JP6937464B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、食品などの被加熱物をマイクロ波加熱する加熱調理器に関し、特にコンビニエンス店、ファストフード店などの店舗で使用される業務用加熱調理器に関する。
業務用加熱調理器には、各種メニューに対応できるように、マグネトロンにより生成されるマイクロ波を用いて被加熱物を加熱するマイクロ波加熱モードに加えて、グリルモード(Grill mode)およびコンベクションモード(Convection mode)の両方またはいずれか一方を実行可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。
グリルモードとは、グリルヒータからの輻射熱により被加熱物を加熱するモードであり、コンベクションモードとは、対流装置からの熱風を加熱室内で対流させることにより被加熱物を加熱するモードである。以下、輻射熱による加熱を輻射加熱、熱風の対流による加熱を対流加熱という。
図7は、上記従来の加熱調理器における調理シーケンスを示すタイミングチャートである。
業務用加熱調理器は、各種調理の加熱工程を、予め決められた正確な温度および時間で確実に実行する必要がある。お客様の注文に素早く対応できるように、調理時間の短縮も重要である。そのため、業務用加熱調理器は、グリルヒータと二つのマグネトロンとを有する。これらのマグネトロンの各々は家庭用の加熱調理器に用いられるものと同じである。
特開2009−250493号公報
業務用加熱調理器は、これらのデバイスを効率良く使用して、調理時間の短縮を図り、その上、被加熱物を均一に加熱することが求められている。
被加熱物をより早く均一に加熱しようとする上で、電源電圧の変動によるグリルヒータ出力のばらつきは、不均一または不十分な焦げ目を生じる。グリルヒータの表面温度が上昇し過ぎると、グリルヒータの寿命を縮めてしまう。
従来の業務用加熱調理器は、ON−OFF制御を用いて庫内温度を制御する。このため、加熱開始時にグリルヒータがオフ状態であれば、グリルヒータの表面温度が低下した状態から加熱を開始することになり、グリルモードを含む調理の仕上がり具合にばらつきが生じる。グリルヒータの寿命を考慮すると、ヒータ管の表面温度は、寿命を縮めない許容範囲内に留める必要があり、グリルヒータがオフの時の表面温度をより高くするような制御が困難であった。
本開示は、上記従来の問題点を解決するもので、安定した仕上がり具合を得るとともに、グリルヒータを長持ちさせることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る加熱調理器は、加熱室と輻射加熱部と対流装置と温度センサと制御部とを有する。加熱室には被加熱物が載置される。輻射加熱部は、加熱室内に設けられ、被加熱物を輻射加熱する。対流装置は、加熱室の後方に設けられ、被加熱物を対流加熱する。温度センサは、対流装置内に設けられ、対流装置内の温度を検出する。制御部は、温度センサにより検出された温度に応じて、輻射加熱部と対流装置とを作動させ、加熱室の庫内温度を制御する。
本態様によれば、輻射加熱部の表面温度をより高温に保ちながら、加熱室の庫内温度を制御することにより、安定した仕上がり具合を得ることができる。
図1は、本開示の実施の形態に係る加熱調理器の外観斜視図である。 図2は、扉が開いた状態の、実施の形態に係る加熱調理器の斜視図である。 図3は、扉が開いた状態の、実施の形態に係る加熱調理器の正面図である。 図4は、実施の形態に係る加熱調理器の前後方向の断面図である。 図5は、実施の形態に係る加熱調理器に設けられた対流装置の正面図である。 図6は、実施の形態に係る加熱調理器における調理シーケンスと加熱室の庫内温度の変動とを示すタイミングチャートである。 図7は、従来の加熱調理器における調理シーケンスを示すタイミングチャートである。
本開示の第1の態様の加熱調理器は、被加熱物が載置される加熱室と、前記加熱室内に
設けられ、前記被加熱物を輻射加熱する輻射加熱部と、前記加熱室の後方に設けられ、前記被加熱物を対流加熱する対流装置と、前記対流装置内に設けられ、前記対流装置内の温度を検出する温度センサと、前記温度センサにより検出された温度に応じて、前記輻射加熱部と前記対流装置とを作動させ、前記加熱室の庫内温度を制御する制御部と、を備え、前記加熱室の前記庫内温度が第1の所定温度まで上昇すると、前記制御部は前記輻射加熱部の出力を中間値に設定し、前記庫内温度が前記第1の所定温度を超えた後、前記庫内温度が前記第1の所定温度まで低下すると、前記制御部は前記輻射加熱部の出力を定格出力の最大値に設定する加熱調理器において、前記制御部は、前記輻射加熱部による加熱を開始する前に前記対流ヒータをオンし、前記加熱室の前記庫内温度が第1の所定温度まで上昇する前に前記対流ヒータをオフしたままで前記輻射加熱部の出力を制御する。
本態様によれば、輻射加熱部の表面温度をより高温に保ちながら、加熱室の庫内温度を制御することにより、安定した仕上がり具合を得ることができる。
本開示の第2の態様の加熱調理器によれば、第1の態様において、前記加熱室の下方に設けられた機械室と、前記制御部により制御され前記機械室内を冷却する冷却ファンと、を備え、前記制御部は、調理開始後、前記庫内温度が前記第1の所定温度より低い第2の所定温度に達すると前記冷却ファンを作動させるように構成される。
本態様によれば、輻射加熱部の表面温度を、輻射加熱部の寿命に影響しない程度のより高い温度に保つように制御することで、安定した仕上がり具合を得るとともに、輻射加熱部を長持ちさせることができる。
以下、本開示の実施の形態に係る加熱調理器について、添付の図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態において、加熱調理器10は、マイクロ波加熱モード、グリルモードおよびコンベクションモードを実行可能な、コンビニエンス店、ファストフード店などの店舗で使用される業務用の電子レンジである。加熱調理器10は、最大出力2000Wを有し、複数段の出力切換が可能なグリルヒータを有する。
図1は、本実施の形態に係る加熱調理器10の外観を示す斜視図であり、その前面に設けられた扉3が閉じた状態を示す。図2、図3はそれぞれ、扉3が開いた状態の加熱調理器10を示す斜視図、正面図である。図4は、加熱調理器10の前後方向の断面図である。
図1および図2に示すように、加熱調理器10は、本体1と機械室2と扉3とを備える。機械室2は、本体1の下方に本体1を支持するように設けられる。扉3は、本体1の前面に加熱室4を閉じるように設けられる。機械室2の前面には、脱着可能なフロントグリルパネル12が設けられる。
図2に示すように、本体1の内側に加熱室4が形成される。加熱室4は、その内部に被加熱物を載置するために、その前面に開口を有する略直方体形状の空間を有する。
本実施の形態では、加熱室4の開口が形成された側を加熱調理器10の前方側と、その反対側を加熱調理器10の後方側とそれぞれ定義する。前方から見た場合の加熱調理器10の右側を単に右側と、前方から見た場合の加熱調理器10の左側を単に左側とそれぞれ定義する。
扉3は、加熱室4の開口の下方に設けられたヒンジにより取り付けられる。扉3は、扉3に設けられた把手5を用いて縦方向に開閉する。扉3を閉じると、加熱室4は、載置された被加熱物をマイクロ波などで加熱するための密閉空間となる。
本実施の形態では、本体1の前面右側部分に、コントロールパネルが取り付けられる。コントロールパネルには操作部6が設けられる。操作部6には、加熱調理の条件を設定するための操作キーおよび表示部が設けられる。コントロールパネルの後方には制御部が設けられ(図示せず)、操作部6からの信号を受信し、表示部を制御する。
図2に示すように、加熱室4内には、セラミックス製のトレイ7とステンレス製のワイヤラック8とが収容可能に配置される。具体的には、トレイ7はコージライト(2MgO・2Al2O3・5SiO2組成からなるセラミックス)で構成される。
ワイヤラック8は、被加熱物を載置するために網状の部材で構成された載置部である。ワイヤラック8により、被加熱物の下面にも効率よく熱風を循環させることができる。トレイ7は、被加熱物から滴り落ちる脂分などを受けるように、ワイヤラック8の下方に配置される。
図4に示すように、加熱室4の下方に設けられた機械室2には、マグネトロン35とインバータ36と冷却ファン37とが設けられる。マグネトロン35は、マイクロ波を生成するマイクロ波生成部である。インバータ36は、制御部により制御され、マグネトロン35を駆動する。冷却ファン37は、制御部により制御され、機械室2内を冷却する。
マグネトロン35により生成されたマイクロ波は導波管を伝わり、導波管に形成されたマイクロ波放射孔および加熱室4の底面に形成された開口により、加熱室4内に放射される。スタラ32は、制御部により制御され、加熱室4内に放射されたマイクロ波を攪拌する。このようにして、加熱調理器10は、加熱室4内に収容された被加熱物をマイクロ波加熱する。
加熱調理器10は、加熱室4の天井付近に設けられた輻射加熱部であるグリルヒータ38を有する。本実施の形態では、グリルヒータ38はシーズヒータである。制御部はグリルヒータ38を作動させ、グリルモードを制御する。グリルモードでは、グリルヒータ38の輻射熱により加熱室4に載置された被加熱物が輻射加熱される。
図3、図4に示すように、加熱調理器10は、加熱室4の背面壁31の後方に設けられ、加熱室4内に熱風を供給し、被加熱物を対流加熱する対流装置30を有する。対流装置30は、加熱室4の内部の空気を背面壁31の中央部から吸い込み、吸い込んだ空気を加熱して熱風として、背面壁31の下部から加熱室4内に吹き出す。加熱室4内に供給された熱風は、加熱室4内において循環流となる。
対流装置30内には、温度センサである対流装置30内の空間の温度を検出するサーミスタ(図示せず)が設けられる。このサーミスタは、対流装置30内の空間の温度に応じた信号を検出する。制御部は、この信号に応じて対流装置30を作動させる。
加熱調理器10は、マイクロ波加熱と輻射加熱と熱風の循環流による加熱とを別々に、または、これら三種類の加熱の少なくとも二つを同時に行うことができる。
本実施の形態では、二つのマグネトロン35が用いられ(図示せず)、合計出力は1200W〜1300Wである。二つのマグネトロン35から出力されたマイクロ波は、二つの導波管をそれぞれ伝わり、導波管と加熱室4の底面とにそれぞれ形成された開口を経由し、スタラ32によって撹拌されて加熱室4内に放射される。
二つのマグネトロン35を駆動するため、二つのインバータ36が機械室2内に設けられる。機械室2内には、マグネトロン35およびインバータ36を冷却するため、冷却ファン37が設置される。本実施の形態においては、二つの冷却ファン37で一組のマグネトロン35およびインバータ36を冷却するため、合計四つの冷却ファン37が設けられる。
冷却ファン37は、機械室2の前面に設けられたフロントグリルパネル12から外気を吸い込み後方に送ることにより、インバータ36、マグネトロン35などを冷却する。機械室2には、電源回路基板が配設されており、電源回路基板を冷却するための冷却ファンがさらに設けられる。
本実施の形態においては、インバータ36、マグネトロン35用の四つの冷却ファン37および電源回路基板用の冷却ファンは多翼ファンで構成され、合計五つの冷却ファンの回転軸が直線状に並ぶように配置される。
機械室2内を後方に進んだ空気は、本体1の背面に配置された排気ダクトを通り、加熱室4の天井と本体1の上面壁との間を通り、本体1の前面側から排出される。このようにして、本体1が高熱になることが防止される。
以下、加熱調理器10の内部構造について、図4を用いてより詳しく説明する。
図4に示すように、トレイ受け台22は、マイクロ波が通過可能なセラミック製の板材で構成され、加熱室4の底面上に設けられる。トレイ7はトレイ受け台22上に載置される。
スタラ32は、トレイ受け台22と加熱室4の底面との間に設けられる。スタラ32は、マイクロ波を撹拌するために、スタラ軸33を中心に回転する回転翼である。モータ34は、機械室2内に設けられ、スタラ32を回転駆動する。
加熱室4の背面壁31は、パンチング加工により形成された多数の開口を有する。背面壁31の後方には、加熱室4内の空気を取り込んで加熱し、加熱室4内に熱風を送り出す対流装置30が設けられる。対流装置30が配置された空間は、背面壁31によって加熱室4と隔てられ、背面壁31に形成された開口を通して加熱室4と連通する。
図4に示すように、対流装置30は、熱風を生成するための熱風生成機構39を有する。熱風生成機構39は、加熱室4内の空気を取り込み加熱して熱風を生成し、加熱室4内に送り出す。これにより、熱風の循環流が加熱室4内に生じる。
図5は、対流装置30の正面図である。図5に示すように、熱風生成機構39は、対流ヒータ40と、循環ファン41と、循環ファン41を回転駆動するファン駆動部(図示せず)と、熱風生成機構39における熱風を案内する第1および第2の熱風ガイド43、44とを備える。
対流ヒータ40は、シーズヒータで構成され、対流装置30の内部の空気を加熱する。対流ヒータ40は、空気との接触面積を増加させるために、対流装置30の中心部分(加熱室の中央部分に対応)において渦巻き状に形成される。
循環ファン41は、その中央部分において空気を取り込み、遠心方向に送り出す遠心ファンである。循環ファン41は、対流ヒータ40の後方に配置され、循環ファン41の後方に設けられたファン駆動部により駆動される。本実施の形態では、循環ファン41は矢印R(図5参照)の方向へ回転する。制御部は、対流ヒータ40とファン駆動部とを制御する。
図6は、本実施の形態に係る調理シーケンスと加熱室4の庫内温度CTの変動とを示すタイミングチャートである。
本発明者は、グリルモード、コンベクションモード、および、グリルヒータ38および対流ヒータ40の両方を用いた加熱モードにおいて、対流装置30内の空間の温度と、加熱室4の庫内温度とに相関があることを見出した。
従って、本実施の形態では、対流装置30内に設けられたサーミスタで対流装置30内の空間の温度を測定することにより、グリルモード時の加熱室4の庫内温度CTを推定する。
図6に示すように、本調理シーケンスでは、マイクロ波は使用されず、二種類のヒータ(グリルヒータ38、対流ヒータ40)を用いて調理が行われる。すなわち、本調理シーケンスでは、マグネトロン35はオフされ続ける。
まず時点t1において、グリルヒータ38の基準電圧を取り込むため、対流ヒータ40がオンされる。時点t2において、対流ヒータ40がオフされてグリルヒータ38の基準電圧の取り込みが終了し、それと同時にグリルヒータ38が定格出力の最大値(図6に示すMAX)でオンされ、グリルヒータによる調理が開始される。時点t3において、加熱室4の庫内温度CTが温度CT1に達すると、冷却ファン37がオンされる。
時点t4において、庫内温度CTが温度CT2に達すると、グリルヒータ38の出力が中間値(図6に示すMID)に低下される。これにより庫内温度CTの上昇は鈍り、一旦、庫内温度CTは温度CT2を超えるが、時点t5において再び温度CT2まで低下する。このとき、グリルヒータ38の出力は再度、定格出力の最大値に設定される。
時点t6において、再び庫内温度CTが温度CT2に達すると、グリルヒータ38の出力が中間値(図6に示すMID)に低下される。
本調理シーケンスは、扉3が開閉されるために調理が中断される工程を含み、時点t7においてグリルヒータ38が一旦オフされる。時点t8において調理が再開され、温度CT2より低くなっていた庫内温度CTを上昇させるために、グリルヒータ38が定格出力の最大値でオンされる。この間、冷却ファン37は作動し続ける。
時点t9において、庫内温度CTが温度CT2を超えるため、グリルヒータ38の出力が中間値に低下される。それにも関わらず、庫内温度CTは上昇し続ける。時点t10において、庫内温度CTは温度CT3に達するため、グリルヒータ38の出力がオフされる。
これにより庫内温度CTの上昇は鈍り、一旦、庫内温度CTは温度CT3を超えるが、時点t11において再び温度CT3まで低下する。このとき、グリルヒータ38の出力は再度、中間値に設定される。その後、庫内温度CTは緩やかに低下する。
時点t12において、扉3が開閉されるために調理が中断され、グリルヒータ38が一旦オフされる。時点t13において調理が再開されるが、庫内温度CTはまだ温度CT2より高いため、グリルヒータ38は中間出力でオンされる。この間、冷却ファン37は作動し続ける。
時点t14において、グリルヒータ38がオフされ、調理が完了する。冷却ファン37は、庫内温度CTが十分低下する時点t15まで作動し続ける。
すなわち、本実施の形態では、庫内温度CTが所定温度(例えば、図6における温度CT3)まで上昇すると、制御部はグリルヒータ38の出力を中間値に設定する。その後、庫内温度CTが所定温度(例えば、図6における温度CT2)まで低下すると、グリルヒータ38の出力を定格出力の最大値に設定する。
本実施の形態によれば、グリルヒータ38を中間出力で作動させることで、グリルヒータ38をオフする時間が短くなる。これにより、グリルヒータ38の表面温度の変動を少なくすることができる。その結果、例えば1分以内の短時間調理においても、均一で十分な加熱により安定した仕上がり具合を得ることができる。
また、本実施の形態では、庫内温度CTが、温度CT3を大きく超えないように制御される。すなわち、本実施の形態によれば、単体で最大出力2000Wを有するグリルヒータ38を定格出力1800W以下で作動させるため、グリルヒータ38の表面温度をより高く保った状態で使用しても、グリルヒータ38の寿命に影響を及ぼさない。
以上のように、本実施の形態によれば、安定した仕上がり具合を得るとともに、グリルヒータを長持ちさせることができる。
本開示は、例えばオーブン機能付き電子レンジに適用可能である。
1 本体
2 機械室
3 扉
4 加熱室
5 把手
6 操作部
7 トレイ
8 ワイヤラック
10 加熱調理器
12 フロントグリルパネル
22 トレイ受け台
30 対流装置
31 背面壁
32 スタラ
33 スタラ軸
34 モータ
35 マグネトロン
36 インバータ
37 冷却ファン
38 グリルヒータ
39 熱風生成機構
40 対流ヒータ
41 循環ファン
43 熱風ガイド

Claims (2)

  1. 被加熱物が載置される加熱室と、
    前記加熱室内に設けられ、前記被加熱物を輻射加熱する輻射加熱部と、
    前記加熱室の後方に設けられ、前記被加熱物を対流加熱する対流ヒータを有する対流装置と、
    前記対流装置内に設けられ、前記対流装置内の温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサにより検出された温度に応じて、前記輻射加熱部と前記対流装置とを作動させ、前記加熱室の庫内温度を制御する制御部と、を備え、
    前記加熱室の前記庫内温度が第1の所定温度まで上昇すると、前記制御部は前記輻射加熱部の出力を中間値に設定し、
    前記庫内温度が前記第1の所定温度を超えた後、前記庫内温度が前記第1の所定温度まで低下すると、前記制御部は前記輻射加熱部の出力を定格出力の最大値に設定する加熱調理器において、
    前記制御部は、前記輻射加熱部による加熱を開始する前に前記対流ヒータをオンし、前記加熱室の前記庫内温度が第1の所定温度まで上昇する前に前記対流ヒータをオフしたままで前記輻射加熱部の出力を制御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱室の下方に設けられた機械室と、前記制御部により制御され前記機械室内を冷却する冷却ファンと、を備え、
    前記制御部は、調理開始後、前記庫内温度が前記第1の所定温度より低い第2の所定温度に達すると前記冷却ファンを作動させるように構成された請求項1に記載の加熱調理器。
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