JP6938134B2 - 整風部材及び整風部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主として、鉄道車両の車室内への空気の吹出し、及び、鉄道車両の車室内の空気の吸込みの少なくとも一方を行う通風口に設けられる整風部材に関する。
特許文献1は、鉄道車両の天井の開口部に設けられる換気用のルーバー(整風部材)を開示する。このルーバーは、複数の羽根板と、複数のスペーサと、貫通軸と、ナットと、を備える。羽根板は、鉄道車両の天井の開口部に所定の間隔で並べて配置された板状の部材である。これらの羽根板には、貫通孔が形成されている。スペーサは、羽根板同士の間に配置された円筒状の部材である。貫通軸は、複数の羽根板の貫通孔及び複数のスペーサに挿通されている。また、貫通軸の両端部にはネジ部が形成されており、このネジ部にはナットが取り付けられている。ナットを貫通軸に取り付けて締め付けることにより、羽根板の間にスペーサを挟み込んで固定することができる。これにより、羽根板を補強するとともに羽根板のガタツキを防止することができる。
実開昭57−138716号公報
しかし、特許文献1のルーバーは、全ての羽根板に貫通孔を形成する必要があり、更に、多数のスペーサが必要となるため、部品のコストが増大する。更に、特許文献1のルーバーは、各羽根板の間にスペーサを配置する工程、及び、羽根板及びスペーサに貫通軸を挿通する工程が必要となり、組立ての工数が増大する。なお、スペーサの代わりに桟(羽根板)を補強する部材を配置して溶接で取り付ける場合であっても、多数の箇所で溶接を行う必要があり、組立ての工数が増大する。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、鉄道車両用の整風部材において、溶接や固定具等を用いることなく桟のガタツキを防止可能な構成を提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の整風部材が提供される。即ち、整風部材は、鉄道車両の車室内への空気の吹出し、及び、鉄道車両の車室内の空気の吸込みの少なくとも一方を行う通風口に設けられる。この整風部材は、フレームと、桟と、変形手段と、を備える。前記フレームは、前記通風口の外縁を構成する。前記桟は、前記フレームの一部同士を接続するように架け渡された板状の部材である。前記変形手段は、前記フレームに取り付けられた状態の桟に直接的に外力を付与する構造により当該桟を弾性変形させていることで前記桟を弾性変形させて前記桟に反力を生じさせる。
本発明の第2の観点によれば、鉄道車両の車室内への空気の吹出し、及び、鉄道車両の車室内の空気の吸込みの少なくとも一方を行う通風口に設けられる整風部材の製造方法が提供される。即ち、この整風部材の製造方法は、変形工程と、固定工程と、を含む。前記変形工程では、前記通風口の外縁を構成するフレームの一部同士を接続するように架け渡されている状態の板状の部材である桟に対して外力を付与することで当該桟を弾性変形させる。前記固定工程では、前記変形工程で弾性変形させた状態を維持しつつ当該桟を前記フレームに固定する。
これにより、桟には弾性変形による反力(弾性力)が生じているため、桟は接触している他部材と力を及ぼし合うので、溶接や固定具等を用いることなく桟のガタツキを防止することができる。
本発明によれば、鉄道車両用の整風部材において、溶接や固定具等を用いることなく桟のガタツキを防止可能な構成を実現できる。
本発明の一実施形態に係る吸込グリル(整風部材)が取り付けられた鉄道車両の側面図。 鉄道車両の吸込口の近傍の側面断面図。 補強部材を配置する様子を示す斜視図。 補強部材をスライドさせて桟を弾性変形させる様子を示す斜視図。 桟の弾性変形前のA−A断面図と桟の弾性変形後のA−A断面図。 桟の弾性変形前の平面図と桟の弾性変形後の平面図。 補強部材をフレームに取り付けて固定する様子を示す斜視図。 補強部材の本数とスライドさせる方向の例を示す図。 桟と補強部材の両方に切欠きを形成した第1変形例に係る吸込グリルの斜視図。 桟に力を加えて当該桟を弾性変形させる第2変形例に係る吸込グリルの斜視図。 フレームに力を加えて桟を弾性変形させる第3変形例に係る吸込グリルの斜視図及び側面断面図。 フレームに力を加えて桟を弾性変形させる第4変形例に係る吸込グリルの斜視図及び平面図。 補強部材に力を加えて桟を弾性変形させる第5及び第6変形例に係る吸込グリルの断面図。
次に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。初めに、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係る吸込グリル(整風部材)16が取り付けられる鉄道車両1について簡単に説明する。なお、図1では、空気の流れを鎖線で示している。
図1に示すように、鉄道車両1は、台車2と、車体3と、を備えている。台車2は、車体3の下方に配置されており、車体3を支持するとともに、図略のレール上を走行するための車輪を備えている。
車体3は、略箱状に構成されており、内部に車室11が形成されている。この車室11の底面(床面)には、乗客が座るための座席12が設けられている。また、車室11の上面(天井面)には、車室11内の空気を吸い込むための開口部である吸込口14が形成されている。
吸込口14によって吸い込まれた空気は、吸込ダクト15に沿って流れる。吸込ダクト15は、車室11と、車体3の屋根上に配置された空調装置13と、を接続している。吸込ダクト15には、図1及び図2に示すように、吸込グリル16と、エアフィルタ17と、が配置されている。吸込グリル(整風部材)16は、吸込口14に設けられている。詳細には、吸込グリル16は、吸込ダクト内壁面15aに配置されたフレーム30と、フレーム30内に配置されており吸い込む空気の向きを整える複数の桟40と、を備えている。なお、吸込グリル16の具体的な構成については後述する。エアフィルタ17は、吸込ダクト15に沿って流れる空気に含まれる塵埃等を除去する。
空調装置13は、車室11内の空気を吸引する送風機と、吸引した空気を温めるヒータ部と、吸引した空気を冷やす冷却部と、を備える。空調装置13が取り込んだ空気は、ヒータ部又は冷却部により温度が調整され、送風機によって吹出ダクト18へ送り出される。なお、本実施形態の空調装置13は、車体3の外部の空気(外気)を取り込んだり、車体3の外側へ空気を排出する装置も備えている。
吹出ダクト18へ送り出された空気は、車室11の上面に形成された複数の吹出口19から車室11内へ吹き出される。以上により、車室11内の空気の温度を調整することができる。
次に、吸込グリル16を構成する部材について、主として図3を参照して詳細に説明する。以下の説明では、図3に示すように、桟40が並べられる方向を単に「並列方向」と称し、桟40の長手方向を「桟長手方向」と称し、吸込口14の軸方向(図3の上下方向、並列方向及び桟長手方向の両方と直交する方向)を「開口軸方向」と称する。なお、車室11内の空気は、図3における下から上に向かって流れる。
図2及び図3に示すように、吸込グリル16は、フレーム30と、桟40と、補強部材50と、を備える。吸込グリル16の材料は任意であるが、例えばアルミニウム、ステンレス等の金属であることが好ましい。また、吸込グリル16は、全ての部材が同じ材料で構成されていなくても良く、例えば少なくとも1つの部材が異なる材料で構成されていても良い。
フレーム30は、吸込口14の外縁を構成している(言い換えると、吸込ダクト15の車室11側の端部の吸込ダクト内壁面15a(図2を参照)に設けられている)。本実施形態の吸込口14は矩形状であるため、フレーム30も矩形の枠状の部材である。フレーム30は、第1側壁部31、第2側壁部32、第3側壁部33、第4側壁部34から構成されている。それぞれの側壁部は平板状の部材であり、側壁部を互いに固定具又は溶接等で接続することで、枠形状が構成されている。
第1側壁部31及び第2側壁部32は、並列方向と垂直に設けられ、互いに対向するように配置されている。また、第3側壁部33及び第4側壁部34は、桟長手方向と垂直に設けられ、互いに対向するように配置されている。
また、図3に示すように、フレーム30には、固定具又は溶接等により、補強部材取付ブラケット71が接続されている。補強部材取付ブラケット71は、第1側壁部31及び第2側壁部32の内側の壁面(フレーム30の内側)に接続されている。補強部材取付ブラケット71には、補強部材50が取り付けられる。本実施形態の吸込グリル16は2つの補強部材50を備えるため、補強部材取付ブラケット71は第1側壁部31に2つ設けられるとともに、第2側壁部32に2つ設けられる。補強部材取付ブラケット71は、開口軸方向に垂直な平面を有する板状の部分を含んでおり、この板状の部分に取付孔71aが形成されている。取付孔71aは、軸方向が開口軸方向と一致するように形成されている。
桟40は、板状の部材であり、フレーム30の一部同士を接続するように(本実施形態では第3側壁部33と第4側壁部34とを接続するように)架け渡されている。吸込グリル16は、複数の桟40を備えている。それぞれの桟40は、所定の方向(並列方向)に並べてかつ同じ向きで配置されている。図5に示すように、桟40には、折曲げが形成されている。具体的には、桟40は、図5の断面図において、吸込ダクト15の内部側(図5の上側)においては開口軸方向に平行に形成されており、車室11側(図5の下側)においては開口軸方向と交差するように折り曲げられている。この構成により、車室11内から吸込口14の内部を視認できないようにしている。
補強部材50は、図3に示すように、断面L字状の櫛歯状の部材である。補強部材50は、桟40と交差するように、かつ桟40と接触するように配置されることで、桟40を補強する。本実施形態の吸込グリル16は、同形状の2つの補強部材50を備える。補強部材50は、図5に示すように、ベース部51と、突出部52と、を備える。
ベース部51は、厚み方向と開口軸方向とが一致するように設けられた板状の部分である。ベース部51は細長状であり、長手方向が並列方向と一致している。ベース部51の長辺側(桟長手方向の一端部側)には、開口軸方向の一側(車室11側)に延びる複数の突出部52が形成されている。また、突出部52は先端が円弧状である。突出部52は、桟40の配列間隔と同じ間隔で形成されている。また、ベース部51の並列方向における両端部の近傍には、図3に示すように、取付孔51aが形成されている。取付孔51aは、軸方向が開口軸方向と一致するように形成されている。取付孔51aは、補強部材50を補強部材取付ブラケット71に取り付けるための孔である。
次に、吸込グリル16の組立工程について、図3から図7を参照して説明する。
初めに、フレーム30に固定具又は溶接等により、桟40が取り付けられる(桟取付工程)。図3には、桟40が取り付けられた状態の吸込グリル16が示されている。
次に、桟40の上に補強部材50が配置(載置)される(補強部材配置工程)。上記のように桟40の間隔と突出部52の間隔は同じであるため、桟40の間に突出部52が1つずつ挿入される。この段階では、補強部材50は固定されておらず、桟40の上面に載っているだけである。図5(a)及び図6(a)に示すように、この段階では、取付孔51aと取付孔71aの位置は一致していない(取付孔51aの方が第1側壁部31側に寄っている。)また、図5及び図6では示していないが、第2側壁部32側の取付孔51aと取付孔71aについても同様に位置が一致していない。
次に、図4に示すように、補強部材50が第2側壁部32側(並列方向)に押圧(スライド)される(変形工程)。これにより、図5(b)及び図6(b)に示すように、突出部52によって桟40が押圧され、桟40が変形する。なお、ここで生じる桟40の変形は弾性変形であり、桟40は弾性力(反力)により突出部52を押圧する。また、仮に補強部材50を除去すると、桟40は元の位置(図5(a)の位置)に戻る。なお、桟40の変形には弾性変形が含まれていれば良く(言い換えれば反力により突出部52を押圧していれば良く)、補強部材50を除去した場合に桟40が完全に元の位置に戻らなくても良い。
このように、桟40は突出部52に押圧されているため、桟40の一側の面と、突出部52の一側の面とが接触しており(桟40及び突出部52の他側の面は何れも接触していない)、当該接触箇所において桟40が弾性変形している。特に、桟40は突出部52の近傍において、変位が最も大きく、突出部52から離れるに従って変位が小さくなる。従って、図6(b)に示すように、桟40を開口軸方向で見たときに、一方向に膨らんでいる湾曲が形成されており、当該湾曲の最も膨らんでいる箇所において桟40と補強部材50(突出部52)とが接触している。本実施形態では、補強部材50が2つ設けられるため、2つの補強部材50の近傍において、桟40は一側に膨らんでいる。
また、補強部材50をスライドさせることにより、図5(b)及び図6(b)に示すように、第1側壁部31側の取付孔51aと取付孔71aの位置(並列方向における位置)が一致する。同様に、第2側壁部32側の取付孔51aと取付孔71aについても位置(並列方向における位置)が一致する。この状態で、図7に鎖線で示すように、リベット等の固定具で補強部材50がフレーム30に固定されることで、同時に桟40も弾性変形した状態でフレーム30に固定される(固定工程)。なお、桟40をフレーム30に固定する固定工程は、本実施形態のように補強部材50等の別の部材を介して桟40をフレーム30に固定しても良いし、桟40を直接的にフレーム30に固定しても良い。
このように、桟40を弾性変形させて桟40に反力を生じさせることが変形手段の機能に相当し、この変形手段の機能を実現するために、本実施形態では、補強部材50をスライドさせて突出部52の一側面と桟40の一側面とが接触した構成を採用している。このように吸込グリル16を組み立て、補強部材50によって桟40を押圧して変形させることで、桟40と補強部材50とをガタツキなく連結できる。特に、鉄道車両1では振動等によりガタツキが発生し易く、更に吸込グリル16は強い風が通過することも多いため更にガタツキが発生し易い環境にある。そのため、特許文献1のような複雑な構成や多数の箇所の溶接が余儀なくされていた。しかし、本実施形態の構造を採用することで、リベットや溶接により固定する必要がないので、組立工程を大幅に簡素化することができる。
更に、本実施形態では、桟40の間に突出部52が挿入されているので、仮に桟40に力が掛かって更に折り曲げられた場合であっても、桟40が突出部52に接触するため(突出部52がストッパとして機能するため)、桟40の過剰な折り曲げが発生することを防止できる。
ここで、桟40はガタツキを防止するために弾性変形させているため、桟40の変形量はさほど大きくなくても良い。例えば、桟40の長手方向を1000とした場合、突出部52との接触箇所における並列方向への変形量(移動量)は、1から10程度であることが好ましい。なお、桟40は、乗客等により空調装置やダクト内部が視認されることを防止するために、大幅に曲げられていることが好ましい。例えば、桟40は、開口軸方向で見たときに、隣りに配置される桟40と重なる位置まで折り曲げられる。また、桟40の折り曲げ角度を大きくした場合には桟40の剛性を大きくすることができる。これにより、補強部材50により桟40を押圧した場合に桟40のガタツキや振動を更に抑制することができる。また、桟40を押圧した際の桟の変形量を小さくすることができるので歪みを小さくすることができ美観への影響を最小限に抑えることができる。
次に、補強部材50をスライドさせる方向について図8を参照して説明する。なお、図8では、形状が分かり易くなるように、実際よりも桟40の変形量を大きく示すとともに、変形前の桟40について鎖線で示している。
図8(a)には、本実施形態と同じく、補強部材50を2本備え、それぞれのスライド方向が同一である構成が示されている。この構成に代えて、図8(b)に示すように、補強部材50を2本備え、スライド方向が異ならせても良い。また、補強部材50は1本であっても良いし、2本より多くても良い。図8(c)及び図8(d)には、補強部材50を3本備えた構成が記載されている。補強部材50を3本備える場合、全てを同じ方向にスライドさせると、中央の補強部材50が桟40を押圧しなかったり、押圧力が低くなる可能性がある。その結果、ガタツキが十分に抑えられなくなるおそれがある。従って、補強部材50を3本備える場合、図8(c)及び図8(d)に示すように、端の2つの補強部材50と、中央の補強部材50と、でスライド方向が異ならせることが好ましい。また、中央と一端の補強部材50と、他端の補強部材50と、でスライド方向を異ならせても良い。なお、補強部材50を4本以上備える場合も同様である。
次に、上記実施形態の変形例を説明する。なお、以下の変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図9には、第1変形例に係る吸込グリル16が示されている。第1変形例では、桟40及び補強部材50に切欠きが形成されている。具体的には、図9(a)に示すように、桟40及び補強部材50のそれぞれの対応する位置において適切な幅と深さを有する切欠きがそれぞれ形成されている。
第1変形例の吸込グリル16では、桟40と補強部材50両方の切欠きを合わせるようにして(即ち、一方の切欠きに他方の部材が挿入されるようにして)、補強部材50を桟40に載置する。その後、上記実施形態と同様に、補強部材50をスライドさせることで桟40を弾性変形させ、弾性変形させた状態で補強部材50を固定する。つまり、第1変形例においても、上記の実施形態と同様に、補強部材50をスライドさせて補強部材50の一側面と桟40の一側面とが接触した構成により、桟40を所定方向に弾性変形させて反力を発生させるという変形手段の機能を実現している。従って、第1変形例においても、桟40は補強部材50との接触箇所において、補強部材50から力を受けて弾性変形している。なお、切欠きは、桟40と補強部材50のうち一方のみに形成されていても良い。
図10には、第2変形例に係る吸込グリル16が示されている。なお、図10から図12においては、桟40とフレーム30の取付位置の関係を鎖線の矢印で示している。上記実施形態では、補強部材50に力を加えることで桟40を弾性変形させたが、桟40が弾性変形するのであれば、どの部材に力を加えても良い。図10では、桟40に力を加えることで桟40を弾性変形させている。
具体的には、桟40の長手方向の両端には当該長手方向に延びる凸部が形成されている。また、フレーム30の第3側壁部33及び第4側壁部34には、この凸部を挿入可能な孔部が形成されている。ここで、第3側壁部33と第4側壁部34の孔部は形成される方向に若干ズレがある。具体的には、第4側壁部34に形成される孔部には、桟長手方向を軸方向とした回転方向におけるズレがある(言い換えれば、桟40の長手方向で見たときに、長手方向の一端と他端とでフレーム30に対する桟40の取付向きが異なる)。従って、図10に示すように、桟40をねじりつつ、桟40の凸部を第4側壁部34の孔部に挿入する。その後、必要に応じて桟40をリベット等の固定具でフレーム30に固定する。
この構成では、桟40に桟長手方向を軸方向とした回転方向の力が働いている状態(桟40が回転方向に弾性変形している状態)で、桟40がフレーム30に固定される。つまり、第2変形例では、桟40の長手方向の一端と他端とでフレーム30に対する桟40の取付向きが異なる構成により、桟40をねじるように弾性変形させて反力を発生させるという変形手段の機能を実現している。
図11及び図12では、第3及び第4変形例に係る吸込グリル16が示されている。第3及び第4変形例の吸込グリル16では、フレーム30に力を加えることで桟40を弾性変形させている。
具体的には、第3変形例では、図11(a)に示すように、第4側壁部34は、凹凸形状の第1部分34aと第2部分34bとを含んで構成されている。図11(b)に示すように、第1部分34aの凸部は桟40の一側の面に接触しており、第2部分34bの凸部は桟40の他側の面に接触している。一方、第3側壁部33には、桟40の長手方向の一端部が挿入可能な孔部又はスリット等が形成されている。
桟40を第3側壁部33の孔部又はスリット等に挿入しつつ、桟40を第1部分34aと第2部分34bとの間に位置させた状態で、第1部分34aと第2部分34bとを図11(b)に示すように並列方向にそれぞれ逆向きスライドさせることで、桟40にねじる力が掛かり、例えば桟40が湾曲するように弾性変形する。この状態で、必要に応じて桟40が第4側壁部34にリベット等の固定具で固定される。これにより、桟40を弾性変形させた状態で固定することができる。つまり、第3変形例では、第2変形例と同様に、桟40の長手方向の一端と他端とでフレーム30に対する桟40の取付向きが異なる構成により、桟40をねじるように弾性変形させて反力を発生させるという変形手段の機能を実現している。
第4変形例では、図12(a)に示すように、第3側壁部33及び第4側壁部34にそれぞれスリットが形成されており、当該スリットに桟40の長手方向のそれぞれの端部が挿入される。桟40を第3側壁部33及び第4側壁部34の両方のスリットに挿入した状態で、図12(b)に示すように、第3側壁部33と第4側壁部34とを互いに近づける。これにより、桟40が圧縮されて座屈し、例えば桟40が湾曲するように弾性変形する。この状態で、必要に応じて桟40が第4側壁部34にリベット等の固定具で固定される。これにより、桟40を弾性変形させた状態で固定することができる。つまり、第4変形例では、湾曲状の桟40を直線状に延ばしたときの長さが、第3側壁部33と第4側壁部34の配置間隔よりも長い構成により、桟40を弾性変形させて反力を発生させるという変形手段の機能を実現している。
図13では、第5及び第6変形例に係る吸込グリル16が示されている。第5及び第6変形例の吸込グリル16では、補強部材50を桟長手方向にスライドさせるのではなく、補強部材50を桟40に配置する際に当該桟40を弾性変形させる。具体的には、第5及び第6変形例では、上記実施形態と同様に突出部52が形成されている。第5変形例の突出部52は下面(開口軸方向の一面)が斜めに(桟40の上面と角度をなすように)なっている。また、第6変形例の突出部52は、下面(開口軸方向の一面)が湾曲状になっている。
この構成により、突出部52を下方に(開口軸方向の一側に)強い力で移動させることで、突出部52が桟40の上端を斜め方向に押圧し、桟40をねじる方向で湾曲させるように弾性変形できる。なお、第5変形例では、1つの突出部52が1つの桟40を弾性変形させ、第6変形例では、1つの突出部52が2つの桟40を弾性変形させる。このように、第5及び第6変形例では、補強部材50の突出部52が桟40に接触する構成により(具体的には突出部52との接触箇所の近傍で桟40が湾曲している構成により)、桟40を所定方向に弾性変形させて反力を発生させるという変形手段の機能を実現している。
以上に説明したように、上記実施形態の吸込グリル16は、鉄道車両1の車室11内の空気の吸込みを行う吸込口14に設けられる。この吸込グリル16は、フレーム30と、桟40と、変形手段と、を備える。フレーム30は、吸込口14の外縁を構成する。桟40は、フレーム30の一部同士を接続するように架け渡された板状の部材である。変形手段は、桟40を弾性変形させて桟40に反力を生じさせている。
これにより、桟40には弾性変形による反力(弾性力)が生じているため、桟40は接触している他部材と力を及ぼし合うので、溶接や固定具等を用いることなく桟40のガタツキを防止することができる。
また、上記実施形態の吸込グリル16は、桟40と交差するように配置される補強部材50を備える。変形手段は、補強部材50が桟40の一側面のみに接触することにより桟40を弾性変形させることである。
これにより、補強部材50と桟40との間で生じるガタツキを抑制できる。また、弾性力により桟40と補強部材50を固定することで、補強部材50と桟40の作業スペースが狭い場合であっても固定作業が容易になる。
また、上記実施形態の吸込グリル16において、吸込口14の軸方向(開口軸方向)で見たときに、桟40には、変形手段により、一方向に膨らんでいる湾曲が形成されており、当該湾曲の最も膨らんでいる箇所において桟40と補強部材50とが接触している。
これにより、例えば補強部材50をスライドさせるだけで桟40を弾性変形させることができる。また、桟40を弾性変形させる方向と、吸込口14の軸方向と、が垂直であるため、吸込グリル16による風のガイド方向をあまり変化させない構成が実現できる。
また、上記実施形態の吸込グリル16において、図8(c)及び図8(d)に示すように、桟40と接触している補強部材50を少なくとも3本備える。吸込口14の軸方向で見たときに、桟40には、変形手段により、補強部材50との接触箇所に形成される湾曲が少なくとも3つ存在しており、少なくとも1つの湾曲が他の何れかの湾曲と異なる方向に膨らんでいる。
これにより、桟40の弾性力を3本の補強部材50の全てに適切に及ぼすことができるため、桟40を強固に固定できる。
また、第1変形例の吸込グリル16において、補強部材50及び桟40の少なくとも一方の部材には、切欠きが形成されており、当該切欠きに他方の部材が挿入されている。
これにより、桟40と補強部材50の高さをある程度揃えることができるのでコンパクトにできる。
また、上記実施形態、第5及び第6変形例の吸込グリル16において、補強部材50には、吸込口14の軸方向に突出するとともに桟40に接触している複数の突出部52が形成されている。変形手段は、突出部52が桟40に接触することにより桟40を弾性変形させることである。
これにより、複数の突出部52を形成することで、桟40に切欠き等を形成することなく、複数の桟40を一度に弾性変形させる方法を採用できる。
また、第2から第4変形例の吸込グリル16において、変形手段は、桟40とフレーム30との接触箇所において当該フレーム30から桟に力を伝えて桟40を弾性変形させることである。
これにより、フレーム30と桟40との間で生じるガタツキを抑制できる。
また、第2及び第3変形例の吸込グリル16において、変形手段は、桟40の長手方向で見たときに、長手方向の一端と他端とでフレーム30に対する桟40の取付向きが異なることで、桟40の長手方向を回転軸としたねじり力を与えることである。
これにより、例えば桟40又はフレーム30をスライドさせることなく当該桟40をフレーム30に固定できる。
また、第3及び第4変形例の吸込グリル16において、吸込口14の軸方向で見たときに、桟40には、変形手段により一方向に膨らんでいる湾曲が形成されている。
これにより、桟40を弾性変形させる方向と、吸込口14の軸方向と、が垂直であるため、吸込グリル16による風のガイド方向をあまり変化させない構成が実現できる。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態では、吸込グリル16は吸込口14に設けられているが、車体3内へ空気を吹き出す吹出口19に設けられていても良いし、吸込みと吹出しの両方を行う開口部に設けられていても良い。また、吸込グリル16は、ヒータ部及び冷却部を備える空調装置13に繋がる経路に設けられているが、吸い込んだ空気を外部に排出するためだけの経路に設けられていても良い。また、吸込口14の形状は矩形に限られず、異なる形状(例えば、円形、楕円形、長円形)であっても良い。
上記実施形態では、桟40に折曲げが形成されているが、なだらかに曲がる湾曲が形成されていても良い。また、桟40に曲げが形成されていなくても良い。
上記実施形態では、空調装置13は車体3の屋根上に配置されているが、別の箇所(例えば車体3の床下)に配置されていても良い。また、上記実施形態では、吸込口14が上面に形成されているが、別の箇所(例えば側面又は底面)に形成されていても良い。吸込ダクト15は、経路が直線状のダクトであるが、曲がった経路を有していても良い。
上記実施形態では、補強部材50をスライドさせて桟40を弾性変形させたが、補強部材50を回動させて桟40を弾性変形させても良い。また、複数の桟40のうち、一部が補強部材50によって弾性変形させられており、桟りがフレーム30に弾性変形させられていても良い。また、複数の桟40のうち、少なくとも一部の桟40が弾性変形させられていれば良く、弾性変形させられていない桟40が含まれていても良い。また、桟40の補強を目的としない別の部材により、桟40が弾性変形させられていても良い。
1 鉄道車両
14 吸込口(通風口)
16 吸込グリル(整風部材)
30 フレーム
40 桟
50 補強部材

Claims (11)

  1. 鉄道車両の車室内への空気の吹出し、及び、鉄道車両の車室内の空気の吸込みの少なくとも一方を行う通風口に設けられる整風部材において、
    前記通風口の外縁を構成するフレームと、
    前記フレームの一部同士を接続するように架け渡された板状の部材である桟と、
    前記フレームに取り付けられた状態の桟に直接的に外力を付与する構造により当該桟を弾性変形させていることで前記桟に反力を生じさせる変形手段と、
    を備えることを特徴とする整風部材。
  2. 請求項1に記載の整風部材であって、
    前記桟と交差するように配置される補強部材を備え、
    前記変形手段によって前記補強部材から外力が付与されることにより、前記桟が弾性変形していることを特徴とする整風部材。
  3. 請求項に記載の整風部材であって
    記変形手段は、前記補強部材が前記桟の一側面のみに接触することにより前記桟を弾性変形させることを特徴とする整風部材。
  4. 請求項に記載の整風部材であって、
    前記変形手段により、前記通風口の軸方向で見たときに、前記桟には、一方向に膨らんでいる湾曲が形成されており、当該湾曲の最も膨らんでいる箇所において前記桟と前記補強部材とが接触していることを特徴とする整風部材。
  5. 請求項に記載の整風部材であって、
    前記桟と接触している前記補強部材を少なくとも3本備え、
    前記変形手段により、前記通風口の軸方向で見たときに、前記桟には、前記補強部材との接触箇所に形成される湾曲が少なくとも3つ存在しており、少なくとも1つの湾曲が他の何れかの湾曲と異なる方向に膨らんでいることを特徴とする整風部材。
  6. 請求項2からまでの何れか一項に記載の整風部材であって、
    前記補強部材及び前記桟の少なくとも一方の部材には切欠きが形成されており、当該切欠きに他方の部材が挿入されていることを特徴とする整風部材。
  7. 請求項2に記載の整風部材であって、
    前記補強部材には、前記通風口の軸方向に突出するとともに前記桟に接触している複数の突出部が形成されており、
    前記変形手段は、前記突出部が前記桟に接触することにより前記桟を弾性変形させることを特徴とする整風部材。
  8. 鉄道車両の車室内への空気の吹出し、及び、鉄道車両の車室内の空気の吸込みの少なくとも一方を行う通風口に設けられる整風部材において、
    前記通風口の外縁を構成するフレームと、
    前記フレームの一部同士を接続するように架け渡された板状の部材である桟と、
    前記桟を弾性変形させて前記桟に反力を生じさせる変形手段と、
    を備え、
    前記変形手段は、前記桟と前記フレームとの接触箇所において当該フレームから前記桟に力を伝えて前記桟を弾性変形させ、
    前記変形手段は、長手方向の一端と他端とで、長手方向を回転軸としたときにおける前記桟の前記フレームへの回転方向の取付向きを互いに異ならせることにより、当該桟の長手方向を回転軸としたねじり力を与えることを特徴とする整風部材。
  9. 鉄道車両の車室内への空気の吹出し、及び、鉄道車両の車室内の空気の吸込みの少なくとも一方を行う通風口に設けられる整風部材において、
    前記通風口の外縁を構成するフレームと、
    前記フレームの一部同士を接続するように架け渡された板状の部材である桟と、
    を備え、
    前記フレームに取り付けられた状態の桟に直接的に外力を付与する構造により当該桟を弾性変形させていることで前記桟に反力を生じていることを特徴とする整風部材。
  10. 鉄道車両の車室内への空気の吹出し、及び、鉄道車両の車室内の空気の吸込みの少なくとも一方を行う通風口に設けられる整風部材の製造方法において、
    前記通風口の外縁を構成するフレームの一部同士を接続するように架け渡されている状態の板状の部材である桟に対して外力を付与することで当該桟を弾性変形させる変形工程と、
    前記変形工程で前記桟を弾性変形させた状態を維持しつつ、当該桟を前記フレームに固定する固定工程と、
    を含むことを特徴とする整風部材の製造方法。
  11. 請求項10に記載の整風部材の製造方法であって、
    前記変形工程では、前記桟と交差するように配置される補強部材を移動させることで、当該補強部材が前記桟を押圧して当該桟を弾性変形させることを特徴とする製造方法。
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