JP6930543B2 - 光源装置および投射型表示装置 - Google Patents

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Description

本技術は、例えば蛍光体ホイールなどの蛍光構造体を有する光源装置および、この光源装置を備えた投射型表示装置に関する。
近年、蛍光体ホイールなどの蛍光構造体を含む光源装置が、投射型表示装置(プロジェクタ)に使用されている(例えば特許文献1参照)。蛍光体ホイールでは、例えば基板上に複数の蛍光体が設けられており、この複数の蛍光体がバインダにより基板に固定されている。蛍光構造体に入射した励起光の一部は蛍光体に吸収されて蛍光に変換され、残りの励起光は変換されずに、蛍光構造体を透過する(透過光)。
特開2013−216800号公報
このような蛍光構造体では、蛍光と透過光との比率を制御して色の調整を行うことが望まれる。
したがって、蛍光と透過光との比率を調整可能な光源装置および投射型表示装置を提供することが望ましい。
本技術の一実施の形態の光源装置(1)は、光源部と、光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、蛍光部は、表面が透明被覆層で覆われた蛍光体を複数含み、蛍光体は一対の基板に結合していないものである。
本技術の一実施の形態の投射型表示装置(1)は、上記本技術の一実施の形態の光源装置(1)を備えたものである。
本技術の一実施の形態の光源装置(1)および投射型表示装置(1)では、蛍光体の表面が透明被覆層で覆われているので、透明被覆層の厚みにより、隣り合う蛍光体間の距離が調整される。
本技術の一実施の形態の光源装置(2)は、光源部と、光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、蛍光部は、複数の蛍光体とともに透明粒体を含み、蛍光体は一対の基板に結合していないものである。
本技術の一実施の形態の投射型表示装置(2)は、上記本技術の一実施の形態の光源装置(2)を備えたものである。
本技術の一実施の形態の光源装置(2)および投射型表示装置(2)では、蛍光部に透明粒体が設けられているので、透明粒体の粒径や数などにより、隣り合う蛍光体間の距離が調整される。
本技術の一実施の形態の光源装置(1),(2)および投射型表示装置(1),(2)によれば、透明被覆層または透明粒体により、単位体積当たりに占める蛍光体の体積と層厚とを調整することができる。よって、蛍光と透過光との比率を自在に調整することができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれの効果であってもよい。
本技術の一実施の形態に係る投射型表示装置の全体構成を表すブロック図である。 図1に示した投射型表示装置の一具体例を表す模式図である。 図1に示した光源装置の構成を表すブロック図である。 図3に示した光源装置の一具体例を表す上面図である。 図4に示した光源部および集光光学系の拡大図である。 図3に蛍光構造体の構成を表す平面図である。 図6Aに示したB−B’線の断面図である。 図6Bに示した蛍光部の拡大図である。 蛍光構造体の動作について説明するための断面図である。 比較例に係る蛍光構造体の構成を表す断面図である。 図6A等に示した蛍光構造体における蛍光と透過光との比率の変化を表す図である。 変形例1に係る透明粒体の構成を表す断面図である。 変形例1に係る蛍光体の構成を表す断面図である。 第2の実施の形態に係る蛍光構造体の構成を表す断面図である。 変形例2に係る蛍光体の構成を表す断面図である。 変形例3に係る投射型表示装置の全体構成を表す模式図である。 図3に示した光源装置を適用させた照明装置の外観の一例を表す斜視図である。 図16に示した照明装置の他の例(1)を表す斜視図である。 図16に示した照明装置の他の例(2)を表す斜視図である。
以下、本技術の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
蛍光部に透明粒体を含む例
2.変形例1
蛍光体または透明粒体が光学機能層で被覆されている例
3.第2の実施の形態
蛍光体が透明被覆層で覆われている例
4.変形例2
透明被覆層が更に光学機能層で被覆されている例
5.変形例3
投射型表示装置の構成の他の例
〔第1の実施の形態〕
(全体構成)
図1は本技術の第1の実施の形態に係る投射型表示装置(投射型表示装置1)の全体構成を表すブロック図であり、図2は投射型表示装置1の構成の一例を表す模式図である。この投射型表示装置1は、例えばスクリーンに画像を投射する表示装置である。投射型表示装置1は、例えばPC等のコンピュータや各種画像プレーヤ等の外部の画像供給装置にI/F(インターフェイス)を介して接続されており、このI/Fに入力される画像信号に基づいて、スクリーン等への投影を行うものである。なお、以下に説明する投射型表示装置1の構成は一例であり、本技術の投射型表示装置は、このような構成に限定されるものではない。
投射型表示装置1は、光源装置10、照明光学系20、画像形成部30および投影光学系40を有するものである。
図3は光源装置10の構成の一例を表すブロック図である。光源装置10は、例えば、白色光を出射するものであり、光源部10E、集光光学系10F、蛍光構造体10Lおよびコリメート光学系10Cを含んでいる。
図4は、光源装置10の上面の構成の一例を表し、図5は、図4に示した光源部10Eおよび集光光学系10Fを拡大して表したものである。光源部10Eは、レーザ光源131、実装基板141およびコリメータレンズ143を含んでいる。レーザ光源131は、例えば青色波長域(例えば波長400nm〜470nm)の励起光Leを出射する半導体レーザ素子である。光源部10Eには、例えば複数のレーザ光源131が設けられている。光源部10Eに、1つのレーザ光源131を設けるようにしてもよい。光源部10Eには、レーザ光源131に代えて、LED(Light emitting diode)、レーザ励起蛍光体等の他の固体光源が設けられていてもよく、ランプ光源が設けられていてもよい。実装基板141は、複数のレーザ光源131を実装するためのものである。コリメータレンズ143は、回転対称非球面レンズであり、各レーザ光源131に対応する位置に設けられている。このコリメータレンズ143は、レーザ光源131から出射される励起光Leを略平行光束にするためのものである。
集光光学系10Fは、複数のレーザ光源131から出射された各励起光Leを所定の集光エリア108に集光するためのものである。集光光学系10Fは、例えば、非球面ミラー135および平面ミラー136を有している。非球面ミラー135は、複数のレーザ光源131から出射された励起光Leを反射して平面ミラー136上に集光するためのものである。平面ミラー136は、非球面ミラー135により反射された励起光Leを反射して集光エリア108へと導くようになっている。集光エリア108は、蛍光構造体10Lの蛍光部(後述の図6A,6Bの蛍光部13L)に配置されている。
蛍光構造体10Lは、蛍光体ホイールであり、蛍光構造体10Lに入射した青色波長域の励起光Leの一部を吸収して、例えば黄色波長域(赤色波長域から緑色波長域の間)の蛍光Lfを発生させる。この蛍光Lfと、蛍光構造体10Lに吸収されずにそのまま透過する光(透過光Lt)とが合成されて白色光となる。この合成光(白色光)がコリメート光学系10Cを介して照明光学系20に入射するようになっている。蛍光構造体10Lの具体的な構成については後述する。コリメート光学系10Cは、例えばコリメータレンズにより構成されている。コリメート光学系10Cにより、蛍光構造体10Lから出射された光(蛍光Lfおよび透過光Lt)が実質的に平行光化されるようになっている。
図2に示したように、照明光学系20は、例えば、インテグレータ素子210、偏光変換素子215、集光レンズ216、色分離素子220,222、光路変換素子226,227,228、リレーレンズ250,260およびフィールドレンズ230(230R,230G,230B)を含んでいる。
インテグレータ素子210は、光源装置10から出射された光を均一な輝度分布に整える機能を有しており、均一な輝度分布の光が照明光学系20から画像形成部30に照射されるようになっている。インテグレータ素子210は、例えば第1のフライアイレンズ211および第2のフライアイレンズ212を有している。第1のフライアイレンズ211および第2のフライアイレンズ212は、二次元に配置された複数のマイクロレンズを含んで構成されており、第1のフライアイレンズ211の各マイクロレンズに、第2のフライアイレンズ212のマイクロレンズが1つずつ対応して配置されている。光源装置10から出射された平行光は、第1のフライアイレンズ211に入射し、マイクロレンズによって、複数の光束に分割されるようになっている。この複数の光束は、それぞれ対応する第2のフライアイレンズ212のマイクロレンズに結像される。第2のフライアイレンズ212のマイクロレンズ各々が、二次光源として機能し、複数の平行光を偏光変換素子215に導くようになっている。
偏光変換素子215は、インテグレータ素子210から入射した光の偏光状態を揃える機能を有している。偏光変換素子215および集光レンズ216をこの順に通過した光は、例えば、赤色光Lr、緑色光Lgおよび青色光Lbを含んでいる。
色分離素子220,222は、所定の波長域の色光を選択的に反射するとともに、それ以外の波長域の光を透過させる性質を有するものである。例えば、色分離素子220は、赤色光Lrを選択的に反射する。色分離素子222は、色分離素子220を透過した緑色光Lgおよび青色光Lbのうち、緑色光Lgを選択的に反射する。青色光Lbは、色分離素子222を透過する。このような色分離素子220,222により、光源装置10から出射された光が、互いに異なる色を有する複数の色光に分離されるようになっている。
色分離素子220で反射された赤色光Lrは、光路変換素子226およびフィールドレンズ230Rを介して画像形成部30(後述の光変調素子310R)に入射するようになっている。色分離素子222で反射された緑色光Lgは、フィールドレンズ230Gを介して画像形成部30(後述の光変調素子310G)に入射するようになっている。色分離素子222を透過した青色光Lbは、リレーレンズ250、光路変換素子227、リレーレンズ260、光路変換素子228およびフィールドレンズ230Bをこの順に通過して画像形成部30(後述の光変調素子310B)に入射するようになっている。光路変換素子226,227,228は、入射した光を反射して、光の進行方向を変更するためのものであり、例えば、ミラーにより構成されている。フィールドレンズ230R,230G,230Bは、入射した光を平行光化するためのものである。
画像形成部30は、例えば、光変調素子310R,310G,310Bおよび色合成素子320を有している。光変調素子310R,310G,310Bは、画像情報を含んだ画像信号を供給する図示しない信号線(例えばPC等)に電気的に接続されている。光変調素子310R,310G,310Bは、供給される各色の画像信号に基づき、入射した光を画素毎に変調するものである。これにより、光変調素子310R,310G,310Bでは、赤色画像,緑色画像,青色画像が生成されるようになっている。光変調素子310R,310G,310Bは、例えば透過型液晶パネルにより構成されている。光変調素子310R,310G,310Bは、反射型液晶パネルまたはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーパネルにより構成されていてもよい。色合成素子320は、光変調素子310R,310G,310Bで変調された赤色光,緑色光および青色光(赤色画像,緑色画像および青色画像)を合成し、投影光学系40へ導くためのものである。色合成素子320は、例えばダイクロイックプリズムにより構成されている。
投影光学系40は、例えば複数のレンズ410を含んで構成されており、画像形成部30(色合成素子320)から導かれた光を拡大して、例えばスクリーンなどの面、物体または空間(図示せず)などに投射するためのものである。
(蛍光構造体10Lの構成)
ここから、光源装置10の蛍光構造体10Lの構成について説明する。
図6Aは、蛍光構造体10Lの平面構成を表したものである。図6Bは、図6Aに示したB-B'線に沿った断面構成を表している。蛍光構造体10Lは円形の回転体であり、中心には回転軸Rが設けられている。
図6Bに示したように、蛍光構造体10Lは、互いに対向する第1基板11および第2基板12を有するものであり、第1基板11と第2基板12との間には接着部13Aおよび蛍光部13Lが設けられている。接着部13Aは接着剤14を有する部分であり、これにより第1基板11と第2基板12とが互いに接着されて固定されている。蛍光部13Lは集光エリア108が配置される部分であり、蛍光部13Lに集光光学系10Fからの光が入射するようになっている。蛍光構造体10Lは、円の中心にモータ15および固定部材16を有している。蛍光構造体10Lに入射した光は、第1基板11、蛍光部13Lおよび第2基板12をこの順に通過するようになっている。
第1基板11および第2基板12は、ともに平面形状が円形の基板であり、中心部に貫通孔が設けられている。この第1基板11および第2基板12の貫通孔に、モータ15が設けられている。第1基板11は、例えば、サファイア基板により構成されている。第1基板11には、ガラス,InGaZnO等の酸化物半導体またはAlN等の窒化物半導体を用いるようにしてもよい。第1基板11の光透過領域(蛍光部13L)の部分のみを、サファイア,ガラス,酸化物半導体または窒化物半導体により構成し、これ以外の部分を他の材料で構成するようにしてもよい。第1基板11の光入射面(第2基板12との対向面と反対の面)には、例えば反射防止膜が設けられており、第1基板11の光出射面(第2基板12との対向面)には、ダイクロイックミラーが設けられている。反射防止膜は、光源部10Eからの光が第1基板11を透過して蛍光部13Lに入射しやすくするためのものである。ダイクロイックミラーは、同様に、光源部10Eからの光が第1基板11を透過し易くし、かつ、蛍光部13Lで生じた蛍光Lfを第2基板12側に反射するためのものである。
第2基板12は、例えばBK7などのガラスにより構成されている。第2基板12には、サファイア,InGaZnO等の酸化物半導体またはAlN等の窒化物半導体を用いるようにしてもよい。第1基板11と同様に、第2基板12の光透過領域(蛍光部13L)の部分のみを、サファイア,ガラス,酸化物半導体または窒化物半導体により構成し、これ以外の部分を他の材料で構成するようにしてもよい。第2基板12の両面(第1基板11との対向面および光出射面)には、反射防止膜が設けられている。この反射防止膜は、蛍光部13Lで生じた蛍光Lfが第2基板12を透過しやすくするためのものである。第2基板12のどちらか一方の面または両面に、例えば、微細構造または光学機能膜を設けるようにしてもよい。微細構造とは、例えばフォトニック結晶またはマイクロレンズ等である。フォトニック結晶は、ナノオーダーの周期構造で構成される光機能デバイスの1つであり、周期構造の形状および周期等によって、配光状態を制御することができるものである。マイクロレンズは、マイクロオーダー以下の微小レンズが並んで配置された光機能デバイスの1つである。光学機能膜は、例えば反射膜である。これにより、第2基板12に配光制御機能を設けることが可能となる。
図6Aに示したように、接着部13Aは、例えば、第1基板11および第2基板12の円周近傍と中心部近傍とに設けられている。円周近傍の接着部13Aは、第1基板11および第2基板12の円周に沿うように連続して設けられている。中心近傍の接着部13Aは、貫通孔の周囲にリング状に設けられている。接着剤14は、第1基板11と第2基板12とを互いに接着して固定するためのものであり、例えばシリコーン系接着剤およびエポキシ系接着剤などの樹脂材料により構成されている。接着剤14にガラスまたはアルミナ等の無機接着剤を用いるようにしてもよい。
図7は、蛍光部13Lを拡大して表している。本実施の形態では、この蛍光部13Lに、蛍光体17とともに、透明粒体18が設けられている。詳細は後述するが、これにより、蛍光構造体10Lから出射される蛍光Lfと透過光Ltとの比率を自在に調整することが可能となる。
蛍光部13Lは、円周近傍の接着部13Aと中心近傍の接着部13Aとの間を埋めるように設けられている。換言すれば、第1基板11と第2基板12との間の、接着部13A以外の領域が、蛍光部13Lである。蛍光部13Lの厚み(図7のZ方向)は、例えば30〜80μmである。蛍光部13Lの厚みは、第1基板11と第2基板12との間の距離、より詳細には第1基板11および第2基板12の互いの対向面間の距離をいう。
蛍光部13Lに設けられた蛍光体17は、光源部10Eから出射された光を吸収して蛍光を発生する粒子である。蛍光体17は、例えば青色波長域の光により励起されて、黄色の蛍光を発する粒子であり、例えば無機蛍光体または半導体ナノ粒子等により構成されている。無機蛍光体としては、例えば、Ce賦活材を添加したYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系材料(Ce:YAG)またはCe賦活材を添加したLSN(La3Si611)材料(Ce:LSN)等を用いることができる。蛍光体17の粒径は、例えば10μm〜30μmである。蛍光体17は、第1基板11および第2基板12に結合されておらず、また複数の蛍光体17も互いに結合していない。
透明粒体18は、蛍光部13Lに分散されて複数設けられている。透明粒体18は、蛍光部13L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積を調整するためのものである。例えば、透明粒体18の数が多いほど、あるいは、透明粒体18の粒径が大きいほど、蛍光部13L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積は小さくなる。ここで、透明とは、光源部10Eから出射された励起光Le(可視域の光および非可視域の光を含む)および蛍光Lfを透過する特性をいう。透明粒体18は、例えば球状である。透明粒体18の形状は、ラグビーボール状、直方体状、立方体状、円柱状、あるいは角柱状などのどのような形状であってもよい。透明粒体18の粒径は、例えば10μm〜30μmである。耐熱性の点で、透明粒体18には無機材料を用いることが好ましい。透明粒体18は、例えばガラス類、サファイア、InGaZnO等の酸化物半導体または窒化物半導体類等により構成されている。
モータ15は、回転軸Rに沿って設けられており、蛍光構造体10Lを所定の回転数で回転駆動させるようになっている。このモータ15による回転駆動により、第1基板11および第2基板12とともに接着部13Aおよび蛍光部13LがXY平面内で回転する。モータ15は、第1基板11および第2基板12の貫通孔を通り、第2基板12から一部が突出するように設けられている。固定部材16は、第2基板12とともに、第2基板12から突出したモータ15を覆うように設けられている。この固定部材16は押さえ治具であり、モータ15を第2基板12に力学的に押さえて固定している。これにより、モータ15が回転軸Rの位置に固定される。
このような蛍光構造体10Lは、例えば以下のような方法で製造することができる。
まず、蛍光体17に所定の比率で透明粒体18を混合しておく。次いで、第1基板11上の接着部13Aに接着剤14を塗布した後、第1基板11に、第2基板12を重ねて、外側の接着部13Aに塗布した接着剤14を硬化させる。その後、例えば第1基板11および第2基板12の中心部の貫通孔から、第1基板11と第2基板12との間に予め混合しておいた蛍光体17および透明粒体18を注入して、蛍光部13Lを形成する。蛍光部13Lは、液晶注入の方法と同様にして行うことが可能であり、例えば、真空差圧または遠心力により注入することが可能である。この遠心力は、第1基板11および第2基板12を回転させることにより生じるものである。蛍光部13Lを形成した後、内側に塗布した接着剤14を硬化させる。
続いて、第1基板11および第2基板12の貫通孔に、第1基板11側からモータ15を挿入する。最後に、第2基板12から突出したモータ15を固定部材16で押さえて力学的に固定する。これにより蛍光構造体10Lが形成される。
(動作)
投射型表示装置1では、光源装置10から出射された光が、照明光学系20により、画像形成部30に照射される。画像形成部30では、赤色光,緑色光,青色光それぞれの空間変調がなされた後、これらが合成されて、投影光学系40に入射する。投影光学系40では、画像形成部30から入射した光が拡大されて、例えばスクリーンなどに投射される。
このうち、光源装置10の動作について、図3および図8を用いてより具体的に説明する。光源装置10では、まず、モータ15を駆動し、蛍光構造体10Lを回転駆動させる。蛍光構造体10Lは、例えば3600rpm以上で回転する。
次いで、図2に示したように、光源部10Eより、例えば青色波長域の励起光Leを出射する。この励起光Leは、集光光学系10Fを介して蛍光構造体10Lに入射する。蛍光構造体10Lに入射した励起光Leは、図8に示したように、第1基板11を通過した後、蛍光部13Lに入射する。
蛍光部13Lでは、蛍光体17が入射した励起光Leの一部を吸収して、例えば黄色波長域の蛍光Lfに変換する。この蛍光Lfは、第2基板12を通過して、コリメート光学系10Cに入射する。なお、蛍光体17に吸収された励起光Leは、そのほとんどが蛍光Lfに変換されるが、熱に変換されるものも存在する。つまり、励起光Leの入射した蛍光部13L近傍では発熱する。蛍光構造体10Lは回転駆動されているので、励起光Leの入射する領域が分散され、局所的な熱の発生を防ぐことができる。よって、温度消光を防ぐことができる。
蛍光体17に吸収されずに、蛍光部13Lを通過した励起光Leは、透過光Ltとして、蛍光Lfとともに、第2基板12を通過して、コリメート光学系10Cに入射する。例えば、透明粒体18に入射した励起光Leの一部は、透過光Ltとなる。このように、光源装置10から、蛍光Lfおよび透過光Ltが、照明光学系20に入射する。
(作用・効果)
本実施の形態の投射型表示装置1では、蛍光構造体10Lの蛍光部13Lに透明粒体18が設けられているので、蛍光部13L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積率および層厚を調整することが可能となる。よって、蛍光構造体10Lから出射される蛍光Lfと透過光Ltとの比率を自在に制御して、光源装置10から所望の白色点(色温度)の光を得ることができる。以下、これについて説明する。
図9は、比較例に係る蛍光構造体500Lの断面構成を表したものである。この蛍光構造体500Lでは、バインダ514を用いて蛍光体17を第1基板11に固定している。複数の蛍光体17は、互いにバインダ514によって結合されている。バインダ514は、樹脂材料または無機材料により構成されている。モータ15は、第1基板11に接着剤500により固定されている。このようなバインダ514を用いた蛍光構造体500Lでは、蛍光部513Lの厚みはバインダ514の厚みによって規定される。この蛍光部513Lの厚みと、蛍光部513Lの蛍光体17の濃度とによって、蛍光構造体500Lから出射される蛍光と透過光との比率が決定されるようになっている。規格に応じて所望の白色点が異なるため、蛍光と透過光との比率の調整が必要となる。
しかしながら、バインダ514の使用は例えば以下のような問題が生じる虞がある。まず、第1基板11の構成材料の選択肢が狭められることが挙げられる。バインダ514と第1基板11とは互いに接している。このため、バインダ514と第1基板11との熱膨張差に起因する熱応力破損を防ぐためには、第1基板11の構成材料は、バインダ514の構成材料の線膨張係数に近い値を有するものに限定される。このような問題は、バインダ514を樹脂材料、無機材料のいずれにより構成した場合にも生じ得る。
また、樹脂材料により構成されたバインダ514は耐光性が低く、光源装置の信頼性が低下しやすい。特に、光源装置の高輝度化を行うために、光源部(例えば図3の光源部10E)から出射される励起光Leの光量を増やすと、この問題が顕著となる。加えて、樹脂材料により構成されたバインダ514では、バインダ514が蛍光または透過光を吸収することに起因して、光の利用効率が低下する。
バインダ514の使用に起因して、このように様々な問題が生じ得ることから、バインダ514を使用しない蛍光構造体、即ち、バインダレス蛍光体ホイールの使用が望まれるが、バインダレス蛍光体ホイールでは、バインダ(例えば図9のバインダ514)による蛍光部(例えば図9の蛍光部513L)の厚みの調整ができなくなるので、蛍光と透過光との比率を制御することが困難となる。
これに対し、本実施の形態の蛍光構造体10Lは、バインダレス蛍光体ホイールであるが、蛍光部13Lに透明粒体18を設けるようにしたので、蛍光体17と透明粒体18との混合比を変化させることにより、隣り合う蛍光体17間の距離が調整される。即ち、蛍光部13L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積率と層厚とを調整することが可能となる。透明粒体18の粒径を変化させることにより、蛍光部13L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積率と層厚とを調整することも可能である。このように、透明粒体18の量および粒径などによって、蛍光構造体10Lから出射される蛍光Lfと透過光Ltとの比率を自在に制御し、光源装置10から所望の白色点を得ることができる。
図10は、蛍光部13Lの厚みおよび蛍光部13L内の蛍光体17の充填率を変化させたときの、蛍光Lf量に対する透過光Lt量の比率(透過光Lt/蛍光Lf)の変化を表したものである。ここで、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率は、単位空間当たりに蛍光体17が占有する体積率を表す。蛍光部13L内での蛍光体17に対する透明粒体18の混合比が減少すれば、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率は大きくなり、蛍光体17に対する透明粒体18の混合比が増加すれば、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率は小さくなる。
蛍光部13Lの厚みが一定の場合には、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率が大きくなるほど、蛍光Lf量に対する透過光Lt量の比率は小さくなる。また、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率が一定の場合には、蛍光部13Lの厚みが大きくなるほど、蛍光Lf量に対する透過光Lt量の比率は小さくなる。例えば、所定の蛍光Lf量に対する透過光Lt量の比率を得るためには、蛍光部13Lの厚みを小さくして、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率を大きくしてもよく、あるいは、蛍光部13Lの厚みを大きくして、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率を小さくしてもよい。
このように、例えば、蛍光部13Lの厚みを30μm〜80μm、蛍光部13L内の蛍光体17の充填率20vol%〜60vol%の範囲で調整して、所望の白色点を得ることができる。
また、蛍光構造体10Lは、バインダレス蛍光体ホイールであるので、第1基板11および第2基板12の構成材料の選択肢が増える。例えば、放熱性の点から、高い熱伝導率を有する第1基板11および第2基板12を選択してもよく、あるいは、コストの点で、低コストの第1基板11および第2基板12を選択してもよい。更に、樹脂材料が不要であるので、信頼性および光の利用効率を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態では、蛍光構造体10Lの蛍光部13Lに蛍光体17とともに、透明粒体18を設けるようにしたので、蛍光構造体10Lから出射される蛍光Lfと透過光Ltとの比率を自在に制御することができる。
また、蛍光構造体10Lはバインダレス蛍光体ホイールであり、第1基板11および第2基板12の構成材料の選択肢を増やすことができる。更に、信頼性および光の利用効率を向上させることができる。
このような蛍光構造体10Lを有する光源装置10を備えた投射型表示装置1では、優れた表示性能を発揮することができる。
次に、上記実施の形態の変形例および他の実施の形態について説明する。以下では、上記実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
〔変形例1〕
図11および図12に示したように、透明粒体18または蛍光体17の表面を光学機能層19で覆うようにしてもよい(変形例1)。光学機能層19は、例えば厚み1μm以下の反射防止層または厚み5μm以下のダイクロイックミラー層である。ダイクロイックミラー層は、特定波長の光の透過および反射機能を有するものである。透明粒体18および蛍光体17の両方の表面を光学機能層19で覆うようにしてもよい。このような光学機能層19を設けることにより、光の利用効率を向上させることができる。
〔第2の実施の形態〕
図13は、第2の実施の形態に係る蛍光構造体(蛍光構造体60L)の蛍光部63Lの断面構成を表したものである。この蛍光構造体60Lの蛍光部63Lには、透明粒体(図7の透明粒体18)は設けられておらず、蛍光体17の表面が透明被覆層68で覆われている。即ち、蛍光部63Lには、透明粒体に代えて、透明被覆層68が設けられている。この点において、蛍光構造体60Lは蛍光構造体10Lと異なっている。
蛍光部63Lは、蛍光部13Lと同様に、第1基板11と第2基板12との間に設けられている。例えば、この蛍光部63Lに設けられた複数の蛍光体17の全ての表面は、透明被覆層68で覆われている。蛍光部63Lには、表面が透明被覆層68で覆われた蛍光体17と、表面が露出された蛍光体17とが混在していてもよい。透明被覆層68は各々の蛍光体17の表面全体を覆っている。製造ばらつき等に起因して、一部表面が透明被覆層68から露出された蛍光体17が存在していてもよい。透明被覆層68は、無機材料により構成されていることが好ましい。透明被覆層68は、例えばガラス類、サファイア、InGaZnO等の酸化物半導体または窒化物半導体等により構成されている。透明被覆層68の厚みは例えば10nm〜10000nmである。
本実施の形態では、このような透明被覆層68で蛍光体17の表面を覆うことにより、隣り合う蛍光体17間の距離が調整される。即ち、蛍光部63L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積率を調整することが可能となる。例えば、透明被覆層68の厚みを大きくすることにより、蛍光部63L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積率は小さくなり、透明被覆層68の厚みを小さくすることにより、蛍光部63L内で単位体積当たりに占める蛍光体17の体積率は大きくなる。
このように蛍光構造体60Lは、上記蛍光構造体10Lと同様に、蛍光構造体60Lから出射される蛍光Lfと透過光Ltとの比率を自在に制御することができる。
〔変形例2〕
図14に示したように、透明被覆層68を更に、光学機能層19で覆うようにしてもよい(変形例2)。光学機能層19は、例えば厚み1μm以下の反射防止層または厚み5μm以下のダイクロイックミラー層である。このような光学機能層19を設けることにより、光の利用効率を向上させることができる。
〔変形例3〕
図15は、変形例3に係る投射型表示装置(投射型表示装置1A)の全体構成を表す模式図である。上記第1の実施の形態の蛍光構造体10Lまたは第2の実施の形態の蛍光構造体60Lを有する光源装置10を投射型表示装置1Aに適用させるようにしてもよい。
投射型表示装置1Aは、投射型表示装置1と同様に、光源装置10、照明光学系20、画像形成部30および投影光学系40を有している。
照明光学系20は、例えば光源装置10に近い位置からフライアイレンズ21(21A,21B)と、偏光変換素子22と、レンズ23と、色分離素子24A,24Bと、光路変換素子25A,25Bと、レンズ26A,26Bと、色分離素子27と、偏光板28A〜28Cとを有している。色分離素子24A,24B,27は、例えばダイクロイックミラーにより構成されており、光路変換素子25A,25Bは、例えばミラーにより構成されている。
フライアイレンズ21(21A,21B)は、光源装置10のコリメート光学系10Cからの白色光の照度分布の均質化を図るものである。偏光変換素子22は、入射光の偏光軸を所定方向に揃えるように機能するものである。例えば、P偏光以外の光をP偏光に変換する。レンズ23は、偏光変換素子22からの光を色分離素子24A,24Bへ向けて集光する。色分離素子24A,24Bは、所定の波長域の光を選択的に反射し、それ以外の波長域の光を選択的に透過させるものである。例えば色分離素子24Aは、主に赤色光Lrを光路変換素子25Aの方向へ反射させる。また、色分離素子24Bは、主に青色光Lbを光路変換素子25Bの方向へ反射させる。したがって、主に緑色光Lgが色分離素子24A,24Bの双方を透過し、画像形成部30の反射型偏光板31C(後出)へ向かうこととなる。光路変換素子25Aは、色分離素子24Aからの光(主に赤色光Lr)をレンズ26Aに向けて反射し、光路変換素子25Bは、色分離素子24Bからの光(主に青色光Lb)をレンズ26Bに向けて反射する。レンズ26Aは、光路変換素子25Aからの光(主に赤色光Lr)を透過し、色分離素子27へ集光させる。レンズ26Bは、光路変換素子25Bからの光(主に青色光Lb)を透過し、色分離素子27へ集光させる。色分離素子27は、緑色光Lgを選択的に反射すると共にそれ以外の波長域の光を選択的に透過するものである。ここでは、透過レンズ26Aからの光のうち赤色光Lr成分を透過する。透過レンズ26Aからの光に緑色光Lg成分が含まれる場合、その緑色光Lg成分を偏光板28Cへ向けて反射する。偏光板28A〜28Cは、所定方向の偏光軸を有する偏光子を含んでいる。例えば、偏光変換素子22においてP偏光に変換されている場合、偏光板28A〜28CはP偏光の光を透過し、S偏光の光を反射する。
画像形成部30は、反射型偏光板31A〜31Cと、光変調素子32A〜32Cと、色合成素子33とを有する。
反射型偏光板31A〜31Cは、それぞれ、偏光板28A〜28Cからの偏光光の偏光軸と同じ偏光軸の光(例えばP偏光)を透過し、それ以外の偏光軸の光(S偏光)を反射するものである。具体的には、反射型偏光板31Aは、偏光板28AからのP偏光の赤色光Lrを光変調素子32Aの方向へ透過させる。反射型偏光板31Bは、偏光板28BからのP偏光の青色光Lbを光変調素子32Bの方向へ透過させる。反射型偏光板31Cは、偏光板28CからのP偏光の緑色光Lgを光変調素子32Cの方向へ透過させる。また、色分離素子24A,24Bの双方を透過して反射型偏光板31Cに入射したP偏光の緑色光Lgは、そのまま反射型偏光板31Cを透過して色合成素子33に入射する。さらに、反射型偏光板31Aは、光変調素子32AからのS偏光の赤色光Lrを反射して色合成素子33に入射させる。反射型偏光板31Bは、光変調素子32BからのS偏光の青色光Lbを反射して色合成素子33に入射させる。反射型偏光板31Cは、光変調素子32CからのS偏光の緑色光Lgを反射して色合成素子33に入射させる。
光変調素子32A〜32Cは、それぞれ、赤色光Lr、青色光Lbまたは緑色光Lgの空間変調を行うものである。光変調素子32A〜32Cは、例えば反射型液晶パネルにより構成されている。光変調素子32A〜32Cは、透過型液晶パネルまたはMEMSミラーパネルにより構成されていてもよい。
色合成素子33は、入射される赤色光、青色光および緑色光を合成し、投影光学系40へ向けて射出するものである。色合成素子33は、例えばダイクロイックプリズムにより構成されている。
投影光学系40は、レンズL41〜L45と、光路変換素子M40とを有する。投影光学系40は、画像形成部30からの出射光を拡大してスクリーン(図示せず)などへ投射する。光路変換素子M40は、例えばミラーにより構成されている。
蛍光構造体10L,60Lでは、蛍光Lfと透過光Ltとの比率を調整して、所望の白色点を得ることができる。よって、蛍光構造体10L,60Lを含む光源装置10を備えた投射型表示装置1Aは、投射型表示装置1と同様に優れた表示性能を発揮する。
〔適用例〕
上記実施の形態および変形例では、本技術の一実施の形態に係る光源装置が適用される投射型表示装置を例に挙げて説明したが、本技術の一実施の形態に係る光源装置は、例えば自動車用のヘッドランプ(ヘッドライト)や照明等に適用することができる。
図16は、上記光源装置10を適用した照明装置の外観を表したものである。この照明装置は、上記実施の形態等の光源装置10を備えた卓上用の照明装置であり、例えば、基台841に設けられた支柱842に、照明部843が取り付けられている。この照明部843が、上記実施の形態に係る光源装置10により構成されている。照明部843は、図16に示した筒状、または図17に示した曲面状など、任意の形状とすることが可能である。
光源装置10は、図18に示したような室内用の照明装置に適用させるようにしてもよい。この照明装置では、照明部844が上記光源装置10により構成されている。照明部844は、建造物の天井850Aに適宜の個数および間隔で配置されている。なお、照明部844は、用途に応じて、天井850Aに限らず、壁850Bまたは床(図示せず)など任意の場所に設置することが可能である。
これらの照明装置では、光源装置10からの光により、照明が行われる。ここでは、上記実施の形態で説明したように、蛍光Lfと透過光Ltとの比率を制御可能な光源装置10を備えているので、所望の発光色の光を得ることができる。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態において例示した光学系(光源装置、照明光学系、画像形成部、投影光学系)の各構成要素、配置および数等は、あくまで一例であり、全ての構成要素を備える必要はなく、また、他の構成要素を更に備えていてもよい。例えば、上記実施の形態等では、3板式の光変調素子を有する投射型表示装置について説明したが、本技術は、単板式の光変調素子(時間的な光変調を行う光変調素子)を有する投射型表示装置にも適用可能である。
また、上記実施の形態等では、光源部10Eから青色波長域の励起光を出射し、蛍光構造体10L,60Lからは、黄色波長域の蛍光と青色波長域の透過光とが合成されて出射される場合について説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。
更に、上記実施の形態等では、蛍光構造体が円状の回転体である場合を例に挙げて説明したが、本技術は、例えばチップ状の非回転体である蛍光構造体に適用することも可能である。
加えて、上記実施の形態等では、透明粒体18を設ける場合と、透明被覆層68を設ける場合についてそれぞれ説明したが、蛍光部に、透明粒体18と透明被覆層68とをともに設けるようにしてもよい。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であってこれに限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
なお、本技術は、以下のような構成も可能である。
(1)
光源部と、
前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
前記蛍光部は、表面が透明被覆層で覆われた蛍光体を複数含み、
前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
光源装置。
(2)
更に、前記透明被覆層を覆う光学機能層を有する
前記(1)に記載の光源装置。
(3)
前記透明被覆層は無機材料により構成されている
前記(1)または(2)に記載の光源装置。
(4)
前記透明被覆層はサファイア、酸化物半導体または窒化物半導体により構成されている
前記(1)乃至(3)のうちいずれか1つに記載の光源装置。
(5)
光源部と、
前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
前記蛍光部は、複数の蛍光体とともに透明粒体を含み、
前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
光源装置。
(6)
前記蛍光体または前記透明粒体を覆う光学機能層を有する
前記(5)に記載の光源装置。(7)
前記透明粒体は無機材料により構成されている
前記(5)または(6)に記載の光源装置。
(8)
前記透明粒体はサファイア、酸化物半導体または窒化物半導体により構成されている
前記(5)乃至(7)のうちいずれか1つに記載の光源装置。
(9)
前記一対の基板の間に、前記蛍光部とともに接着部を有する
前記(1)乃至(8)のうちいずれか1つに記載の光源装置。
(10)
複数の前記蛍光体は互いに結合していない
前記(1)乃至(9)のうちいずれか1つに記載の光源装置。
(11)
前記蛍光構造体は回転体である
前記(1)乃至(10)のうちいずれか1つに記載の光源装置。
(12)
光源装置と、
前記光源装置からの光により画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部からの光を投射する投影光学系とを備え、
前記光源装置は、
光源部と、
前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
前記蛍光部は、表面が透明被覆層で覆われた蛍光体を複数含み、
前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
投射型表示装置。
(13)
光源装置と、
前記光源装置からの光により画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部からの光を投射する投影光学系とを備え、
前記光源装置は、
光源部と、
前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
前記蛍光部は、複数の蛍光体とともに透明粒体を含み、
前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
投射型表示装置。
本出願は、日本国特許庁において2016年9月20日に出願された日本特許出願番号第2016−182740号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願の全ての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (13)

  1. 光源部と、
    前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
    前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
    前記蛍光部は、表面が透明被覆層で覆われた蛍光体を複数含み、
    前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
    光源装置。
  2. 更に、前記透明被覆層を覆う光学機能層を有する
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記透明被覆層は無機材料により構成されている
    請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記透明被覆層はサファイア、酸化物半導体または窒化物半導体により構成されている
    請求項1に記載の光源装置。
  5. 光源部と、
    前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
    前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
    前記蛍光部は、複数の蛍光体とともに透明粒体を含み、
    前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
    光源装置。
  6. 前記蛍光体または前記透明粒体を覆う光学機能層を有する
    請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記透明粒体は無機材料により構成されている
    請求項5に記載の光源装置。
  8. 前記透明粒体はサファイア、酸化物半導体または窒化物半導体により構成されている
    請求項5に記載の光源装置。
  9. 前記一対の基板の間に、前記蛍光部とともに接着部を有する
    請求項1に記載の光源装置。
  10. 複数の前記蛍光体は互いに結合していない
    請求項1に記載の光源装置。
  11. 前記蛍光構造体は回転体である
    請求項1に記載の光源装置。
  12. 光源装置と、
    前記光源装置からの光により画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部からの光を投射する投影光学系とを備え、
    前記光源装置は、
    光源部と、
    前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
    前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
    前記蛍光部は、表面が透明被覆層で覆われた蛍光体を複数含み、
    前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
    投射型表示装置。
  13. 光源装置と、
    前記光源装置からの光により画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部からの光を投射する投影光学系とを備え、
    前記光源装置は、
    光源部と、
    前記光源部からの光が入射する蛍光部を含む蛍光構造体と、
    前記蛍光部を間にして対向する一対の基板とを備え、
    前記蛍光部は、複数の蛍光体とともに透明粒体を含み、
    前記蛍光体は前記一対の基板に結合していない
    投射型表示装置。
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