JP2023167359A - 基板及び基板への導線の接続方法、並びに回転機器 - Google Patents

基板及び基板への導線の接続方法、並びに回転機器 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、スルーホールに設けられたランドに導線を接続する作業が容易な基板及び基板への導線の接続方法並びに回転機器を提供する。【解決手段】基板1は、外周部1Cを有する板状体の表面1A及び裏面1Bに配線を備え、少なくとも1のスルーホール11と、スルーホール11の内面を、表面1Aから裏面1Bに渡って覆うランド13と、外周部1Cからスルーホール11まで延び、表面1Aから裏面1Bに貫通する溝部12と、を有する。基板への導線の接続方法は、基板1における溝部12に、外周部1Cから導線を挿し込み、前記導線をスルーホール11に接触させ、接続部材(はんだ)により、基板1の表面1A及び裏面1Bのランド13に導線を電気的に接続させる。回転機器は、基板1を備え、ステータのコイルの引出線が、スルーホール11を通過し、かつ、ランド13に電気的に接続している。【選択図】図1

Description

本発明は、基板及び基板への導線の接続方法、並びに回転機器に関する。
従来、回転機器等の電子機器には、その機器を稼働させたり、機器の動作を制御したり等の目的で、配線が施された基板が組み込まれている(例えば、特許文献1参照)。そのような基板には、電子部品が実装され、外部からの電源線、電子機器への電流供給線(回転機器であればコイルの引出線等)や制御用配線等の各種導線が接続される。
基板への導線の接続方法として、スルーホールに設けられたランドに導線をはんだ付けする方法が挙げられる。
しかし、線径の大きい導線をスルーホールに挿し込もうとする場合には、導線の剛直性から、導線の接続作業に手間や労力を要してしまう場合がある。
例えば、掃除機等の回転機器においては、吸塵性能の向上等の目的から高速回転化が求められており、それに応じて回転機器に供給される電流も大電流化が要求されている。回転機器のコイルに電流を供給する引出線の線径を、大電流に耐え得るように大きくすれば、より剛直性が顕在化し、剛直性を有する引出線をスルーホールに挿し込む作業は、手間や労力を要してしまう場合がある。
特開2001-314056号公報
本発明は、簡易な構成でありながら、スルーホールに設けられたランドに導線を接続する作業が容易な基板、及び基板への導線の接続方法、並びに、当該基板を用いた回転機器を提供することを課題の一例とする。
上記課題は、例えば、以下の本発明の一態様により解決される。即ち、本発明の一態様は、外周部を有する板状体の表面及び裏面に配線を備えた基板であって、
少なくとも1のスルーホールと、
前記スルーホールの内面を、前記表面から前記裏面に渡って覆うランドと、
前記板状体の外周部から前記スルーホールまで延び、前記表面から前記裏面に貫通する溝部と、
を有する基板である。
本発明の一例である実施形態にかかる基板の斜視図である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板の表面側に電子部品が実装された状態を示す斜視図である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板の表面側に電子部品が実装された状態を示す表面側の平面図(上面図)である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板の裏面側に電子部品が実装された状態を示す裏面1B側からの斜視図である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板の裏面側に電子部品が実装された状態を示す裏面側の平面図(下面図)である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板におけるスルーホールとその周辺を抜き出して拡大して示す拡大平面図である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板において、スルーホールに導線を通過させる作業を説明するための説明図であり、基板におけるスルーホールとその周辺を抜き出して拡大して示す拡大斜視図に相当する。 本発明の一例である実施形態にかかる基板におけるスルーホールに導線を通過させ、かつ、外周部方向に折り曲げた状態を示す拡大斜視図である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板におけるスルーホールのランドに導線が接続された裏面側からの状態を示す拡大斜視図である。 本発明の一例である実施形態にかかる基板におけるスルーホールのランドに導線が接続された表面側からの状態を示す拡大斜視図である。 本発明の一例である実施形態にかかる回転機器の正面図である。 本発明の一例である実施形態にかかる回転機器の横断面図であり、図11及び図14におけるA-A断面図に相当する。 本発明の一例である実施形態にかかる回転機器の縦断面斜視図であり、図12におけるB-B断面図に相当する。 本発明の一例である実施形態にかかる回転機器の縦断面図であり、図12におけるB-B断面図に相当する。 本発明の一例である実施形態にかかる回転機器から筒のキャップ部を外した状態を示す斜視図である。 本発明の一例である実施形態にかかる回転機器を掃除機の筐体に取り付けた状態を模式的に示す模式図である。 本発明の一例である実施形態にかかる回転機器を下側から見た底面図である。
以下、本発明の実施形態にかかる基板、及び基板への導線の接続方法について、図面を参照しながら説明する。その後、当該実施形態にかかる基板を用いた回転機器についても、実施形態を挙げて説明する。なお、本実施形態において、「回転機器」とは、モータを内蔵する電子機器を意味し、モータ自体をも含む概念である。
[基板、及び基板への導線の接続方法]
図1は、本発明の一例である実施形態にかかる基板1の斜視図であり、図2は、基板1の表面1Aに電子部品14が実装された状態を示す表面1A側からの斜視図であり、図3は、その表面1A側の平面図(上面図)である。また、図4は、基板1の裏面1Bに電子部品15が実装された状態を示す裏面1B側からの斜視図であり、図5は、その裏面1B側の平面図(下面図)である。なお、本明細書において、「基板」とは、図1に示されるように、電子部品14や電子部品15等の電子部品が実装される前の板状体を示すものである。
ここで、基板1の「表面1A」及び「裏面1B」とは、説明の便宜のため、一方を「表面」、他方を「裏面」とするものであり、表裏関係に具体的な意義を有するものではない。即ち、一方を「表面」とした際の他方が「裏面」とされるのであり、表裏を言葉上入れ替えても全て説明が成り立つものである。ただし、本明細書において、基板1の表裏は、図1~図5において「表面1A」及び「裏面1B」で示される面にそれぞれ統一されている。
基板1には、外周部1Cを有する板状体の表面1A及び裏面1Bの双方に配線を備えている(不図示)。配線は、電気回路のパターン状に金属箔をプリントすることによって形成されてなるものである。配線を成す金属箔の金属としては、各種金属が用いられ、特に制限は無いが、一般的には、銅が用いられている。
なお、図1~図5においては、配線の図示が省略されている他、電子部品14及び電子部品15以外の電子部品についても図示が省略されている(後述する[回転機器]の項を含め、以降の図において同様。)。
基板1となる板状体としては、一般的にプリント基板や配線基板として用いられているものを問題なく使用することができる。具体的には、紙フェノール基板、紙エポキシ基板、ガラスエポキシ基板、複合基材エポキシ基板、ガラスコンポジット基板、BT基板、ガラスフッ素基板、PPO基板、LTCC基板や、各種フレキシブル基板等を基板1の板状体として例示することができる。
なお、本実施形態において、「板状体」とは基板1を形成するための材料としての板のことを指し、当該板状体を加工して、スルーホール11やランド13、不図示の配線等が形成された状態を「基板」としている。ただし、以下の説明において、両者を区別する必要がない場面では、「基板」あるいは「基板1」と表記する。
また、本実施形態において、「スルーホール」とは、基板の表裏を貫通する孔であり、その開口にはランドと呼ばれる金属箔の配線がプリントされている。この「ランド」は、スルーホールの孔の内周から基板の配線面のスルーホールの周囲にかけて設けられたドーナツ状の金属箔部分である。
本実施形態にかかる基板1の形状は、略円形となっている。ここで「略円形」とは、閉じた丸い曲線で囲まれた形状をいう。具体的に「略円形」とは、基板1の輪郭を閉じた丸い曲線で囲める形状、真円や、後述する溝部12やスルーホール11、凹部16等が基板1の外周部1Cにある形状を含む。
図1~図5に示されるように、基板1は、周方向に等間隔の位置に、3つのスルーホール11を有している。スルーホール11には、スルーホール11の内面を基板1の表面1Aから裏面1Bに渡って、ランド13が覆っている。ランド13は、スルーホール11の内面の全面を覆うとともに、基板1の表面1A及び裏面1Bの双方の面に、ドーナツ状の金属箔が形成されてなるものである。ランド13を形成する金属箔は、既述の配線と同様の材質のものが用いられる。
本実施形態においては、基板1の外周部1Cに、2種類の凹部が形成されている。このうち、一方の種類の凹部について説明する。なお、位置決めや固定部の役割を有する他方の種類の凹部については後述する。一方の種類の凹部においては、基板1の外周部1Cからスルーホール11まで延び、基板1の表面1Aから裏面1Bに貫通する溝部(一方の種類の凹部の一部)12が形成されている。即ち、基板1の外周部1Cの凹部(一方の種類の凹部)が、溝部12とスルーホール11と、で構成されている。
なお、基板1には、通常の円形のスルーホール17も2つ形成されている。これら2つのスルーホール17は、周囲全体が基板1を形成する部材で囲まれている。スルーホール17は、スルーホール11と同様、内面を基板1の表面1Aから裏面1Bに渡って覆うようにランドが形成されているが、図1~図4において、ランドの図示は省略されている。
また、基板1には、周方向に等間隔の位置に、外周部1Cの外縁から内側に向けて凹んだ凹部(他方の種類の凹部)16が3つ形成されている。この凹部16は、外周部1Cをおよそ円弧状に切り欠いた形状を有している。凹部16は、基板1を電子機器やそのハウジング等に取り付ける際の位置決めと固定部の役割を担っている。
図6に、基板1におけるスルーホール11とその周辺を抜き出して拡大した拡大平面図を示す。図6に示されるように、溝部12は、基板1の外周部1Cからスルーホール11まで延びているとともに、基板1の表面1Aから裏面1Bに貫通した状態になっている。
図6に示されるように、溝部12は、幅w2に比して幅w1の方が大きくなっている。即ち、溝部12の幅は、基板1の内側(図6中の矢印d側。以下、「内側d」と記す。)から外周部1Cに向かうにしたがって漸次広がっている。基板1の内側dにおける溝部12の端部には、スルーホール11が連なっている。
図6には、溝部12の中心線qが点線で描かれている。スルーホール11は、中心線qの内側dへの延長線上の点O1ではなく、矢印pだけ周方向(図6中の矢印eで示される反時計回り方向。以下、「周方向e」と表記する。)にずれた位置にある点O2を中心とする位置に設けられている。即ち、スルーホール11は、基板1の内側dにおける溝部12の端部に連なり、周方向eに向けて延在している。なお、図6中に描かれた円形の点線は、点O1を中心とする位置に設けられたと仮定した場合のスルーホールの外形を表す仮想線である。
ここで、基板1への導線18の接続方法について、説明する。
まず、基板1のスルーホール11に導線18を通過させる。図7に、基板1において、スルーホール11に導線18を通過させる作業を説明するための説明図を示す。図7は、基板1の裏面1B側から見たスルーホール11とその周辺を抜き出して拡大して示す拡大斜視図に相当する。
導線18をスルーホール11に通過させようとする際には、図7に示されるように、まず、導線18を位置18-1から矢印m1方向に動かして、基板1の外周部1Cから溝部12へと導線18を挿し込む。このとき、導線18は、導線18の端部ではなく、導線18の側方から溝部12へ挿し込むことができる。そして、導線18をそのまま位置18-2から矢印m2方向に動かして、スルーホール11内の位置18-3まで到達させる。
さらに、導線18を位置18-3から矢印m3方向、即ち外周部1C方向に動かして、スルーホール11内の位置18-4まで移動する。位置18-4において、スルーホール11の内側の壁が外周部1C側にあり、ここに導線18が引っ掛かるため、溝部12を逆行して外周部1Cの外に導線18が外れてしまうことが抑止される。
次に、スルーホール11の開口の縁で導線18を外周部1C方向に折り曲げる。図8は、スルーホール11を通過した導線18を外周部1C方向に折り曲げた状態を示す拡大斜視図である。スルーホール11の開口の縁で導線18を外周部1C方向に折り曲げることで、外周部1C側にあるスルーホール11の内側の壁への導線18の係止が強化される。そのため、導線18が、溝部12を逆行して外周部1Cの外に抜けて、あるいは、表面1A側からスルーホール11を抜けて、外れてしまうことが、より一層抑止される。
そして、導線18を位置18-4に配置し、かつ、外周部1C方向に折り曲げてスルーホール11の内面に接触させた後、導線18とランド13とをはんだ付けすることによって、ランド13に導線18を電気的に接続することができる。
図9に、基板1におけるスルーホール11のランド13に導線18が接続された裏面1B側からの状態を拡大斜視図にて示す。また図10に、基板1におけるスルーホール11のランド13に導線18が接続された表面1A側からの状態を拡大斜視図にて示す。図9及び図10に示されるように、導線18は、はんだ(接続部材)19によりランド13に電気的に接続される。このとき、導線18は、はんだ19により、基板1の表面1A及び裏面1Bの両面のランド13に電気的に接続される。
はんだ付けは、基板1の表面1A側、あるいは、裏面1B側の何れかから行えば、スルーホール11を通って反対側の面のランド13に達する。勿論、基板1の表面1A及び裏面1Bの両側からはんだ付けを行っても構わない。
以上、説明した通り、本実施形態にかかる基板1によれば、基板1の外周部1Cからスルーホール11まで延び、基板1の表面1Aから裏面1Bに貫通する溝部12を有するので、基板1の外周部1Cから導線18を挿し込むことで、導線をスルーホール11に達せられる。このとき、導線18は、導線18の端部ではなく、導線18の側方から溝部12へ挿し込むことができる。したがって、導線の先端をスルーホール11に突き刺すように挿し込む必要がなく、簡易な構成でありながら、スルーホール11に設けられたランド13に導線18を接続する作業が容易となる。
また、本実施形態にかかる基板1によれば、溝部12の幅が、基板1の内側dから外周部1Cに向かうにしたがって漸次広がっていることから、外周部1Cで溝部12が広がっているため、導線18を基板1の外周部1Cから溝部12に容易に挿し込むことができる。
そして、溝部12の幅が、スルーホール11に近づくにしたがって漸減しているので、径の小さなスルーホール11に導線18を容易に導くことができる。したがって、導線18をスルーホール11に通過させる一連の作業がスムーズに行われるため、簡易な構成でありながら、スルーホール11に設けられたランド13に導線18を接続する作業がより容易となる。
さらに、本実施形態にかかる基板1によれば、溝部12が基板1の外周部1Cから内側へ延び、スルーホール11が、基板1の内側における溝部12の端部に連なり、周方向(矢印e方向)に向けて延在しているため、スルーホール11内に導線を一時的に保持し易い。
即ち、基板1においては、スルーホール11の内側の壁が外周部1C側にあり、例えば太くて剛性の高い導線18であり、強い反発弾性が作用したとしても、スルーホール11の内側に導線18が引っ掛かる。そのため、溝部12を逆行して外周部1Cの外に導線18が外れてしまうことが抑止される。
また、周方向において、複数のスルーホール11はともに同じ向き(周方向e)に延在しているので、複数の導線12を順々に続けてスルーホール11の内側に引っ掛けていく作業が容易になる。なお、導線18が折り曲げられた方向において、導線18が引っ掛かるスルーホール11の内側の壁と外周部1Cとの間には、基板1の一部分がある。
また、本実施形態にかかる基板1によれば、導線18が、はんだ(接続部材)19によって、基板1の表面1A及び裏面1Bの両面のランド13に電気的に接続される。そのため、大電流にも対応し得るとともに、接続の安定性、安全性、さらには耐久性にも優れている。
[回転機器]
次に、以上説明した実施形態にかかる基板1を用いた、実施形態にかかる回転機器について説明する。本実施形態では、回転機器の一例として、コンパクト掃除機に代表される掃除機の主要部品として内蔵される回転機器10を例示する。
図11は、本発明の一例である実施形態にかかる回転機器10の正面図であり、図12は、回転機器10の横断面図であり、図13は、回転機器10の縦断面斜視図であり、図14は、回転機器10の縦断面図である。図12は、図11及び図14におけるA-A断面図に相当し、図13及び図14は、図12におけるB-B断面図に相当する。
本実施形態の説明において、回転機器10の回転軸である軸線x方向(回転軸方向)において、矢印a方向の側を上側aとし、矢印b方向の側を下側bとする。なお、本実施形態の説明において、上側乃至下側と云う時は、図面における上下関係を意味し、重力方向における上下関係とは、必ずしも一致しない。
また、本実施形態の説明において、軸線xに垂直な径方向において、軸線xから遠ざかる方向(矢印c方向)の側を外側cとし、軸線xに向かう方向(矢印d方向)の側を内側dとする。さらに、軸線xを中心とする円周方向(以下、「周方向ef」ともいう。)において、上側aから見た時の時計周りの方向を周方向eとし、同様に反時計周りの方向を周方向fとする。
なお、[基板、及び基板への導線の接続方法]の項で説明した図1~図9における「内側d」と、本実施形態の説明における「内側d」とは、向きが同じになるよう回転機器10に基板1が取り付けられている。また、実施形態にかかる基板1の項で説明した図4~図8における裏面1B側から見た反時計回り方向である周方向eと、本実施形態の説明における上側aから見た時の時計回り方向である周方向eについても、向きが同じになるよう回転機器10に基板1が取り付けられている。
[基板、及び基板への導線の接続方法]の項で説明したとおり、基板1には、その表面1A及び裏面1Bに、それぞれ、電子部品(符号14及び15並びに不図示)が実装されている。
図11~図14に示されるように、本実施形態にかかる回転機器10は、既述の基板1と、回転軸となるシャフト2と、シャフト2に固定されて共に回転するロータ3と、ロータ3を取り囲むように配置されたステータ4と、回転機器10の構成部品の一部を内部に収容するハウジング5と、を備える。
ハウジング5は、ステータ4及び基板1を支持するホルダ51、並びに、ステータ4を囲む筒52を有する。軸線x方向(回転軸方向)において、ホルダ51は、ステータ4と基板1との間にある。筒52の上側の部分は、キャップ部53になっている。キャップ部53の上側aには、軸線xを開口の中心とする吸引口52aが設けられている。キャップ部53は、筒52の上側aの端部で囲まれた開口のうち、開口の一部としての吸引口52aを残して、他の開口を覆っている。吸引口52aの縁には、上側aに向けて円形に突出する環状の突出部(以下、「リング部」と呼称する。)56を有する。
図15に、筒52のキャップ部53を外した状態の回転機器10の斜視図を示す。
シャフト2は、2つの軸受21を介してホルダ51に回転自在に支持されている。軸線x方向において、シャフト2における吸引口52a側(=上側a)の端部またはその近傍に、インペラ6が取り付けられている。シャフト2には、ロータ3が固定されている。
ロータ3は、円筒状の形状を備えている。ロータ3は、磁性体で形成されたロータコアと、ロータコアを囲む環状のマグネットと、を備える。ロータ3は、ステータ4に囲まれている。
ステータ4は、磁性体で形成されたステータコア41とコイル42とからなる。ステータコア41は、円環状の円環部41aと、円環部41aからシャフト2に向けて突出する3本のティース部41bとからなり、ティース部41bの先端が磁極部となり、この磁極部はロータ3の外周面に位置するマグネットを取り囲むように、ロータ3と対向している。ティース部41bにおける磁極部の内側の部分には、コイル42が巻回されている。
コイル42からは、引出線が引き出されている(不図示)。コイル42から引き出された引出線は、軸線x方向(回転軸方向)において、コイル42の下側bに向けて引き出され、基板1に接続されている。基板1と引出線との接続は、[基板、及び基板への導線の接続方法]の項で図7~図10を用いて説明した基板1への導線18の接続方法に基づいて、コイル42から引き出された引出線を導線18に見立てて接続が行われる。即ち、回転機器10においても、上記説明中の「導線18」を「コイル42から引き出された引出線」、または「コイル42の引出線」に読み替えて解釈することができる(以下、単に「引出線18」と表記する場合がある。)。
したがって、回転機器10において、コイル42の引出線18は、スルーホール11を通過し、かつ、はんだ(接続部材)19を介してランド13に電気的に接続されている。また、はんだ(接続部材)19は、基板1の表面1A及び裏面1Bの両面のランド13に電気的に接続されている。
ランド13に接続するコイル42の引出線18は、1本のみでもよいが、複数の引出線を1のランド13に接続しても構わない。この場合には、異なるコイル42から引き出された複数の引出線を1つや2つ以上にまとめて、あるいは、それぞれ別々に、溝部12を経由してスルーホール11を通過させればよい。スルーホール11を通過した複数の引出線は、はんだによってランド13に電気的に接続されている。
なお、基板1に形成された通常の円形の2つのスルーホール17のランドには、外部電源(不図示)からの電源線7が、はんだにより電気的に接続されている(接続部は不図示)。
本実施形態にかかる回転機器10によれば、基板1の外周部1Cからスルーホール11まで延び、基板1の表面1Aから裏面1Bに貫通する溝部12を有する基板1を用いているので、基板1の外周部1Cから引出線18を挿し込むことで、引出線18をスルーホール11に達せられる。このとき、引出線18は、引出線18の端部ではなく、引出線18の側方から溝部12へ挿し込むことができる。したがって、引出線18の先端をスルーホール11に突き刺すように挿し込む必要がなく、回転機器10の組み立て作業の際に、スルーホール11に設けられたランド13に引出線18を接続する作業が容易となる。
また、本実施形態にかかる回転機器10によれば、溝部12の幅が、基板1の内側dから外周部1Cに向かうにしたがって漸次広がっている基板1を用いているので、外周部1Cで溝部12が広がっているため、引出線18を基板1の外周部1Cから溝部12に容易に挿し込むことができる。
そして、基板1においては、溝部12の幅が、スルーホール11に近づくにしたがって漸減しているので、径の小さなスルーホール11に引出線18を容易に導くことができる。したがって、引出線18をスルーホール11に通過させる一連の作業がスムーズに行われるため、回転機器10の組み立て作業の際に、スルーホール11に設けられたランド13に引出線18を接続する作業がより容易となる。
これら回転機器10の組み立て作業の際の作業性向上効果は、吸塵性能の向上等の目的から高速回転化が求められている掃除機の主要部品である本実施形態において、特に有効である。即ち、高速回転化に応じて回転機器10に供給される電流も大電流化するため、コイル42に電流を供給する引出線18も大径化し、より剛直になる。そのため、本実施形態によれば、大径化した引出線18であってもスルーホール11に挿し込む作業が容易であり、スルーホール11に設けられたランド13に引出線18を接続する作業が容易となる。
さらに、本実施形態にかかる回転機器10によれば、溝部12が基板1の外周部1Cから内側へ延び、スルーホール11が、基板1の内側における溝部12の端部に連なり、周方向eに向けて延在している基板1を用いているので、スルーホール11内に引出線18を一時的に保持し易い。
即ち、回転機器10で用いている基板1においては、スルーホール11の内側の壁が外周部1C側にあり、太くて剛性の高い引出線18によって、強い反発力(復元力)が作用したとしても、スルーホール11の内側に引出線18が引っ掛かる。そのため、溝部12を逆行して外周部1Cの外に引出線18が外れてしまうことが抑止される。また、周方向efにおいて、複数のスルーホール11はともに同じ向き(周方向e)に延在しているので、複数の引出線18を順々に続けてスルーホール11の内側に引っ掛けていく作業が容易になる。
さらに、本実施形態にかかる回転機器10によれば、引出線18が、はんだ(接続部材)19によって、基板1の表面1A及び裏面1Bの両面のランド13に電気的に接続される。そのため、大電流にも対応し得るとともに、接続の安定性、安全性、さらには耐久性にも優れている。
本実施形態にかかる回転機器10のモータ部分は、ブラシレスのインナーロータ型のモータである。コイル42に所定の電流が流れるとティース部41bの先端に磁力が発生し、ロータ3の外周面に位置するマグネットとの相互作用によって、ロータ3が回転する。そして、ロータ3とともにシャフト2が回転し、インペラ6も連れ回る。
本実施形態にかかる回転機器10は、ロータ3及びシャフト2とともにインペラ6が、上側aから見て反時計回り方向である周方向fに回転することで、吸引口52aから回転機器10の内部に空気が吸引される。この空気流は、図14中に、矢印Dで示されている。吸引口52aから吸引された空気は、矢印Dで示されるように、先ず、径方向の外側cに向かい、筒52におけるキャップ部53の内周面に当たって向きを下側b方向に変える。
図14に示される通り、径方向cdにおいて、筒52とステータ4(詳しくは、円環部41a)との間には、通気路54が形成されており、矢印Dで示されるように、回転機器10の内部に吸引された空気が、この通気路54を流れて行く。
回転機器10は、掃除機の主要部品として装置内に組み込まれるものであり、図11~図14で示されるような剥き出しの状態で使用されるものではない。より具体的には、デザインが施された外装その他の部材を含む筐体に回転機器10が取り付けられた状態で、掃除機として機能する。なお、この場合の「掃除機」も、本明細書で定義されるところの「回転機器」の範疇に含まれる。
図16に、本実施形態にかかる回転機器10を掃除機の筐体55に取り付けた状態を模式的に示す模式図である。掃除機の筐体は、実際には、デザインが施されたものであるが、図16に示される筐体55は、あくまでも模式的なものであり、単純な形状で描かれている。なお、筐体55は、掃除機という回転機器において、ハウジングの一部を構成する。即ち、図16に記載された掃除機としての回転機器においては、ホルダ51、筒52(キャップ部53を含む)及び筐体55が、ハウジング5を構成する。
筐体55は、円筒部55cと、円筒部55cの一方側(上側a)の開口を覆う円盤部(以下、「吸引側円盤部」と称する。)55aと、円筒部55cの他方側(下側b)の開口を覆う円盤部(以下、「排気側円盤部」と称する。)55bと、を有する円筒状の部材である。
吸引側円盤部55aと円筒部55cとは一体成形されている。また、排気側円盤部55bは、別体として、円筒部55cの他方側(下側b)の開口に嵌合するキャップ形状となっている。吸引側円盤部55aには、リング部56が嵌合する開口部55cが設けられている。そのため、吸引口52aは開口部55cを通じて筐体55の外部に露出しており、吸引口52aへの外気の流入の経路が確保されている。
一方、排気側円盤部55bにも開口(符号52b)が設けられており、当該開口が排気口52bとなる。排気口52bは、デザイン上あるいは安全上等の処理が施されて、フィン状の開口になっている。排気口52bの開口は、例えばメッシュ状、ハニカム状等他の形状の開口であってもよいし、さらに、排気を浄化するフィルター等が設けられていてもよい。
筐体55の円筒部55cにはハウジング5の筒52が嵌まり込み、ハウジング5のキャップ部53の上側aの面が、筐体55の円盤部55aの下面と接触した状態で固定されている。ハウジング5の筒52は、軸線x方向において、キャップ部53から下側bに延びて、回転機器10の途中で終わっている。しかし、筐体55の円筒部55cは、軸線x方向において、さらに延び、基板1よりも下側bまで達している。
筒52とステータ4との間に形成された通気路54を流れる空気流Dは、そのまま筐体55の円筒部55cとステータ4との間を進む。即ち、筒52とステータ4との間に形成された通気路54は、筒52の下端より下側bでは、筐体55の円筒部55cとステータ4との間に形成された状態になっている。よって、掃除機という回転機器において、筒52と筐体55の円筒部55cとで、全体として、ステータ4との間に通気路54を形成する機能を有する。
径方向cdにおいて、筐体55の円筒部55cとステータ4との間の通気路54を流れる空気流Dは、途中で基板1に衝突し、基板1の外周部1Cと円筒部55cとの間が通気路54になって、ここを通り抜ける。空気流Dが基板1に当たることによって、大電流が流れ込んで発熱した基板1を冷却することができるようになっている。
軸線x方向(回転軸方向)において、溝部12は通気路54の一部になっている。即ち、基板1が存在する箇所においては、基板1の外周部1Cと円筒部55cとの間における通気路54の断面積(径方向における領域)に加え、基板1を貫通する溝部12がの断面積(径方向における領域)が加わることで、通気路54全体の断面積(径方向における領域)が大きくなる。その結果、空気流Dの抵抗が抑制される。また、径方向cdにおいて、溝部12の内側dには、大電流が流れる引出線18とランド13との接続部が隣接しているため、溝部12を通過する空気流Dによって、引出線18及びランド13の発熱が効果的に冷却されるようになっている。
軸線x方向(回転軸方向)において、基板1の位置を通過した空気流Dは、そのまま下側bに進み、排気口52bから排出される(空気流D′)。
回転機器10は、固定具57によって、筐体55に固定されている。図17は、回転機器10を下側bから見た底面図である。図17に示されるように、固定具57は、中央の円形部57aと、円形部57aから放射状に延びる3本の突出部57bと、を有する。固定具57は、ネジ57cによって回転機器10を筐体55の円盤部55aに押し付けるようにして固定する部材である。
図17に示されるように、固定具57は、軸線x方向と垂直方向の位置関係が、基板1におけるスルーホール11、溝部12及びランド13と重ならないように、形状及び配置が設計されている。そのため、回転機器10は、溝部12を通過する空気流Dが固定具57により遮られず、引出線18及びランド13の放熱が可能な構成になっている。
以上、本発明の基板及び基板への導線の接続方法、並びに回転機器について、好ましい実施形態を挙げて説明したが、本発明の基板及び基板への導線の接続方法、並びに回転機器は、上記の実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態においては、基板1として、1枚の板状体の表裏面に配線が設けられた例を挙げているが、本発明においてはこれに限定されず、2枚以上の板の積層体であっても構わない。
この場合には、表に露出する最上層の表面及び最下層の裏面に配線やスルーホールのランドが設けられていればよい。即ち、積層された板の内、表に露出しない板の面については、配線等は必須ではない。そして、スルーホールのランドは、スルーホールの内面を、最上層の表面から最下層の裏面に渡って覆っていればよい。なお、ここでいう「最上層」ならびに「最下層」とは、積層方向における両端の層を指し、何れか一方の層を最上層としたときに他方の層を最下層としているだけであり、重力方向における上下関係とは無関係である。
また、上記の実施形態では、掃除機や掃除機に内蔵される回転機器を例に挙げて説明しているが、本発明においてはこれに限定されず、本発明はあらゆる回転機器に適用可能であるし、本発明の基板は、あらゆる電気機器に用いることができる。
その他、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の基板及び基板への導線の接続方法、並びに回転機器を適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1…基板、1A…表面、1B…裏面、1C…外周部、2…シャフト(回転軸)、3…ロータ、4…ステータ、5…ハウジング、6…インペラ、7…電源線、10…回転機器、11…スルーホール12…溝部、13…ランド、14,15…電子部品、16…凹部、17…スルーホール、18…導線(引出線)、19…はんだ(接続部材)、21…軸受、41…ステータコア(磁性体)、41a…円環部(磁性体)、41b…ティース部(磁性体)、42…コイル、51…ホルダ、52…筒、52a…吸引口、52b…排気口、53…キャップ部、54…通気路、55…筐体、55a…吸引側円盤部、55b…排気側円盤部、55c…円筒部、55c…開口部、56…リング部、57…固定具、57a…円形部、57b…突出部、57c…ネジ

Claims (10)

  1. 外周部を有する板状体の表面及び裏面に配線を備えた基板であって、
    少なくとも1のスルーホールと、
    前記スルーホールの内面を、前記表面から前記裏面に渡って覆うランドと、
    前記板状体の外周部から前記スルーホールまで延び、前記表面から前記裏面に貫通する溝部と、
    を有する基板。
  2. 前記溝部が、前記板状体の外周部から内側へ延び、
    前記スルーホールが、前記板状体の内側における前記溝部の端部に連なり、周方向に向けて延在している、請求項1に記載の基板。
  3. 前記溝部の幅が、前記板状体の内側から外周部に向かうにしたがって漸次広がっている、請求項1に記載の基板。
  4. 前記板状体の形状が略円形である、請求項1に記載の基板。
  5. 前記板状体が、複数の板が積層された積層体であり、
    前記配線は、少なくとも、積層体の表面及び裏面に備えられている、請求項1に記載の基板。
  6. 請求項1に記載の基板における前記溝部に、前記板状体の外周部から導線を挿し込み、前記導線を前記スルーホールに接触させ、接続部材により、前記板状体の表面及び裏面の前記ランドに前記導線を電気的に接続させる、基板への導線の接続方法。
  7. 請求項1に記載の基板と、
    回転軸と、
    ロータと、
    コイルを有するステータと、
    を備え、
    前記コイルの引出線が、前記スルーホールを通過し、かつ、接続部材を介して前記ランドに電気的に接続しており、
    前記接続部材は、前記板状体の表面及び裏面の前記ランドにある、回転機器。
  8. 請求項1に記載の基板と、
    回転軸と、
    ロータと、
    コイルを有するステータと、
    前記ステータ及び前記基板を支持するホルダ、並びに、前記ステータを囲む筒、を有するハウジングと、
    を備え、
    回転軸方向において、前記ホルダは、前記ステータと前記基板との間にあり、
    前記基板の表面及び裏面にはそれぞれ、電子部品が実装され、
    前記コイルの引出線が、前記スルーホールを通過し、かつ、接続部材を介して前記ランドに電気的に接続しており、
    前記接続部材は、前記板状体の表面及び裏面の前記ランドにある、回転機器。
  9. 前記コイルの引出線が複数本である、請求項7または8に記載の回転機器。
  10. 前記ハウジングは、吸引口と、排気口と、を有し、
    前記回転軸における前記吸引口側の端部またはその近傍にはインペラが取り付けられ、
    前記吸引口と前記排気口との間に、前記筒があり、
    径方向において、前記筒と前記ステータとの間には、通気路が形成されており、
    前記回転軸方向において、前記溝部は前記通気路の一部になっている、請求項8に記載の回転機器。

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