JP2013238048A - 水洗大便器 - Google Patents

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Shigehisa Shirakawa
滋久 白川
Megumi Inubushi
恵 犬伏
Keisuke Okada
圭介 岡田
Akira Chin
晶 陳
Masahito Otsu
雅人 大津
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Abstract

【課題】ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へ流れる洗浄水の勢いを強めることができ、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる水洗大便器を提供する。
【解決手段】本発明の水洗大便器1は、汚物受け面22と、リム部24と、棚部30と、を備えたボウル部14と、このボウル部の下方に形成された溜水部16と、この溜水部の下端に接続された排水トラップ管路18と、を有し、ボウル部のリム部は、その上面から下方へ汚物受け面近傍まで延びて内側に通水路を形成するリム垂下壁部28を備え、ボウル部の棚部は、後方側棚部32と、側方側棚部34と、を備え、後方側棚部は、その中央部40から左右両側方向に向って上方へ隆起するように形成された隆起部42を備え、この隆起部は、貯水タンク6から後方側棚部の中央部に供給された洗浄水を一時的に滞留させる滞留室46を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水源から供給された洗浄水により便器本体を洗浄して汚物を排出する水洗大便器に関する。
従来から、洗浄水源から供給された洗浄水により便器本体を洗浄して汚物を排出する水洗大便器として、例えば、特許文献1に記載されているように、便器本体のリムの通水路がオープンになっているオープンリム構造を備えたものが知られている。このようなオープンリム構造は、種々の便器本体のリム構造の中でも最も簡単な構造であるため、成形が簡単であり、コストを抑えることができるといったメリットがある。
また、上述した従来のオープンリム構造を備えた水洗大便器では、洗浄水源から供給された洗浄水が、通水路を経て、オープンリムの垂下壁とボウル部との間からボウル部へと流下しつつ、ボウル部の後方側から前方側へ旋回するようになっている。
特開平11−1954号公報
しかしながら、上述した従来のオープンリム構造を備えた水洗大便器においては、近年の節水化に伴って、洗浄水がボウル部の前方側へと十分に旋回することができず、その結果、ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へと流れ込む洗浄水の流れが弱くなるため、洗浄不良になるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へ流れる洗浄水の勢いを強めることができ、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明は、洗浄水源から供給された洗浄水により便器本体を洗浄して汚物を排出する水洗大便器であって、汚物を受ける汚物受け面と、この汚物受け面に洗浄水を吐水するリム部と、上記汚物受け面と上記リム部との間に形成される棚部と、を備えたボウル部と、このボウル部の下方に形成された溜水部と、この溜水部の下端に接続された入口から後方へ延びるように形成されて汚物を排出する排水トラップ部と、を有し、上記ボウル部のリム部は、その上面から下方へ上記汚物受け面近傍まで延びて内側に通水路を形成するリム垂下壁部を備え、上記ボウル部の棚部は、上記ボウル部の後方側に形成された後方側棚部と、この後方側棚部の側方に形成された側方側棚部と、を備え、上記後方側棚部は、その中央部から左右両側方向に向って上方へ隆起するように形成された隆起部を備え、上記リム垂下壁部と上記後方側棚部の隆起部は、上記洗浄水源から上記後方側棚部の中央部に供給された洗浄水を一時的に滞留させる滞留室を形成し、上記リム垂下壁部と上記側方側棚部は、上記滞留室内を上昇して上記隆起部を乗り越えた洗浄水が上記側方側棚部を通過して上記ボウル部の前方側へ流れる流路を形成することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、洗浄水源から後方側棚部の中央部に供給された洗浄水は、リム垂下壁部と後方側棚部の隆起部により形成された滞留室内に一時的に滞留された後、隆起部を乗り越えて側方側棚部を通過してボウル部の前方側へ流れるため、ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へ流れる洗浄水の勢いを強めることができる。したがって、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記ボウル部の棚部は、上記後方側棚部の隆起部を乗り越えた洗浄水を上記後方側棚部の隆起部の下流側から上記側方側棚部を経て上記ボウル部の前方側へ旋回させる流路面を形成し、この流路面は、洗浄水を後方側から前方側へ旋回させる流路に沿って下方に傾斜している。
このように構成された本発明においては、ボウル部の棚部が、後方側棚部の隆起部を乗り越えた洗浄水を後方側棚部の隆起部の下流側から側方側棚部を経てボウル部の前方側へ旋回させる流路面を形成し、この流路面は、洗浄水を後方側から前方側へ旋回させる流路に沿って下方に傾斜していることにより、後方側棚部の隆起部を乗り越えた洗浄水は、より勢いを増した状態でボウル部の前方側へ流れることができるため、ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へ流れる洗浄水の勢いを強めることができる。したがって、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記ボウル部のリム部のリム垂下壁部は、上記後方側棚部の隆起部と共に上記滞留室を形成する後方側リム垂下壁部を備え、この後方側リム垂下壁部は、上記後方側棚部の前端から前方側に所定間隔を置いて配置され、上記所定間隔は、10mm〜30mmに設定されている。
このように構成された本発明においては、後方側リム垂下壁部と後方側棚部の前端との間の所定間隔が10mm〜30mmに設定されていることにより、後方側リム垂下壁部と後方側棚部の隆起部とが形成する滞留室に洗浄水を一時的に確実に滞留させることができるため、後方側棚部の隆起部を乗り越えて側方側棚部を経てボウル部の前方側へ旋回させる洗浄水量を増やすことができ、ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へ流れる洗浄水の勢いを強めることができる。したがって、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記ボウル部の汚物受け面は、その前方側領域に棚状に形成される前方側汚物受け面を備え、この前方側汚物受け面は、上記ボウル部の前方側から上記前方側汚物受け面に吐水された洗浄水の一部が、上記溜水部内の溜水面の前方側領域を飛び越えてその後方側の所定領域に着水するように、上記前方側汚物受け面の後端部分と上記溜水部の前方側壁面の上端部分とを接続するように形成された段部を備えている。
このように構成された本発明においては、前方側汚物受け面の後端部分と溜水部の前方側壁面の上端部分とを接続するように形成された前方側汚物受け面の段部により、ボウル部の前方側から前方側汚物受け面に吐水された洗浄水の一部が溜水部内の溜水面の前方側領域を飛び越えてその後方側の所定領域に着水することができるため、ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へ流れる洗浄水の勢いをさらに強めることができる。したがって、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
本発明の水洗大便器によれば、ボウル部の前方側から排水トラップ部の入口へ流れる洗浄水の勢いを強めることができ、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器を示す側面断面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。 図2のIII−III線に沿って見た断面図である。 図1に示す水洗大便器の便器本体部分を拡大した側面断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態による水洗大便器について説明する。
図1は本発明の一実施形態による水洗大便器を示す側面断面図であり、図2は本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。なお、図2においては、洗浄水の流れを矢印で示している。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態による水洗大便器1は、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す、いわゆる、洗い落し式の水洗大便器であり、背面側が後壁2に設置された陶器等からなる便器本体4を有する。また、便器本体4の上方且つ後壁2の裏側には、洗浄水源である貯水タンク6が設置されている。さらに、便器本体4の後方側の上方には、貯水タンク6に接続されて下方に延びる給水管8が接続されており、便器本体4の上方の後壁2の表側に配置された洗浄操作パネル10の操作ボタン(図示せず)を操作することにより洗浄操作を開始すると、貯水タンク6の排水弁(図示せず)が開き、貯水タンク6から所定の洗浄水量(例えば、6リットル)が給水管8を経て便器本体4の後方側の導水路12に供給されるようになっている。
なお、本実施形態の水洗大便器1においては、一例として、便器本体4の背面側が後壁2に設置された、いわゆる、壁掛け式の水洗大便器の形態について説明するが、このような形態に限られず、便器本体4の底部が床に設置された、いわゆる、床置き式の水洗大便器のような形態であってもよい。
また、便器本体4の前方上部には、ボウル部14が形成され、便器本体4の後方上部には、貯水タンク6から供給された洗浄水をボウル部14に吐水する導水路12が形成されている。
さらに、ボウル部14の下方には、溜水部16が形成され、初期水位の溜水面がW0で示されている所定量の溜水が貯留されている。また、この溜水部16の下端には、排水トラップ管路18の入口18aが接続されており、排水トラップ管路18は、その入口18aから後方へと延び、その後端が排水ソケット(図示せず)を介して、後壁2の裏側に設置された排出管20に接続され、この排出管20は後壁2の裏側に延びている。
ボウル部14は、汚物受け面22と、その上縁部に形成されて汚物受け面22に洗浄水を吐水するリム部24を備えている。このリム部24は、その上面から下方へ汚物受け面22近傍まで延びて内側にリム導水路26を形成するリム垂下壁部28を備えている。
また、リム部24は、リム導水路26内の洗浄水が外に飛び出さないようにリム垂下壁部28がオーバーハングした形状を形成しており、リム部24の周方向に沿って形成されたリム導水路26の内側且つ下方が開放されている、いわゆる、オープンリムタイプの形態となっている。
また、ボウル部14は、汚物受け面22とリム部24との間にボウル部14のほぼ全周に亘って形成された棚部30を備え、この棚部30は、ボウル部14の後方側に形成される後方側棚部32と、この後方側棚部32の左右両側に形成された側方側棚部34を備えている。
つぎに、図3は、図2のIII−III線に沿って見た断面図であり、図4は、図1に示す水洗大便器の便器本体部分を拡大した側面断面図である。なお、図3及び図4においては、洗浄水の流れを矢印で示している。
図2〜図4に示すように、便器本体4の後方側の導水路12の後壁36には、給水管8の下流側端部が接続される吐水口38が形成され、貯水タンク6から給水管8に流れた洗浄水は、吐水口38から便器本体4の後方側の導水路12に吐水されるようになっている。
また、後方側棚部32は、導水路12の路面12aを形成しており、吐水口38の前方に形成される後方側棚部32の中央部40の前端40aを棚部30の全周における最低位置P1とし、この中央部40から左右両側方向に向って上方へ隆起するように張り出した凸状の曲面形状に形成された隆起部42を備えている。
さらに、図4に示すように、リム部24のリム垂下壁部28は、後方側棚部32の前端32aから前方側に所定間隔dを置いて配置された後方側リム垂下壁部44を備え、この後方側リム垂下壁部44と後方側棚部32の隆起部42は、吐水口38から導水路12に供給された洗浄水を一時的に滞留させる滞留室46を形成している。
なお、後方側棚部32の前端32aと後方側リム垂下壁部44との間の所定間隔dについては、5mm〜35mmに設定されるのが好ましく、10mm〜30mmに設定されるのが最も好ましい。
また、図3に示す隆起部42においては、隆起部42の後端側と前端側にそれぞれ形成される後端側隆起面42aと前端側隆起面42bのそれぞれを互いに異なる鎖線で示しているが、隆起部42は、後端側隆起面42aから前端側隆起面42bにかけての領域で前方へ窄まる形状に形成されている。したがって、吐水口38から導水路12に吐水され、その前方の隆起部42の後端側隆起面42aへ進んだ洗浄水は、その後、前端側隆起面42bを前方側へ流れることにより、滞留室46の中央側に寄せられ、その洗浄水の大半が図4に示す後方側リム垂下壁部44の壁面44aに衝突して滞留室46内に跳ね返り(図4の矢印f1参照)、この滞留室46内に一時的に滞留するようになっている。
さらに、図4に示すように、リム部24のリム垂下壁部28は、後方側リム垂下壁部44の左右両側に形成される側方側リム垂下壁部48と、この側方側リム垂下壁部48の前方側に形成される前方側垂下壁部50を備え、棚部30は、側方側棚部34の前方側に形成された前方側棚部52を備え、これらの側方側垂下壁部48と側方側棚部34、及び前方側垂下壁部50と前方側棚部52は、滞留室46内を上昇して隆起部42を乗り越えた洗浄水が側方側棚部34から前方側棚部52に沿ってボウル部14の前方側へ流れる流路を形成している。
すなわち、滞留室46内に一時的に滞留した洗浄水は、継続して吐水口38から追加される洗浄水と共に水嵩を増して上昇し、隆起部42の前端側隆起面42bの最高位置P2(図3参照)を乗り越え、後方側棚部32の左右両側に形成された側方側棚部34から前方側棚部52に沿って、ボウル部14の前方側へ旋回して流れ、その後、ボウル部14の前方側から排水トラップ管路18の入口18aへ流れる洗浄水の勢いを強めることができるようになっている。
また、後方側棚部32の隆起部42を乗り越えた洗浄水を後方側棚部32の隆起部42の下流側から側方側棚部34を経てボウル部14の前方側棚部52へと旋回させる流路面となる側方側棚部34の棚面34aは、後方側から前方側へ向かって便器本体4の水平面54に対して所定の傾斜角度αを成して下り傾斜しており、後方側棚部32の隆起部42を乗り越えた洗浄水は、さらに勢いを増した状態で側方側棚部34の棚面34aに沿ってボウル部14の前方側へ十分に流れることができるようになっている。
なお、側方側棚部34の棚面34aが便器本体4の水平面54に対して下り傾斜している所定の傾斜角度αについては、0.1度〜2度に設定されるのが好ましい。
つぎに、図4に示すように、ボウル部14の汚物受け面22は、その前方側領域に棚状に形成される前方側汚物受け面56を備え、この前方側汚物受け面56は、ボウル部14の前方側(前方側棚部52)から前方側汚物受け面56に吐水された洗浄水の一部が、溜水部16内の溜水面W0の前方側領域R1を飛び越えてその後方側の所定領域R2に着水するように、前方側汚物受け面56の後端部分56aと溜水部16の前方側壁面58の上端部分58aとを接続するように形成された段部60を備えている。このような段部60によって、溜水部16内の溜水面W0の前方側領域R1を飛び越えてその後方側の所定領域R2に着水することにより、ボウル部14の前方側から排水トラップ管路18の入口18aへ流れ込む洗浄水の勢いを強めることができるようになっている。
つぎに、図1〜図4により、本発明の一実施形態による水洗大便器の作用(動作)を説明する。
最初に、便器洗浄のための洗浄操作パネル10の操作ボタン(図示せず)を操作すると、貯水タンク6に設けられた排水弁(図示せず)が開き、貯水タンク6から所定の洗浄水量(例えば、6リットル)が給水管8を経て便器本体4の後方側の吐水口38から導水路12に供給される。
つぎに、吐水口38から導水路12に吐水された洗浄水は、図3に示す後方側棚部32の隆起部42の後端側隆起面42aから前端側隆起面42bにかけて窄まる形状に形成される滞留室46に流れ込み、前方側へ流れることにより、滞留室46の中央側に寄せられる。その後、滞留室46内の洗浄水の大半が図4に示す後方側リム垂下壁部44の壁面44aに衝突して滞留室46内に跳ね返り(図4の矢印f1参照)、この滞留室46内に一時的に滞留する。
つぎに、滞留室46内に一時的に滞留した洗浄水は、継続して吐水口38から追加される洗浄水と共に水嵩を増して上昇し、隆起部42の前端側隆起面42bの最高位置P2(図3参照)を乗り越え、後方側棚部32の左右両側に形成された側方側棚部34から前方側棚部52に沿って、ボウル部14の前方側棚部52へ旋回して流れる。
このとき、後方側棚部32の隆起部42を乗り越えてボウル部14の側方側棚部34に沿って後方側から前方側へ旋回して流れる洗浄水は、図4に示すように、後方側から前方側へ向かって便器本体4の水平面54に対して所定の傾斜角度αを成して下り傾斜した棚面34aを流れることにより、さらに勢いを増した状態で前方側棚部52に到達する。
その後、図4に示すように、ボウル部14の前方側棚部52の洗浄水は、ボウル部14の前方側汚物受け面56へ流れ込み、前方側汚物受け面56に沿って後方且つ下方に流れることにより、さらに勢いを強めながら、段部60を後方側に向って通過し、溜水部16内の溜水面W0の前方側領域R1を飛び越えてその後方側の所定領域R2に着水する。そして、この着水した洗浄水は、勢いを強めた状態で溜水部16内の汚物を下方の排水トラップ管路18の入口18aに向けて押し込む。その後、汚物を引き連れた洗浄水が排水トラップ管路18内を入口18aから後方側に流れ、排出管20から便器本体4の外部へ排出される。
上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、貯水タンク6から給水管8を経て吐水口38から後方側棚部32の中央部40に供給された洗浄水は、後方側のリム垂下壁部44と後方側棚部32の隆起部42により形成された滞留室46内に一時的に滞留された後、隆起部42を乗り越えてその両側の側方側棚部34を通過してボウル部14の前方側棚部52へ流れるため、このボウル部14の前方側棚部52から排水トラップ管路18の入口18aへ流れる洗浄水の勢いを強めることができる。したがって、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
また、本実施形態による水洗大便器1によれば、ボウル部14の棚部30が、後方側棚部32の隆起部42を乗り越えた洗浄水を後方側棚部32の隆起部42の下流側から側方側棚部34を経てボウル部14の前方側へ旋回させる流路面となる棚面34aを形成し、この棚面34aは、後方側から前方側へ向かって便器本体4の水平面54に対して所定の傾斜角度αを成して下り傾斜していることにより、後方側棚部32の隆起部42を乗り越えた洗浄水は、より勢いを増した状態でボウル部14の前方側棚部52へ流れることができるため、ボウル部14の前方側から排水トラップ管路18の入口18aへ流れる洗浄水の勢いを強めることができる。したがって、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、後方側リム垂下壁部44と後方側棚部32の前端32aとの間の所定間隔dが10mm〜30mmに設定されているため、吐水口38から導水路12に吐水され、その前方の隆起部42の後端側隆起面42aへ進んだ洗浄水が、その後、前端側隆起面42bを前方側へ流れることにより、滞留室46の中央側に寄せられ、その洗浄水の大半が図4に示す後方側リム垂下壁部44の壁面44aに衝突して滞留室46内に跳ね返り(図4の矢印f1参照)、この滞留室46内に一時的に滞留することができる。したがって、後方側棚部32の隆起部42を乗り越えて側方側棚部34を経てボウル部14の前方側棚部52へ旋回させる洗浄水量を増やすことができ、ボウル部14の前方側から排水トラップ管路18の入口18aへ流れる洗浄水の勢いを強めることができるため、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
また、本実施形態による水洗大便器1によれば、前方側汚物受け面56の後端部分56aと溜水部16の前方側壁面58の上端部分58aとを接続するように形成された前方側汚物受け面56の段部60により、ボウル部14の前方側棚部52から前方側汚物受け面56に吐水された洗浄水の一部が溜水部16内の溜水面W0の前方側領域R1を飛び越え、その後方側の所定領域R2に着水することができるため、ボウル部14の前方側から排水トラップ管路18の入口18aへ流れる洗浄水の勢いをさらに強めることができる。したがって、便器洗浄に使用する洗浄水量を少なく設定した場合においても、汚物排出性能を向上させることができる。
1 水洗大便器
2 後壁
4 便器本体
6 貯水タンク(洗浄水源)
8 給水管
10 洗浄操作パネル
12 導水路
12a 導水路の路面
14 ボウル部
16 溜水部
18 排水トラップ管路(排水トラップ部)
18a 排水トラップ管路の入口
20 排出管
22 汚物受け面
24 リム部
26 リム導水路(通水路)
28 リム垂下壁部
30 棚部
32 後方側棚部
32a 後方側棚部の前端
34 側方側棚部
34a 側方側棚部の棚面(流路面)
36 導水路の後壁
38 吐水口
40 後方側棚部の中央部
40a 後方側棚部の中央部の前端
42 隆起部
44 後方側リム垂下壁部
44a 後方側リム垂下壁部の壁面
46 滞留室
48 側方側リム垂下壁部
50 前方側リム垂下壁部
52 前方側棚部
54 便器本体の水平面
56 前方側汚物受け面
56a 前方側汚物受け面の後端部分
58 溜水部の前方側壁面
58a 溜水部の前方側壁面の上端部分
60 段部

Claims (4)

  1. 洗浄水源から供給された洗浄水により便器本体を洗浄して汚物を排出する水洗大便器であって、
    汚物を受ける汚物受け面と、この汚物受け面に洗浄水を吐水するリム部と、上記汚物受け面と上記リム部との間に形成される棚部と、を備えたボウル部と、
    このボウル部の下方に形成された溜水部と、
    この溜水部の下端に接続された入口から後方へ延びるように形成されて汚物を排出する排水トラップ部と、を有し、
    上記ボウル部のリム部は、その上面から下方へ上記汚物受け面近傍まで延びて内側に通水路を形成するリム垂下壁部を備え、上記ボウル部の棚部は、上記ボウル部の後方側に形成された後方側棚部と、この後方側棚部の側方に形成された側方側棚部と、を備え、上記後方側棚部は、その中央部から左右両側方向に向って上方へ隆起するように形成された隆起部を備え、上記リム垂下壁部と上記後方側棚部の隆起部は、上記洗浄水源から上記後方側棚部の中央部に供給された洗浄水を一時的に滞留させる滞留室を形成し、上記リム垂下壁部と上記側方側棚部は、上記滞留室内を上昇して上記隆起部を乗り越えた洗浄水が上記側方側棚部を通過して上記ボウル部の前方側へ流れる流路を形成することを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記ボウル部の棚部は、上記後方側棚部の隆起部を乗り越えた洗浄水を上記後方側棚部の隆起部の下流側から上記側方側棚部を経て上記ボウル部の前方側へ旋回させる流路面を形成し、この流路面は、洗浄水を後方側から前方側へ旋回させる流路に沿って下方に傾斜している請求項1記載の水洗大便器。
  3. 上記ボウル部のリム部のリム垂下壁部は、上記後方側棚部の隆起部と共に上記滞留室を形成する後方側リム垂下壁部を備え、この後方側リム垂下壁部は、上記後方側棚部の前端から前方側に所定間隔を置いて配置され、上記所定間隔は、10mm〜30mmに設定されている請求項1又は2に記載の水洗大便器。
  4. 上記ボウル部の汚物受け面は、その前方側領域に棚状に形成される前方側汚物受け面を備え、この前方側汚物受け面は、上記ボウル部の前方側から上記前方側汚物受け面に吐水された洗浄水の一部が、上記溜水部内の溜水面の前方側領域を飛び越えてその後方側の所定領域に着水するように、上記前方側汚物受け面の後端部分と上記溜水部の前方側壁面の上端部分とを接続するように形成された段部を備えている請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
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JP2015168994A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 Toto株式会社 水洗大便器
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