JP6935733B2 - 電極積層体の製造装置及び方法 - Google Patents

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Description

本開示は、電極積層体の製造装置及び方法に関する。
近年のパソコン、ビデオカメラ及び携帯電話等の情報関連機器や通信機器等の急速な普及に伴い、その電源として利用される電池等の電気化学素子の開発が重要視されている。また、自動車産業界等においても、電気自動車又はハイブリッド自動車用の高出力かつ高容量の電池の開発が進められている。現在、種々の電池の中でも、エネルギー密度が高いという観点から、リチウム電池が注目を浴びており、高出力化、高容量化等の電池性能の向上がますます求められている。
集電体層の少なくとも一方の面に活物質及びバインダー樹脂を含む活物質層を有する電極積層体の製造方法に関して、特許文献1では、集電体層の一方の面側に配置された第1ロールと、この集電体層の他方の面側に配置された第2ロールとによって、集電体層の少なくとも一方の面に活物質層が塗布された活物質層付集電体層をプレスすることを開示している。
また、特許文献2では、プレスロール時に、正極活物質又は負極活物質を含む活物質層がロール表面に粘着することを抑制するために、ロール芯と、ロール芯の外側に設けられた表面にセラミックス系材料を含む被覆層を用いることが開示されている。
更に、特許文献3においては、ロールを利用して溶媒を含む塗膜材料を圧延して、塗膜材料を被塗布物に転写する製造装置において、ロールの表面をダイヤモンドライクカーボン膜で被覆することが開示されている。
特開2014−102992号公報 特開平10−012224号公報 特開2015−178093号公報
集電体層及び集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層をロールでプレスする場合、活物質層を構成する材料がロールの表面に付着してしまう虞があった。
上記課題を解決するために、本開示においては、下記を開示している。
〈態様1〉
集電体層及び上記集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層をロールでプレスする、電極積層体の製造装置であって、
上記ロールは、上記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、又は上記ロールと上記活物質層との間にプレス用シートが配置される場合には、上記プレス用シートは、上記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、かつ
上記ダイヤモンドライクカーボン膜の平均粗さRaが、0.16μm以下である、
電極積層体の製造装置。
〈態様2〉
上記ダイヤモンドライクカーボン膜のマイクロビッカース硬さHvが、1800以上である、態様1に記載の装置。
〈態様3〉
上記ダイヤモンドライクカーボン膜のマイクロビッカース硬さHvが、4000以下である、態様1又は2に記載の装置。
〈態様4〉
上記ロールの表面の温度が、160℃以上250℃以下である、態様1〜3のいずれか一項に記載の装置。
〈態様5〉
上記ロールによるプレスの線圧が、9kN/cm以上60kN/cm以下である、態様1〜4のいずれか一項に記載の装置。
〈態様6〉
上記ダイヤモンドライクカーボン膜と上記ロール又は上記プレス用シートの表面との間に、金属窒化物、クロム、シリコン、又はタングステンカーバイドを含有する膜が形成されている、態様1〜5のいずれか一項に記載の装置。
〈態様7〉
上記活物質層が、硫化物固体電解質を含む、態様1〜6のいずれか一項に記載の装置。
〈態様8〉
集電体層及び上記集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層をロールでプレスする、電極積層体の製造方法であって、
上記ロールは、上記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、又は上記ロールと上記活物質層との間にプレス用シートが配置される場合には、上記プレス用シートは、上記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、かつ
上記ダイヤモンドライクカーボン膜の平均粗さRaが、0.16μm以下である、
電極積層体の製造方法。
〈態様9〉
上記活物質層が、硫化物固体電解質を含んでいる、態様8に記載の方法。
本開示の装置及び方法によれば、集電体層及び集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層をロールでプレスする場合に、活物質層を構成する材料がロールの表面に付着することを抑制できる。
図1は、電極積層体を製造する本開示の装置及び方法において、活物質層付集電体層がプレスされる状態の一例を説明するための概略図である。 図2は、電極積層体を製造する本開示の装置及び方法においてプレスされる活物質層付集電体層の一例を拡大した図である。 図3は、電極積層体を製造する本開示の装置及び方法において製造される活物質層付集電体層を用いて得られるリチウム全固体電池の一例を示す概略断面図である。
《電極積層体の製造装置及び方法》
電極積層体を製造する本開示の装置及び方法は、集電体層及び集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層をロールでプレスする、電極積層体の製造装置及び方法であって、
ロールは、活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、又はロールと活物質層との間にプレス用シートが配置される場合には、プレス用シートは、活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、かつ
ダイヤモンドライクカーボン膜の平均粗さRaが、0.16μm以下である。
本開示の装置及び方法によれば、集電体層及び集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層を、ロールで直接に、又はプレス用シートを介して間接的に、プレスする場合に、活物質層を構成する材料がロール又はプレス用シートの表面に付着することを抑制できる。
ロール又はプレス用シートの表面への活物質や硫化物固体電解質の付着を抑制できることによって、活物質層のロール又はプレス用シートへの付着による活物質層の目付量の減少を抑制すること、及び/又はロール又はプレス用シートの表面の清掃頻度を小さくすること等が可能になると考えられる。
なお、電池の高エネルギー密度化を目的とし、活物質層の密度を高めるためには、活物質層付集電体層に加えるロールの線圧を高くする必要がある。ロールプレス時の線圧が高まると、それに伴って活物質層がロール又はプレス用シートの表面に付着する傾向は増加すると考えられる。したがって、本開示の製造装置及び方法は、ロールプレス時の線圧が高いときに特に有効に利用できると考えられる。
電極積層体の製造装置及び方法で用いられるダイヤモンドライクカーボン膜は例えば、化学蒸着(CVD:Chemical Vapor Deposition)法や、物理蒸着(PVD:Physical Vapor Deposition)法、イオン化蒸着法等によって成膜することができる。
〈平均粗さRa〉
ダイヤモンドライクカーボン膜の表面の平均粗さRaは、0.16μm以下、又は0.11μm以下であってよい。また、ダイヤモンドライクカーボン膜の表面の平均粗さRaは、0.01μm以上、又は0.11μm以上であってよい。なお、平均粗さRaは、JIS規格のJIS B 0601:2001に基づいて算出された値を用いることができる。
ダイヤモンドライクカーボン膜の表面の平均粗さRaが、0.16μm以下であることによってロール又はプレス用シートの表面への活物質層の付着を抑制できる理由は、次のように推測される。
図2に示すように、ダイヤモンドライクカーボン膜8の表面には、凹凸が存在する。この凹凸が大きい、つまり平均粗さRaの値が大きい場合、この凹凸に対して、活物質層11に含まれる物質、例えば全固体電池の場合には活物質15、固体電解質16、導電助剤17等が引っかかってしまい、これらがロール又はプレス用シートの表面に付着してしまうと推測される。
一方、ダイヤモンドライクカーボン膜8の表面の平均粗さRaが小さい場合、つまり活物質層11と接触するダイヤモンドライクカーボン膜8の表面に凹凸が少ない場合、ダイヤモンドライクカーボン膜の表面には、活物質層に含まれる物質が引っかかりにくく、ロール又はプレス用シートの表面へのこれらの付着を抑制できると推測される。なお、この図2に示す態様では、ロールの基材14上に中間層9が形成されており、さらにこの中間層9上にダイヤモンドライクカーボン膜8が形成されている。
〈マイクロビッカース硬さHv〉
ダイヤモンドライクカーボン膜8の表面のマイクロビッカース硬さHvは、1800以上であってよい。ダイヤモンドライクカーボン膜8のマイクロビッカース硬さHvが十分に大きいことによって、電極積層体の製造時におけるダイヤモンドライクカーボン膜の摩耗を抑制でき、またロール又はプレス用シートの表面と接触する活物質層に含まれる物質が、ロール又はプレス用シートに埋め込まれにくく、それによってこれらがロールに付着することを抑制できると推測される。なお、マイクロビッカース硬さHvは、JIS規格のJIS Z 2244に基づいて算出された値を用いることができる。
ダイヤモンドライクカーボン膜8の表面のマイクロビッカース硬さHvは、1800以上であってよく、1850以上、1900以上、又は2000以上であってよい。また4010以下、4000以下、3000以下、又は2000以下であってよい。
〈プレス圧〉
ロールによるプレスの線圧は例えば、プレスされる活物資層の種類等に依存して調節することができ、例えば全固体電池のための活物質層をプレスする場合には、9kN/cm以上、10kN/cm以上、20kN/cm以上であってよく、また60kN/cm以下、50kN/cm以下、又は40kN/cm以下であってよい。
〈プレス面の温度〉
ロールの表面は加熱することができ、例えばロールの表面の温度は、150℃以上、160℃以上であってよく、また300℃以下、250℃以下、又は200℃以下であってよい。ロールのプレス面を加熱することによって、活物質層の緻密化や、活物質層を構成する材料、例えば固体電解質の結晶化を促進し、それによって電池の高性能化に寄与できる場合がある。
〈電極積層体の製造装置の構成〉
以下、電極積層体を製造する本開示の装置及び方法について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略することがある。
図1を参照して、電極積層体の製造装置200について説明する。以下の説明では、集電体層10及び集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層11を有する活物質層付集電体層20に対してプレスを行う。なお、本開示に関して、プレスされる前は活物質層付集電体層と称し、プレス後は電極積層体と称する。
製造装置200は、活物質層付集電体層20の一方の面側に配置された第1のロール7a、及び第1のロール7aと対向して活物質層付集電体層20の他方の面側に配置された第2のロール7bを有する。第1及び第2のロール7a及び7bのそれぞれは、円柱形状を有しており、第1及び第2のロール7a及び7bの基材14は、金属、特に硬度が十分に高い構造用鋼、工具鋼などの炭素鋼であることが好ましい。第1及び第2のロール7a及び7bの直径は略等しくすることも、互いに異ならせることもできる。
第1及び第2のロール7a及び7bは、所定の間隔で配置されてプレス面間に活物質層付集電体層20を挟み込み、それによって活物質層付集電体層20をプレスする。ここで、例えば、第1のロール7aは、活物質層付集電体層20の搬送方向xに交差する方向(たとえば鉛直方向)に可動であり、第2のロール7bは、固定されている。
第1のロール7a及び第2ロールの7bはそれぞれ、回転軸線12a及び12bを中心に回転自在である。活物質層付集電体層20をプレスする際、第1のロール7aは、矢印Baで示す回転方向に回転し、第2のロール7bは、第1のロール7aとは反対に、矢印Bbで示す回転方向に回転する。
第1のロール7a及び第2のロール7bは、プレス面を加熱するための加熱部を具備することができる。この加熱部は、制御部によって制御されて、第1及び第2のロール7a及び7b全体を加熱することにより、活物質層付集電体層20に圧接されるプレス面を加熱することができる。
第1及び第2のロール7a及び7bは、活物質層11と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜8を有している。また、ダイヤモンドライクカーボン膜8と第1及び第2のロール7a及び7bの基材14の表面との間には、中間膜9が設けられていてもよい。中間膜9は、窒化チタン、窒化タンタル、窒化ジルコニウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化クロム等の金属窒化物、クロム、シリコン、タングステンカーバイドを用いることが好ましい。さらに、これらの材料及び表面処理については、単独で利用されてもよいし、必要に応じて混合又は組み合わせによって利用されてもよい。中間膜が設けられることによって、プレス時に、中間膜表面に設けられるダイヤモンドライクカーボン膜がロールから剥れることを、特に抑制できる。
なお、図1に示す態様では、第1及び第2のロール7a及び7bは、活物質層11と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜8を有しているが、ロールと活物質層との間にプレス用シートが配置される場合には、プレス用シートは、活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有する。また、この場合には、第1及び第2のロール7a及び7bは活物質層と直接に接触しないので、それらの表面にダイヤモンドライクカーボン膜8を有することは必須ではなく、したがってそれらの表面にダイヤモンドライクカーボン膜8を有していなくてよい。また、この場合には、ダイヤモンドライクカーボン膜とプレス用シートの表面との間に、金属窒化物等の上記の中間膜が設けられていてよい。
プレス用シートは、プレス用シートを介してロールによる活物質層付集電体層のプレスを可能にする任意のシートであってよく、例えばステンレス等の金属製のシートを用いることができる。このようなプレス用シートを用いることによって、プレス面が劣化したときに、ロールを交換せずにプレス用シートのみを交換することができ、したがって製造上好ましいことがある。また、このようなプレス用シートを用いることは、ロールに比べて、その上にダイヤモンドライクカーボンを形成することが容易であることからも、好ましいことがある。
〈電極積層体を用いて得られる電池〉
本開示の製造装置及び方法によって製造される電極積層体は、リチウム全固体電池以外の電池に適用されてもよい。例えば、本開示の製造装置及び方法によって製造される電極積層体は、固体電解質ではなくセパレータと電解液を用いたリチウムイオン二次電池に適用されるものであっても、電気二重層キャパシタに適用されるものであってもよい。
上記のとおり、本開示の製造装置及び方法によって製造される電極積層体は、リチウム全固体電池のための電極積層体に限られないが、以下では、本開示の製造装置及び方法によって製造できる電極積層体を有するリチウム全固体電池の例について説明する。
図3は、本開示の製造装置及び方法によって製造できる電極積層体を用いて得られるリチウム全固体電池の一例を示す概略断面図である。図3に示されるリチウム全固体電池100は、負極集電体1、負極活物質層2、固体電解質層3、正極活物質層4及び正極集電体5をこの順で備える。このうち、負極集電体1及び負極活物質層2の積層体、及び/又は正極活物質層4及び正極集電体5の積層体が、本開示の製造装置及び方法によって製造できる電極積層体であってよい。
(負極集電体)
負極集電体の材料は、Liと合金化しない材料であることが好ましく、例えばSUS、銅、ニッケル及びカーボン等を挙げることができる。負極集電体の形態としては、例えば、箔状、板状等を挙げることができる。負極集電体の平面視形状は、特に限定されるものではないが、例えば、円状、楕円状、矩形状、任意の多角形状等を挙げることができる。また、負極集電体の厚さは、形状によって異なるものであるが、例えば1μm〜50μmの範囲内であり、5μm〜20μmの範囲内であることがより好ましい。
(負極活物質層)
負極活物質層は、少なくとも負極活物質を含有する層であり、必要に応じて、導電助剤、バインダー、及び、固体電解質の少なくとも一つを含有していてもよい。負極活物質としては、金属Li、グラファイト、ハードカーボン等の炭素材料、Si及びSi合金、LiTi12等が挙げられる。負極活物質層の厚さは、特に限定されないが、例えば、10〜100μm、中でも20〜60μmであることが好ましい。
負極活物質層が含有することができる導電助剤としては、例えばアセチレンブラック、ケッチェンブラック、カーボンファイバー、カーボンナノチューブ、VGCF等を挙げることができる。
また、負極活物質層が含有することができるバインダーとしては、例えば、ブチレンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)等のゴム系バインダー、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等のフッ化物系バインダー等を挙げることができる。また、負極活物質層の厚さは、例えば0.1μm〜1000μmの範囲内であることが好ましい。
負極活物質層が含有することができる固体電解質は、リチウム全固体電池に使用できるものであれば、特に制限はないが、例えば、硫化物固体電解質、酸化物固体電解質等の無機固体電解質が挙げられる。このなかでも、硫化物固体電解質はイオン伝導性が高いので、好ましく用いられる。
硫化物固体電解質としては、例えば、LiS−P、LiS−P−LiI、LiS−P−LiI−LiBr、LiS−P−LiO、LiS−P−LiO−LiI、LiS−SiS、LiS−SiS−LiI、LiS−SiS−LiBr、LiS−SiS−LiCl、LiS−SiS−B−LiI、LiS−SiS−P−LiI、LiS−B、LiS−P−Z(ただし、m、nは正の数。Zは、Ge、Zn、Gaのいずれか。)、LiS−GeS、LiS−SiS−LiPO、LiS−SiS−LiMO(ただし、x、yは正の数。Mは、P、Si、Ge、B、Al、Ga、Inのいずれか。)等が挙げられる。
また、酸化物固体電解質としては、例えば、LiO−B−P、LiO−SiO、LiLaTa12、LiLaZr12、LiBaLaTa12、LiPO(4−3/2w)(w<1)、Li3.6Si0.60.4等が挙げられる。
その他にも、LiI、LiN等も挙げられる。なお、上記「LiS−P」の記載は、LiS及びPを含む原料組成物を用いてなる硫化物固体電解質を意味し、他の記載についても同様である。
特に、硫化物固体電解質は、Li、A(Aは、P、Si、Ge、Al及びBの少なくとも一種である)、及びSを含有するイオン伝導体を備えることが好ましい。さらに、上記イオン伝導体は、オルト組成のアニオン構造(PS 3−構造、SiS 4−構造、GeS 4−構造、AlS 3−構造、BS 3−構造)をアニオンの主成分として有することが好ましい。化学安定性の高い硫化物固体電解質とすることができるからである。オルト組成のアニオン構造の割合は、イオン伝導体における全アニオン構造に対して、70mol%以上であることが好ましく、90mol%以上であることがより好ましい。オルト組成のアニオン構造の割合は、ラマン分光法、NMR、XPS等により決定することができる。
硫化物固体電解質は、上記イオン伝導体に加えて、ハロゲン化リチウムを含有していてもよい。ハロゲン化リチウムとしては、例えば、LiF、LiCl、LiBr及びLiIを挙げることができ、中でも、LiCl、LiBr及びLiIが好ましい。硫化物固体電解質におけるLiX(X=I、Cl、Br)の割合は、例えば、5mol%〜30mol%の範囲内であり、15mol%〜25mol%の範囲内であってもよい。
固体電解質は、結晶性材料であってもよく、非晶質材料であってもよい。また、固体電解質は、ガラスであってもよく、結晶化ガラス(ガラスセラミックス)であってもよい。固体電解質の形状としては、例えば粒子状が挙げられる。
固体電解質の平均粒径(D50)は、例えば50nm〜10μmの範囲内であることが好ましく、100nm〜5μmの範囲内であることが好ましい。なお、平均粒径は、レーザー回折式の粒度分布計により算出された値、又はSEM等の電子顕微鏡を用いた画像解析に基づいて測定された値を用いることができる。
(固体電解質層)
固体電解質層は、少なくとも負極活物質を含有する層であり、固体電解質層が含有することができる固体電解質としては、上述した負極活物質層が含有することができる。
(正極活物質層)
正極活物質層は、少なくとも正極活物質を含有する層であり、必要に応じて、固体電解質、導電助剤及びバインダーの少なくとも一つを含有していてもよい。正極活物質は、通常、Liを含有する。正極活物質としては、例えば酸化物活物質を挙げることができ、具体的には、LiCoO、LiMnO、LiNiO、LiVO、LiNi1/3Co1/3Mn1/3等の岩塩層状型活物質、LiMn、Li(Ni0.5Mn1.5)O等のスピネル型活物質、LiCoPO、LiFePO、LiMnPO、LiNiPO、LiCuPO等のオリビン型活物質等を挙げることができる。また、LiFeSiO、LiMnSiO等のSi含有酸化物を正極活物質として用いてもよく、硫黄、LiSや多硫化リチウム等の硫化物を正極活物質として用いてもよい。
正極活物質の平均粒径(D50)は、例えば10nm〜50μmの範囲内であることが好ましく、100nm〜10μmの範囲内であることがより好ましく、1μm〜20μmの範囲内であることがさらに好ましい。なお、平均粒径は、レーザー回折式の粒度分布計により算出された値、又はSEM等の電子顕微鏡を用いた画像解析に基づいて測定された値を用いることができる。
また、正極活物質の表面には、Liイオン伝導性酸化物を含有するコート層が形成されていてもよい。正極活物質と、固体電解質との反応を抑制できるからである。Liイオン伝導性酸化物としては、例えば、LiNbO、LiTi12、LiPOが挙げられる。コート層の厚さは、例えば、0.1nm〜100nmの範囲内であり、1nm〜20nmの範囲内であってもよい。正極活物質表面におけるコート層の被覆率は、例えば、50%以上であり、80%以上であってもよい。
正極活物質層が含有することができる固体電解質としては、上述した負極活物質層が含有することができる。
正極活物質層が含有することができる導電助剤、バインダーとしては、上述した負極活物質層が含有することができる導電助剤やバインダーと同様の材料を挙げることができる。と、正極活物質層の厚さは、例えば0.1μm〜1000μmの範囲内であることが好ましい。
(正極集電体)
正極集電体の材料としては、例えばSUS、アルミニウム、ニッケル、鉄、チタン及びカーボン等を挙げることができる。正極集電体の厚さや形状等については、電池の用途等に応じて適宜選択することが好ましい。また、正極集電体の厚さは、形状によって異なるものであるが、例えば1μm〜50μmの範囲内であり、5μm〜20μmの範囲内であることがより好ましい。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本開示の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本開示の技術的範囲に包含される。
以下に実施例を示して、本開示をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
厚み50μmのSUS304シートの表面に、プラズマCVD法によって、厚み約2.5μmのダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を成膜し、実施例1でプレス用シートとして用いるSUSシートを得た。
(正極合材ペーストの作製)
容器に、分散媒としての酪酸ブチル、バインダーとしてのPVDF系バインダー5wt%含む酪酸ブチル溶液、正極活物質としてのLiNi1/3Co1/3Mn1/3(日亜化学工業社製)、固体電解質としてのLiS−P−LiI系ガラスセラミックス、導電助剤としてのVGCF(昭和電工社製)を加え、フィルミックス分散装置で撹拌し、正極合材ペーストを得た。
(正極の成膜)
ブレード法によって上記の正極合材ペーストを、正極集電体としてのアルミニウム箔に塗工し、100℃のホットプレート上で30分間乾燥させて正極活物質層を成膜して、正極活物質層付集電体層を得た。
(正極のロールプレス)
上記SUSシートのダイヤモンドライクカーボン膜を成膜した面と、成膜した上記正極活物質層とが対向するように配置した。その後、上記SUSシートと上記正極を170℃の熱を加え、ホットロールプレスを行った。
(実施例2)
厚み50μmのSUS304シートの表面に、原料ガス組成を変えプラズマCVD法によって、厚み約2μmのダイヤモンドライクカーボン膜を成膜した以外は、実施例1と同様の正極活物質層に対して、実施例1と同様の条件でホットロールプレスを行った。
(比較例1)
厚み50μmのSUS304シートの表面に、成膜処理を施さなかった以外は、実施例1と同様の正極活物質層に対して、実施例1と同様の条件でホットロールプレスを行った。
(比較例2)
厚み50μmのSUS304シートの表面に、膜厚が約80μmの硬質クロムめっき処理を施した以外は、実施例1と同様の正極活物質層に対して、実施例1と同様の条件でホットロールプレスを行った。
(比較例3)
厚み50μmのSUS304シートの表面に、PVD(Physical Vapor Deposition)法によって、厚み約1μmのダイヤモンドライクカーボン膜を成膜した以外は、実施例1と同様の正極活物質層に対して、実施例1と同様の条件でホットロールプレスを行った。
[評価]
(SUSシートの表面に成膜した膜の平均粗さRaの測定方法)
形状測定レーザマイクロスコープ(キーエンス社製、VK−X200)を用い、JIS B 0601:2001に基づいてSUSシートの表面に製膜した膜の平均粗さRaを測定した。
(SUSシートの表面に成膜した膜のマイクロビッカース硬さHvの測定方法)
JIS Z 2244に基づいてSUSシートの表面に製膜した膜のマイクロビッカース硬さHvを測定した。
(SUSシートの表面の付着量測定)
ホットロールプレスで正極活物質層と接触したSUSシートの表面に対して、エネルギー分散型X線分析装置(Bruker社製、Quantax400)を内蔵した電界放出型走査電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ社製、SU8030)を用い、1000倍の倍率にてSEM像を取得し、EDX面分析を行い、固体電解質由来の硫黄(S)と正極活物質由来のニッケル(Ni)のモル比を取得し付着量を測定した。
実施例1及び実施例2、比較例1〜比較例3の、硫黄及びニッケルの付着量(at%)を表1に記載した。表1は、実施例及び比較例のSUSシートの表面に成膜した膜の種類、平均粗さRa、マイクロビッカース硬さHv、硫黄(S)の付着量(at%)、及びニッケル(Ni)の付着量(at%)を示している。
Figure 0006935733
この結果から、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を成膜した場合、膜がない場合及び硬質クロムを成膜した場合と比較して、膜の硬度が高いことが分かる。また、DLC膜であっても成膜方法によって平均粗さRaに差異がみられた。
表1より、実施例1及び実施例2と、比較例1〜比較例3とを比較すると、SUSシートの表面にダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜を成膜し、かつSUSシートの表面に成膜した膜の平均粗さRaが0.16μm以下であることによって、正極活物質層と接触したSUSシートの表面に対する硫黄の付着が抑制されていることが理解される。このことから、SUSシートの表面に成膜したダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜の平均粗さRaが0.16μm以下の場合、活物質層に含まれる材料の付着をより抑制していることが理解される。
表1より、実施例1及び実施例2と、比較例1及び比較例2とを比較すると、プレス用シート(SUSシート)の表面に成膜した膜のマイクロビッカース硬さHvが1800以上であることによって、正極活物質由来のニッケルの付着が少ない。このことから、マイクロビッカース硬さHvが1800以上の膜をプレス用シートやロールに成膜することによって、比較的硬度が高い正極活物質がプレス用シートやロールに埋め込まれて付着することを抑制できていると考えられる。
1 負極集電体
2 負極活物質層
3 固体電解質層
4 正極活物質層
5 正極集電体
7a 第1のロール
7b 第2のロール
8 ダイヤモンドライクカーボン膜
9 中間膜
10 集電体層
11 活物質層
12 回転軸線
13 集電体層
14 基材
15 活物質
16 固体電解質
17 導電助剤
100 リチウム全固体電池
200 本開示の製造装置

Claims (7)

  1. 集電体層及び前記集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層をロールでプレスする、電極積層体の製造装置であって、
    前記活物質層は、硫化物固体電解質を含有しており、
    (i)前記ロールは、前記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、又は
    (ii)前記ロールと前記活物質層面との間にプレス用シートが配置される場合には、前記プレス用シートは、前記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、かつ
    前記ダイヤモンドライクカーボン膜の平均粗さRaが、0.16μm以下である、
    電極積層体の製造装置。
  2. 前記ダイヤモンドライクカーボン膜のマイクロビッカース硬さHvが、1800以上である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ダイヤモンドライクカーボン膜のマイクロビッカース硬さHvが、4000以下である、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記ロールの表面の温度が、160℃以上250℃以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記ロールによるプレスの線圧が、9kN/cm以上60kN/cm以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記ダイヤモンドライクカーボン膜と前記ロール又は前記プレス用シートの表面との間に、金属窒化物、クロム、シリコン、又はタングステンカーバイドを含有する膜が形成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 集電体層及び前記集電体層の少なくとも一方の表面に配置されている活物質層を有する活物質層付集電体層をロールでプレスする、電極積層体の製造方法であって、
    前記活物質層は、硫化物固体電解質を含有しており、
    (i)前記ロールは、前記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、又は
    (ii)前記ロールと前記活物質層面との間にプレス用シートが配置される場合には、前記プレス用シートは、前記活物質層と接触する表面にダイヤモンドライクカーボン膜を有しており、かつ
    前記ダイヤモンドライクカーボン膜の平均粗さRaが、0.16μm以下である、
    電極積層体の製造方法。
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