JP2003163888A - オリジナル映像作成システム及び記録媒体 - Google Patents

オリジナル映像作成システム及び記録媒体

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JP2003163888A
JP2003163888A JP2002197874A JP2002197874A JP2003163888A JP 2003163888 A JP2003163888 A JP 2003163888A JP 2002197874 A JP2002197874 A JP 2002197874A JP 2002197874 A JP2002197874 A JP 2002197874A JP 2003163888 A JP2003163888 A JP 2003163888A
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Eiji Yamamoto
栄治 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専門の技術者がわざわざ処理しなくても、簡
単にオリジナリティあふれる映像を作成し、記録して長
く保存することができるオリジナル映像作成システムと
その作成物を提供する。 【解決手段】 ハウジング33内に、利用者が希望する
動画を選択するための画面等を表示する表示部31b、
現金投入口31d、利用者の音声を取り込むマイク31
e、利用者の名前等を取得するキーボード31f、利用
者の顔や服装等の画像を取り込むスキャナ32、オリジ
ナル映像を記録したCDを排出する取出口31h等が設
けられている。基台部31aの内部に設置されたコンピ
ュータ装置による制御及びオーサリング処理に基づき、
スキャナ32やマイク31e等で取り込まれた利用者の
画像や音声は、予め保持されている映画等の動画の所定
シーンに組み込まれ、CDに記録されて取出口31hに
排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が登場する
オリジナル性のある映像を作成するオリジナル映像作成
システムに関し、特に、短時間で、かつ、その場でオリ
ジナル映像を作成し、記録媒体に収納して利用者に提供
する方法、装置、及びその作成物(オリジナル映像、そ
れを記録した記録媒体を含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】自己主張などによるオリジナル性や、自
己参加などによる娯楽性を求める風潮が高まりつつあ
り、このような風潮に応える技術の1つとして特開平7
−298123号公報に開示されている画像印刷装置が
ある。
【0003】この公報に開示されている従来の画像印刷
装置は、被撮影者の画像を受像し第1の画像データを作
成するビデオカメラと、背景画を第2の画像データとし
て記憶する記憶手段と、第1の画像データおよび第2の
画像データを合成し第3の画像データを作成する制御手
段と、第3の画像データが示す画像を記録媒体としての
記録紙に印刷するプリンタとを備えている。
【0004】このような画像印刷装置によれば、自分を
中心としてその周囲に背景を配したようなオリジナル性
および娯楽性を兼ね備えた静止画を手軽に記録紙に記録
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の画像印刷装置においては、記録紙に自分と背景
とを合成した静止画がプリントされているだけである。
この結果、画像に動きやストーリー性がなく、すぐに飽
きてしまうという問題がある。
【0006】この問題点を解決するために、1つの静止
画の背景の部分などをCG(Computer Graphics)の技
術により少しずつ変形し、複数のコマや複数のフレーム
からなる動画にすることが考えられる。しかし、このよ
うな画像の編集は、CGの専門的知識と技術を持つ技術
者が、時間をかけて処理することを必要とする。
【0007】もし、映画等のストーリー性のある動画の
シーンに自分が登場するような映像が簡単に作成され、
記録して残せるならば、単なる静止画や顔写真とは異な
る深い感動と興奮が得られ、長く楽しむことができる。
【0008】そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてな
されたもので、専門の技術者がわざわざ処理しなくて
も、簡単にオリジナリティあふれる映像を作成し、記録
して長く保存することができるオリジナル映像作成シス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るオリジナル映像作成システムは、動画
を予め記憶する動画記憶手段と、被写体の画像を取り込
む画像取り込み手段と、前記動画記憶手段に記憶された
動画と前記画像取り込み手段により取り込まれた被写体
の画像とを合成する画像合成手段と、前記画像合成手段
により合成された動画を記録媒体に記録する記録手段と
を備えることを特徴とする。
【0010】つまり、予め用意された動画に、利用者固
有(被写体)の画像を組み込み、その映像を記録媒体に
記録するという一連の処理を自動化しておく。
【0011】具体的には、例えば、個室形状のハウジン
グ内に、利用者が希望する動画を選択するための画面等
を表示する表示部、現金投入口、利用者の音声を取り込
むマイク、利用者の名前等を取得するキーボード、利用
者の顔や服装等の画像を取り込むスキャナ、オリジナル
映像を記録したCDを排出する取出口等を設けておく。
その基台部の内部に設置されたコンピュータ装置による
制御及びオーサリング処理に基づき、スキャナやマイク
等で取り込まれた利用者の画像や音声を、予め保持され
ている映画等の動画の所定シーンに組み込み、CDに記
録した後に取出口に排出することとする。なお、オリジ
ナル映像の出力形態としては、ハウジングに取り付けら
れたCDドライブ装置によるCDへの記録だけに限られ
ず、オリジナル映像を有線又は無線の伝送路を用いたイ
ンターネットなどのネットワークを介して配信すること
で、ネットワークサーバー装置の記録媒体(ハードデス
クなどのメモリー)やTV、ビデオ、パソコン、ゲーム
機、携帯電話などのマルチメデイア装置の記録媒体(メ
モリー)に記録させてもよい。あるいは、オリジナル映
像をネットワーク上のサーバー装置に蓄積しておき、蓄
積された映像データを必要に応じてこれらのマルチメデ
イア装置がアクセスして取り出してもよい。さらに、こ
のようなサーバ装置での蓄積及び端末装置からのアクセ
スという配信形態と、上述のようなサーバ装置による記
録媒体への記録という配信形態とを組み合わせてオリジ
ナル映像を配信してもよい。
【0012】ここで、画像の合成方法としては、動画の
少なくとも1つのシーンの画像の中に被写体の画像を組
み込んで合成したり、動画の先頭又は後尾に被写体の画
像を付け足して合成したりすればよい。
【0013】そして、前記動画記憶手段は、異なる複数
の動画を記憶しておき、操作者から、好みの動画を選択
させてもよい。なお、被写体は、操作者と同一であって
もよいし、操作者とは異なる人物や動物であってもよ
い。
【0014】また、個々の動画には、被写体の画像をど
のように組み込むかを特定した情報を対応づけておけば
よい。具体的には、組み込む対象となる動画中のシーン
や組み込む画像や音声のテンプレートを対応づけてお
く。
【0015】そして、操作者から取得した顔や服装の画
像をその画像テンプレートに貼り付けたり、操作者から
取得した音声をそのまま台詞として、動画の音声として
挿入したり、操作者の音声に最も近い音色の音声テンプ
レートを操作者の音声として採用してもよい。これによ
って、ロールプレイングにおける1人の登場人物のよう
に、操作者が場面ごとに所定の台詞を話すという物語の
一部として溶け込んだ形で合成された自然な映像が完成
される。
【0016】また、オリジナル映像作成システムは、さ
らに、前記記録手段により記録された記録媒体を包装す
る包装手段を備えてもよい。そして、その包装用紙に
は、操作者の名前や作成年月日等を印刷することで、記
念品としての価値が生じる。
【0017】さらに、本発明は、伝送路で接続されたコ
ンテンツ配信センターとオリジナルコンテンツ作成装置
とからなるオリジナルコンテンツ作成システムであっ
て、前記コンテンツ配信センターは、音声、静止画およ
び動画を含むコンテンツを記憶しているコンテンツ記憶
手段と、前記コンテンツ記憶手段に記憶されたコンテン
ツを前記オリジナルコンテンツ作成装置に送信する送信
手段とを備え、前記オリジナルコンテンツ作成装置は、
前記コンテンツ配信センターから送信されてきたコンテ
ンツを受信し、保持するコンテンツ保持手段と、操作者
の音声及び画像の少なくとも1つを取り込む音声画像取
り込み手段と、前記コンテンツ保持手段に保持されたコ
ンテンツに、前記画像取り込み手段により取り込まれた
音声及び画像の少なくとも1つとを組み込むコンテンツ
組み込み手段と、前記コンテンツ組み込み手段により組
み込まれたコンテンツを記録媒体に記録する記録手段
と、前記記録手段により記録された記録媒体を操作者に
差し出して提供する排出手段とを備える構成としてもよ
い。
【0018】つまり、通信路で接続された自動販売機の
ように、遊園地内の複数の箇所、あるいは、全国に散在
させて、複数のオリジナルコンテンツ作成装置を配置し
ておき、配信センターから、それらオリジナルコンテン
ツ作成装置に最新のコンテンツを配信したり、課金処理
を統括的に行う方式であってもよい。
【0019】さらに、本発明は、以上の特徴的な処理や
制御を汎用のコンピュータ装置に実行させるプログラム
として実現することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0021】図1は、本実施の形態におけるオリジナル
映像作成システム1の全体構成を示す図である。このオ
リジナル映像作成システム1は、ストーリー性を有し、
予め収録された音付きの素材映像(劇映画、漫画映画、
音楽映画、音楽映像、テレビドラマ、テレビゲーム、そ
の他の映像)と、この素材映像に登場人物として参加を
希望する参加者(動物等を含む)を収録して得られた音
付きの画像(参加画像)とを合成し、この合成により得
られるオリジナル映像を記録媒体(この実施の形態で
は、CD(Compact Disc))に記録し、記録済みのCD
を当該参加者に販売・提供するシステムであり、インタ
ーネット等の通信ネットワーク4で接続された2種類の
装置2,3、即ち、素材映像の配信センタで使用される
素材映像配信装置2と、参加者に使用される複数のオリ
ジナル映像作成装置3a,3b,...3nとから構成さ
れる。
【0022】素材映像配信装置2は、このオリジナル映
像作成システム1で提供する素材映像をMPEG等の圧
縮した形式で複数蓄積するコンピュータ装置等であり、
蓄積した素材映像中のいずれかを配信する際に、配信対
象となるオリジナル映像作成装置をオリジナル映像作成
装置3a,3b,...3nの中から選択して、選択した
オリジナル映像作成装置に素材映像と共に、この素材映
像の題名などの素材映像情報を配信する配信サーバであ
る。
【0023】オリジナル映像作成装置3a,3b,...
3nは、テーマパークやアミューズメントセンター等に
設置され、この設置場所で参加者の音付きの画像を収録
したり、収録した参加者の音付きの素材画像と素材映像
配信装置2から配信された音付きの素材映像とを合成し
たり、この合成により得られるオリジナル映像をCDに
記録して有料で販売する。あるいは、インターネットな
どのネットワーク伝送手段によりこれに接続された各種
装置や機器の記録媒体(メモリー)に配信して販売する。
いわば、オリジナルCDの自動販売機であり、具体的に
は、素材映像配信装置2から素材映像を受信して蓄積す
るソフトウェアや、課金したり、参加画像を取得した
り、素材映像と参加画像とを合成したり、合成したオリ
ジナル映像をCDに記録したり、ネット配信したりする
ソフトウェアが予めインストールされたコンピュータ装
置等からなる。
【0024】図2は、図1に示される素材映像配信装置
2が実行する素材映像配信処理を示すフローチャートで
ある。なお、この素材映像配信処理は、テーマパーク等
の開園前や、閉園後の予め定められた所定の時刻に実行
される。
【0025】素材映像配信装置2は、例えば新作の素材
映像が登録されたような場合、この素材映像の配信先と
して、どのオリジナル映像作成装置3a,3b,...3
nを選択するかを判断する(S11)。この選択の判断
は、例えば、素材映像配信装置2で予め蓄積・保持して
いるオリジナル映像作成装置3a,3b,...3nごと
の固有の特性(過去にヒットした素材映像のジャンル
や、設置場所に集まる参加者の年齢層、嗜好など)と、
配信する素材映像のジャンル(「洋画」、「邦画」の大
分類や、「劇映画」、「漫画映画」、「音楽映画」の小
分類に類別されている。)などの属性とを比較して、向
き、不向きを決定することにより行われたり、作成装置
側の意向により行われたりする。
【0026】このような判断により選択されたオリジナ
ル映像作成装置がシステム中の一部である場合、素材映
像配信装置2は、選択された一部のオリジナル映像作成
装置のみにその素材映像および素材映像情報を配信する
(S12)。
【0027】これに対して、判断の結果、選択されたオ
リジナル映像作成装置がシステム中の全部である場合、
その全てのオリジナル映像作成装置3a,3b,...3
nにその素材映像および素材映像情報を配信する(S1
3)。
【0028】したがって、オリジナル映像作成装置3
a,3b,...3nの数がいくら多くても、また、オリ
ジナル映像作成装置3a,3b,...3nの設置場所が
いくら遠方であっても、素材映像および素材映像情報
を、素材映像配信装置2の一ケ所から素材映像の属性に
合致した特性を有する複数のオリジナル映像作成装置3
a,3b,...3nだけに、煩雑な手間をかけることな
く、短時間で配信することができる。
【0029】なお、本実施の形態では新規な素材映像が
登録された場合に配送先オリジナル映像作成装置を選択
したが、各オリジナル映像作成装置3a,3b,...3
nが保持している素材映像の使用状況等を素材映像配信
装置2で管理している場合には、その使用状況を参照す
ることで、送信信先オリジナル映像作成装置を選択して
もよい。この場合には、各オリジナル映像作成装置3
a,3b,...3nが保持している販売成績の悪い素材
映像に代えて、手持ちの中から、そのオリジナル映像作
成装置の特性に最も合致した属性の素材映像を配信すれ
ばよい。さらに、各オリジナル映像作成装置の素材映像
を削除することもできるようにしておくとよい。
【0030】図3は、図1に示されるオリジナル映像作
成装置3a,3b,...3nの外観図である。オリジナ
ル映像作成装置3a,3b,...3nは、大きく分け
て、オリジナル映像作成装置3a,3b,...3nの主
要部を形成する本体部31と、本体部31の前面に配設
され、参加者の画像を取り込むスキャナ32と、本体部
31およびスキャナ32を覆うハウジング33とから構
成される。
【0031】ハウジング33は、図示しないフレームに
より個室状に立設されており、ハウジング33の両側面
には例えばカーテン33a,33bが取着されている。
そして、参加者は、一方のカーテン33aを開けてハウ
ジング33室内に入り、本体部31で所定の操作等をし
たり、スキャナ32で自分の画像を収録したりした後、
他方のカーテン33bを開けてハウジング33室外に出
ることができる。この結果、参加者の入れ換えは、一方
通行で行われ、迅速かつスムースに行われる。なお、音
声をマイクで取り込む場合は、外の雑音を遮断するため
に、密閉式のドアにしてもよい。
【0032】本体部31は、ハウジング33に入った参
加者と対話するために操作パネル等であり、大きく分け
て、基台部31aと、基台部31aの上部に設けられた
表示部31bとからなる。
【0033】表示部31bの上面には、素材映像配信装
置2から配信される素材映像および素材映像情報を受信
するためのアンテナ31ca、作成映像を配信するアン
テナ31cbがハウジング33から一部突出するように
取り付けられている。なお、これらのアンテナ31ca
と31cbは一本にして共通化することも出来る)ま
た、表示部31bの前面には、複数の素材映像の題名等
を表示するLCD31gaと、LCD31gaの表面に
一体的に取着され、LCD31gaに表示された素材映
像を選択したりするためのタッチパネル31gbとがそ
れぞれ設けられる。
【0034】基台部31aの上面には、硬貨や紙幣を投
入する現金投入口31dと、音声を取り込むためのマイ
ク31eと、文字等を入力するためのキーボード31f
とがそれぞれ設けられる。基台部31aの出口カーテン
33b側には、オリジナル映像を記録したCDを取り出
すための取出口31hが設けられる。
【0035】なお、基台部31aには、開閉可能な扉3
1iが設けられており、この扉31iの内部には、コン
ピュータの他、後述するCD供給部や、CD書き込み
部、CDを包装紙で包装する包装部などが設置されてお
り、ストックのCDや、ストックの包装紙等も予め収納
されている。
【0036】スキャナ32は、ハウジング33内で静止
して立っている参加者の顔や体型の画像を取得する立体
画像取得装置であり、支柱32aと、支柱32aに沿っ
て上下移動されるリング状の走査部32bと、走査部3
2bの内周面に所定の間隔をあけて配設された複数の電
子カメラ32cおよび照明灯32dとから構成される。
【0037】走査部32bは初期位置として天井付近に
位置されており、参加者の顔や服装の画像を取り込む場
合、照明灯32dが点灯され、走査部32bが天井付近
からゆっくりと降ろされて、電子カメラ32cによって
必要回数だけ撮像される。これにより、参加者を周囲か
ら撮影した、頭部や、上半身、全身等の予め定められた
範囲の画像が取り込まれる。予め定められた範囲の画像
を取り込むと、走査部32bの下降が停止し、元の位置
まで上昇した後に、照明灯32dが消灯される。
【0038】なお、この実施の形態では、複数の電子カ
メラ32cで複数の方向から同時に撮影しているが、1
台の電子カメラごとに異なるタイミングで参加者を撮影
してもよい。また、2台程度のカメラで正面と側面とか
ら参加者を同時にあるいは個別に撮影してもよい。さら
に、走査部32b自体を回転させることで、1台の電子
カメラだけで、全方向から参加者を撮影してもよい。
【0039】また、電子カメラ32cに代えて、あるい
は、電子カメラ32cに加えて、ビデオ撮影装置、超音
波反射等を利用した立体スキャナ等を利用してもよい。
立体スキャナで取り込んだ参加者の3次元形状データ
(輪郭データ)と電子カメラやビデオ撮影装置等で同時
に取り込んだ2次元イメージデータ(画像データ)とを
組み合わせることで(輪郭データで特定される立体物の
表面に画像データを貼り付ける等により)、参加者の立
体画像を作成してもよい。また、プログラム処理によっ
て、撮影したイメージ画像の色を特定し、形状データで
特定される立体物の表面に色づけしてもよい。あるい
は、年齢や性別を入力する段階で、体重や身長等も入力
し、素材映像に登場させる参加者の体型をプログラム処
理で特定してもよい。
【0040】さらに、基本的な画像部分、つまり、服、
髪型、メガネの有無などを参加者が選択できるようにし
ておき、取り込んだ画像に対して、その選択物の加工を
施したり、参加者が映像に登場するときの役柄等に応じ
て服装その他を決めておき、顔の部分画像だけについて
参加者の画像をはめ込んでもよい。その他、素材映像に
登場させる人物の体型や輪郭の決定、参加者の画像の取
り込みについては、適宜、選択し、これらの方法を組み
合わせればよい。
【0041】このようなオリジナル映像作成装置3a,
3b,...3nによれば、本体部31と、スキャナ32
と、ハウジング33とを、一体的に、かつ、コンパクト
に構成することができ、テーマパークやゲームセンター
その他の設置場所において、大きな場所をとらずに設置
することができる。
【0042】図4はオリジナル映像作成装置3a,3
b,...3nの機能を示すブロック図である。各オリジ
ナル映像作成装置3a,3b,...3nは、受信部30
1aと、送信部301bと、素材映像データベース30
2と、合成条件取得部303と、課金部304と、画像
取り込み部305と、音声取り込み部306と、文字取
り込み部307と、オーサリング部308と、CD供給
部310と、CD書き込み部311と、包装部312
と、排出部313とからなる。
【0043】受信部301aは、アンテナ31caや通
信プログラム等からなり、素材映像受信処理を実行する
ことにより、素材映像配信装置2から受信した素材映像
および素材映像情報をそれぞれ、素材映像データベース
302および素材映像データベース302中の素材映像
情報テーブル302aに格納する。なお、素材映像デー
タベース302は、素材映像情報テーブル302aの
他、複数の素材映像を格納する記憶容量を有するハード
ディスク等である。
【0044】図5は、上記受信部301aが実行する素
材映像受信処理の詳細を示すフローチャートである。こ
の素材映像受信処理は、素材映像配信装置2からの配信
が行われる度に、実行される。
【0045】受信部301aは、素材映像および素材映
像情報が素材映像配信装置2から配信されてくるのを待
っている(S21でNo)。配信されてくると(S21
でYes)、受信部301aは、受信した映像素材およ
び映像素材情報を素材映像データベース302に格納し
て更新する(S22,S23)。
【0046】このとき、素材映像データベース302に
空きスペースがない場合には、素材映像データベース3
02に保持している複数の素材映像の中の使用頻度の少
ない素材映像に上書きすることで、受信した素材映像を
素材映像データベース302に格納する(S22)。そ
して、図6に示される素材映像情報テーブル302aの
使用頻度の少ない素材映像の素材映像情報のレコード上
に、受信した素材映像情報、即ち受信した素材映像の
「題名」、その素材映像をベースとして作成したオリジ
ナル映像を記録したCDの「販売価格」、参加者が登場
人物として合成される素材映像(合成用素材映像)のシ
ーンの時期などを表す「参加シーン」の情報をオーバー
ライトして更新する(S23)。
【0047】なお、合成用素材映像のシーン、つまり、
合成の対象となる動画中のシーンは、参加者の娯楽性を
満足させつつ画像合成に要する時間が長くならないよう
に、例えばシーン1〜シーン4の4つ程度予め用意され
ている。そして、各シーン1、シーン2、...は、それ
ぞれMPEGにおけるGOP(Group Of Pictures)等
の単位で、例えば背景のフレーム画像と、そのフレーム
画像の中に組み込まれる登場人物を3次元で表現した画
像データ(ポリゴンデータ)とで構成されていたり、出
演者のビデオ映像と、参加者のビデオ映像が格納される
領域とで構成されていたり、スキャナ32等で取り込ん
だ画像を加工するためのプログラムが組み込まれていた
りする。
【0048】そして、その登場人物のポリゴンデータと
して、年齢層および性別ごとの姿態、例えば成年男性、
成年女性、少年、少女の姿態に対応する複数の種類の人
物に対応する複数のポリゴンデータが予め用意されてい
たり、取り込んだ参加者の画像を3次元的に加工した
り、年齢、性別、体重や身長にあわせて、取り込んだ画
像を加工し貼り付けるプログラムが用意されている。
【0049】また、台詞の必要な各シーンでは、例え
ば、ロールプレイングにおける1人の登場人物による場
面ごとの台詞「はじまるョ」や、「アー!!」、「ヤッ
ター!!」予め決められており、各台詞には低音、中
音、高音の比率αを変えたテンプレートが複数予め用意
されている。
【0050】素材映像および素材映像情報の更新が終わ
ると、受信部301aは、素材映像情報テーブル302
aの「題名」および「販売価格」の欄を読み出して、L
CD31gaに表示する素材映像選択画面データを更新
し(S24)、素材映像受信処理を終了する。
【0051】これにより、オリジナル映像作成装置3
a,3b,...3nの保守要員等に労力を煩わせること
なく、参加者は、送られてきた素材映像を選択してこれ
を用いたオリジナル映像を作成することができる。しか
も、素材映像配信装置2が配信する素材映像の配信先が
選択されているので、オリジナル映像作成装置3a,3
b,...3nの素材映像データベース302には、常に
最新の売れ筋の素材映像および素材映像情報が蓄積され
る。この結果、オリジナル映像作成装置3a,3
b,...3nには、常に人気のあるコンテンツがダウン
ロードされ、コンテンツの陳腐化が回避される。
【0052】合成条件取得部303は、タッチパネル3
1gbを介して参加者からの指示を取得する処理部であ
り、LCD31gaに表示された複数の素材映像の中か
らタッチパネル31gbでどの素材映像が選択されたか
を特定する情報(例えば、題名や、素材映像ごとに対応
付けられた番号等)を取得する。この合成条件取得部3
03により、合成の対象となる素材映像の他、その素材
映像に対応して予め定められた合成条件(素材映像情報
テーブル302aに格納されている、参加者が登場する
シーンや、そのシーンでの台詞等)が特定される。
【0053】課金部304は、このオリジナル映像作成
装置によるオリジナルCDの製作・提供に対する料金を
徴収する処理部であり、現金投入口31dから投入され
た紙幣や貨幣の投入金額を判別したり、投入金額が選択
された素材映像について定められている販売金額を満た
しているかを判別したり、お釣りを計算したりする。ま
た、クレジットカードによる決済機能を備えることも可
能である。
【0054】文字取り込み部307は、参加者の属性
(例えば、名前、年齢、性別等、必要であれば、身長、
体重)を特定する情報を取得する上記キーボード31f
等である。この文字取り込み部307により、素材映像
情報テーブル302aから、参加者が登場するシーンに
用いられる登場人物の姿態(1つのポリゴンデータ)が
特定されたり、体型や服装その他がプログラム処理で作
成され、そのポリゴンデータや作成された体型等に、ど
のように参加者の顔や服装の画像を貼り付けて合成する
か等の合成態様や、配役紹介時に挿入される名前等が定
められる。また、作成映像をネット配信する場合は、配
信先のアドレスなどをこの文字取り込み部のキーボード
31fを介して行う。
【0055】また、CDや包装紙に印刷される名前等
も、これで決定される。さらに、配役紹介や字幕スーパ
ーにおける名前、動画内での名前、その他の言語の種類
(英語、日本語等)は、映像の種類(邦画、洋画、アニ
メ等)により決定される。
【0056】画像取り込み部305は、スキャナ32等
により構成され、様々な角度から撮影した参加者の画像
を取り込む。このとき、スキャナ32に立体的輪郭を読
み取る装置を取り付け、カメラで取り込んだ画像をその
立体的輪郭に貼り付けていくことで、立体画像として取
り込んでもよい。また、プログラム処理によって自動的
に人物の画像のみが切り取られ、様々な角度から撮影し
た画像が合成され、立体画像となる。なお、後続するオ
ーサリング処理において、取り込んだ画像を合成し、参
加者の立体画像を特定してもよい。
【0057】音声取り込み部306は、参加者の音声の
取り込みとその分析をする処理部であり、マイク31e
により取り込んだ参加者の音声を周波数分析して低音
と、中音と、高音との比率αを算出するA/D変換器、
周波数分析用FFT等からなる。この音声取り込み部3
06により、素材映像情報テーブル302aに予め用意
されているテンプレートの音声の中から算出結果の比率
αに最も近い音色の台詞が選び出される。つまり、この
音声取り込み部306は、参加者の音質・音色に最も近
い音声の台詞を特定するのに用いられる。
【0058】オーサリング部308は、合成条件取得部
303で選択された合成用素材映像と、画像取り込み部
305、音声取り込み部306および文字取り込み部3
07により取得された参加画像とを画像、音声ごとに合
成するオーサリング機能の他、素材映像と合成後の素材
映像のビデオデータとオーディオデータをそれぞれ圧縮
し、他の圧縮された映像データに組み込んで一体化さ
せ、ビデオビットストリームとオーディオビットストリ
ームとをタイムスタンプ情報で同期を取ったMPEGシ
ステムストリームにして出力するMPEGシステム機能
等も備えている。このオーサリング部308により、そ
の参加者が配役として登場するオリジナル映像のデータ
を製作することができる。送信部301bは、アンテナ
31cb、無線通信回路及び通信用プログラムから構成
され、オーサリング部308から出力されたMPEGシ
ステムストリームを、キーボード31fにて入力された
送信先アドレスに向けて送信する。
【0059】CD供給部310は、オーサリング部30
8の指示に従って、書き込み可能な未使用CDをCD書
き込み部311に1枚ずつ供給する装置であり、例えば
複数のCDを積層収容するマガジンと、このマガジンの
CDをエレベータ式に移動させる機構等とからなる。な
お、予備のCDマガジンが収納されており、CDマガジ
ンが空になると、CD供給部310は、空のCDマガジ
ンと予備のCDマガジンとを交換し、交換したCDマガ
ジンからCDを供給する。
【0060】CD書き込み部311は、CDドライブ装
置、CD搬送機およびラベルプリンタ等からなり、CD
供給部310から供給されたCDにオーサリング部30
8から出力されたMPEGストリームデータを記録した
後に、オーサリング部308の指示に従ってCDの表面
に参加者の名前や素材映像のタイトル等をプリントし、
包装部312に搬出する。なお、CDの表面へのプリン
トに代えて、貼り付け用のラベルを排出してもよい。
【0061】包装部312は、包装ロボットやプリンタ
装置等からなり、単一又は複数の包装紙等の包装用資材
を積層収容しており、オーサリング部308からの包装
要の指示に従って、包装紙に参加者の名前や素材映像の
タイトル等を印刷し、この包装紙で、CD書き込み部3
11から送られてきたCDを包装したりする。なお、C
Dとは別に、既に印刷された、あるいは、印刷されてい
ない包装紙だけを排出してもよいし、装置内に包装紙を
備え付けておくだけ(参加者が自分で取り出す方式)で
もよい。
【0062】排出部313は、搬送機等からなり、包装
部312により包装されたCDや、未包装のCDをCD
取出口31hに排出する。あるいは、すでに述べたよう
に、作成したオリジナル映像をネット配信によりネット
上の記録媒体に記録させて取り出すことも可能である。
この場合、自分のパソコンなどに映像編集ソフトを組み
込んでおけば、あとから自在にプレビューしたり、編集
加工し、それを再記録したりすることも可能である。も
ちろん、CDをベースに編集加工することも可能であ
る。
【0063】次いで、以上のように構成されたオリジナ
ル映像作成装置3a,3b,...3nによるオリジナル
映像作成処理の動作を説明する。
【0064】図7は、オリジナル映像作成装置3a,3
b,...3nにおいて行われるオリジナル映像作成処理
を示すフローチャートである。なお、このオリジナル映
像作成処理の初期においては、後述のステップS37等
の実行により、図8(a)に示されるように「素材映像
番号」、「題名」、「販売価格」を対応付けた素材映像
の選択画面がLCD31gaに表示されている。
【0065】まず、合成条件取得部303は、参加者に
よりいずれかの素材映像番号が押されるのを待つ(S3
1)。そしていずれかの素材映像番号(例えば「素材映
像1」)が押されると(S31でYes)、合成条件取
得部303は、その素材映像番号をオーサリング部30
8に通知する。通知を受けたオーサリング部308は、
素材映像情報テーブル302aからその番号の販売価格
(「素材映像1」の販売価格△○○○)を読み出し、そ
の販売価格を課金部304に通知する。なお、オーサリ
ング部308は、販売価格を読み出した際に、同時に、
素材映像「ジョージ」や、参加者が登場するタイトル挿
入時、ジョージ出現時、ジョージ捕獲時、配役紹介時の
シーン1〜4の合成用素材映像や、そこで用意されてい
るポリゴンデータの最も大きな範囲(この例では、胸部
より上のブレストショット)の他、シーン1〜3の台詞
「はじまるヨ」、「アー!!」、「ヤッタ!!」を読み
出している。
【0066】販売価格の通知を受けた課金部304は、
その番号の素材映像「ジョージ」を用いた場合の販売価
格△○○○の代金の投入を促す画面、例えば「投入口に
販売代金△○○○円を投入してください。」を表示し、
販売代金の投入を待つ(S32)。販売代金の投入があ
ると(S32でYes)、課金部304は、投入金額を
判別して、投入金額が選択された素材映像について定め
られている販売金額を満たしていることを確認した後、
その販売代金の投入があった旨をオーサリング部308
に通知する。なお、投入金額が販売価格を超えている場
合には、課金部304は、お釣りを計算して返金する。
通知を受けたオーサリング部308は、名前等の文字の
入力を促す文字入力画面を表示することを文字取り込み
部307に指示する。
【0067】支持を受けた文字取り込み部307は、図
8(b)に示される名前等の文字の入力を促す文字入力
画面を表示し、名前等の文字入力を待つ(S33)。参
加者は、キーボードやタッチパネルを用いて「名前」、
「年齢」、「性別」、「住所」、「電話番号」のテキス
トボックスに、例えば、「山本栄治」、「40」、
「男」、「○××□△」、「□□−□△○×」等の文字
をそれぞれ入力し、「OK」ボタンを押す。また、プロ
グラム処理上、素材映像に登場する人物の体型等を決定
するために必要な場合には、身長や体重等を入力する。
【0068】なお、名前等の文字入力を誤った場合に
は、「再入力」ボタンを押すことによりその欄の入力を
リセットして正しい文字を再入力することができる。
「OK」ボタンが押されると、名前等の文字の入力が終
わったと判断し(S33でYes)、文字取り込み部3
07は、その名前等、「山本栄治」、「40」、
「男」、「○××□△」、「□□−□△○×」をオーサ
リング部308に通知する。
【0069】通知を受けたオーサリング部308は、通
知された名前等をメモリに記憶し、記憶した年齢および
性別に基づいて、参加者が登場するシーンで使用するポ
リゴンデータ(成人男性用)を決定したり、体型等を決
定したりすると共に、記憶した名前に基づいて参加者が
登場するシーンやCDのラベル印刷や包装紙への印刷等
で使用する出演者の名前「山本栄治」を決定する。そし
て、決定したポリゴンデータの役柄や姿態の範囲(ブレ
ストショット)を画像取り込み部305に通知すると共
に、参加者の画像の取り込みを行うこと知らせるための
画像取り込み画面を表示することを画像取り込み部30
5に指示する。なお、参加者が登場するシーンや役柄を
選択できるようにしてもよい。
【0070】画像取り込み部305は、オーサリング部
308の指示に応じて、例えば「これから撮影しますの
で、撮影位置にお立ちください。」等の画像取り込み画
面を表示した後、通知されたポリゴンデータの役柄や姿
態の範囲(ブレストショット)に応じてスキャナ32の
走査部32bを下降させ、その範囲における参加者の画
像(顔や服装の画像)を取り込み(S34)、取り込ん
だ画像をオーサリング部308に転送し、走査部32b
を初期位置まで上昇させる。オーサリング部308は、
転送された画像をメモリに記憶した後、音声の取り込み
を行うことを参加者に知らせるための音声取り込み画面
を表示することを音声取り込み部306に指示する。
【0071】音声取り込み部306は、オーサリング部
308の指示に応じて、例えば「これから台詞を収録し
ますので、マイクの前で、何かお話しください。」の音
声取り込み画面を表示した後、参加者が話した音声を取
り込む(S35)。そして、取り込んだ音声をA/D変
換し、A/D変換した音声データをFFT(高速フーリ
エ変換)して低音、中音、高音の比率αを算出し、算出
した比率αをオーサリング部308に通知する。オーサ
リング部308は、音声取り込み部306から通知され
た低音、中音、高音の比率αをメモリに格納した後、登
場者の台詞のテンプレートを参照し、テンプレートの中
からこの比率に最も近い台詞、つまり、参加者の音質に
最も近い音声による台詞を決定する。
【0072】そして、オーサリング部308は、表示器
に包装の要否を尋ねるガイダンス画面を表示して、
「要」あるいは「否」のボタンを押圧させることにより
包装の要否を取得し(S36)、取得した包装の要否を
表すフラグをメモリに格納する。そして、オーサリング
部308は、例えば「できあがったCDを取出口から排
出しますので、しばらく外でお待ち下さい」のガイダン
ス画面を表示した後、合成条件取得部303に指示し
て、図8(a)に示される素材映像の選択画面を表示さ
せる(S37)。これにより、合成条件取得部303
は、次の参加者に素材映像を選択させることができる。
【0073】なお、オーサリング部308は、合成条件
取得部303により選択された番号の素材映像「ジョー
ジ」、文字取り込み部307により入力された名前「山
本栄治」、年齢「40」、性別「男」、住所「○××□
△」、電話番号「□□−□△○×」、画像取り込み部3
05で取り込まれた参加者の画像、音声取り込み部30
6で取り込まれた音声の低音、中音、高音の比率αをデ
ータベースとしてメモリに保持しており、後日の追加注
文や、他の素材映像を用いた新規注文に対処するように
なっている。つまり、これらのデータを参加者に対応づ
けて外部記憶装置に格納したり、配信センターにアップ
ロードして保存しておく。
【0074】合成条件取得部303に対する指示を終え
ると、オーサリング部308は、まず、合成条件取得部
303で選択された合成用素材映像と、画像取り込み部
305、音声取り込み部306および文字取り込み部3
07により取得された参加画像とを画像、音声ごとに合
成する。
【0075】具体的には、参加者山本栄治さんが素材映
像ジョージを選択した場合、オーサリング部308は、
シーン1〜シーン3の合成用素材映像については、図9
に示されるのポリゴンデータ(参加者の「年齢」が40
で、「性別」が男であるので、成年男子の姿態であるポ
リゴンデータが組み込まれる合成用素材映像が選ばれて
いる。)に対して、いま取り込んだ画像(顔、服等)を
テクスチャマッピングした後に立体感を持たせるために
レンダリングしてシーン1〜3の背景画像に合成する。
【0076】なお、プログラム処理によって参加者の体
型を決定する場合は、取り込んだ画像や身長や体重の情
報から自動的に体型を決定し合成していく。この場合、
プログラム処理によって参加者の基本体型を決定してお
き、取り込んだ画像の輪郭、身長、体重等の情報から、
基本体型を変形し、変形後の画像データ(形状データ)
に、スキャナ32で取り込んだ画像(イメージデータ)
を貼り付けて合成していくとよい。このとき、映像の種
類(カラー、モノクロ、アニメ等)に合わせて、取り込
んだ映像を適宜加工すればよい。
【0077】また、シーン1〜シーン3の台詞について
は、予め用意されているテンプレートの中から山本栄治
の音声の低音、中音、高音の比率αに最も近い音声の台
詞「はじまるヨ」、「アー!!」、「ヤッタ!!」を挿
入する。さらに、シーン4の合成用素材映像について
は、参加者の「名前」(ここでは、「山本栄治」)をビ
デオ化し、図9の四角の部分に合成する。このような合
成は4つシーンに組み込むだけであるので、短時間で完
了する。
【0078】なお、具体的な画像の合成方法として、上
述のように、予め用意された参加者用の立体モデルに対
して顔や服装の表面画像だけを貼り付ける方法の他に、
カメラやビデオ撮影装置で取り込んだ2次元画像そのも
のをピクチャ単位で素材映像のフレーム画像に組み入れ
て合成する方法や、上述の立体スキャナやカメラ等を用
いて参加者の立体モデルを生成し、グラフィックプロセ
ッサ等により、一定の視点から見た参加者の2次元投影
像を生成させて素材映像に組み込む方法等を採用しても
よい。
【0079】合成が終わると、オーサリング部308
は、素材映像と合成後の素材映像のビデオデータとオー
ディオデータをそれぞれ圧縮し、ビデオビットストリー
ムとオーディオビットストリームとをタイムスタンプ情
報で同期を取ったMPEGシステムストリームを出力す
る。
【0080】具体的には、オーサリング部308は、素
材映像(図9(a))とシーン1〜シーン4の合成済み
の合成用素材映像(図9(b))とのビデオデータとオ
ーディオデータを時系列の順番(シーン1、素材映像、
シーン2、素材映像、シーン3、素材映像、シーン4の
順番)に読み出して、ビデオエンコーダとオーディオエ
ンコーダでそれぞれ圧縮符号化し、ビデオビットストリ
ームとオーディオビットストリームを生成する。そし
て、ビデオビットストリームとオーディオビットストリ
ームに、それぞれメディアの種類を識別するためのスト
リームID、復号や、同期再生のためのタイムスタンプ
を含めてパケット化する。さらに、ビデオ、オーディオ
等のパケットをおおむね同じ時間相当分集めてパック化
することにより、オーサリング部308は、その参加者
が配役として登場するオリジナル映像を1つのビットス
トリームに多重化したMPEGシステムストリームを作
成する(S40)。
【0081】MPEGシステムストリームを生成する
と、オーサリング部308は、このストリームをCD書
き込み部311に出力する一方、CD供給部310にC
Dの供給を指示して、CD供給部310からCD書き込
み部311にCDを供給させる。
【0082】CD書き込み部311は、オーサリング部
308により作成されたオリジナル映像のMPEGシス
テムストリームをCD供給部310から供給されたCD
に記録する(S39)。そして、記録が終わると、CD
書き込み部311は、オーサリング部308から受けた
プリント指示に従って、例えば参加者の名前込みの素材
映像の題名(例えば「山本栄治特別出演のジョージ」)
をCD表面にラベルプリントし、包装部312に送り出
す。
【0083】包装部312にCDが送り出されると、オ
ーサリング部308は包装の要否を表すフラグを見て、
包装の要否を通知する(S40)。なお、包装が必要で
ある場合には、オーサリング部308は、参加者の名前
込みの素材映像の題名「山本栄治特別出演のジョージ」
の包装紙に対するプリントも指示する。包装が必要であ
る場合(S40でYes)、包装部312は、包装紙に
対して指示された参加者の名前込みの素材映像の題名
「山本栄治特別出演のジョージ」をプリントした後、こ
の包装紙でCDを包装し(SS41)、排出部313に
出力する。これに対して、包装が不要である場合、包装
部312は、CD書き込み部311から送られてきたC
Dをそのまま排出部313に出力する。
【0084】排出部313は、包装部312から出力さ
れた包装済みのCDや、包装無しのCDを取出口31h
から排出する(S42)。なお、参加者が包装の要否を
選択するのではなく、包装するか否かを予め固定してお
いてもよい。また、すでに述べたように、作成されたオ
リジナル映像をネット配信することも可能である。この
場合は、送信部301bが、図4に示されたオーサリン
グ部308で合成作成されたオリジナル映像を、キーボ
ード31fにて入力された送信先アドレスに向けて配信
する。
【0085】このようにして、本オリジナル映像作成シ
ステムにより、映画等の動画に参加者がある役柄等とし
て登場し、台詞を話しているというオリジナリティあふ
れるコンテンツが簡易に作成され、参加者は、短時間
で、そのコンテンツが収められたオリジナルCDを手に
入れることができる。
【0086】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明の趣旨を逸脱することなく各種の変更が可
能である。
【0087】特に、登場する人物あるいは動物の画像の
取り込み、音声または必要文字その他の入力部分、合成
映像制作および記録媒体への記録部分、包装部分または
排出部分の動作内容および方法は、適宜変更される。全
体としての装置の形状、または個々の機能部分の装置の
形状や動作方法または動作の順序またはその配置される
位置も、適宜変更される。
【0088】また、個々の機能においては、実施上省略
される場合もある。さらに、個々の装置に関しては、分
離された状態で、本発明の趣旨を逸脱することなく実施
される場合もある。例えば、参加者の画像や音声を取り
込む装置と、それに基づいて映像および音声の編集を実
行する装置と、CDへの書き込みや包装をする装置とを
分離させてもよい。
【0089】同様に、CDの排出部分の位置は、オリジ
ナル映像作成装置3a,3b,...3nの外側や内側に
装置と一体とする場合のみではなく、装置とは別の場所
で排出させてもよい。具体的には、CD供給部310
や、CD書き込み部311、包装部312、排出部31
3をオリジナル映像作成装置3a,3b,...3n付近
に配置された記録媒体手渡し所に設け、オーサリング部
308からCD書き込み部311にMPEGシステムス
トリームを送ったり、CD供給部310や、CD書き込
み部311、包装部312に指示を出したりして、この
記録媒体手渡し所で未包装のCDや包装済みのCDを手
渡すようにしてもよい。この場合においても、CDや包
装のための備品も、随時追加が可能なようにしておき、
CD供給部310や、CD書き込み部311等を収納す
る装置内部に予め収めておく。
【0090】また、CD供給部310や、CD書き込み
部311、包装部312を複数組設けておき、オーサリ
ング部308から各組のCD書き込み部311にMPE
Gシステムストリームを並行して送ったり、CD供給部
310や、CD書き込み部311、包装部312に指示
を並行して出したりしてもよい。この場合には、オリジ
ナル映像作成装置3a,3b,...3nの前で並ぶ参加
者やCDの排出を待つ参加者の待ち時間が短くてすみ、
待つ人の不快感も大幅に緩和させることができる。
【0091】また、本実施の形態では、オリジナル映像
作成装置のハウジング33は、両側面に出入口が設けら
れていたが、1ヶ所のみの出入口にしてもよい。また、
オリジナル映像作成装置は、アンテナ31caを用いた
無線通信によって素材映像を受信したが、有線のネット
ワーク網や電話網を利用して素材映像や作成した映像等
を受信、配信してもよい。
【0092】さらに、本実施の形態では、図8(a)に
示される素材映像選択画面を表示して販売代金を投入さ
せるようにしたが、販売代金が同じであるような場合に
は、販売代金が投入されてから素材映像選択画面を表示
してもよい。また、金銭の投入は、全ての操作が終わっ
た最後であってもよい。また、クレジット決済手段を備
えることも容易に可能である。また、本実施の形態で
は、選択された素材映像により金額が決定されたが、参
加者が映像に登場するときの役柄等により金額が決定さ
れてもよい。例えば、主人公のように映像に長い時間登
場する役柄を選択したときには高い料金とする。さら
に、選択した映像と参加者の役柄との組み合わせによっ
て料金を決定してもよい。
【0093】また、操作の手順の表示、映像の選択、必
要文字の書き込み等は、この方法に限定されるものでは
なく、他の方法でもよい。すなわち、キーボードで名前
等の必要文字を入力したが、画面上にアイウエオ等のキ
ーを表示させ画面上のボタンをおしてもよいし、マウス
やライトペン等の専用器具を用意し、画面に手書きで記
入してもよい。また、画面上に操作手順のみ表示し、ボ
タンやキーボードや記入プレート等の記入用の器具を用
意し、それで操作してもよい。
【0094】そして、文字の記入においては、名前の他
必要事項を記入してもらい、顧客データとして装置内も
しくは外部記憶装置に残しておけるようにしてもよい。
また、名前等の文字の記入は、全体としての実施上、省
くこともある。
【0095】また、キーボード31fによる入力に代え
て、音声取り込み部306等を介して音声入力し、取り
込んだ音声を文字に変換してもよいし、タッチパネルに
手書きで入力してもよい。この場合は、名前の確認のた
め、画面上に名前の確認表示をしたり、装置側が読み間
違えた名前を画面その他で修正できるようにしておいた
りするのが好ましい。つまり、本実施の形態で示した操
作画面の順序や画面に限定されるものではなく、操作画
面は、選択終了後又は必要事項入力後に入力内容全体を
確認できるようにしておけばよい。
【0096】さらに、操作の途中で、前に戻れるように
しておいてもよい。合成された動画が記録されたり、包
装されたり、又は、排出されたりする時点で、最初の画
面に戻り、次の参加者が操作できるようにしておくとよ
い。この場合、合成された動画が装置に記憶されてい
き、順次、CD等の媒体物に記録され、包装され、排出
されていくようにする。つまり、オリジナルCDの製作
工程を構成する個々の工程(画像等の取り込み、合成処
理、CDへの記録処理、包装処理、排出処理等)をパイ
プライン化し、複数の参加者に対するオリジナルCDの
製作工程をずらして重複させることで、単位時間当たり
のオリジナルCDの製造枚数を増やすことができる。
【0097】また、素材映像に組み込む音声として、テ
ンプレートの台詞から選択するのではなく、参加者が音
声入力した台詞をそのまま採用してもよい。また、マイ
ク31eから取り込んだ音声を分析することで、音声合
成により、その音質に近い台詞の音声を新たに生成して
もよい。さらに、マイクを使用することなく、参加者が
入力した性格や年齢、あるいは、スキャナ32で取り込
んだ画像から判明する参加者の体型や輪郭等の非音声情
報に基づいて、標準の音声による台詞の音質を変化させ
たり等することで、参加者の音声を生成したり、既存の
音声の中から近いものを特定し採用してもよい。また、
単に、予め用意された複数種類の音声による台詞、例え
ば、複数の有名俳優による台詞の中から、参加者が選択
したものを素材映像に組み込むことにしてもよい。
【0098】また、本実施の形態では、参加できるシー
ンや、登場するポリゴンデータの姿態、台詞が、素材映
像に対応づけて予め定められていたが、参加者が任意に
選択できるようにしておいてもよい。さらに、参加者が
登場できるシーン、その数、時間、参加者が演じる役柄
等を固定しておくのではなく、参加者が選択できる方式
としてもよい。そして、素材映像に元々登場している人
物や動物の部分に置き換えて参加者を登場させたり、そ
れら人物や動物が居ない新たな場所に追加して参加者を
登場させてもよい。
【0099】また、参加者が登場するシーンは、素材映
像の一部に限られるものではなく、素材映像が音楽映像
やロールプレイングゲーム等の場合には、全体を通して
参加者が登場してもよい。この場合には、本人があたか
も歌手のように、あるいは、ゲーム中の主人公のように
登場させればよい。
【0100】さらに、素材映像に組み込む対象となる参
加者の人数は、1人に限られず、複数であってもよい。
この場合には、オリジナル映像作成装置において、参加
人数を選択できるようにしておき、画像や音声の取り込
みについては、同時又は1人ずつ取り込めばよい。そし
て、合唱やデュエットなどの音楽映像を作成する場合
は、画像と音声を同時に取り込む。このとき、音声等に
ついては、歌われた全ての音声を取り込んでもよいし、
できれば、プログラム処理によって、音程のはずれた箇
所を修正する処理を施せばよい。
【0101】音楽映像等の合成映像を生成するには、本
実施の形態のように、素材映像に予め組み込まれた映像
や台詞のテンプレートに対して組み込む方式としてもよ
いし、ビデオ撮影装置等で、歌を歌っている姿全体とそ
の歌とを録画し、その映像をそのまま、あるいは、既存
の素材映像と時間的に連結する等した後に、記録媒体に
記録してもよい。後者の場合には、本実施の形態のよう
な人体の部分的な画像取り込みをするのではなく、距離
をおいて設置されたビデオ撮影装置等を使用し、全体の
映像(例えば、小さなステージ上で歌を歌っている姿と
音声)を取り込めばよい。そして、参加者が部分映像と
して素材映像に合成されるか、全体映像(1画面分の映
像)として素材映像に合成されるか選択できるようにし
ておく。
【0102】また、選択した素材映像が犬の漫画映画
「スヌーパー」であるような場合には、ポリゴンデータ
の姿態を工夫することにより、映像に合わせて取り込ん
だ画像をアニメ風その他に加工してもよい。
【0103】さらに、複数のオリジナル映像作成装置を
用いて同時進行で取り込んだ画像や音声を合成してもよ
い。例えば、複数の参加者が1つの映像に登場するよう
な動画を作成する場合には、複数の装置を用いて同時に
画像や音声を取り込み、それらを1つの映像に加工し、
記録する。具体的には、参加者それぞれが使用する装置
を選択する。つまり、操作画面において、同時作成用の
ボタンを用意しておき、そのボタンを押すことで、その
オリジナル映像作成装置を同時作成に使用される装置と
して機能させたり、同時作成に使用する相手装置を決め
たり、取り込まれた画像や音声を1つのマスタ装置に転
送し、そのマスタ装置で画像や音声を合成させてCD等
に記録し排出させたりする。なお、同時作成に使用され
る装置の組み合わせやマスタ装置を固定しておいてもよ
い。
【0104】このような複数の装置による連係処理は、
上述の音楽映像等の製作に好適である。別々の装置で取
り込まれた音声や歌っている姿の画像が1つの音楽映像
として合成され、あたかも1つの映像として複数の参加
者が登場しているような映像が生成される。この場合に
おける画像や音声の合成、CDへの記録、排出等の処理
は、使用された個々の装置ごとに行ってもよいし、1つ
のマスタ装置で行ってもよい。そして、コード付きのマ
イクを用意しておき、歌手のように参加者が踊りながら
歌を歌うことができるようにしておく。なお、歌につい
ても、上述の動画における台詞と同様に、マイクを用い
ることなく、年齢や性別、体型等の非音声情報に基づい
て、プログラム処理により、歌声を生成したり、既存の
歌声の中から最も近いものを特定し映像に合成してもよ
い。また、マイクに音声収集装置を取り付けておいても
よい。
【0105】また、本実施の形態では、合成の対象とな
る動画のシーンと参加者の画像等は、圧縮されていない
ピクチャの状態で合成され、合成後に圧縮されたが、圧
縮された画像データのまま合成する方式を採用してもよ
い。この場合には、画像取り込み部305で取り込まれ
た画像を圧縮し、素材映像データベース302に格納さ
れた動画を構成する独立復号可能な圧縮データ(ピクチ
ャやGOP)の単位で、動画に組み込んだり、入れ替え
ればよい。
【0106】また、本実施の形態では、参加者の1回の
操作につき1つの素材映像が選択され、1枚のCDが販
売されたが、素材映像選択画面などを構成し直すこと
で、参加者の1回の操作につき複数の素材映像を選択し
たり同じ素材映像につきCDを複数枚購入できるように
してもよい。これによって、画像取り込み部305、音
声取り込み部306、文字取り込み部307の1回の取
り込み処理で、参加者の画像や、音声、名前等の文字の
使い回しができ、トータルの処理時間を短縮できる。し
かも、参加者は購入したCDを記念のおみやげとして配
ったり、オリジナル映像を他種類一度に保持したりする
ことができる。
【0107】上記説明では、本発明の装置およびシステ
ムにおいては、映像を組み込むことで説明しているが、
装置を端末として、登場する人物あるいは動物の画像や
名前等の文字、音声を通信で送り、受信側で加工制作
し、出来上がった映像を再度通信で送り返し、装置側で
記録媒体に記録し排出してもよい。この時にも記録用の
記録媒体は装置に予め収めておく。さらに、装置では登
場する人物あるいは動物の画像や名前等の文字、音声を
通信で送るのみとし、映像の作成、記録媒体への記録は
別の場所で行うことにしてもよい。
【0108】すなわち、あるオリジナル映像作成装置で
取り込んだ参加者の画像、音声や名前などの文字を通信
で素材映像配信装置に送って素材映像配信装置でオーサ
リングし、オーサリング済みの映像を元のあるいは別の
オリジナル映像作成装置に送ってそのオリジナル映像作
成装置で記録媒体に記録して、役割を分担しつつシステ
ム全体で処理してもよい。あるいは、オリジナル映像作
成装置内で操作者が素材映像を選択した後に、その素材
映像を素材映像配信装置からオリジナル映像作成装置に
配信し、オリジナル映像作成装置で取り込まれた音声及
び画像と今配信されてきた素材映像とを合成し、記録媒
体に記録して排出し、操作者に手渡してもよい。
【0109】この場合には、各オリジナル映像作成装置
に、素材映像を持つ必要がなくなり、素材映像配信装置
が保持している素材映像の選択メニューさえ保持させて
おけばよいため、オリジナル映像作成装置の構成を簡素
化できる。しかも、気に入った素材映像の選択の幅が広
がり、素材映像配信装置が保持する素材映像を用いる特
別注文を受け付けて、その場所あるいは別の場所で手渡
すことができる。
【0110】また、受信部301aの動作内容およびそ
の方法またはその形状は、適宜変更でき、受信部301
aを省略し、オリジナル映像作成装置単体で構成しても
よい。
【0111】さらに、どの素材映像がどれだけの数だ
け、どのオリジナル映像作成装置において利用者に提供
されたかを集計し、その結果を装置内又は外部記憶装置
等に残しておいてもよい。この場合、操作者が素材映像
を選択した時点、又は、オリジナル映像作成装置におい
てオリジナルCDが排出された時点等のタイミングで、
その提供数をカウントし、オリジナル映像作成装置内、
外部記憶装置又は素材映像配信装置に記録して集計し、
オリジナル映像作成装置ごと、及び、素材映像ごとに、
その数を把握できるようにする。これによって、オリジ
ナル映像作成装置ごとの利用頻度や、素材映像の利用に
対する著作権使用料の管理等に役立てることができる。
【0112】記録用の記録媒体としては、ビデオテープ
または記録用光ディスクまたは記録紙に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨に逸脱しない限り、最良の物を
選択するものとする。すなわち、本実施の形態では、記
録媒体としてCDを用いたが、DVD(Digital Video
Disc)などの光ディスクや、MO(Magnet Optical)デ
ィスク、FD(Flexible Disk)、MD(Mini Disc)、
HD(Hard Disk)、メモリースティクなどのメモリカ
ード、SDカードなどのICカード、ビデオテープ、記
録紙など、他の記録媒体で実施してもよい。また、記録
媒体は、ネット上のサーバー、やTV、パソコン、ゲー
ム機、電話等のマルチメデイア装置、機器のメモリなど
であってもよい。
【0113】さらに、本発明は、以上の特徴的な処理や
制御を汎用のコンピュータ装置に実行させるプログラム
として実現することもできる。そして、パソコン等を主
要なハードウェアとしてシステム構築することもでき
る。この場合には、パソコン等において、素材映像を選
択し、オリジナル映像の作成に必要な単一又は複数の画
像又は動画、音声を素材映像配信装置に送り、素材映像
配信装置でオーサリングし、オーサリング済みの映像を
元のあるいは別のパソコン等に伝送し、そのパソコン等
にて、合成後の映像を見たり、記録媒体に記録したりす
る。
【0114】あるいは、選択された映像を素材映像配信
装置からパソコン等や別の装置に配信し、そのパソコン
等にて取り込んだ画像や音声をそのパソコン等で合成し
たり、合成映像を配信センター側で記録媒体に記録し利
用者に渡したりする。この時、素材映像配信装置から伝
送される素材映像に、取り込んだ画像や音声を合成する
ための前述のプログラムやテンプレートを組み込んでお
くことで、操作者は、伝送されてきたプログラムを実行
し、その指示に従って操作することにより、その場で合
成映像を生成する(オーサリング処理をする)ことがで
きる。その後、パソコン等で、合成後の映像を閲覧した
り、記録媒体に記録したりする。
【0115】また、合成映像を作成するためのプログラ
ムやテンプレートを組み込んだ映像をCDやDVD等の
記録媒体に記録して市販し、作成者は、その記録媒体を
購入してパソコンや他の装置でオリジナルCD等を製作
してもよい。このとき、画像の取り込みについては、デ
ジタルカメラ、ビデオ撮影装置、スキャナ等の汎用の取
り込み機器を使用して必要な画像を取り込んだり、専用
の取り込み用カメラを使用して取り込んでもよい。取り
込んだ画像の加工は、配信センター側で行ってよいし、
パソコン等で行ってもよい。パソコン等で画像の加工を
する場合には、配信センターから必要なプログラムを通
信網で配信してもよいし、市販のCDやDVDを使用す
る場合は、その中に加工用プログラムを組み込んでおい
てもよい。なお、音楽に関しても、画像と同様にして、
加工用プログラムを配信又は配布してもよい。音声の取
り込みは、パソコンに接続されたマイクやビデオ装置そ
の他取り込み機器のマイク等を使用すればよい。また、
前述のように、年齢、性別その他の非音声情報に基づい
て音質を自動的に決定し、音声合成によって、台詞の音
声を新たに生成し、映像素材に組み込んでもよい。
【0116】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、個々に
異なる人物や動物が登場する映像を、場所を問わず、簡
単に短時間で安価に作成し、ビデオテープまたは記録用
光ディスクまたは記録紙として手渡し、または販売する
ことが可能である。また、作成した映像データをネット
配信して別の機器の記録媒体の記録させることや編集も
可能で、きわめて手軽に速く利用、保存が出来る。
【0117】つまり、CGの専門技術者がわざわざ処理
しなくても、簡単にオリジナリティあふれる映像が生成
され、記録する前にプレビユーして確認し、記録媒体に
記録して長く保存することができる。
【0118】このようなオリジナル映像作成装置をテー
マパーク等に設置し、そのテーマパークのキャラクタが
登場する映像中に、その装置の利用者(一般入場者)が
登場するような臨場感あふれる合成映像を生成し、CD
等に記録して、記念品やおみやげ品として持ち帰るシス
テムにすることができる。これによって、その利用者
は、テーマパークでの楽しかった思い出を、そのオリジ
ナルCDとともに、いつまでも持ち続けることができ
る。無論、ネット上の記録媒体に配信して、保存できる
ことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるオリジナル映像作成シス
テム1の全体構成を示す図である。
【図2】図1に示された素材映像配信装置2が実行する
素材映像配信処理を示すフローチャートである。
【図3】図1に示されたオリジナル映像作成装置3a,
3b,...3nの外観図である。
【図4】同装置の機能ブロック図である。
【図5】同装置の受信部301aが実行する素材映像受
信処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】同装置の素材映像情報テーブル302aのデー
タ例を示す図である。
【図7】同装置によるオリジナル映像作成処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】同装置の表示部31bでの画面表示例を示す図
である。
【図9】同装置のオーサリング部308による素材映像
の合成処理の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 オリジナル映像作成システム 2 素材映像配信装置 3a、3b、3n オリジナル映像作成装置 4 通信ネットワーク 31 本体部 31a 基台部 31b 表示部 31ca アンテナ(受信) 31cb アンテナ(送信) 31d 現金投入口 31e マイク 31f キーボード 31ga LCD 31gb タッチパネル 31h 取出口 31i 扉 32 スキャナ 32a 支柱 32b 走査部 32c 電子カメラ 32d 照明灯 33 ハウジング 33a、33b カーテン 301 受信部 301b 送信部 302 素材映像データベース 302a 素材映像情報テーブル 303 合成条件取得部 304 課金部 305 画像取り込み部 306 音声取り込み部 307 文字取り込み部 308 オーサリング部 310 CD供給部 311 CD書き込み部 312 包装部 313 排出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 5C052 AA01 AB04 DD04 5C053 FA14 FA23 LA06 LA11 LA14 5D110 AA16 AA17 AA29 BB01 BC15 CA05 CA18 CA46 CD15 FA02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画を予め記憶する動画記憶手段と、 被写体の画像を取り込む画像取り込み手段と、 前記動画記憶手段に記憶された動画と前記画像取り込み
    手段により取り込まれた被写体の画像とを合成する画像
    合成手段と、 前記画像合成手段により合成された動画を記録媒体に記
    録する記録手段とを備えることを特徴とするオリジナル
    映像作成システム。
  2. 【請求項2】 前記画像合成手段は、前記動画の少なく
    とも1つのシーンの画像の中に前記被写体の画像を組み
    込んで合成することを特徴とする請求項1記載のオリジ
    ナル映像作成システム。
  3. 【請求項3】 前記画像合成手段は、前記動画の先頭又
    は後尾に前記被写体の画像を付け足して合成することを
    特徴とする請求項1記載のオリジナル映像作成システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記動画記憶手段は、異なる複数の動画
    を記憶しており、 前記オリジナル映像作成システムは、さらに、操作者か
    ら、前記被写体の画像を前記複数の動画のいずれと合成
    させるかを特定した合成条件を取得する合成条件取得手
    段を備え、 前記画像合成手段は、前記合成条件取得手段によって取
    得された合成条件が示す動画に前記被写体の画像を合成
    することを特徴とする請求項1記載のオリジナル映像作
    成システム。
  5. 【請求項5】 オリジナル映像作成システムは、さら
    に、前記動画記憶手段に記憶された複数の動画に対応づ
    けて、前記合成の態様を指定した合成態様テーブルを記
    憶する合成態様テーブル記憶手段を備え、 前記画像合成手段は、前記合成態様テーブルを参照する
    ことで、前記合成条件取得手段によって取得された合成
    条件が示す動画に対応する合成の態様を特定し、特定し
    た合成の態様で、前記動画と前記被写体の画像とを合成
    することを特徴とする請求項4記載のオリジナル映像作
    成システム。
  6. 【請求項6】 前記合成の態様には、被写体の画像を合
    成する対象となる動画のシーンを特定する情報が含ま
    れ、 前記画像合成手段は、前記シーンに対して、前記被写体
    の画像を合成することを特徴とする請求項5記載のオリ
    ジナル映像作成システム。
  7. 【請求項7】 前記動画には、前記シーンに組み込む複
    数のテンプレート画像が含まれ、前記画像合成手段は、
    前記複数のテンプレート画像から選択した1つの画像を
    用いて被写体の画像が前記動画のシーンに組み込むこと
    を特徴とする請求項6記載のオリジナル映像作成システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記画像取り込み手段は、前記被写体の
    表面画像を取り込み、 前記画像合成手段は、選択した1つのテンプレート画像
    に前記画像取り込み手段で取り込まれた表面画像を貼り
    付けることによって被写体の画像を完成させ、前記シー
    ンに組み込むことを特徴とする請求項7記載のオリジナ
    ル映像作成システム。
  9. 【請求項9】 オリジナル映像作成システムは、さら
    に、操作者の性別および年齢を取得する操作者情報取得
    手段を備え、 前記画像合成手段は、取得された操作者の性別および年
    齢に基づいて、前記1つのテンプレート画像を特定し、
    そのテンプレート画像を用いて前記被写体の画像を完成
    させ、前記シーンに組み込むことを特徴とする請求項8
    記載のオリジナル映像作成システム。
  10. 【請求項10】 オリジナル映像作成システムは、さら
    に、 前記被写体が発する音声を取り込む音声取り込み手段と
    前記音声取り込み手段が取り込んだ音声に基づいて得ら
    れた被写体の台詞を前記動画に組み込む音声合成手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のオリジナル映
    像作成システム。
  11. 【請求項11】 前記音声合成手段は、予め記憶してい
    る複数の音色による台詞の中から、前記音声取り込み手
    段が取り込んだ音声に近い台詞を特定し、特定した台詞
    を前記動画に組み込むことを特徴とする請求項10記載
    のオリジナル映像作成システム。
  12. 【請求項12】 オリジナル映像作成システムは、これ
    により作成した映像をプレビューする手段または、映像
    を編集する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のオリジナル映像作成システム。
  13. 【請求項13】 オリジナル映像作成システムは、さら
    に、前記記録手段により記録された記録媒体を包装する
    包装手段を備えることを特徴とする請求項1項記載のオ
    リジナル映像作成システム。
  14. 【請求項14】 オリジナル映像作成システムは、さら
    に、操作者から、操作者の名前を取得する名前取得手段
    を備え、 前記包装手段は、前記名前取得手段が取得した名前を包
    装紙に印刷し、その包装紙で前記記録媒体を包装するこ
    とを特徴とする請求項13記載のオリジナル映像作成シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 オリジナル映像作成システムは、さら
    に、前記記録手段により記録された記録媒体を操作者に
    差し出す排出手段を備え、 前記排出手段、前記動画記憶手段、前記画像取り込み手
    段、前記画像合成手段及び前記記録手段は、1つのハウ
    ジングボックスに収納されていることを特徴とする請求
    項1記載のオリジナル映像作成システム。
  16. 【請求項16】 伝送路で接続されたコンテンツ配信セ
    ンターとオリジナルコンテンツ作成装置とからなるオリ
    ジナルコンテンツ作成システムであって、 前記コンテンツ配信センターは、 音声、静止画および動画を含むコンテンツを記憶してい
    るコンテンツ記憶手段と、 前記コンテンツ記憶手段に記憶されたコンテンツを前記
    オリジナルコンテンツ作成装置に送信する送信手段とを
    備え、 前記オリジナルコンテンツ作成装置は、 前記コンテンツ配信センターから送信されてきたコンテ
    ンツを受信し、保持するコンテンツ保持手段と、 操作者の音声及び画像の少なくとも1つを取り込む音声
    画像取り込み手段と、 前記コンテンツ保持手段に保持されたコンテンツに、前
    記音声画像取り込み手段により取り込まれた音声及び画
    像の少なくとも1つとを組み込むコンテンツ組み込み手
    段と、 前記コンテンツ組み込み手段により組み込まれたコンテ
    ンツを記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特
    徴とするオリジナルコンテンツ作成システム。
  17. 【請求項17】 前記オリジナルコンテンツ作成装置
    は、伝送路で他の場所にある装置とネットワーク接続さ
    れており、作成した映像を伝送路を介して前記装置の記
    録媒体に伝送し記録することを特徴とする請求項16記
    載のオリジナルコンテンツ作成システム。
  18. 【請求項18】 オリジナルコンテンツ作成装置のため
    のプログラムであって、 前記オリジナルコンテンツ作成装置は、複数のコンテン
    ツを蓄積して保持するコンテンツ保持手段を備え、 前記プログラムは、 操作者の音声及び画像の少なくとも1つを取り込む音声
    画像取り込み手段と、 前記コンテンツ保持手段に保持されたコンテンツに、前
    記音声画像取り込み手段により取り込まれた音声及び画
    像の少なくとも1つを組み込むコンテンツ組み込み手段
    と、 前記コンテンツ組み込み手段により組み込まれたコンテ
    ンツを記録媒体に記録する記録手段としてコンピュータ
    に機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 オリジナル映像作成システムによって
    動画が記録された記録媒体であって、 前記オリジナル映像作成システムは、 動画を予め記憶する動画記憶手段と、 操作者の音声及び画像の少なくとも1つを取り込む音声
    画像取り込み手段と、 前記動画記憶手段に記憶された動画と前記音声画像取り
    込み手段により取り込まれた音声及び画像の少なくとも
    1つとを合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された動画を記録媒体に記録す
    る記録手段とを備えることを特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 伝送路で接続されたコンテンツ配信セ
    ンターとオリジナルコンテンツ作成装置とからなるオリ
    ジナルコンテンツ作成システムによってコンテンツが記
    録された記録媒体であって、 前記コンテンツ配信センターは、 音声、静止画および動画を含むコンテンツを記憶してい
    るコンテンツ記憶手段と、 前記コンテンツ記憶手段に記憶されたコンテンツを前記
    オリジナルコンテンツ作成装置に送信する送信手段とを
    備え、 前記オリジナルコンテンツ作成装置は、 前記コンテンツ配信センターから送信されてきたコンテ
    ンツを受信し、保持するコンテンツ保持手段と、 操作者の音声及び画像の少なくとも1つを取り込む音声
    画像取り込み手段と、 前記コンテンツ保持手段に保持されたコンテンツに、前
    記音声画像取り込み手段により取り込まれた音声及び画
    像の少なくとも1つとを組み込むコンテンツ組み込み手
    段と、 前記コンテンツ組み込み手段により組み込まれたコンテ
    ンツを記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特
    徴とする記録媒体。
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