JP6136617B2 - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents

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本発明は、光源装置及びこの光源装置を備えたプロジェクタに関する。
光源装置として、半導体レーザ素子を用いた光源と、蛍光体結晶及びバインダから構成された蛍光体層と、を有する光源装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の光源装置は、光源からの励起光を蛍光体層に対して照射し、励起された光を光源とは反対の側から出射する。
特開2009−277516
しかしながら、上記従来の光源装置では、蛍光体層に入射し励起された光の一部がバインダと外気との屈折率差により反射し、蛍光体層内で伝搬してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、波長変換部材内における光の伝搬を抑制することにより、光の利用効率が高く、小型化可能な光源装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明に係る光源装置は、半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子からの光を波長変換する波長変換部材と、波長変換部材からの光を制御するレンズと、を備える。波長変換部材は、複数の蛍光体粒子と、外殻が透光性部材でありその内部に中空領域を有する複数の中空体と、複数の蛍光体粒子および複数の中空体を保持する保持体と、を有する。
図1は、第1実施形態に係る光源装置を説明するための概略断面図である。 図2は、図1の光源装置の基体及び波長変換部材を光取出し面側から見た概略平面図である。 図3は、図2の基体及び波長変換部材の変形例に係る概略平面図である。 図4は、第2実施形態に係る光源装置を説明するための概略断面図である。 図5は、第3実施形態に係るプロジェクタの模式図である。
本発明を実施するための形態を、以下に図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す形態は、本発明の技術思想を具体化するための光源装置を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる例示にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張していることがある。
<第1実施形態>
図1に、本実施形態に係る光源装置100の概略断面図を示す(図2のX−Xにおける概略断面図である。なお、構成をわかりやすくするために、半導体レーザ素子10及びレンズ40も合わせて図示している)。光源装置100は、半導体レーザ素子10と、半導体レーザ素子10からの光を波長変換する波長変換部材30と、波長変換部材30からの光を制御するレンズ40と、を備える。波長変換部材30は、複数の蛍光体粒子31と、外殻が透光性部材32aでありその内部に中空領域32bを有する複数の中空体32と、複数の蛍光体粒子31および複数の中空体32を保持する保持体33と、を有する。
これにより、波長変換部材30における発光径を小さくすることができるので、レンズ40への光取り込み効率が高くかつ小型の光源装置とすることができる。以下、この点について説明する。
一般に、半導体レーザ素子からの光及び波長変換された光の一部は保持体33と外気との屈折率差により両者の界面において反射するので、レンズに取り込むことができる領域よりも広がってしまう場合がある。そこで、本実施形態では、保持体33中に低屈折率の中空体32を配置することで、波長変換部材30内を伝搬する光を中空体32で効率よく散乱させることを可能としている。これにより、波長変換部材30から、より狭い範囲で光を取り出すことができるので、レンズ40に取り込まれる光を増やすことができる。その結果、レンズ40への光の取り込み効率を一定以上に保ちつつ、レンズ40を小型化できるので、光源装置全体として小型化が可能となる。
光源装置100は、波長変換部材30の第1面(図1における波長変換部材30の下面)において半導体レーザ素子10からの光が入射され、第1面と反対側にある第2面(図1における波長変換部材30の上面)において半導体レーザ素子10からの光及び蛍光体粒子31からの光が出射されるように構成している。つまり、半導体レーザ素子10からの光が入射する面と反対の面から蛍光体粒子31からの光等を取り出す透過方式(透過型)の光源装置である。以下に、光源装置100の主な構成要素について説明する。
なお、本明細書では、説明の便宜上、図1に示す断面図の上方を「上」と表現し、下方を「下」と表現している。しかし、これらの位置関係は相対的なものであればよく、例えば各図の上下を逆にしても本明細書の範囲内であることは言うまでもない。
(半導体レーザ素子10)
光源装置100では、励起光源として半導体レーザ素子10を用いている。一般に半導体レーザ素子10は光の放射角が狭いため、波長変換部材30に光が照射される領域を小さくすることができる。半導体レーザ素子10から出射される光の主波長は、例えば、400nm〜480nmとすることができる。なお、図では半導体レーザ素子10を1個のみ配置しているが、出力を向上させるために複数個並べて配置することもできる。
(波長変換部材30)
波長変換部材30は、半導体レーザ素子10から出射されたレーザ光を波長変換するための部材である。波長変換部材30は、複数の蛍光体粒子31と、外殻が透光性部材32aでありその内部に中空領域32bを有する複数の中空体32と、複数の蛍光体粒子31および複数の中空体32を保持する保持体33と、を含む。
波長変換部材30の厚さ(レーザ光が通過する方向であって図における波長変換部材30の上下方向の長さ)は、好ましくは0.01mm〜1mm、さらに好ましくは0.03mm〜0.3mmとすることができる。波長変換部材30の厚さを一定以上とすることにより、ある程度の量の蛍光体粒子31を含有させることができるので、所望の色調の光を得ることができる。また、波長変換部材30の厚さを一定以下とすることにより、厚さ方向において光を取り出しやすくすることができるので、所望の明るさを得ることができる。このとき、光取出し面の幅(図における波長変換部材30の横方向の長さ)は厚さよりも長い形状であるのが好ましく、例えば、板状のものとすることができる。
波長変換部材30を構成する各部材は、蛍光体粒子31の屈折率をn1、保持体33の屈折率をn2、透光性部材32aの屈折率をn3、中空領域32bの屈折率をn4としたときに、n1≠n2、n2≠n3、n3≠n4の関係を満たすような材料を選択することができる。つまり、蛍光体粒子31と保持体33との界面、保持体33と透光性部材32aとの界面、透光性部材32aと中空領域32bとの界面がそれぞれ屈折率差を有するような材料を選択することができる。こうすることで、光が反射する界面を増やすことができるため光を散乱させやすくなる。このとき、好ましくはn1>n2>n3>n4の関係を満たすような材料を選択することができる。以下に、波長変換部材30を構成する各部材について詳細に説明する。
(蛍光体粒子31)
蛍光体粒子31は、アルミネート系、シリケート系、窒化物系、酸窒化物系などを用いることができ、特に、アルミネート系でガーネット構造の蛍光体粒子31を用いることが好ましい。これにより、耐熱性及び耐光性を確保した蛍光体粒子とすることができる。光源装置100では、波長500nm〜600nmの緑色光〜黄色光を発する蛍光体粒子31を用いている。
光源装置100における波長変換部材30は、同じ波長の蛍光体粒子31を基体20の全体に配置したが、複数の波長の蛍光体粒子31を含有する場合は、波長ごとに分けて基体20上に配置することもできる。例えば、図3に示すように、半導体レーザ素子10からの光により第1光を発する第1部位30aと、半導体レーザ素子10からの光により第1光とは異なる波長の第2光を発する第2部位30bと、を有するように波長変換部材30を配置してもよい。なお、ここでいう第1光とは、同種の蛍光体粒子31を複数含有していてもよいし、異なる種類の蛍光体粒子31を複数含有していてもよい。第2部位30bについても第1部位30aと同様である。また、図3において、波長変換部材30を配置していない領域からは半導体レーザ素子10からの光がそのまま放出されることとなる。これにより、順次、波長の異なる蛍光体粒子31を励起させることが可能となり、複数の発光色を時間分割して放出することができる。
(中空体32)
中空体32は光を散乱させるためのものであり、外殻が透光性部材32aよりなり、内部に低屈折率の中空領域32bを有する。中空体32を保持体33中に含有することにより、中空体32に当たる光を散乱させることができるため、横方向への光の伝搬を抑制することができる。
なお、中空体32に代えて中空領域32bのない透光性部材を用いると、保持体33との屈折率差が小さいため光が反射しにくくなる。また、中空体32に代えて外殻を有さない中空領域(例えば、空気のみからなる領域)を充填すると、保持体を硬化するなどの熱が加わった際に空気が膨張し形状が安定しなくなる。したがって、内部を中空領域32bとし外殻を透光性部材32aとすることで、屈折率差を確保しながら中空体32の形状を安定させることができるので、安定した特性を得ることができる。
中空体32の直径は、蛍光体粒子31の直径よりも小さくすることができる。中空体32の径を小さくすることで、保持体33中に中空体32を多数配置することができ、屈折率差のある界面の表面積を増やすことができる。また、中空体32の形状は、楕円球状、球状等とすることができるが、好ましくは球状とする。
中空領域32bには、透光性部材32aよりも屈折率の小さい気体が充填されていればよい。アルゴン、窒素、酸素、空気等が挙げられ、例えば、空気であれば屈折率を略1にすることができる。もちろん、真空とすれば屈折率は1となるが、中空体32の製造のしやすさを考慮すれば、中空領域32bには空気等とすることが好ましい。
透光性部材32aは中空体32の外殻をなすものであり、これにより中空体32の外形を一定に保つことができる。透光性部材32aとしては、AlN、SiO、Al、MgF、Nb、TiO、ZrO、ガラスなどが挙げられ、特に、AlN、SiO、Nb、TiO、Al、ガラスが好ましい。これにより、耐光性に優れた中空体32とすることができる。
中空体32における透光性部材32aの厚みは、例えば10nm〜10000nm、好ましくは100nm〜5000nm、より好ましくは500nm〜3000nmとすることができる。
(保持体33)
蛍光体粒子31及び中空体32は保持体33により保持されている。保持体33としては光透過率が高いものが好ましい。例えば、シリコーン樹脂若しくはエポキシ樹脂からなる有機材料、又はSiO、Al若しくはガラスを用いることができ、中でもSiO、Al、ガラス等の無機材料を用いるのが好ましい。無機材料であれば、光や熱による劣化に強く、保持体自体が変色したり変形したりしにくいからである。
透過型の光源装置の場合、保持体33に対する蛍光体粒子31の含有量は、1wt%〜50wt%、好ましくは2wt%〜40wt%、より好ましくは10wt%〜20wt%とすることができる。一般に、透過型の光源装置にする場合は、一定量のレーザ光を透過させるために保持体33中の蛍光体粒子31の含有量をある程度少なくする必要がある。一方、保持体33中の蛍光体粒子31の含有量を少なくすると波長変換部材30を横方向に抜ける光が多くなるが、本実施形態によれば中空体32により光の伝搬が抑制できるので本実施形態は透過型の光源装置の場合に特に効果的である。また、蛍光体粒子31を少なくすることにより、近傍の蛍光体粒子31と接しにくくなるため、隣接する蛍光体粒子31による光の再吸収を抑制することができる。
(基体20)
波長変換部材30は図2に示すように基体20上に配置することができる。図2のX−Xにおいては、紙面の奥行きに波長変換部材を励起させる半導体レーザ素子を配置しており、紙面の手前にレンズ40を配置しているが(図1参照)、構成をわかりやすくするために図2では省略している。光源装置100では、半導体レーザ素子10からの光を透過させる透過型の基体20aを用いている。透過型の基体20aとしては、無アルカリガラス、硼珪酸ガラス、石英ガラス、水晶又はサファイア等を含むホイールを使用することができる。透過型の基体20aは、典型的には、円盤状であり、その中心を回転軸として回転し、半導体レーザ素子10からの光の照射位置が時間とともに移動するように構成されている。本実施形態では、透過型の基体20aにおける回転軸の周囲に波長変換部材30を配置している。
(レンズ40)
レンズ40は半導体レーザ素子10からの光および蛍光体粒子31からの光の配向を制御するための部材である。波長変換部材30から発する光は一定の広がりをもって放出するため、レンズ40への光の取り込みを考慮して、波長変換部材30に近い位置にレンズ40を配置することが好ましい。これにより、光の広がりが小さいうちにレンズ40に集光されるので、レンズ40を小型化でき、光源装置の小型化とコストの低減を両立できる。なお、レンズ40は単数のレンズ40であっても複数枚のレンズ40であってもよい。
レンズ40の材料は、樹脂、ガラスなどが挙げられる。短波長の光、例えば400〜480nmの光を本発明の光源として使用する場合は、短波長の光に対する耐性が高いガラスを用いるのが好ましい。レンズ40としては、コリメートレンズ、集光レンズ、ロッドレンズなど各種レンズを用いることができる。
(フィルタ)
光をより効率よく取り出すために、波長変換部材30の第1面や第2面には用途に合わせたフィルタを配置することができる。フィルタとしては、所定の波長よりも短波長の光を透過し長波長の光を反射するショートパスフィルタ、所定の波長よりも長波長の光を透過し短波長の光を反射するロングパスフィルタ、特定範囲の波長の光のみを透過するバンドパスフィルタ、無反射フィルタなどが挙げられる。
半導体レーザ素子10と波長変換部材30との間には、半導体レーザ素子10からの光を透過し波長変換部材30からの光を反射するショートパスフィルタを第1フィルタ50として設けることができる。こうすることで、下側へと向かう光も無駄なく上側へと取り出すことができる。
また、波長変換部材30とレンズ40との間には、半導体レーザ素子10からの光を反射し波長変換部材30からの光を透過するロングパスフィルタを第2フィルタ60として設けることができる。これにより、波長変換されていない光を波長変換部材30へと反射し、励起させることができる。特に、第1フィルタ50と組み合わせることにより、反射し励起させた光も再度第1フィルタ50で反射させることができるため、波長変換された光を増やすことができる。
第2フィルタとしては、特定範囲の波長の光のみを透過させるバンドパスフィルタを波長変換部材30とレンズ40との間に設けることもできる。つまり、必要な範囲の波長よりも短波又は長波の光を反射させるフィルタとすることもできる。これにより、放出される波長幅を制御することができ、所望の発光を放出することができる。
第2フィルタ60と波長変換部材30との間には透明層を介在させることができる。透明層を設けることにより、波長変換部材30の上面において中空体32や蛍光体粒子31が保持体33に被覆されずに突出したとしても、透明層で平坦化させることができ、第2フィルタ60の効果をより得やすくすることができる。
<第2実施形態>
図4に、本実施形態に係る光源装置200の概略断面図を示す。第2実施形態として、半導体レーザ素子10の光が入射する側の面と同じ側から蛍光体粒子31からの光を取り出す反射方式(反射型)の光源装置200について説明する。なお、以下の点を除いては、第1実施形態に用いた構成と同様の構成を用いるものとする。
光源装置200では、基体20として、半導体レーザ素子10からの光と波長変換された光とを反射する板状の部材(以下、反射型の基体20bとする。)を用いる。反射型の基体20bの材料としては、波長変換部材30からの熱を放散できるよう放熱性の高い材料であればよい。例えば、金、銀、銅、ステンレス、銅合金、アルミニウム、鉄などを用いることができ、好ましくは鉄、銅、より好ましくは銅を用いることができる。さらに、腐食防止のため、表面をめっき処理してもよい。
(波長変換部材30)
光源装置200では、保持体33に対する蛍光体粒子31の含有量は好ましくは60wt%〜95wt%、より好ましくは80wt%〜90wt%とすることができる。反射型の光源装置200においては、半導体レーザ素子10からの光を透過させる必要がないため、光の励起効率を重視して、光源装置100と比較して、保持体33中における蛍光体粒子31の含有量を多くすることができる。
(フィルタ)
光源装置200においては、第1フィルタ50を半導体レーザ素子10と波長変換部材30との間に配置することができる。こうすることにより、波長変換部材30から反射した光が半導体レーザ素子10へ戻ることなく所望の方向へと反射させることができる。なお、光源装置200においては、第2フィルタ60は用いていない。
光源装置200によれば、基体20に熱伝導率のよい材料を用いることができるため、光出力を重視した設計が可能となる。
<第3実施形態>
上記光源装置100または光源装置200は、所定のレンズあるいはミラー、リフレクタなどと組み合わせることでプロジェクタとして構成することができる。図5に、本実施形態におけるプロジェクタ1000の模式図を示す。本実施形態によれば、光源装置自体を小型化にすることができるので、それを搭載するプロジェクタ自体も小型化とすることができる。プロジェクタ1000を構成する要素に関して、第1実施形態及び第2実施形態で説明した以外の要素について説明する。
(投影手段300)
投影手段300は、半導体レーザ素子10及び波長変換部材30の各部材から出射される光を用いて、映像を作成するための部材である。投影手段300としては、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)又はDMD(Digital Mirror Device)などが挙げられる。DMDは各画素に相当する微細なミラーがマトリックス状に配列され、各ミラーの傾きを変えてオン/オフの切換が可能である。
(投射手段400)
投射手段400は、主に投射レンズから構成され、投影手段300で順次変調して形成された画像を、所定の大きさに拡大して投射することができる。
本発明に係る光源装置は、プロジェクタ等、種々の光源装置に使用することができる。
100、200…光源装置
10…半導体レーザ素子
20…基体
20a…透過型の基体
20b…反射型の基体
30…波長変換部材
30a…第1部位
30b…第2部位
31…蛍光体粒子
32…中空体
32a…透光性部材
32b…中空領域
33…保持体
40…レンズ
50…第1フィルタ
60…第2フィルタ
1000…プロジェクタ
300…投影手段
400…投射手段

Claims (9)

  1. 半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子からの光を波長変換する波長変換部材と、前記波長変換部材からの光を制御するレンズと、を備える光源装置であって、
    前記波長変換部材は、複数の蛍光体粒子と、外殻が透光性部材でありその内部に中空領域を有する複数の中空体と、前記複数の蛍光体粒子および前記複数の中空体を保持する保持体と、を有する、ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記蛍光体粒子の屈折率をn1、前記保持体の屈折率をn2、前記透光性部材の屈折率をn3、前記中空領域の屈折率をn4としたときに、n1≠n2、n2≠n3、n3≠n4の関係を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記波長変換部材は、第1面において前記半導体レーザ素子からの光が入射され、前記第1面と反対側にある第2面において前記半導体レーザ素子からの光及び前記蛍光体粒子からの光が出射されるように構成されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記波長変換部材は、前記半導体レーザ素子からの光により第1光を発する第1部位と、前記半導体レーザ素子からの光により第2光を発する第2部位と、を有し、
    前記第1部位と前記第2部位は、基体上の異なる領域に配置されている、ことを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記保持体に対する前記蛍光体粒子の含有量は、10wt%〜20wt%である、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の光源装置。
  6. 前記半導体レーザ素子と前記波長変換部材との間には、前記半導体レーザ素子からの光を透過し前記波長変換部材からの光を反射する第1フィルタが設けられている、ことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の光源装置。
  7. 前記波長変換部材と前記レンズとの間には、前記半導体レーザ素子からの光を反射し前記波長変換部材からの光の全部又は一部を透過する第2フィルタが設けられている、請求項3〜6のいずれかに記載の光源装置。
  8. 前記中空体の直径は前記蛍光体粒子の直径よりも小さい、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光源装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の光源装置を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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