JP6936617B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る記録装置100の構成例を示す斜視図である。記録装置100は、記録ヘッドからインク滴を吐出して記録を行うインクジェット記録装置である。記録装置100は、複数のサイズの記録媒体に対応し、比較的大判の記録媒体にも対応している。本実施形態では、記録装置100は連続した記録媒体であるロール紙に画像を記録することが可能であり、記録手段としての記録ヘッド2、ロール紙に対応した給紙機構、および搬送機構などを備える。記録装置100は、キャリッジ3に搭載された記録ヘッド2が主走査方向(図1中の矢印A方向)に沿って走査しながら記録が行われるシリアルスキャン方式の記録装置である。
以上のような構成の記録装置100において、キャリッジ3の異常を検出し、原因を判定する動作について以下に説明する。
前述したようにキャリッジ3の走査方向の加速度は、スケールフィルムのスリットの印刷精度のばらつきやインクミストを始めとする汚れ起因の読み取り値ばらつきに影響を受ける。それに加えて、キャリッジ3自身の減速があり加速度値が変動しやすい。そのため、上記のS101にて用いたしきい値は、少なくともキャリッジ3の走査方向(X軸方向)以外の方向に対する値を用いる。また、用紙送り方向と平行な方向(Y軸方向)は前述した走査方向よりも外乱が少ないものの、反転時のキャリッジ3のヨーイングの影響を受けるため、若干のばらつきがある。それに比べて重力方向(Z軸方向)の加速度の変動は、キャリッジ3の自重により走査ガイド(第1ガイドレール4)に押し付けられているため、ばらつきが少ない。その上、キャリッジ3が離間可能になっており、シート1の端部がキャリッジ3の下面に擦れることで、その振動を顕著に検出することができる。
v0:キャリッジとシートが接触し始める際の速度(キャリッジの移動速度)
a:キャリッジの加速度(減速度)
t:キャリッジが減速し始めてからの時間
x:キャリッジの下部におけるシートと接触しうる幅
である。
Claims (8)
- 記録ヘッドを搭載し、ガイド部に沿って往復移動が可能なキャリッジと、
前記キャリッジの移動を制御する制御手段と、
前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジの加速度を検知する検知手段と、
前記検知手段より検知された少なくとも前記キャリッジの略重力方向の加速度と、所定のしきい値とを比較した結果に基づいて、前記キャリッジの異常状態を判定する判定手段と
を備え、
前記キャリッジは、前記ガイド部の一部を接触保持する接触部を有し、かつ、略反重力方向に前記接触部の接触状態から離間可能であり、
前記判定手段は、前記キャリッジの移動時において、加速度が前記所定のしきい値を超えたことが、所定時間にわたって継続したことを検知した際に、異常状態と判定することを特徴とする記録装置。 - 記録ヘッドを搭載して往復移動が可能なキャリッジと、
前記キャリッジの移動を制御する制御手段と、
前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジの加速度を検知する検知手段と、
前記キャリッジの移動時において、前記検知手段より検知された、少なくとも前記キャリッジの移動方向とは異なる一方向の加速度と、所定のしきい値とを比較した結果に基づいて、前記キャリッジの異常状態を判定する判定手段と、を備える記録装置であって、
前記所定のしきい値は、前記キャリッジの反転時の加速度から規定され、
前記判定手段は、前記キャリッジの反転時の異常状態を判定することを特徴とする記録装置。 - 前記キャリッジの移動方向とは異なる一方向は、略重力方向を含むことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 記録ヘッドを搭載して往復移動が可能なキャリッジと、
前記キャリッジの移動を制御する制御手段と、
前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジの加速度を検知する検知手段と、
前記キャリッジの移動時において、前記検知手段より検知された、少なくとも前記キャリッジの移動方向とは異なる一方向の加速度と、所定のしきい値とを比較した結果に基づいて、前記キャリッジの異常状態を判定する判定手段と、を備える記録装置であって、
前記判定手段は、前記キャリッジの移動時において、加速度が前記所定のしきい値を超えたことが、所定時間にわたって継続したことを検知した際に、異常状態と判定することを特徴とする記録装置。 - 前記所定時間は、前記キャリッジの下部の移動方向の長さと前記キャリッジの移動速度と加速度から算出される、前記キャリッジの下部をシートが通過する時間に基づいて規定されることを特徴とする請求項1または4に記載の記録装置。
- 前記判定手段は更に、前記キャリッジの移動の加速度が反転時とは異なるタイミングで前記所定のしきい値を越えたことを検知した際に、異常状態と判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記判定手段は、前記検知手段により所定の間隔で検知された複数の加速度の積を用いて、異常状態を判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記判定手段は更に、前記検知手段にて検知された加速度と前記所定のしきい値との差分が所定の値より大きいか否かを判定し、
前記制御手段は、前記所定の値より大きいと判定された場合に、前記キャリッジの移動を停止させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の記録装置。
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JP2017090237A JP6936617B2 (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 記録装置 |
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Family Applications (1)
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