JP2007305062A - 電子制御装置、その制御方法及びそのプログラム - Google Patents

電子制御装置、その制御方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電源装置から供給される電力を自己と自己に接続された1以上の電気機器とで適切に分配して利用することを目的とする。
【解決手段】自己に接続されたプリンタ30が供給可能な最大供給電流(Iin)と自己の消費電流(Iserv)に加えて自己に接続された各USBデバイスの最大消費電流(その総和がIusb)をも考慮に入れたうえで自己のバス46の動作クロック周波数を設定するため、自己の動作のみならず自己に接続された各USBデバイスの動作をも考慮して自己及び自己に接続された各USBデバイスの消費電流を設定することができる。したがって、プリンタ30から供給される電流を自己と自己に接続された1以上のUSBデバイスとで適切に分配して利用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御装置、その制御方法及びそのプログラムに関する。
従来より、最大消費電流値を変更するプリントサーバボードが知られている。例えば、特許文献1のプリントサーバボードは、CPUの動作周波数として3種類のクロック周波数が設定可能であって、そのプリントサーバボードへプリンタが供給可能な電源電流に応じてCPUの動作周波数を3段階に変更することで、最大消費電流値を3段階に変更している。
特許第3472086号
しかしながら、特許文献1のプリントサーバボードは、該プリントサーバボードから接続された外部の機器に電流を供給することは考慮されておらず、入力される電流のほとんどをそのプリントサーバボードで消費するとしてCPUの動作周波数を決定しているため、接続された外部の機器に十分な電流を供給できないことがあった。
本発明の電子制御装置、その制御方法及びそのプログラムは、電源装置から供給される電力を自己と自己に接続された1以上の電気機器とで適切に分配して利用することを目的とする。
本発明の電子制御装置、その制御方法及びそのプログラムは、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電子制御装置は、
設定された動作クロック周波数で動作する電子制御装置であって、
電源装置から電力が入力されるように該電源装置を接続する電源装置接続手段と、
該電源装置接続手段を介して前記電源装置の最大供給電力に関する情報を該電源装置から取得する電源装置情報取得手段と、
前記電源装置とは異なる1以上の電気機器へ電力が出力されるように各電気機器を接続する電気機器接続手段と、
該電気機器接続手段を介して前記各電気機器の最大消費電力に関する情報を該各電気機器から取得する電気機器情報取得手段と、
前記電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記電源装置の最大供給電力の値と前記電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記各電気機器の最大消費電力の値と自己の消費電力の設定可能な範囲とに基づいて自己の動作クロック周波数を設定する動作クロック周波数設定手段と、
を備えることを要旨とする。
この電子制御装置は、電源装置接続手段を介して電源装置の最大供給電力に関する情報を電源装置から取得すると共に電気機器接続手段を介して各電気機器の最大消費電力に関する情報を各電気機器から取得したあと、電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる電源装置の最大供給電力の値と電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる各電気機器の最大消費電力の値と自己の消費電力の設定可能な範囲とに基づいて自己の動作クロック周波数を設定する。このように、自己に接続された電源装置が供給可能な最大供給電力と自己が消費する電力に加えて自己に接続された各電気機器の最大消費電力をも考慮に入れたうえで自己の動作クロック周波数を設定するため、自己の動作のみならず自己に接続された各電気機器の動作をも考慮して自己及び自己に接続された各電気機器の消費電力を設定することができる。したがって、電源装置から供給される電力を自己と自己に接続された1以上の電気機器とで適切に分配して利用することができる。
本発明の電子制御装置は、前記電気機器接続手段に新たな電気機器が接続されたことを検出する検出手段を備え、前記動作クロック周波数設定手段は、前記検出手段が前記電気機器接続手段に前記新たな電気機器が接続されたことを検出したときには、該新たな電気機器の最大消費電力に関する情報を前記電気機器情報取得手段によって取得すると共に改めて自己の動作クロック周波数を設定するとしてもよい。こうすれば、新たな電気機器が自己に接続されたことを検出することができる。また、該新たな電気機器の動作も考慮に入れて自己の動作クロック周波数を設定し直すことができる。
本発明の電子制御装置において、前記動作クロック周波数設定手段は、前記電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記電源装置の最大供給電力の値と前記電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる各電気機器の最大消費電力の値の総和との差に基づいて自己の消費電力の上限を算出し、該算出した上限を超えない範囲で自己の動作クロック周波数を設定するとしてもよい。こうすれば、自己に接続された電気機器の動作を優先させた上で自己の動作クロック周波数を設定することができる。
本発明の電子制御装置において、前記動作クロック周波数設定手段は、前記算出した上限を超えない範囲で設定可能な動作クロック周波数が存在するときには該設定可能な動作クロック周波数のうち最大の動作クロック周波数に設定するとしてもよい。こうすれば、算出した上限を超えない範囲で設定可能な動作クロック周波数が存在するときには、設定可能な最大の動作クロック周波数に設定することで、自己に接続された電源装置から供給される電力を自己と自己に接続された各電気機器とで最大限に利用することができる。
本発明の電子制御装置において、前記動作クロック周波数設定手段は、前記各電気機器が各最大消費電力より低い消費電力での動作が可能なときには、該消費電力の値を前記各電気機器の最大消費電力の値の代わりに用いて自己の動作クロック周波数を設定するとしてもよい。こうすれば、電源装置が供給可能な最大供給電力を自己と自己に接続された各電気機器とで分配するときの選択の幅が広がる。例えば、自己の動作を優先させた上で自己に接続された各電気機器の消費電力を設定したり、自己に接続された各電気機器の動作を優先させた上で自己の消費電力を設定しようとしたときに自己の消費電力が設定できなかった場合に各電気機器の消費電力を低くして自己の消費電力が設定できるようにすることができる。
本発明の電子制御装置において、前記電気機器はUSBデバイスであるとしてもよい。
本発明の電子制御装置の制御方法は、
電源装置から電力が入力されるように該電源装置を接続する電源装置接続手段と、前記電源装置とは異なる1以上の電気機器へ電力が出力されるように各電気機器を接続する電気機器接続手段と、を備えた設定された動作クロック周波数で動作する電子制御装置の制御方法であって、
(a)前記電源装置接続手段を介して前記電源装置の最大供給電力に関する情報を該電源装置から取得すると共に前記電気機器接続手段を介して前記各電気機器の最大消費電力に関する情報を該各電気機器から取得するステップと、
(b)前記ステップ(a)で前記電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記電源装置の最大供給電力の値と前記電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記各電気機器の最大消費電力の値と自己の消費電力の設定可能な範囲とに基づいて自己の動作クロック周波数を設定するステップと、
を含むことを要旨とする。
この電子制御装置の制御方法は、電源装置接続手段を介して電源装置の最大供給電力に関する情報を電源装置から取得すると共に電気機器接続手段を介して各電気機器の最大消費電力に関する情報を各電気機器から取得したあと、電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる電源装置の最大供給電力の値と電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる各電気機器の最大消費電力の値と自己の消費電力の設定可能な範囲とに基づいて自己の動作クロック周波数を設定する。このように、自己に接続された電源装置が供給可能な最大供給電力と自己が消費する電力に加えて自己に接続された各電気機器の最大消費電力をも考慮に入れたうえで自己の動作クロック周波数を設定するため、自己の動作のみならず自己に接続された各電気機器の動作をも考慮して自己及び自己に接続された各電気機器の消費電力を設定することができる。したがって、電源装置から供給される電力を自己と自己に接続された1以上の電気機器とで適切に分配して利用することができる。なお、上述した本発明の電子制御装置が備える各種の構成によって奏される作用・機能を実現するためのステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述した制御方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実行させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか複数のコンピュータに分散して実行させれば、上述した制御方法の各ステップが実行されるため、上述した制御方法と同様の作用効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の電子機器の一実施形態であるプリントサーバ10の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のプリントサーバ10は、一つのボード上に構成され、プリンタ30の図示しない拡張スロットの一つに差し込まれた状態で使用されるものであり、プリンタインタフェース28を介してプリンタ30とデータのやり取りを行ったりプリンタ30からの電流の入力などの制御を行うプリンタインタフェースコントローラ26と、LANインタフェース12を介してLAN48に接続されたコンピュータ50からの印刷指示や印刷データを受信するためのLANインタフェースコントローラ14と、第1USBポート34及び第2USBポート38に接続されたUSBデバイス36,40とデータのやり取りを行うUSBホストコントローラ32と、図示しないUSBコネクタのVBUS端子を用いてUSBデバイス36,40に電流を供給するUSB−VBUS電流供給回路42と、プリントサーバ10の各部に電流を供給する電源回路44と、バス46の動作クロック信号を発生させるクロック発生回路24と、プリントサーバ10全体の制御を司るメインコントローラ16とを備える。プリンタインタフェースコントローラ26,LANインタフェースコントローラ14,USBホストコントローラ32,クロック発生回路24及びメインコントローラ16は、バス46を介して各種制御信号やデータのやり取りができるよう構成されている。
プリンタインタフェースコントローラ26は、ボード上に搭載される。このプリンタインタフェースコントローラ26は、プリンタ30から入力した電流をUSB−VBUS電流供給回路42や電源回路44へ供給するようプリンタインタフェース28を制御したり、LAN48上のコンピュータ50から受け取った印刷ジョブをプリンタ30に送信したりする。
LANインタフェースコントローラ14は、LANインタフェース12を介してLAN48に接続された他の機器とデータのやり取りを行うものである。このLANインタフェースコントローラ14は、プリンタ30の表面に露出されるように設けられたLANインタフェース12の図示しないLANポートに接続されたLANケーブルを介してLAN48上を伝達するデータを監視し、プリンタ30のIPアドレスをヘッダに含むデータを受信する。受信されるデータには、例えば、コンピュータ50からの印刷ジョブなどがある。
USBホストコントローラ32は、USBバス上に第1USBポート34及び第2USBポート38を介して接続されたUSBデバイス36,40を制御するためのものである。このUSBホストコントローラ32は、メインコントローラ16からの指令により、USBデバイス36,40とデータのやり取りを行ったり、USBデバイス36,40へ電流を供給する指示をUSB−VBUS電流供給回路42に出したり、プリントサーバ10の電源がオンになったときや新たなUSBデバイスがUSBバス上に接続されたときにはUSBデバイスに関する情報を取得してメインコントローラ16に送信したり、メインコントローラ16の指示により各USBデバイスに適した動作環境に設定したりする。なお、各USBデバイスは、そのデバイスの属性に関する情報を記述したディスクリプタと呼ばれるデータ構造のデータを記憶しており、この中のコンフィギュレーションディスクリプタと呼ばれるデータ構造のデータには、そのUSBデバイスの最大消費電流に関する情報が記述されている。
USB−VBUS電流供給回路42は、USBデバイス36,40へ電流を供給するものである。このUSB−VBUS電流供給回路は、プリンタインタフェース28を介してプリンタ30から入力された電流をUSBホストコントローラ32からの指令により第1USBポート34及び第2USBポート38を介してUSBデバイス36,40へ供給する。
電源回路44は、プリントサーバ10の自己の動作に関わる部分へ電流を供給するものである。この電源回路44は、プリンタインタフェース28を介してプリンタ30から入力された電流を、メインコントローラ16,LANインタフェースコントローラ14,クロック発生回路24,プリンタインタフェースコントローラ26,USBホストコントローラ32へ供給する。
クロック発生回路24は、バス46の動作クロック信号を発生させるものである。このクロック発生回路24は逓倍回路や分周回路などから構成されており、後述する動作クロック設定ルーチンがメインコントローラ16により実行されて動作モードが設定されると、メインコントローラ16からの指令によりその動作モードに対応する動作クロック信号を発生する。本実施形態では、動作モードとして、66(MHz)の動作クロック周波数で動作する低速モード、100(MHz)の動作クロック周波数で動作する中速モード、200(MHz)の動作クロック周波数で動作する高速モードが設定可能であるものとした。なお、動作クロック周波数と各々の動作クロック周波数の時のプリントサーバ10の自己の最大消費電流との関係を下記表1に示す。
Figure 2007305062
メインコントローラ16は、装置全体を制御するCPU18と各種プログラムなどを記憶するROM20と、データを一時的に記憶するRAM22などからなる。
こうして構成された本実施形態のプリントサーバ10は、LAN48上のコンピュータ50などからの印刷ジョブを受信し、プリンタインタフェース28に接続されたプリンタ30に印刷ジョブに基づいて印刷を実行させるプリントサーバの機能と、プリンタインタフェース28を介してプリンタ30から電流を入力して第1USBポート34や第2USBポート38に接続されたUSBデバイス36,40へ電流を供給したり該USBデバイス36,40とデータのやり取りを行ったりするUSBホストの機能とを有する。
次に、こうして構成された本実施形態のプリントサーバ10の動作について説明する。図2は、プリントサーバ10の電源がオンになったとき又はUSBデバイス36,40が装着・脱着されたときにメインコントローラ16のCPU18により実行される動作クロック設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。この動作クロック設定ルーチンが開始されると、メインコントローラ16のCPU18は、まず、所定の低消費電流モードで動作を開始する(ステップS100)。ここで、低消費電流モードとは、プリンタ30から入力可能な最大電流やUSBデバイス36,40の最大消費電流に関する情報の取得等が可能なだけの低い消費電流で動作するモードであり、本実施形態では、33(MHz)の動作クロック周波数で動作するモードとした。次に、プリンタインタフェース28を介してプリンタ30の最大電流供給能力Iin(mA)についての情報を取得する(ステップS110)。そして、USBデバイスを確認するための確認用電流を全てのUSBポートへ供給するようUSB−VBUS電流供給回路を制御する(ステップS120)。そして、確認用電流の供給を受けた各USBデバイスの最大消費電流についての情報を各USBデバイスの既述のコンフィギュレーションディスクリプタから取得し、その消費電流の和Iusb(mA)を算出すると共にUSBデバイスが接続されていないUSBポート(以下、空きポートという)の数を確認する(ステップS130)。その後、空きポートへ接続されるUSBデバイスに供給するため確保しておく電流Iemp(mA)を算出する(ステップS140)。ここで、USBデバイスをUSBホストに接続した直後は、USBデバイスは最大100mAの消費電流で動作する機器として振る舞わなければならないとUSBの規格で決められているため、本実施形態では、この100mAに空きポートの数を掛けて電流Iempを算出することとした。そして、プリントサーバ10が自己の動作に用いることが可能な電流Iserv(mA)を、プリンタ30の最大電流供給能力IinからUSBデバイスが消費する最大消費電流の和Iusbと空きポートへ接続されるUSBデバイスに供給するため確保しておく電流Iempとを引いて求める(ステップS150)。
次に、ステップS150で求めたプリントサーバ10が自己の動作に用いることが可能な電流Iserv(mA)の大きさを判定する(S160)。電流Iservが800(mA)以上の場合は、プリントサーバ10の動作モードを高速モードに設定し(ステップS170)、本ルーチンを終了する。ここで、高速モードとは、既述の通り動作クロック周波数200(MHz),最大消費電流800(mA)で動作するモードである。例えば、プリンタ30の最大電流供給能力Iinが1000(mA)で、第1USBポート34及び第2USBポート38に共にUSBデバイスが接続されていないときがこの場合に該当する。この場合、空きポートが2つあるので、電流Iempが200(mA)となり、電流Iservは、最大電流供給能力Iin(1000(mA))から電流Iemp(200(mA))を引いて800(mA)となる。ステップS160で電流Iservが500(mA)以上800(mA)未満と判定されたときには、プリントサーバ10の動作モードを中速モードに設定し(ステップS180)、本ルーチンを終了する。ここで、中速モードとは、既述の通り動作クロック周波数100(MHz),最大消費電流500(mA)で動作するモードである。例えば、プリンタ30の最大電流供給能力Iinが800(mA)で、第1USBポート34のみに最大消費電流が100(mA)のUSBデバイスが接続されているときがこの場合に該当する。この場合、空きポートが1つあるので、電流Iempが100(mA)となり、電流Iservは、最大電流供給能力Iin(800(mA))から消費電流の和Iusb(100(mA))と電流Iemp(100(mA))とを引いて600(mA)となる。ステップS160で電流Iservが300(mA)以上500(mA)未満と判定されたときには、プリントサーバ10の動作モードを低速モードに設定し(ステップS190)、本ルーチンを終了する。ここで、低速モードとは、既述の通り動作クロック周波数66(MHz),最大消費電流300(mA)で動作するモードである。例えば、プリンタ30の最大電流供給能力Iinが1000(mA)で、第1USBポート34のみに最大消費電流が500(mA)のUSBデバイスが接続されているときがこの場合に該当する。この場合、空きポートが1つあるので、電流Iempが100(mA)となり、電流Iservは、最大電流供給能力Iin(1000(mA))から消費電流の和Iusb(500(mA))と電流Iemp(100(mA))とを引いて400(mA)となる。ステップS160で電流Iservが300(mA)未満と判定されたときには、ステップS200へ進む。例えば、プリンタ30の最大電流供給能力Iinが800(mA)で、第1USBポート34のみに最大消費電流が500(mA)のUSBデバイスが接続されているときがこの場合に該当する。この場合、空きポートが1つあるので、電流Iempが100(mA)となり、電流Iservは、最大電流供給能力Iin(800(mA))から消費電流の和Iusb(500(mA))と電流Iemp(100(mA))とを引いて200(mA)となる。
ステップS160で電流Iservが300(mA)未満と判定されたあとのステップS200では、その時点で各USBデバイスが消費するとされている消費電流より更に低い消費電流での動作が各USBデバイスが可能か否かを判定する。USBデバイスが更に低い消費電流での動作が可能であると判定されたときは、更に低い消費電流での動作を該当のUSBデバイスに指示し、その消費電流に関する情報を取得してその消費電流で該当のUSBデバイスが動作するとして、消費電流の和Iusb(mA)を算出し直し(ステップS210)、ステップS150へ進む。そして、プリントサーバ10が自己の動作に用いることが可能な電流Iserv(mA)を算出し直して、再びステップS160において電流Iservの大きさを判定する。ステップS160において電流Iservの大きさが300(mA)未満と判定されステップS200において各USBデバイスが更に低消費電流での動作が可能であると判定されている間は、既述のステップS210,S150,S160,S200,の処理を繰り返し実行し、ステップS160において電流Iservの大きさが300(mA)以上の大きさであると判定されたときは、既述のステップS170,S180,S190のいずれかのステップにおいて、その電流Iservの大きさに対応した動作モードに設定した後、本ルーチンを終了する。また、ステップS200において、各USBデバイスが更に低い消費電流での動作が不可能であると判定されたときは、所定のアイドル状態に設定し(ステップS220)、本ルーチンを終了する。ここで、本実施形態では所定のアイドル状態として、動作モードを低速モードや中速モード,高速モードのいずれにも設定せず、プリントサーバ10の表面に設けられた図示しない表示ランプを点灯させて動作モードを設定できない旨をユーザに報知するものとした。
次に、一度既述の動作クロック設定ルーチンが実行されて動作モードが設定されたあとで、新たにUSBポートにUSBデバイスが装着された場合について説明する。例えば、第1USBポート34のみにUSBデバイス36が装着された状態でプリントサーバの電源がオンになり、既述の動作クロック設定ルーチンが実行されて動作モードが設定されたあとで、新たに第2USBポート38にUSBデバイス40が装着されたときには、第2USBポート38にUSBデバイス40が装着される前までは、USBデバイス36の最大消費電流とプリンタ30の最大電流供給能力とから動作モードが設定されている。その状態で第2USBポート38にUSBデバイス40が装着されると、USBデバイス40の最大消費電流も考慮に入れて動作モードを設定するために、既述の動作クロック設定ルーチンが実行される。このとき、ステップS130で計算される各USBデバイスの消費電流の和Iusb(mA)は、USBデバイス36の最大消費電流とUSBデバイス40の最大消費電流との和として計算される。また、ステップS200では、USBデバイス36だけでなくUSBデバイス40についても更に低い消費電流での動作が可能か否かが判定される。ここでは、新たに第2USBポート38にUSBデバイス40が装着されるときについて説明したが、第1USBポート34に装着されているUSBデバイス36が脱着されるときも、既述の動作クロック設定ルーチンが実行されて動作モードが設定される。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のプリンタインタフェース28が本発明の電源装置接続手段に相当し、本実施形態の第1USBポート34及び第2USBポート38が本発明の電気機器接続手段に相当し、本実施形態のメインコントローラ16が本発明の動作クロック周波数設定手段に相当し、本実施形態のメインコントローラ16及びプリンタインタフェースコントローラ26が電源装置情報取得手段に相当し、本実施形態のメインコントローラ16及びUSBホストコントローラ32が電気機器情報取得手段に相当する。なお、本実施形態では、プリントサーバ10の動作を説明することにより本発明の電子制御装置の制御方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のプリントサーバ10によれば、自己に接続されたプリンタ30が供給可能な最大供給電流(Iin)と自己の消費電流(Iserv)に加えて自己に接続された各USBデバイスの最大消費電流(その総和がIusb)をも考慮に入れたうえで自己のバス46の動作クロック周波数を設定するため、自己の動作のみならず自己に接続された各USBデバイスの動作をも考慮して自己及び自己に接続された各USBデバイスの消費電流を設定することができる。したがって、プリンタ30から供給される電流を自己と自己に接続された1以上のUSBデバイスとで適切に分配して利用することができる。
また、新たなUSBデバイスが自己に接続された時には接続されたことを検出することができると共に、接続された新たなUSBデバイスの動作も考慮に入れて自己のバス46の動作クロック周波数を設定し直すことができる。
更に、プリンタ30の最大電流供給能力と各USBデバイスの最大消費電流の総和との差から求められるプリントサーバ10が自己の動作に用いることが可能な電流Iserv(mA)の大きさを動作クロック設定ルーチンのステップS160において判定し、その電流Iservの大きさに見合った動作モードに設定するから、USBデバイスの動作を優先させた上で自己のバス46の動作クロック周波数を設定することができる。
更にまた、動作クロック設定ルーチンのステップS160では、電流Iservの大きさの判定に用いる閾値(本実施形態では、300(mA),500(mA),800(mA))は、それぞれ、バス46の動作クロック周波数を低速モードの時の66(MHz),中速モードの時の100(MHz),高速モードの時の200(MHz)に設定したときのプリントサーバ10の自己の最大消費電流に対応しており、そのときの電流Iservの大きさによって動作モードが設定されるから、算出された電流Iservを超えない範囲で設定可能な自己のバス46の動作クロック周波数が存在するときには、設定可能な最大の動作クロック周波数に設定される。このため、自己に接続されたプリンタ30から供給される電流を自己と自己に接続された各USBデバイスとで最大限に利用することができる。
そしてまた、動作クロック設定ルーチンのステップS160で、電流Iservの大きさが300(mA)未満と判定されたときには、ステップS200においてその時点で各USBデバイスが消費するとされている消費電流より更に低い消費電流での動作が各USBデバイスが可能か否かを判定し、USBデバイスが更に低い消費電流での動作が可能であると判定されたときには、更に低い消費電流での動作を該当のUSBデバイスに指示し、その消費電流に関する情報を取得してその消費電流で該当のUSBデバイスが動作するとして、消費電流の和Iusb(mA)を算出し直すため、自己のバス48の動作クロック周波数が設定不可能なときに、USBデバイス36,40の消費電流を低くして自己のバス48の動作クロック周波数の設定ができるようにすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では図2に示す動作クロック設定ルーチンを採用したが、図3に示す動作クロック設定ルーチンを採用してもよい。以下に図3の動作クロック設定ルーチンについて説明するが、図3の動作クロック設定ルーチンの処理ブロックのうち図2の動作クロック設定ルーチンと同じ処理ブロックについては同じステップ番号を付しその説明を省略する。この動作クロック設定ルーチンが開始されると、メインコントローラ16のCPU18は、まず、ステップS100の処理を実行したあと、電流Iservにプリントサーバ10の高速モードに対応する最大消費電流(800(mA))を設定する(ステップS300)。そして、ステップS110,S120,S130,S140の処理を順に実行する。次に、各USBデバイスに供給可能な電流Iusb*を、プリンタ30の最大電流供給能力Iinからプリントサーバ10の自己の消費する電流Iservと空きポートへ接続されるUSBデバイスに供給するため確保しておく電流Iempとを引いて求め(ステップS310)、その電流Iusb*がステップS130において算出した各USBデバイスの消費電流の和Iusb(mA)より大きいか否かを判定する(ステップS320)。電流Iusb*が消費電流の和Iusb以上と判定されたときは、各USBデバイスが必要とする電流を供給可能であるから、その時点で設定されている電流Iservの大きさに見合った動作モードに設定して(ステップS330)、本ルーチンを終了する。この場合は、ステップS300で設定された高速モードに設定される。一方、電流Iusb*が消費電流の和Iusb未満であると判定されたときは、ステップS200の処理を実行し、USBデバイスが更に低い消費電流での動作が可能であると判定されたときは、ステップS210の処理を実行し、ステップS320で再び電流Iusb*が消費電流の和Iusb以上か否かを判定する。ステップS320で否定判定され、ステップS200で肯定判定されている間は、ステップS200,S210,S320の処理を繰り返し実行し、ステップS320で電流Iusb*が消費電流の和Iusb以上となったときは、その時点で設定されている電流Iservの大きさに見合った動作モードに設定して(ステップS330)、本ルーチンを終了する。この場合は、ステップS300で設定された高速モードに設定される。また、各USBデバイスの消費電流の値は、最後にステップS210で消費電流の和Iusbを算出したときに使用された値に設定される。また、ステップS200,S210,S320の処理を繰り返し実行しているうちに、ステップS200で否定判定されたときは、各USBデバイスの消費電流を低くすることができないため、プリントサーバ10の自己の動作モードを消費電流のより低い動作モードで動作可能であるか否かを判定し(ステップS340)、消費電流のより低い動作モードで動作可能なときは、その動作モードに変更し電流Iservをより小さくする(ステップS350)。ステップS310で、変更後の電流Iservを用いて電流Iusb*を算出し直し、再びステップS320において電流Iusb*が消費電流の和Iusb以上か否かを判定する。ステップS320で否定判定され、ステップS340で肯定判定されている間は、ステップS340,S350,S310,S320,S200の処理を繰り返し実行し、ステップS320で電流Iusb*が消費電流の和Iusb以上となったときは、その時点で設定されている電流Iservの大きさに見合った動作モードに設定して(ステップS330)、本ルーチンを終了する。ステップS340,S350,S310,S320,S200の処理を繰り返し実行しているうちに、ステップS340で否定判定されたときは、プリントサーバ10の自己の動作モードを消費電流のより低い動作モードに変更できないため、ステップS220の処理を実行し、本ルーチンを終了する。こうすれば、自己の動作を優先させた上で自己に接続された各USBデバイスの消費電流を設定することができる。
上述した実施形態では、USBポートを2つ備えた場合について説明したが、USBポートの数はいくつでもかまわない。例えば、USBポートを4つ備えた場合には、この4つのUSBポートに接続された各USBデバイスの全てについて最大消費電流に関する情報を取得したのち、その総和とプリンタ30の最大電流供給能力Iinとに基づいてバス46の動作クロック周波数を設定することとなる。
上述した実施形態では、各USBデバイスの最大消費電流に関する情報を取得するときには、全てのUSBデバイスに一斉に電流を供給したのち情報を取得するとしたが、1つのUSBデバイスに電流を供給してそのUSBデバイスの最大消費電流に関する情報を取得したあと電流の供給を停止するという処理を順々に繰り返して、自己に接続された全てのUSBデバイスの最大消費電流に関する情報を取得するとしてもよい。
上述した実施形態では、プリントサーバ10が電流を供給するのは、USBデバイスであるとして説明したが、自己に接続されたデバイスの最大消費電流に関する情報が取得可能であればUSB接続以外の接続方法で接続されたデバイスに電流を供給するとしてもかまわない。この場合は、そのデバイスに適したコントローラと接続ポートを備えることとなる。
上述した実施形態では、設定可能な自己のバス46の動作クロック周波数は、低速モードの66(MHz),中速モードの100(MHz),高速モードの200(MHz)の3段階としたが、3段階よりも多くの動作クロック周波数が設定可能であるとしてもよい。
上述した実施形態では、設定可能な自己のバス46の動作クロック周波数は、低速モードの66(MHz),中速モードの100(MHz),高速モードの200(MHz)の3段階としたが、連続した動作クロック周波数が設定可能であるとしてもよい。この場合は、自己のバス46の動作クロック周波数をその最大消費電流がプリントサーバ10の動作に用いることが可能な電流Iservと略等しくなるように設定することが可能となるため、プリンタ30から入力される電流を最大限利用することができる。
上述した実施形態では、USBハブ以外のUSBデバイスが接続される場合について説明したが、USBハブが接続されてもよい。この場合は、該USBハブに備えられたUSBポートも含めた全てのUSBポートについて消費電流の和Iusbや電流Iempを算出したり空きポートを確認することとなる。
上述した実施形態では、本発明をプリントサーバ10について適用することについて説明したが、本発明は、何らかの機器から電流を入力し、その入力した電流を自己に接続されたデバイスと自己とで分配して利用することと自己の動作クロックを変更することが可能な電子機器であれば如何なるものに適用してもよい。
本発明の一実施形態であるプリントサーバ10の構成の概略を示す構成図である。 プリントサーバ10のメインコントローラ16のCPU18により実行される動作クロック設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 他の動作クロック設定ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 プリントサーバ、12 LANインタフェース、14 LANインタフェースコントローラ、16 メインコントローラ、18 CPU、20 ROM、22 RAM、24 クロック発生回路、26 プリンタインタフェースコントローラ、28 プリンタインタフェース、30 プリンタ、32 USBホストコントローラ、34 第1USBポート、36,40 USBデバイス、38 第2USBポート、42 USB−VBUS電流供給回路、44 電源回路、46 バス、48 LAN、50 コンピュータ

Claims (8)

  1. 設定された動作クロック周波数で動作する電子制御装置であって、
    電源装置から電力が入力されるように該電源装置を接続する電源装置接続手段と、
    該電源装置接続手段を介して前記電源装置の最大供給電力に関する情報を該電源装置から取得する電源装置情報取得手段と、
    前記電源装置とは異なる1以上の電気機器へ電力が出力されるように各電気機器を接続する電気機器接続手段と、
    該電気機器接続手段を介して前記各電気機器の最大消費電力に関する情報を該各電気機器から取得する電気機器情報取得手段と、
    前記電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記電源装置の最大供給電力の値と前記電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記各電気機器の最大消費電力の値と自己の消費電力の設定可能な範囲とに基づいて自己の動作クロック周波数を設定する動作クロック周波数設定手段と、
    を備えた電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記電気機器接続手段に新たな電気機器が接続されたことを検出する検出手段を備え、
    前記動作クロック周波数設定手段は、前記検出手段が前記電気機器接続手段に前記新たな電気機器が接続されたことを検出したときには、該新たな電気機器の最大消費電力に関する情報を前記電気機器情報取得手段によって取得すると共に改めて自己の動作クロック周波数を設定する、
    電子制御装置。
  3. 前記動作クロック周波数設定手段は、前記電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記電源装置の最大供給電力の値と前記電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる各電気機器の最大消費電力の値の総和との差に基づいて自己の消費電力の上限を算出し、該算出した上限を超えない範囲で自己の動作クロック周波数を設定する、
    請求項1又は2に記載の電子制御装置。
  4. 前記動作クロック周波数設定手段は、前記算出した上限を超えない範囲で設定可能な動作クロック周波数が存在するときには該設定可能な動作クロック周波数のうち最大の動作クロック周波数に設定する、
    請求項3に記載の電子制御装置。
  5. 前記動作クロック周波数設定手段は、前記各電気機器が各最大消費電力より低い消費電力での動作が可能なときには、該消費電力の値を前記各電気機器の最大消費電力の値の代わりに用いて自己の動作クロック周波数を設定する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の電子制御装置。
  6. 前記電気機器はUSBデバイスである、
    請求項1〜5のいずれかに記載の電子制御装置。
  7. 電源装置から電力が入力されるように該電源装置を接続する電源装置接続手段と、前記電源装置とは異なる1以上の電気機器へ電力が出力されるように各電気機器を接続する電気機器接続手段と、を備えた設定された動作クロック周波数で動作する電子制御装置の制御方法であって、
    (a)前記電源装置接続手段を介して前記電源装置の最大供給電力に関する情報を該電源装置から取得すると共に前記電気機器接続手段を介して前記各電気機器の最大消費電力に関する情報を該各電気機器から取得するステップと、
    (b)前記ステップ(a)で前記電源装置情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記電源装置の最大供給電力の値と前記電気機器情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記各電気機器の最大消費電力の値と自己の消費電力の設定可能な範囲とに基づいて自己の動作クロック周波数を設定するステップと、
    を含む電子制御装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載の制御方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラム。
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