JP6411976B2 - 水洗式便器 - Google Patents
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Description
導水棚は、第1上面に対応する位置に形成される第1棚部と第2上面に対応する位置に形成される第2棚部を有する。第2棚部は、第1棚部よりも低位置に形成される。
水洗式便器100の本体部144には、便鉢106が形成される。また、本体部144は、外部のタンクが貯蔵する洗浄水を第1吐水口102および第2吐水口104から便鉢106に吐出する。なお、洗浄水の一部は第3吐水口からも吐出されるがこれについては図2に関連して後述する。第3吐水口は、いわゆるジェット吐水口であってもよい。第1吐水口102は便鉢106の側面(y軸負方向側)に形成される。第2吐水口104は便鉢106の後端面(x軸負方向側)に形成される。便鉢106の内壁全周には環状に導水棚108が形成される。第2吐水口104から吐出された洗浄水(以下、「第2洗浄水」とよぶ)は、導水棚108の上を流れ、大部分は第1吐水口102の手前で便鉢106に落水するが、残りは第1吐水口102から吐出される洗浄水(以下、「第1洗浄水」とよぶ)と合流する。第1洗浄水は、導水棚108上を旋回することで便鉢106全体、特に、内壁前面および両側面を洗浄する。
導水棚108は、便鉢106の内壁面全周に形成される環状の棚である。第1棚部114と第2棚部116は、棚斜面120aおよび棚斜面120bによってなめらかに連結される。棚斜面120aおよび棚斜面120bは、平面視(図2のz軸負方向)においていずれも便鉢106内周面の後端側半部内に収まる。詳細は後述するが、棚斜面120aは第2洗浄水が上昇する斜面であり、棚斜面120bは第1洗浄水が下降する斜面である。棚斜面120aおよび棚斜面120bは、便鉢106の中心軸M(図2のx軸方向)に対して左右対称に位置する。なお、第1棚部114および第2棚部116は共に水平方向に延伸する棚であってもよいが、第1棚部114は、図3に示すように前端部付近で緩やかに上昇させてもよい。この場合にも、棚斜面120a,120bは、第1棚部114の傾斜よりも急斜面となるように形成される。第1棚部114は水平に延伸する。
まとめると、導水棚108は中心軸Mに対して軸対称であり、第1棚部114と第2棚部116が棚斜面120a,120bによってなめらかに連結される高低差のある環状の棚である。
まとめると、オーバーハング118は中心軸Mに対して軸対称であり、第1オーバーハング130と第2オーバーハング132が斜面オーバーハング134a,134bによってなめらかに連結される高低差のある環状のオーバーハング(リム返し)である。
棚斜面120aは、貯留領域122の開口R(図3参照)のうち、後部側方に位置する。より具体的には開口Rのx方向(前後方向)における中点をPとすると、平面視において中点Pよりも後端側かつ左側に収まる位置に棚斜面120aが形成される。このため、第2洗浄水S2が棚斜面120aを登り切ったあと、受け面142の側方を流れてから貯留領域122に直接落水する(図2も参照)。なお、図3にも示されているように、第2棚部116と第1棚部114の大部分はどちらも水平方向に形成される。
本実施形態においては、第1棚部114は、凹部138の第2上面112よりも高い位置に形成される(図4参照)。
図6と図7の違いは、棚斜面120aが第2棚部116付近においてオーバーハング118と平行しているか否かにある。
本発明のある態様における水洗式便器は、便鉢部が形成され、高位置の第1上面と低位置の第2上面を有する本体部と、便鉢部の内壁面において便鉢部の周方向に形成される導水棚と、導水棚に吐水するように形成される吐水口を備える。
導水棚は、第1上面に対応する位置に形成される第1棚部と第2上面に対応する位置に形成される第2棚部を有する。第2棚部は、第1棚部よりも低位置に形成される。
上面の高低差に対応して、導水棚にも高低差を設け、導水棚の高低差によって水流をコントロールできる。
第1棚部と第2棚部をなめらかに連結することにより、洗浄水の水勢を維持しやすくなる。
棚斜面と上面斜面を平行させることにより、デザイン全体の調和を保ちやすくなる。
第1棚部と第2棚部の高低差を、第1上面と第2上面の高低差に比べて低くすることにより、デザイン全体の調和を保ちやすくなる。
第1棚部と第2棚部はなめらかな棚斜面により連結されてもよい。
第1棚部と第2棚部をなめらかな棚斜面で連結することにより、洗浄水の水勢を維持しつつ、棚斜面の高低差により洗浄水を落水方向に導くことができる。
第2吐水口からの吐水の主流を第1吐水口からの吐水と合流する前に落水させることで、排出力を強化しやすくなる。
第2棚部を通過した洗浄水が第1棚部に向けて上昇する棚斜面は、平面視において便鉢部底部に形成される貯留領域の側方に形成されてもよい。
Claims (9)
- 便鉢部が形成され、高位置の第1上面と低位置の第2上面を有する本体部と、
前記便鉢部の内壁面において、前記便鉢部の周方向に形成される導水棚と、
前記導水棚に吐水するように形成される吐水口と、を備え、
前記導水棚は、前記第1上面に対応する位置に形成される第1棚部と前記第2上面に対応する位置に形成される第2棚部を有し、
前記第2棚部は、前記第1棚部よりも低位置に形成されることを特徴とする水洗式便器。 - 前記第2棚部は、前記第1棚部となめらかな棚斜面により連結されることを特徴とする請求項1に記載の水洗式便器。
- 前記第1上面と前記第2上面はなめらかな上面斜面により連結され、
少なくとも前記第2棚部と前記棚斜面の境界地点から前記棚斜面の中央地点までの区間において、前記棚斜面は前記上面斜面に対して略平行の斜面であることを特徴とする請求項2に記載の水洗式便器。 - 前記本体部の前記上面斜面には、内側にせり出すオーバーハング部が更に形成され、
少なくとも前記第2棚部と前記棚斜面の境界地点から前記棚斜面の中央地点までの区間において、前記棚斜面は前記オーバーハング部と略平行の斜面であることを特徴とする請求項3に記載の水洗式便器。 - 前記便鉢部には、第1吐水口と第2吐水口が形成され、
前記第1吐水口は第1棚部に吐水するように形成され、前記第2吐水口は前記第2棚部に吐水するように形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の水洗式便器。 - 前記本体部の上面には全周にわたって、内側にせり出すオーバーハング部が更に形成され、
前記導水棚は、前記便鉢部の全周にわたって環状に形成され、かつ、少なくとも全周の80%以上において前記オーバーハング部と略平行に形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の水洗式便器。 - 前記第1棚部と前記第1上面の平均間隔は、前記第2棚部と前記第2上面の平均間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の水洗式便器。
- 前記第2棚部と棚斜面の境界地点から、前記便鉢部に形成される第1吐水口までの範囲内において、前記導水棚と上面部の間隔が拡大することを特徴とする請求項7に記載の水洗式便器。
- 前記便鉢部の上面後端部に凹部が形成され、前記第2上面は前記凹部の底面に対応することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の水洗式便器。
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