JP2007241793A - 証明写真撮影装置 - Google Patents

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浩一 岩田
Shin Nakane
伸 中根
Takeshi Katsuta
剛 勝田
Toshihiko Ochiai
俊彦 落合
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Abstract

【課題】顔の中心がセンタリングされた証明写真を容易に切り取ることができる証明写真撮影装置を提供する。
【解決手段】被撮影者Mの顔の横方向における中心がセンタリングされた証明写真画像データを作成するセンタリングプログラム163を実行した制御部11と、センタリングプログラム163を実行した制御部11により作成された証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成する合成プログラム164を実行した制御部11と、当該生成された合成画像データに基づく合成画像を、所定の用紙にプリントするプリンタ部80と、を備え、方眼紙画像データには、証明写真画像の横方向における中心を示す位置にプリントされる横センタリングマークに関するデータを含むよう構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、証明写真撮影装置に関する。
従来、証明写真撮影装置においては、例えば、撮影した顔画像から被撮影者の顔位置を検出することができるようになっており、これによって、被撮影者の顔の横方向における中心がセンタリングされた証明写真や、被撮影者の顔サイズが調整された証明写真などを、自動的にプリントすることができるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、証明写真撮影装置からは、例えば、複数の証明写真がプリントされた用紙が出力されるため、例えば、証明写真を使用するときには、当該用紙から証明写真を切り取る必要がある。
通常、証明写真撮影装置においては、証明写真のサイズを指定することができるようになっているが、指定可能なサイズが限られている場合が多く、また、プリントされた証明写真のサイズが当該指定したサイズよりも若干大きい場合が多い。したがって、証明写真を適切なサイズに切り取るためには、例えば、被撮影者の顔の中心を見極めながら定規等を用いて切取位置を予め決定しておく必要がある。そこで、複数の証明写真がプリントされた用紙の証明写真以外の余白部分に、縦及び横の罫線からなる方眼線を入れる方法が考案された。
特開2002−277933号公報
このような方眼線を入れる方法は、切取位置を決定する際に定規等を用いなくてよい点で便利であるが、被撮影者の顔の中心は不明なままである。したがって、方眼線を入れる方法を用いても、被撮影者等は、顔の中心を見極めないと、顔の中心がセンタリングされた証明写真を切り取ることができず、被撮影者等にとって煩わしいばかりか、特に、証明写真撮影装置のセンタリング機能の効果を十分に活かしきれないという問題がある。
本発明の課題は、顔の中心がセンタリングされた証明写真を容易に切り取ることができる証明写真撮影装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
被撮影者の顔を撮影して顔画像データを生成する撮影手段と、
前記撮影手段により生成された顔画像データから、前記被撮影者の顔の横方向における中心位置を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記被撮影者の顔の横方向における中心位置に基づいて、前記顔画像データから前記被撮影者の顔の横方向における中心がセンタリングされた証明写真画像データを作成するセンタリング手段と、
前記センタリング手段により作成された証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成する合成手段と、
前記証明写真画像データに基づく証明写真画像と、当該証明写真画像の周囲に配置された前記方眼紙画像データに基づく方眼紙画像と、を含む、前記合成手段により生成された合成画像データに基づく合成画像を、所定の用紙にプリントするプリント手段と、を備え、
前記方眼紙画像データには、前記証明写真画像の横方向における中心を示す位置にプリントされる横センタリングマークに関するデータが含まれていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の証明写真撮影装置において、
前記方眼紙画像中の縦の罫線は、太罫線と当該太罫線よりも細い細罫線とからなり、
前記合成手段は、前記証明写真画像の横方向における中心が、前記方眼紙画像中の縦の太罫線に略一致してプリントされるように、前記証明写真画像データを前記方眼紙画像データに貼り付けることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の証明写真撮影装置において、
前記合成手段は、前記証明写真画像の縁部が、前記方眼紙画像中の縦及び横の罫線に略一致してプリントされるように、前記証明写真画像データを前記方眼紙画像データに貼り付けることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
前記方眼紙画像データには、前記証明写真画像の縦方向における中心を示す位置にプリントされる縦センタリングマークに関するデータが含まれていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
前記方眼紙画像データに、前記証明写真画像の切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークに関する切取位置マークデータを付与する切取位置マークデータ付与手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
請求項5に記載の証明写真撮影装置において、
前記切取サイズを指定する指定手段を備え、
前記切取位置マーク付与手段は、前記指定手段により指定された切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークに関する切取位置マークデータを、前記方眼紙画像データに付与することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、
請求項5又は6に記載の証明写真撮影装置において、
前記切取位置マークデータ付与手段は、前記切取サイズが複数の場合には、プリントされた切取位置マークが切取サイズ毎に識別可能となるような切取位置マークデータを、前記方眼紙画像データに付与することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、
請求項1〜7の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
前記方眼紙画像データに、前記証明写真画像における前記被撮影者の顔範囲を示す位置にプリントされる顔範囲マークに関する顔範囲マークデータを、前記方眼紙画像データに付与する顔範囲マークデータ付与手段を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、
請求項1〜8の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
前記方眼紙画像データには、前記証明写真画像のサイズに応じた複数のフォーマットがあり、
前記証明写真画像のサイズに応じて、前記複数のフォーマットの中から一のフォーマットを選択する選択手段を備え、
前記合成手段は、前記証明写真画像データを、前記選択手段により選択された一のフォーマットに対応する方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、方眼紙画像データには横センタリングマークに関するデータが含まれているため、証明写真画像の横方向における中心を示す位置、すなわち、被撮影者の顔の横方向における中心を示す位置に、横センタリングマークがプリントされることとなって、被撮影者等は、顔の中心がセンタリングされた証明写真を容易に切り取ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、合成手段は、証明写真画像の横方向における中心が、方眼紙画像中の縦の太罫線に略一致してプリントされるように、証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けることができるため、横センタリングマークから切取位置までの目盛りが数え易い。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、合成手段は、証明写真画像の縁部が、方眼紙画像中の縦及び横の罫線に略一致してプリントされるように、証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けることができるため、証明写真画像の縁部から切取位置までの目盛りが数え易い。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、方眼紙画像データには、証明写真画像の縦方向における中心を示す位置にプリントされる縦センタリングマークに関するデータが含まれているため、被撮影者等は、証明写真画像の縦方向における切取位置を容易に定めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、切取位置マークデータ付与手段は、方眼紙画像データに、証明写真画像の切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークに関する切取位置マークデータを付与することができるため、切取位置を定める際に目盛りを数える必要がなくなって、利便性が高い。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、被撮影者は、指定手段により切取サイズを指定することができ、切取位置マーク付与手段は、指定手段により指定された切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークに関する切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与することができるため、被撮影者所望の切取位置に切取位置マークがプリントされることとなって、使い勝手がよい。
請求項7に記載の発明によれば、請求項5又は6に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、切取位置マークデータ付与手段は、切取サイズが複数の場合には、プリントされた切取位置マークが切取サイズ毎に識別可能となるような切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与することができるため、被撮影者による切取位置マークの見誤りを防止することができることとなって、より使い勝手がよい。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、顔範囲マークデータ付与手段は、方眼紙画像データに、証明写真画像における被撮影者の顔範囲を示す位置にプリントされる顔範囲マークに関する顔範囲マークデータを、方眼紙画像データに付与することができるため、証明写真画像を切り取る際に、被撮影者が顔部分を誤って切ってしまうことを防止することができることとなって、より一層使い勝手がよい。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1〜8の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、方眼紙画像データには、証明写真画像のサイズに応じた複数のフォーマットがあるため、様々な用途に対応するこことができることとなって、より利便性が高い。
以下、図を参照して、本発明にかかる証明写真撮影装置の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<証明写真撮影装置の構成>
まず、証明写真撮影装置1の構成について説明する。
証明写真撮影装置1は、例えば、図1に示すように、ボックス型に形成されており、例えば、証明写真撮影装置1の外壁には、プリントされた証明写真を取り出すための取出口81が設置されている。
また、例えば、証明写真撮影装置1の内部には、撮影室1aが設置されている。
撮影室1aには、例えば、被撮影者Mが座る椅子1bが回転可能に備えられており、椅子1bは回転によって昇降するように構成されている。
また、例えば、撮影室1aにおける被撮影者Mの上方、正面及び背面に相当する位置には、それぞれ照明用のストロボ20aが設置されている。
また、例えば、撮影室1aにおける被撮影者Mの正面に相当する位置には、操作手順等の撮影に関する各種画面や撮影された証明写真画像などを表示するための表示部40と、被撮影者Mが撮影室1a内に入室したことを検出するための入室センサ50と、撮影料金を精算するためのコインメック60と、被撮影者Mが操作指示を入力するための操作ボタン70aやタッチパネル70bと、などが設置されている。
証明写真撮影装置1は、例えば、図2に示すように、本体部10と、ストロボユニット20と、デジタルカメラ30と、表示部40と、入室センサ50と、コインメック60と、操作部70と、プリンタ部80と、などを備えて構成されている。
ストロボユニット20は、例えば、本体部10から入力される制御信号に従って、撮影室1a内の各位置に設置されたストロボ20aの発光タイミングや発光量を制御する。
デジタルカメラ30は、例えば、光学レンズと、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)など撮像素子と、A/D変換部と、などから構成されている。
デジタルカメラ30は、例えば、本体部10から入力される制御信号に従って、光学レンズを介して入力された被写体像を撮像素子により光電変換してアナログ画像信号を生成し、そして、A/D変換部により当該アナログ画像信号からデジタルの画像データ(顔画像データ)を生成して、当該顔画像データを本体部10に出力する。
なお、デジタルカメラ30に代えて、動画を記録可能なデジタルビデオカメラを適用するようにしてもよい。
表示部40は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等から構成されており、例えば、本体部10から入力される表示信号に従って、所与の表示処理を行う。
入室センサ50は、例えば、被撮影者Mが撮影室1a内に入室したことを検出するためのものであり、被撮影者Mの入室を検出すると、その検出信号を本体部10に出力する。
なお、入室センサ50としては、例えば、発光器と受光器とからなる光学式センサ等が適用可能である。
コインメック60は、例えば、硬貨や紙幣の入金口や釣銭の返金口などを備えた金銭登録機である。コインメック60は、例えば、入金口から入金された金額に関する情報を本体部10に出力するとともに、本体部10から入力された制御信号に従って釣銭額に応じた硬貨や紙幣を返金口に排出する。
操作部70は、例えば、撮影室1aの内壁に備えられた操作ボタン70aや、表示部40と一体的に構成されたタッチパネル70bなどから構成されており、例えば、被撮影者Mによる操作に伴う押下信号を本体部10に出力する。
具体的には、操作部70は、例えば、指定手段として、被撮影者Mが、切取サイズ(後述)を指定する際に使用される。
また、操作部70は、例えば、選択手段として、被撮影者Mが、証明写真画像Pのサイズに応じて、複数ある方眼紙画像データのフォーマット(後述)の中から一のフォーマットを選択する際に使用される。
プリンタ部80は、例えば、プリント手段として、本体部10から入力される制御信号に従って、証明写真画像データに基づく証明写真画像P(例えば、履歴書・証明用の証明写真画像P1、パスポート用の証明写真画像P2、免許証・証明用の証明写真画像P3、中型・大型証明用の証明写真画像P4など)と、証明写真画像Pの周囲に配置された方眼紙画像データに基づく方眼紙画像Q(履歴書・証明用の方眼紙画像Q1、パスポート用の方眼紙画像Q2、免許証・証明用の方眼紙画像Q3、中型・大型証明用の方眼紙画像Q4など)と、を含む、合成プログラム164を実行した制御部11(後述)により生成された合成画像データに基づく合成画像Rを、所定の用紙Tにプリントする。
なお、プリンタ部80のプリント方式としては、昇華型熱転写方式や、溶融転写記録方式、電子写真方式、インクジェット方式などを適用してもよいし、その他のプリント方式を適用してもよい。また、銀塩写真像を形成する方式を適用してもよい。
本体部10は、例えば、制御部11と、I/O(Input/Output)コントロール12と、I/F(InterFace)13と、DVD(Digital Versatile Disk)記憶部14と、RAM(Random Access Memory)15と、ROM(Read Only Memory)16と、などを備えて構成されている。そして、本体部10は、例えば、I/Oコントロール12を介して、ストロボユニット20や、コインメック60、操作部70などと接続しており、I/F13を介して、プリンタ部80などと接続している。
制御部11は、例えば、証明写真撮影装置1の各部を集中制御する。
具体的には、制御部11は、例えば、ROM16に記憶された証明写真撮影装置1用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
I/Oコントロール12は、ストロボユニット20や、コインメック60、操作部70などとの間で各種情報を入出力するためのインターフェイスである。
I/F13は、例えば、プリンタ部80との間で各種情報を入出力するためのインターフェイスである。
DVD記憶部14は、例えば、デジタルカメラ30により撮影されて生成された顔画像データと、センタリングプログラム163を実行した制御部11(後述)により作成された証明写真画像データ(後述)と、合成プログラム164を実行した制御部11(後述)により生成された合成画像データ(後述)と、表示部40に表示される各種画面の画像データと、などを記憶している。
RAM15は、制御部11によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
ROM16は、証明写真撮影装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、制御部11によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でROM16に記憶されている。
具体的には、ROM16は、例えば、方眼紙画像データを記憶している。
方眼紙画像データは、方眼紙画像Qに関するデータであり、方眼紙画像データには、例えば、証明写真画像Pのサイズに応じた複数のフォーマットがある。
具体的には、方眼紙画像データには、例えば、用途「一般履歴書」に対応するフォーマット「履歴書・証明用の証明写真画像P1のサイズ(「縦4.5cm×横3.6cm」)に応じた方眼紙画像データ」と、用途「パスポート申請」に対応するフォーマット「パスポート用の証明写真画像P2のサイズ(「縦4.7cm×横4.2cm」)に応じた方眼紙画像データ」と、用途「自動車運転免許」に対応するフォーマット「免許証・証明用の証明写真画像P3のサイズ(「縦3.5cm×横2.8cm」)に応じた方眼紙画像データ」と、フォーマット「中型・大型証明用の証明写真画像P4(中型証明用の証明写真画像P41及び大型証明用の証明写真画像P42)のサイズ(「縦5.6cm×横4.8cm」及び「縦7cm×横6cm」)に応じた方眼紙画像データ」と、の4つのフォーマットがある。
ここで、フォーマット「履歴書・証明用の証明写真画像P1のサイズに応じた方眼紙画像データ」に基づく方眼紙画像を図3に示し、フォーマット「パスポート用の証明写真画像P2のサイズに応じた方眼紙画像データ」に基づく方眼紙画像を図4に示し、フォーマット「免許証・証明用の証明写真画像P3のサイズに応じた方眼紙画像データ」を図5に示し、フォーマット「中型・大型証明用の証明写真画像P4に応じた方眼紙画像データ」に基づく方眼紙画像を図6に示す。
本実施の形態の証明写真画像Pのサイズは、実際の証明写真のサイズよりも若干大きく設定されている。
具体的には、例えば、用途「一般履歴書」の証明写真のサイズは「縦4.0cm×横3.0cm」であるのに対し、履歴書・証明用の証明写真画像P1のサイズは「縦4.5cm×横3.6cm」(図3)と設定されている。
また、例えば、用途「パスポート申請」の証明写真のサイズは「縦4.5cm×横3.5cm」であるのに対し、パスポート用の証明写真画像P2のサイズは「縦4.7cm×横4.2cm」(図4)と設定されている。
また、例えば、用途「自動車運転免許」の証明写真のサイズは「縦3.0cm×横2.4cm」であるのに対し、免許証・証明用の証明写真画像P3のサイズは「縦3.5cm×横2.8cm」(図5)と設定されている。
方眼紙画像Q中の縦の罫線L1,…は、例えば、図3〜6に示すように、縦の太罫線L11,…と、縦の太罫線L11,…よりも細い縦の細罫線L12,…とからなっており、同様に、方眼紙画像Q中の横の罫線L2,…も、例えば、横の太罫線L21,…と、横の太罫線L21,…よりも細い横の細罫線L22,…とからなっている。
例えば、縦の細罫線L12,…及び横の細罫線L22,…は1mm間隔毎に、縦の太罫線L11,…及び横の太罫線L12,…は、5mm間隔毎に配置されている。
方眼紙画像データには、例えば、図3〜6に示すように、証明写真画像Pの横方向における中心P1(図7参照)を示す位置にプリントされる横センタリングマークA,…に関するデータと、証明写真画像Pの縦方向における中心P2(図7参照)を示す位置にプリントされる縦センタリングマークB,…に関するデータと、が含まれている。
証明写真画像Pに関する証明写真画像データは、例えば、合成プログラム164を実行した制御部11(後述)により、方眼紙画像データの予め決められた位置に決められた個数だけ貼り付けられるようになっている。したがって、方眼紙画像Q中における横センタリングマークA,…の位置及び縦センタリングマークB,…の位置は、方眼紙画像データのフォーマット毎に一律に決まっている。
また、ROM16は、例えば、図2に示すように、撮影プログラム161、検出プログラム162と、センタリングプログラム163と、合成プログラム164と、付与プログラム165と、などを記憶している。
撮影プログラム161は、例えば、デジタルカメラ30を介して、被撮影者Mの顔を撮影して顔画像データを生成する機能を、制御部11に実現させる。
具体的には、制御部11は、例えば、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、撮影を実行するよう指示されると、I/Oコントロール12を介してストロボユニット20を制御するとともに、デジタルカメラ30を制御して、被撮影者Mの顔を撮影して顔画像データを生成する。
ここで、撮影手段は、例えば、デジタルカメラ30と、撮影プログラム161を実行した制御部11と、によって構成される。
検出プログラム162は、例えば、撮影プログラム161を実行した制御部11及びデジタルカメラ30により生成された顔画像データから、被撮影者Mの顔の横方向における中心位置を検出する機能を、制御部11に実現させる。
具体的には、制御部11は、例えば、撮影プログラム161を実行した制御部11により生成された顔画像データに所定の顔位置検出処理を施して、被撮影者Mの顔における所定位置(例えば、図7に示すような、左顔エッジを示す位置E1と、右顔エッジを示す位置E2と、頭頂部を示す位置E3と、下顎部を示す位置E4と、など)を検出することによって、被撮影者Mの顔の横方向における中心位置や被撮影者Mの顔範囲を検出する。
より具体的には、制御部11は、例えば、左顔エッジを示す位置E1と右顔エッジを示す位置E2とに基づいて、被撮影者Mの顔の横方向における中心位置を検出し、例えば、左顔エッジを示す位置E1と右顔エッジを示す位置E2と頭頂部を示す位置E3と下顎部を示す位置E4とに基づいて、被撮影者Mの顔範囲を検出する。
ここで、所定の顔位置検出処理としては、例えば、色成分の濃度差に基づいて顔位置を検出する処理等の公知の顔位置検出処理を適用することができる。
制御部11は、かかる検出プログラム162を実行することによって、検出手段として機能する。
センタリングプログラム163は、例えば、検出プログラム162を実行した制御部11により検出された被撮影者Mの顔の横方向における中心位置に基づいて、顔画像データから被撮影者Mの顔の横方向における中心がセンタリングされた証明写真画像データを作成する機能を、制御部11に実現させる。
具体的には、制御部11は、例えば、検出プログラム162を実行した制御部11により検出された被撮影者Mの顔の横方向における中心位置に基づいて、撮影プログラム161を実行した制御部11及びデジタルカメラ30により生成された顔画像データの被撮影者Mの顔の横方向における中心をセンタリングするとともに、当該顔画像データに所定の証明写真画像データ作成処理を施して、証明写真画像データを作成する。
ここで、所定の証明写真画像データ作成処理としては、例えば、検出プログラム162を実行した制御部11により検出された被撮影者Mの顔範囲が規定の範囲に収まるように、顔画像データを拡大・縮小する処理等の公知の証明写真画像データ作成処理を適用することができる。
制御部11は、かかるセンタリングプログラム163を実行することによって、センタリング手段として機能する。
合成プログラム164は、例えば、センタリングプログラム163を実行した制御部11により作成された証明写真画像データを、方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成する機能を、制御部11に実現させる。
具体的には、制御部11は、例えば、被撮影者Mによる操作部70の操作により選択された一のフォーマットに対応する方眼紙画像データを、ROM16から抽出し、例えば、図8〜11に示すように、証明写真画像Pの横方向における中心P1(図7参照)が、方眼紙画像Q中の縦の太罫線L11に略一致してプリントされるように、且つ、証明写真画像Pの縁部Pa(図7参照)が、方眼紙画像Q中の縦の罫線L1及び横の罫線L2に略一致してプリントされるように、証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付ける。
制御部11は、かかる合成プログラム164を実行することによって、合成手段として機能する。
付与プログラム165は、例えば、方眼紙画像データに、証明写真画像Pの切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークC,…に関する切取位置マークデータを付与する機能を、制御部11に実現させる。
具体的には、制御部11は、例えば、被撮影者Mの操作部70の操作により指定された切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークC,…に関する切取位置マークデータを、合成プログラム164を実行した制御部11により生成された合成画像データのうちの方眼紙画像データに対応する部分に付与する。
そして、制御部11は、例えば、切取サイズが複数の場合には、プリントされた切取位置マークC,…が切取サイズ毎に識別可能となるような切取位置マークデータを、合成プログラム164を実行した制御部11により生成された合成画像データのうちの方眼紙画像データに対応する部分に付与する。具体的には、切取位置マークC,…が識別可能となるように、切取サイズ毎に切取位置マークCの形状を変えることとする。
なお、制御部11は、例えば、切取位置マークC,…に従って切り取った後の画像において、当該画像の横方向における中心及び縦方向における中心が、それぞれ証明写真画像Pの横方向における中心P1及び縦方向における中心P2と一致するように、すなわち、切取位置マークC,…が横センタリングマークAに対して左右対称(左右方向=横方向)にプリントされるように、且つ、縦センタリングマークBに対して上下対称(上下方向=縦方向)にプリントされるように、切取位置マークデータを方眼紙画像データに付与する。
より具体的には、制御部11は、例えば、図12に示すような「写真の大きさ選択画面」N1を表示部40に表示させて、被撮影者Mに、履歴書・証明用の証明写真画像P1と、パスポート用の証明写真画像P2と、免許証・証明用の証明写真画像P3と、中型・大型証明用の証明写真画像P4と、の中から、一の証明写真画像Pを指定させる。
ここで、証明写真の主な用途は、「一般履歴書」、「パスポート申請」、「自動車運転免許」の他にも様々あり、用途に応じて証明写真のサイズも複数ある。そこで、「写真の大きさ選択画面」N1において被撮影者Mが一の証明写真画像Pを選択しやすくなるように、「写真の大きさ選択画面」N1には、主な証明写真の用途を当該各用途に適合する証明写真画像P1,P2,P3,P4に対応付けて表示するようになっている。
なお、各用途に適合する証明写真画像Pとしては、例えば、当該用途に応じた証明写真のサイズ以上のサイズを有し、且つ、当該用途に応じた証明写真のサイズに最も近いサイズを有する証明写真画像Pとした。具体的には、例えば、用途「実用英語技能検定」の証明写真のサイズは「縦3.0cm×縦3.0cm」であるため、当該サイズ以上のサイズを有し、且つ、当該サイズに最も近いサイズを有する履歴書・証明用の証明写真画像P1を、用途「実用英語技能検定」に適合する証明写真画像Pとし、例えば、用途「国際自動車免許申請」の証明写真のサイズは「縦5.0cm×横4.0cm」であるため、当該サイズ以上のサイズを有し、且つ、当該サイズに最も近いサイズを有する中型・大型証明用の証明写真画像P4を、用途「国際自動車免許申請」に適合する証明写真画像Pとした。
次いで、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、履歴書・証明用の証明写真画像P1が指定された場合には、制御部11は、例えば、図13に示すような「用途選択画面(履歴書用)」N2を表示部40に表示させて、履歴書・証明用の証明写真画像P1に適合する用途の中から一又は複数の用途を指定させる。
そして、例えば、用途「実用英語技能検定」(証明写真のサイズ「縦3.0cm×縦3.0cm」)と用途「一般履歴書」(証明写真のサイズ「縦4.0cm×縦3.0cm」)が指定されたとすると、制御部11は、例えば、切取サイズ「縦3.0cm×縦3.0cm」に応じた位置にプリントされる切取位置マークC11,…(図8)及び切取サイズ「縦4.0cm×縦3.0cm」に応じた位置にプリントされる切取位置マークC12,…(図8)に関する切取位置マークデータであり、且つ、切取位置マークC11,…と切取位置マークC12,…とが切取サイズ毎に形状の違いにより識別可能となるような切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与する。
一方、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、パスポート用の証明写真画像P2が指定された場合には、パスポート用の証明写真画像P2に適合する用途(用途「簿記検定1級受検」、用途「外国人登録申請」、…、用途「パスポート申請」)は複数あるが、当該複数の用途に応じた証明写真のサイズは全て「縦4.5cm×横3.5cm」であるため、制御部11は、例えば、切取サイズ「縦4.5cm×横3.5cm」に応じた位置にプリントされる切取位置マークC2,…(図9)に関する切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与する。
一方、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、免許証・証明用の証明写真画像P3が指定された場合には、免許証・証明用の証明写真画像P3に適合する用途(用途「自動車運転免許」)に応じた証明写真のサイズは「縦3.0cm×横2.4cm」であるため、制御部11は、例えば、切取サイズ「縦3.0cm×横2.4cm」に応じた位置にプリントされる切取位置マークC3,…(図10)に関する切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与する。
一方、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、中型・大型証明用の証明写真画像P4が指定された場合には、制御部11は、例えば、図14に示すような「用途選択画面(中型・大型用)」N3を表示部40に表示させて、中型・大型証明用の証明写真画像P4に適合する用途の中から一又は複数の用途を指定させる。
そして、例えば、用途「国際自動車免許申請」(証明写真のサイズ「縦5.0cm×横4.0cm」)と用途「建築士免許」(証明写真のサイズ「縦5.0cm×横4.0cm」)が指定されたとすると、制御部11は、例えば、切取サイズ「縦5.0cm×横4.0cm」に応じた位置にプリントされる切取位置マークC4,…(図11)に関する切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与する。
また、付与プログラム165は、例えば、方眼紙画像データに、証明写真画像Pにおける被撮影者Mの顔範囲を示す位置にプリントされる顔範囲マークD,…に関する顔範囲マークデータを、合成プログラム164を実行した制御部11により生成された合成画像データのうちの方眼紙画像データに対応する部分に付与する機能を、制御部11に実現させる。
具体的には、制御部11は、例えば、検出プログラム162を実行した制御部11により検出された被撮影者Mの顔範囲を示す位置(例えば、図7に示す、左顔エッジを示す位置E1と、右顔エッジを示す位置E2と、頭頂部を示す位置E3と、下顎部を示す位置E4)にプリントされる顔範囲マークD,…(例えば、図8〜11)に関する顔範囲マークデータを、方眼紙画像データに付与する。
制御部11は、かかる付与プログラム165を実行することによって、切取位置マークデータ付与手段及び顔範囲マークデータ付与手段として機能する。
<証明写真撮影処理>
次に、証明写真撮影装置1による証明写真の撮影に関する処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部11は、入室センサ50により、被撮影者Mが撮影室1a内に入室したことを検出されると、証明写真撮影装置1の省エネモードを解除して、証明室1a内の照明を点灯させ、料金精算処理を実行する(ステップS1)。
具体的には、制御部11は、料金精算処理において、まず、規定料金を投入するよう促す画面を表示部40に表示させる。
次いで、被撮影者Mによりコインメック60に入金されると、制御部11は、釣銭額を算出し、釣銭がある場合には、コインメック60に当該釣銭を排出させて、料金の精算を行う。
次いで、制御部11は、付与プログラム165を実行して、被撮影者Mに切取サイズを指定させる(ステップS2)。
具体的には、制御部11は、まず、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)を表示部40に表示させる。
次いで、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、履歴書・証明用の証明写真画像P1が指定されると、制御部11は、フォーマット「履歴書・証明用の証明写真画像P1に応じた方眼紙画像データ」をRAM15に記憶させて、「用途選択画面(履歴書用)」N2(図13)を表示部40に表示させる。
次いで、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、「用途選択画面(履歴書用)」N2(図13)において、一又は複数の用途が指定されると、制御部11は、当該用途に応じた切取サイズをRAM15に記憶させる。具体的には、制御部11は、例えば、用途「実用英語技能検定」と用途「一般履歴書」が指定されると、用途「実用英語技能検定」に応じた切取サイズ「縦3.0cm×縦3.0cm」と、用途「一般履歴書」に応じた切取サイズ「縦4.0cm×縦3.0cm」と、をRAM15に記憶させる。
一方、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、パスポート用の証明写真画像P2が指定されると、制御部11は、フォーマット「パスポート用の証明写真画像P2のサイズに応じた方眼紙画像データ」をRAM15に記憶させるとともに、切取サイズ「縦4.5cm×縦3.5cm」をRAM15に記憶させる。
一方、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、免許証・証明用の証明写真画像P3が指定されると、制御部11は、フォーマット「免許証・証明用の証明写真画像P3のサイズに応じた方眼紙画像データ」をRAM15に記憶させるとともに、切取サイズ「縦3.0cm×縦2.4cm」をRAM15に記憶させる。
一方、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、「写真の大きさ選択画面」N1(図12)において、中型・大型証明用の証明写真画像P4が指定されると、制御部11は、フォーマット「中型・大型証明用の証明写真画像P4に応じた方眼紙画像データ」をRAM15に記憶させ、「用途選択画面(中型・大型用)」N3(図14)を表示部40に表示させる。
次いで、被撮影者Mによる操作部70によって、「用途選択画面(中型・大型用)」N3(図14)において、一又は複数の用途が選択されると、制御部11は、当該用途に応じた切取サイズをRAM15に記憶させる。具体的には、制御部11は、例えば、用途「国際自動車免許申請」と用途「建築士免許」が指定されると、これらの用途に応じた切取サイズ「縦5.0cm×横4.0cm」をRAM15に記憶させる。
次いで、制御部11は、撮影プログラム161を実行して、デジタルカメラ30を介して、顔画像データを生成する(ステップS3)。
具体的には、制御部11は、まず、撮影の実行を指示するよう促す画面を表示部40に表示させる。
次いで、被撮影者Mによる操作部70の操作によって撮影を実行するよう指示されると、制御部11は、ストロボユニット20を制御するとともに、デジタルカメラ30を制御して、被撮影者Mの顔を撮影して顔画像データを生成し、当該顔画像データをRAM15に記憶させる。
次いで、制御部11は、検出プログラム162を実行して、ステップS3で生成されてRAM15に記憶された顔画像データから、被撮影者Mの顔の横方向における中心位置を検出する(ステップS4)。
次いで、制御部11は、センタリングプログラム163を実行して、ステップS4で検出された被撮影者Mの顔の横方向における中心位置に基づいて、ステップS3で生成されてRAM15に記憶された顔画像データから被撮影者Mの顔の横方向における中心がセンタリングされた証明写真画像データを作成する(ステップS5)。
次いで、制御部11は、合成プログラム164を実行して、ステップS2でRAM15に記憶させたフォーマットに対応する方眼紙画像データをROM15から取得して、当該取得した方眼紙画像データに、ステップS5で作成された証明写真画像データを貼り付けて合成した合成画像データを生成する(ステップS6)。
次いで、制御部11は、付与プログラム165を実行して、ステップS6で生成された合成画像データのうちの方眼紙画像データに対応する部分に、ステップS2でRAM15に記憶させた切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークC,…に関する切取位置マークデータを付与するとともに(ステップS7)、ステップS4で検出された被撮影者Mの顔位置に基づいて、証明写真画像Pにおける被撮影者Mの顔範囲を示す位置にプリントされる顔範囲マークD,…に関する顔範囲マークデータを付与する(ステップS8)。
次いで、制御部11は、プリンタ部80に、ステップS6で生成されて、ステップS7で切取位置マークデータが付与されて、ステップS8で顔位置マークデータが付与された合成画像データに基づく合成画像Rを、所定の用紙Tにプリントさせて(ステップS9)、合成画像Rがプリントされた所定の用紙Tを取出口81から排出させて、本処理を終了する。
以上説明した本発明の証明写真撮影装置1によれば、撮影プログラム161を実行した制御部11及びデジタルカメラ30によって、被撮影者Mの顔を撮影して顔画像データを生成することができ、検出プログラム162を実行した制御部11によって、撮影プログラム161を実行した制御部11及びデジタルカメラ30により生成された顔画像データから、被撮影者Mの顔の横方向における中心位置を検出することができ、センタリングプログラム163を実行した制御部11によって、検出プログラム162を実行した制御部11により検出された被撮影者Mの顔の横方向における中心位置に基づいて、顔画像データから被撮影者Mの顔の横方向における中心がセンタリングされた証明写真画像データを作成することができ、合成プログラム164を実行した制御部11によって、センタリングプログラム163を実行した制御部11により作成された証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成することができ、プリンタ部80によって、証明写真画像データに基づく証明写真画像Pと、証明写真画像Pの周囲に配置された方眼紙画像データに基づく方眼紙画像Qと、を含む、合成プログラム164を実行した制御部11により生成された合成画像データに基づく合成画像を、所定の用紙Tにプリントすることができ、そして、方眼紙画像データには、証明写真画像Pの横方向における中心を示す位置にプリントされる横センタリングマークA,…に関するデータが含まれている。
したがって、被撮影者Mの顔の横方向における中心を示す位置に、横センタリングマークA,…がプリントされることとなって、被撮影者M等は、顔の中心がセンタリングされた証明写真を容易に切り取ることができる。
また、方眼紙画像Q中の縦の罫線L1は、縦の太罫線L11と、縦の太罫線L11より細い縦の細罫線L12とからなり、合成プログラム164を実行した制御部11は、証明写真画像Pの横方向における中心が、方眼紙画像Q中の縦の太罫線L11に略一致してプリントされるように、証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けることができるため、横センタリングマークAから切取位置までの目盛りが数え易い。
また、合成プログラム164を実行した制御部11は、証明写真画像Pの縁部Pa,…が、方眼紙画像Q中の縦の罫線L1及び横の罫線L2に略一致してプリントされるように、証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けることができるため、証明写真画像Pの縁部Paから切取位置までの目盛りが数え易い。
また、方眼紙画像データには、証明写真画像Pの縦方向における中心を示す位置にプリントされる縦センタリングマークB,…に関するデータが含まれているため、被撮影者M等は、証明写真画像Qの縦方向における切取位置を容易に定めることができる。
また、付与プログラム165を実行した制御部11によって、方眼紙画像データに、証明写真画像Qの切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークC,…に関する切取位置マークデータを付与することができるため、切取位置を定める際に目盛りを数える必要がなくなって、利便性が高い。
また、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、切取サイズを指定することができ、付与プログラム165を実行した制御部11は、被撮影者Mによる操作部70の操作により指定された切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークC,…に関する切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与することができるため、被撮影者M所望の切取位置に切取位置マークC,…がプリントされることとなって、使い勝手がよい。
また、付与プログラム165を実行した制御部11は、切取サイズが複数の場合には、プリントされた切取位置マークC,…が切取サイズ毎に識別可能となるような切取位置マークデータを、方眼紙画像データに付与することができるため、被撮影者Mによる切取位置マークC,…の見誤りを防止することができることとなって、より使い勝手がよい。
また、付与プログラム165を実行した制御部11によって、方眼紙画像データに、証明写真画像Pにおける被撮影者Mの顔範囲を示す位置にプリントされる顔範囲マークD,…に関する顔範囲マークデータを、方眼紙画像データに付与することができるため、証明写真画像Pを切り取る際に、被撮影者Mが顔部分を誤って切ってしまうことを防止することができることとなって、より一層使い勝手がよい。
また、方眼紙画像データには、証明写真画像Pのサイズに応じた複数のフォーマットがあり、被撮影者Mによる操作部70の操作によって、証明写真画像Pのサイズに応じて、当該複数ある方眼紙画像データのフォーマットの中から一のフォーマットを選択することができ、合成プログラム164を実行した制御部11は、証明写真画像データを、被撮影者Mによる操作部70の操作によって選択された一のフォーマットに対応する方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成することができる。したがって、様々な用途に対応するこことができることとなって、より利便性が高い。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
切取位置マークC,…が識別可能となるように、切取サイズ毎に形状を変えるようにしたが、例えば、切取サイズ毎に色等を変えるようにしてもよい。
また、顔画像データから被撮影者Mの生体情報(例えば、目と目の間隔等)を抽出し、これを利用して被撮影者Mの顔の横方向における中心位置を検出するようにしてもよい。
被撮影者Mによる操作部70の操作によって、任意の切取サイズを指定できるようにしてもよい。
本発明にかかる証明写真撮影装置を示す透視図である。 本発明にかかる証明写真撮影装置の機能的構成を示すブロック図である。 履歴書・証明用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像を示す図である。 パスポート用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像を示す図である。 免許証・証明用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像を示す図である。 中型・大型証明用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像を示す図である。 証明写真画像の横方向における中心と、証明写真画像の縦方向における中心と、証明写真画像の縁部と、左顔エッジを示す位置と、右顔エッジを示す位置と、頭頂部を示す位置と、下顎部を示す位置と、を説明するための図である。 所定の用紙にプリントされた、履歴書・証明用の証明写真画像と、履歴書・証明用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像と、切取位置マークと、顔範囲マークと、を含む、合成画像を示す図である。 所定の用紙にプリントされた、パスポート用の証明写真画像と、パスポート用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像と、切取位置マークと、顔範囲マークと、を含む、合成画像を示す図である。 所定の用紙にプリントされた、免許証・証明用の証明写真画像と、免許証・証明用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像と、切取位置マークと、顔範囲マークと、を含む、合成画像を示す図である。 所定の用紙にプリントされた、中型・大型証明用の証明写真画像と、中型・大型証明用の証明写真画像のサイズに応じた方眼紙画像データに基づく方眼紙画像と、切取位置マークと、顔範囲マークと、を含む、合成画像を示す図である。 「写真の大きさ選択画面」を示す図である。 「用途選択画面(履歴書用)」を示す図である。 「用途選択画面(中型・大型用)」を示す図である。 本発明にかかる証明写真撮影装置による証明写真の撮影に関する処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 証明写真撮影装置
11 制御部(撮影手段、検出手段、センタリング手段、合成手段、切取位置マークデータ付与手段、顔範囲マークデータ付与手段)
30 デジタルカメラ(撮影手段)
70 操作部(指定手段、選択手段)
80 プリンタ部(プリント手段)
161 撮影プログラム(撮影手段)
162 検出プログラム(検出手段)
163 センタリングプログラム(センタリング手段)
164 合成プログラム(合成手段)
165 付与プログラム(切取位置マークデータ付与手段、顔範囲マークデータ付与手段)
A 横センタリングマーク
B 縦センタリングマーク
C 切取位置マーク
D 顔範囲マーク
L1 縦の罫線
L11 縦の太罫線
L12 縦の細罫線
L2 横の罫線
M 被撮影者
P 証明写真画像
Pa 縁部
Q 方眼紙画像
R 合成画像
T 用紙

Claims (9)

  1. 被撮影者の顔を撮影して顔画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成された顔画像データから、前記被撮影者の顔の横方向における中心位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記被撮影者の顔の横方向における中心位置に基づいて、前記顔画像データから前記被撮影者の顔の横方向における中心がセンタリングされた証明写真画像データを作成するセンタリング手段と、
    前記センタリング手段により作成された証明写真画像データを方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成する合成手段と、
    前記証明写真画像データに基づく証明写真画像と、当該証明写真画像の周囲に配置された前記方眼紙画像データに基づく方眼紙画像と、を含む、前記合成手段により生成された合成画像データに基づく合成画像を、所定の用紙にプリントするプリント手段と、を備え、
    前記方眼紙画像データには、前記証明写真画像の横方向における中心を示す位置にプリントされる横センタリングマークに関するデータが含まれていることを特徴とする証明写真撮影装置。
  2. 請求項1に記載の証明写真撮影装置において、
    前記方眼紙画像中の縦の罫線は、太罫線と当該太罫線よりも細い細罫線とからなり、
    前記合成手段は、前記証明写真画像の横方向における中心が、前記方眼紙画像中の縦の太罫線に略一致してプリントされるように、前記証明写真画像データを前記方眼紙画像データに貼り付けることを特徴とする証明写真撮影装置。
  3. 請求項1又は2に記載の証明写真撮影装置において、
    前記合成手段は、前記証明写真画像の縁部が、前記方眼紙画像中の縦及び横の罫線に略一致してプリントされるように、前記証明写真画像データを前記方眼紙画像データに貼り付けることを特徴とする証明写真撮影装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
    前記方眼紙画像データには、前記証明写真画像の縦方向における中心を示す位置にプリントされる縦センタリングマークに関するデータが含まれていることを特徴とする証明写真撮影装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
    前記方眼紙画像データに、前記証明写真画像の切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークに関する切取位置マークデータを付与する切取位置マークデータ付与手段を備えることを特徴とする証明写真撮影装置。
  6. 請求項5に記載の証明写真撮影装置において、
    前記切取サイズを指定する指定手段を備え、
    前記切取位置マーク付与手段は、前記指定手段により指定された切取サイズに応じた位置にプリントされる切取位置マークに関する切取位置マークデータを、前記方眼紙画像データに付与することを特徴とする証明写真撮影装置。
  7. 請求項5又は6に記載の証明写真撮影装置において、
    前記切取位置マークデータ付与手段は、前記切取サイズが複数の場合には、プリントされた切取位置マークが切取サイズ毎に識別可能となるような切取位置マークデータを、前記方眼紙画像データに付与することを特徴とする証明写真撮影装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
    前記方眼紙画像データに、前記証明写真画像における前記被撮影者の顔範囲を示す位置にプリントされる顔範囲マークに関する顔範囲マークデータを、前記方眼紙画像データに付与する顔範囲マークデータ付与手段を備えることを特徴とする証明写真撮影装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の証明写真撮影装置において、
    前記方眼紙画像データには、前記証明写真画像のサイズに応じた複数のフォーマットがあり、
    前記証明写真画像のサイズに応じて、前記複数のフォーマットの中から一のフォーマットを選択する選択手段を備え、
    前記合成手段は、前記証明写真画像データを、前記選択手段により選択された一のフォーマットに対応する方眼紙画像データに貼り付けて合成した合成画像データを生成することを特徴とする証明写真撮影装置。
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