目変更設定」を、「ジョブ実行時供給モード」としてRAM13に記憶した後、S29の処理に移行する。
以上詳細に説明した通り、第2実施形態に係るMFPでは、第1実施形態に係るMFP1が奏する効果に加えて、CPU12は、印刷、スキャン又はコピーの実行時に必要な電力と、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに供給する供給電力との総和が、電源供給部25から供給可能な最大電力を超えることなく、且つ、電源供給部25から供給可能な最大電力に最も近くなるように設定することが可能となる。従って、複数のUSBデバイスが各レセプタクル19A〜19Cに接続されても、印刷、スキャン又はコピーを中断することなく、実行することが可能となり、生産性の向上を図ることが可能となる。
尚、本発明は前記第1実施形態及び第2実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。また、以下の説明において、上記図1乃至図9に示す前記第1実施形態に係るMFP1の構成等と同一符号は、前記第1実施形態に係るMFP1の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
(A)例えば、CPU12は、S25の処理において、USB動作電力テーブル112(図5参照)の各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値と「最小動作電力(W)」の値との差から、印刷、スキャン又はコピーの実行時に、電源供給部25から各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」に対応する各USBデバイスに供給可能な電力の値に対する各リファレンス「USBデバイスA」、「USBデバイスB」、「USBデバイスC」のそれぞれに対する「通常動作電力(W)」の値の総和の超過分を引いた値が、最小の正の値となるリファレンスに対応するUSBデバイスを選択するようにしてもよい。
例えば、第1実施形態において、図5に示すUSB動作電力テーブル112では、
(1)各USBデバイスの通常動作電力の値と最小動作電力の値との差は、
USBデバイスA: 通常動作電力40W/最小動作電力10W(差30W)
USBデバイスB: 通常動作電力30W/最小動作電力10W(差20W)
USBデバイスC: 通常動作電力15W/最小動作電力10W(差 5W)
である。
(2)また、各USBデバイスの通常動作電力の値の総和は、
通常動作電力の値の総和=40+30+15=85(W)
である。
また、第1実施形態において、図3に示す供給電力テーブル111では、
(3)ジョブ実行時の各USBデバイスへ供給可能な電力は、
スキャン時のUSBデバイスへの供給可能電力 320−200=120(W)
印刷時のUSBデバイスへの供給可能電力 320−250=70(W)
コピー時のUSBデバイスへの供給可能電力 320−300=20(W)
である。
これより、
(4)各USBデバイスに供給可能な電力の値に対する各USBデバイスの通常動作電力(W)の値の総和の超過分は、
スキャン時の差の絶対値 85−120=−35(W):超過なし
印刷時の差の絶対値 85−70=15(W):超過
コピー時の差の絶対値 85−20=65(W):超過
である。つまり、全てのUSBデバイスに対して通常動作電力を供給するようにCPU12が電源供給部25を制御しようとすると、印刷時においては15W、コピー時においては65W、電力が不足することになる。
(5)ここで、各USBデバイスの通常動作電力の値と最小動作電力の値との差の値は、「30W」、「20W」、「5W」である。従って、この各差の値から、例えば、印刷時の超過分「15W」を引いた値は、
USBデバイスA 30−15=15(W)
USBデバイスB 20−15=5(W)
USBデバイスC 5−15=−10(W)
である。従って、通常動作電力の値と最小動作電力の値との差から、印刷時の超過分「15W」を引いて、最小の正の値となるUSBデバイスは、USBデバイスBとなる。この結果、S25の処理において、当該USBデバイスBを選択するようにしてもよい。
これにより、S26の処理において、この選択したUSBデバイスのリファレンスに対応する供給電力の値を「最小動作電力(W)」の値に変更設定して、USB供給電力設定テーブルに記憶することが可能となる。従って、CPU12は、印刷、スキャン又はコピーの実行時に必要な電力と、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスに供給する供給電力との総和が、電源供給部25から供給可能な最大電力を超えることなく、且つ、電源供給部25から供給可能な最大電力に最も近くなるように設定することが可能となる。つまり、複数のUSBデバイスが各レセプタクル19A〜19Cに接続されても、印刷、スキャン又はコピーを中断することなく、実行することが可能となり、生産性の向上を図ることが可能となる。
(B)また、例えば、前記S12において、CPU12は、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスから、当該USBデバイスが通常動作時に必要とする「通常動作電力」の値だけを受信するようにしてもよい。そして、CPU12は、前記S23で「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値よりも大きい、つまり、「合計電力(W)」に対応する「通常設定」の電力値が、「電源の供給可能な最大電力」の電力値を超えていると判定した場合には(S23:NO)、各レセプタクル19A〜19Cに接続されたUSBデバイスから、当該USBデバイス動作するために最低限必要とする「最小動作電力」の値を受信した後、前記S24の処理を実行するようにしてもよい。
(C)また、例えば、前記S12において、CPU12は、この接続されたUSBデバイスから、当該USBデバイスの製造会社名、製品番号、型番等の情報を受信し、インタネット上のサーバーから当該USBデバイスの「通常動作電力(W)」の値、「最小動作電力(W)」の値等に関する電力情報を受信するようにしてもよい。
1 MFP
12 CPU
13 RAM
14 ROM
15 NVRAM
16 画像形成部
17 画像読取部
19 USBインタフェース
19A、19B、19C レセプタクル
20 ユーザインタフェース
25 電源供給部

Claims (11)

  1. 電源供給部と、
    画像データを処理する画像処理部と、
    接続された少なくとも1つの外部機器との間で通信を行うと共に前記少なくとも1つの外部機器が必要とする電力である第1電力を前記電源供給部によ給電する接続部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記外部機器が前記接続部に接続されていることを検出する接続検出処理と、
    前記外部機器が前記接続部に接続されていることを検出したことに応じて、前記接続部を介して前記外部機器から通常動作電力の値と前記通常動作電力よりも小さい最小動作電力の値とを含む電力情報を受信する受信処理と、
    動作実行指示を受け付ける受付処理と、
    前記動作実行指示を受け付けたことに応じて、前記電力情報を用いて、前記第1電力として必要される前記通常動作電力の値が前記画像処理部による所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えているか否かを判定する第1供給判定処理と、
    前記第1供給判定処理で前記通常動作電力の値が前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えていると判定することに応じて、前記外部機器から受信した前記最小動作電力の値を用いて、前記最小動作電力を前記外部機器に供給するように、前記電源供給部を制御する供給制御処理と、
    を実行することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御部は、前記外部機器が前記接続部に接続されたことを検出した時に、前記受信処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定の動作時に当該画像処理装置が必要とする電力である第2電力の値と、前記電源供給部から供給可能な電力であって、前記第2電力よりも大きい電力である第3電力の値とを予め記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記供給判定処理において、前記第2電力の値と前記第3電力の値とから、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1供給判定処理で前記通常動作電力の値が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えていると判定することに応じて、前記第1電力として必要される前記最小動作電力の値が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えているか否かを判定する第2供給判定処理を実行し、
    前記供給制御処理において、前記第1供給判定処理で前記通常動作電力の値が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えていると判定することに加えて、前記第2供給判定処理で前記最小動作電力の値が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えていないと判定することに応じて、前記最小動作電力の値を用いて、前記最小動作電力を前記外部機器に供給するように前記電源供給部を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は
    前記接続検出処理において前記接続部に複数の外部機器が接続されていることを検出した場合に、前記複数の外部機器が前記第1電力として必要とする前記通常動作電力の値の総和が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記複数の外部機器に供給可能な電力の値を超えていると前記第1供給判定処理において判定することに応じて、前記複数の外部機器から所定順序に従って一の前記外部機器を選択する選択処理を実行し
    前記第2供給判定処理において、前記第1供給判定処理で前記複数の外部機器が前記第1電力として必要とする前記通常動作電力の値の総和が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記複数の外部機器に供給可能な電力の値を超えていると判定することに応じて、前記選択処理で選択した一の前記外部機器としての第1外部機器が前記第1電力として必要とする前記最小動作電力の値と前記複数の外部機器のうち前記第1外部機器を除く第2外部機器が前記第1電力として必要とする前記通常動作電力の値との総和が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記複数の外部機器に供給可能な電力の値を超えているか否かを判定し、
    前記供給制御処理において、前記第2供給判定処理で前記第1外部機器が必要とする前記最小動作電力の値と前記第2外部機器が必要とする前記通常動作電力の値との総和が、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記複数の外部機器に供給可能な電力の値を超えていないと判定することに応じて、前記第1外部機器が前記第1電力として必要とする前記最小動作電力の値を用いて前記最小動作電力を前記第1外部機器に供給し、前記第2外部機器が前記第1電力として必要とする前記通常動作電力の値を用いて前記通常動作電力を前記第2外部機器に供給するように、前記電源供給部を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記供給制御処理において、前記電源供給部から前記外部機器に対して前記所定の動作の開始時から前記最小動作電力を供給することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、前記選択処理において前記複数の外部機器のそれぞれにおける前記通常動作電力の値と前記最小動作電力の値との差に基づいて前記所定順序を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、前記選択処理において前記複数の外部機器のそれぞれにおける前記通常動作電力の値と前記最小動作電力の値との差が大きい順に前記所定順序を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記制御部は、前記選択処理において、前記複数の外部機器のそれぞれにおける前記通常動作電力と前記最小動作電力との
    差から、前記所定の動作時に前記電源供給部から前記複数の外部機器に供給可能な電力の値に対する前記複数の外部機器のそれぞれが前記第1電力として必要とする前記通常動作電力の値の総和の超過分を引いた値が、最小の正の値となる前記外部機器を、選択することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 前記制御部は、前記第2供給判定部で前記第1電力として必要とされる前記最小動作電力の値が前記所定の動作時に前記電源供給部から前記外部機器に供給可能な電力の値を超えていると判定することに応じて、前記電源供給部から前記外部機器への電力の供給を停止するように前記電源供給部を制御する供給停止処理を実行する請求項4に記載の画像処理装置。
  11. 前記制御部は、
    前記外部機器の前記接続部への接続が解除されたことを検出することに応じて、接続が解除された前記外部機器から受信した前記電力情報を削除する情報削除処理を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の画像処理装置。
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