JP6544147B2 - 歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システム - Google Patents

歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システム Download PDF

Info

Publication number
JP6544147B2
JP6544147B2 JP2015169857A JP2015169857A JP6544147B2 JP 6544147 B2 JP6544147 B2 JP 6544147B2 JP 2015169857 A JP2015169857 A JP 2015169857A JP 2015169857 A JP2015169857 A JP 2015169857A JP 6544147 B2 JP6544147 B2 JP 6544147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
recording
information
singing
recording information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015169857A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017045017A (ja
Inventor
靖司 柳原
靖司 柳原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015169857A priority Critical patent/JP6544147B2/ja
Publication of JP2017045017A publication Critical patent/JP2017045017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6544147B2 publication Critical patent/JP6544147B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、歌唱する様子を撮像することで歌唱動画を作成する歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システムに関する。特に、カメラで撮像した歌唱映像を加工することのできる歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システムに関する。
従来、楽曲の演奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケが知られている。カラオケボックス等のカラオケ施設では、知人等が集まって歌唱が楽しまれている。このようなカラオケでは、現在、カラオケの様子を撮影し、インターネット上で公開することで、他人の歌唱を楽しむ、あるいは、他人の歌唱と一緒に歌唱を行うサービスが提供されている。このようなサービスによれば、聴取側は同席せずとも歌唱を楽しむことが可能であり、また、歌唱する側は歌唱による自己アピールを行うことが可能である。
一方、自己アピールをする手段としては、ブース内で写真撮影を行い、その場でシール紙等の記録紙に印刷して提供する写真撮影サービスが行われている。このような写真撮影サービスは、アミューズメント施設等に設置され、若い女性の間で人気を集めている。写真撮影サービスでは静止画を使用しているが、特許文献1には動画を扱うサービスが開示されている。特許文献1に開示されるオリジナル映像作成システムでは、被写体の画像を取り込んで、動画記憶手段に記憶された動画と合成して記録媒体に記録することで、利用者が撮影されたオリジナル映像を作成することが可能である。
特開2003−163888号公報
現在、静止画を使用した写真撮影サービスでは、撮影した写真に対して、美白処理、眼の拡大、アイテムの追加、背景映像の変更といった各種加工処理を施して印刷することで、サービス価値の向上を図っている。特許文献1に開示されるオリジナル映像作成システムにおいても被写体の画像と、動画記憶手段に記憶された動画の合成が行われている。しかしながら、静止画の場合と比較して、動画の合成など、動画に対する加工は、静止画の場合と比較して、処理する情報処理装置の負荷も大きく、処理時間がかかってしまう。したがって、撮影を完了してからオリジナル映像を受領するまでの待ち時間は、各種加工処理を施す処理時間を必要とするため、静止画の写真撮影サービスよりも動画撮影サービスの待ち時間の方が長くなる。このため、利用者としてはオリジナル映像をいち早く受け取りたいという要望があるとともに、サービス提供側としては、待ち時間をなるべく短くすることで、稼働率を向上させたいという要望がある。
本発明に係る歌唱動画作成装置は、このような課題を解決することを目的とするものであって、以下の構成を採用したことを特徴としている。
演奏処理と、前記演奏処理に同期して実行される録画処理と録音処理と、加工形態選択処理と、加工処理と、出力処理と、を実行可能とし、
前記演奏処理は、指定された楽曲に対応する楽曲情報を演奏し、
前記録画処理は、カメラで撮像された映像を録画して録画情報を形成し、
前記録音処理は、マイクロホンからの歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
前記加工形態選択処理は、前記録画処理の実行中、今回の前記録画処理で録画された録画情報の一部を加工して表示部に表示し、ユーザに加工形態を選択させ、
前記加工処理は、前記加工形態選択処理において加工形態が選択された後であって前記録画処理の実行中、前記録画処理で録画中の録画情報に対して、選択された加工形態を使用して加工開始し、加工録画情報を形成し、
前記出力処理は、前記加工処理の完了後、前記加工処理で形成された加工録画情報と、前記録音処理で録音された録音情報を含む歌唱動画情報を出力することを特徴とする。
さらに本発明に係る歌唱動画作成装置において、
前記加工形態選択処理の実行タイミングは、楽曲情報で規定されるタイミングで実行されることを特徴とする。
さらに本発明に係る歌唱動画作成装置において、
前記加工形態選択処理は、今回の前記録画処理で録画された録画情報の一部を複数の加工形態で加工して表示部に表示することで、ユーザに加工形態を選択させることを特徴とする。
さらに本発明に係る歌唱動画作成装置において、
前記加工形態選択処理は、今回の録画処理で録画された録画情報の一部に対し、ユーザによって指定されたパラメータで加工して前記表示部に表示することで、ユーザに加工形態を選択させることを特徴とする。
さらに本発明に係る歌唱動画作成装置において、
前記加工処理は、楽曲情報で規定される区間の録画情報を繰り返し使用して加工録画情報を形成することを特徴とする。
また本発明に係る歌唱動画作成システムは、
歌唱動画作成装置と、歌唱動画作成装置と通信可能なサーバ装置と、を備えた歌唱動画作成システムであって、
歌唱動画作成装置は、演奏処理と、前記演奏処理に同期して実行される録画処理と録音処理と、加工形態選択処理と、を実行可能とし、
前記演奏処理は、指定された楽曲に対応する楽曲情報を演奏し、
前記録画処理は、カメラで撮像された映像を録画して録画情報を形成し、
前記録音処理は、マイクロホンからの歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
前記加工形態選択処理は、前記録画処理の実行中、今回の前記録画処理で録画された録画情報の一部を加工して表示部に表示し、ユーザに加工形態を選択させ、
前記歌唱動画作成装置もしくは前記サーバ装置は、加工処理と、出力処理と、を実行可能とし、
前記加工処理は、前記加工形態選択処理において加工形態が選択された後であって前記録画処理の実行中、前記録画処理で録画中の録画情報に対して、選択された加工形態を使用して加工開始し、加工録画情報を形成し、
前記出力処理は、前記加工処理の完了後、前記加工処理で形成された加工録画情報と、録音処理で録音された録音情報を含む歌唱動画情報を出力することを特徴とする。
本発明に係る歌唱動画作成装置、歌唱動画作成システムによれば、録画処理実行中に、当該録画処理で得られた録画情報を使用して、ユーザに加工形態を選択させる加工形態選択処理を実行している。したがって、ユーザは自己の録画情報を使用して加工形態を選択することが可能である。また、録画処理実行中に加工処理を開始するため、利用者は歌唱が終了した後、迅速に、好みの加工形態で加工された加工録画情報を得られるため、待ち時間を短くすることが可能となる。
さらに本発明によれば、加工形態選択処理の実行タイミングを、楽曲情報で規定されるタイミングで実行することにより、例えば、間奏中等、歌唱を行わない期間にユーザに加工形態を選択させることで、ユーザの操作性の向上を図ることが可能である。
さらに本発明によれば、ユーザは複数の加工形態で加工された録画情報を参照し、好みの加工形態を選択することが可能である。
さらに本発明によれば、ユーザはパラメータを指定することで当該パラメータを使用して加工された録画情報を確認し、加工形態を選択することが可能である。
さらに本発明によれば、楽曲情報で規定される区間の録画情報を繰り返し使用して加工録画情報することで、楽曲の演奏期間中、全ての期間について加工処理を行う必要が無く、加工処理に必要な処理時間を更に短くすることが可能となる。
カラオケ装置の設置状況を説明するための図 カラオケ装置及び周辺機器の構成を説明するためのブロック図 楽曲情報のデータ構成を示す図 カラオケ装置で実行されるメイン処理を示すフロー図 加工形態の選択画面を示す図 他の実施形態について、加工形態の選択画面を示す図 歌唱動画作成を説明するためのタイムチャート 他の実施形態について、(A)歌唱動画作成、及び(B)再生の形態を説明するためのタイムチャート
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケ装置1の設置状況を説明するための図である。本実施形態では、歌唱動画作成装置としてカラオケ装置1を使用している。ブース20は、ゲームセンター等のアミューズメント施設に設置され、ユーザが料金を支払うことで歌唱動画を作成することが可能である。ブース20内には、カラオケ装置1及び、カラオケ装置1の周辺機器が設置されている。ブース20内で歌唱した歌唱音声を録音するため、外部の音を遮音するため、ブース20の壁面等には防音機能を持たせることが好ましい。
ブース20内には、カラオケ装置1の他、カラオケ装置1の周辺機器として、モニタ26、タッチパネルモニタ27、カメラ24、料金管理部28、プロジェクタ25が設置されている。モニタ26は、ブース20内で歌唱するユーザに対して、歌詞表示を行う等の各種視覚情報を提供する。タッチパネルモニタ27は、ユーザに対して視覚情報を提供すると共に、ユーザからの各種指示を受け付けることが可能である。料金管理部28は、コインボックスやカードリーダ等、ユーザから歌唱動画作成のための使用料金を接受する。カメラ24は、歌唱動画作成のため、ユーザを撮像するために設置されている。プロジェクタ25は、ブース20内のユーザの背後に設置されたスクリーンSに、背景映像、あるいは、ブルースクリーンを投影する。
歌唱動画を作成したいユーザは、ブース20に入り、料金管理部28に規定の料金を投入し、歌唱動画の作成を開始する。図2は、カラオケ装置1、及び、その周辺機器の構成を示すブロック図である。カラオケ装置1は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部11を備えている。音響制御部11は、指定された楽曲について、楽曲に対応する演奏情報を演奏することで、カラオケの伴奏を実行する。また、音響制御部11には、マイクロホン21a、21bが接続されており、入力された歌唱音声を、演奏情報に基づく演奏音とミキシングして、スピーカ23から音響出力する。
また、カラオケ装置1は、タッチパネルモニタ27、料金管理部28等の周辺機器と接続するための外部インターフェイス16を備える。また、カラオケ装置1は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク18を備える。カラオケ装置1は、LAN30に接続する通信手段としてのLAN通信部17を備えている。LAN30は、店舗内のルータ31に接続されており、インターネットと通信することが可能である。本実施形態では、カラオケ装置1は、LAN通信部17、ルータ31を介し、歌唱動画を管理するためのサーバ装置4と通信することが可能である。
また、カラオケ装置1は、モニタ26に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部14、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM13、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果を付与する映像制御部15を備えている。また、映像再生手段は、プロジェクタ25に対して、歌唱動画の背景映像、あるいは、ブルースクリーンを再生することが可能である。また、映像制御部15は、ブース20内に設置されたカメラ24に接続され、カメラ24で撮影した映像を取り込むことが可能である。
また、このカラオケ装置1では、タッチパネルモニタ27に対し、ユーザに各種選択、入力を行わせるための映像を表示することを可能としている。タッチパネルモニタ27は、映像制御部15が出力する映像を表示する表示部27bと、タッチ入力された位置を外部インターフェイス16に出力するタッチパネル27aが重畳されて構成されている。このタッチパネルモニタ27は、ブース20を使用するユーザから各種選択、指示を入力可能な入力部として機能する。
また、カラオケ装置1は、各構成を統括して制御するためのCPU10、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ12を備えて構成される。
図3は、カラオケ装置1で使用する楽曲情報のデータ構成を示す図である。楽曲情報は、選曲等を行うために付与されたメタ情報と、演奏、歌詞表示を行うための実情報を含んで構成されている。メタ情報には、楽曲を管理するための楽曲識別情報(楽曲ID)、楽曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名、区間識別情報等を含んで構成されている。区間識別情報は、前奏、Aメロ、Bメロ、間奏等、楽曲の進行に対応した区間種別を示す情報である。この区間識別情報を使用することで、楽曲再生中、現在再生している区間種別を判定することが可能である。実情報は、演奏情報と歌詞情報を含んで構成されている。楽曲を再生する際、演奏情報を音響制御部11に演奏させる(演奏処理)ことで、歌唱伴奏としての演奏音をスピーカ23から音響出力することが可能である。また、楽曲を再生する際、歌詞情報を映像再生部14で再生し、モニタ26に映像出力することで、ユーザの歌唱補助を行うことが可能である。
では、ブース20内に設置されたカラオケ装置1について、歌唱動画を作成するためのメイン処理について説明する。図4は、カラオケ装置1で実行されるメイン処理を示すフロー図である。カラオケ装置1は、料金管理部28からの出力信号に基づき、歌唱動画作成のための規定料金の投入を監視する(S100)。規定料金が投入されたことを判定した場合(S100:Yes)、歌唱する楽曲の選択(S101)、歌唱時に使用する背景映像の選択(S102)を実行する。楽曲の選択、背景映像の選択は、タッチパネルモニタ27を使用して行われる。楽曲の選択は、楽曲情報中のメタ情報を使用することで、所望の楽曲をユーザに検索、選択させることが可能である。選択された背景映像は、プロジェクタ25を使用してブース20内においてユーザの背後に位置するスクリーンSに投影される。
ユーザは、スクリーンSに投影された背景映像をバックに歌唱を行うことになる。歌唱の様子は、カメラ24で撮像されるため、スクリーンSに投影された背景映像もカメラ24で撮影されることになる。本実施形態では、このように選択した背景映像をスクリーンSに投影し、その様子をカメラ24で撮像しているが、カメラ24で撮像した映像を処理し、ユーザの背後に背景映像を合成することとしてもよい。その場合、ブース20内のユーザの背面をブルースクリーンにしておく、あるいは、プロジェクタ25を使用してスクリーンSにブルースクリーンを投影することが考えられる。あるいは、ブルースクリーンを使用することなく、カメラ24で撮像した映像を画像処理することで、背景映像と合成してもよい。このように、プロジェクタ25で背景映像を投影しない場合には、事後的に背景映像を選択することが可能である。
背景映像を投影開始(S103)した後、楽曲情報に基づく再生処理を開始する(S104)。この再生処理は、楽曲情報中の演奏情報を音響制御部11に再生させるとともに、歌詞情報を映像再生部14にて再生させる処理である。ユーザはスピーカ23から音響出力される演奏音を聴取するとともに、モニタ26に表示される歌詞表示を確認しつつ歌唱を行うことが可能である。本実施形態では、楽曲の再生期間中、カメラ24からの映像を録画(動画撮影)する録画処理と、マイクロホン21a、21bに入力される歌唱音声の録音を行う録音処理を実行する(S105)。録音は歌唱音声のみを録音することとしてもよいし、あるいは、歌唱音声と再生された演奏音とミキシングした音を録音することとしてもよい。歌唱音声のみを録音する場合には、歌唱動画情報を作成するときに演奏音が含められる。カラオケ装置1は、録画開始後、適宜タイミングで得られた録画情報(動画)から静止画を抽出する(S106)。そして、抽出された静止画に対し、複数の加工形態で加工する(S107)。
ここで加工形態とは、静止画に対して各種エフェクトを施す処理である。例えば、撮影された画像中、肌の色を変更、あるいは、顔に化粧を施すコスメ処理、眼の大きさ等、顔のパーツの大きさを変更する処理、あるいは、顔の位置を検出して、顔の適切な位置に眼鏡、帽子、アクセサリー等のCG映像を配置する処理等がある。また、本実施形態では、スクリーンSに背景映像を投影しているが、ブルースクリーン等、事後的に背景映像を変更可能な場合には、異なる背景映像を使用して加工することとしてもよい。S107で作成する加工後の静止画は、ユーザに加工形態を選択させるためのサンプル画像である。本実施形態では、楽曲再生期間中にカメラ24で撮像した映像を基にサンプル画像を作成するため、ユーザは実際に提供される歌唱画像によって、使用したい加工形態を選択することが可能である。
カラオケ装置1を使用するユーザは歌唱を行っているため、加工形態の選択は、楽曲の間奏区間を使用して行うこととしている。間奏区間に入ったことの判定(S108:Yes)は、楽曲情報中に規定される区間識別情報を使用して判定される。間奏区間では、ユーザに対して、S107で加工したサンプル画像を加工形態候補として表示する(S109)ことで加工形態を選択させる(S110)加工形態選択処理を実行する。なお、加工形態の選択は、間奏区間のみならず、楽曲の再生期間中であれば適宜タイミングで行ってもよい。例えば、マイクロホン21a、21bに一定期間、歌唱音声が入力されていないことを条件として行うことも可能である。
図5には、S109でタッチパネルモニタ27に表示する加工形態の選択画面が示されている。この加工形態の選択画面では、S107において、加工形態毎に作成した加工サンプル画像61a〜61dを表示することで、最終的に提供される歌唱動画情報に使用する加工形態を選択することが可能である。図5では、模式的に各加工サンプル画像61a〜61d上に加工形態を文字で表記しているが、実際には加工形態毎の加工処理が施された加工サンプル画像が表示される。なお、各加工サンプル画像61a〜61dには、加工処理の内容を示す説明文を付与してもよい。
加工形態の選択画面において、タッチパネルモニタ27上に表示される加工サンプル画像61a〜61dの何れかをタッチして、決定ボタン62を操作することで、使用する加工形態が選択される。なお、加工形態の選択は、複数種別行わせることも可能である。その場合、例えば、種別毎に選択画面を表示することで、複数の加工形態を選択することが可能である。
図5では、加工形態毎に作成した加工サンプル画像61a〜61dを選択させることで、加工処理で使用する加工形態を決定することとしているが、加工形態の選択は、選択画面においてパラメータを指定することで行うこととしてもよい。図6は、他の実施形態について、加工形態の選択画面を示した図である。この選択画面は、図5と同様、間奏区間等、楽曲の再生期間中にタッチパネルモニタ27に表示され、ユーザに加工形態(パラメータ)を選択させる画面である。選択画面には、楽曲の再生期間中に録画した得られた一静止画である加工サンプル画像63が表示されている。この加工サンプル画像63の下方には、3つのパラメータA〜Cを調整可能な調整操作子64が表示されている。パラメータA〜Cについて操作子を移動させることで、例えば、肌の色、顔のパーツの大きさ等、度合いを調整することが可能である。加工サンプル画像63は、調整されたパラメータA〜Cに基づいて加工処理が施される。加工サンプル画像63は、1静止画像であるため、加工処理は略リアルタイムで行うことが可能である。ユーザは、調整操作子64を使用して、好みの加工形態となるようにパラメータA〜Cを調整し、決定ボタン65を操作することで、パラメータA〜Cを使用する加工形態として決定することが可能である。
ユーザによる加工形態が選択されると、カラオケ装置1は、選択された加工形態を使用して、カメラ24を使用して録画中の録画情報に対して加工処理を開始する(S111)。映像に対して行う加工処理は、CPU等の制御手段における処理負荷が大きく、時間がかかることが予想される。本実施形態では、録画している期間に、加工形態を選択させるとともに、選択された加工形態で加工処理を開始することで、最終的な成果物としての歌唱動画情報をできるだけ早く完成させることとしている。歌唱動画情報が早く完成することで、ユーザに歌唱動画情報を早く提供できるのみならず、ブース20の利用効率を高めることも可能となる。
ここで加工処理の一例について説明する。カメラ24で撮影した映像(動画)は、短い間隔の静止画としてハードディスク18に格納しておく。加工処理では、ハードディスク18から静止画をメモリ12上に読み出し、ユーザによって選択された加工形態で画像処理し、再度、ハードディスク18に格納する。撮像により得られた全ての静止画に対して画像処理が完了後、静止画像に対し所定の形態でエンコード(画像圧縮)を行うことで、歌唱動画情報の動画部分が完成する。
楽曲の再生が終了した場合(S112:Yes)、カメラ24からの映像の録画、マイクロホン21a、21bの歌唱音声の録音を終了する(S113)。このとき、まだ加工処理が完了していない場合には、モニタ26、あるいは、タッチパネルモニタ27にメッセージを表示し、加工処理中であることをユーザに通知する(S114)。このユーザに対する通知は、加工処理が終了する(S115:Yes)まで継続して行われる。加工処理が終了する(S115:Yes)と、再生期間に録音した録音情報と、加工後の録画情報(加工録画情報)を含んだ歌唱動画情報を形成する(S116)。
完成した歌唱動画情報は、カラオケ装置1で再生することで、ユーザに提示する(S117)他、各種形態でユーザに歌唱動画情報を提供する(S118)ための出力処理を実行する。本実施形態では、サーバ装置4を介して歌唱動画情報を提供する。S116で形成された歌唱動画情報は、LAN30、インターネットを介してサーバ装置4の記憶部41に記憶される。また、カラオケ装置1は、利用したユーザに対して、URL等、サーバ装置4上の歌唱動画情報にアクセスするためのアクセス情報を提供する。アクセス情報としては、ユーザが入力したメールアドレス宛にアクセス情報を送信すること等が考えられる。ユーザは、アクセス情報を使用して、歌唱動画情報を視聴する、あるいは、ダウンロードすることが可能となる。歌唱動画情報の提供形態としては、このようにサーバ装置4を介した形態の他、カラオケ装置1にて、DVD、メモリカード等の各種記憶媒体に歌唱動画情報を記憶して、記憶媒体を排出することでユーザに提供すること、あるいは、ユーザが所持するスマートフォン等の携帯情報端末を、カラオケ装置1と接続し、携帯情報端末に歌唱動画情報を送信することで、歌唱動画情報を提供すること等が考えられる。
図7は、歌唱動画作成を説明するためのタイムチャートである。図7(A)は、図4で説明したメイン処理に対応した本実施形態のタイムチャートである。また、図7(B)は、楽曲の再生後に加工処理を行った場合の参考例を示すタイムチャートである。図7(A)において、楽曲の再生から終了までの期間をバーで示しており、右方向が時間経過方向を示している。バーの中間位置には間奏区間が示されている。再生開始後、間奏区間において、図5で説明した加工形態の選択画面が表示される。間奏区間において加工形態が選択されると、その直後に、選択された加工形態を使用して加工処理が開始される。本実施形態では、楽曲の再生開始から再生終了までの間に録画された録画情報に対して加工処理を実行することとしている。一点鎖線は、加工処理の対象となる区間を示している。このように加工形態を選択した直後に、加工処理を開始した場合、楽曲の再生終了から加工処理の終了時までが、ユーザにとっての待ち時間となる。
一方、図7(B)は、楽曲の再生終了後に、加工形態を選択させ、選択された加工形態に基づいて、加工処理を開始した場合の参考例である。このように楽曲の再生終了後に加工処理を実行する場合、加工処理に必要な時間と、加工形態を選択するために必要な時間の和が待ち時間となる。この参考例と比較してよく分かるように、図7(A)の本実施形態では、最終的な成果物となる歌唱動画情報を、楽曲再生の終了後、迅速にユーザに提供することが可能である。
図7(A)に示すように本実施形態では、楽曲再生開始から終了までに録画された録画情報を加工処理の対象としている。楽曲では、第1パート、第2パートのように旋律は同じであるが歌詞が異なるパートを歌唱することがある。このような事情を鑑み、歌唱動画情報において、第1パート、第2パートについて共通の録画情報を使用することとしてもよい。共通の録画情報を使用することで、加工処理の対象となる録画情報を短くし、加工処理に必要な処理時間を短くすることが可能となる。
図8は、このような実施形態について、図8(A)歌唱動画作成時、及び図8(B)再生時の様子を説明するためのタイムチャートを示した図である。図8(A)に示すタイムチャートは、歌唱動画作成時の様子を示しており、図7と同様、右方向が時間経過方向を示している。カメラ24の映像の録画は、楽曲再生開始時から間奏区間までの期間において実行される。また、マイクロホン21a、21bの歌唱音声の録画は、楽曲再生開始から再生終了までの期間において実行される。区間識別情報を使用して、各区間に対応して録画情報を、録画A(前奏区間)、録画B(第1パート区間)、録画C(間奏区間)に分けている。前述の実施形態と同様、間奏区間において加工形態をユーザに選択させている。加工形態が選択されると、選択された加工形態にて加工処理を開始することになるが、本実施形態では、楽曲再生開始から間奏終了までの期間の録画情報を加工処理の対象としている。このように、前実施形態が楽曲全体の録画情報を加工処理の対象としていたのに対して、本実施形態はそれよりも短い区間を加工処理の対象としているため、加工処理に必要な時間を短くすることが可能となっている。
図8(B)は、図8(A)の形態で録音・録画された場合に形成される歌唱動画情報について、その再生時の様子(歌唱動画情報の構成にも相当)を示した図である。前述したように、第1パート、第2パートでは、旋律が同じで歌詞が異なるパートを歌唱することがある。本実施形態では、第2パート区間で表示する映像として、第1パート区間において録画された録画情報Bを代替的に使用することとしている。また、後奏区間については、間奏区間で録画された録画情報Cを代替的に使用している。このように、歌唱動画情報で使用する録画情報に、楽曲情報で規定された区間の録画情報を繰り返して使用することで、加工処理の対象となる録画情報の時間長を短くし、加工処理自体の処理時間を短くすることが可能となる。なお、本実施形態では、第2パートに対して第1パートの録画情報を使用し、後奏区間には間奏区間の録画情報を使用しているが、区間の利用形態は、このような形態に限らず、他の形態を採用することも可能である。歌唱している区間には歌唱している区間の録画情報を使用し、歌唱していない区間には歌唱していない区間の録画情報を使用することが、違和感の無い歌唱動画情報を形成する上で好ましい。
なお、本実施形態ではカラオケ装置1を例として、歌唱動画作成装置の説明を行ったが、歌唱動画の作成は、カラオケ装置1のみで行うことに代え、カラオケ装置1とサーバ装置4と連携して行うこととしてもよい。カラオケ装置1とサーバ装置4を含むカラオケシステムで行う場合、例えば、ブース20に設置されたカメラ24の映像をサーバ装置4に送信し、サーバ装置4で加工処理を実行すること等が考えられる。
1:カラオケ装置 26:モニタ
10:CPU 27:タッチパネルモニタ
11:音響制御部 27a:タッチパネル
12:メモリ 27b:表示部
13:ビデオRAM 28:料金管理部
14:映像再生部 31:ルータ
15:映像制御部 4:サーバ装置
16:外部インターフェイス 41:記憶部
17:LAN通信部 61a:加工サンプル画像
18:ハードディスク 61b:加工サンプル画像
20:ブース 61c:加工サンプル画像
21a:マイクロホン 61d:加工サンプル画像
21b:マイクロホン 62:決定ボタン
23:スピーカ 63:加工サンプル画像
24:カメラ 64:調整操作子
25:プロジェクタ 65:決定ボタン

Claims (6)

  1. 演奏処理と、前記演奏処理に同期して実行される録画処理と録音処理と、加工形態選択処理と、加工処理と、出力処理と、を実行可能とし、
    前記演奏処理は、指定された楽曲に対応する楽曲情報を演奏し、
    前記録画処理は、カメラで撮像された映像を録画して録画情報を形成し、
    前記録音処理は、マイクロホンからの歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
    前記加工形態選択処理は、前記録画処理の実行中、今回の前記録画処理で録画された録画情報の一部を加工して表示部に表示し、ユーザに加工形態を選択させ、
    前記加工処理は、前記加工形態選択処理において加工形態が選択された後であって前記録画処理の実行中、前記録画処理で録画中の録画情報に対して、選択された加工形態を使用して加工開始し、加工録画情報を形成し、
    前記出力処理は、前記加工処理の完了後、前記加工処理で形成された加工録画情報と、録音処理で録音された録音情報を含む歌唱動画情報を出力することを特徴とする
    歌唱動画作成装置。
  2. 前記加工形態選択処理の実行タイミングは、楽曲情報で規定されるタイミングで実行されることを特徴とする
    請求項1に記載の歌唱動画作成装置。
  3. 前記加工形態選択処理は、今回の前記録画処理で録画された録画情報の一部を複数の加工形態で加工して表示部に表示することで、ユーザに加工形態を選択させることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の歌唱動画作成装置。
  4. 前記加工形態選択処理は、今回の録画処理で録画された録画情報の一部に対し、ユーザによって指定されたパラメータで加工して前記表示部に表示することで、ユーザに加工形態を選択させることを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の歌唱動画作成装置。
  5. 前記加工処理は、楽曲情報で規定される区間の録画情報を繰り返し使用して加工録画情報を形成することを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の歌唱動画作成装置。
  6. 歌唱動画作成装置と、歌唱動画作成装置と通信可能なサーバ装置と、を備えた歌唱動画作成システムであって、
    前記歌唱動画作成装置は、奏処理と、前記演奏処理に同期して実行される録画処理と録音処理と、工形態選択処理と、を実行可能とし、
    前記演奏処理は、指定された楽曲に対応する楽曲情報を演奏し、
    前記録画処理は、カメラで撮像された映像を録画して録画情報を形成し、
    前記録音処理は、マイクロホンからの歌唱音声を録音して録音情報を形成し、
    前記加工形態選択処理は、前記録画処理の実行中、今回の前記録画処理で録画された録画情報の一部を加工して表示部に表示し、ユーザに加工形態を選択させ、
    前記歌唱動画作成装置もしくは前記サーバ装置は、加工処理と、出力処理と、を実行可能とし、
    前記加工処理は、前記加工形態選択処理において加工形態が選択された後であって録画処理の実行中、前記録画処理で録画中の録画情報に対して、選択された加工形態を使用して加工開始し、加工録画情報を形成し、
    前記出力処理は、前記加工処理の完了後、前記加工処理で形成された加工録画情報と、録音処理で録音された録音情報を含む歌唱動画情報を出力することを特徴とする
    歌唱動画作成システム。
JP2015169857A 2015-08-28 2015-08-28 歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システム Active JP6544147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169857A JP6544147B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169857A JP6544147B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017045017A JP2017045017A (ja) 2017-03-02
JP6544147B2 true JP6544147B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=58210273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015169857A Active JP6544147B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6544147B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020008752A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 コムロック株式会社 生バンドカラオケライブ配信システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002328689A (ja) * 2001-05-02 2002-11-15 Fuji Photo Film Co Ltd 音声画像記録プログラム並びに音声画像記録装置及び音声画像記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017045017A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7418865B2 (ja) 方法、デジタルジュークボックスシステムおよび記録媒体
JP4127750B2 (ja) 音楽再生機能付デジタルカメラ
JP2009171176A (ja) 再生装置およびその制御方法並びにプログラム
JP6379621B2 (ja) サーバおよびその制御方法、制御プログラム、並びに記録媒体
JP5713048B2 (ja) カラオケシステム
JP2023169373A (ja) 情報処理装置、動画合成方法及び動画合成プログラム
JP6544147B2 (ja) 歌唱動画作成装置及び歌唱動画作成システム
JP4786225B2 (ja) カラオケ装置、プログラム、およびランキング集計サーバ
JP2014186177A (ja) 再生装置
JP5310682B2 (ja) カラオケ装置
JP5550593B2 (ja) カラオケ装置
JP2005345632A (ja) 印刷システム
JP6110731B2 (ja) ジェスチャーによるコマンド入力識別システム
JP4642685B2 (ja) 歌曲録音作品を随所で随時に再生できる通信カラオケシステム、カラオケ装置、方法
JP4915403B2 (ja) カラオケ装置、カラオケシステム、セットトップボックス
JP2006197442A (ja) 自動写真作成装置、自動写真作成方法、及び印刷媒体
JP2003046935A (ja) データ編集方法、情報処理装置、サーバ、データ編集プログラムおよび記録媒体
JP6198003B2 (ja) カラオケ装置、カラオケシステム及びカラオケ用プログラム
JP2006205385A (ja) カード作成システム
JP2002244671A (ja) カラオケ装置
JP2016071089A (ja) カラオケ装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6544147

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150