JP6316758B2 - エレベーター装置及びエレベーター装置の組立方法 - Google Patents

エレベーター装置及びエレベーター装置の組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベーター装置及びエレベーター装置の組立方法に関し、特に乗りかごの上下部に整風カバーを備えたエレベーター装置及びエレベーター装置の組立方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2007‐161421号公報(特許文献1)、特開2010‐143691号公報(特許文献2)及び特開平10‐279230号公報(特許文献3)がある。
特許文献1には、乗かごの上部及び下部に設けられ、上記乗かごの移動に応じて発生する風切り音を抑制するエレベータの乗かご整風装置において、上記乗かごの上方及び下方に向って伸縮可能に設置される蛇腹式の整風体と、上記乗かごの上部及び下部の縁部近傍に、上記整風体を駆動する駆動手段とを設けたことを特徴とするエレベータの乗かご整風装置が開示されている。
特許文献2には、かご室と、上記かご室を支持するかご枠と、上記かご室の上部および下部の少なくとも一方に取り付けられた防風装置と、を備え、昇降路内に昇降自在に配設されるエレベータのかごにおいて、上記防風装置は、昇降方向に先細り形状に構成されて上記かご室の上面および下面の少なくとも一方の面を覆う整風カバーと、上記上整風カバーを上記かご室に取り付ける整風カバー取付機構と、を備え、上記整風カバーは、少なくとも上記かご枠の部位で該かご枠の両側に分割された複数の整風カバーパネルからなり、上記整風カバー取付機構は、上記複数の整風カバーパネルのそれぞれの内壁面に取り付けられた複数のパネル支持体と、上記複数のパネル支持体のそれぞれに対応するように上記かご枠の上枠および下枠の少なくとも一方に取り付けられて所定方向に延在する複数のガイドレールと、を有し、上記複数の整風カバーパネルが、それぞれ、上記パネル支持体を、対応する上記ガイドレールに当該ガイドレールの延在方向からスライド式に嵌合させて、互いに隙間無く取り付けられていることを特徴とするエレベータのかごが開示されている。
特許文献3には、建物内の昇降路に沿って上下に昇降し、乗客が内部に搭乗できるキャビンと、上記キャビンを間隔をおいて被せ、上方と下方へ行くほど断面積が減る形状のカバー手段と、上記昇降路の最下部の底面に設置される衝撃緩衝機とを備えるエレベーターにおいて、上記カバー手段は、断面積が最も大きい部分が上記キャビンの上部面から上方へ所定距離だけ離隔設置される第1カバー手段と、断面積が最も大きい部分が上記キャビンの下部面から下方へ所定距離だけ離隔設置される第2カバー手段とを含み、上記第1カバー手段と上記第2カバー手段とは多数の分割部材に分解できることを特徴とするカバーを備えるエレベーターが開示されている。
特開2007‐161421号公報 特開2010‐143691号公報 特開平10‐279230号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載されたエレベーター装置では、整風カバーを構成する各板材間や整風カバーと乗りかごとの間等に角部が生じ、乗りかごの走行時における整風カバーの風切り音防止効果を十分得られない可能性がある。角部を無くすために整風カバーの周方向の各角部に独特の曲面を付けたものを用意しようとすると製作コストがかかり、整風カバーが非常に高価なものとなってしまう。また、角部のみに独特の曲面を有するカバーを設置しようとすると、周方向に隣接した他のカバーとの合わせ作業が面倒になり作業性も悪くなってしまう。
そこで、本発明の目的は、上記事情に鑑み、組立時の作業性が良く、かつ風切り音防止効果を十分に得ることができる整風カバーを備えたエレベーター装置及びエレベーター装置の組立方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、乗りかごと、巻上機と、釣合おもりと、上記巻上機に巻きかけられ、上記乗りかごと上記釣合おもりとを連結する主ロープと、を備えたエレベーター装置において、上記乗りかごの上部及び下部には、上記乗りかごと反対の方向に向かって先細りとなる形状を有する整風カバーが設置され、上記整風カバーは、上記乗りかごの前面及び後面のそれぞれを上記乗りかごの長手方向に沿って延長した位置に設置された一対の前後部板と、上記乗りかごの左右の側面のそれぞれを上記乗りかごの長手方向に沿って延長した位置に設置された一対の側方部板と、上記前後部板と上記側方部板とを連結する4枚の角部曲面板と、からなり、上記角部曲面板は、上記乗りかごに向かって先細りとなる形状を有するように、複数の板が上記乗りかごに向かって並べて連結されたものであり、上記複数の板のうち最先端の板の先端が上記乗りかごの角に一致するように設けられ、上記前後部板と上記側方部板との間及び上記前後部板と上記乗りかごとの間に角部が生じないように構成されていることを特徴とするエレベーター装置を提供する。
また、本発明は、乗りかごと、巻上機と、釣合おもりと、上記巻上機に巻きかけられ、上記乗りかごと上記釣合おもりとを連結する主ロープと、を備えたエレベーター装置の組立方法において、上記乗りかごの上部及び下部には、上記乗りかごと反対の方向に向かって先細りとなる形状を有する整風カバーが設置され、上記整風カバーの組立工程として、前後部板と、側方部板と、上記乗りかごに向かって先細りとなる形状を有するように複数の板が上記乗りかごに向かって並べて連結されたものであり、上記複数の板のうち最先端の板の先端が上記乗りかごの角に一致するように設けられ、上記前後部板と上記側方部板とを連結する角部曲面板と、からなる角部結合部品を8つ準備する工程と、上記乗りかごの上部及び下部の四隅のそれぞれに、上記角部曲面板の先細りの先端部が合わさるように上記角部結合部品を配置する工程と、上記乗りかごと上記角部結合部品及び上記角部結合部品同士を固定する工程と、を有することを特徴とするエレベーター装置の組立方法を提供する。
本発明によれば、組立時の作業性が良く、かつ風切り音防止効果を十分に得ることができる整風カバーを備えたエレベーター装置及びエレベーター装置の組立方法を提供することができる。なお、上述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係るエレベーター装置を模式的に示す正面図である。 図1の乗りかご及び整風カバーの斜視図である。 図1の乗りかご及び整風カバーの一部を示す側面図である 図1の角部曲面板を示す斜視図である。 図1の前後部板、側方部板及び角部曲面板の分解斜視図である。 図5の前後部板、側方部板及び角部曲面板を結合した角部結合部品を示す斜視図である。 角部結合部品7A〜7Dを示す斜視図である。 整風カバーの組立工程の第1工程を模式的に示す斜視図である。 整風カバーの組立工程の第2工程を模式的に示す斜視図である。 整風カバーの組立工程の第3工程を模式的に示す斜視図である。 整風カバーの組立工程の第4工程を模式的に示す斜視図である。 整風カバーの組立工程の第5工程を模式的に示す斜視図である。 整風カバーの組立が完成した状態を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[エレベーター装置]
図1は本発明に係るエレベーター装置を模式的に示す正面図である。図1に示すように、本発明に係るエレベーター装置100は、乗客を乗せる乗りかご1と、巻上機23と、釣合おもり22と、巻上機23に巻きかけられ、乗りかご1と釣合おもり22とを連結する主ロープ20とを有する。乗りかご1の上部及び下部には、それぞれ整風カバー3A(上部整風カバー)及び3B(下部整風カバー)が設けられている。乗りかご1は、略四角柱形状を有し、整風カバー3A及び3Bは、乗りかご1と反対の方向に向かって先細りとなる形状を有している。整風カバーの材質としては、アルミニウム等が好ましい。
図2は、図1の乗りかご1、整風カバー3A及び3Bの斜視図である。図2に示すように、整風カバー3Aは、乗りかご1の前面(かごドア11が設けられている面)及び後面(前面の反対の面)のそれぞれを乗りかご1の長手方向に沿って延長した位置に配置された一対の前後部板5A,5Bと、乗りかご1の左右の側面のそれぞれを乗りかご1の長手方向に沿って延長した位置に配置された一対の側方部板6A,6Bと、乗りかご1の四隅に対応する位置に配置され、前後部板5A,5Bと側方部板6A,6Bとを連結する4枚の角部曲面板4A,4B,4C,4Dと、からなる。角部曲面板4A,4B,4C,4Dは、乗りかご1に向かって先細りとなる形状を有する。なお、下部整風カバー3Bの構成は上部整風カバー3Aと同じであるため、各板材(前後部板、側方部板及び角部曲面板)の符号の図示を省略する。
本実施例では、整風カバーと乗りかご1との間に、フレームカバー30が設けられている。フレームカバー30は、フレーム8(後述する)にフレーム板2A,2Bを取り付けたものであり、乗りかご1の上部に搭載する機器類を収納する空間を形成する。
概略構成が四角柱状の乗りかご1の上下部は、それぞれ図示していないフレーム8(図示せず)の四方を包囲したフレーム板2A,2Bと、このフレーム板2A,2Bにそれぞれ一部を重複させて配置した後に固定した整風カバー3A,3Bとを有している。整風カバー3A,3Bはほぼ同一構造であるから、以下では上方部の整風カバー3Aについて説明する。
図3は、図2の整風カバー3A、フレームカバー30及び乗りかご1の一部を模式的に示す側面図である(図2の矢印方向から見た図である)。図3に示すように、本発明に係るエレベーター装置の整風カバー3Aは、前後部板5A,5Bと側方部板6A,6Bとの間(図3中では、前後部板5Aと側方部板6Aとの間のAで示す部分)及び前後部板5A,5Bとフレーム板2A,2Bとの間(図3中では、前後部板5Aとフレーム板2Aとの間のBで示す部分)に角部が生じることなく構成することができる。したがって、整風カバーの風切り音防止効果を十分に得ることができる。上述したように、従来の特許文献1‐3の構造では、各板材間、整風カバーと乗りかごとの間等に角部が生じてしまうため、整風カバーの風切り音防止効果が十分でない可能性がある(特許文献2では図3のA部分に、特許文献3では図3のB部分に角部が生じる)。
図4は角部曲面4Aの斜視図である。図4に示すように、角部曲面4Aは、整風カバー3Aの周方向に比較的狭い幅で形成され、先端部Aは乗りかご1の四隅の一つに対応するように、一端が長手方向に沿って先細りとなる形状を有する。先細りの先端部A以外の部分は、なだらかな曲線を描くように構成されている。
このような角部曲面板4Aは、1つの部材で構成された一体成形品であってもよいが、図4Aに示すように、長手方向に沿って複数の板がリベット等で結合(連結)されて一体化されたものであってもよい。このように構成する方が、角部曲面板4Aの独特な形状を作製する際の作業性がよく、コストを低く抑えることができる。
角部曲面板4Aの裏面には樹脂材料が塗布されていることが好ましい。裏面に樹脂材料を塗布することで、裏面を段差無く滑らかな曲面となるようにすると共に、角部曲面板4Aに軟性(可撓性)を付与して隣接する他の板材と合わせやすくし、整風カバー組立時の作業性を向上することができる。接着剤としては特に限定は無く、例えばエポキシ樹脂系接着剤を用いることができる。他の角部曲面板4B,4C,4Dも、角部曲面板4Aと同じ構造を有する。
図5は角部曲面板4A、前後部板5A及び側方部板6Aの分解斜視図であり、図6は角部曲面板4A、前後部板5A及び側方部板6Aを結合した角部結合部品を示す斜視図である。図5及び図6に示すように、角部曲面板4Aの一方の長手側端部に前後部板5Aが連結され、角部曲面板4Aの他方の長手側端部に側方部板6Aが連結されて結合部品7Aを形成する。上述したように、角部曲面板4Aは軟性(可撓性)を有するため、角部曲面板4Aのみを乗りかご1の上部に配置することは容易ではない。そこで、組立の際には角部曲面板4Aを単体として取り扱うのではなく、結合部品として取り扱うようにしている。つまり、角部曲面板4Aの両端に、前後部板5Aの一部と、側方部板6Aの一部とを結合することで、角部曲面板4Aが所望の形状に保持された状態となる。
前後部板5Aと、側方部板6Aとは、それぞれ別個に製作された一体成形品であり、角部曲面板4Aに比べて剛性を有している。しかも、これらは予め角部曲面板4Aとの結合部を所定の曲面形状として形成されているため、角部曲面板4Aは、両側に配置された前後部板5Aと側方部板6Aに連結部に沿って複数の板が結合されたもので製作されており、裏面に樹脂材料が塗布されているため、比較的軟性を有し、容易に変形させることができ、作業者は、位置合わせを容易に行うことができる。
上述した組立によって、角部曲面板4Aとその両端部に隣接する前後部板5Aと、側方部板6Aとが結合されると、図4に示すような角部結合部品7Aが得られる。ある程度の軟性(可撓性)を有する角部曲面板4Aを使用しても、組立作業の初期に、前後部板5Aと側方部板6Aとが角部曲面板4Aを保持するため、容易に角部曲面板4Aを所望の形状に整えることができる。
図7は角部結合部品7A〜7Dを示す斜視図である。上記角部結合部品7Aと同様に、同一構造の角部結合部品7B〜7Dを準備し、これらを乗りかご1の上方の四隅に配置する。角部結合部品7Bは、角部曲面板4Bと、前後部板5Bと、側方部板6Aとを結合したものである。角部結合部品7Cは、角部曲面板4Cと、前後部板5Bと、側方部板6Bとを結合したものである。さらに角部結合部品7Dは、角部曲面板4Dと、前後部板5Aと、側方部板6Bとを結合したものである。
図7に示すように、図1の前後部カバー5A,5Bと、側方部カバー6A,6Bとは、整風カバーの周方向に一体ではなく、周方向に少なくとも二分割されていることが組立作業の便宜上好ましい。分割は三分割以上であっても良いが、部品点数を低減するために二分割であることが好ましい。
[エレベーター装置の組立方法]
以下に、図8〜図13を用いてエレベーター装置の組立方法、特に整風カバーの組立方法について説明する。図8は整風カバーの組立工程の第1工程を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、第1工程では、予め、乗りかご1の上方部に搭載するように組立てたフレーム部品8を乗りかご1の上方部に取り付ける。このフレーム部品8は、図5に示した角部結合部品7A〜7Dのそれぞれをフレーム部品8の四隅に固定することができる箱形の枠体からなる。
図9は整風カバーの組立工程の第2工程を模式的に示す斜視図である。第1工程で乗りかご1の上方部に固定したフレーム部品8の4つの側面に、フレーム板2A,2Bを取り付ける。図9では、2枚のフレーム板2A,2Bのみを図示しているが、他の側面にも同様にフレーム板が取り付けられている。フレーム部品8及びフレーム板2A,2Bからなるものをフレームカバーと称する。
図10は整風カバーの組立工程の第3工程を模式的に示す斜視図である。角部結合部品7A〜7Dを準備し、フレーム部品8の四隅に角部結合部品7A〜7Dをそれぞれ位置合わせしながら配置した後、固定する。各角部結合部品7A〜7Dの底辺は、フレーム部品8及びフレーム板2A,2Bの四隅に合致するようにしており、容易に位置合わせを行うことができる。この位置合わせによって、各角部曲面板4A〜4Dはそれぞれ所望の位置に配置(角部曲面板の先端部が、フレーム8の角部に一致するように配置)される。
図11は整風カバーの組立工程の第4工程を模式的に示す斜視図である。第3工程で角部結合部品7A〜7Dの位置合わせを行った後、各角部結合部品7A〜7Dをフレーム部品8及びフレーム板2A,2Bに固定し、続いて、各角部結合部品7A〜7D間も固定する。乗りかご1の正面側に配置されることになる前後部板5Aとフレームカバー30で囲まれて形成される窓部9は、かご上点検のために作業者が出入りすることができるようにするためのものである。
図12は整風カバーの組立工程の第5工程を模式的に示す斜視図である。窓部9は、定常状態で開放させていると大きな風切り音が発生してしまうため、窓部9を塞ぐように前面カバー10を取り付ける。図13は、整風カバーの組立が完成した状態を模式的に示す図である。整風カバー3Bについても、整風カバー3Aと同様に組立てる。
上述したように、本発明に係る整風カバーの組立方法によれば、組立時の作業性が良く、角部が生じない整風カバーを組み立てることができる。
以上説明したように、本発明によれば組立時の作業性が良く、かつ風切り音防止効果を十分に得ることができる整風カバーを備えたエレベーター装置及びエレベーター装置の組立方法を提供することができることが示された。
なお、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
1…乗りかご、2A,2B…フレーム板、3A,3B…整風カバー、4A,4B,4C,4D…角部曲面板、5A,5B…前後部板、6A,6B…側方部板、7A,7B,7C,7D…角部結合部品、8…フレーム部品、9…窓部、10…前面カバー、11…かごドア、20…主ロープ、22…釣合おもり、23…巻上機、24…昇降路、30…フレームカバー、100…エレベーター装置。

Claims (7)

  1. 乗りかごと、巻上機と、釣合おもりと、前記巻上機に巻きかけられ、前記乗りかごと前記釣合おもりとを連結する主ロープと、を備えたエレベーター装置において、
    前記乗りかごの上部及び下部には、前記乗りかごと反対の方向に向かって先細りとなる形状を有する整風カバーが設置され、
    前記整風カバーは、前記乗りかごの前面及び後面のそれぞれを前記乗りかごの長手方向に沿って延長した位置に設置された一対の前後部板と、
    前記乗りかごの左右の側面のそれぞれを前記乗りかごの長手方向に沿って延長した位置に設置された一対の側方部板と、
    前記前後部板と前記側方部板とを連結する4枚の角部曲面板と、からなり、
    前記角部曲面板は、前記乗りかごに向かって先細りとなる形状を有するように、複数の板が前記乗りかごに向かって並べて連結されたものであり、前記複数の板のうち最先端の板の先端が前記乗りかごの角に一致するように設けられ、
    前記前後部板と前記側方部板との間及び前記前後部板と前記乗りかごとの間に角部が生じないように構成されていることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 前記角部曲面板は、裏面に樹脂材料が塗布されていることを特徴とする請求項に記載のエレベーター装置。
  3. さらに、前記乗りかごと前記整風カバーとの間に、フレームカバーが設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベーター装置。
  4. 乗りかごと、巻上機と、釣合おもりと、前記巻上機に巻きかけられ、前記乗りかごと前記釣合おもりとを連結する主ロープと、を備えたエレベーター装置の組立方法において、
    前記乗りかごの上部及び下部には、前記乗りかごと反対の方向に向かって先細りとなる形状を有する整風カバーが設置され、
    前記整風カバーの組立工程として、前後部板と、側方部板と、前記乗りかごに向かって先細りとなる形状を有するように複数の板が前記乗りかごに向かって並べて連結されたものであり、前記複数の板のうち最先端の板の先端が前記乗りかごの角に一致するように設けられ、前記前後部板と前記側方部板とを連結する角部曲面板と、からなる角部結合部品を8つ準備する工程と、
    前記乗りかごの上部及び下部の四隅のそれぞれに、前記角部曲面板の先細りの先端部が合わさるように前記角部結合部品を配置する工程と、
    前記乗りかごと前記角部結合部品及び前記角部結合部品同士を固定する工程と、を有することを特徴とするエレベーター装置の組立方法。
  5. さらに、前記乗りかごと前記角部結合部品との間に、フレームとフレーム板とからなるフレームカバーを設置する工程を有することを特徴とする請求項4に記載のエレベーター装置の組立方法。
  6. さらに、前記角部結合部品の組立工程として、前記角部曲面板の一方の長手側端部に前記前後部板を嵌合して固定する工程と、前記角部曲面板の他方の長手側端部に前記側方部板を嵌合して固定する工程と、を有することを特徴とする請求項又はに記載のエレベーター装置の組立方法。
  7. さらに、前記角部曲面板の裏面に樹脂材料を塗布する工程を有することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のエレベーター装置の組立方法。
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