JP2021046747A - 水洗大便器 - Google Patents

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大神 隆
Takashi Ogami
隆 大神
橋本 博
Hiroshi Hashimoto
博 橋本
高野 賢一
Kenichi Takano
賢一 高野
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【課題】リム部の所定の箇所から溜水部へ洗浄水を落下させることができる水洗大便器を提供する。【解決手段】水洗大便器は、ボウル形状の汚物受け面、及び、汚物受け面の上側に汚物受け面の外周に沿って設けられたリム部を備えたボウル部を有する便器本体と、便器本体へ洗浄水を供給する貯水タンクとを有し、リム部には、ボウル部に開口する吐水口11から吐水された洗浄水を導くリム通水路20、及び、リム通水路から汚物受け面に洗浄水を供給するスリット開口部が形成されており、便器本体には、貯水タンクから洗浄水が供給される供給口と、供給口から吐水口11に洗浄水を導く導水路10とが形成されており、導水路10には上下方向に傾斜する第1の上方傾斜面30aが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、水洗大便器に関する。
近年、水洗大便器の構成として、ボウル部の汚物受け面の周囲に形成されたリム部が下方に開口する、いわゆるオープンリム形式の水洗大便器が知られている。このような水洗大便器として、例えば、特許文献1には、リム部内にリム通水路を形成し、貯水タンクから供給された洗浄水をリム通水路に沿って周回させて、汚物受け面の全周から溜水部に向かって洗浄水を落下させる構成が開示されている。
特開2017−150295号公報
このようなオープンリム形式の旋回流を形成する水洗大便器では、例えば、洗浄水を供給する貯水タンクが高所に設けられている場合などには、吐水口からリム通水路に吐水される洗浄水の勢いが強くなり、リム通水路内の旋回流が長く続いてしまい、洗浄水の汚物受け面への落下が遅くなる。また、便器には製造誤差があるため、リム通水路内の洗浄水の勢いが強くなり、想定した部分でリム通水路から溜水部への洗浄水の落下が起こらない場合がある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、リム部の所定の箇所から溜水部へ洗浄水を落下させることができる水洗大便器を提供することである。
本発明の水洗大便器は、ボウル形状の汚物受け面、及び、汚物受け面の上側に汚物受け面の外周に沿って設けられたリム部を備えたボウル部を有する便器本体と、便器本体へ洗浄水を供給する給水装置とを有し、リム部には、ボウル部に開口する吐水口から吐水された洗浄水を導くリム通水路、及び、リム通水路から汚物受け面に洗浄水を供給する開口部が形成されている水洗大便器であって、便器本体には、給水装置から洗浄水が供給される供給口と、供給口から吐水口に洗浄水を導く導水路とが形成されており、リム通水路の始端部又は導水路には上方向もしくは下方向に傾斜する第1の傾斜部が設けられている、ことを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、導水路又は通水路の始端部に上下方向に傾斜する第1の傾斜部が形成されているため、貯水タンクが高所に設けられている場合などにより洗浄水の勢いが強くても、第1の傾斜部を越える際にリム通水路の天井面又は底面に衝突するなどして、洗浄水の勢いを弱めることができる。これにより、想定した部分でリム通水路から溜水部への洗浄水の落下を起こすことができる。
本発明において、好ましくは、吐水口は便器本体のボウル部の後方の横方向一側に設けられ、第1の傾斜部は上流から下流に向かって上方に傾斜している。
上記構成の本発明によれば、流速が調整された洗浄水がリム導水部に流入し、リム導水路全体から溜水部へ洗浄水が落下する。
本発明において、好ましくは、リム通水路の終端部では、リム通水路を形成する天井面に下方に向かって傾斜する第2の傾斜部が形成されている。
上記構成の本発明によれば、洗浄水が高速であり、遠心力により洗浄水がリム通水路の上方を流れるような場合であっても、洗浄水が第2の傾斜部に衝突する。これにより、洗浄水の勢いを弱めることができ、終端部においてリム通水路から溜水部への洗浄水の落下が起こる。
本発明において、好ましくは、リム通水路の終端部では、リム通水路を形成する外側壁面に、内側に向かって傾斜する第3の傾斜部が形成されている。
上記構成の本発明によれば、洗浄水が第3の傾斜部により汚物受け面に案内されるため、所定の箇所において確実にリム通水路から溜水部への洗浄水の落下が起こる。
本発明によれば、リム部の所定の箇所から溜水部へ洗浄水を落下させることができる水洗大便器を提供することができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器を示す平面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器を示す、水洗大便器の幅方向中央に沿った断面図である。 図1に示す水栓大便器の導水路の円弧部及びリム通水路に沿った(A)鉛直断面図及び(B)水平断面図を示す。 貯水タンクが低所に配置された場合のリム通水路内の洗浄水の流れを示し、(A)は鉛直断面図、(B)は水平断面図を示す。 貯水タンクが低所に配置された場合のリム通水路内の洗浄水の流れを示す、上方から見た平面図である。 貯水タンクが高所に配置された場合のリム通水路内の洗浄水の流れを示し、(A)は鉛直断面図、(B)は水平断面図を示す。
以下、本発明の一実施形態による水洗大便器について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態による水洗大便器を示し、図1は平面図、図2は水洗大便器の幅方向中央に沿った断面図である。図1及び図2に示すように、水洗大便器1は、陶器からなる便器本体2と、便器本体2の後方側の上方に設置された給水装置である貯水タンク4と、を備える。貯水タンク4は、水道等から供給された洗浄水を貯留しておき、使用者の操作に応じて貯留された洗浄水を便器本体2へ供給する。なお、給水装置は、貯水タンクの他、規定の洗浄水量を供給できるフラッシュバルブ等であってもよい。
便器本体2の前方上部には、ボウル部8が形成されている。ボウル部8は前後方向中間部が一定の幅となっており、前部及び後部がそれぞれ略半円形に形成されている。また、便器本体2の後方上部には、貯水タンク4から洗浄水が供給される供給口6が形成されている。供給口6は便器本体2の前方から見てほぼ中央に配置されている。供給口6には、貯水タンク4から延びる給水管5が接続されている。また、便器本体2には、供給口6からボウル部8に導水する導水路10が形成されている。
導水路10は、便器本体2のボウル部8の後方に形成された接続部10aと、接続部10aからボウル部8の縁に沿って円弧状に水平に延びる円弧部10bとを有する。本実施形態では、円弧部10bは接続部10aから便器本体2の左側に延びている。接続部10aは供給口6に接続されており、円弧部10bの先端部にはボウル部8への吐水口11が形成されている。供給口6から接続部10aに供給された洗浄水は円弧部10bを流れ、吐水口11からボウル部8へ吐出される。
図2に示すように、ボウル部8の下方には、溜水部12が形成され、初期水位の溜水面がW0で示されている溜水が貯留されている。また、この溜水部12の下端には、排水トラップ管路14(排水路)の入口14aが接続されており、排水トラップ管路14は、入口14aから、便器本体2の後方下部に形成された排出口14bまで、屈曲しながら後方へと延びている。排出口14bには、下水まで延びる排出管15が接続されている。
ボウル部8は、ボウル形状に形成されている汚物受け面16と、その上側に形成されて汚物受け面16に洗浄水を吐水するリム部18と、を備えている。
このリム部18は、ボウル部8の外周に沿って形成された棚状の底部24と、底部24の外周から上方に延びる側壁部25と、ボウル部8の縁から水平方向に内側に延びる天井部21と、天井部21の内縁から下方へ垂れ下がるように延びるリム垂下壁部22とを有する。底部24と、側壁部25と、天井部21と、リム垂下壁部22とにより囲まれた空間が洗浄水を導くリム通水路20として機能する。底面24はわずかに汚物受け面16に向かって下方に傾斜している。また、リム垂下壁部22の下縁と底部24との間には、内側かつ下方に向かって開口されたスリット開口部26が形成され、いわゆる、オープンリム部となっている。リム通水路20に導かれた洗浄水は、スリット開口部26から汚物受け面16に吐水される。
リム通水路20は、ボウル部8の左側の後方部から前方に向かって延びる中間部20aと、中間部20aから前縁に沿って延びる前方円弧部20bと、前方円弧部20bに連続する終端部20cとを有する。中間部20aは吐水口11に連続しておりボウル部8の左側の縁に沿って直線状に延びている。前方円弧部20bは、ボウル部8の前方の円弧に沿って延びている。終端部20cは、ボウル部8の右側(図2の上方)の前方の円弧形状が終端する位置に形成されている。導水路10に供給された洗浄水は吐水口11からリム通水路20に吐出される。貯水タンク4が便器本体2の上方に設けられているため、供給口6から導水路10に供給された洗浄水は吐水口11から吐出され、中間部20aを流れ、遠心力で前方円弧部20bに沿って流れる。この際、勢いが弱まった洗浄水の一部がスリット開口26から汚物受け面16に流れ落ち、汚物受け面16を洗浄することができる。
なお、リム通水路20は、ボウル部8の右側の終端部20cで終端しており、便器本体2の右側の天面の終端部20cよりも後方の領域は、リム部18の天面と面一に平坦に形成されている。ボウル部8の終端部20cよりも後方の領域は、リムが形成されていない、いわゆる縁なし形状となっている。
図3は、図1に示す水栓大便器の導水路の円弧部及びリム通水路に沿った(A)鉛直断面図及び(B)水平断面図を示す。図3の(B)水平断面図では円弧部10b及びリム通水路20の形状を、直線状に変換して示している。図3に示すように、本実施形態では、導水路10を構成する底面に上方に向かって突出する第1の底面突部30が形成されている。第1の底面突部30の上流側の部分は、下流側に向かって上昇する第1の上方傾斜面30a(第1の傾斜部)として形成されており、第1の底面突部30の下流側の部分は、下流側に向かって下降する第1の下方傾斜面30bとして形成されている。なお、本実施形態では、第1の底面突部30を導水路10に形成しているが、これに限らずリム通水路20の始端部などに形成してもよい。
次に、図3に示すように、リム通水路20の中間部20a及び前方円弧部20bの天井部21は平坦面に形成されている。そして、リム通水路20の終端部20cの上流側の部分の天井部21には、下方に向かって突出する第2の天井突部32が形成されている。第2の天井突部32の上流側の部分は、下流側に向かって下方に傾斜する第2の下方傾斜面32a(第2の傾斜部)として形成されており、第2の天井突部32の第2の下方傾斜面32a以外の部分は、平坦な平坦面32bとして形成されている。
また、リム通水路20の終端部20cの第2の下方傾斜面32aよりも下流側の側壁部25には、内側に向かって突出する第3の側壁突部34が形成されている。第3の側壁突部34の上流側の部分は、下流に向かってボウル部8側に傾斜する第3の側方傾斜面34a(第3の傾斜部)として形成されている。第3の側壁突部34の第3の側方傾斜面34aよりも下流側の部分はボウル部8の外周に沿うような面34bとして形成されている。なお、本実施形態では、第2の天井突部32及び第3の側壁突部34は、ボウル部8の前方の半円状の部分と、一定の幅の中間部との境界に形成されている。
次に、本実施形態の水洗大便器1における洗浄水の流れを説明する。以下の説明では、貯水タンク4が低所に配置された場合と、貯水タンク4が高所に配置された場合とについて説明する。貯水タンク4が高所に配置された場合には、低所に配置された場合に比べて供給口6に供給される洗浄水の水圧が高くなる。
図4及び図5は、貯水タンクが低所に配置された場合のリム通水路内の洗浄水の流れを示す。図4において、(A)は鉛直断面図、(B)は水平断面図を示し、(B)水平断面図では円弧部10b及びリム通水路20の形状を、直線状に変換して示している。また、図5は上方から見た平面図である。貯水タンク4が低所に配置された場合には、供給口6から導水路10に供給される洗浄水の水圧は、貯水タンク4が高所に配置された場合に比べて低くなる。
導水路10に供給された洗浄水は低速で導水路10の円弧部10bに沿って流れる。この際、導水路10の底面に第1の底面突部30が形成されているため、洗浄水が第1の上方傾斜面30aに沿って上方に向かって案内される。そして、貯水タンク4が低所に配置されている場合には洗浄水の流れが低速であるため、第1の上方傾斜面30aに沿って上方に向かって案内されても、導水路10の天井面に接触することなく、吐水口11に向かって流れる。
吐水口11まで到達した洗浄水は、吐水口11からリム通水路20に吐出される。リム通水路20に吐出された洗浄水は、中間部20a及び前方円弧部20bに沿って流れる。この際、洗浄水の一部がスリット開口部26から渦状に溜水部12に向かって落下する。そして、残りの洗浄水は終端部20cに到達する。
終端部20cに到達した洗浄水は、終端部20cの側壁部25に第3の側壁突部34が形成されているため、第3の側壁突部34の第3の側方傾斜面34aに汚物受け面16に向かって案内される。これにより、図5に示すように、洗浄水は溜水部12に向かって周回するように流れる。
図6は、貯水タンクが高所に配置された場合のリム通水路内の洗浄水の流れを示す。図6において、(A)は鉛直断面図、(B)は水平断面図を示し、(B)水平断面図では円弧部10b及びリム通水路20の形状を、直線状に変換して示している。貯水タンク4が高所に配置された場合には、供給口6から導水路10に供給される洗浄水の水圧は、貯水タンク4が低所に配置された場合に比べて高く低くなる。
導水路10に供給された洗浄水は高速で導水路10の円弧部10bに沿って流れる。この際、導水路10の底面に第1の底面突部30が形成されているため、洗浄水が第1の上方傾斜面30aに沿って上方に向かって案内される。そして、貯水タンク4が高所に配置されている場合には洗浄水の流れが拘束であるため、第1の上方傾斜面30aに沿って上方に向かって案内されると、導水路10の天井面に接触する。このため、導水路10内を流れる洗浄水の勢いが低下する。そして、導水路10の天井面に接触した洗浄水は吐水口11に向かって流れる。
吐水口11まで到達した洗浄水は、吐水口11からリム通水路20に吐出される。リム通水路20に吐出された洗浄水は、中間部20a及び前方円弧部20bに沿って流れる。この際、洗浄水の一部がスリット開口部26から渦状に溜水部12に向かって落下する。そして、残りの洗浄水は終端部20cに到達する。前方円弧部20bを流れる際、洗浄水が高速で流れるため、一部の洗浄水は遠心力により側壁部25に沿って上昇する。
このように遠心力により上昇した洗浄水は、終端部20cの天井部21に下方に向かって突出する第2の天井突部32が形成されているため、この第2の天井突部32の第2の下方傾斜面32aに衝突し、洗浄水の流速が低下する。そして、洗浄水は第2の下方傾斜面32aにより下方に向かって案内される。さらに、洗浄水は、終端部20cの側壁部25に第3の側壁突部34が形成されているため、第3の側壁突部34の第3の側方傾斜面34aに汚物受け面16に向かって案内される。この際、洗浄水の勢いが低下しているため、貯水タンクが低速である場合と同様に、洗浄水は溜水部12に向かって周回するように流れる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、導水路10に下流側に向かって上方に傾斜する第1の上方傾斜面30aが形成されているため、貯水タンク4が高所に設けられている場合などの洗浄水が高速な場合であっても、洗浄水が第1の上方傾斜面30aにより案内されてリム通水路20の天井部21に衝突する。これにより、洗浄水の勢いを弱めることができ、想定した部分でリム通水路20から溜水部12への洗浄水の落下が起こる。
本実施形態によれば、吐水口11が便器本体2のボウル部8の後方の横方向一側に設けられ、第1の上方傾斜面30aは上流から下流に向かって上方に傾斜している。これにより、流速が調整された洗浄水がリム導水部20に流入し、リム導水路20全体から溜水部12へ洗浄水が落下する。
本実施形態によれば、リム通水路20の終端部20cでは、リム通水路20を形成する天井部21に下方に向かって傾斜する第2の下方傾斜面32aが形成されている。このため、洗浄水が高速であり、遠心力により洗浄水がリム通水路20の上方を流れるような場合であっても、洗浄水が第2の下方傾斜面32aに衝突する。これにより、洗浄水の勢いを弱めることができ、終端部20cにおいてリム通水路20から溜水部への洗浄水の落下が起こる。
本実施形態によれば、リム通水路20の終端部20cでは、リム通水路20を形成する側壁部25に、内側に向かって傾斜する第3の側方傾斜面34aが形成されている。これにより、洗浄水が第3の側方傾斜面34aにより溜水部12に向かって案内されるため、所定の箇所において確実にリム通水路20から溜水部12への洗浄水の落下が起こる。
なお、本実施形態では、導水路10に下流に向かって上方に傾斜する第1の上方傾斜面30a(第1の傾斜部)を設けているが、これに限らず、下流に向かって下方に傾斜する下方傾斜面(第1の傾斜部)を形成してもよい。このような場合であっても、高速な洗浄水がリム通水路の底面に衝突するため、同様の効果が奏される。また、第1の上方傾斜面30aは、導水路10に限らず、リム通水路20の始端部に設けてもよい。
また、下流に向かって下方に傾斜する下方傾斜面(第1の傾斜部)を形成する場合において、下方傾斜面(第1の傾斜部)の下流に上方傾斜面を設けてもよい。
また、本実施形態では、導水路10に第1の傾斜部である第1の上方傾斜面30aを設ける構成を説明したが、例えば、導水路10内に、内部に洗浄水が流れるディストリビュータを設けて、ディストリビュータ内の流路に第1の傾斜部を設けてもよい。また、ディストリビュータそのものを上方もしくは下方に傾けて傾斜部を形成するようにしてもよい。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 貯水タンク
5 給水管
6 供給口
8 ボウル部
10 導水路
10a 接続部
10b 円弧部
11 吐水口
12 溜水部
14 排水トラップ管路
14a 入口
14b 排出口
15 排出管
16 汚物受け面
18 リム部
20 リム通水路
20a 中間部
20b 前方円弧部
20c 終端部
21 天井部
22 リム垂下壁部
24 底部
25 側壁部
26 スリット開口部
30 第1の底面突部
30a 第1の上方傾斜面(第1の傾斜部)
30b 第1の下方傾斜面
32 第2の天井突部
32a 第2の下方傾斜面(第2の傾斜部)
32b 平坦面
34 第3の側壁突部
34a 第3の側方傾斜面(第3の傾斜部)
34b 面

Claims (4)

  1. ボウル形状の汚物受け面、及び、前記汚物受け面の上側に前記汚物受け面の外周に沿って設けられたリム部を備えたボウル部を有する便器本体と、前記便器本体へ洗浄水を供給する給水装置とを有し、前記リム部には、ボウル部に開口する吐水口から吐水された洗浄水を導くリム通水路、及び、前記リム通水路から前記汚物受け面に洗浄水を供給する開口部が形成されている水洗大便器であって、
    前記便器本体には、前記給水装置から前記洗浄水が供給される供給口と、前記供給口から前記吐水口に洗浄水を導く導水路とが形成されており、
    前記リム通水路の始端部又は前記導水路には上方向もしくは下方向に傾斜する第1の傾斜部が設けられている、ことを特徴とする水洗大便器。
  2. 前記吐水口は前記便器本体の前記ボウル部の後方の横方向一側に設けられ、
    前記第1の傾斜部は上流から下流に向かって上方に傾斜している、
    請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 前記リム通水路の終端部では、前記リム通水路を形成する天井面に下方に向かって傾斜する第2の傾斜部が形成されている、
    請求項1又は2に記載の水洗大便器。
  4. 前記リム通水路の終端部では、前記リム通水路を形成する外側壁面に、内側に向かって傾斜する第3の傾斜部が形成されている、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の水洗大便器。
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