JP6938916B2 - 水洗大便器 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、水洗大便器に関する。
従来、便器本体のボウル部の上縁に形成されたリム部から洗浄水を吐水し、ボウル部で旋回流を生じさせることで、ボウル部の洗浄を行う水洗大便器が知られている(例えば特許文献1参照)。
具体的には、水洗大便器において、洗浄水は先ず、貯水タンクなどの給水源から貯水タンク下方に形成された主導水路へ供給される。そして、主導水路に供給された洗浄水は、リム部に沿って形成されたリム導水路へ流れ込み、続いてリム導水路を通って、ボウル部へ向けて開口された吐水部から吐水される。
特開2016−142100号公報
しかしながら、上記した主導水路の洗浄水は、リム導水路へ流れ込む際、例えばリム導水路の壁面に衝突してから流れ込むため、かかる衝突によって空気を巻き込むことがある。特に、近年においては便器の節水化が進んでおり、効果的に洗浄を行なうために少ない量の洗浄水を勢いよく流す必要があるため、高いエネルギーで衝突してしまうことで、より圧力の高まった空気を巻き込んでしまうことがある。空気を巻き込んだ洗浄水は、吐水部から吐水されるときに空気が破裂して、洗浄水が飛散してしまうことがある。また、強い衝撃によって流れに乱れが生じ、吐水部からの飛散が助長されてしまうことがある。このように、従来技術に係る水洗大便器には、吐水部から吐水される洗浄水の飛散を抑制するという点で改善の余地があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、吐水部から吐水される洗浄水の飛散を抑制することができる水洗大便器を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、給水源から供給される洗浄水を流通させる主導水路と、前記主導水路から供給される洗浄水の流れ方向を屈曲させる屈曲導水路と、前記屈曲導水路から供給される洗浄水をボウル部へ向けて開口された吐水部へ流通させて吐水させるリム導水路と、少なくとも前記屈曲導水路に形成されるとともに、上方が開口された凹状に形成され、前記主導水路から供給される洗浄水の一部を滞留させる滞留部とを備え、前記滞留部は、下流側の上端部が前記吐水部の底面と水平または前記吐水部の底面よりも高くなるように形成されることを特徴とする。
これにより、主導水路から屈曲導水路へ供給される洗浄水は、滞留部に滞留された洗浄水によって衝突時の衝撃力が緩和されるため、空気を巻き込みにくくすることができる。よって、吐水部から吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、滞留部の上端部は、吐水部の底面よりも高くなるように形成されることが可能となるため、例えば洗浄水は吐水部から斜め下へ向けて吐水されることとなり、よって吐水部から吐水される洗浄水が、上方のユーザ側へ飛散することを抑制することができる。
また、前記リム導水路は、前記屈曲導水路から供給された洗浄水を、流れ方向を屈曲させて前記ボウル部の後方部へ向けて前記吐水部から吐水させることを特徴とする。
このように、リム導水路において流れ方向が変わると、屈曲導水路で生じた空気混入や流れの乱れを整流することなく吐水されることになるため、吐水部からの洗浄水が飛散するおそれがあるが、滞留部を備えることで、リム導水路に対し、空気を比較的巻き込んでおらず、流れが乱れにくい洗浄水を供給することができ、よって吐水部から吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、前記屈曲導水路は、前記主導水路から供給される洗浄水の流れ方向を異なる複数の方向に屈曲させることを特徴とする。
このように、屈曲導水路において洗浄水の流れ方向が複数の方向に屈曲させられると、洗浄水が屈曲導水路に衝突して空気を巻き込み易くなるが、滞留部を備えることで、衝突時の衝撃力が緩和され、洗浄水は空気を巻き込みにくくなる。これにより、吐水部から吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、前記滞留部は、底面から前記下流側の上端部に向けて上り傾斜となる傾斜面を備えることを特徴とする。
これにより、滞留部に供給される洗浄水は傾斜面に沿って上昇してリム導水路へ流れ出すこととなるため、洗浄水をスムーズに流すことができ、よってリム導水路へ流れ出た後の流れの乱れをより一層生じにくくすることができる。
また、前記滞留部は、前記下流側の上端部が前記リム導水路内に位置するように形成されることを特徴とする。
これにより、滞留部の下流側の上端部がリム導水路内に入り込むこととなる。そのため、滞留部の下流側の上端部からリム導水路へ流れ込む洗浄水において、例えば流路断面積が大きく変化して流れに乱れが生じることを抑制でき、結果として吐水部から吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、前記リム導水路は、前記屈曲導水路から供給される洗浄水の入口部が、前記滞留部に滞留している洗浄水の水面よりも下方に位置するように形成されることを特徴とする。
このように、リム導水路の入口部が滞留部の洗浄水の水面よりも下方に位置して水没するようにしたことで、例えば滞留部からリム導水路へ流れる洗浄水が空気に接触しにくくなり、結果として空気の巻き込みを効果的に抑制することができる。また、滞留部からリム導水路へ流れ出た洗浄水は、例えばリム導水路内の空気を吐水部へ押し出しつつ流れるため、空気を巻き込みにくく、よって吐水部から吐水される際の飛散をより一層抑制することができる。また、屈曲導水路から供給される洗浄水により、滞留部に滞留している洗浄水を確実に循環させることもできる。
また、前記主導水路は、底面が上流側から下流側に向けて下り傾斜となるように形成されることを特徴とする。
近年の節水化に伴って主導水路内を流れる洗浄水の流速や流量が減少する傾向にあるが、主導水路は下り傾斜となるように形成されることから、主導水路内を流れる洗浄水の流速を増加させることができる。これにより、吐水部を吐水される洗浄水の速度も増加するため、よってボウル部を効率よく洗浄でき、水洗大便器の洗浄性能を向上させることができる。また、洗浄水が増速すると、屈曲導水路に衝突することで、空気をより多く巻き込んでしまうおそれがあるが、滞留部を備えるため、洗浄水の衝突による衝撃力は緩和され、洗浄水において空気を巻き込みにくくすることができる。これにより、吐水部から吐水される際の飛散を抑制することができる。すなわち、水洗大便器の洗浄性能の向上と、洗浄水の飛散の抑制とを両立させることができる。
実施形態の一態様によれば、吐水部から吐水される洗浄水の飛散を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る水洗大便器を示す平面図である。 図2は、図1のII−II線断面図である。 図3は、図2のIII−III線断面図である。 図4は、図3のIV−IV線断面図である。 図5は、変形例に係る水洗大便器の滞留部を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する水洗大便器の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.水洗大便器の構成>
図1は、実施形態に係る水洗大便器を示す平面図であり、図2は図1のII−II線断面図である。なお、図1等では、説明を分かり易くするため、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、他の図においても図示する場合がある。
また、以下の説明では、直交座標系におけるX軸正方向を「右方」、X軸負方向を「左方」、Y軸正方向を「前方」、Y軸負方向を「後方」、Z軸正方向を「上方」、Z軸負方向を「下方」と記載する場合がある。なお、図1,2および図3以降に示す図は、いずれも模式図である。
図1および図2に示すように、水洗大便器1は、例えば陶器製であり、便器本体2と、貯水タンク3とを備える。
貯水タンク3は、便器本体2の後方上部に設置される。貯水タンク3は、便器本体2のボウル部10(後述)を洗浄する洗浄水を貯留する。図2に示すように、貯水タンク3の底面には、底面を上下方向に貫通する開口3aが設けられる。開口3aには、図示しない開閉弁が取り付けられ、便器洗浄を開始させるための操作部(図示せず)が操作されると、開口3aを開放して洗浄水を排水させる。なお、貯水タンク3は、給水源の一例であるが、これに限られず、給水源としてフラッシュバルブを用いてもよい。
便器本体2は、ボウル部10と、導水路20と、排水トラップ部30(図2参照)とを備える。なお、図1,2にあっては、図示の簡略化のため、便器本体2が備える便座や便座を覆うカバーなど一部の部材の図示を省略した。
ボウル部10は、汚物受け面11と、リム部12とを備える。汚物受け面11は、汚物を受けることが可能なボウル状に形成される。リム部12は、ボウル部10の上縁を構成するように形成される。
また、リム部12には、便器洗浄が行われる場合に洗浄水を吐水する第1吐水部24aおよび第2吐水部24bが形成される。第1吐水部24aは、例えばリム部12の左方部の中央付近に形成される。第2吐水部24bは、例えばリム部12の右後方部に形成される。
また、第1、第2吐水部24a,24bはともに、ボウル部10の汚物受け面11へ洗浄水を吐水したとき、汚物受け面11に例えば反時計回りの旋回流(図3参照)を生じさせる向きに開口される。なお、上記した第1、第2吐水部24a,24bが形成される位置や開口の向きは、あくまでも例示であって限定されるものではない。また、以下では、第1吐水部24aと第2吐水部24bとを区別しないときに「吐水部24」と記載する場合がある。
導水路20は、貯水タンク3の洗浄水をボウル部10へ導く流路である。なお、導水路20の詳しい構成については後述する。
図2に示すように、排水トラップ部30は、入口部30aと、上昇管路30bと、下降管路30cとを備える。入口部30aは、汚物受け面11の底部と連続するように設けられ、ボウル部10からの洗浄水を排水トラップ部30へ流入させる。上昇管路30bは、入口部30aから斜め上方へ向けて延びるように形成される。下降管路30cは、上昇管路30bから下方へ向けて延びるように形成される。
また、下降管路30cの下端には、排水管40が接続される。したがって、便器洗浄が行われる場合、ボウル部10の洗浄水は、排水トラップ部30の入口部30a、上昇管路30bおよび下降管路30cを介して排水管40へと排水される。
なお、水洗大便器1は、ボウル部10内の洗浄水の落差による流水作用で汚物を押し流す、所謂洗い落し式である。また、水洗大便器1は、洗い落し式に限定されるものではなく、例えばサイホン作用を利用してボウル部10内の汚物を引き込んで排水する、所謂サイホン式であってもよい。なお、図1,2では、床置き式の水洗大便器1を示したが、これに限定されるものではなく、壁掛け式であってもよい。
このように、本実施形態に係る水洗大便器1は、リム部12に設けられた吐水部24から洗浄水を吐水し、ボウル部10の汚物受け面11で旋回流を生じさせることで、ボウル部10の洗浄を行う。
<2.導水路の構成>
次に、上記した導水路20について図2および図3を参照して詳しく説明する。図3は、図2のIII−III線断面図である。
導水路20は、洗浄水の流路であり、洗浄水が吐水部24から吐水される際に飛散することを抑制できるように構成される。具体的に、導水路20は、主導水路21と、屈曲導水路22と、リム導水路23と、滞留部25とを備える。
図2に示すように、主導水路21は、貯水タンク3の下方から便器前方へ向けて形成され、貯水タンク3から供給される洗浄水を流通させる(矢印A参照)。詳しくは、主導水路21の後部天井面21aにおいて、貯水タンク3の開口3aと対応する位置には、後部天井面21aを上下方向に貫通する流入口21bが形成される。流入口21bは、上記した貯水タンク3の開閉弁によって開口3aが開放されると、貯水タンク3内の洗浄水を主導水路21内へ流入させる。
また、主導水路21は、底面21cが上流側から下流側に向けて下り傾斜となるように形成される。近年の節水化に伴って主導水路21内を流れる洗浄水の流速や流量が減少する傾向にあるが、主導水路21が下り傾斜であることから、流入口21bから流入して主導水路21内を流れる洗浄水の流速を増加させることができ、よって水洗大便器1の洗浄性能を向上させることができる。すなわち、主導水路21で流速が増加させられた洗浄水は、主導水路21の後流側に設けられる吐水部24から吐水されたときに、汚物受け面11全体に十分に行き渡るような旋回流を形成することができる。これにより、汚物受け面11を効率よく洗浄することができ、よって水洗大便器1の洗浄性能を向上させることができる。
屈曲導水路22は、主導水路21の下流側に連続するように形成され、図3に示すように、主導水路21から供給される洗浄水の流れ方向を屈曲させる。
詳しくは、屈曲導水路22は、主導水路21から供給される洗浄水の流れ方向(図3の平面視でY軸正方向)を、図3に矢印Ba,Bbで示すように、例えば左右の2方向(図3の平面視でX軸正方向およびX軸負方向)に屈曲させる。
このように、屈曲導水路22は、主導水路21から供給される洗浄水の流れ方向を異なる複数の方向(ここでは左右方向)に屈曲させる。言い換えると、屈曲導水路22は、主導水路21から供給される洗浄水の流路を左右方向に分岐させる分岐路である。なお、上記では、屈曲導水路22は、洗浄水の流れ方向を左右の2方向に屈曲させたが、3方向以上であってもよい。また、屈曲導水路22には、滞留部25が形成されるが、これについては後述する。
リム導水路23は、屈曲導水路22の下流側に連続するように形成され、屈曲導水路22から供給される洗浄水を吐水部24へ流通させて吐水させる。詳しくは、リム導水路23は、第1リム導水路23aと、第2リム導水路23bと、上記した第1、第2吐水部24a,24bとを備える。
第1リム導水路23aは、ボウル部10の後方部から左方部へ向けてリム部12に沿って形成される。また、第1リム導水路23aの下流側の端部には、第1吐水部24aが形成される。
第1リム導水路23aには、屈曲導水路22によって流れ方向がボウル部10の左方部へ屈曲させられた洗浄水が流入して平面視で反時計回りに流れ(矢印Ca参照)、その後第1吐水部24aからボウル部10の汚物受け面11へ吐水される(矢印Da参照)。
第2リム導水路23bは、ボウル部10の後方部にリム部12に沿って形成される。また、第2リム導水路23bは、流路の途中で洗浄水の流れ方向を屈曲させる屈曲部位23b1を備える。具体的には、第2リム導水路23bの屈曲部位23b1は、洗浄水を平面視で時計回りにボウル部10の周方向へ向けて流通させられた洗浄水の流れ方向を屈曲させて、より具体的にはUターンさせて、ボウル部10の後方部へ向ける。また、第2リム導水路23bの下流側の端部には、第2吐水部24bが形成される。
これにより、第2リム導水路23bには、屈曲導水路22によって流れ方向がボウル部10の右方部へ屈曲させられた洗浄水が流入して平面視で時計回りに流れた後、屈曲部位23b1で流れ方向が反転されて反時計回りとなる(矢印Cb参照)。その後、洗浄水は、第2吐水部24bからボウル部10の汚物受け面11へ吐水される(矢印Db参照)。
このように、第2リム導水路23bは、屈曲導水路22から供給された洗浄水を、流れ方向を屈曲させ、ボウル部10の後方部へ向けて第2吐水部24bから吐水させる。
なお、本明細書において、上記した第1吐水部24aは、第1リム導水路23aによって閉鎖された空間とそれよりも下流側の開放された空間との境界部分のことを指し、また、第2吐水部24bは、第2リム導水路23bによって閉鎖された空間とそれよりも下流側の開放された空間との境界部分のことを指している。また、本明細書において、主導水路21は、流入口21bから後述する滞留部25の後方の上端部25aまでを指している。屈曲導水路22は、滞留部25の後方の上端部25aから第1、第2リム導水路23a,23bの各入口部123a,123b(言い換えると、便器前方へ向け流れていた洗浄水の流れ方向がボウル部10の周方向へ屈曲する位置)までを指している。また、第1、第2リム導水路23a,23bは、各入口部123a,123bから第1、第2吐水部24a,24bまでを指している。
ところで、上記したように、洗浄水が主導水路21から屈曲導水路22を介して第1、第2リム導水路23a,23bへ流れる場合、主導水路21の洗浄水は、屈曲導水路22や第1、第2リム導水路23a,23b等の壁面に衝突し、衝突によって圧力の高まった空気を巻き込み易い。洗浄水は、空気を巻き込むと、例えば吐水部24から吐水される際に空気が破裂して、周辺に飛散してしまうことがある。
そこで、本実施形態にあっては、屈曲導水路22に滞留部25を形成することで、上記した洗浄水の飛散を抑制するようにした。以下、滞留部25について図2〜図4を参照して詳しく説明する。図4は、図3のIV−IV線断面図である。
図2〜図4に示すように、滞留部25は、屈曲導水路22の下方に形成され、主導水路21から供給される洗浄水の一部を滞留させる。以下では、滞留部25に滞留される洗浄水を「滞留水W」と記載する場合がある。なお、図2〜図4では、滞留水Wをドットで示している。
具体的には、滞留部25は、例えば上方が開口された凹状に形成され、上端側で主導水路21の底面21cおよび第1、第2リム導水路23a,23bの底面23a2,23b2に接続される。詳しくは、滞留部25の後方の上端部25a(図2参照)が主導水路21の底面21cに、左方の上端部25ba(図4参照)が第1リム導水路23a底面23a2に、右方の上端部25bb(図4参照)が第2リム導水路23b底面23b2に接続される。したがって、上端部25aが洗浄水の流れ方向において上流側となり、上端部25ba,25bbが下流側となる。
図4に示すように、滞留部25は、下流側の上端部25baが第1吐水部24aの底面24a1よりも高くなるように形成されるとともに、下流側の上端部25bbが第2吐水部24bの底面24b1よりも高くなるように形成される。言い換えると、滞留部25の上端部25ba,25bbから第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1までがともに、下り傾斜となるように形成される。なお、図4では、滞留部25の上端部25ba,25bbと、第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1との高さ関係を理解し易くするため、第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1を想像線で示した。
したがって、便器洗浄前の導水路20においては、滞留部25にのみ滞留水Wが滞留した状態となる。すなわち、例えば便器洗浄によって洗浄水は、第1、第2リム導水路23a,23bを流れて第1、第2吐水部24a,24bから吐水される。そして、例えば便器洗浄の完了後に、洗浄水が第1、第2リム導水路23a,23bに残留した場合であっても、残留した洗浄水は、上記した高さ関係により、第1、第2吐水部24a,24bへ向かって流れてボウル部10へ排出されることとなる。
そのため、便器洗浄の完了後で、かつ次回の便器洗浄前の導水路20においては、滞留部25にのみ滞留水Wが滞留する一方、第1リム導水路23aや第2リム導水路23bには洗浄水は滞留しない状態となる。
なお、上端部25ba,25bbと底面24a1,24b1との高さ関係は、上記に限られず、例えば滞留部25の上端部25ba,25bbは、第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1と水平または略水平になるように形成されてもよい。
上記したように、滞留部25に滞留水Wがあることで、便器洗浄時に洗浄水が空気を巻き込みにくくなり、吐水部24から吐水される洗浄水の飛散を抑制することができる。詳しくは、便器洗浄の際、主導水路21に洗浄水が供給されると、主導水路21の洗浄水は、滞留部25へ流れ込んで衝突する。
このとき、洗浄水は、図4に矢印Ba,Bbに示すように、滞留部25の滞留水Wに衝突する。そのため、洗浄水にあっては、例えば屈曲導水路22等の壁面などに直接衝突する場合に比べ、衝撃力が滞留部25の滞留水Wによって緩和されることとなり、圧力の高まった空気を巻き込みにくくなる。すなわち、滞留部25は、洗浄水に対するバッファ部として機能する。
そして、圧力の高まった空気を比較的巻き込んでいない洗浄水は、吐水時の空気の破裂も招きにくく、また矢印Ca,Cbに示すように、第1リム導水路23aや第2リム導水路23bへ流れ出した後も流れが乱れにくいため、よって第1、第2吐水部24a,24bから吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、上記したように、滞留部25の上端部25ba,25bbは、第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1よりも高くなるように形成されるため、洗浄水は第1、第2吐水部24a,24bから斜め下へ向けて吐水されることとなる(図4の矢印Da,Db参照)。これにより、第1、第2吐水部24a,24bから吐水される洗浄水が、上方のユーザ側へ飛散することを抑制することができる。
また、滞留部25の下流側の上端部25ba,25bbが第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1と水平または底面24a1,24b1よりも高くなるように形成されることから、吐水の際に洗浄水の流れに対して乱れを生じさせにくくすることができる。すなわち、例えば仮に、滞留部25の上端部25ba,25bbから第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1までの間に、前回の吐水の洗浄水が残留していると、今回の吐水の洗浄水が残留している洗浄水を巻き込んで流れに乱れが生じ易い。
これに対し、本実施形態にあっては、滞留部25の上端部25ba,25bbと第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1との高さ関係を上記のように構成したため、滞留部25の上端部25ba,25bbから第1、第2吐水部24a,24bの底面24a1,24b1までの間に洗浄水は残留せず、結果として吐水の際に洗浄水の流れに対して乱れを生じさせにくくすることができる。
さらに、滞留部25は、傾斜面25cを備える。傾斜面25cは、滞留部25の底面25dから連続して第1リム導水路23a側へ向かう面と、底面25dから連続して第2リム導水路23b側へ向かう面とを含む。そして、傾斜面25cは、滞留部25の底面25dから下流側の上端部25ba,25bbに向けて上り傾斜となるように形成される。
これにより、便器洗浄時に主導水路21から供給される洗浄水は、滞留部25に流れ込んで滞留水Wと混合された後、傾斜面25cに沿って徐々に上昇して第1リム導水路23aや第2リム導水路23bへ流れ出すこととなる。これにより、例えば滞留部25の傾斜面25cが垂直な面であった場合に比べ、洗浄水の圧力損失を小さくしてスムーズに流すことができ、よって第1、第2リム導水路23a,23bへ流れ出た後の流れの乱れをより一層生じにくくすることができる。
また、第2リム導水路23bは、流路の長さが第1リム導水路23aに比べて短く、また上記したように屈曲部位23b1(図3参照)によって流れ方向が変わることから、屈曲導水路22で生じた空気混入や流れの乱れを整流することなく吐水されることになるため、第2吐水部24bから吐水される洗浄水が飛散するおそれがある。しかしながら、本実施形態にあっては、第2リム導水路23bに対し、空気を比較的巻き込んでおらず、流れが乱れにくい洗浄水が供給されることから、第2吐水部24bから吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、屈曲導水路22は、上記したように主導水路21から供給される洗浄水の流れ方向を左右方向に屈曲させるため、主導水路21の洗浄水が衝突して空気を巻き込むおそれがある。しかしながら、本実施形態にあっては、滞留部25を備えるため、洗浄水の衝突による衝撃力は滞留部25の滞留水Wによって緩和され、洗浄水は空気を巻き込みにくくなる。これにより、第1、第2吐水部24a,24bから吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、滞留部25は、下流側の上端部25ba,25bbが第1、第2リム導水路23a,23b内に位置するように形成される。すなわち、滞留部25は、下流側の上端部25ba,25bbが第1、第2リム導水路23a,23b内に入り込むように形成される。
これにより、滞留部25の下流側の上端部25ba,25bbから第1、第2リム導水路23a,23bへ流れ込む洗浄水において、流路断面積が大きく変化して流れに乱れが生じることを抑制でき、結果として第1、第2吐水部24a,24bから吐水される際の飛散を抑制することができる。
また、主導水路21は、上記したように下り傾斜となるように形成されるため、主導水路21内を流れる洗浄水の流速は増加する。これにより、水洗大便器1の洗浄性能を向上させることができるが、増速された洗浄水が屈曲導水路22に衝突することで、空気をより多く巻き込んでしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態にあっては、滞留部25を備えるため、増速された場合であっても、洗浄水の衝突による衝撃力は滞留部25の滞留水Wによって緩和され、洗浄水は空気を巻き込みにくくなる。これにより、第1、第2吐水部24a,24bから吐水される際の飛散を抑制することができる。すなわち、本実施形態にあっては、水洗大便器1の洗浄性能の向上と、洗浄水の飛散の抑制とを両立させることができる。
上述してきたように、実施形態に係る水洗大便器は、主導水路21と、屈曲導水路22と、リム導水路23と、滞留部25とを備える。主導水路21は、貯水タンク3(給水源の一例)から供給される洗浄水を流通させる。屈曲導水路22は、主導水路21から供給される洗浄水の流れ方向を屈曲させる。リム導水路23は、屈曲導水路22から供給される洗浄水をボウル部10へ向けて開口された吐水部24へ流通させて吐水させる。滞留部25は、少なくとも屈曲導水路22に形成されるとともに、上方が開口された凹状に形成され、主導水路21から供給される洗浄水の一部を滞留させる。また、滞留部25は、下流側の上端部25ba,25bbが吐水部24の底面24a1,24b1と水平または吐水部24の底面24a1,24b1よりも高くなるように形成される。これにより、本実施形態にあっては、吐水部24から吐水される洗浄水の飛散を抑制することができる。
<3.変形例>
次に、変形例に係る水洗大便器1について説明する。図5は、変形例に係る滞留部25およびリム導水路23を示す、図4と同様な断面図である。
図5に示すように、変形例に係る第1、第2リム導水路23a,23bは、それぞれの入口部123a,123bが、滞留部25に滞留している洗浄水Wの水面WLよりも下方に位置するように形成される。詳しくは、第1、第2リム導水路23a,23bの入口部123a,123bの上端部123a1,123b1が洗浄水Wの水面WLよりも下方に位置され、入口部123a,123b全体が水没するようにした。
したがって、変形例にあっては、例えば滞留部25から第1、第2リム導水路23a,23bへ流れる洗浄水が空気に接触しにくくなり、結果として空気の巻き込みを効果的に抑制することができる。
また、滞留部25から第1、第2リム導水路23a,23bへ流れ出た洗浄水は、例えば第1、第2リム導水路23a,23b内の空気Eを吐水部24へ押し出しつつ流れることとなるため、空気を巻き込みにくく、よって吐水部24から吐水される際の飛散をより一層抑制することができる。さらに、屈曲導水路から供給される洗浄水により、滞留部に滞留している洗浄水を確実に循環させることもできる。
なお、上記した実施形態において、リム導水路23は、第1リム導水路23aおよび第2リム導水路23bを備えるようにしたが、これに限定されるものではなく、いずれか一方のみを備えるようにしてもよい。
したがって、リム導水路23が第1リム導水路23aのみを備える場合、屈曲導水路22は主導水路21から供給される洗浄水の流れ方向を第1リム導水路23a方向の一方向にのみ屈曲させることとなる。他方、リム導水路23が第2リム導水路23bのみを備える場合、屈曲導水路22は主導水路21から供給される洗浄水の流れ方向を第2リム導水路23b方向の一方向にのみ屈曲させることとなる。このように、屈曲導水路22が洗浄水の流れ方向を一方向にのみ屈曲させる場合であっても、滞留部25を備えることで、洗浄水の飛散を抑制することができる。
また、上記した滞留部25にあっては、傾斜面25cが第1リム導水路23a側および第2リム導水路23b側の両方に形成されるようにしたが、いずれか一方に形成されるようにしてもよい。
なお、図示は省略するが、滞留部25に加えてまたは代えて、第2リム導水路23bの屈曲部位23b1に滞留部25と同様な滞留部を設けるようにしてもよい。屈曲部位23b1に設けられた滞留部により、第2リム導水路23bの洗浄水が屈曲部位23b1を流れる際に圧力の高まった空気を巻き込んで吐水時に空気が破裂したり、流れが乱れたりすることを抑制でき、よって第2吐水部24bから吐水される際の飛散を抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 水洗大便器
2 便器本体
3 貯水タンク
10 ボウル部
12 リム部
20 導水路
21 主導水路
22 屈曲導水路
23 リム導水路
23a 第1リム導水路
23b 第2リム導水路
24 吐水部
24a 第1吐水部
24b 第2吐水部
25 滞留部
25c 傾斜面

Claims (6)

  1. 給水源から供給される洗浄水を流通させる主導水路と、
    前記主導水路から供給される洗浄水の流れ方向を屈曲させる屈曲導水路と、
    前記屈曲導水路から供給される洗浄水をボウル部へ向けて開口された吐水部へ流通させて吐水させるリム導水路と、
    少なくとも前記屈曲導水路に形成されるとともに、上方が開口された凹状に形成され、前記主導水路から供給される洗浄水の一部を滞留させる滞留部と
    を備え、
    前記主導水路は、
    底面が上流側から下流側に向けて下り傾斜となるように形成され、
    前記滞留部は、
    下流側の上端部が前記吐水部の底面と水平または前記吐水部の底面よりも高くなるように形成され
    前記滞留部の前記下流側の上端部から前記吐水部の底面までが、下り傾斜または水平となるように形成されること
    を特徴とする水洗大便器。
  2. 前記リム導水路は、
    前記屈曲導水路から供給された洗浄水を、流れ方向を屈曲させて前記ボウル部の後方部へ向けて前記吐水部から吐水させること
    を特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 前記屈曲導水路は、
    前記主導水路から供給される洗浄水の流れ方向を異なる複数の方向に屈曲させること
    を特徴とする請求項1または2に記載の水洗大便器。
  4. 前記滞留部は、
    底面から前記下流側の上端部に向けて上り傾斜となる傾斜面
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の水洗大便器。
  5. 前記滞留部は、
    前記下流側の上端部が前記リム導水路内に位置するように形成されること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の水洗大便器。
  6. 前記リム導水路は、
    前記屈曲導水路から供給される洗浄水の入口部が、前記滞留部に滞留している洗浄水の水面よりも下方に位置するように形成されること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の水洗大便器。
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