JP2016071089A - カラオケ装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】年少の子供にとって楽しくやりがいのある演奏評価を実現するカラオケ装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ44の画面内に多様なキャラクタ画像106を表示させると共に、カラオケ演奏の評価結果に応じてそのキャラクタ画像106を記号化し、画面の一部に並べて表示させることで、あたかもそのキャラクタ画像106に対応するキャラクタを獲得したような印象を与えることができ、年少の子供にやる気を持たせることができる。演奏終了後に、記号化した画像であるカード画像110を再度キャラクタ画像106に戻して、それらのキャラクタ画像106と一緒に記念画像114を撮影することで、あたかも自分が獲得したキャラクタ達と一緒に記念撮影しているかのような印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。すなわち、年少の子供にとって楽しくやりがいのある演奏評価を実現するカラオケ装置10を提供できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させるカラオケ装置及びプログラムに関し、特に、年少の子供にとって目新しくやりがいのある演奏評価を実現するための改良に関する。
多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された多数のカラオケ演奏曲から選択されたカラオケ演奏曲の音楽情報を出力させると共に、そのカラオケ演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
ところで、近年普及しているカラオケ装置には、上述のような音楽再生装置としての機能のみならず、音声入力装置(マイクロフォン)から入力される音声情報に基づいて歌唱力等を評価(採点)する演奏評価機能を備えたものがある。例えば、特許文献1に記載された評価装置がその一例である。この技術によれば、音声入力装置から入力される音声情報に基づいて歌唱者の歌唱を評価し、その評価結果に応じてキャラクタ画像の表情を変化させることで、歌唱者の歌唱音声が基準に沿っているか否かを、前記キャラクタ画像の表情でわかりやすく表示させることができるとされている。
特開2012−194241号公報
しかし、前記従来の技術は、歌唱者の歌唱音声が基準に沿っているか否かを、単純にキャラクタ画像の表情に反映させるものに過ぎず、利用者にとって特に目新しいものではなかった。とりわけ、小学生やそれ以下といった年少の子供の興味関心をひくことは、前記従来の技術では困難であった。本発明者等は、斯かる年少の子供にとって、視覚的な面白さが特に重要であることに鑑み、年少の子供が楽しめるカラオケ演奏評価を実現すべく鋭意研究を継続した一結果として、本発明を為すに至った。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、年少の子供にとって楽しくやりがいのある演奏評価を実現するカラオケ装置及びプログラムを提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本第1発明の要旨とするところは、表示装置及び音声入力装置を備え、多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させるカラオケ装置であって、前記演奏曲の出力に際して、予め定められた複数の画像情報に基づいて、各画像情報に対応するキャラクタ画像を前記表示装置に表示させる画像表示制御手段と、前記演奏曲の出力に際して、前記音声入力装置から入力される音情報に基づいて、その音情報が予め定められた評価基準を満たすか否かを判定する演奏評価制御手段と、前記演奏評価制御手段の判定が肯定された場合、前記画像表示制御手段により前記表示装置に表示されている複数の前記キャラクタ画像のうち少なくとも1つのキャラクタ画像を、そのキャラクタ画像を記号化した記号画像に変化させる画像変化制御手段と、前記画像変化制御手段により変化させられた前記記号画像を、前記表示装置における画面の一部に並べて表示させる記号表示制御手段と、前記演奏曲の出力が終了させられる際、前記画面の一部に並べて表示された前記記号画像を、前記画像変化制御手段による変化前の前記キャラクタ画像に再変化させる画像再変化制御手段と、前記画像再変化制御手段により再変化させられた単数又は複数の前記キャラクタ画像と、撮像装置により撮影される利用者の像とを、含む記念画像を撮影する記念画像撮影制御手段とを、備えたことを特徴とするものである。
前記目的を達成するために、本第2発明の要旨とするところは、表示装置及び音声入力装置を備え、多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させるカラオケ装置に備えられたコンピュータを、前記演奏曲の出力に際して、予め定められた複数の画像情報に基づいて、各画像情報に対応するキャラクタ画像を前記表示装置に表示させる画像表示制御手段、前記演奏曲の出力に際して、前記音声入力装置から入力される音情報に基づいて、その音情報が予め定められた評価基準を満たすか否かを判定する演奏評価制御手段、前記演奏評価制御手段の判定が肯定された場合、前記画像表示制御手段により前記表示装置に表示されている複数の前記キャラクタ画像のうち少なくとも1つのキャラクタ画像を、そのキャラクタ画像を記号化した記号画像に変化させる画像変化制御手段、前記画像変化制御手段により変化させられた前記記号画像を、前記表示装置における画面の一部に並べて表示させる記号表示制御手段と、前記演奏曲の出力が終了させられる際、前記画面の一部に並べて表示された前記記号画像を、前記画像変化制御手段による変化前の前記キャラクタ画像に再変化させる画像再変化制御手段、及び、前記画像再変化制御手段により再変化させられた単数又は複数の前記キャラクタ画像と、撮像装置により撮影される利用者の像とを、含む記念画像を撮影する記念画像撮影制御手段として機能させることを特徴とするプログラムである。
前記第1発明によれば、表示装置の画面内に多様なキャラクタ画像を表示させると共に、カラオケ演奏の評価結果に応じてそのキャラクタ画像を記号化し、画面の一部に並べて表示させることで、あたかもそのキャラクタ画像に対応するキャラクタを獲得したような印象を与えることができ、年少の子供にやる気を持たせることができる。これに加え、演奏終了後に、記号化した画像を再度キャラクタ画像に戻して、それらのキャラクタ画像と一緒に記念画像を撮影することで、あたかも自分が獲得したキャラクタ達と一緒に記念撮影しているかのような印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。すなわち、年少の子供にとって楽しくやりがいのある演奏評価を実現するカラオケ装置を提供することができる。
前記第1発明において、好適には、前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像の撮影回数を決定するものである。このようにすれば、例えば獲得したキャラクタが多いほど、多くの回数記念撮影ができるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
好適には、前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像におけるフレームを変化させるものである。このようにすれば、例えば獲得したキャラクタが多いほど、豪華なフレームで記念撮影ができるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
好適には、前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像に含まれる前記キャラクタ画像を選択可能とするものである。このようにすれば、例えば獲得したキャラクタが多いほど、自分の好きなキャラクタと一緒に記念撮影ができるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
好適には、前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像に含まれる前記キャラクタ画像を変化させるものである。このようにすれば、例えば獲得したキャラクタが多い場合には、獲得したキャラクタ同士を合体させて別のキャラクタにできるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
好適には、前記演奏評価制御手段は、前記評価基準として、前記音声入力装置から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否かを判定するものである。このようにすれば、大きな声が出せているかどうかを評価基準とすることで、例えば小学生未満の音がうまくとれない年少の子供にも楽しめる演奏評価を実現することができる。
好適には、前記演奏評価制御手段は、前記評価基準として、前記音声入力装置から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否か、及び、前記音声入力装置から入力される音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合するか否かを判定するものである。このようにすれば、大きな声が出せているかどうかに加えて、演奏曲と音程が合っているかどうかを評価基準とすることで、例えば小学生以上の子供にも満足できる演奏評価を実現することができる。
好適には、前記複数のキャラクタ画像についてそれぞれ異なる前記評価基準が予め定められたものであり、前記演奏評価制御手段は、前記音声入力装置から入力される音情報に基づいて、前記複数のキャラクタ画像それぞれについて、前記音情報が各キャラクタ画像に対応して予め定められた評価基準を満たすか否かを判定するものである。このようにすれば、前記キャラクタ画像毎に評価基準に変化をつけることで、例えば獲得しやすいキャラクタと獲得が難しいキャラクタとを定めることができ、攻略性を高めて子供のやる気を更に掻き立てることができる。
前記第2発明によれば、表示装置の画面内に多様なキャラクタ画像を表示させると共に、カラオケ演奏の評価結果に応じてそのキャラクタ画像を記号化し、画面の一部に並べて表示させることで、あたかもそのキャラクタ画像に対応するキャラクタを獲得したような印象を与えることができ、年少の子供にやる気を持たせることができる。これに加え、演奏終了後に、記号化した画像を再度キャラクタ画像に戻して、それらのキャラクタ画像と一緒に記念画像を撮影することで、あたかも自分が獲得したキャラクタ達と一緒に記念撮影しているかのような印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。すなわち、年少の子供にとって楽しくやりがいのある演奏評価を実現するプログラムを提供することができる。
本発明の好適な実施例であるカラオケ装置の構成を例示するブロック線図である。 図1に示すカラオケ装置のCPUに備えられた制御機能の一例の要部を説明する機能ブロック線図である。 図1に示すカラオケ装置のCPUによる演奏評価制御に際して、ディスプレイに表示される演奏評価画面を例示する図である。 図3に示す演奏評価画面に表示されるキャラクタ画像の具体例を説明する図である。 図3に示す演奏評価画面に表示されていた所定のキャラクタ画像がカード画像に変化させられた様子を示している。 図1に示すカラオケ装置のCPUによる演奏評価制御が終了させられた際における演奏評価画面を例示する図である。 図1に示すカラオケ装置のCPUにより撮影される記念画像を例示する図である。 図1に示すカラオケ装置のCPUによりキャラクタ画像同士が合体させられた記念画像を例示する図である。 図1に示すカラオケ装置のCPUによる本実施例の演奏評価制御の一例の要部を説明するフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な実施例であるカラオケ装置10の構成を例示するブロック線図である。この図1に示すように、本実施例のカラオケ装置10は、中央演算処理装置であるCPU12と、読出専用メモリであるROM14と、随時書込読出メモリであるRAM16と、記憶装置であるハードディスク18と、グラフィックスチップ(グラフィックスボード)等の映像処理部20と、サウンドチップ(サウンドボード)等の音声処理部22と、操作パネル24と、表示制御部26及び入力制御部28を介して前記CPU12に接続されたタッチパネルディスプレイ30と、通信インターフェイス36と、LANインターフェイス38と、無線通信部40と、ビデオ出力端子42を介して前記映像処理部20に接続された映像表示装置であるディスプレイ44と、オーディオ入力端子46を介して前記音声処理部22に接続された音声入力装置であるマイクロフォン48と、オーディオ出力端子50を介して前記音声処理部22に接続された音声増幅装置であるアンプ52と、そのアンプ52に備えられた音声出力装置であるスピーカ54と、接続端子72を介して接続された撮像装置であるデジタルカメラ70とを、備えて構成されている。
前記CPU12は、前記RAM16の一時記憶機能を利用しつつ前記ROM14に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂マイクロコンピュータであり、前記カラオケ装置10における各種制御を実行する。すなわち、前記操作パネル24、タッチパネルディスプレイ30、或いは電子早見本装置68等により所定の楽曲(カラオケ演奏曲)が選曲入力された場合、その選曲入力された楽曲を前記RAM16等に設けられた予約曲テーブルに登録する選曲予約制御、その予約曲テーブルの演奏順に従って前記ハードディスク18から前記RAM16に選曲されたカラオケ演奏曲の演奏情報及び歌詞情報(楽曲情報)を読み出す楽曲情報読出制御、楽曲の演奏進行に応じてそのRAM16から前記音声処理部22へ演奏情報を送信する演奏出力制御、その演奏出力制御に際して前記RAM16に展開された歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して前記映像処理部20へ送信する歌詞文字映像出力制御、前記演奏出力制御に際して前記映像処理部20を制御して所定の背景映像を再生させる背景映像出力制御、及びカラオケ演奏が行われていない間すなわち曲間において、新譜情報、選曲ランキング、店舗広告等の曲間情報を出力させる曲間情報出力制御等の基本的な制御に加え、後述する本実施例の演奏評価制御等の各種制御を実行する。本実施例においては、前記CPU12が前記カラオケ装置10のコンピュータに対応する。
前記映像処理部20は、前記ディスプレイ44に表示される画面(映像)の描画に係る各種制御を行う。例えば、前記CPU12から供給されるデータに基づいてグラフィックスメモリにそのデータを書き込み、そのデータを読み出すことによって前記ビデオ出力端子42を介して前記ディスプレイ44に所定の画面を表示させる制御を行う。具体的には、前記カラオケ装置10による楽曲の演奏出力(カラオケ演奏)に際して、前記CPU12において生成された歌詞文字映像等の文字映像(テロップ)を出力させたり、前記ハードディスク18に記憶されたMPEG(Moving Picture Experts Group)データ等の背景映像情報に基づいて所定の背景映像を再生(デコード)させたり、その背景映像の前面側に前記歌詞文字映像を合成させて前記ディスプレイ44に表示させたり、その歌詞文字映像を前記楽曲の演奏進行に応じて順次色替わり表示させる等の各種表示制御を行う。
前記音声処理部22は、FM音源やPCM音源等の各種音源を備え、前記カラオケ装置10による音声出力に係る各種制御を行う。好適には、電子回路により音を合成し、各種音色を発生させるシンセサイザ(synthesizer)を備えている。このシンセサイザは、前記ハードディスク18から読み出されて送られて来るカラオケ演奏曲の演奏情報に基づいて楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する。前記シンセサイザは、好適には、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)端子を備えたものであり、前記演奏情報は、例えばMIDI形式のデータである。そのMIDIデータに基づいて前記シンセサイザにより生成された音楽信号は、前記マイクロフォン48から前記オーディオ入力端子46を介して入力される利用者(演奏者)の歌声とミキシングされ、前記オーディオ出力端子50を介して前記アンプ52に供給されてそのアンプ52により増幅されて前記スピーカ54から出力される。
前記操作パネル24は、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたい楽曲を選択したり、楽曲の演奏出力に係る音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作ボタン(スイッチ)或いはつまみを備えた入力装置である。また、前記タッチパネルディスプレイ30は、画像(映像)を表示させると共に利用者の操作に応じて前記カラオケ装置10への操作入力を行う装置であり、そのタッチパネルディスプレイ30に所定の画像(映像)を表示させる表示装置32と、利用者の指や図示しない備え付けのペン等による前記タッチパネルディスプレイ30への接触により入力を行うタッチパネル34とを、備えている。前記表示制御部26は、前記CPU12から供給される情報に基づいて前記表示装置32に表示される画面(映像)の描画を制御する映像処理部である。前記入力制御部28は、前記タッチパネル34により入力される操作入力情報を前記CPU12等に供給する入力処理部である。以上の構成を備えていることで、前記タッチパネルディスプレイ30は、前記ディスプレイ44とは別に第2の映像表示装置として機能すると共に、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたい楽曲を選択したり、楽曲の演奏出力に係る音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための入力装置として機能する。
前記カラオケ装置10は、前記通信インターフェイス36及びネットワーク接続端子56を介して通信回線60に接続されている。前記通信回線60は、例えば公衆電話回線、ADSL回線、或いは光ファイバ回線等から構成されるWWW(World Wide Web)等のインターネットに接続された広域情報通信網である。前記カラオケ装置10は、同様にその通信回線60に接続された他の機器との相互間でその通信回線60を介して情報の通信が可能とされている。前記カラオケ装置10は、好適には、前記通信回線60を介して図示しないサーバ(ホスト装置)に接続されており、そのサーバから楽曲情報(カラオケデータ)、背景映像情報、及び曲間情報等のデジタルコンテンツ(Digital Contents)の配信を受け付けるものである。すなわち、前記カラオケ装置10は、好適には、所定の通信回線に接続されてサーバとの間で各種情報の送受信を行う通信カラオケ装置であるが、斯かる通信回線に接続されない非通信型のカラオケ装置等にも本発明は好適に適用される。
前記LANインターフェイス38は、前記カラオケ装置10をLAN接続端子62を介してLAN(local area network)64に接続するための接続器であり、そのように前記LAN64に接続されることで、前記カラオケ装置10は、同様に前記LAN64に接続された電子早見本装置68等の他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。また、前記カラオケ装置10が設置される店舗等に複数台のカラオケ装置が備えられている場合において、同様に前記LAN64に接続されたカラオケ装置相互間において情報の送受信が可能とされる。例えば、前記LAN64に接続されたアクセスポイント66を介して受信される電子早見本装置68からの選曲入力を受け付けて前記RAM16に設けられた予約曲テーブルに記憶したり、そのアクセスポイント66を介して前記カラオケ装置10から電子早見本装置68へ所定の情報を送信したりというように、電波を介して前記カラオケ装置10と電子早見本装置68との間における相互の情報のやりとりが実行される。
前記無線通信部40は、前記カラオケ装置10と前記電子早見本装置68等の入力装置との間の無線通信を行う。例えば、前記電子早見本装置68等の入力装置から送信されるリモコン信号を受信するリモコン受信部として機能する。前記カラオケ装置10と電子早見本装置68との対応付け(くくりつけ)処理は、好適には、斯かるリモコン信号(赤外線信号)により前記無線通信部40を介して行われる。すなわち、前記電子早見本装置68は、それぞれ個別のシリアル番号を有しており、前記対応付け処理においては、例えばそのシリアル番号(例えば、下4桁)及び所定の接続コードを含む信号が接続通知として前記カラオケ装置10へ送信され、前記無線通信部40によりその接続信号を受信したカラオケ装置10に対して前記電子早見本装置68が対応付けられる。そのようにして前記カラオケ装置10に対応付けられた電子早見本装置68は、そのカラオケ装置10の入力装置(遠隔操作装置)として機能し、その電子早見本装置68から送信される信号が前記CPU12に供給されることで、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたい楽曲を選択したり、楽曲の演奏出力に係る音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための入力が受け付けられるようになっている。なお、前記対応付け処理が行われた後、前記電子早見本装置68と前記カラオケ装置10との間の通信は、前記LAN64及びアクセスポイント66等を介したLAN通信により行われる。また、本実施例においては、前記カラオケ装置10に対応付け処理の行われた電子早見本装置68等の入力装置もそのカラオケ装置10の一部を構成するものであるとして以下の説明を行う。
前記デジタルカメラ70は、例えばCCD(charge coupled device)等の撮像素子及びレンズを備え、そのレンズから入射される映像を撮像素子により検知し、その映像を電子情報(映像データ)として取得する所謂デジタルビデオカメラであり、少なくとも動画(時間の経過に従い変化する動きのある映像)を撮影し得るものであるが、必要に応じて静止画(スチル写真)を撮影できるように構成されたものであってもよい。このデジタルカメラ70により撮影された映像情報は、前記接続端子72等のインターフェイスを介して前記CPU12等へ供給され、例えばAVI(Audio-Video Interleaved)形式、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式、FLV(Flash Video)形式等の映像ファイルとして前記RAM16等に記憶される。前記デジタルカメラ70は、必ずしも前記カラオケ装置10の一部として備えられたものでなくともよく、例えば前記カラオケ装置10が設置された室における所定位置に固設された別体のビデオカメラ乃至前記携帯電話機82等に備えられた撮像装置等により撮影された映像が所定のインターフェイスを介して前記カラオケ装置10に入力される態様も考えられる。
前記ハードディスク18には、楽曲データベース74及び画像データベース76(図2を参照)をはじめとする各種データベースが設けられている。前記楽曲データベース74は、前記カラオケ装置10により前記楽曲の演奏出力(カラオケ演奏)を行うための多数(例えば、数万曲)の楽曲情報(カラオケデータ)を記憶する。前記カラオケ装置10において出力される各楽曲に対応して前記楽曲データベース74に記憶された楽曲情報は、例えば、メタデータ、演奏情報としてのMIDIデータ、及び歌詞情報としてのテロップデータを含んでいる。このメタデータは、例えば、各楽曲情報の識別情報としての曲番号(選曲番号)、曲名、歌手名、登録日時等の情報を含んでいる。前記テロップデータは、前記映像処理部20を介して各楽曲の歌詞文字映像表示制御を行うための情報であり、例えば、前記楽曲情報に対応する楽曲(演奏曲)の歌詞を複数に区分した各区分に相当するブロックデータを含んでいる。前記MIDIデータは、前記音声処理部22を介して各楽曲の演奏出力制御を行うための情報であり、複数種類の楽器にそれぞれ対応する複数のトラック(チャンネル)を備え、各トラックにおいて対応する楽器の演奏音の出力タイミングが定められている。
前記画像データベース76は、後述する本実施例の演奏評価制御に際して、前記ディスプレイ44にその演奏評価制御に係る各種画像(映像)を表示させるための複数の画像情報を記憶する。少なくとも、前記ディスプレイ44に複数のキャラクタ画像を表示させるための画像情報であるキャラクタ画像情報と、各キャラクタ画像に対応する記号画像を表示させるための画像情報である記号画像情報とを、記憶する。これらの画像情報の詳細については、本実施例の演奏評価制御の説明と併せ、図3〜図8等を用いて詳述する。
図2は、前記カラオケ装置10のCPU12に備えられた制御機能の一例の要部を説明する機能ブロック線図である。換言すれば、本発明の一実施例であるプログラムにより、前記CPU12が図2に示す各制御手段として機能させられる。この図2に示すカラオケ演奏制御手段80は、前記カラオケ装置10によるカラオケ演奏に際しての演奏曲の出力を制御する。具体的には、前記RAM16等の予約曲テーブルにおける上位の予約曲から順に(すなわち入力順に)、その予約曲テーブルに記憶された予約曲の選曲番号に対応する楽曲情報を前記ハードディスク18の楽曲データベース74から読み出し、その楽曲情報に含まれる演奏情報に基づいて演奏曲の出力を制御する。すなわち、演奏情報としてのMIDIデータに基づいて、前記音声処理部22によりそのMIDIデータにおける楽譜情報としてのトラック乃至チャンネルに対応する楽器の演奏音(音楽情報)を出力させ、前記アンプ52等を介して前記スピーカ54から出力させる。また、楽曲情報に含まれる歌詞情報に基づいて演奏曲に係る歌詞文字映像の出力を制御する。すなわち、歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成し、前記映像処理部20を介してその歌詞文字映像を前記ディスプレイ44に表示させる。カラオケ演奏の進行に伴い、その歌詞文字映像を切替表示させると共に、歌詞色替情報に基づいて歌詞文字映像を順次色替え表示させる。
演奏評価制御手段82は、評価対象となる演奏曲の出力と併行して音声入力装置である前記マイクロフォン48から入力される音情報(音声情報)に基づいて、その音情報の入力主体である利用者の演奏評価(歌唱評価)を行う。すなわち、前記マイクロフォン48から入力される音情報が、予め定められた評価基準を満たすか否かを判定する。斯かる判定は、好適には、前記演奏曲の演奏進行に伴い所定時間(例えば、20秒)毎に実行される。更に好適には、前記演奏曲の出力が終了する際に、その演奏曲1曲の演奏を通しての演奏評価を算出する。この演奏評価の態様としては、例えば、百点満点中何点というように数値的に採点を行うものであってもよいし、20段階評定の何れに当てはまるかを判定するというように簡易なものであってもよい。
前記演奏評価制御手段82は、好適には、前記評価基準として、前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否かを判定する。この判定は、好適には、3歳以上6歳未満といった比較的年少の子供を対象に実行される。具体的には、所定の演奏曲の出力に際して、前記音声処理部22を介して出力されるその演奏曲のピッチ(音程)及びテンポ等は前記評価基準とはせず、専ら前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否かを判定する。例えば、所定の演奏曲の出力に際して、前記マイクロフォン48から規定音量以上の音情報が入力されているか否かを所定の周期で判定し、規定音量以上の音情報が入力されていると判定された場合には加点を行う。規定音量以上の音情報が入力されていないと判定された場合には加点を行わない。或いは、減点を行うものであってもよい。
前記演奏評価制御手段82は、好適には、前記評価基準として、前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否か、及び、前記マイクロフォン48から入力される音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合するか否かを判定する。この判定は、好適には、6歳以上12歳未満といった小学生程度の子供を対象に実行される。具体的には、所定の演奏曲の出力に際して、前記マイクロフォン48により入力される音情報のピッチ(音程)及びテンポが、前記音声処理部22を介して出力される前記演奏曲のピッチ及びテンポと一致するか否か、及び、前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否かを判定する。例えば、所定の演奏曲の出力に際して、所定の周期で斯かる判定を行い、規定値以上の音情報が入力されており且つその音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合する場合には加点を行う。規定値以上の音情報が入力されていない場合、或いはその音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合しない場合には加点を行わない。或いは、減点を行うものであってもよい。
好適には、前記画像データベース76に記憶された前記複数のキャラクタ画像情報それぞれに対応するキャラクタ画像について、それぞれ異なる前記評価基準が予め定められている。例えば、第1のキャラクタ画像については、前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否かが前記評価基準として定められている。第2のキャラクタ画像については、前記マイクロフォン48から入力される音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合するか否かが前記評価基準として定められている。第3のキャラクタ画像については、前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であり且つその音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合するか否かが前記評価基準として定められている。前記演奏評価制御手段82は、好適には、前記マイクロフォン48から入力される音情報に基づいて、前記複数のキャラクタ画像それぞれについて、前記音情報が各キャラクタ画像に対応して予め定められた評価基準を満たすか否かを判定する。
顔認識制御手段84は、よく知られた顔認識技術により、前記デジタルカメラ70により撮影される撮像における人物の顔認識(face recognition)を行う。すなわち、予め定められた関係(例えば、人物の顔における眉毛、目、鼻、及び口等の配置の典型的なパターンを定義する関係)から、前記デジタルカメラ70により撮影される撮像における明度、彩度、及び色相等に基づいて、その撮像中における人物の顔に相当する部分(部分映像)を認識する。
画像表示制御手段86は、前記演奏曲の出力に際して、前記画像データベース76に記憶された複数のキャラクタ画像情報に基づいて、各キャラクタ画像情報に対応するキャラクタ画像を前記ディスプレイ44に表示させる。具体的には、前記カラオケ演奏制御手段80による前記演奏曲の出力と併行して行われる前記演奏評価制御手段82による演奏評価制御に際して、前記画像データベース76に記憶された複数のキャラクタ画像情報に基づいて、各キャラクタ画像情報に対応するキャラクタ画像を前記ディスプレイ44に表示させる。例えば、前記画像データベース76に記憶された複数のキャラクタ画像情報を読み出し、各キャラクタ画像情報に対応するキャラクタ画像を前記ディスプレイ44に表示させる。所定時間(例えば、20秒)毎に1つずつのキャラクタ画像情報を前記画像データベース76から読み出し、そのキャラクタ画像情報に対応するキャラクタ画像を前記ディスプレイ44に新たに表示させる。この新たに表示されるキャラクタ画像情報(キャラクタ画像)は、前記画像データベース76に記憶された複数のキャラクタ画像情報から無作為(ランダム)に選択されるものであってもよいし、予め表示順が決められており、その表示順にキャラクタ画像情報が読み出されて表示されるものであってもよい。前記演奏評価制御手段82によるその時点での演奏評価結果(点数)に応じて、新たに表示させるキャラクタ画像を決定するものであってもよい。
図3は、前記演奏評価制御手段82による演奏評価制御に際して、前記ディスプレイ44に表示される演奏評価画面100を例示する図である。前記演奏評価制御手段82による演奏評価制御に際して、好適には、前記デジタルカメラ70により撮影される利用者(歌唱者)の映像102が前記ディスプレイ44に表示される。
図4は、前記演奏評価画面100に表示されるキャラクタ画像の具体例を説明する図である。図4においては、前記利用者の映像102に対して、複数(図4では4つ)のキャラクタ画像106a、106b、106c、106d(以下、特に区別しない場合には単にキャラクタ画像106という)が合成表示された画面を例示している。前述のように、前記画像表示制御手段86は、所定時間毎に1つずつのキャラクタ画像情報を前記画像データベース76から読み出し、そのキャラクタ画像情報に対応するキャラクタ画像106を前記演奏評価画面100に新たに表示させる。好適には、前記演奏評価画面100に表示されたキャラクタ画像106は、後述する画像変化制御手段88により記号画像に変化させられない限り、前記演奏評価画面100内に表示され続ける。前記カラオケ演奏制御手段80は、好適には、図4に示すように、前記演奏評価画面100内に前記演奏曲の歌詞文字映像108を表示させる。好適には、前記利用者の映像102及び前記キャラクタ画像106の前面側に、前記演奏曲の歌詞文字映像108を合成表示させる。更に、前記演奏曲の進行に伴い、前記歌詞文字映像108を切替表示させると共に、歌詞色替情報に基づいて前記歌詞文字映像108を順次色替え表示させる。
前記画像表示制御手段86は、好適には、前記演奏評価画面100における前記利用者の映像102に関して前記顔認識制御手段84により認識された利用者の顔に相当する部分に基づいて、前記複数のキャラクタ画像106を移動させる表示制御を行う。具体的には、前記演奏評価画面100内に表示させた前記複数のキャラクタ画像106が、前記顔認識制御手段84により認識された利用者の顔に相当する部分に接近するように、その顔に相当する部分へ向かって前記複数のキャラクタ画像106を移動させる表示制御を行う。或いは、前記複数のキャラクタ画像106を、前記顔認識制御手段84により認識された利用者の顔に相当する部分から離れるように移動させる表示制御を行うものであってもよい。好適には、前記キャラクタ画像106aはジグザグに移動、前記キャラクタ画像106bは螺旋を描きつつ移動といったように、前記複数のキャラクタ画像106毎に前記演奏評価画面100内における移動態様が予め定められており、前記画像表示制御手段86は、その移動態様に従って前記複数のキャラクタ画像106をそれぞれ移動させる表示制御を行う。好適には、前記キャラクタ画像106aは利用者の顔付近に近づいた段階で上限反転し利用者の首にぶら下がるアクションをとる、前記キャラクタ画像106bは利用者の顔付近に近づいた段階で利用者の頭に相当する位置に移動し、その利用者が帽子形の前記キャラクタ画像106bを被るようなアクションをとるといったように、各キャラクタ画像106がとるアクションに対応するアクション情報が前記複数のキャラクタ画像106毎に予め定められており、前記画像表示制御手段86は、そのアクション情報に従って前記複数のキャラクタ画像106をそれぞれ移動させる表示制御を行う。
画像変化制御手段88は、前記演奏評価制御手段82の判定が肯定された場合、前記画像表示制御手段86により前記演奏評価画面100に表示されている複数の前記キャラクタ画像106のうち少なくとも1つのキャラクタ画像106を、そのキャラクタ画像106を記号化した記号画像に変化させる。ここで、記号画像とは、各キャラクタ画像106に対応する表象を備えつつ、そのキャラクタ画像106とは形態の異なる画像をいう。本実施例においては、図5及び図6に示すように、複数のキャラクタ画像106a、106b、106c、106d、106eの肖像がそれぞれ描きこまれたトランプ様のカードの画像110a、110b、110c、110d、110e(以下、特に区別しない場合には単にカード画像110という)が、各キャラクタ画像に対応する記号画像に相当する。
前記画像変化制御手段88は、好適には、前記演奏評価制御手段82の判定が肯定されて加点が行われた場合に、前記複数のキャラクタ画像106のうち少なくとも1つのキャラクタ画像106を、そのキャラクタ画像106を記号化したカード画像110に変化させる。或いは、前記演奏評価制御手段82の判定が肯定されて加点が行われた結果、その時点における評価結果としての点数が規定値を超えた場合に、前記複数のキャラクタ画像106のうち少なくとも1つのキャラクタ画像106を、そのキャラクタ画像106を記号化したカード画像110に変化させる。好適には、前記複数のキャラクタ画像106のうち無作為(ランダム)に選択される何れか1つのキャラクタ画像106を、そのキャラクタ画像106を記号化したカード画像110に変化させる。すなわち、必ずしも先に前記演奏評価画面100内に表示(登場)させられたキャラクタ画像106が優先的に記号化の対象とされなくともよく、最も新しく表示されたキャラクタ画像106が記号化の対象とされる場合もあり得る。前記演奏評価制御手段82が、前記複数のキャラクタ画像106それぞれについて、前記音情報が各キャラクタ画像106に対応して予め定められた評価基準を満たすか否かを判定する態様においては、評価基準を満たしたと判定されたキャラクタ画像106が記号化の対象とされる。
図5は、前記演奏評価画面100に表示されていた前記キャラクタ画像106aが、前記画像変化制御手段88によりそのキャラクタ画像106aを記号化したカード画像110aに変化させられた様子を示している。記号表示制御手段90は、前記画像変化制御手段88により変化させられた記号画像である前記カード画像110を、前記ディスプレイ44における前記演奏評価画面100の一部に並べて表示させる。図3〜図6に示すように、前記演奏評価画面100においては、前記画像変化制御手段88により記号化された前記カード画像110を並べて表示させる記号表示位置112が予め定められている。前記記号表示制御手段90は、好適には、前記画像変化制御手段88により記号化された前記カード画像110を、前記演奏評価画面100における前記記号表示位置112に、例えば左から順に並べて表示させる。前記画像変化制御手段88及び前記記号表示制御手段90は、具体的には、前記演奏評価制御手段82の判定が肯定された場合、前記演奏評価画面100に表示されていた記号化の対象となる前記キャラクタ画像106を消去し、斯かる消去と相前後して前記キャラクタ画像106を記号化したカード画像110を前記演奏評価画面100内に表示させる。例えば、図5に示す例においては、前記演奏評価画面100内に表示されていた前記キャラクタ画像106aを消去すると同時に、前記記号表示位置112に前記カード画像110aを表示させる。或いは、前記演奏評価画面100内に表示されていた前記キャラクタ画像106aを消去すると同時に、そのキャラクタ画像106aが表示されていた位置に前記カード画像110aを表示させ、その後、前記カード画像110aを前記記号表示位置112まで移動させるものであってもよい。前記キャラクタ画像106aを消去する際に、そのキャラクタ画像106aが煙に包まれるような映像効果を出力させ、その煙が消去されるのと同時に前記カード画像110aを前記キャラクタ画像106aが表示されていた位置(或いは記号表示位置112)に表示させるものであってもよい。
図6は、前記演奏評価制御手段82による評価の対象となる演奏曲の出力が終了させられた際における演奏評価画面100を例示する図である。前述のように、前記演奏評価制御手段82は、評価の対象となる演奏曲の出力が終了させられた際にその演奏曲1曲の演奏を通しての演奏評価を算出する。図6においては、前記演奏評価制御手段82により算出された前記演奏曲1曲の演奏を通しての演奏評価結果としての点数と、前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数すなわち前記記号表示制御手段90により表示された前記カード画像110の数とが、前記演奏評価画面100内に表示されている。
画像再変化制御手段92は、前記演奏曲の出力が終了させられる際、前記演奏評価画面100における前記記号表示位置112に並べて表示された前記カード画像110を、前記画像変化制御手段88による変化前の前記キャラクタ画像106に再変化させて前記演奏評価画面100内に表示させる。好適には、前記演奏評価制御手段82による評価の対象となる演奏曲の出力が終了させられ、前述した図6に示すように演奏評価結果としての点数等が前記演奏評価画面100内に表示された後、後述する記念画像撮影手段94の撮影対象として、前記複数のキャラクタ画像106を前記演奏評価画面100内に再表示させる。具体的には、前記演奏評価画面100における前記記号表示位置112に表示されていた前記カード画像110を消去し、斯かる消去と相前後して各カード画像110に対応する前記キャラクタ画像106を前記演奏評価画面100内に表示させる。前記カード画像110を消去する際に、そのカード画像110が煙に包まれるような映像効果を出力させ、その煙が消去されるのと同時に前記キャラクタ画像106を前記演奏評価画面100内に表示させるものであってもよい。前記画像再変化制御手段92により前記演奏評価画面100内に再表示されるキャラクタ画像106は、好適には、前記画像表示制御手段86により表示されていたものと同一の画像であるが、必ずしも完全に同一の画像でなくともよく、例えば前記キャラクタ画像106の姿勢や表情が変化させられた画像であってもよい。
記念画像撮影制御手段94は、前記画像再変化制御手段92により再変化させられた単数又は複数の前記キャラクタ画像106と、前記デジタルカメラ70により撮影される利用者の映像102とを、含む記念画像114を撮影する。図7は、前記記念画像撮影制御手段94により撮影される記念画像114を例示する図である。この図7に示すように、前記記念画像撮影制御手段94は、好適には、前記画像再変化制御手段92により再変化させられた単数又は複数の前記キャラクタ画像106を表示し、前記デジタルカメラ70により撮影される利用者の映像102に合成させ、その映像102における1コマである静止画(スチル画像)としての記念画像114を撮影する。具体的には、斯かる記念画像114を所定時間前記ディスプレイ44に表示させる。すなわち、前記記念画像撮影制御手段94は、少なくとも前記記念画像114を前記ディスプレイ44に表示させる。好適には、前記通信回線60を介して前記カラオケ装置10に接続された所定のサーバにより運営される所謂ソーシャルネットワークサービス(Social Network Service)に、前記記念画像114に相当する画像情報をアップロードする。或いは、前記LAN64等を介して前記カラオケ装置10に接続された図示しないプリンタにより前記記念画像114を印刷(プリントアウト)させる。或いは、前記記念画像114に相当する画像情報を、前記通信回線60を介して前記カラオケ装置10に接続された所定のサーバに記憶させ、その画像情報に対応するURLにアクセスするための二次元コードを前記ディスプレイ44に表示させる。斯かる態様においては、利用者が図示しない携帯電話機の撮像装置によりその二次元コードを撮影することで、その携帯電話機により前記記念画像114に対応するURLへのアクセスが行われ、前記携帯電話機によりその記念画像114が閲覧可能となる。
前記記念画像撮影制御手段94は、好適には、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数(すなわち記号表示制御手段90により表示されたカード画像110の数、以下の説明において同じ)に応じて、前記記念画像114の撮影回数を決定する。例えば、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数と同じ回数、前記記念画像114の撮影を可能とする。或いは、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数が1つから3つの範囲内である場合には1回、4つから6つの範囲内である場合には2回、7つ以上である場合には3回というように、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114の撮影回数を段階的に変化(増加)させる。また好適には、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数が予め定められた規定数以上であることを条件に、前記記念画像114の撮影を行う。すなわち、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数が前記規定数未満である場合には、前記記念画像114の撮影を行わない。換言すれば、前記カード画像110を前記規定数以上獲得してはじめて、前記記念画像114の撮影を行う権利を得ることができる。
前記記念画像撮影制御手段94は、好適には、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114におけるフレーム116を変化させる。このフレーム116とは、前記記念画像114の枠(額縁)に相当する画像部分であり、図7においてはデフォルトのフレーム116を例示している。前記記念画像撮影制御手段94は、好適には、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記フレーム116を他のフレームに変化させる。例えば、図7に示すフレーム116を、より豪華な印象を与えるフレームに変化させ、そのフレームを適用して前記記念画像114を撮影する。或いは、利用者により前記記念画像114のフレームを選択可能としてもよい。前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、選択可能なフレームの種類を増加させるものであってもよい。
前記記念画像撮影制御手段94は、好適には、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114に含まれる前記キャラクタ画像106を選択可能とする。斯かる態様においては、前記画像再変化制御手段92により再変化させられた複数の前記キャラクタ画像106全てを含む記念画像114を撮影できるのではなく、前記複数のキャラクタ画像106のうち何れかのキャラクタ画像106を含む記念画像114を撮影できる。前記記念画像撮影制御手段94は、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114に含まれるキャラクタ画像106の数を変化させる。例えば、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数が1つから3つの範囲内である場合には何れか1つのキャラクタ画像106、4つから6つの範囲内である場合には何れか2つのキャラクタ画像106、7つ以上である場合には何れか3つのキャラクタ画像106というように、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114に含まれるキャラクタ画像106として選択可能なキャラクタ画像106の数を段階的に変化(増加)させる。或いは、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数が1つから3つの範囲内である場合には前記キャラクタ画像106aのみ、4つから6つの範囲内である場合には前記キャラクタ画像106a、106b、106cの何れか、7つ以上である場合には再変化させられた全てのキャラクタ画像106というように、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114に含まれるキャラクタ画像106として選択可能なキャラクタ画像106の種類を変化させる。
前記記念画像撮影制御手段94は、好適には、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114に含まれる前記キャラクタ画像106を変化させる。例えば、前記画像再変化制御手段92により再変化させられた複数の前記キャラクタ画像106のうち、2つ以上のキャラクタ画像106を合体させて他のキャラクタ画像106に変化させる。図8は、前記キャラクタ画像106bと前記キャラクタ画像106dとが合体させられ、キャラクタ画像106fに変化させられた様子を示している。好適には、前記画像データベース76に記憶された複数のキャラクタ画像情報に対応して、2つ以上のキャラクタ画像を合体させた場合に表示されるキャラクタ画像が予め定められて記憶されている。この合体後のキャラクタ画像は、好適には、前記演奏評価制御82による演奏評価中は前記演奏評価画面100に表示されず、前記記念画像114の撮影対象としてのみ表示される。前記記念画像撮影制御手段94は、好適には、前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数が規定値以上である場合には、前記画像再変化制御手段92により再変化させられた複数の前記キャラクタ画像106のうち、2つ以上のキャラクタ画像106を合体させて他のキャラクタ画像106に変化させる。具体的には、合体の対象となる複数のキャラクタ画像106を消去し、斯かる消去と相前後して合体後のキャラクタ画像に対応するキャラクタ画像情報を前記画像データベース76から読み出して、そのキャラクタ画像情報に対応するキャラクタ画像106を前記記念画像114に含まれる対象として前記ディスプレイ44に表示させる。或いは、合体の対象となる複数のキャラクタ画像106それぞれに対応する記号画像である前記カード画像110を合体させ、合体後のカード画像110に対応するキャラクタ画像すなわち前記合体後のキャラクタ画像を前記記念画像114に含まれる対象として前記ディスプレイ44に表示させるものであってもよい。斯かる態様において、前記画像再変化制御手段92は、前記合体の対象となる複数のキャラクタ画像106にそれぞれ対応する前記カード画像110については、必ずしも前記キャラクタ画像106に再変化させなくともよい。前記画像再変化制御手段92により再変化させられた複数の前記キャラクタ画像106のうち、合体させるキャラクタ画像106を利用者により選択可能としてもよい。前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、合体対象として選択可能なキャラクタ画像106の組み合わせの種類を変化させるものであってもよい。
図9は、前記カラオケ装置10のCPU12による本実施例の演奏評価制御の一例の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、前記楽曲データベース74から読み出された楽曲情報に基づいて演奏曲の出力が行われるのと併行して、前記デジタルカメラ70により撮影された利用者の映像102が、前記映像処理部20等を介して前記ディスプレイ44に表示される。次に、S2において、演奏進行に応じて例えば所定時間毎に前記画像データベース76からキャラクタ画像情報が読み出され、そのキャラクタ画像情報に対応するキャラクタ画像106が生成される。生成されたキャラクタ画像106が、前記映像処理部20等を介して前記利用者の映像102に合成され、前記ディスプレイ44に表示される。次に、S3において、前記マイクロフォン48から入力される音情報から特徴データが抽出される。例えば、斯かる音情報に対応する音量及び音程等が抽出される。次に、S4において、S3にて抽出された特徴データが、所定の評価基準を満たすか否かが判断される。例えば、S3にて抽出された音情報に対応する音量が規定値以上であるか否かが判断される。或いは、S3にて抽出された音情報に対応する音量が規定値以上であり且つその音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合するか否かが判断される。このS4の判断が否定される場合には、S7以下の処理が実行されるが、S4の判断が肯定される場合には、S5において、演奏評価に係る加点が行われ、前記ディスプレイ44に表示されている前記キャラクタ画像106のうち少なくとも1つのキャラクタ画像106が記号化されて前記カード画像110に変化させられる。次に、S6において、S5にて変化させられた前記カード画像110が、前記演奏評価画面100における記号表示位置112に並べて表示させられる。次に、S7において、前記楽曲情報に基づく演奏曲の出力が終了させられるか否かが判断される。このS7の判断が否定される場合には、S1以下の処理が再び実行させられるが、S7の判断が肯定される場合には、S8において、前記演奏評価画面100における記号表示位置112に表示された前記カード画像110が前記キャラクタ画像106に再変化させられ、前記ディスプレイ44に表示される。次に、S9において、前記デジタルカメラ70により撮影された利用者の映像102に、S8にて再変化させられた前記キャラクタ画像106を合成させた記念画像114が撮影され、例えばその記念画像114が前記ディスプレイ44に表示される。次に、S10において、S5にて記号化された前記カード画像110の数だけ前記記念画像114の撮影が行われたか否かが判断される。このS10の判断が否定される場合には、S9以下の処理が再び実行されるが、S10の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられる。
以上の制御において、S3及びS4が前記演奏評価制御手段82の動作に、S2が前記画像表示制御手段86の動作に、S5が前記画像変化制御手段88の動作に、S6が前記記号表示制御手段90の動作に、S8が前記画像再変化制御手段92の動作に、S9及びS10が前記記念撮影制御手段94の動作に、それぞれ対応する。
本実施例によれば、表示装置である前記ディスプレイ44の画面内に多様なキャラクタ画像106を表示させると共に、カラオケ演奏の評価結果に応じてそのキャラクタ画像106を記号化し、画面の一部に並べて表示させることで、あたかもそのキャラクタ画像106に対応するキャラクタを獲得したような印象を与えることができ、年少の子供にやる気を持たせることができる。これに加え、演奏終了後に、記号化した画像であるカード画像110を再度キャラクタ画像106に戻して、それらのキャラクタ画像106と一緒に記念画像114を撮影することで、あたかも自分が獲得したキャラクタ達と一緒に記念撮影しているかのような印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。すなわち、年少の子供にとって楽しくやりがいのある演奏評価を実現するカラオケ装置10を提供することができる。
前記記念画像撮影制御手段94は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114の撮影回数を決定するものであるため、例えば獲得したキャラクタが多いほど、多くの回数記念撮影ができるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
前記記念画像撮影制御手段94は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114におけるフレーム116を変化させるものであるため、例えば獲得したキャラクタが多いほど、豪華なフレーム116で記念撮影ができるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
前記記念画像撮影制御手段94は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114に含まれる前記キャラクタ画像106を選択可能とするものであるため、例えば獲得したキャラクタが多いほど、自分の好きなキャラクタと一緒に記念撮影ができるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
前記記念画像撮影制御手段94は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段88により前記カード画像110に変化させられた前記キャラクタ画像106の数に応じて、前記記念画像114に含まれる前記キャラクタ画像106を変化させるものであるため、例えば獲得したキャラクタが多い場合には、獲得したキャラクタ同士を合体させて別のキャラクタにできるといった印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。
前記演奏評価制御手段82は、前記評価基準として、音声入力装置である前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否かを判定するものであるため、大きな声が出せているかどうかを評価基準とすることで、例えば小学生未満の音がうまくとれない年少の子供にも楽しめる演奏評価を実現することができる。
前記演奏評価制御手段82は、前記評価基準として、前記マイクロフォン48から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否か、及び、前記マイクロフォン48から入力される音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合するか否かを判定するものであるため、大きな声が出せているかどうかに加えて、演奏曲と音程が合っているかどうかを評価基準とすることで、例えば小学生以上の子供にも満足できる演奏評価を実現することができる。
前記複数のキャラクタ画像106についてそれぞれ異なる前記評価基準が予め定められたものであり、前記演奏評価制御手段82は、前記マイクロフォン48から入力される音情報に基づいて、前記複数のキャラクタ画像106それぞれについて、前記音情報が各キャラクタ画像106に対応して予め定められた評価基準を満たすか否かを判定するものであるため、前記キャラクタ画像106毎に評価基準に変化をつけることで、例えば獲得しやすいキャラクタと獲得が難しいキャラクタとを定めることができ、攻略性を高めて子供のやる気を更に掻き立てることができる。
前記ディスプレイ44の画面内に多様なキャラクタ画像106を表示させると共に、カラオケ演奏の評価結果に応じてそのキャラクタ画像106を記号化し、画面の一部に並べて表示させることで、あたかもそのキャラクタ画像106に対応するキャラクタを獲得したような印象を与えることができ、年少の子供にやる気を持たせることができる。これに加え、演奏終了後に、記号化したカード画像110を再度キャラクタ画像106に戻して、それらのキャラクタ画像106と一緒に記念画像114を撮影することで、あたかも自分が獲得したキャラクタ達と一緒に記念撮影しているかのような印象を与えることができ、子供のやる気を更に掻き立てることができる。すなわち、年少の子供にとって楽しくやりがいのある演奏評価を実現するプログラムを提供することができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例において、前記画像表示制御手段86等は、前記演奏評価制御手段82による演奏評価に係るキャラクタ画像106等の画像を前記ディスプレイ44に表示させるものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前記タッチパネルディスプレイ30における表示装置32、或いは前記電子早見本装置68のタッチパネルディスプレイに、前記演奏評価制御手段82による演奏評価に係るキャラクタ画像106等の画像を表示させるものであってもよい。
前述の実施例において、前記画像変化制御手段88により記号化されたカード画像110は、前記画像再変化制御手段92により前記キャラクタ画像106に再変化させられて前記記念画像114の撮影対象とされるに留まるものであったが、例えば、前記通信回線60を介して前記カラオケ装置16に接続されたサーバに、前記画像変化制御手段88により記号化されたカード画像110を記憶させておき、そのカード画像110を選択することで、いつでもそのカード画像110を前記キャラクタ画像106に再変化させることができる仕様としてもよい。斯かる態様において、好適には、前記サーバに記憶されたカード画像110の選択等は、前記カラオケ装置10のみならず、前記通信回線60を介して接続された携帯電話機やパーソナルコンピュータ等によっても可能とされる。
前述の実施例において、前記画像変化制御手段88は、前記キャラクタ画像106を、そのキャラクタ画像106を記号化した記号画像として、図6等に示すようなトランプ様のカード画像110に変化させるものであったが、例えば、前記キャラクタ画像106を、各キャラクタ画像106の肖像がそれぞれ描きこまれたワッペン、コイン、ボール等に変化させるものであってもよい。更に、各キャラクタ画像106に含まれる、そのキャラクタ画像106を象徴する特徴的な部分がそれぞれ描きこまれたカード、ワッペン、コイン、ボール等に変化させるものであってもよい。すなわち、前記キャラクタ画像106を記号化した記号画像としては種々の態様が考えられ、前記キャラクタ画像106の題材となるアニメーション等に応じて適宜好適な態様が選択されて適用される。
前述の実施例においては特に言及していないが、前記キャラクタ画像106の表示態様、そのキャラクタ画像106の記号化(カード画像110への変化)の態様、前記カード画像110から前記キャラクタ画像106への再変化の態様、及び前記記念画像114の撮影に係る表示態様等は、前記実施例において説明した態様とは異なるものであってもよいことは言うまでもない。例えば、前記記念画像114の撮影に先立って、前記カード画像110を利用者により選択可能とし、利用者により選択されたカード画像110のみを前記画像再変化制御手段92により前記キャラクタ画像106に再変化させ、それらキャラクタ画像106と前記利用者の映像102とを含む記念画像114を撮影するものであってもよい。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
10:カラオケ装置、44:ディスプレイ(表示装置)、48:マイクロフォン(音声入力装置)、70:デジタルカメラ(撮像装置)、82:演奏評価制御手段、86:画像表示制御手段、88:画像変化制御手段、90:記号表示制御手段、92:画像再変化制御手段、94:記念撮影制御手段、102:利用者の映像(利用者の像)、106:キャラクタ画像、110:カード画像(記号画像)、114:記念画像、116:フレーム

Claims (9)

  1. 表示装置及び音声入力装置を備え、多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させるカラオケ装置であって、
    前記演奏曲の出力に際して、予め定められた複数の画像情報に基づいて、各画像情報に対応するキャラクタ画像を前記表示装置に表示させる画像表示制御手段と、
    前記演奏曲の出力に際して、前記音声入力装置から入力される音情報に基づいて、該音情報が予め定められた評価基準を満たすか否かを判定する演奏評価制御手段と、
    前記演奏評価制御手段の判定が肯定された場合、前記画像表示制御手段により前記表示装置に表示されている複数の前記キャラクタ画像のうち少なくとも1つのキャラクタ画像を、該キャラクタ画像を記号化した記号画像に変化させる画像変化制御手段と、
    前記画像変化制御手段により変化させられた前記記号画像を、前記表示装置における画面の一部に並べて表示させる記号表示制御手段と、
    前記演奏曲の出力が終了させられる際、前記画面の一部に並べて表示された前記記号画像を、前記画像変化制御手段による変化前の前記キャラクタ画像に再変化させる画像再変化制御手段と、
    前記画像再変化制御手段により再変化させられた単数又は複数の前記キャラクタ画像と、撮像装置により撮影される利用者の像とを、含む記念画像を撮影する記念画像撮影制御手段と
    を、備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像の撮影回数を決定するものである
    請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像におけるフレームを変化させるものである
    請求項1又は2に記載のカラオケ装置。
  4. 前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像に含まれる前記キャラクタ画像を選択可能とするものである
    請求項1から3の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  5. 前記記念画像撮影制御手段は、前記演奏曲の出力中に前記画像変化制御手段により前記記号画像に変化させられた前記キャラクタ画像の数に応じて、前記記念画像に含まれる前記キャラクタ画像を変化させるものである
    請求項1から4の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  6. 前記演奏評価制御手段は、前記評価基準として、前記音声入力装置から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否かを判定するものである
    請求項1から5の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  7. 前記演奏評価制御手段は、前記評価基準として、前記音声入力装置から入力される音情報の音量が規定値以上であるか否か、及び、前記音声入力装置から入力される音情報に対応する音程が前記演奏曲の音程と適合するか否かを判定するものである
    請求項1から5の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  8. 前記複数のキャラクタ画像についてそれぞれ異なる前記評価基準が予め定められたものであり、
    前記演奏評価制御手段は、前記音声入力装置から入力される音情報に基づいて、前記複数のキャラクタ画像それぞれについて、前記音情報が各キャラクタ画像に対応して予め定められた評価基準を満たすか否かを判定するものである
    請求項1から7の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  9. 表示装置及び音声入力装置を備え、多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させるカラオケ装置に備えられたコンピュータを、
    前記演奏曲の出力に際して、予め定められた複数の画像情報に基づいて、各画像情報に対応するキャラクタ画像を前記表示装置に表示させる画像表示制御手段、
    前記演奏曲の出力に際して、前記音声入力装置から入力される音情報に基づいて、該音情報が予め定められた評価基準を満たすか否かを判定する演奏評価制御手段、
    前記演奏評価制御手段の判定が肯定された場合、前記画像表示制御手段により前記表示装置に表示されている複数の前記キャラクタ画像のうち少なくとも1つのキャラクタ画像を、該キャラクタ画像を記号化した記号画像に変化させる画像変化制御手段、
    前記画像変化制御手段により変化させられた前記記号画像を、前記表示装置における画面の一部に並べて表示させる記号表示制御手段と、
    前記演奏曲の出力が終了させられる際、前記画面の一部に並べて表示された前記記号画像を、前記画像変化制御手段による変化前の前記キャラクタ画像に再変化させる画像再変化制御手段、
    及び、前記画像再変化制御手段により再変化させられた単数又は複数の前記キャラクタ画像と、撮像装置により撮影される利用者の像とを、含む記念画像を撮影する記念画像撮影制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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