JP6929820B2 - 回路基板、モータユニット、およびファン - Google Patents

回路基板、モータユニット、およびファン Download PDF

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Description

本発明は、回路基板、モータユニット、およびファンに関し、特にモータの駆動を制御するモータ駆動制御回路を搭載した回路基板、その回路基板とモータとを備えたモータユニット、およびそのモータユニットとインペラとを備えたファンに関する。
モータの駆動を制御するモータ駆動制御回路を搭載した回路基板では、静電気による回路の誤動作または静電気による回路素子の破壊を防止する必要がある。電子回路におけるESD(Electro−Static Discharge)耐性を高めるための一般的な手法としては、回路基板にESD保護素子等の電子部品を実装することが知られている(特許文献1参照)。
特開2016−58745号公報
しかしながら、小型モータを搭載した電子機器のモータ駆動制御回路が実装される回路基板は、モータの出力軸を支持する軸受の寸法および外形の制約等により、電子部品を実装する面積が小さく、且つ配線の自由度が低いため、ESD保護素子等を実装することは容易ではない。
例えば、小型の軸流ファンでは、モータを構成するステータと当該モータの駆動を制御するモータ駆動制御回路とが実装された回路基板が、軸流ファンの中心部分に配置された第1筐体に収容されるとともに、モータを構成するロータがインペラ(羽根車)と一体に形成された筒形状の第2筐体に収容された状態で、第2筐体が第1筐体を覆うように配置された構造を有している。
このような構造を有する軸流ファンは、モータからの回転力によりロータが回転することによって、インペラと一体に構成されている第2筐体が回転して、風が発生する。
軸流ファンの上記回路基板には、ロータの回転位置を特定するために、ロータを構成する部品の一つであるマグネット(永久磁石)の磁束を検出するホール素子等の磁気検出素子が実装されている。
磁気検出素子は、マグネットの磁束を高精度に検出するために、マグネットの近傍に配置する必要がある。本願発明者らが検討している軸流ファンは、第2筐体の内壁に沿ってマグネットが配置される構造であるため、磁気検出素子は、回路基板の外周側に配置する必要がある。そのため、磁気検出素子は、人の手が触れ易く、静電破壊が起こりやすい。
磁気検出素子の静電破壊を防ぐためには、上述したようにESD保護素子を設置することが有効である。しかしながら、回路基板にESD保護素子を設置するためには、回路基板を大きくして実装面積を拡大する必要がある。回路基板が大きくなると、それを収容するための第1筐体のサイズが大きくなり、軸流ファン全体に占める第1筐体の割合が大きくなる。軸流ファンでは、第1筐体が大きくなるほどインペラの回転によって発生した風が流れる領域(空間)が狭くなるため、要求される冷却性能を実現するための十分な風量が得られない虞がある。
このように、小型モータ用のモータ駆動制御回路が実装される回路基板は、種々の制約により、ESD保護素子を設置することは容易ではない。特に、車載用途の小型モータのモータ駆動制御回路の場合、要求されるESD耐性のレベルが高いため、必要なESD保護素子のサイズが大きくなる可能性があり、回路基板の面積を大きくすることなく、そのような大型のESD保護素子を回路基板に実装することは困難を極める。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、回路基板の面積の増大を抑えつつ、モータ駆動制御回路のESD耐性を向上させることを目的とする。
本発明の代表的な実施の形態に係る、モータを搭載したモータユニットの回路基板は、互いに背向する一対の面の一方である主面と前記一対の面の他方である裏面とを有する基板と、前記主面において、前記基板の外周側の所定の領域に配置され、前記モータのロータの位置に応じた検出信号を出力する磁気検出素子と、前記主面の前記所定の領域において、前記基板の外周と前記磁気検出素子との間に形成され、グランド電圧が供給される金属部材と、を有することを特徴とする。
本発明に係る回路基板によれば、回路基板の面積の増大を抑えつつ、モータ駆動制御回路のESD耐性を向上させることが可能となる。
実施の形態1に係るファンの構成を示す図である。 実施の形態1に係る回路基板の主面側の平面図である。 実施の形態1に係る回路基板の裏面側の平面図である。 実施の形態1に係る回路基板における収容部に収容された基板を模式的に示す図である。 図1における磁気検出素子の周辺部分の拡大図である。 実施の形態2に係る回路基板の主面側の平面図である。 実施の形態2に係る回路基板の裏面側の平面図である。 実施の形態2に係る回路基板におけるスルーホール部の構成を模式的に示す図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。なお、以下の説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係る、モータ(11)を搭載したモータユニット(10)の回路基板(12,12A)は、互いに背向する一対の面の一方である主面(131)と前記一対の面の他方である裏面(132)とを有する基板(130)と、主面において基板の外周側の所定の領域(AR)に配置され、モータのロータ(14)の位置に応じた検出信号を出力する磁気検出素子(122)と、前記主面の前記所定の領域において、前記基板の外周と前記磁気検出素子との間に形成され、グランド電圧が供給される金属部材(141,144)とを有することを特徴とする。
〔2〕上記回路基板(12)において、前記金属部材は、前記主面の前記所定の領域において前記基板の外周(136,135a)に沿って形成された金属から成る第1配線パターン(141)を含んでもよい。
〔3〕上記回路基板において、前記第1配線パターンの表面には、絶縁膜が形成されていなくてもよい。
〔4〕上記回路基板において、前記グランド電圧が供給され、前記裏面に形成された金属から成る第2配線パターン(142)と、前記主面と前記裏面とを貫通し、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを接続する少なくとも一つのビア(143,143_1,143_2)とを更に有してもよい。
〔5〕上記回路基板(12)において、前記グランド電圧が供給され、前記主面に形成された金属から成るグランドパターン(137)を更に有し、前記第1配線パターンは帯状であって、前記第1配線パターンの一方の端部(141a)は、前記グランドパターンに接続され、前記ビアの少なくとも一つは、前記第1配線パターンの他方の端部(141b)側に形成されていてもよい。
〔6〕上記回路基板(12A)において、前記グランド電圧が供給され、前記裏面に形成された金属から成るグランドパターン(142A)を更に有し、前記金属部材は、前記主面と前記裏面とを貫通する貫通孔(145)によって画成される前記基板の内壁面に形成された金属膜(146)を含むスルーホール部(144)であって、前記金属膜は、前記グランドパターンと接続されていてもよい。
〔7〕上記回路基板において、前記スルーホール部を複数含み、複数の前記スルーホール部は、前記所定の領域において前記基板の外周(135a,136)に沿って並んで配置されていてもよい。
〔8〕上記回路基板において、前記金属膜は、前記貫通孔によって画成される前記基板の内壁面から前記主面上まで延在していてもよい。
〔9〕上記回路基板において、前記基板は、主要部(134)と、前記主要部から外側に突出する突出部(135)とを有し、前記所定の領域は、前記主面における前記突出部を含む領域であって、前記金属部材は、前記突出部の外周(135a)に沿って配置されていてもよい。
〔10〕本発明の代表的な実施の形態に係るモータユニット(10)は、上記回路基板(12,12A)と、前記モータ(11)と、前記基板を収容するための筒状の側壁部(43a)を有する収容部(43)とを備え、前記基板の前記主要部の外周は、前記側壁部(43a)に囲まれ、前記基板の前記突出部の外周の少なくとも一部は、前記側壁部に囲まれていないことを特徴とする。
〔11〕本発明の代表的な実施の形態に係るファン(1)は、上記モータユニット(10)と、前記モータの回転力によって回転可能に構成されたインペラ(30)と、を備えることを特徴とする。
2.実施の形態の具体例
以下、本発明の実施の形態の具体例について図を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態において共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
≪実施の形態1≫
図1は、実施の形態1に係るファンの構成を示す図である。同図には、実施の形態1に係るファン1の断面形状が示されている。
ファン1は、インペラ(羽根車)を回転させることによって風を発生させる装置である。ファン1は、例えば軸流ファンである。ファン1は、例えば、機器の内部で発生する熱を外部へ排出し、その機器の内部を冷却する冷却装置の一つとして利用可能である。
図1に示されるように、ファン1は、モータユニット10、インペラ30、およびケース40を備えている。ケース40は、モータユニット10を収容する筐体であって、例えば樹脂から構成されている。
ケース40は、収容部43および外壁部44を有する。収容部43は、例えば有底筒状に形成されている。具体的に、収容部43は、筒状の側壁部43aを有し、後述するように側壁部43aの内側に回路基板12を収容する。収容部43は、ケース40の中心部分に配置されている。
外壁部44は、収容部43と連結されるとともに収容部43の側壁部43aと同軸に配置され、収容部43の側壁部43aよりも大きい径を有する筒形状を有する。例えば、外壁部44と収容部43とは一体に形成されている。
図1に示されるように、外壁部44の内側にはインペラ30が配置される。外壁部44は、インペラ30を保護するためガード部として機能する。収容部43と外壁部44との間には、インペラ30が回転することによって発生した風を通過させるための開口41,42が形成されている。
インペラ30は、回転することにより風を発生させる部品である。インペラ30は、モータ11の回転力によって回転可能に構成されている。具体的に、インペラ30は、収容部31と、翼部32とを有する。収容部31は、筒状に形成された筐体であって、後述するロータ14を収容する。翼部32は、風を発生させる機能部であり、収容部31の外周面から径方向に突出して形成されている。
モータユニット10は、インペラ30を回転させるための回転力を発生するモータ11と、モータ11の駆動を制御するためのモータ駆動制御回路が形成された回路基板12とを含む。
モータ11は、例えば単相のブラシレスDCモータである。モータ11は、ステータ13とロータ14を含む。ステータ13は、ステータコア15、インシュレータ16、コイル17、および軸受ハウジング20を含む。ロータ14は、出力軸(シャフト)18、マグネット(永久磁石)21、およびロータヨーク22を含む。出力軸18は、インペラ30の収容部31と連結されている。
ロータ14は、インペラ30の収容部31に収容されている。具体的には、図1に示すように、筒状の収容部31の中心部分に、出力軸18が軸受19によって支持されて配置されるとともに、軸受19が軸受ハウジング20によって覆われている。また、筒状の収容部31の内壁面310側に、例えばリング状のマグネット21が配置されるとともに、ロータヨーク22がマグネット21と収容部31の内壁面310との間に配置される。
モータ駆動制御回路は、磁気検出素子122やモータ駆動制御用IC(Integrated Circuit)121等の複数の電子部品が回路基板12に実装されて配線によって互いに接続されることにより、実現されている。
磁気検出素子122は、モータ11のロータ14の位置を検出する部品であり、例えばホール素子やホールIC等である。磁気検出素子122は、モータ11のロータ14の位置を検出し、検出したロータ14の位置に応じた検出信号を生成して出力する。
モータ駆動制御用IC121は、磁気検出素子122から出力された検出信号に基づいて生成した信号をコイル17に供給してモータ11を駆動するとともに、モータ11の回転数に応じた周期信号(例えばFG信号)を生成する半導体集積回路である。
モータ駆動制御回路がコイル17に電流を供給し、その電流の向きが周期的に切り替えられることにより、ロータ14が回転する。これにより、ロータ14の出力軸18に連結されたインペラ30が回転し、風を発生させることができる。
上述したように、モータ駆動制御回路は、回路基板12に種々の電子部品が実装されることによって実現されている。回路基板12は、モータ駆動制御回路のESD耐性を高めるための種々の構成を備えている。以下、回路基板12について詳細に説明する。
図2A,2Bは、実施の形態1に係る回路基板12の構成を示す図である。
図2Aには、回路基板12(基板130)の主面131側の平面図が示され、図2Bには、回路基板12(基板130)の裏面132側の平面図が示されている。
図2A,2Bに示される回路基板12は、基板130と、基板130上に実装された各種電子部品とを含む。回路基板12は、モータ駆動制御用ICおよび磁気検出素子122等の電子部品が基板130に実装され、各電子部品が基板130に形成された配線パターンによって互いに接続されることにより、モータ駆動制御回路を実現した実装基板(Printed Circuit Board)である。
基板130は、例えば、金属薄膜(例えば銅箔)から成る複数の配線パターンが形成されたプリント基板(PWB:Printed Wired Board)である。図2A,2Bに示すように、基板130は、互いに背向する一対の面の一方である主面131と、一対の面の他方である裏面132とを有する。基板130は、例えば、主面131を第1配線層とし、裏面132を第2配線層とする2層基板(両面基板)である。
基板130は、平面視で円環(リング)状に形成されている。具体的には、平面視で円形状の外形を有する基板130の中心部分に、主面131と裏面132とを貫通する円形状の貫通孔133が形成されている。貫通孔133は、モータ11の一部を設置するための孔である。具体的には、図1に示すように、製品としてのファン1(モータユニット10)を組み立てた場合、基板130の貫通孔133内には、モータ11の出力軸18、軸受19、および軸受ハウジング20が配置される。
なお、図2A,2Bにおいて、ファン1を組み立てた場合の出力軸18の軸線を参照符号「S」で示している。
基板130は、主要部134と、主要部134から外側に突出した突出部135とを有する。主要部134には、モータ駆動制御回路を構成する多数の電子部品(モータ駆動制御用IC121等)および配線パターンが配置される。突出部135には、後述するように、磁気検出素子122等のモータ駆動制御回路を構成する一部の電子部品が配置される。
図2A,2Bに示すように、基板130は、ケース40の収容部43に収容される。
具体的に、基板130は、主要部134が収容部43に覆われ、基板130の突出部135が収容部43から露出した状態で、収容部43に配置される。
図3は、収容部43に収容された基板130を模式的に示す図である。同図には、図1における軸線Sと垂直な方向Pから見たときの、収容部43と基板130との位置関係が示されている。
図3に示すように、基板130の主要部134は、収容部43内に配置される。一方、基板130の突出部135は、収容部43の側壁部43aにおいて軸線Sと平行な方向に窪んで形成された窪み部43bに配置される。
これにより、基板130の主要部134の外周134aは、収容部43の側壁部43aに囲まれて配置され、基板130の突出部135の外周135aの少なくとも一部は、収容部43の側壁部43aに囲まれずに、収容部43の外部に露出する。
磁気検出素子122は、ロータ14のマグネット21の磁束を効率良く検出するために、図1に示すように、出力軸18の軸線S方向から見て、マグネット21と重なる領域(例えばマグネット21の直下)に配置されている。より具体的には、図2Aに示すように、磁気検出素子122は、基板130の主面131における、基板130の外周136側の所定の領域ARに配置されている。
ここで、所定の領域ARとは、例えば図2Aに示すように、主面131における突出部135を含む領域である。なお、図2Aには、一例として、基板130に2つの突出部135が設けられ、一方の突出部135が所定の領域ARに含まれている場合が示されている。
なお、突出部135には、磁気検出素子122の全部が配置されていてもよいし、磁気検出素子122の一部が配置されていてもよい。図2Aでは、一例として、磁気検出素子122が突出部135から主要部134にわたって配置された場合が示されている。
磁気検出素子122以外の電子部品および主要な配線パターンは、主要部134に配置されている。例えば、主面131の主要部134には、モータ駆動制御用IC121が配置されるとともに、グランド電圧が供給される配線パターン(以下、「グランドパターン」と称する。)137が形成されている。
また、基板130には、モータ駆動制御回路のESD保護用の金属部材141が設けられている。金属部材141は、主面131の所定の領域ARにおいて、基板130の外周136と磁気検出素子122との間に形成され、グランドパターン137と接続されている。
例えば、図2Aに示すように、金属部材141は、主面131の所定の領域ARにおいて基板130の外周に沿って形成された金属から成る第1配線パターンである。以下、金属部材141を「ガードパターン141」とも称する。なお、図2Aでは、理解を容易にするため、ガードパターン141およびグランドパターン137にハッチングを付している。
ガードパターン141は、例えば、帯状に形成されている。すなわち、ガードパターン141は、基板130の外周136の一部に沿って主面131に形成された帯状の金属薄膜から成る。ガードパターン141の一方の端部141aは、グランドパターン137に接続されている。これにより、ガードパターン141には、グランドパターン137を介してグランド電圧が供給される。
ここで、ガードパターン141は、主面131上の所定の領域ARにおいて、少なくとも磁気検出素子122を外側から囲むように形成することが好ましい。より好ましくは、例えば図2Aに示すように、ガードパターン141は、主面131上の所定の領域ARにおいて、磁気検出素子122と磁気検出素子122に接続される配線パターン138_1、138_2等を外側から囲むように形成される。
ガードパターン141の表面には、絶縁膜が形成されていないことが好ましい。例えば、回路基板12としてのプリント基板の製造工程において、ガードパターン141に、基板表面を保護するためのソルダレジストを塗布しない。これにより、ガードパターン141の静電気に対する絶縁抵抗値を低減することが可能となる。
図2Bに示すように、基板130の裏面132には、第2配線パターンとして、グランド電圧が供給される金属から成る配線パターン142が形成されている。配線パターン142は、例えばベタパターンである。以下、配線パターン142を「グランドパターン142」と称する。なお、図2Bでは、理解を容易にするため、グランドパターン142にハッチングを付している。
グランドパターン142とガードパターン141とは、主面131と裏面132とを貫通する少なくとも一つのビア143によって接続されていてもよい。図2A,図2Bでは、一例として、基板130に2つのビア143_1,143_2が形成される場合を示している。
ビア143の少なくとも1つは、ガードパターン141の他方の端部141b側に形成されていてもよい。例えば、図2A,図2Bに示すように、2つのビア143_1,143_2のうち、ビア143_1は、ガードパターン141のグランドパターン137に接続されている一方の端部141a側に形成され、ビア143_2は、ガードパターン141のグランドパターン137に接続されている端部141aと反対側の他方の端部141b側に形成されていてもよい。
上述した構成を有する回路基板12によれば、以下に示す効果がある。
図4は、図1における磁気検出素子122の周辺部分の拡大図である。
実施の形態1に係るファン1では、図2A,図2Bに示したように、基板130の主要部を可能な限り小さく形成してケース40の収容部43内に配置し、基板130の主要部から突出して形成した突出部135に磁気検出素子122を配置するとともに、突出部135を収容部43の外部に露出させている。
この構成によれば、基板130の実装面積を最小限に抑えつつ、磁気検出素子122によってマグネット21の磁束を精度よく検出することが可能になるとともに、基板130の突出部135以外の部分(主要部134)を収容部43の側壁部43aで覆うことで防塵効果が期待できる。
また、モータ駆動制御用IC121等の多くの電子部品が実装される主要部134は、収容部43の側壁部43aに囲まれているため、人の手等の帯電体が接触し難く、電子部品の静電破壊が起こり難い。
その一方で、図4に示すように、基板130の磁気検出素子122が実装される突出部135は、収容部43の側壁部43aに囲まれておらず、収容部43から露出しているため、人の手等の帯電体60が接触し易い。そのため、突出部135に配置されている磁気検出素子122の静電破壊が起こり易く、モータ駆動制御回路のESD耐性の低下を招く。
そこで、実施の形態1に係る回路基板12において、磁気検出素子122を基板130の主面131における外周136側の所定の領域ARに配置し、グランド電圧が供給される金属部材としてのガードパターン141を、所定の領域ARにおける基板130の外周136と磁気検出素子122との間に基板130の外周136に沿って配置する。
これによれば、図4に示すように、人の手等の帯電体60が基板130の突出部135(所定の領域AR)に近づいた場合や帯電体60が突出部135に接触した場合であっても、磁気検出素子122よりもインピーダンス(抵抗値)の低いガードパターン141との間で放電が起こるので、磁気検出素子122等の突出部135(所定の領域AR)に配置されている電子部品の静電破壊を防止することが可能となる。
このように、実施の形態1に係る回路基板12によれば、ESD保護素子等の電子部品を別途設けることなく、モータ駆動制御回路のESD耐性を向上させることが可能となる。すなわち、回路基板12によれば、回路基板の面積の増大を抑えつつ、モータ駆動制御回路のESD耐性を向上させることが可能となる。
また、ガードパターン141の表面に絶縁膜を形成しないことにより、ガードパターン141の静電気に対する絶縁抵抗値を更に低下させることができるので、モータ駆動制御回路のESD耐性を更に向上させることが可能となる。
また、実施の形態1に係る回路基板12において、基板130の裏面に第2配線パターンとしてグランドパターン142を形成し、ガードパターン141とグランドパターン142とを少なくとも一つのビア143によって接続することにより、ガードパターン141の抵抗値を更に低下させることができる。これにより、モータ駆動制御回路のESD耐性を更に向上させることが可能となる。
また、ガードパターン141を帯状の配線パターンによって構成し、ガードパターン141の一方の端部141aをグランドパターン137に接続し、ガードパターン141の他方の端部141b側にビア143を少なくとも一つ形成する。
これによれば、ガードパターン141の他方の端部141b側がビア143を介して裏面のグランドパターン142に接続されているので、例えば基板130の外形の加工時に基板130にクラックが生じてガードパターン141が断線した場合であっても、ガードパターン141の他方の端部141b側のESD保護機能が失われることを防止することが可能となる。
≪実施の形態2≫
図5A,5Bは、実施の形態2に係る回路基板12Aの構成を示す図である。
図5Aには、回路基板12A(基板130)の主面131側の平面図が示され、図5Bには、回路基板12A(基板130)の裏面132側の平面図が示されている。
実施の形態2に係る回路基板12Aは、モータ駆動制御回路のESD保護用の金属部材として、ガードパターン141の代わりにスルーホール部144を有する点において実施の形態1に係る回路基板12と相違し、その他の点においては実施の形態1に係る回路基板12と同様である。
具体的には、図5A,5Bに示されるように、回路基板12Aは、基板130の裏面132に形成されたグランドパターン142Aと、グランドパターン142Aに接続され、基板130の突出部135を含む所定の領域ARに形成された少なくとも1つのスルーホール部144とを有する。
なお、図5A,5Bには、6つのスルーホール部144_1〜144_6が形成される場合を例示しているが、基板130に形成されるスルーホール部144の個数は特に制限されない。また、図5Bでは、理解を容易にするため、グランドパターン142Aにハッチングを付している。
グランドパターン142Aは、例えばベタパターンである。グランドパターン142Aは、所定の領域ARの少なくとも一部と重なるように、基板130の裏面132に形成されている。
図6は、スルーホール部144の構成を模式的に示す図である。同図には、基板130のスルーホール部144が形成された領域の断面構造が模式的に示されている。
図6に示すように、スルーホール部144は、基板130の主面131と裏面132とを貫通する貫通孔145と、貫通孔145によって画成される基板130の内壁面に形成された金属膜146とを含む。金属膜146は、例えば、基板130上に形成される各種配線パターンと同様の金属材料によって形成されている。
金属膜146は、貫通孔145の裏面132側において、グランドパターン142Aと接続される。具体的に、金属膜146は、貫通孔145によって画成される基板130の内壁面から裏面132上まで延在し、グランドパターン142Aに接続される。
また、金属膜146は、貫通孔145によって画成される基板130の内壁面から主面131上まで延在している。これにより、図6に示すように、金属膜146は主面131上に露出する。
図5A,5Bに示すように、スルーホール部144_1〜144_6は、基板130の所定の領域ARにおいて、基板130の外周136(突出部135の外周135a)に沿って並んで配置されている。このとき、主面131上の所定の領域ARにおいて、各スルーホール部144_1〜144_6を結ぶ想像線によって磁気検出素子122が外側から囲まれるように、スルーホール部144_1〜144_6を形成することが好ましい。
より好ましくは、例えば図5Aに示すように、主面131上の所定の領域ARにおいて、各スルーホール部144_1〜144_6を結ぶ想像線によって、磁気検出素子122のみならず、磁気検出素子122に接続される配線パターン138_1、138_2等をも外側から囲むように形成される。
以上、実施の形態2に係る回路基板12Aでは、基板130の裏面132にグランドパターン142Aが形成されるとともに、所定の領域ARにおける基板130の外周136と磁気検出素子122との間に貫通孔145が形成され、その貫通孔145によって画成される基板130の内壁面に金属部材としての金属膜146が形成されて、金属膜146とグランドパターン142Aとが互いに接続される。
これによれば、実施の形態1に係る回路基板12と同様に、人の手等の帯電体60が基板130の突出部135(所定の領域AR)に近づいた場合や帯電体60が突出部135に接触した場合であっても、磁気検出素子122よりもインピーダンス(抵抗値)の低い金属膜146との間で放電が起こるので、磁気検出素子122等の突出部135(所定の領域AR)に配置されている電子部品の静電破壊を防止することが可能となる。
したがって、実施の形態2に係る回路基板12Aによれば、実施の形態1に係る回路基板12と同様に、回路基板の面積の増大を抑えつつ、モータ駆動制御回路のESD耐性を向上させることが可能となる。
また、基板130の所定の領域ARにおいて、複数のスルーホール部144を基板130の外周136(突出部135の外周135a)に沿って並べて配置することにより、磁気検出素子122が複数のスルーホール部144によって外側から囲まれるので、磁気検出素子122等の静電破壊をより効果的に防止することが可能となり、モータ駆動制御回路のESD耐性を向上させることが可能となる。
また、図6に示したように、回路基板12Aにおいて、スルーホール部144の金属膜146は、貫通孔145によって画成される基板130の内壁面から主面131上まで延在し、主面131上に露出するように形成される。
これによれば、帯電体60が基板130の主面131側から近づいた(または、接触した)場合であっても、帯電体60から金属膜146に対して放電し易くなり、モータ駆動制御回路のESD耐性を向上させることが可能となる。また、これによれば、スルーホール部144を、多層基板におけるビアと同様の製造工程によって形成することが可能となる。
≪実施の形態の拡張≫
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態では、基板130の外形が平面視で円形状である場合を示したが、これに限定されない。例えば、矩形状(例えば四角形状)やその他の形状であってもよい。また、基板130に形成される貫通孔133は平面視で円形状である場合を例示したが、これに限られない。例えば、矩形状(例えば四角形状)であってもよい。
更に、貫通孔133は、基板130の中心部分に限られず、基板130の別の位置に形成されていてもよい。また、基板130に貫通孔133が形成されていなくてもよい。この場合には、図2A,2Bにおいて貫通孔133に対応する領域に出力軸18、軸受19、および軸受ハウジング20が載置可能になっていればよい。
また、上記実施の形態において、回路基板12,12Aが単相のブラシレスモータ用の回路基板である場合を例示したが、これに限られない。例えば、複数相(例えば3相)のブラシレスモータ用の回路基板においても同様に、金属部材としてのガードパターン141やスルーホール部144を形成してもよい。
また、上記実施の形態では、磁気検出素子122がホール素子である場合を例示したが、磁気検出素子122は、ホール素子とその他の周辺回路とを含んだホールICであってもよい。
また、基板130が両面基板である場合を例示したが、基板130は、3層以上の配線層を有する多層基板であってもよい。
また、ファン1の構成は、図1に示した構成に限定されない。たとえば、回路基板12,12Aを採用した上でファンとしての機能を実現することができるのであれば、構成部品の追加や変更等を行ってもよい。
また、上記実施の形態において、回路基板12,12Aに形成された配線パターンの形状やモータ駆動制御用IC121等の電子部品のパッケージの形状等は、図2A,2B等に示した形状に限定されず、その目的を達成することができれば、種々の形状を採用することができる。
また、上記実施の形態において、突出部135に配置される電子部品が磁気検出素子122である場合を例示したが、磁気検出素子122以外の電子部品が突出部135に配置されていてもよい。この同様に、突出部135に配置された電子部品の静電破壊を防止することが可能となる。
また、実施の形態1において、基板130に2つのビア143_1,143_2を形成した場合を例示したが、これに限られず、3つ以上のビア143を形成してもよい。
また、実施の形態2において、金属膜146が、貫通孔145によって画成される基板130の内壁面から主面131上まで延在している場合を例示したが、これに限られない。例えば、要求されるESD耐性を満足する場合には、金属膜146は、貫通孔145によって画成される基板130の内壁面にのみ形成され、主面131上に形成されていなくてもよい。ただし、金属膜146は、裏面132に形成されたグランドパターン142Aに接続されている必要がある。
1…ファン、10…モータユニット、11…モータ、12,12A…回路基板、13…ステータ、14…ロータ、15…ステータコア、16…インシュレータ、17…コイル、18…出力軸、19…軸受、20…軸受ハウジング、21…マグネット、22…ロータヨーク、30…インペラ、31…収容部、32…翼部、40…ケース、41,42…開口、43…収容部、43a…収容部43の側壁部、43b…窪み部、44…外壁部、60…帯電体、121…モータ駆動制御用IC、122…磁気検出素子、130…基板、131…主面、132…裏面、133…貫通孔、134…主要部、134a…主要部134の外周、135…突出部、135a…突出部135の外周、136…基板130の外周、137…グランドパターン、141…ガードパターン(金属部材、第1配線パターンの一例)、141a…ガードパターン141の一方の端部、141b…ガードパターン141の他方の端部、142,142A…グランドパターン(第2配線パターンの一例)、143,143_1,143_2…ビア、144,144_1〜144_6…スルーホール部、145…貫通孔、146…金属膜、AR…所定の領域、138_1,138_2…配線パターン、310…収容部31の内壁面。

Claims (9)

  1. モータを搭載したモータユニットの回路基板であって、
    互いに背向する一対の面の一方である主面と前記一対の面の他方である裏面とを有する基板と、
    前記主面において、前記基板の外周側の所定の領域に配置され、前記モータのロータの位置に応じた検出信号を出力する磁気検出素子と、
    前記主面の前記所定の領域において、前記基板の外周と前記磁気検出素子との間に形成され、グランド電圧が供給される金属部材と、を有し、
    前記金属部材は、前記主面の前記所定の領域において前記基板の外周に沿って形成された金属から成る第1配線パターンを含み、
    前記回路基板は更に、
    前記グランド電圧が供給され、前記裏面に形成された金属から成る第2配線パターンと、
    前記主面と前記裏面とを貫通し、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを接続する少なくとも一つのビアと、
    前記グランド電圧が供給され、前記主面に形成された金属から成るグランドパターンと、を有し、
    前記第1配線パターンは、帯状であって、
    前記第1配線パターンの一方の端部は、前記グランドパターンに接続され、
    前記ビアの少なくとも一つは、前記第1配線パターンの他方の端部側に形成されている
    ことを特徴とする回路基板。
  2. 請求項に記載の回路基板において、
    前記第1配線パターンの表面には、絶縁膜が形成されていない
    ことを特徴とする回路基板。
  3. モータを搭載したモータユニットの回路基板であって、
    互いに背向する一対の面の一方である主面と前記一対の面の他方である裏面とを有する基板と、
    前記主面において、前記基板の外周側の所定の領域に配置され、前記モータのロータの位置に応じた検出信号を出力する磁気検出素子と、
    前記主面の前記所定の領域において、前記基板の外周と前記磁気検出素子との間に形成され、グランド電圧が供給される金属部材と、
    前記グランド電圧が供給され、前記裏面に形成された金属から成るグランドパターンと、を有し、
    前記金属部材は、前記主面と前記裏面とを貫通する貫通孔によって画成される前記基板の内壁面に形成された金属膜を含むスルーホール部であって、
    前記金属膜は、前記グランドパターンと接続されている
    ことを特徴とする回路基板。
  4. 請求項に記載の回路基板において、
    前記スルーホール部を複数含み、
    複数の前記スルーホール部は、前記所定の領域において、前記基板の外周に沿って並んで配置されている
    ことを特徴とする回路基板。
  5. 請求項3または4に記載の回路基板において、
    前記金属膜は、前記貫通孔によって画成される前記基板の内壁面から前記主面上まで延在している
    ことを特徴とする回路基板。
  6. 請求項1乃至の何れか一項に記載の回路基板において、
    前記基板は、主要部と、前記主要部から外側に突出する突出部とを有し、
    前記所定の領域は、前記主面における前記突出部を含む領域であって、
    前記金属部材は、前記突出部の外周に沿って配置されている
    ことを特徴とする回路基板。
  7. モータを搭載したモータユニットの回路基板であって、
    互いに背向する一対の面の一方である主面と前記一対の面の他方である裏面とを有する基板と、
    前記主面において、前記基板の外周側の所定の領域に配置され、前記モータのロータの位置に応じた検出信号を出力する磁気検出素子と、
    前記主面の前記所定の領域において、前記基板の外周と前記磁気検出素子との間に形成され、グランド電圧が供給される金属部材と、を有し、
    前記基板は、主要部と、前記主要部から外側に突出する突出部とを有し、
    前記所定の領域は、前記主面における前記突出部を含む領域であって、
    前記金属部材は、前記突出部の外周に沿って配置されている
    ことを特徴とする回路基板。
  8. 請求項6または7に記載の回路基板と、
    前記モータと、
    前記基板を収容するための筒状の側壁部を有する収容部とを備え、
    前記基板の前記主要部の外周は、前記側壁部に囲まれ、
    前記基板の前記突出部の外周の少なくとも一部は、前記側壁部に囲まれていない
    ことを特徴とするモータユニット。
  9. 請求項に記載のモータユニットと、
    前記モータの回転力によって回転可能に構成されたインペラと、を備える
    ことを特徴とするファン。
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