JP6937574B2 - 保温性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、保温性物品に関する。
表地と裏地との間に羽毛、羽根、中綿等の充填材を含む保温性物品では、充填材が偏らないようにするために、表地と裏地とを線状に縫い合わせていくつかの区画を形成し、その区画の中に充填材が収容されているものが多い。
例えば、特許文献1には、厚さ方向に重ね合わせた複数枚の布地を、その重ねた状態で縫合するための上糸とこれに絡む下糸の少なくとも一方を伸縮可能の伸縮糸を使用して伸縮可能の伸縮布地が形成され、この伸縮布地により衣類の少なくとも一部が形成されたことを特徴とする衣類が記載されている。
特許文献2では、保温性を高めるために、各区画の中に仕切り壁を設けて充填材を収容する掛布団が記載されている。
特許文献3にも、同様の座布団が記載されている。
特開2010−275651号公報 特開2003−144284号公報 実開平7−9160号公報
特許文献1に記載の衣類では、区画の境界である縫い目において充填材が存在しない、充填材の量が少なくなる、縫い目部分の厚さが薄くなる等のため、この縫い目から熱が放出され、保温性物品の保温性が損なわれる、「コールドスポット」が生じやすいという問題がある。
また、特許文献2及び3に記載の掛け布団及び座布団は、保温性に優れるものの、その構造が複雑になる傾向がある。
本発明者らは、第1のシートと、第2のシートと、第1のシート及び第2のシートの間に配置される充填材とを備える保温性物品であって、上記保温性物品が、第1のシートと、第2のシートとを接合する、複数の接合部を備え、複数の接合部が、互いに離間して点在していることを特徴とする保温性物品を見出した。
本発明の保温性物品は、保温性に優れる。
図1は、本発明の第1実施形態に従う保温性物品1の正面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に従う保温性物品1の背面図である。 図3は、図1のIII−III端面における端面図である。 図4は、本発明の第1実施形態に従う保温性物品1の後身頃の部分拡大図である。 図5は、接合部の配置のバリエーションの例を示す図である。 図6は、本発明の別の実施形態に従う保温性物品1を説明するための端面図である。 図7は、簡易保温性物品No.1〜6の連続型確率分布図を示す図である。 図8は、偏向試験における、サンプルの厚さの測定領域を示すための図である。
本発明の保温性物品の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図4は、本発明の実施形態の1つ(第1実施形態)に従う保温性物品1、具体的には、ダウンジャケットを説明するための図である。
図1は、保温性物品1の正面図であり、図2は、保温性物品1の背面図であり、図3は、図1のIII−III端面における端面図であり、そして図4は、保温性物品1の背面の拡大図である。
第1実施形態に従う保温性物品1は、図1及び図2に示されるように、一対の前身頃2、後身頃3、左右一対の脇腹部4、左右一対の袖下部5、左右一対の袖部6及び襟部7に区画され、ファスナー部8を備える。また、第1実施形態に従う保温性物品1は、図1及び図2に示されるように、一対の前身頃2、後身頃3、左右一対の脇腹部4、左右一対の袖下部5及び左右一対の袖部6のそれぞれに配置された、複数の接合部11を備える。複数の接合部11は、互いに離間して点在している。
図3に示されるように、第1実施形態に従う保温性物品1は、第1のシート12と、第2のシート13と、第3のシート14と、充填材15とを備えている。第1実施形態に従う保温性物品1は、第1のシート12、第2のシート13及び第3のシート14を接合する、接合部11を備える。なお、第1実施形態では、接合部11は、充填材15を接合していない。
図4は、本発明の第1実施形態に従う保温性物品1の後身頃3の部分拡大図である。図4に示されるように、第1実施形態では、接合部11は、刺繍により形成されたステッチ部であり、ステッチ部である接合部11は、第1のシート12の、充填材15と反対側の面である外面21において、円形の形状を有する。
図4に示されるように、複数の接合部11は、保温性物品1の平面方向において、第1の方向D1に延びる、互いに並行な複数の第1仮想線群L1a〜L1e上に配置されている。また、複数の接合部11は、保温性物品1の平面方向において、第1の方向D1と交差する第2の方向D2に延びる、互いに並行な複数の第2仮想線群L2a〜L2e上に配置されている。
複数の接合部11は、第1仮想線群L1a〜L1eと、第2仮想線群L2a〜L2eとの交点上に配置されている。
第1仮想線群L1a〜L1eのそれぞれにおいて、複数の接合部11は、一定のピッチP1で配置されている。第2仮想線群L2a〜L2eのそれぞれにおいて、複数の接合部11は、一定のピッチP2で配置されている。
本発明の保温性物品では、第1実施形態に示されるように、互いに離間して点在している、複数の接合部を含む。コールドスポットを形成しうる接合部が点在することにより、本発明の保温性物品が保温性に優れる。また、形成されるコールドスポットのそれぞれのサイズが小さいため、利用者が冷感を覚えにくい。
第1実施形態では、複数の接合部11が、第1の方向D1に延びる第1仮想線群L1a〜L1eと、第2の方向D2に延びる第2仮想線群L2a〜L2eとの交点上に配置されているが、本発明の保温性物品では、複数の接合部は、特定の方向に沿って配置されていなくともよい。
本発明の保温性物品は、特定の方向に沿って配置されていなくともよいが、その平面方向において、好ましくは50〜700個/m2、より好ましくは100〜650個/m2、そしてさらに好ましくは200〜600個/m2の、接合部の個数密度を有することが好ましい。
なお、上記個数密度は、保温性物品の平面方向の単位面積(1m2)当たりの、接合部の個数を意味する。
本発明の保温性物品において、上記充填材は、好ましくは40〜250g/m2、より好ましくは50〜250g/m2、より好ましくは55〜220g/m2、そしてさらに好ましくは60〜180g/m2の坪量を有する。保温性と、外観品位との観点からである。
本発明の保温性物品では、充填材の坪量をA(g/m2)、接合部の個数密度をn(個/m2)とした場合に、以下の式(1):
X=A×√n 式(1)
により得られる値Xが、好ましくは1,400〜1,800、より好ましくは1,430〜1,770、そしてさらに好ましくは1,450〜1,750の範囲にある。
値Xが上述の範囲にあることにより、充填材の密度が所定の範囲に収まり、保温性物品が保温性に優れ、充填材が偏りにくくなる。
充填材の密度は、保温性物品における充填材の坪量を、充填材の厚さで除することにより算出されるが、充填材の厚さは、最近接の接合部間の距離に比例する傾向がある。また、上記距離は、接合部の個数密度の平方根に反比例する傾向があることから、充填材の坪量と、接合部の個数密度の平方根とを掛け合わせることにより、充填材の密度に比例する値Xが得られる。
本発明の保温性物品が上述の範囲の接合部の個数密度を有することにより、保温性物品の厚さが所定の範囲に保持され、充填材が、所定の密度の範囲に保持されやすくなるため、充填材が偏りにくくなる。また、接合部は、充填材の偏りを抑制する機能を有するため、当該観点からも、充填材が偏りにくくなる。
本発明の保温性物品では、第1実施形態に示されるように、複数の接合部が、第1の方向に延びる、互いに平行な複数の第1仮想線上に配置されていることが好ましい。そうすることにより、複数の接合部が、保温性物品の平面方向において、均一に配置されやすくなり、保温性物品が保温性に優れる傾向がある。
複数の接合部が、第1仮想線上に配置されている場合には、第1仮想線上で、複数の接合部が、所定のピッチで配置されていることが好ましく、より好ましくは20〜150mm、さらに好ましくは25〜120mm、そしてさらにいっそう好ましくは30〜90mmのピッチで配置されている。
複数の接合部が、第1仮想線上で上記ピッチで配置されることにより、本発明の保温性物品の厚さが一定になりやすく、保温ムラが生じにくく、そして充填材が偏りにくくなる。
本発明の保温性物品では、第1実施形態に示されるように、複数の接合部が、第1の方向と交差する第2の方向に延びる、互いに平行な複数の第2仮想線上に配置されていることが好ましい。そうすることにより、複数の接合部が、保温性物品の平面方向において、均一に配置されやすくなり、保温性物品が保温性に優れる傾向がある。
複数の接合部が、第2仮想線上に配置されている場合には、第2仮想線上で、複数の接合部が、所定のピッチで配置されていることが好ましく、より好ましくは20〜150mm、さらに好ましくは25〜120mm、そしてさらにいっそう好ましくは30〜90mmのピッチで配置されている。
複数の接合部が、第2仮想線上で上記ピッチで配置されることにより、本発明の保温性物品の厚さが一定になりやすく、保温ムラが生じにくく、そして充填材が偏りにくくなる。
接合部は、第1仮想線と、第2仮想線との交点上に配置されることが好ましい。
本発明の保温性物品では、複数の接合部が、第1の方向及び第2の方向と交差するその他の方向、例えば、第3の方向に延びる第3仮想線上に配置されていてもよい。そうすることにより、本発明の保温性物品の厚さが一定になりやすく、保温ムラが生じにくく、そして充填材が偏りにくくなる。
第1実施形態では、接合部11が刺繍により形成されたステッチ部であるが、本発明の保温性物品では、接合部はステッチ部に限定されない。本発明の保温性物品では、複数の接合部のそれぞれとしては、例えば、接着部、融着部、かしめ部等が挙げられる。
上記接着部としては、例えば、接着剤による接着部が挙げられる。上記融着部としては、例えば、熱可塑性樹脂繊維による融着部、例えば、第1のシート、第2のシート及び所望による第3のシートの少なくとも1つが熱可塑性樹脂繊維を含み、当該熱可塑性樹脂繊維により形成された融着部が挙げられる。上記かしめ部としては、第1部材(例えば、雄部材)と、第2部材(例えば、雌部材)とをかしめることにより形成されたかしめ部が挙げられる。
本発明の保温性物品では、上記接合部は、ステッチ部であることが好ましい。接合部が肌触りに優れ、そして強度に優れるからである。また、接合部に、ステッチ部として、特定の形状を簡易に付すことができるからである。
また、上記ステッチ部の、保温性物品の平面方向の断面形状(以下、「保温性物品の平面方向の断面形状」を、単に『断面形状』と称する場合がある)が、特定の形状、例えば、幾何学的形状(例えば、円形、楕円形、多角形等)、矢印、数字、文字、キャラクター等の形状、並びにそれらの任意の組み合わせを有することができる。上記ステッチ部の上記断面としては、円形、楕円形等が好ましい。接合部の強度が高くなるほか、第1のシート、第2のシート等が破断しにくくなるからである。上記特定の形状は、第1のシートの、充填材と反対側の面が有してもよい。
図5は、本発明の保温性物品における接合部の配置のバリエーションの例を示す図であり、図4に相当する平面図である。図5(a)は、第1の方向D1と、第2の方向D2とが交差する角度が異なる以外は、図4と同様である。図5(a)では、複数の接合部11は、90°千鳥状に配置されている。
図5(b)〜図5(d)は、接合部11(ステッチ部)の断面形状が、複数の形状の組み合わせ、具体的には、2つの円形状の組み合わせを含む例である。
図5(b)は、第1仮想線群L1a〜L1e及び第2仮想線群L2a〜L2eにおいて、断面形状が1つの円形状である接合部11'(ステッチ部)と、断面形状が2つの円形状である接合部11''(ステッチ部)とが、交互に配置されている例である。
図5(c)は、第1仮想線群L1a〜L1e及び第2仮想線群L2a〜L2eにおいて、断面形状が2つの円形状である接合部11''(ステッチ部)のみが配置されている例である。
図5(d)は、断面形状が2つの円形状である接合部11''(ステッチ部)と、断面形状が2つの円形状である接合部11''(ステッチ部)とが、交互に配置されている例である。接合部11''(ステッチ部)と、接合部11''(ステッチ部)とは、2つの円形状の配置される方向が異なる。
第1実施形態では、充填材15と、第2のシート13との間に、第3のシート14を含むが、本発明の保温性物品は、第3のシートを含まなくともよい。第3のシートを含まないことにより、本発明の保温性物品の構造が単純化し、コストの観点から有利である。
なお、本発明の保温性物品が、第3のシートを含む実施形態では、第3のシートは、布帛で有ることが好ましい。充填材が偏りにくくなるからである。なお、第3のシートの構成については、後述する。
図6は、本発明の別の実施形態(第2実施形態)に従う保温性物品1を説明するための図であり、図1のIII−III端面における端面図に相当する。図6に示される保温性物品1は、第1のシート12と、第2のシート13と、第1のシート12及び第2のシート13の間に配置される充填材15とを備え、そして第1のシート12と、第2のシート13とを接合する、複数の接合部11を備える。
図6に示される保温性物品1は、第2のシート13の外側に、複数の接合部11により接合されていない、第2のシートを被覆する被覆シート16をさらに備える。
第2実施形態に従う保温性物品1は、被覆シート16をさらに備えるため、保温性に優れる。また、第2実施形態において、複数の接合部が、刺繍により形成されたステッチ部である場合には、ステッチ部の一方の面を隠蔽することができる。
本発明の保温性物品において、第1のシート、第2のシート、並びに所望による第3のシートとしては、比較的軽く、引張強度及び摩擦強度が高い合成繊維、例えば、熱可塑性樹脂繊維を含む布帛、例えば、織物、編物、不織布等が挙げられる。上記合成繊維としては、例えば、ナイロン、ポリエステル等が挙げられる。
本発明の保温性物品において、充填材としては、当技術分野で充填材として用いられるものを特に制限なく採用することができ、羽毛、羽根、及び中綿の少なくとも1つを含むことが好ましく、そして羽毛及び羽根を含むことがより好ましい。
上記保温性物品は、充填材として、羽毛を、羽毛及び羽根の合計質量の、好ましくは50〜90質量%、より好ましくは65〜95質量%、そしてさらに好ましくは70〜93質量%の比率で含む。羽毛の比率が上述の範囲にあることにより、保温性物品が、軽量化と、保温性とを両立することができる。
上記保温性物品は、充填材として、羽根を、羽毛及び羽根の合計質量の、好ましくは10〜50質量%、より好ましくは5〜35質量%、そしてさらに好ましくは7〜30質量%含む。羽根の比率が上述の範囲にあることにより、充填材が潰れにくくなり、保温性物品に一定の圧力が加わった場合でも、保温性物品が保温性に優れる。
なお、本明細書では、羽毛と、羽根とは、別異の概念である。上記羽毛は、羽軸から羽枝が略放射状に延びている毛を意味する。上記羽毛は、ダウンとも呼ばれ、カモ、アヒル、ガチョウ等の水鳥の胸部分に生えた非常に柔らかい毛が挙げられる。羽毛は、空気層(エアポケット)を多く含むため、保温性に優れている。
羽毛の嵩高性は、フィリングパワー(FP)と呼ばれ、FP値が高いダウンほど、軽量で保温性に優れている。本発明の保温性物品に用いられる羽毛のFP値は、IDFB法で、好ましくは500〜1000、より好ましくは550〜900、そしてさらに好ましくは600〜750である。
上記羽根は、羽軸から羽枝が延び、木の葉様の形状を有する毛を意味する。上記羽根は、フェザーとも呼ばれ、羽毛と比較し、嵩高性に劣るが、強度が高い。
上記中綿としては、木綿綿、合繊綿等が挙げられ、合繊綿の合繊としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びレーヨン等が挙げられる。
[製造方法]
本発明の保温性物品は、特に制限なく、当技術分野で公知の技術を用いて製造されることができるが、第1実施形態に従う保温性物品1について、その製法の一例を示す。
第1のシート12、第3のシート14、及び第2のシート13をこの順に積層して、接合すべき積層シートを形成する。次いで、接合すべき積層シートを、刺繍により接合して、ステッチ部である複数の接合部11を備える積層シートを形成する。次いで、積層シートを裁断して、保温性物品1を構成する、複数のパーツを形成し、各パーツの周縁部を縫い合わせながら、各パーツの第3のシート14と、第2のシート13との間に、充填材15を充填して、各パーツを完成させる。最後に、保温性物品1を構成する、複数のパーツ同士を縫い合わせることにより、第1実施形態に従う保温性物品1が完成する。
本発明の保温性物品は、保温が必要な任意の製品に採用されうるが、コールドスポットを少なくできる点、軽量化が可能である点等を考慮すると、動物、例えば、ほ乳類、例えば、人間用の保温性物品で有ることができる。
上記動物用の保温性物品としては、例えば、服飾品、例えば、防寒用衣服、例えば、ジャケット(例えば、ダウンジャケット)、ベスト、帽子、手袋、靴、アーム及びフットウォーマー、並びにアーム及びフットカバー、スキーウェア、登山用衣服等が挙げられる。
上記服飾品以外の動物用の保温性物品としては、例えば、寝袋、ひざ掛け、布団、座布団、クッション等が挙げられる。
[実施例]
本発明を、実施例にそって具体的に説明する。
[製造例1]
第1のシート及び第2のシートにナイロンとポリエステルとからなる生地を選択し、第3のシートに不織布を選択し、これらを第1のシート、第3のシート及び第2のシートの順に積層させた積層シートを形成した。次いで、上記積層シートに、複数の接合部として、刺繍により、平面方向の断面が、直径3mmの円形であるステッチ部(以下、単に「円形のステッチ部」と称する)を形成した。円形のステッチ部は、図4に示されるように、第1仮想線群及び第2仮想線群の交点上に、42mmのピッチで配置されていた。
上記積層シートを、200×200mmの正方形に裁断し、裁断された積層シートの周縁部を縫い合わせながら、第2のシートと第3のシートとの間に、充填材としてダウンとフェザー(羽根)との混合物を、坪量が70g/mとなるように充填し、簡易保温性物品No.1を製造した。なお、前記充填材は、650のFPを有し、ダウン及びフェザーを、それぞれ、90質量%及び10質量%含んでいた。また、前記式(1)で得られる値Xは、1667であった。
[製造例2]
ステッチ部のピッチを63mmに変更し、充填材の坪量を100g/mに変更した以外は製造例1と同様にして、簡易保温性物品No.2を製造した。なお、簡易保温性物品No.2は、1587の値Xを有していた。
[製造例3]
ステッチ部のピッチを85mmに変更し、充填材の坪量を130g/mに変更した以外は製造例1と同様にして、簡易保温性物品No.3を製造した。なお、簡易保温性物品No.3は、1529の値Xを有していた。
[比較製造例1]
接合部を、円形のステッチ部から、刺繍による、平面方向の断面が直線状のステッチ部(以下、単に「直線状のステッチ部」と称する)(ピッチ:30mm)に変更した以外は製造例1と同様にして、簡易保温性物品No.4を製造した。
[比較製造例2]
接合部を、円形のステッチ部から直線状のステッチ部(ピッチ:45mm)に変更した以外は製造例2と同様にして、簡易保温性物品No.5を製造した。
[比較製造例3]
接合部を、円形のステッチ部から直線状のステッチ部(ピッチ:60mm)に変更した以外は製造例3と同様にして、簡易保温性物品No.6を製造した。
なお、簡易保温性物品No.4〜6のそれぞれにおける直線状のステッチ部のピッチは、充填材の坪量との関係で、当技術分野で一般的なものを採用した。
[参考製造例1〜参考製造例3]
円形のステッチ部を設けなかった以外は、製造例1〜3と同様にして、それぞれ、簡易保温性物品No.7〜9を製造した。
簡易保温性物品No.1〜No.9の特性を、表1にまとめる。
Figure 0006937574
[実施例1]
[保温性試験]
保温性試験は、以下の通り実施した。
(1)20℃及び湿度65%RHの恒温恒湿室に、サーモラボIIB型精密迅速熱物性測定装置(カトーテック株式会社製)を準備した。
(2)上記装置のヒーターの上に、サンプルを保持するための治具を設置し、ヒーターの温度を30℃に保持した。
(3)上記治具上にサンプルをセットせずに、ヒーターの消費電力:W1(W)を測定した。
(4)上記治具上にサンプル(保温性物品No.1〜No.6)をセットし、セットしてから1分後の消費電力:W2(W)を測定した。なお、サンプルは、ヒーターから約1cmの距離を空けて、ヒーターを覆うようにセットされた。
(5)保温率(%)を、次の式(2):
保温率(%)=100×(W1−W2)/W1 式(2)
により算出した。
結果を表2に示す。
Figure 0006937574
表2より、円形のステッチ部を有する簡易保温性物品No.1〜3は、それぞれ、直線状のステッチ部を有し且つ充填材の坪量が同等である簡易保温性物品No.4〜6と比較して、保温率が高いことが分かる。
前記保温性試験において、加熱から60秒後のサンプルを、上記ヒーターの反対側からサーモグラフィで撮影した。サーモグラフィにより撮影した画像によると、簡易保温性物品No.1〜3では円形のステッチ部の周囲が、そして簡易保温性物品No.4〜6では直線状のステッチ部の周囲が、ステッチ部以外の部分と比較して高温であることが確認された。これは、円形のステッチ部及び直線状のステッチ部から熱が外部に放出されており、使用時において、保温性物品のステッチ部が、コールドスポットを形成しうることを意味する。
次いで、サーモグラフィの画像から、横軸を温度(℃)とし、縦軸を相対頻度(%)とする、連続型確率分布図を作成した。簡易保温性物品No.1〜3の連続型確率分布図をそれぞれ、図7(a)〜図7(c)の実線で示し、簡易保温性物品No.4〜6の連続型確率分布図をそれぞれ、図7(a)〜図7(c)の点線で示す。
簡易保温性物品No.1〜6のそれぞれの連続型確率分布図において、使用時にコールドスポットを形成しうる23℃以上の確率(%)を算出した。結果を、表2に示す。
表2、及び図7より、簡易保温性物品No.1〜3は、それぞれ、簡易保温性物品No.4〜6と比較して、連続型確率分布図における23℃以上の確率が低く、コールドスポットが形成されにくいことが分かる。
[実施例2]
[偏向試験]
偏向試験は、20℃及び湿度65%RHの恒温恒湿室にて、以下の通り実施した。
(1)サンプル(簡易保温性物品No.1〜9)を、平面の上に静置した。
(2)サンプルの上に、サンプルと同サイズ(200×200mm)の厚紙(質量:50g)をのせた。
(3)厚紙を載せてから30秒後、サンプルの厚さ(平面から厚紙の下面までの高さ)(mm)を測定した。
(4)上記厚さは、図8に示される領域101〜領域108において測定した。
なお、領域101〜103の平均を「上面厚さ」と称し、領域104を「左側面厚さ」と称し、領域108を「右側面厚さ」と称し、そして領域105〜107の平均を「下面厚さ」と称する。なお、厚さは、異なるサンプルで5回測定し、その平均値を採用した。結果を表3に示す。
(5)デマッチャ繰り返し疲労試験機に、サンプルを、領域101〜103が上面となるように固定し、鉛直方向の振幅:200mm、振動数:110回/分、時間:30分の条件で、サンプルを鉛直方向に振動させ、偏向試験を行った。
なお、上記条件は、時速5kmで30分間歩行することを想定している。また、デマッチャ繰り返し疲労試験機には、水平方向の振幅が0になるようにストッパーを設置した。また、簡易保温性物品No.4〜6のサンプルは、直線状のステッチ部が水平方向と平行になるように、デマッチャ繰り返し疲労試験機にセットした。
(6)偏向試験後のサンプルにおいて、上面厚さ、下面厚さ、左側面厚さ、及び右側面厚さを測定した。なお、厚さは、異なるサンプルで5回偏向試験を行い、その平均値を採用した。結果を表3に示す。
Figure 0006937574
表3より、円形のステッチ部を有する簡易保温性物品No.1〜3は、それぞれ、直線状のステッチ部を有し且つ充填材の坪量が同一である簡易保温性物品No.4〜6よりも、偏向試験前及び偏向試験後の両方において、その厚さが厚いことがわかる。従って、そもそも、簡易保温性物品No.1〜3は、それぞれ、簡易保温性物品No.4〜6よりも、充填材が嵩高であり、すなわち、充填材が多量の空気層を保持し、保温性に優れると考えられる。
また、簡易保温性物品No.1〜3は、それぞれ、充填材が嵩高であるにもかかわらず、偏向試験後において、簡易保温性物品No.4〜6と同等の、鉛直方向(下面厚さ−上面厚さ)の充填材の偏りにくさを有することが分かる。従って、簡易保温性物品No.1〜3は、長期間使用後も、充填材が偏りにくいことが示唆される。
また、簡易保温性物品No.1〜3は、偏向試験後において、水平方向(左側面厚さ−右側面厚さ)の充填材の偏りも特に見られなかった。一方、簡易保温性物品No.4〜6は、偏向試験において、充填材の坪量が高いほど、充填材が水平方向に偏りやすいことが分かる。従って、簡易保温性物品No.4〜6は、ある程度使用すると、充填材が水平方向に偏りやすいことが示唆される。
本発明は、以下の[1]〜[14]に関する。
[1]
第1のシートと、第2のシートと、上記第1のシート及び上記第2のシートの間に配置される充填材とを備える保温性物品であって、
上記保温性物品が、上記第1のシートと、上記第2のシートとを接合する、複数の接合部を備え、
上記複数の接合部が、互いに離間して点在していることを特徴とする保温性物品。
[2]
上記充填材が、40〜250g/m2の坪量を有する、[1]に記載される保温性物品。
[3]
上記保温性物品が、その平面方向において、50〜700個/m2の、上記接合部の個数密度を有する、[2]に記載される保温性物品。
[4]
上記充填材の坪量をA(g/m2)、上記接合部の個数密度をn(個/m2)とした場合に、以下の式(1)
X=A×√n 式(1)
により得られる値Xが1,400〜1,800の範囲にある、[3]に記載される保温性物品。
[5]
上記保温性物品の平面方向において、上記複数の接合部が、第1の方向に延びる互いに並行な複数の第1仮想線上に配置されている、[1]〜[4]のいずれか1項に記載される保温性物品。
[6]
上記保温性物品の平面方向において、上記複数の接合部が、第2の方向に延びる互いに並行な複数の第2仮想線上に配置されている、[5]に記載される保温性物品。
[7]
上記第1仮想線と、上記第2仮想線とが交差し、上記複数の接合部が、上記第1仮想線と、上記第2仮想線との交点上に配置されている、[6]に記載される保温性物品。
[8]
上記第1仮想線及び/又は上記第2仮想線において、上記複数の接合部が、20〜150mmの範囲のピッチで配置されている、[7]に記載される保温性物品。
[9]
上記充填材が、羽毛及び羽根を含む、[1]〜[8]のいずれか1項に記載される保温性物品。
[10]
上記複数の接合部のそれぞれがステッチ部、接着部、融着部及びかしめ部、並びにそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、[1]〜[9]のいずれか1項に記載される保温性物品。
[11]
上記ステッチ部の、上記保温性物品の平面方向の断面が、円形又は楕円形である、[1]〜[10]のいずれか1項に記載される保温性物品。
[12]
上記保温性物品が、上記充填材と、上記第2のシートとの間に、布帛からなる第3のシートをさらに備える、[1]〜[11]のいずれか1項に記載される保温性物品。
[13]
上記第2のシートの外側に、上記複数の接合部により接合されていない、上記第2のシートを被覆する被覆シートをさらに備える、[1]〜[12]のいずれか1項に記載される保温性物品。
[14]
上記保温性物品が、服飾品である、[1]〜[13]のいずれか1項に記載される保温性物品。
1 保温性物品
2 前身頃
3 後身頃
4 脇腹部
5 袖下部
6 袖部
7 襟部
8 ファスナー部
11 接合部
12 第1のシート
13 第2のシート
14 第3のシート
15 充填材
16 被覆シート
21 外面

Claims (13)

  1. 第1のシートと、第2のシートと、前記第1のシート及び前記第2のシートの間に配置されている、羽毛及び/又は羽根を含む充填材とを備える保温性物品であって、
    前記保温性物品が、前記第1のシートと、前記第2のシートとを、前記充填材を間に挟まずに接合している、複数の接合部を備えており、
    前記複数の接合部が、互いに離間して点在している、
    ことを特徴とする保温性物品。
  2. 前記充填材が、40〜250g/m2の坪量を有する、請求項1に記載される保温性物品。
  3. 前記保温性物品が、その平面方向において、50〜700個/m2の、前記複数の接合部の個数密度を有する、請求項2に記載される保温性物品。
  4. 前記充填材の坪量をA(g/m2)、前記複数の接合部の個数密度をn(個/m2)とした場合に、以下の式(1)
    X=A×√n 式(1)
    により得られる値Xが1,400〜1,800の範囲にある、請求項3に記載される保温性物品。
  5. 前記保温性物品の平面方向において、前記複数の接合部が、第1の方向に延びる互いに並行な複数の第1仮想線上に配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載される保温性物品。
  6. 前記保温性物品の平面方向において、前記複数の接合部が、第2の方向に延びる互いに並行な複数の第2仮想線上に配置されている、請求項5に記載される保温性物品。
  7. 前記第1仮想線と、前記第2仮想線とが交差し、前記複数の接合部が、前記第1仮想線と、前記第2仮想線との交点上に配置されている、請求項6に記載される保温性物品。
  8. 前記第1仮想線及び/又は前記第2仮想線において、前記複数の接合部が、20〜150mmの範囲のピッチで配置されている、請求項7に記載される保温性物品。
  9. 前記複数の接合部が、ステッチ部、接着部、融着部及びかしめ部、並びにそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載される保温性物品。
  10. 前記ステッチ部の、前記保温性物品の平面方向の断面が、円形又は楕円形である、請求項に記載される保温性物品。
  11. 前記保温性物品が、前記充填材と、前記第2のシートとの間に、布帛からなる第3のシートをさらに備える、請求項1〜10のいずれか1項に記載される保温性物品。
  12. 前記第2のシートの外側に、前記複数の接合部により接合されていない、前記第2のシートを被覆する被覆シートをさらに備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載される保温性物品。
  13. 前記保温性物品が、服飾品である、請求項1〜12のいずれか1項に記載される保温性物品。
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