JP7087777B2 - 撮影システム及び印画物製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影システム及び印画物製造方法に関する。
免許証、パスポート、履歴書等に貼付する証明写真を撮影するためのボックス型の写真撮影装置が知られている。写真撮影装置は、人物を撮影し、用途に応じた様々なサイズの写真をプリントして出力する。
また、クロマキー処理により、撮影画像から切り抜いた人物画像にテンプレート画像を合成してプリント出力する写真撮影装置が知られている。利用者は、あらかじめ準備されている様々なテンプレート画像から所望の画像を選択することができる。
従来の写真撮影装置は、前方からのみ人物を撮影するものであり、プリント出力される写真はありふれたものであった。特許文献1には、色々なアングルから人物を撮影できるように異なる角度で異なる場所に複数台のカメラを設置した撮影システムが開示されているが、背面にはスクリーンが設けられ、撮影は前方側からのみ行うものであった。
特開2000-81652号公報
本発明は、人物を前後から撮影し、前方から撮影した画像が一方の面側に表現され、後方から撮影した画像が他方の面側に表現される意匠性の高い印画物を製造する印画物製造方法を提供することを課題とする。また、本発明は、このような印画物を製造するための撮影を行う撮影システムを提供することを課題とする。
本発明による撮影システムは、被撮影者を前方及び後方から撮影し、前方から撮影した第1撮影画像及び後方から撮影した第2撮影画像を生成する撮影装置と、前記第1撮影画像から正面側人物画像を切り抜き、前記第2撮影画像から背面側人物画像を切り抜く画像処理部と、前記正面側人物画像を用いて第1印画データを生成し、前記背面側人物画像を用いて第2印画データを生成する生成部と、を備えるものである。
本発明の一態様による撮影システムは、カード基材に対し画像を印画するプリンタをさらに備え、前記プリンタは、前記第1印画データ及び前記第2印画データを用いて、前記カード基材の一方の面側から前記正面側人物画像が視認でき、前記カード基材の他方の面側から前記背面側人物画像が視認できるように印画処理を行う
本発明の一態様による撮影システムにおいて、前記カード基材は透明基材である。
本発明の一態様による撮影システムは、前記被撮影者の前方側に位置する第1表示部と、前記被撮影者の後方側に位置する第2表示部と、をさらに備え、前記撮影装置が前方側から撮影を行う際は前記第2表示部が所定の色を表示し、前記撮影装置が後方側から撮影を行う際は前記第1表示部が所定の色を表示する。
本発明の一態様による撮影システムにおいて、前記撮影装置は、前記被撮影者を前方から撮影する第1撮影部、及び前記被撮影者を後方から撮影する第2撮影部を有する。
本発明の一態様による撮影システムにおいて、前記第1撮影部及び前記第2撮影部は昇降自在に設けられている。
本発明の一態様による撮影システムは、前記第1撮影部を覆う開閉自在な第1シャッターと、前記第2撮影部を覆う開閉自在な第2シャッターと、をさらに備える。
本発明による印画物製造方法は、撮影装置が、被撮影者を前方から撮影して第1撮影画像を生成し、前記被撮影者を後方から撮影して第2撮影画像を生成する工程と、前記第1撮影画像から正面側人物画像を切り抜き、前記第2撮影画像から背面側人物画像を切り抜く工程と、前記正面側人物画像を用いて第1印画データを生成し、前記背面側人物画像を用いて第2印画データを生成する工程と、プリンタが、前記第1印画データ及び前記第2印画データを用いて、カード基材の一方の面側から前記正面側人物画像が視認でき、前記カード基材の他方の面側から前記背面側人物画像が視認できるように印画処理を行う工程と、を備えるものである。
本発明によれば、人物を前後から撮影し、前方から撮影した画像が一方の面側に表現され、後方から撮影した画像が他方の面側に表現される意匠性の高い印画物を製造できる。
本発明の実施形態に係る印画物製造装置の斜視図である。 同実施形態に係る印画物製造装置の筐体の斜視図である。 同実施形態に係る印画物製造装置の筐体の斜視図である。 同実施形態に係る印画物製造装置のブロック構成図である。 演算制御装置の概略構成図である。 印画物製造プログラムの実行により実現される機能ブロック図である。 (a)は製造される印画物の表面側の平面図であり、(b)は裏面側の平面図である。 (a)~(c)は別の実施形態に係る撮影システムの概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図1~図7を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係る印画物製造装置の斜視図である。印画物製造装置は、筐体1,2、天井部3、及びカーテン4を備え、ユーザを前後から撮影し、撮影画像から人物画像を切り抜き、前方から撮影した人物画像をカード基材の表面、後方から撮影した人物画像をカード基材の裏面にプリントして印画物を製造するものである。図2は前方側の筐体1の斜視図である。図3は後方側の筐体2の斜視図である。図4は印画物製造装置のブロック構成図である。
筐体2は、筐体1の正面1aと対向して設置され、筐体1と筐体2との間の空間が撮影空間となる。撮影空間に出入りするための出入口にカーテン4が取り付けられ、撮影を行う際に外部からの光を遮断するようになっている。筐体1と筐体2とは上部同士が天井部3により連結されている。
筐体1には撮影部11が設けられている。撮影部11は、例えばデジタルカメラである。撮影部11は、撮影空間内で立っているユーザの顔の高さに対応する位置に設けられている。撮影部11は、撮影窓(図示略)を介して撮影を行う。撮影窓は、筐体1の壁面に開口部を設け、この開口部にハーフミラーガラス又は透明ガラスを嵌め込むことにより形成される。ハーフミラーガラスは、撮影空間からの光を筐体内へ透過するが、筐体内からの光は撮影空間へほとんど透過しないように構成されている。そのため、撮影空間側から、撮影部11を視認し難くなっている。一方、透明ガラスを嵌め込む場合は、撮影部11のレンズが視認できるようになり、ユーザの視線をレンズに向けさせ易くなる。
撮影部11(撮影窓)を囲むようにタッチパネル12が設けられている。例えば、撮影部11の上方に位置するタッチパネル12a、撮影部11の左右に位置するタッチパネル12b、12cが設けられている。タッチパネル12は、操作ボタンを表示してユーザからの指示受付部として機能すると共に、プレビュー画面等を表示する表示部として機能する。
筐体1の上部には、撮影空間に光を照射する上側照明部14が設けられている。上側照明部14は定常光を発光する照明手段であり、例えば複数のLED電球と、LED電球を覆う拡散板とを有する。LED電球からの光は、拡散板により拡散されて撮影空間に照射される。
筐体1の下部の正面(撮影空間に対向する面)の左右両側に、撮影空間に光を照射する下側照明部15が設けられている。下側照明部15は定常光を発光する照明手段であり、例えば複数のLED電球と、LED電球を覆う拡散板とを有する。LED電球からの光が、拡散板により拡散されて撮影空間に照射される。
筐体1の内部にはプリンタ13(図4参照)が配置されている。左右の下側照明部15,15の間には、開閉扉18が開閉自在に設けられている。開閉扉18を開けると、プリンタ13がプリント出力した印画物を取り出せるようになっている。
図示は省略するが、筐体1には、撮影空間内にユーザが入ってきたことを検知する入室センサや、音声を出力するスピーカ等が設けられている。また、貨幣の投入口や釣銭出金口等を含む課金部が設けられていてもよい。
筐体2には撮影部21が設けられている。撮影部21は、例えばデジタルカメラである。撮影部21は、撮影空間内で立っているユーザの顔の高さに対応する位置に設けられている。撮影部21は、撮影窓(図示略)を介して撮影を行う。
撮影部21(撮影窓)を囲むようにディスプレイ22が設けられている。例えば、撮影部21の上方に位置するディスプレイ22a、撮影部21の左右に位置するディスプレイ22b、22cが設けられている。
筐体2の上部には、撮影空間に光を照射する上側照明部24が設けられている。筐体2の下部には、撮影空間に光を照射する下側照明部25が設けられている。上側照明部24及び下側照明部25は、それぞれ、定常光を発光する照明手段であり、例えば複数のLED電球と、LED電球を覆う拡散板とを有する。
図4に示すように、筐体1の内部にはコンピュータ等からなる演算制御装置10が設けられている。図5に、演算制御装置10のハードウェア構成を示す。演算制御装置10は、CPU(中央演算処理部)100、メインメモリ102、ディスク装置104、及び入出力部106を有する。
ディスク装置104は、例えばハードディスクドライブであり、制御プログラム110及び印画物製造プログラム112を格納する。
CPU100が、ディスク装置104内の制御プログラム110をメインメモリ102にロードして実行することで、印画物製造装置の各部の制御やデータの受け渡しを行う制御部として機能する。制御部は、照明部14,15,24,25のLED電球のオンオフを個別に制御し、光量を調整することができる。
CPU100がメインメモリ102にロードされた印画物製造プログラム112を実行することで、図6に示すように、画像処理部120、券面画像生成部122、及びプリント指示部124が実現される。各部の機能は後述する。
次に、この印画物製造装置を用いた印画物製造処理について説明する。印画物製造装置の待機時、制御部は、上側照明部14のLED電球の一部を点灯させ、下側照明部15、上側照明部24,25は消灯する。これにより、ユーザは、印画物製造装置が稼働中であることが分かる。
入室センサが、撮影空間内にユーザが入ってきたことを検知すると、制御部は下側照明部15のLED電球の一部をさらに点灯させる。そして、制御部は、タッチパネル12及びスピーカ(図示略)によるガイダンスを開始する。
必要に応じて課金処理を行った後、ユーザの撮影を開始する。撮影処理では、まず、撮影部11がユーザを前方(正面)から撮影する。このとき、上側照明部14及び下側照明部15のLED電球の点灯数を増やし、光量を増加させる。LED電球の点灯数は、撮影空間の広さや、撮影部11の撮影条件(ISO感度、絞り、シャッタースピード等)に応じて決定することが好ましい。後方側の上側照明部24及び下側照明部25は消灯している。
また、撮影部11が撮影を行うにあたり、ユーザの背中側に位置するディスプレイ22の全面に、クロマキー合成に適した色、例えば緑色や青色を表示する。これにより、撮影部11による撮影画像の背景色を緑や青にすることができる。撮影部11は、撮影画像データを演算制御装置10へ出力する。
撮影部11による撮影処理後、撮影部21がユーザを後方(背面)から撮影する。このとき、上側照明部14及び下側照明部15を消灯し、上側照明部24及び下側照明部25を点灯させて、ユーザに後方から光をあてる。また、ユーザの正面側に位置するタッチパネル22の全面に、クロマキー合成に適した色、例えば緑色や青色を表示する。これにより、撮影部21による撮影画像の背景色を緑や青にすることができる。撮影部21は、撮影画像データを演算制御装置10へ出力する。
演算制御装置10の画像処理部120は、クロマキー処理を行い、撮影画像内の人物(ユーザ)と背景色(ディスプレイ表示色)との色差を判別し、撮影画像から人物画像を切り抜く。ここで判別される色差とは、色相差、彩度差、又は色相差及び彩度差の組み合わせである。
例えば、画像処理部120は、撮影部11による撮影画像から正面側人物画像を切り抜き、撮影部21による撮影画像から背面側人物画像を切り抜く。
券面画像生成部122は、人物画像と、所定のテンプレート画像や、タッチパネル12を介してユーザから入力された情報等を用いて、カード基材にプリントする券面画像を生成する。例えば、券面画像生成部122は、正面側人物画像を用いてカード基材の表面側にプリントする券面画像を含む表面印画データを生成し、背面側人物画像を用いてカード基材の裏面側にプリントする券面画像を含む裏面印画データを生成する。券面画像生成部122は、券面画像がプリントされたカード基材において、正面側人物画像の裏側に背面側人物画像が位置するように券面画像を生成する。
生成された券面画像はタッチパネル12に表示される。ユーザが、表示された券面画像を確認し、承認ボタンを押すと、プリント指示部124が、入出力部106を介して、表面印画データ及び裏面印画データをプリンタ13へ転送する。
ユーザからの要求に応じて、再撮影を行ってもよい。
図7(a)(b)に示すように、プリンタ13は、表面印画データをカード6の表面6aに印画するとともに、裏面印画データをカード6の裏面6bに印画する。
表面印画データおよび裏面印画データをカード6の表面6aおよび裏面6bに印画するための具体的な方法は特に限られることはなく、様々な方法が適宜用いられ得る。
カード6の表面6aに表面印画データを印画する表面用プリンタ(図示せず)と、カード6の裏面6bに裏面印画データを印画する裏面用プリンタ(図示せず)とが設けられていてもよい。
印画データをカード6に印画するための方式は特に限られることはなく、溶融転写方式、昇華転写方式、中間転写記録方式など様々な方式を適宜(組み合わせて)用いることができる。カード6の材料は特に限定されない。
ユーザは、開閉扉18を開けて印画物(カード6)を取得できる。
このように、本実施形態によれば、ユーザを前後から撮影し、前方から撮影した正面側人物画像が表面に表現され、後方から撮影した背面側人物画像が裏面に表現されるカード6を製造できる。正面側人物画像の裏側に背面側人物画像が位置しているため、カード6内にユーザが入り込んだような面白味のあるカード6となる。
上記実施形態において、撮影部11と撮影部21とはユーザを介して対向する位置に設けられているため、一方の撮影部でユーザを撮影する際に他方の撮影部が写り込むことが防止できる。撮影画像に他方の撮影部が写り込んだ場合は、画像処理により撮影部を消去できる。
撮影部11の撮影窓、撮影部21の撮影窓を覆うシャッターが設けられていてもよい。シャッターは、タッチパネル12、ディスプレイ22の表示と同じ緑色や青色である。一方の撮影部でユーザを撮影する際に、他方の撮影部のシャッターを閉める。これにより、撮影部の写り込みを防止できる。
図8(a)に示すように、ユーザの前方側の撮影部11A、後方側の撮影部21Aが天井部3から昇降自在に吊り下げられていてもよい。一方の撮影部が下降して撮影を行うとき、他方の撮影部は上昇して撮影画像に写り込むことを防止する。
図8(b)に示すように、ユーザの周囲を回転(周回)する1台の撮影部11Bを設け、ユーザを前方側から撮影した後、ユーザの後方へ回り込み、ユーザを後方側から撮影してもよい。
図8(c)に示すように、回転自在なステージS上にユーザが立ち、1台の撮影部(図示略)でユーザを前方側から撮影した後、ステージSが180°回転し、同じ撮影部でユーザを後方側から撮影してもよい。
ユーザを長時間静止させることは困難であるため、図8(a)に示す構成では、撮影部11A、21Aを速やかに昇降させることが求められ、図8(b)に示す構成では、撮影部11Bを速やかに移動させることが求められる。図8(c)に示す構成では、ステージSの回転によりユーザが動いてしまうことがあり得る。従って、上記実施形態のように、ユーザの前後に撮影部11及び撮影部21を設け、一方の撮影部でユーザを撮影した画像に他方の撮影部が写り込まないようにする構成がより好ましい。
上記実施形態において、ユーザの背面側のディスプレイ22の代わりに、ユーザの背面側で昇降するスクリーンを設けてもよい。スクリーンは、クロマキー合成に適した緑色や青色である。撮影部11の撮影の際にスクリーンが下降し、撮影部21の撮影の際はスクリーンが上昇する。
また、ユーザの正面側で昇降するスクリーンを設けてもよい。撮影部21の撮影の際にスクリーンが下降し、撮影部11の撮影の際はスクリーンが上昇する。この場合、筐体1に設けるタッチパネル12のサイズを小さくできる。
プリンタ13で印画データを印画するカード6は、PETフィルム等からなる透明基材でもよい。例えば、透明基材の一方の面に第1受容層を設け、イエロー、マゼンタ、シアンの3色の色材層が面順次に設けられた熱転写シートと第1受容層とを対向させて重ね、裏面印画データに基づいて熱転写シートを加熱し、第1受容層に背面側人物画像を形成する。
続いて、第1受容層上に白色隠蔽層及び第2受容層を順に転写・積層する。白色隠蔽層は、白色顔料とバインダー樹脂から構成される。白色顔料は、酸化チタン等を用いることができる。白色隠蔽層は人物画像領域に合わせて転写することが好ましい。
次に、上述の熱転写シートと第2受容層とを対向させて重ね、表面印画データに基づいて熱転写シートを加熱し、第2受容層に正面側人物画像を形成する。その後、正面側人物画像を覆うように、基材全面に保護層を形成する。
このようにして形成されたカード6では、透明基材の他方の面側から背面側人物画像を視認(観察)することができ、透明基材の一方の面側から正面側人物画像を視認することができる。透明基材を使用することで、カード6の人物画像に立体感を持たせることができる。
透明基材の一方の面に第1受容層を設け、他方の面に白色隠蔽層及び第2受容層を順に設け、第1受容層に正面側人物画像(又は背面側人物画像)を形成し、第2受容層に背面側人物画像(又は正面側人物画像)を形成してもよい。
正面側人物画像が形成された中間転写媒体の第1受容層を透明基材の一方の面に転写し、転写された第1受容層上に白色隠蔽層を形成し、白色隠蔽層上に、背面側人物画像が形成された中間転写媒体の第2受容層を転写してもよい。
中間転写媒体の第1受容層に正面側人物画像を形成し、第1受容層上に白色隠蔽層及び第2受容層を順に転写し、続いて第2受容層に背面側人物画像を形成した後、中間転写媒体から第1受容層、白色隠蔽層及び第2受容層を透明基材の一方の面にまとめて転写してもよい。
プリンタ13は、透明基材を検知し、画像の印画位置を調整できるように、UVセンサや接触型センサを有することが好ましい。
正面側人物画像と背面側人物画像との位置、形状が合うように、撮影部11、21で連写をして複数の撮影画像を生成し、正面側と背面側とで好適な人物画像を選択してもよい。
上記実施形態では、ユーザの前方の筐体1、後方の筐体2に照明部を設ける例について説明したが、天井部3や床に照明部を設けてもよい。照明部は、定常光を照射するものでなく、ストロボでもよい。
タッチパネルやディスプレイの数、形状、位置は、上記実施形態で説明したものに限定されない。例えば、筐体1に、タッチパネルと、タッチ機能のないディスプレイとを設けてもよい。
上記実施形態では、筐体1にタッチパネル12を設けていたが、タッチ機能のないディスプレイと、マウスやボタン等の入力部とを備えた構成としてもよい。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1,2 筐体
3 天井部
4 カーテン
11 撮影部
12 タッチパネル
14,15 照明部
21 撮影部
22 ディスプレイ
24,25 照明部

Claims (8)

  1. 被撮影者を前方及び後方から撮影し、前方から撮影した第1撮影画像及び後方から撮影した第2撮影画像を生成する撮影装置と、
    前記第1撮影画像から正面側人物画像を切り抜き、前記第2撮影画像から背面側人物画像を切り抜く画像処理部と、
    前記正面側人物画像を用いて第1印画データを生成し、前記背面側人物画像を用いて第2印画データを生成する生成部と、
    を備える撮影システム。
  2. カード基材に対し画像を印画するプリンタをさらに備え、
    前記プリンタは、前記第1印画データ及び前記第2印画データを用いて、前記カード基材の一方の面側から前記正面側人物画像が視認でき、前記カード基材の他方の面側から前記背面側人物画像が視認できるように印画処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
  3. 前記カード基材は透明基材であることを特徴とする請求項2に記載の撮影システム。
  4. 前記被撮影者の前方側に位置する第1表示部と、
    前記被撮影者の後方側に位置する第2表示部と、
    をさらに備え、
    前記撮影装置が前方側から撮影を行う際は前記第2表示部が所定の色を表示し、
    前記撮影装置が後方側から撮影を行う際は前記第1表示部が所定の色を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影システム。
  5. 前記撮影装置は、前記被撮影者を前方から撮影する第1撮影部、及び前記被撮影者を後方から撮影する第2撮影部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影システム。
  6. 前記第1撮影部及び前記第2撮影部は昇降自在に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の撮影システム。
  7. 前記第1撮影部を覆う開閉自在な第1シャッターと、
    前記第2撮影部を覆う開閉自在な第2シャッターと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の撮影システム。
  8. 撮影装置が、被撮影者を前方から撮影して第1撮影画像を生成し、前記被撮影者を後方から撮影して第2撮影画像を生成する工程と、
    前記第1撮影画像から正面側人物画像を切り抜き、前記第2撮影画像から背面側人物画像を切り抜く工程と、
    前記正面側人物画像を用いて第1印画データを生成し、前記背面側人物画像を用いて第2印画データを生成する工程と、
    プリンタが、前記第1印画データ及び前記第2印画データを用いて、カード基材の一方の面側から前記正面側人物画像が視認でき、前記カード基材の他方の面側から前記背面側人物画像が視認できるように印画処理を行う工程と、
    を備える印画物製造方法。
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