JP4729397B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙等の記録媒体が記録ヘッドの直下を通過し、記録ヘッドからの記録処理により記録媒体に画像形成を行う画像形成装置に関する。
記録媒体を記録媒体搬送機構によって搬送し、記録ヘッドの直下を通過させ、記録ヘッドからのインク吐出によって記録媒体に画像形成を行う画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、記録媒体に対し、精密で正確な画像形成を行うため、記録媒体が画像を形成する間、記録ヘッドに形成された複数の記録用ノズルと記録媒体との間隔を最適に保つ必要がある。
しかしながら、記録媒体は種々の理由により、搬送機構上を搬送される際、搬送機構上面から浮き上がった状態で搬送されることが多々あり問題となる。例えば、記録媒体に浮き上がりがあると、記録媒体と記録ヘッドとの間隔を最適に保持できず、印字品質が低下する。特に、記録媒体の浮き上がりが大きい場合、記録媒体の先端が記録ヘッドに衝突し、記録用ノズル等を破損する。
この記録媒体と記録ヘッドとの衝突を防止する方法として、例えば特許文献1には衝突警告センサを使用した例が開示されている。この衝突警告センサは、プラテン上の記録媒体に対して相対的に移動するヘッドの先端から記録媒体に向かって延出した接片を有し、ヘッドの先端と記録媒体との間隔が所定値より小さくなると記録媒体の浮き部分が接片に接触し、警告を行うことによって記録媒体との衝突を防止する。
特開昭64−45677号公報
しかしながら、使用する記録媒体の種類は様々である。例えば、用紙の厚さや硬さ、腰の強さ、更に表面の粗さ等、各種種類の記録媒体が使用されている。したがって、記録媒体の浮きの高さが同じでも、記録媒体の浮きを検知する検知センサへの接触抵抗が異なり、例えば接触抵抗の大きい記録媒体(例えば、厚紙や表面の粗い用紙)に合わせて検知センサを調整すると、接触抵抗の小さい記録媒体に対する検知ができない。逆に、接触抵抗の小さい記録媒体(例えば、薄紙や表面の滑らかな用紙)に合わせて検知センサを調整すると、過敏に反応し、検知不要な記録媒体まで検知し、印刷処理を効率よく行うことができない。
また、記録媒体の保管や使用される環境によって、記録媒体の浮き形状が異なる場合がある。例えば、記録媒体の両端が浮き上がる場合や、中央部のみが浮き上がる場合、記録媒体の幅方向で複数の浮き上がりが発生する場合等、浮き形状にも違いがある。
例えば、記録媒体の両端が浮き上がる場合、搬送機構の吸引力によって、記録媒体は搬送機構側に吸着されて浮きは低くなるが、硬い記録媒体や腰のある記録媒体の場合、吸着されず、浮き上がった状態で記録ヘッドに達する。
また、他の例として、両側が吸着され、中央部が浮き上がる場合、両側が吸着されているため記録媒体の種類に関わらず、浮き部の物理的強度が強く、記録ヘッドを破損する可能性も高い。このため、記録ヘッドに衝突する浮きの高さを確実に検知しなければならない。しかし、検知するために検知センサの感度を敏感に設定すると、前述のように記録ヘッドに衝突しない両側の浮き部にも反応し、検知不要な記録媒体を検知し、印刷処理を効率よく行うことができない。
そこで、本発明は上記課題を解決するため、記録媒体の種類や搬送機構からの浮きの状態に係わらず、記録ヘッドに衝突し、記録ヘッドを破損させることのない画像形成装置を提供するものである。
上記課題は本発明の画像形成装置によれば、記録媒体を搬送する記録媒体搬送機構と、装置本体側に固定され、前記記録媒体搬送機構により搬送される前記記録媒体に画像を記録する記録ヘッドと、該記録ヘッドより前記記録媒体搬送方向の上流側に配置された前記記録媒体の浮き上がり部分を感知する記録媒体浮き感知部材を備える記録媒体浮きセンサと、該記録媒体浮きセンサの検出出力に基づき、前記記録媒体搬送機構の搬送制御を行う搬送制御部と、を有し、前記搬送制御部は、前記記録媒体浮きセンサの前記検出出力に対し、前記記録媒体の種類に応じた複数の異なる閾値を有し、使用される記録媒体に応じた閾値を前記記録媒体浮きセンサの前記検出出力が超えた場合に、前記記録媒体搬送機構による前記記録媒体の搬送を停止させる画像形成装置を提供することによって達成できる。
本発明によれば、記録媒体の種類や浮きの状態に対応して複数の閾値を設定し、記録媒体の種類や浮きの状態に対応する閾値を採用することによって、最適な衝突検知を行い、記録ヘッドの破損を確実に阻止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態を説明する図面であり、画像形成装置を示す概略的な側面図である。本実施形態では、画像形成装置としてインクジェットプリンタ1を使用し、インクジェットプリンタ1は、給紙部2、プラテン部3、画像記録部4、排出部5、及び衝突検知機構10を具備している。また、本明細書中において、記録媒体搬送方向に沿った軸をY軸とし、画像記録時の記録媒体の画像が形成される面において、Y軸と直交する軸をX軸とし、X軸並びにY軸と直交する軸をZ軸とする。
先ず、給紙部2について説明する。給紙部2は、用紙トレイ6、ピックアップローラ7、レジストレーションローラ対8で構成されている。用紙トレイ6は、少なくとも1枚の記録媒体(用紙)を収納する用紙収容部である。本実施の形態において、この用紙トレイ6には、記録媒体9として、カットシート状の複数枚の用紙が収容されている。
ピックアップローラ7は、用紙トレイ6に収納された記録媒体9の中の最上位の記録媒体9を1枚ずつ取り出す用紙取り出し機構である。尚、ピックアップローラ7は、図示しない装置フレームにより、回転可能に支持されている。
レジストレーションローラ対8は、ピックアップローラ7により搬出された記録媒体9を、搬送方向に対して位置合わせを行う搬送方向調整機能を有する。このレジストレーションローラ対8も、図示しない装置フレームにより回転可能に支持されている。また、このレジストレーションローラ対8は、位置合わせ後の記録媒体9を、プラテン部3側に搬送する用紙搬送機能も併せ持つ。
続いて、プラテン部3について説明する。プラテン部3は、上記給紙部2から送られた記録媒体9を画像記録時に搬送する搬送装置である。このプラテン部3は、図1に示すようにプラテンベルト11、複数のプラテンベルトローラ12、プラテンフレーム13、及びプラテン吸引部14で構成されている。また、図2はプラテン部3を示す概略的な上面図である。
プラテンベルト11と複数のプラテンベルトローラ12は、協働して記録媒体9をY軸に沿って搬送するためのベルトコンベヤを構成しており、記録時の記録媒体9の搬送方向を設定する。尚、図2において、プラテンベルト11は説明のため、Y軸方向において略半分のみを示している。
複数のプラテンベルトローラ12は、プラテンベルト11と画像記録部4の対向するプラテン用紙搬送領域11bにおいて、プラテンベルト11がX軸及びY軸と平行になるようにプラテンベルト11を支持している。尚、プラテンベルトローラ12の少なくとも1つには、プラテンベルトローラ12を回転させるためのベルトローラ駆動モータ12aが接続されている。
また、プラテンベルト11には、全体に渡って配置された複数の吸引孔11aが設けられている。また、プラテンベルト11の下方には、プラテンベルト11を平面的に支持するプラテンフレーム13が設けられている。このプラテンフレーム13は、プラテンベルトローラ12を回転可能に支持すると共に、プラテン吸引部14を保持している。
このプラテンフレーム13はX軸並びにY軸に沿った面を有し、プラテンベルト11と対抗する領域全体に渡って、Y軸方向に延在する複数の溝13dが形成されている。また、各溝13dの略中央部には不図示のプラテンチャンバに貫通する吸引孔13eが形成されている。
プラテン吸引部14は、記録媒体9を吸着するための負圧を発生させる負圧発生装置である。このプラテン吸引部14はプラテンフレーム13に固定されている。このプラテン吸引部14にはプラテンチャンバが設けられ、このプラテンチャンバはそれ自身のチャンバ内を負圧にするための負圧発生源を有している。この負圧発生源は、例えばファンなどの公知の負圧発生手段である。このため、プラテンチャンバは、負圧発生源の負圧により、吸引孔13eから空気を吸引し、プラテンベルト11を介して、搬送中の記録媒体9を吸引する。
次に、画像記録部4について説明する。画像記録部4は記録媒体9に対してインクを吐出するためのインク吐出装置である。この画像記録部4は、複数の記録ヘッド16とキャリッジ17で構成されている。
記録ヘッド16は画像を記録するための画像記録ヘッドの集合体となっている。この記録ヘッド16は、例えばマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応して設けられ、使用される用紙の最大幅と同一、又はそれ以上の長さに渡って設けられている。例えば、本例のインクジェットプリンタ1がA3サイズの用紙に対応している場合、各記録ヘッド16の幅は、A3サイズの用紙幅以上に形成されている。これらの記録ヘッド16はキャリッジ17に支持されており、固定のラインヘッド構成である。
次に、排出部5について説明する。排出部5は画像記録部4により画像形成が行われた記録媒体9を機外に排出する機構である。この排出部5は図1に示すように、排出部搬送ローラ対18、排出部排出ローラ対19、及び排紙トレイ20で構成されている。
排出部搬送ローラ対18はプラテン部3側より搬送された記録媒体9を排出部排出ローラ対19へ搬送するためのローラである。また、排出部排出ローラ対19は排出部搬送ローラ18から搬送されてきた記録媒体9を排紙トレイ20に排出するためのローラである。そして、排出部排出ローラ対19から画像形成が行われた記録媒体9が排出される毎に、排紙トレイ20には記録媒体9が載積される。
次に、衝突検知機構10について説明する。衝突検知機構10は給紙部2と画像記録部4との間に配設され、記録ヘッド16の記録媒体搬送方向上流側に位置する。衝突検知機構10は、記録ヘッド16に衝突する状態の記録媒体9が記録ヘッド16の直下を搬送される前、これを検出するものである。すなわち、衝突検知機構10が上記検知を行った時、衝突検知機構10から信号が不図示のプラテン部駆動制御機構に発信され、例えばベルトローラ駆動モータ12aの駆動を停止させ、記録媒体9が記録ヘッド16に衝突することを防止する。
図3(a)、(b)は上記衝突検知機構10の詳細を示す図であり、同図(a)が衝突検知機構10の斜視図であり、同図(b)が衝突検知機構10の概略側面図である。衝突検知機構10は、記録媒体9の浮きを検出するための記録媒体浮き感知部材(以下、単に浮き感知部材で示す)21、記録媒体9がこの浮き感知部材21に接触したときの力量を測定する力量測定センサ22、及びこれらを保持する保持部材23で構成されている。
力量測定センサ22には、例えば歪みゲージや半導体圧力センサなどが使用される。本実施の形態では半導体圧力センサを使用し、図3(a)、(b)に示すように浮き感知部材21が回転軸24を中心に振子運動を行い、力量測定センサ22の下から上方向に圧力をかける構成である。力量測定センサ22は、この状態で力量測定センサ22にかかる圧力を初期値とし、記録媒体9が衝突して力量測定センサ22に加わる圧力を初期値から差し引いて、対応する電気信号を出力する。
本例では、記録時のプラテンベルト11と浮き感知部材21との距離t1を、記録ヘッド16に接触する可能性がある多種の記録媒体9が、浮き感知部材21に接触する距離に設定する。尚、この距離t1は記録ヘッド16とプラテンベルト11との距離を上限とし、その距離以下となるように設定する。
上記構成において、実際の印刷処理を行う際、先ず不図示のオペレーションパネルを操作し、通紙する記録媒体9を指定する。この指定により、不図示のテーブルから対応する力量の閾値の情報が読み出される。すなわち、テーブルには予め記録媒体9の種類に対応した力量の閾値が登録されており、上記指定により使用する記録媒体9に最適な閾値が読み出される。
次に、印刷処理が開始されると、前述のように記録媒体9はピックアップローラ7によって用紙トレイ6から搬出され、レジストレーションローラ対8を通って画像記録部4に送られる。この時、記録媒体9は衝突検知機構10によって浮きの検知が行われる。ここで、浮きのない記録媒体9や浮きがあっても距離t1以下の記録媒体9は浮き感知部材21の下を通過し、画像記録部4に送られる。一方、例えば図3に示すように記録媒体9の先端の浮きが距離t1を超えている場合、記録媒体9は浮き感知部材21に衝突し、浮き感知部材21に矢印b方向の圧力を掛ける。前述のように、衝突検知機構10は回転軸24を中心に振子運動を行う構成であり、上記圧力は回転軸24を支点として力量測定センサ22を矢印c方向に押し上げる圧力となる。
力量測定センサ22は上記のように、加わる圧力の大きさから初期値の圧力を差し引いた圧力を電気信号として出力する。したがって、上記テーブルから読み出した力量の閾値に比較して電気信号に対応する圧力が大きい場合、衝突の可能性があるとして記録媒体9の搬送を停止する。
例えば、厚手の記録媒体9や腰の強い記録媒体9の場合、浮き感知部材21に接触した際、記録媒体9の変形が少なく、力量の閾値は高く設定されており、薄手の記録媒体9や腰の弱い記録媒体9の場合は浮き感知部材21に接触したとき、記録媒体9の形状が変形しやすく、力量の閾値は低く設定されている。このように構成することにより、記録媒体9の厚さや腰の強さに対応した検知を行うことができる。
また、同じ種類の記録媒体9でも浮き形状の違い、例えば記録媒体9の両端がプラテン部3に吸着され、記録媒体9の中央部が凸形状になる所謂トタンカール形状では、記録媒体9の両端がプラテン部3に吸着されて固定されるため、カール形状を押しつぶす力を加えても変形し難い。このため、力量の閾値を高く設定して衝突検知を行う。一方、トタンカール形状のみでなく、両側の反りも生じる記録媒体9の場合、閾値は低く設定して衝突検知を行う。
以上のように、本例によれば力量測定センサ22を使用し、記録媒体9が記録ヘッド16に衝突することを未然に検知し、例えば記録媒体9の搬送を停止し、記録ヘッド16の破損を未然に回避する。
尚、本実施の形態では、浮き感知部材21が記録媒体9の先端に衝突する部位は、記録媒体9が衝突した後、プラテンベルト11に導かれる方向に角度が付けられており、浮き感知部材21の下を通過した記録媒体9はプラテン部3側に滑らかに吸着され、記録ヘッド16に衝突する可能性を低下させる構成である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
尚、第2の実施形態の説明においては、上記第1の実施形態と共通する構成要素には同じ符号を付し、第1の実施形態と共通の作用、又は効果においてはその説明を省略する。
図4(a)、(b)は本実施形態で使用する衝突検知機構27の構成を示す図であり、同図(a)が衝突検知機構27の斜視図であり、同図(b)が衝突検知機構27の概略側面図である。衝突検知機構27は揺動片28を備え、回転軸29を中心に振り子運動を行う浮き感知部材30と、浮き感知部材30が記録媒体9の接触によって回転する回転角度を測定する角度測定センサ31と、それらを保持する保持部材32とを備えている。
記録媒体9が、通過中の浮き感知部材30の回転角度を測定することは、記録媒体9のプラテンベルト11からの浮き量を測定することになる。本実施形態では、例えば角度測定センサ31としてレーザ変位計を使用し、予め初期設置した状態の揺動片28の位置をレーザ変位計で読み取り、その位置を初期値とする。角度測定センサ31は記録媒体9が浮き感知部材30に衝突し、回転軸29を中心に揺動片28が移動する移動量をレーザ変位計で測定し、その移動量を回転角度に変換して出力する。
本例の場合も、印刷時のプラテンベルト11と浮き感知部材30との距離t1を、記録ヘッド16に接触する可能性がある多種の記録媒体9が、浮き感知部材30に接触する距離に設定する。また、距離t1は記録ヘッド16とプラテンベルト11の距離を上限とし、その距離以下とする。
上記構成において、本例においても実際の印刷処理を行う際、先ず不図示のオペレーションパネルを操作し、通紙する記録媒体9を指定する。この指定により、テーブルから対応する角度の閾値が読み出される。すなわち、テーブルには予め記録媒体9の種類に対応した角度の閾値が登録されており、上記指定により使用する記録媒体9に最適な閾値が読み出される。
次に、印刷処理が開始されると、前述のように記録媒体9はピックアップローラ7によって用紙トレイ6から搬出され、レジストレーションローラ対8を通って画像記録部4に送られる。この時、記録媒体9は衝突検知機構27によって衝突検知が行われる。ここで、浮きのない記録媒体9や浮きがあっても距離t1以下の記録媒体9は浮き感知部材30の下を通過し、画像記録部4に送られる。一方、図4に示すように記録媒体9の先端の浮きが距離t1を超えている場合、浮き感知部材30に衝突し、浮き感知部材30に矢印b方向の圧力を加える。前述のように、衝突検知機構27は回転軸29を中心に振子運動を行う構成であり、上記圧力は回転軸29を支点として揺動片28を矢印d方向に回動する。
この変位量は、同図(b)に拡大して示すように、上記回動により移動する距離から初期値を差し引いた距離であり、この距離が角度測定センサ31によって読み取られ、電気信号として出力される。したがって、上記テーブルから読み出した閾値に比較して電気信号に対応する距離が長い場合、衝突の可能性があるとして記録媒体9の搬送を停止する。
例えば、厚手の記録媒体9や腰の強い記録媒体9の場合、浮き感知部材30に接触した際、浮き感知部材30の重みや接触抵抗などで変形せず、浮き形状を保持したままの状態になり易い。このため角度測定センサ30の閾値は高く設定し、薄手の記録媒体9や腰の弱い記録媒体9の場合、浮き感知部材32に接触したときに浮き感知部材31の重みや接触抵抗などで変形してしまい、浮き形状がつぶれた形状に変化してしまうため、角度測定センサ31の閾値を低く設定し、記録媒体9の厚さや腰の強さに対応した衝突検知を行う。
また、同じ種類の記録媒体9でも浮き形状での違い、例えば前述のようにトタンカール形状は重みに強く、反り形状は重みに弱い特性があり、トタンカール形状のみ場合には閾値を高く設定し、トタンカール形状のみでなく反り形状も生じる場合には閾値を低く設定することによって、記録媒体9の浮き形状に合わせた衝突検知を行うことができる。
以上のように、本例によれば記録媒体9の浮き形状に合わせた衝突検知を行うことができ、記録媒体9が記録ヘッド16に衝突することを防止することができる。
尚、角度測定センサ31には種々のセンサが使用でき、例えば接触式変位計や、ロータリエンコーダなど、浮き感知部材30の回転角度を検知できるセンサであれば使用可能である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
尚、第3の実施形態の説明においては、上記第1、第2の実施形態と共通する構成要素には同じ符号を付し、上記第1、第2の実施形態と共通の作用、又は効果においてはその説明を省略する。
図5(a)、(b)は本実施形態の衝突検知機構35の構成を示し、同図(a)が衝突検知機構35の斜視図であり、同図(b)が衝突検知機構35の概略側面図である。衝突検知機構35は揺動片36を備え、回転軸37を中心に振り子運動を行う浮き感知部材38と、記録媒体9が浮き感知部材38に接触したときの力量を測定する力量測定センサ39と、浮き感知部材38が記録媒体9の接触によって回転する回転角度を測定する角度測定センサ40と、それらを保持する保持部材41とを備えている。尚、本例では、力量センサ39に回転トルク測定センサを用いている。また、本例においても印刷時のプラテンベルト11と浮き感知部材38との距離t1を、記録ヘッド16に接触する可能性がある多種の記録媒体9が、浮き感知部材38に接触する距離に設定する。そして、距離t1は記録ヘッド16とプラテンベルト11の距離を上限とし、その距離以下とする。
また、本例においては、接触力量の閾値のテーブル、及び角度変位量の閾値のテーブルを有し、両方のテーブルを使用して衝突検知を行う。
先ず、印刷処理が開始されると、前述のように記録媒体9はピックアップローラ7によって用紙トレイ6から搬出され、レジストレーションローラ対8を通って画像記録部4に送られる。この時、記録媒体9は衝突検知機構35によって衝突検知が行われる。例えば、図5(a)、(b)に示すように記録媒体9の先端の浮きが距離t1を超えている場合、浮き感知部材38に衝突し、浮き感知部材38に矢印b方向の圧力を加える。そして、前述のように衝突検知機構35は回転軸37を中心に振子運動を行い、上記圧力は回転軸37を支点として揺動片36を矢印e方向に回動すると共に、力量センサ39に圧力を加える。したがって、本例では力量センサ39が検知した圧力情報を電気信号によって出力すると共に、角度測定センサ40は検出する変位量の電気信号を出力する。
本例では、どちらかが設定した閾値以上であれば記録ヘッド16に接触する可能性のある記録媒体9として検知する。
例えば、薄手の記録媒体を使用する場合、角度設定センサの閾値は薄手の記録媒体用として低く設定するものの、強いコシとなるトタンカール状の曲がりが生じるおそれもあるため、力量センサ39では閾値を高くする。また、厚手の記録媒体を使用する場合、角度測定センサの閾値は、厚手の記録媒体用として高く設定するものの、比較的弱い力で矯正可能な記録媒体幅方向両側に生じる反りを考慮し、力量センサ39では閾値は低く設定することで、正確な衝突検知を行う。
このように、回転角度と回転トルク両方の測定値の組み合わせで検出することにより、第1、第2の実施形態より緻密な衝突検知が可能となる。
尚、一方のセンサの出力のみならず、力量センサ39及び角度測定センサ40の両方の出力が共に閾値以上である場合、衝突の可能性があると判断する構成としてもよい。
以上のように、本例によれば記録媒体9の種類や反り形状によって複数の組み合わせが可能であり、より精密な衝突検知が可能となる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
尚、第4の実施形態の説明においては、上記第1乃至第3の実施形態と共通する構成要素には同じ符号を付し、上記第1乃至第3の実施形態と共通の作用、又は効果においてはその説明を省略する。
図6は、本実施形態の衝突検知機構43の構成を示す図である。衝突検知機構43は、揺動片44を備え、回転軸45を中心に振り子運動を行う複数個の浮き感知部材46(46a、46b、46c)と、記録媒体9が浮き感知部材46(46a、46c)に接触した際の力量を測定する力量測定センサ47(47a、47b)と、浮き感知部材46(46b)が記録媒体9の接触によって回転する回転角度を測定する角度測定センサ48と、それらを保持する保持部材49とを備えている。
図6では、両端の浮き感知部材46aと、46cに対応して力量測定センサ47a、47bを配設し、中央の浮き感知部材46bに対応して角度測定センサ48を備えている。但し、全ての浮き感知部材46(46a、46b、46c)に力量測定センサ47と角度測定センサ48を備える構成としてもよい。
本例では、記録媒体9の先端が当接する部位によって検出方法を選択することが可能である。例えば、記録媒体9の両端は反り形状になり易く、中央部はトタンカール形状になり易い。そのような場合、本例によれば、浮き検知部材46bはトタンカール形状を検知するように、角度測定センサ48にて角度変化量を測定する。そして、設定した閾値以上であれば衝突の可能性があるとして記録媒体9の搬送を停止する。
一方、浮き検知部材46a、46cは反り形状を検知するように、力量測定センサ47a、47bにて記録媒体9が接触する力量を測定する。そして、設定した閾値以上であれば記録媒体9の搬送を停止する。
このように構成することにより、トタンカール形状と反り形状が混在する記録媒体9であっても、正確に記録ヘッド16に接触する可能性のある記録媒体9の検知を行うことができる。尚、全ての浮き感知部材46(46a、46b、46c)に力量測定センサ47と角度測定センサ48を備える場合、中央部と両端部で異なる閾値を設定する構成としてもよい。
尚、上記実施形態1乃至4では、インクジェットプリンタ1の例で説明したが、インクジェットプリンタ1以外の画像記録装置に適用することも可能である。また、力量センサ47a、47b、及び角度測定センサ48としては種々の構成のセンサが使用できる。
本発明の実施の一形態であり、画像記録装置を示す概略的な側面図である。 プラテン部を示す概略的な上面図である。 (a)は第1の実施形態で使用する衝突検知機構の傾視図であり、(b)はその概略側面図である。 (a)は第2の実施形態で使用する衝突検知機構の傾視図であり、(b)はその概略側面図である。 (a)は第3の実施形態で使用する衝突検知機構の傾視図であり、(b)はその概略側面図である。 第4の実施形態で使用する衝突検知機構の傾視図である。
符号の説明
1・・・インクジェットプリンタ
2・・・給紙部
3・・・プラテン部
4・・・画像記録部
5・・・排出部
6・・・用紙トレイ
7・・・ピックアップローラ
8・・・レジストレーションローラ対
9・・・記録媒体
10・・衝突検知機構
11・・プラテンベルト
12・・プラテンベルトローラ
14・・プラテン吸引部
16・・記録ヘッド
17・・キャリッジ
18・・排出部搬送ローラ対
19・・排出部排出ローラ対
20・・排紙トレイ
21・・記録媒体浮き感知部材
22・・力量測定センサ
23・・保持部材
24・・回転軸
27・・衝突検知機構
28・・揺動片
29・・回転軸
30・・浮き感知部材
31・・角度測定センサ
32・・保持部材
35・・衝突検知機構
36・・揺動片
37・・回転軸
38・・浮き感知部材
39・・力量測定センサ
40・・角度測定センサ
41・・保持部材
43・・衝突検知機構
44・・揺動片
45・・回転軸
46・・浮き感知部材
47・・力量測定センサ
48・・角度測定センサ
49・・保持部材

Claims (7)

  1. 記録媒体を搬送する記録媒体搬送機構と、
    装置本体側に固定され、前記記録媒体搬送機構により搬送される前記記録媒体に画像を記録する記録ヘッドと、
    該記録ヘッドより前記記録媒体搬送方向の上流側に配置された前記記録媒体の浮き上がり部分を感知する記録媒体浮き感知部材を備える記録媒体浮きセンサと、
    該記録媒体浮きセンサの検出出力に基づき、前記記録媒体搬送機構の搬送制御を行う搬送制御部と、
    を有し、
    前記搬送制御部は、前記記録媒体浮きセンサの前記検出出力に対し、前記記録媒体の種類に応じた複数の異なる閾値を有し、使用される記録媒体に応じた閾値を前記記録媒体浮きセンサの前記検出出力が超えた場合に、前記記録媒体搬送機構による前記記録媒体の搬送を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録媒体浮きセンサは、前記記録媒体浮き感知部材に作用する前記記録媒体の力量を検出し、前記力量のレベルを多値出力する力量センサを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録媒体浮き感知部材は、前記記録媒体の浮き上がり部分を感知する揺動片であり、前記記録媒体浮きセンサは、該揺動片の揺動量を検知し前記揺動量のレベルを多値出力する角度センサを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記記録媒体浮き感知部材は、前記記録媒体搬送機構によって搬送される記録媒体の幅方向における中央部分及び幅方向における両端部分に配置され、
    前記搬送制御部は、前記中央部分と両端部分とで異なる閾値を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記記録媒体浮きセンサは、前記揺動片に作用する前記記録媒体の力量を検知し前記力量のレベルを多値出力する力量センサを備え、
    前記搬送制御部は、前記角度センサと前記力量センサのいずれか一方の検出出力が閾値を超えた場合に、前記記録媒体搬送機構による前記記録媒体の搬送を停止させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記記録媒体浮きセンサは、前記揺動片に作用する前記記録媒体の力量を検知し前記力量のレベルを多値出力する力量センサを備え、
    前記搬送制御部は、前記角度センサと前記力量センサの検出出力が共に閾値を超えた場合に、前記記録媒体搬送機構による前記記録媒体の搬送を停止させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録媒体浮き感知部材の先端は、前記記録ヘッドの先端よりも前記記録媒体側に突出していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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