JP6919833B2 - 証明写真作製システム - Google Patents

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Description

本発明は、被撮影者を撮影して証明写真を作製する証明写真作製システムに関する。
従来より、被撮影者を撮影して証明写真を作製する証明写真作製撮影システムが知られている。
このような証明写真作製システムは、ブースと、ブース内に設けられたカメラとを有する。この場合、ブース内に被撮影者が入り、カメラにより被撮影者の顔画像を入手し、この入手した顔画像により証明写真を作製している。
ところで、ブース内に、車いすに乗った被撮影者が入り、車いすに乗った被撮影者をカメラにより撮影する撮影装置も開発されている。
このような場合、被撮影者が車いすに乗った場合、あるいは健常者の被撮影者が立った場合、いずれの場合であっても被撮影者の証明写真を容易かつ簡単に作製することができれば都合が良い。
特開2003−205302号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、被撮影者が車いすに乗った場合、あるいは健常者の被撮影者が立った場合、いずれの場合であっても被撮影者の証明写真を容易かつ簡単に作製することができる証明写真作製システムを提供することを目的とする。
本発明は、被撮影者を撮影して証明写真を作製する証明写真作製システムにおいて、前面部と、開閉自在の後面部と、一対の側面部と、床面部とを有する撮影ブースと、前記前面部に上下方向に移動可能に設けられ、前記被撮影者を撮影する撮影カメラと、前記撮影カメラを上下方向に移動させる撮影カメラ駆動機構と、前記被撮影者の上端位置を検出する上端位置検出部または前記被撮影者の顔位置を検出する顔位置検出部と、前記上端位置検出部または前記顔位置検出部からの信号に基づいて、前記撮影カメラ駆動機構を制御して前記撮影カメラを前記被撮影者の所望位置に定める駆動機構制御部とを有する制御装置と、を備えた証明写真作製システムである。
本発明は、被撮影者を撮影して証明写真を作製する証明写真作製システムにおいて、前面部と、開閉自在の後面部と、一対の側面部と、床面部とを有する撮影ブースと、前記前面部上下方向に並んで設けられ、前記被撮影者を撮影する複数の撮影カメラと、前記被撮影者の上端位置を検出する上端位置検出部または前記被撮影者の顔位置を検出する顔位置検出部と、前記上端位置検出部または前記顔位置検出部からの信号に基づいて、複数の撮影カメラのうち、前記被撮影者の所望位置に対応する撮影カメラを特定する撮影カメラ特定部とを有する制御装置と、を備えた証明写真作製システムである。
本発明は、前記制御装置は、前記被撮影者が前記ブース内に入った際、予め開状態の前記後面部を閉状態とする、証明写真作製システムである。
本発明は、前記後面部はロールスクリーンを有する、証明写真作製システムである。
本発明は、一方の側面部に設けられ、前記被撮影者に対して光を投光する投光部と、他方の側面部に設けられ、前記投光部からの光を受光する受光部とを更に備え、前記上端位置検出部は、前記受光部からの信号に基づいて前記被撮影者の上端位置を検出する、証明写真作成システムである。
本発明は、一方の側面部または他方の側面部に昇降自在に設けられ、前記被撮影者の頭部に当接する昇降バーを更に備え、前記上端位置検出部は、前記昇降バーの上下方向位置に基づいて前記被撮影者の上端位置を検出する、照明写真作成システムである。
本発明は、一方の側面部または他方の側面部に、上下方向に並ぶ複数のタッチボタンを有するミラーが設けられ、前記被撮影者が前記ミラーに映る被撮影者の顔近傍のタッチボタンを押圧することにより、前記顔位置検出部は前記被撮影者の顔位置を検出する、照明写真作成システムである。
以上のように本発明によれば、被撮影者が車いすに乗った場合、あるいは健常者の被撮影者が立った場合、いずれの場合でも、被撮影者の証明写真を容易かつ簡単に作製することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態による証明写真作製システムの外観を示す図。 図2は撮影ブース内に車いすに乗った被撮影者が入った状態を示す図。 図3は証明写真作製システムを示す側面図。 図4は証明写真作製システムを示す平面図。 図5は証明写真作製システムの機能構成を示すブロック図。 図6は証明写真作製システムの作用を示すフローチャート。 図7は本発明の第2の実施の形態による証明写真作製システムの外観を示す図。 図8は証明写真作業システムの機能構成を示すブロック図。 図9は証明写真作製システムの作用を示すフローチャート。 図10は証明写真作製システムの変形例を示す図。 図11は証明写真作製システムの他の変形例を示す図。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図6は本発明による証明写真作製システムの第1の実施の形態を示す図である。
図1乃至図6に示すように、証明写真作製システム1は、被撮影者Pを撮影して運転免許証、社員証等の証明写真を作製するものであり、このような証明写真作製システム1は、前面部21と、開閉自在の後面部22と、一対の側面部23A、23Bと、床面部24と、天井部25Aとを有する撮影ブース20と、撮影ブース20の前面部21の内面に設置された撮影カメラ12とを備えている。
このうち撮影カメラ12は、前面部21の内面中央部に上下方向に延びるよう設置された案内レール12aに沿って上下方向に移動可能となっている。この場合、案内レール12aと撮影カメラ12との間に、撮影カメラ12を上下方向へ移動させる撮影カメラ駆動機構12bが設けられている。
また、一方の側面部23Aおよび他方の側面部23Bの内面には、被撮影者Pを照らす照明部34、34が各々設けられている。
上述のように撮影ブース20の前面部21の内面中央部には、案内レール12aに沿って移動可能な撮影カメラ12が設置されている。また前面部21に対向し、かつ開閉自在に設けられた後面部22は、入手した画像から顔画像のみを切り抜くクロマキー処理用の背景領域を含むロールスクリーンを有する。この場合、ロールスクリーンからなるクロマキー処理用の背景領域としては緑色の背景領域を用いることができる。この後面部22は、常時は巻き上げられて開状態となっており、撮影ブース20内に被撮影者Pが入った際後述する制御装置11により駆動されて巻き戻されて閉状態となる。
また撮影ブース20の前面部21内面のうち案内レール12aの下方には、操作機能付き表示装置15が設けられ、さらに操作機能付き表示装置15の下方に、検知センサ13と、キャッシャー33とが左右方向に配置されている。
また撮影ブース20の他方の側面部23Bの外面には、プリンタ17の取出口17aが設けられている。
さらに撮影ブース20内には、制御装置11、記憶部16、プリンタ17、I/O(Input/Output)ユニット31、スピーカ32、警報部32Aが内蔵され、制御装置11により画像処理装置11Aが構成される。
また撮影ブース20の一方の側面部23A内面には、被撮影者Pに対して光を投光する投光部25が設けられ、他方の側面部23B内面には投光部25からの光を受光する受光部26が設けられている。
このうち投光部25は上下方向に並んで配置された複数、例えば8個のLED発光素子25aを含む。また受光部26は、各LED発光素子25aからの光を受光する8個の受光素子26aを含む。
各受光素子26aからの信号は、制御装置11内に内蔵された上端位置検出部11bに送られ、この上端位置検出部11bにより被撮影者Pの上端位置を検出することができる。すなわち図3に示すように撮影ブース20内に被撮影者Pが入ると、LED発光素子25aからの光は被撮影者Pにより遮られ、被撮影者の上方にある光のみが受光素子26aにより受光される。
このようにして受光素子26aからの信号に基づいて、被撮影者Pの上端位置を上端位置検出部11bにより確実に検出することができる。
この場合、健常者の被撮影者Pが撮影ブース20内で立った場合、被撮影者Pの上端位置は高くなり(図1参照)、他方、車いすWに乗った被撮影者Pが撮影ブース20内に入ると、被撮影者Pの上端位置は低くなる(図2参照)。
上端位置検出部11bからの信号は、次に制御装置11に内蔵された駆動機構制御部11cへ送られ、この駆動機構制御部11cにより撮影カメラ駆動機構12bを駆動制御する。そして撮影カメラ駆動機構12bにより撮影カメラ12を案内レール12aに沿って上下方向に駆動させ、被撮影者Pの上端位置に基づいて定められた被撮影者Pの顔近傍位置(所望位置)まで撮影カメラ12をもってくる。
次に証明写真作製システム1の各構成部分について図5により更に以下述べる。
図5に示すように、制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)から構成され、記憶部16に格納されているシステムプログラムや顔画像撮影処理プログラム、画像処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムに従って各部の動作を集中制御する。
撮影カメラ12は光学レンズ、CCD(Charge Coupled Device)等の光学センサ、A/D(Analog/Digital)変換部等から構成され、制御装置11により制御され撮影時には撮像レンズを介して入力される被写体像を光学センサにより光電変換して画像信号(アナログ)を生成する。そして、A/D変換部によりアナログ画像信号からデジタル画像データを得て、当該デジタル画像データを制御装置11の画像合成部11aに出力する。
検知センサ13は、証明写真作製システムの撮影ブース20内に被撮影者Pが入室したことを検知する光学センサ等であり、その検知信号を制御装置11に出力する。
操作機能付き表示装置15は、LCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成され、制御装置11からの制御信号に従って、撮影手順を説明するガイド画面、写真種類を選択するための選択画面等の各種操作画面や、撮影カメラ12により撮影された被撮影者Pの顔画像等を表示する。
また操作機能付きは表示装置15は更にタッチパネルや、写真種類を選択するための写真種選択スイッチ(以下、SW)、撮影開始を指示するための撮影SW、撮影画像のプリント出力を指示するためのプリントSW等の各種機能キーを備え、操作されたキーに対応する操作信号を制御装置11に出力する。
記憶部16は、システムプログラムの他、顔画像撮影処理プログラム、画像処理プログラム等の各種処理プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
プリンタ17は、制御装置11から入力された画像データに基づいてプリント出力を行う。プリンタ17のプリント方式としては、色材を昇華、転移させて画像を形成する昇華型転写方式が適用されている。しかしながら、記録媒体と受像材料とを重ね合わせて熱を加えることによって記録媒体の記録層を受像材料の受像層に転移させて画像を形成する溶融転写記録方式を適用することとしてもよいし、電子写真方式、インクジェット方式やその他のプリント方式であってもよい。また、銀塩写真像を形成するものであってもよい。
I/Oユニット31は、制御装置11と、スピーカ32、キャッシャー33、照明部34との間で情報のやり取りを仲介するインターフェイスであり、制御装置11からの制御信号をスピーカ32、キャッシャー33、照明部34に送信するとともに、スピーカ32、キャッシャー33、照明部34からの信号等を制御装置11に出力する。
スピーカ32は、I/Oユニット31を介して制御装置11から入力されるガイド用アナウンスの音声信号を出力する。また後述のように被撮影者Pが正しい位置にいない場合、警報部32Aがその旨の警報を発するとともに、スピーカ32が被撮影者Pに対して前方または後方へ移動するよう音声信号を出力する。
キャッシャー33は、硬貨や紙幣の入金口、釣銭の返金口等を備えた金銭登録機である。キャッシャー33は、入金口から入金された金額を検出して釣銭の金額を算出し、算出された釣銭金額分の硬貨又は紙幣を返金口に排出して料金精算を行う。
照明部34は、制御装置11から指示された発光タイミング、発光量で発光を行う。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について図3により説明する。
まず被撮影者Pが撮影ブース20内に入ると、検知センサ13により被撮影者Pが検出される(ステップS1;YES)。
次に制御装置11により予め開状態となっていたロールスクリーンからなる後面部22が巻き戻されて閉状態となる(ステップS2)。
次に投光部25から被撮影者Pに対して光が投光され(ステップS3)、投光部25からの光が受光部26に受光される(ステップS4)。次に、受光部26からの信号に基づいて、制御装置11の上端位置検出部11bにより被撮影者Pの上端位置が検出される(ステップS5)。
次に上端位置検出部11bからの信号に基づいて駆動機構制御部11cにより撮影カメラ駆動機構12bが駆動制御されて撮影カメラ12が案内レール12aに沿って上下方向に移動し、撮影カメラ12は被撮影者Pの上端位置に基づいて定められた被撮影者Pの顔近傍位置に達する(ステップS6)。
この場合、撮影ブース20内に大人の健常者の被撮影者Pが立った場合、撮影カメラ12は案内レール12aに沿って上方へ移動する(図1参照)。
他方、撮影ブース20内に車いすWに乗った被撮影者Pが入ってきた場合、撮影カメラ12は案内レール12aに沿って下方へ移動する(図2参照)。
同様に被撮影者Pが子供の場合も、撮影カメラ12は案内レール12aに沿って下方へ移動する。
この間、操作機能付き表示装置15上にガイド画面が表示される(ステップS7)。同時にスピーカ32から撮影ガイドに係るアナウンス音声が出力される。
次いで、キャッシャー33へ、料金が投入され(ステップS8;YES)、キャッシャー33において入金された金額のチェックが行われ(ステップS9)、操作機能付き表示装置15上に写真種類を選択するための選択画面が表示される。そして、この選択画面において所望の写真種類に応じた写真種選択スイッチが押下され(ステップS10;YES)、キャッシャー23において選択された写真種類に応じた料金の精算が行われ、釣銭が返金口に排出される(ステップS11)。
料金精算が行われると、操作機能付き表示装置15上には撮影ガイド画面が表示され、所望のタイミングで撮影SWを押下するようガイダンスが行われる(ステップS12;YES)。
次に撮影カメラ12および照明部34が制御され、撮影カメラ12により撮影ブース20内の被撮影者Pが撮影される(ステップS13)。その後、制御装置11により、ロールスクリーンからなる後面部22が巻き上げられて開となる(ステップS14)。
撮影後、記憶部16に記憶されている画像処理プログラムが読み出され、制御装置11において撮影により撮影カメラ12から入力された画像データに対して画像処理が施される(ステップS15)。
この場合、制御装置11の画像合成部11aにおいて、画像データに対してクロマキー処理が施される。
次に制御装置11は、切り抜かれた被撮影者Pの顔画像に加え、所望の背景を追加する画像処理を行い、画像処理済みの画像データを得る。
画像処理が終了すると、画像処理済みの画像データがプリンタ17に出力され、プリンタ17により被撮影者Pを撮影した運転免許証、社員証等の証明写真のプリント出力が行われる(ステップS16)。次に、証明写真プリントが取出口17aに排出される(ステップS17)。
以上のように本実施の形態によれば、撮影ブース内に被撮影者Pが車いすに乗って入ってきた場合、被撮影者Pが子供の場合、あるいは健常者の被撮影者Pが立った場合、いずれの場合であっても、撮影カメラ12が被撮影者Pの所望位置まで移動して、被撮影者Pの証明写真を精度良く、容易かつ簡単に作製することができる。
<第2の実施の形態>
次に図7乃至図9により本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7乃至図9に示す第2の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7乃至図9に示すように、撮影ブース20の前面部21の内面中央部に、上下方向に並んで複数、例えば8個の撮影カメラ12が設けられている。
また撮影ブース20の一方の側面部23A内面には、被撮影者Pに対して光を投光する投光部25が設けられ、他方の側面部23B内面には投光部25からの光を受光する受光部26が設けられている。
このうち投光部25は上下方向に並んで配置された複数、例えば8個のLED発光素子25aを含む。また受光部26は、各LED発光素子25aからの光を受光する8個の受光素子26aを含む。
各受光素子26aからの信号は制御装置11内に内蔵された上端位置検出部11bに送られ、この上端位置検出部11bにより被撮影者Pの上端位置を検出することができる。すなわち、図7に示すように撮影ブース20内に被撮影者Pが入ると、LED発光素子25aからの光は被撮影者Pにより遮られ、被撮影者の上方にある光のみが受光素子26aにより受光される。
このようにして受光素子26aからの信号に基づいて、被撮影者Pの上端位置を上端位置検出部11bにより確実に検出することができる。
この場合、健常者の被撮影者Pが撮影ブース20内で立った場合、被撮影者Pの上端位置は高くなり(図7参照)、他方車いすWに乗った被撮影者Pが撮影ブース20内に入ると、被撮影者Pの上端位置は低くなる。
上端位置検出部11bからの信号は、次に制御装置11に内蔵された撮影カメラ特定部11dへ送られ、この撮影カメラ特定部11dにより撮影カメラ12を特定する。撮影カメラ特定部11dにより特定された撮影カメラ12は、被撮影者Pの上端位置に基づいて定められた被撮影者Pの顔近傍位置(所望位置)に対応して配置された撮影カメラ12である。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について図9により説明する。
まず被撮影者Pが撮影ブース20内に入ると、検知センサ13により被撮影者Pが検出される(ステップS1;YES)。
次に、制御装置11により予め開状態となっていたロールスクリーンからなる後面部22が巻戻されて閉状態となる(ステップS2)。
次に投光部25から被撮影者Pに対して光が投光され(ステップS3)、投光器25からの光が受光部26に受光される(ステップS4)。次に受光部26からの信号に基づいて、制御装置11の上端位置検出部11bにより被撮影者Pの上端位置が検出される(ステップS5)。
次に上端位置検出装置11bからの信号に基づいて、撮影カメラ特定部11dにより被撮影者Pの顔近傍位置に対応して配置された撮影カメラ12が特定される(ステップS6)。
この場合、撮影ブース20内に大人の健常者の被撮影者Pが立った場合、上方の撮影カメラ12が特定される(図7参照)。
他方、撮影ブース20内に車いすWに乗った被撮影者Pが入ってきた場合、下方の撮影カメラ12が特定される。
同様に被撮影者Pが子供の場合も、下方の撮影カメラ12が特定される。この間、操作機能付き表示装置15上にガイド画面が表示される(ステップS7)。同時にスピーカ32から撮影ガイドに係るアナウンス音声が出力される。
次いで、キャッシャー33へ、料金が投入され(ステップS8;YES)、キャッシャー33において入金された金額のチェックが行われ(ステップS9)、操作機能付き表示装置15上に写真種類を選択するための選択画面が表示される。そして、この選択画面において所望の写真種類に応じた写真種選択スイッチが押下され(ステップS10;YES)、キャッシャー23において選択された写真種類に応じた料金の精算が行われ、釣銭が返金口に排出される(ステップS11)。
料金精算が行われると、操作機能付き表示装置15上には撮影ガイド画面が表示され、所望のタイミングで撮影SWを押下するようガイダンスが行われる(ステップS12;YES)。
次に撮影カメラ12および照明部34が制御され、撮影カメラ12により撮影ブース20内の被撮影者Pが撮影される(ステップS13)。その後、制御装置11により、ロールスクリーンからなる後面部22が巻き上げられて開となる(ステップS14)。
撮影後、記憶部16に記憶されている画像処理プログラムが読み出され、制御装置11において撮影により撮影カメラ12から入力された画像データに対して画像処理が施される(ステップS15)。
この場合、制御装置11の画像合成部11aにおいて、画像データに対してクロマキー処理が施される。
次に制御装置11は、切り抜かれた被撮影者Pの顔画像に加え、所望の背景を追加する画像処理を行い、画像処理済みの画像データを得る。
画像処理が終了すると、画像処理済みの画像データがプリンタ17に出力され、プリンタ17により被撮影者Pを撮影した運転免許証、社員証等の証明写真のプリント出力が行われる(ステップS16)。次に、証明写真プリントが取出口17aに排出される(ステップS17)。
以上のように本実施の形態によれば、撮影ブース内に被撮影者Pが車いすに乗って入ってきた場合、被撮影者Pが子供の場合、あるいは健常者の被撮影者Pが立った場合、いずれの場合であっても、被撮影者Pの所望位置にある撮影カメラを特定して、被撮影者Pの証明写真を精度良く、容易かつ簡単に作製することができる。
<本発明の変形例>
次に本発明の変形例について以下説明する。
上記第1の実施の形態および第2の実施の形態において、一方の側面部23Aに投光部25を設け、他方の側面部23Bに受光部26を設け、受光部26からの信号に基づいて、上端位置検出部11bにより被撮影者Pの上端位置を検出する例を示したが、これに限らず、図10に示すように、一対の側面部23A、23Bのうちの一方、例えば側面部23Aに被撮影者Pの頭部に当接する昇降バー40を上下方向に昇降自在に設けてもよい。この場合、昇降バー40の上下方向の位置情報が上端位置検出部11bに送られ、上端位置検出部11bにより昇降バー40の上下方向の位置情報に基づいて被撮影者の上端位置が検出される。
また、上記第1の実施の形態および第2の実施の形態において、一方の側面部23Aに投光部25を設け、他方の側面部23Bに受光部26を設け、受光部26からの信号に基づいて、上端位置検出部11bにより被撮影者Pの上端位置を検出する例を示したが、上端位置検出部11bを設ける代わりに、図11に示すように、一対の側面部23A、23Bのうちの一方、例えば側面部23Aに上下方向に並ぶ複数のタッチボタン51を有するミラー50を設けてもよい。この場合、被撮影者Pはミラー50に映る被撮影者Pの顔近傍のタッチボタン51を押す。次に、押圧されたタッチボタン51からの情報が制御装置11の顔位置検出11eへ送られ、この顔位置検出部11dにより被撮影者Pの顔位置が検出される。
次に顔位置検出部11dからの信号に基づいて、駆動機構制御部11cにより、撮影カメラ12が上下方向に移動して被撮影者Pの所望位置に設定される(図5参照)。
あるいは、顔位置検出部11eからの信号に基づいて、撮影カメラ特定部11dにより被撮影者Pの所望位置に対応する撮影カメラ12が特定される(図8参照)。
なお、図11に示すように、タッチボタン51を有するミラー50を覆って、ロールスクリーン型の覆い体52を設けてもよい。
1 証明写真作製システム
11 制御部
11a 画像合成部
11b 上端位置検出部
11c 駆動機構制御部
11d 撮影カメラ特定部
11e 顔位置検出部
12 撮影カメラ
12a 案内レール
12b 撮影カメラ駆動機構
13 検知センサ
15 操作機能付き表示装置
16 記憶部
17 プリンタ
17a 取出口
20 撮影ブース
21 前面部
22 後面部
23A、23B 側面部
24 床面部
25A 天井部
25 投光部
25a LED素子
31 I/Oユニット
32 スピーカ
32A 警報部
33 キャッシャー
34 照明部
40 昇降バー
50 ミラー
51 タッチボタン
52 覆い体

Claims (3)

  1. 被撮影者を撮影して証明写真を作製する証明写真作製システムにおいて、
    前面部と、開閉自在の後面部と、一対の側面部と、床面部とを有する撮影ブースと、
    前記前面部に上下方向に移動可能に設けられ、前記被撮影者を撮影する撮影カメラと、 前記撮影カメラを上下方向に移動させる撮影カメラ駆動機構と、
    前記被撮影者の上端位置を検出する上端位置検出部または前記被撮影者の顔位置を検出する顔位置検出部と、
    前記上端位置検出部または前記顔位置検出部からの信号に基づいて、前記撮影カメラ駆動機構を制御して前記撮影カメラを前記被撮影者の所望位置に定める駆動機構制御部とを有する制御装置と、を備え、
    一方の側面部または他方の側面部に昇降自在に設けられ、前記被撮影者の頭部に当接する昇降バーを更に備え、前記上端位置検出部は、前記昇降バーの上下方向位置に基づいて前記被撮影者の上端位置を検出する、証明写真作製システム。
  2. 前記制御装置は、前記被撮影者が前記撮影ブース内に入った際、予め開状態の前記後面部を閉状態とする、請求項記載の証明写真作製システム。
  3. 前記後面部はロールスクリーンを有する、請求項1または2記載の証明写真作製システム。
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