JP2007324965A - デジタルカメラ、撮影制御方法および画像出力システム - Google Patents

デジタルカメラ、撮影制御方法および画像出力システム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影の目的もしくは撮影する状況等に応じて、どの機能を起動すべきかを判断させる能力を備えたデジタルカメラ、これを用いての撮影制御方法および画像出力システムを提供すること。
【解決手段】デジタルカメラは、各種センサ並びに処理装置を備え、複数種の特殊撮影モードを実行可能なデジタルカメラであって、前記複数種の特殊撮影モードに予め優先順位を設定しておき、設定された優先順位に基づいて、前記複数種の特殊撮影モードのいずれかによる撮影を実行可能とすることを特徴とする。ここで、前記複数種の特殊撮影モードに設定される優先順位は、ユーザが変更可能であることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ、撮影制御方法および画像出力システムに関し、特に、複数種の特殊撮影モードを設定可能なデジタルカメラ、このデジタルカメラを用いる撮影制御方法および画像出力システムに関する。
通常の撮影モードに加え、それとは異なる特殊な撮影モードを選択可能なデジタルカメラとしては、例えば、特許文献1に開示された高精細なプリントを得るためのカメラが知られている。このカメラは、撮影シーンを1コマに撮影する通常撮影モードと、撮影シーンを複数コマに分割して撮影する高精細撮影モードとを備えているもので、高精細撮影モードでは、前記複数コマの関連を示す撮影制御情報を記録するように構成したものである。つまり、この技術は、複数コマの画像を最終的に一つに合成することにより、拡大倍率を上げずに、高精細なプリントが得られるというものである。
また、特許文献2には、1枚の画像を基に各種撮影効果を持たせた画像を作成する際、または、複数枚の画像を重ね合わせて画像を構成する際には、基本となる画像の撮影時の情報がぜひとも必要であることに鑑み、そのような特殊撮影モードでの撮影においては、1回の撮影に当たって、複数の異なる撮影条件で撮影を実行し、複数の画像を記録媒体上に記録するとともに、上記撮影条件を上記記録媒体上に記録するようにしたカメラが開示されている。
さらに、特許文献3に記載の発明は、写りの悪い画像を排除し、写りの良好な画像のみを記録媒体に記録しつつ、画像記録を進めることが可能なデジタルカメラを実現することを目的とするもので、記録モードとしてベストショットモードの設定が可能であり、従来のように撮影ごとに画像を評価して記録するか否かを判定することなく連続撮影された複数の画像を一時的に格納する格納手段と、上記複数の画像を表示可能とするとともにこの内から選択された1枚の画像のみを記録媒体に記録する記録手段とを備えるようにしたものである。
特開平10−136298号公報 特開平6−273839号公報 特開2002−112077号公報
上記各特許文献に示されている技術は、いずれも、ユーザ(カメラの操作者)が、毎回の撮影時に、予め設定されている種々の撮影モードの中から所望の撮影モードを選択する操作を行うことにより、最終的に目的とする画像を得るようにするというものであり、この場合、シーンごとに適切なモードを選択するためには、ユーザがかなりの撮影に関する知識を有することが要件となっている。
しかしながら、撮影の度にユーザが撮影しようとするシーンのタイプを判断して撮影モードを選択するのは面倒であるし、シーンに応じた適切な撮影モードを選択するのは容易ではない。また、現在のカメラ(特に、デジタルカメラ)においては、搭載されている機能が多岐にわたっていることから、これらの機能のすべてについてその機能を適切に選択することは極めて難しい状況になってきており、実際上、搭載されている機能がごく一部しか使用されずにいる場合が多いことは明らかである。
これは、従来のデジタルカメラは、上述のような多数の機能を備えているだけであって、それらの機能をどう使うのがよいかをカメラ自身に判断させるという思想が全く見られなかったことに由来している。換言すれば、従来のカメラには、撮影の目的もしくは撮影する状況等に応じて、どの機能を起動すべきかを判断させる能力を持たないものであったのである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、前記従来技術に基づく問題点を解消した、撮影の目的もしくは撮影する状況等に応じて、撮影しようとするシーンに応じて、どの機能を起動すべきかを自動的に判断する能力を備えたデジタルカメラ、これを用いての撮影制御方法並びに画像出力システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るデジタルカメラは、撮影シーンの特徴量を測定するセンサ並びに処理装置を備え、複数種の特殊撮影モードを実行可能なデジタルカメラであって、前記複数種の特殊撮影モードに予め優先順位を設定しておき、設定された優先順位に基づいて、前記複数種の特殊撮影モードのいずれかによる撮影を実行可能とすることを特徴とする。
ここで、前記複数種の特殊撮影モードに設定される優先順位は、ユーザが変更可能であることが好ましい。
また、本発明に係るデジタルカメラにおいては、前記複数種の特殊撮影モードには、少なくとも、(1)多段露出/ストロボ制御撮影モード,(2)エリア分割撮影モード,(3)多段焦点撮影モード,(4)風景シーン用多段ズーム撮影モード,(5)人物シーン用多段ズーム撮影モード,(6)風景シーン用画素ずらし撮影モード,(7)文書シーン用画素ずらし撮影モード,(8)画角切り替え撮影モード,(9)目瞑り補正撮影モード,(10)口角補正撮影モード,(11)移動体連写モード,(12)不要背景除去モード,(13)撮影ポイント状況合致撮影モード,(14)被写体ICタグ情報利用撮影モード,(15)モニタ/プリントサイズ対応撮影モード,(16)イベント対応撮影モード,(17)事前シミュレーション利用撮影モードの内の1つ以上を含むことが好ましい。
また、本発明に係る撮影制御方法は、上述のように構成されるデジタルカメラを用いる画像撮影方法であって、前記デジタルカメラにより撮影された画像に対して、撮影に用いられた前記複数種の特殊撮影モードに対応する画像処理を施すことが可能な複数種の画像処理機能を備えた画像処理手段により、前記特殊撮影モードに応じた画像処理を行うことを特徴とする。
ここで、前記デジタルカメラによる撮影に際しては、起動される特殊撮影のモードに対応する撮影モードアルゴリズムを、予め用意されているデータベースからダウンロードして用いることが好ましい。
また、本発明に係る画像出力システムは、上述のように構成されるデジタルカメラと、このデジタルカメラにより撮影された画像に対して、撮影に用いられた複数種の特殊撮影モードに対応する画像処理を施すことが可能な複数種の画像処理機能を備えた画像処理手段と、この画像処理手段から出力される処理済みの画像データに基づき画面の表示もしくはプリントの作製を行う画像出力手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデジタルカメラの撮影制御方法は、1回のシャッターレリーズについて1コマの撮影を行う通常撮影モード、および、1回のシャッターレリーズについて複数コマの撮影を行う特殊撮影モードでの撮影を実行可能なデジタルカメラによる撮影制御方法であって、
撮影に先立って撮影対象シーンの特徴量を測定し、
その測定データに基づいて前記撮影対象シーンの種別を推定し、
推定された前記撮影シーンの種別に応じて撮影モードを自動的に切り替えて前記撮影対象シーンを撮影し、
得られた撮影画像を前記撮影モードを示す情報と関連付けて記録することを特徴とする。
ここで、前記特殊撮影モードとして複数種の撮影モードを有するとともに、その複数種の特殊撮影モードには予め優先順位が設定されており、設定された優先順位に従って、前記撮影モードを切り替えることが好ましい。
また、前記撮影モードを示す情報に基づいて、1のシャッターレリーズについて得られた1または複数の前記撮影画像に画像処理を施して、1の出力画像を得ることが好ましい。
また、本発明に係るデジタルカメラは、撮影シーンの特徴量を測定するセンサと、
前記センサによる測定値に基づいて撮影対象シーンの種別を推定する推定部と、
前記推定部により推定された前記撮影対象シーンの種別に応じて、1回のシャッターレリーズについて1コマの撮影を行う通常撮影モード、または1回のシャッターレリーズについて複数コマの撮影を行う特殊撮影モードに切り替えるモード切替部と、
切替部によって切り替えられたモードで撮影を行う撮像部と、
前記撮像部によって得られた画像を、前記撮影モードを示す情報と関連付けて記録する記録部とを備えることを特徴とする。
ここで、前記特殊撮影モードとして複数種の撮影モードが用意され、その複数種の特殊撮影モードには予め優先順位が設定されており、
前記切替部は、設定された前記優先順位に従って前記撮影モードを切り替えることが好ましい。
また、さらに、前記撮影モードを示す情報に基づいて、1のシャッターレリーズについて得られた1または複数の前記撮影画像に画像処理を施して、1の出力画像を得る画像処理部を備えることを特徴とすることが好ましい。
以下、上述の特殊撮影モードについて、補足説明する。
多段露出/ストロボ制御撮影モードは、撮影画像内の輝度分布が所定値以上である場合に、露出を複数段階に区分して撮影するモードである。これには、ストロボありなしでの連写モードを含む。
エリア分割撮影モードは、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に、画角を複数エリアに分けて撮影するモードである。ここでの分割撮影には、本出願人が前述の特許文献1に開示したような、撮影レンズをレンズ変移機構により水平および方向垂直に移動させるとともに、分割される画面エリアに対応するサイズに合わせてズーミングする方式が好適に用い得る。
多段焦点撮影モードは、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に、人物に合焦させる撮影から背景に合焦させる撮影までの多段の合焦による撮影モード、もしくは、撮影シーン内の彩度が所定値以上である場合に、撮影対象が草花であるとみなして、接写モードを含む多段焦点撮影とする撮影モードである。ここでの多段焦点撮影には、これも上記特許文献1に開示したような、撮影シーン中の最も焦点距離の短いポイントと、最も焦点距離の長いポイントとを検出してこれらの間を複数段に区分して撮影する方式が好適に用い得る。
風景シーン用多段ズーム撮影モードは、風景シーン用の多段ズーム撮影モードであり、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に、ズーミング範囲を複数段階に分けて撮影する撮影モードである。この場合、例えば、人物全体像 → 背景込み(人物と背景が半々)→ 背景全体というように分ける。
一方、人物シーン用多段ズーム撮影モードは、人物シーン用の多段ズーム撮影モードであり、顔および衣服エリアをチェックし、彩度が所定値以上である場合に、顔のクローズアップ → 人物の全体像というようにズーミング範囲を分けて撮影を行う。
風景シーン用画素ずらし撮影モードは、風景シーン用の画素ずらし撮影モードであり、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に風景シーンと判断し、画素ずらし撮影を行うモードである。また、撮影画像内を解析し、空間周波数が大であるほど、画素ずらしレベルを細かく設定して撮影を行うモードを含む。
文書シーン用画素ずらし撮影モードは、文書撮影用の画素ずらし撮影モードであり、撮影画像内で文字抽出、濃度分布の偏り、被写体距離の平面性等に基づいて、文書シーンと判断して、画素ずらし撮影を行うモードである。
画角切り替え撮影モード(団体写真モード)は、個人と集団との双方を考慮する撮影モードであり、撮影画像内の人物が複数の場合に、個人の顔のクローズアップと集団シーンの撮影とを行う撮影モードである。
目瞑り補正撮影モードは、目瞑り画像を救済(補正)して、ベストショットを実現する撮影モードであり、シャッター半押しの段階で、撮影画像を取得しつつ顔抽出処理を行い、被写体人物の人数を把握する。その人数に応じて、自動的に連写モードとなり、撮影を行う。人数が多ければ、連写コマ数が多くなる。
この場合の画像処理は、連写モードでの撮影コマ間で、顔および眼の抽出、眼瞑り判定、眼瞑り人物が存在する場合は該当人物の正常コマでの補正、という手順で行う。
より詳細には、最も目瞑り人数の少ないコマをベースに、目瞑り人物エリアを正常コマで補正し、用済みの画像は消去(自動消去)する。補正済みの画像については、ユーザ(カメラの操作者)に確認を促すことも有効である。
口角補正撮影モード(ベストショットモード)は、口角に基づく補正によりベストショットを実現する撮影モードであり、目瞑り補正の場合と同様に、人数に応じて、自動的に連写モードとなり、撮影を行う撮影モードである。
この場合の画像処理は、連写モードでの撮影コマ間で、各被写体人物毎に、顔および口元を抽出し、口角が最も上がっているコマを、笑顔のベストショットと自動判定し、以後、目瞑り補正と同様にして、良好なコマで補正し、用済みの画像は消去(自動消去)する。
移動体連写モードは、ブレの発生を予測してこれを予防する撮影モードであり、顔認識等の方法により、被写体が幼児・低学年の子供、ペットであることを自動認識した場合に、連写モードに移行する。撮影画像については、ベストショットの自動選択を行うか、ユーザに通知して判断を仰ぐ。
不要背景除去モードでは、人通りの多いシーンをコマ間の動き検出等により自動認識した場合に、連写モードに移行する。
画像処理により、複数コマに共通するエリアのみを選択し、目的とする静止被写体のみの合成画像にまとめる。例えば、遊園地で動く人込みも一緒に撮影 → でき上がりでは、目的の人物と背景(建物等)のみの画像を得る。
撮影ポイント状況合致撮影モードは、デジタルカメラに付属しているGPS/ICタグ/方位計等による撮影位置やカメラ方位の情報、またインターネット経由で取得する天候情報等に基づいて、例えば、季節、日時、場所情報、被写体、天候(光線具合)等の内容に基づいて、それぞれに対応する「お勧め撮影モード」を起動するものである。
上述の位置・状況に基づく「お勧め撮影モード」は、カメラメーカー、旅行会社等のデータベースに用意されているものを、ユーザが、行き先や状況に応じてインターネット等を介してデジタルカメラ内にダウンロードしておくようにする。
被写体ICタグ情報利用撮影モードは、被写体となる人物が「人物認識用ICタグ」を常時身に付けることを前提とするもので、この人物を撮影する際には、人物の年齢層や人数等に応じた撮影モードを起動する。
モニタ/プリントサイズ対応撮影モードは、撮影後の画像の観賞用モニタ/プリントサイズを事前に設定しておくものである。設定されたサイズが大であるほど、エリア分割/画素ずらし撮影での精細度レベルを上げる撮影モードを起動する。
イベント対応撮影モードは、予め登録してあるイベントに好適に対応するような撮影が可能となるような撮影モードを用意しておくものである。
例えば、イベントが運動会であれば、連写あるいはシャッター速度優先撮影のモードでの撮影を行う。また、イベントが結婚式であれば、クローズアップと全身像撮影の交互連写撮影、あるいはストロボ控え目または光量レベル分け撮影、ストロボON/OFF交互連写等の撮影モードを起動する。
さらに、イベントが花火であれば、シーン内輝度分布やデジタルカメラの仰角に応じて夜空を判別し、露出を花火撮影に最適な設定とし、連写する撮影モードを起動する。また、ストロボ禁止の状況においては、ノイズ除去を目的とする連写モードを起動することも有効である。
また、イベントが団体旅行であれば、団体人数の設定に応じて、連写あるいは個別顔認識および顔ズーム撮影の撮影モードを起動する。
事前シミュレーション利用撮影モードは、特開2004−297191号公報にあるように、デジタルカメラを使用するユーザが、行き先予定地での撮影のシミュレーションをインターネット上で行うことを前提とするものである。アクセス先のサイトでは、ユーザの使用するデジタルカメラの種類等に応じて、また、撮影位置、方位、または倍率等に応じた「お勧め撮影モード」およびシミュレーション用画像を作成し、ユーザに対応する。なお、この場合、「お勧め撮影モード」は複数作成してもよい。
ユーザは、デジタルカメラに、お気に入りの撮影モードを設定するため、撮影モード設定/撮影制御用ソフトをダウンロードし、記憶させる。現地(GPS、ICタグ、または方位センサ利用)では、撮影ポイント毎に、合致する撮影モードが自動的に起動される。
上述の各種の特殊撮影モードのいずれか、もしくは、通常の撮影モードにより撮影が行われると、画像処理手段において、実行された撮影モードに対応する画像処理が行われ、画像出力手段により、上記画像処理手段から出力される処理済みの画像データに基づき画面の表示もしくはプリントの作製が行われる。
本発明によれば、撮影の目的もしくは撮影する状況等に応じて、どの機能を起動すべきかを自動的に判断して撮影モードの切り替えを実行する能力を備えたデジタルカメラ(以下、単に、カメラともいう)、これを用いての撮影制御方法並びに画像出力システムを実現できるという顕著な効果を奏する。
より具体的には、ユーザにより予め設定された優先順位に従って種々の特殊撮影モードから選ばれたモードが自動的に起動され、最適撮影モードでの撮影が行われて、好ましい画像が取得される。
以下、図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラ(デジタルカメラ)の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、このカメラにより撮影された画像のデータを必要に応じて処理し、プリント出力するデジタルプリンタの概略構成を示す機能ブロック図である。
なお、ここに示すカメラ(図1参照)並びにデジタルプリンタ(図2参照)は、いずれもそのハードウェアのごく基本的構成部分に関しては、本出願人の出願に係る特願平8−284425号「カメラ及びプリンタ」(特開平10−136298号公報:特許文献1参照)に提案されているものを基本的にはそのまま用いることができる。
図1に示すカメラ10は、撮像部11、画像処理部12、バッファメモリ13、システムコントローラ14、画像データ書込み部15から構成されている。また、カメラ10は、撮影しようとするシーンの特徴を表す情報(特徴量)を測定するセンサ50を備えている。
撮像部11は、ここでは一例として、3板式のイメージエリアセンサから構成されており、被写体を撮像する。画像処理部12は、ガンマ変換や周知の画像処理を行った後にA/D変換し、これをバッファメモリ13に記憶する。
また、撮像部11は、撮像レンズ22と、撮像レンズ22を水平及び垂直方向に移動させるレンズ変移機構23およびズーミング機構24を備えており、これらを適宜用いて各撮影シーンをCCD25に結像させることができる。
画像データ書込み部15は、バッファメモリ13から1フレーム分のデジタル画像データを読み出して、画像データを1/10〜1/20程度の圧縮率でJPEG圧縮する。圧縮された画像データはICメモリカード16に書き込まれる。なお、データ圧縮方式はJPEGに限定されることなく、他の周知の圧縮方式を用いてもよい。
システムコントローラ14は周知のマイクロコンピュータから構成されており、MPU17,RAM18,ROM19などを備えている他に、撮影情報等を入力するためのデータ入力部20と、これら撮影モードや撮影情報を表示するためのディスプレイ21とを備えている。さらに、システムコントローラ14にはシャッターボタンやその他の操作ボタンが接続されており、これらの各ボタンを操作することにより、撮影が行われる。
データ入力部20は複数のスイッチから構成されており、これらを選択的に押すことにより、カメラ10において設定された複数の撮影モードの適用の優先順位の設定や変更を含む、各種の情報が入力可能になっている。
RAM18は、本実施形態に係るカメラ10の特徴の1つである複数種の特殊撮影モードを優先順位を付して記憶するためにも用いられるものであり、ユーザは、主として、インターネット等を介してダウンロードする等の方法により、種々の特殊撮影モードのソフトウェアをここに書き込む。また、それらのソフトウェアには、撮影の目的・状況等によって変更可能な優先順位を付しておく。また、ROM19には、カメラ全体をシーケンス制御するプログラムが書き込まれている。
なお、上述したように、図1に示すカメラ10は、ハードウェアのごく基本的構成部分に関しては、本出願人の出願に係る特願平8−284425号「カメラ及びプリンタ」に提案されているものをそのまま用いることができるが、図1に示すカメラ10のシステムコントローラ14は、RAM18内に、以下に示すような新規な機能を実現することのできる新規なプログラムを有することを特徴とするものであり、この点で、本願発明に係るカメラ10は、先の文献に開示されたカメラと明確に相違する。
また、図1に示すカメラ10においては、撮影モードとして、撮影シーンを1コマに記録する通常撮影モードと、撮影シーンを複数コマに記録する特殊撮影モードとが用意されている。そして、通常撮影モードでは、シャッターボタンを押すことで、撮影シーンが1コマで記録される。また、特殊撮影モードでは、詳細はその内容に応じて異なるが、基本的に、これらの特殊撮影モードでは、1つの撮影シーンに対して撮影条件を変えて複数回の連続撮影(連写)が行われる。そして、得られた複数の撮影画像を合成して、目的とする1つの撮影画像を得ることができる。
カメラ10には、特殊撮影モードとして1または複数の撮影モードが設定可能とされており、センサ50によって得られた撮影対象シーンの特徴量を基に、撮影モードを、そのシーンの撮影に適用すべき撮影モードに自動的に切り替えて撮影を行う。
そして、得られた画像データは、ICメモリカード16等の記録媒体に記録される。この際、使用した特殊撮影モードに対応する識別記号等も撮影制御情報として該当する連続撮影画像のデータと関連付けて記録される。
カメラ10においては、特殊撮影モードとして、より高精細または高画質な画像を得るための撮影モードである、「多段露出/ストロボ制御撮影モード」、「エリア分割撮影モード」、「多段焦点撮影モード」、「風景シーン用多段ズーム撮影モード」、「人物シーン用多段ズーム撮影モード」、「風景シーン用画素ずらし撮影モード」および「文書シーン用画素ずらし撮影モード」と、好ましい画像部分を選択的に合成して好適な1つの画像を得るための撮影モードである、「画角切り替え撮影モード」、「目瞑り補正撮影モード」、「口角補正撮影モード」、「移動体連写モード」および「不要背景除去モード」と、より広義の事前設定可能な撮影モードとしての「撮影ポイント状況合致撮影モード」、「被写体ICタグ情報利用撮影モード」、「イベント対応撮影モード」および「事前シミュレーション利用撮影モード」が、ユーザの選択により適宜設定可能である。
これらの各撮影モードは、1つの撮影シーンに対して撮影条件を変えて複数回の撮影が行われるという点で共通する。
各撮影モードの具体的内容については、後に詳述する。
カメラ10のセンサ50としては、カメラ10に設定される撮影モードに応じて、各撮影モードの適用の可否を判断するために必要な情報となる値を測定する1種または複数種のセンサが搭載される。
例えば、「多段露出/ストロボ制御撮影モード」用には、輝度分布測定センサが、「エリア分割撮影モード」、「多段焦点撮影モード」、「風景シーン用多段ズーム撮影モード」用、および「風景シーン用画素ずらし撮影モード」用には、被写体距離分布測定センサが、「人物シーン用多段ズーム撮影モード」用には、彩度測定センサが、用いられる。
上記各モード用のセンサ50は、後述する撮像部11と別個に設けてもよいが、撮像部11をセンサ50としても利用し、画像取得のための撮影に先立ってシーンを撮影して、得られた画像データを解析することで、各撮影モードの適用判断に必要な情報を得てもよい。
また、「文書シーン用画素ずらし撮影モード」、「画角切り替え撮影モード」、「目瞑り補正撮影モード」、「口角補正撮影モード」、「移動体連写モード」および「不要背景除去モード」用には、センサ50として撮像部11を用い、または撮像部11とは別にエリアセンサ等が用いられる。
このセンサ50によって、画像取得のための撮影に先立ってシーンを撮影して、画像処理部12において、得られた画像データを解析し、顔抽出処理や眼抽出処理を行い、または、画像中の物体の移動ベクトルの算出または異なる画像間での物体の位置変動の算出を行うことで、上記各撮影モードの適用判断を行うことができる。顔抽出処理等の画像処理には、公知の技術を利用すればよい。
また、「撮影ポイント状況合致撮影モード」、「被写体ICタグ情報利用撮影モード」、「イベント対応撮影モード」および「事前シミュレーション利用撮影モード」用には、センサ50として、GPSセンサ、ICタグセンサおよび方位センサの1以上が用いられる。
「モニタ/プリントサイズ対応撮影モード」用には、センサ50として、ユーザによって設定されたモニタサイズまたはプリントサイズを検出するセンサを用いればよい。
さらに、上記以外の撮影モードが設定可能な場合には、その撮影モードの適用判断に必要な情報を得るためのセンサを用いればよい。
センサ50としては、上記各種のセンサのうち、カメラ10に搭載される各撮影モードに対応する1以上が用いられる。
ここで、システムコントローラ14が実行する撮影制御処理について、図3のフロー図を参照して説明する。
図1に示すカメラ10は、基本的に、RAM18内に格納されている、優先順位を付された撮影モードに基づいて動作する。この動作を実行するために、システムコントローラ14は、まず、ステップ41で、RAM18内に格納されている、優先順位を付された各撮影モードを実行するために必要な情報を取得するに用いるセンサ50が搭載されていることを確認する。
次いで、カメラ10が被写体に向けられてシャッターが半押しされると、上記センサ50が、実際の撮影に先立って撮影対象シーンの特徴量を測定する。システムコントローラ14は、これにより取得された所定の情報を用いて、撮影しようとしているシーン(撮影対象シーン)の種別を推定する。そして、予め記憶されている複数種の特殊撮影モードの中から起動すべき撮影モードを検索(選択)する(ステップ42)。
特殊撮影モードとして複数の撮影モードが設定されている場合には、予め設定された優先順位に従って、適用する撮影モードを決定する。2以上の撮影モードを順次または同時に適用するようにしてもよい。
システムコントローラ14は、適用すべき撮影モードが決定すると、その撮影モードを立ち上げる。これにより、それまでの撮影モードが新たな撮影モードに切り替えられる。
なお、ここでいう所定の情報とは、輝度分布,被写体距離分布,顔(人物)の存在の有無並びに数(人数),眼瞑り・口角の状況等を指している。
ステップ42で検索(選択)された特殊撮影モードは、ユーザに提示されているので、ユーザがこれに同意する場合には、ユーザがシャッターを前述の半押し状態からもう一段押して、いわゆる「シャッターを切る」動作を行う。これにより、先に検索(選択)された特殊撮影モードによる撮影が実行されて、検索(選択)された特殊撮影モードにより撮影された画像が取得される(ステップ43)。
こうして取得された画像のデータは画像処理部12に送られ、上述の周知の画像処理が施される。
上述の画像処理が施された画像のデータは、バッファメモリ13に一時記憶される。そして、画像データ書き込み部15により、タイミングをみてバッファメモリ13から読み出され、前述のデジタルプリンタ26にデータを渡すためのICメモリカード16等の可搬式記憶媒体に記憶される(ステップ44)。なお、カメラ10をデジタルプリンタ26に接続して、画像処理の終了した画像データを直接デジタルプリンタ26に渡すようにしてもよいことはいうまでもない。
以下の説明では、ICメモリカード16を用いる場合を例に挙げることにする。
図2に示すように、デジタルプリンタ26は、データ読取部27、処理制御部28、入力画像メモリ29、画像処理部30、作業用画像メモリ31、プリント部32、カラーモニタ33から構成されている。このデジタルプリンタ26は、通常、現像所に設置されるが、カメラ店(写真店)に設置されていてもよい。この場合、ユーザーは、撮影後にICメモリカード16を現像所等に提出する。提出されたICメモリカード16に基づいて、現像所は写真プリントを作製する。
前記データ読取部27には、カメラ10からのICメモリカード16が装着され、このICメモリカード16に記録されている画像データおよび撮影制御情報が読み取られる。読み取られた画像データは、入力画像メモリ29に記憶される。また、撮影制御情報は処理制御部28に送られ、ここで撮影制御情報が解読される。
画像処理部30では、処理制御部28からの撮影制御情報に基づき、撮影モードに対応した画像処理および画像の合成を行い、目的とする画像を作成する。この出力画像を作成する際には、作業用画像メモリ31が用いられる。画像処理部30では、この他に、例えばガンマ補正、マトリクス補正、文字イラスト合成、拡大/縮小、トリミング等の周知の処理が行われる。画像処理後の出力画像は、カラーモニタ33にシミュレート表示される他に、プリント部32に送られる。
プリント部32は、プリント用フレームメモリ34とプリンタ35とから構成されている。プリンタ35は、例えば、レーザー光による走査露光方式の焼付露光部を備えている。プリンタ35は、プリント用フレームメモリ34から、画像データを読み出して、これに基づき光ビームを変調し、カラー写真感光材料(カラーペーパー)の送りに同期させてカラーペーパーのイエロー、マゼンタ、シアンの各感光層を走査露光することにより、各コマを焼付露光する。この焼付露光済みのカラーペーパーは周知のようにペーパープロセッサで現像処理された後に、露光時に形成されているカットマークに基づき各コマ毎に切り離され、写真プリントが作製される。
次に、本実施形態の作用について説明する。カメラ10のスイッチをオンにすると、図3のフローチャートに基づき処理が行われる。
撮影に先立ってセンサ50が取得したデータが、予め設定されている、前述の優先順位が付された特殊撮影モードに該当しなかった場合には、通常撮影が行なわれる。この場合には、シャッターボタンの操作により撮影シーンが撮像部により撮影され、この画像データが画像処理部12を介してバッファメモリ13に送られて、これに書き込まれる。バッファメモリ13の画像データは画像データ書込み部15によりICメモリカード16にデータ圧縮されて書き込まれる。
一方、各種の特殊撮影モードに該当した場合には、この特殊撮影モードに応じて撮影が行われる。
ここで、各特殊撮影モード毎に、具体的作用を説明する。
なお、以下に説明する特殊撮影モードをカメラ10に実行させるためのソフトウェアは、前述のように、ユーザによって、カメラ10のRAM18内に書き込まれるのが一般的であるが、これは、カメラ10のメーカー(あるいは、販売者)によって、前以って書き込まれていてもよい。後者の場合には、ユーザは、必要に応じて、優先順位のみを書き込めばよいことになる。
多段露出/ストロボ制御撮影モードでは、撮影画像内の輝度分布が所定値以上である場合に、露出を複数段階に分けて撮影する。前述のように、これには、ストロボありなしでの連写モードが含まれる。
なお、本撮影モードにおける露出の段階分けは、例えば、撮影画像内の輝度分布の範囲を予め決めてある段数(例えば、4段階)に取って、各段階における撮影を行う。
この際、例えば最高輝度が所定値以下である場合には、ストロボ使用を前提として、絞り値を複数段階に取る等の撮影を行うことが好ましい。
こうして撮影された複数枚の画像のデータは画像処理部12を介して、バッファメモリ13に送られる。
画像合成処理前の連写画像、またはそのインデックス画像は、ユーザの確認を求める意味でディスプレイに表示される。確認の結果がOKであれば、バッファメモリを介して、タイミングをみてICメモリカード等の可搬式記憶媒体に記憶され、プリントに移行する。
なお、これらの画像記録を行うに際しては、撮影モードを識別する撮影制御情報が、該当する複数枚の画像それぞれに対応するように記録される。
プリンタ側において、撮影モードに対応した画像処理を行うに際しては、複数枚の画像それぞれに対応するように記録された前述の撮影制御情報が参照されることは、前述の通りである。
エリア分割撮影モードでは、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に、前述の特許文献1に開示されているような画面を予め定められているシーン分割パターンに応じて、画角を複数エリアに分けて撮影する。
このモードでは、屋外の風景写真等の場合に、例えば、撮影画像の画面を1/4にして(つまり、画角を4倍にして)4枚撮影し、これらの撮影画像を縮小して組み合わせることにより、高精細化された画像を得ることが可能になる。
上記分割撮影モードでは、同じく前述の特許文献1に開示されているように、撮影レンズをレンズ変移機構により水平および方向垂直に移動させるとともに、分割される画面エリアに対応するサイズに合わせてズーミングする方式が好適に用い得る。
なお、ここで、エリア分割の分割数は4分割に限定されるものではなく、2分割や6分割,8分割,9分割,12分割等も可能である。
多段焦点撮影モードでは、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に、人物に合焦させる撮影から背景に合焦させる撮影までの多段(例えば、4段)の異なる位置(距離)における合焦による撮影が行われる。また、撮影シーン内の彩度が所定値以上である場合に、撮影対象が草花であるとみなして、接写モードを含む多段焦点撮影とする撮影モードでもある。これらの切り分けは、例えば、彩度情報の閾値によって行うよう、予め定めておけばよい。
この撮影モードにより撮影された画像についての画像処理は、例えば、4枚の異なる焦点距離(位置)において撮影された画像のサイズを調整しつつ、合焦画像のみを合成する方向で合成画像を作成するような処理となる。
この方法は、以下に説明する種々の画像合成処理の基本となる方法である。
風景シーン用多段ズーム撮影モードでは、風景シーン用の撮影モードであり、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に、ズーミング範囲を複数段階に分けて撮影する。この場合、例えば、人物全体像 → 背景込み(人物と半々) → 背景全体というように、ズーミング範囲を複数段階に分けて撮影を行う。
これらの画像を合成することにより、前景から遠景までの、合焦画像のみを合成した画像が得られるようになる。
また、人物シーン用多段ズーム撮影モードは、人物シーン用の撮影モードである。この場合には、顔および衣服エリアをチェックし、彩度が所定値以上である場合に、衣服も重要なシーンであると判断して、顔のクローズアップから人物の全体像までというようにズーミング範囲を分けて撮影を行う。
なお、顔(人物)の検出については、これまでに提案されている各種の方法(例えば、特開平9−138471号、同5−196858号等の各公報に開示されている方法)が用い得る。
風景シーン用画素ずらし撮影モードは、風景シーン用の撮影モードであり、撮影画像内の被写体距離分布が所定値以上である場合に風景シーンと判断し、見掛けの解像度を向上させるために、画素ずらし撮影を行う。なお、これには、撮影画像内を解析し、空間周波数が大であるほど、画素ずらしレベルを細かく設定して撮影を行うモードを含む。
画像処理としては、隣接画像間での補間により高解像度画像データを作成して、高画質の出力を得る(特開2005−168056号公報等参照)。
また、文書シーン用画素ずらし撮影モードは、文書撮影用の撮影モードであり、撮影画像内で文字が抽出された場合/濃度分布の偏りが高濃度側および低濃度側に大である場合/被写体距離が平面的であるような場合に、文書撮影シーンと判断して、見掛けの解像度を向上させるために、画素ずらし撮影を行うモードである。
画像処理としては、上と同様に、隣接画像間での補間により高解像度画像データを作成して、高画質の出力を得る。
また、画像を2値化してもよい。さらには文字認識処理と組み合わせてもよい。
画角切り替え撮影モードでは、撮影画像内の人物が複数であることが検出された場合に、各個人の顔のクローズアップと集団シーン(いわゆる、集合写真撮影)の撮影とを行う。個人については、当然、人数分行う。この方法は、以下のベストショット撮影モードの説明において詳述する。
顔(人物)の検出については、これまでに提案されている各種の方法(例えば、前述の特開平9−138471号、同5−196858号等の各公報に開示されている方法)によるのがよい。
画像合成処理に際しては、各個人の顔のクローズアップ撮影で得た画像を縮小して作成した画像と集団シーンの画像とを合成する処理を行うことになる。これにより、高精細画像が得られることはいうまでもない。
なお、この際、後述するように、人物の顔の状況、例えば、目瞑り・口角の状況等をも考慮することも好ましい。
また、目瞑り補正撮影撮影モードでは、撮影画面内の各人の顔のクローズアップと集団の全体像の撮影を行う。具体的には、カメラのシャッター半押しの段階で、撮影画像を取得しつつ顔抽出処理を行い、被写体人物の人数を把握する。その人数に応じて、自動的に連写モードに切り替え、撮影を行う。人数が多ければ、連写コマ数が多くなる。
この場合の画像処理は、連写モードでの撮影コマ間で、顔および眼の抽出、眼瞑り検出、および、眼瞑り人物が存在する場合には該当人物の正常コマでの補正、という手順で行う。
より詳細には、最も目瞑り人数の少ないコマをベースに、目瞑り人物エリアを正常コマで補正し、用済みの画像は消去(自動消去)する。
口角補正撮影モードでは、目瞑り補正の場合と同様に、人数に応じて、自動的に連写モードとなり、撮影を行う。
口元の形状(口角)の抽出は、赤目の抽出においてよく行われる、肌色部分抽出および顔抽出後における好ましい口元の形状(口角)とのパターンマッチング手法により行うのがよい。
この場合の画像処理は、連写モードでの撮影コマ間で、顔および口元を抽出し、口角が最も上がっているコマを笑顔のベストショットと自動判定し、以後は、目瞑り補正と同様にして、被写体人物毎に良好なコマとの差し替えで補正する処理でよい。また、用済みの画像については消去(自動消去)するのがよい。
移動体連写モードでは、顔認識等の方法により、被写体が幼児・低学年の子供あるいはペット(小動物等)であることを自動認識した場合に、連写モードに移行する。これは、いうまでもなく、被写体の動きが早いこと、あるいは次の動作が予測しにくいことに対応する(具体的には、被写体のブレを予防するとともに、被写体の変化に追従する)ためのものである。通常は、高速シャッターを用いる場合が多いが、それとは異なる手法と位置付けられる方法である。
また、対応する画像処理として、上述の目瞑り補正処理と組み合わせてもよい。
なお、被写体の認識方法に関しては、各種のパターンマッチングを用いる方法が好適に利用できる。また、撮影した画像については、これも各種のパターンマッチングを用いることによるベストショットの自動選択を行うことが好ましいが、簡単な方式としては、ユーザに通知して判断を仰ぐようにしてもよい。
不要背景除去モードは、人通りの多いシーンをコマ間の動き検出等により自動認識した場合に、連写モードに移行する撮影モードである。
画像処理により、撮影した画像中の複数コマに共通するエリアのみを選択し、目的とする静止被写体のみの合成画像を作成する。例えば、遊園地で動く人込みも一緒に撮影し、でき上がりの合成画像では、目的の人物と背景(建物等)のみの画像を得る。
なお、この場合には、主要被写体である人物については、ある程度の時間、動かずにじっとしていることが要求されるので、主要被写体である人物に、その点に配慮したポーズを付ける等の考慮をすることが好ましい。
このような撮影モードにより、不要な背景等を除去した好ましい画像を得ることが可能になる。
撮影ポイント状況合致撮影モードは、カメラに付属しているGPS、ICタグ、または方位計等による撮影位置や方位の情報、具体的には、撮影位置(場所)/季節/日時の情報(これらは、GPSにより取得可能な情報である)、被写体の情報(これらは、撮影位置、方位、地図情報から取得可能な情報である)、並びに、例えば、撮影場所における天候(光線具合)(これらは、インターネット経由で取得可能な情報である)等の内容に基づいて、それぞれに対応する予め設定された「お勧め撮影モード」を起動するものである。
上述の位置・状況に基づく「お勧め撮影モード」は、例えば、カメラメーカーや旅行会社等のデータベースに予め用意されているものを、ユーザが、行き先や状況に応じてインターネット等を介して予めカメラ内にダウンロードしておくようにする。
なお、これに関しては、本出願人の提案に係る特開2000−115686号公報「撮影補助システム」の記載を参考にすることができる。
上述の、撮影位置(場所)/季節/日時の情報としては、当該撮影位置(場所)/季節/日時には、どのような撮影対象が存在するか、また、その対象を含めた撮影条件はどのようにするのが好ましいか等の情報が考えられるが、これらの情報は、原則として、上述のカメラ内に予めダウンロードされており、自動的にそれに適合する撮影条件が起動されるので、ユーザは、この条件を用いるか否かの判断をすればよい。
被写体ICタグ情報利用撮影モードは、被写体となる人物が「人物認識用ICタグ」を常時身に付けることを前提とするものであり、この人物を撮影する際には、人物の年齢層や人数(受信されるICタグ情報の数)等に応じた撮影モードが自動的に起動されるものである。
この撮影モードでは、カメラは、被写体ICタグに情報に基づいて、各被写体に最適な撮影モードを切り替える。
例えば、被写体が人物の場合には、各人物に最適な撮影モードを切り替える。同一シーン内に複数人物が存在する場合、各人物に応じた撮影モードでの連写を行う。より具体的には、例えば、被写体が低年齢児であればシャッター優先あるいはモード目瞑りモードとし、女性であれば美肌に写るように露出やストロボ光量を調整する撮影モードとする。
また、プリントやモニタ表示での顔濃度について人物毎の好みに応じて露出やストロボ光量を調整する撮影モードとするのも好ましい。
なお、これらの被写体と撮影モードとの対応情報は、事前にカメラに登録しておき、被写体ICタグから読み取った人物情報に基づいて撮影モードを制御するものとする。あるいは、被写体ICタグに対応情報を記録しておき、カメラはその対応情報に基づいて撮影モードを制御することでもよい。
なお、被写体として人物に限定するものではなく、ペットや静止物、車両等の移動体についても適用可能である。
また、上記の被写体と撮影モードとの対応情報は、カメラメーカーが提供することでもよいし、ユーザ自身は編集・設定することでもよい。
モニタ/プリントサイズ対応撮影モードは、撮影後の画像の観賞用モニタ/プリントサイズを事前に設定しておくものである。具体的には、設定されたサイズが大であるほど、エリア分割/画素ずらし撮影等での精細度のレベルを上げるような撮影モードを起動するものである。
この方式によれば、観賞に適したモニタ画像/プリント画像を容易に得られるようにすることができる。
イベント対応撮影モードは、予め登録してあるイベントに好適に対応するような撮影が可能となるような撮影モードを用意しておくものである。
前述のように、例えば、イベントが運動会であれば、連写あるいはシャッター速度優先撮影のモードでの撮影を行う。また、イベントが結婚式であれば、クローズアップと全身像撮影の交互連写、あるいはストロボ控え目/光量レベル分け撮影モード、ストロボON/OFF交互連写等の撮影モードを起動する。
さらに、イベントが花火であれば、シーン内の輝度分布/カメラ仰角に応じて夜空を判別し、露出を花火撮影に最適な設定とし、連写する撮影モードを起動することが考えられる。また、ストロボ禁止の状況においては、ノイズ除去を目的とするために連写モードを起動することも有効である。
ここで用いる画像処理としては、先に説明した画像処理が適宜応用可能である。
事前シミュレーションにより設定された撮影制御方法に基づく撮影モードは、カメラを使用するユーザが、行き先予定地での撮影のシミュレーションをインターネット上で行うことを前提とするものである。アクセス先のサイトでは、ユーザの使用するカメラの種類等に応じて、また、撮影位置、方位、または倍率等に応じた、上述の、「お勧め撮影モード」およびシミュレーション用画像を作成し、ユーザに対応するものとする。なお、この場合、「お勧め撮影モード」は複数作成しておいてもよい。
以上が、カメラ10に設定可能な特殊撮影モードの具体的作用の例である。
ユーザは、カメラに、お気に入りの撮影モードを設定するため、撮影モード設定/撮影制御用ソフトをダウンロードし、カメラに記憶させる。現地(GPS/ICタグにより自動認識される)では、撮影ポイント毎に、予め設定されている当該地点(イベント)に合致する撮影モードが自動的に起動されるので、ユーザはこれを確認すればよい。
これにより、ユーザは、撮影条件をカメラにすべて任せられるようになる。
ユーザは、上述の各種の特殊撮影モードのいずれか(もちろん、複数選択可能である)を、撮影の状況に応じて愛用のカメラに設定しておくことにより、常に、自動的に最適な撮影モードによる撮影を行うことが可能になる。さらに、これらの複数の特殊撮影モードについて、優先順位を変更可能としておけば、カメラを撮影目的により一層適合する状態に、調整することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
上記実施形態では、各特殊撮影モードに対応した画像処理を、カメラ外部のプリンタ側で行う事例であったが、各モード対応の画像処理も、カメラ内部で完結して処理することも可能である。
この場合、カメラ内部で実行することのメリットとして、画像処理結果を撮影時に確認できる点や、不要な連写コマを消去できるので記録媒体の記憶容量を圧迫しない点がある。ただし、カメラの演算能力が高いことが必要となる。
また、画像処理をカメラ外部機器に任せるために連写画像と撮影制御情報を記録する第1の処理モード、特殊モード撮影と対応する画像処理を並行して行う第2の処理モード、一旦連写画像をそのまま記録し撮影の空き時間を自動検出して画像処理を行う第3の処理モード、ユーザの設定により画像処理のカメラ内部実行/カメラ外部実行を切り替えるマニュアル処理モード、を設定し切り替え可能とすることもできる。
なお、カメラ内部で特殊撮影モード対応の画像処理を完結する場合、撮影制御情報は必須ではない。
その他、各特殊撮影モード対応の画像処理演算量に関する情報を撮影制御モードプログラムとセットで記録しておき、カメラ側で実行可能か判断して自動で処理モードを切り替えてもよい。
また、記録媒体の記憶残量が所定値以下となった場合に、自動的に、画像処理を未実行である連写画像に対し対応する画像処理を実行し、不要な画像を消去して記憶容量を確保する処理モードを設定してもよい。
以上、詳細に説明したように、本発明に係るカメラは、ユーザの求める画像が得られるようにカメラの撮影モードを自由に設定することが可能であり、また、その設定した撮影モードについて、複数種の特殊撮影モードの優先順位を自由に変更することも可能であるので、カメラの持つ可能性を従来とは比較にならないほど拡大することができる。
すなわち、本発明によれば、搭載されている特殊撮影モードを撮影場所、時期、状況等に応じて自由に順位付けすることができるので、適用範囲が広範で、自由度の高く、使い勝手のよい、特徴あるカメラ(デジタルカメラ)を提供できるという顕著な効果が得られる。また、本発明によれば、上述のような新規な機能を備えたカメラを用いることにより実現可能となる撮影制御方法および画像出力システムを提供できるという顕著な効果が得られる。
なお、上記各実施形態は、本発明の一例を示したものであり、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更や改良を行ってもよいことはいうまでもない。
すなわち、本発明に係るカメラにおいては、例示したような各種の特殊撮影モードのみならず、これらに類似の既存の特殊撮影モード、さらには今後出現する同様の特殊撮影モードをもその対象とすることができることもいうまでもない。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したデジタルカメラにより撮影された画像のデータを必要に応じて処理し、プリント出力するデジタルプリンタの概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したデジタルカメラ中のシステムコントローラの新規な機能を説明するフロー図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 撮像部
12 画像処理部
13 バッファメモリ
14 システムコントローラ
15 画像データ書込み部
16 ICメモリカード
17 MPU
18 RAM
19 ROM
20 データ入力部
21 ディスプレイ
22 撮像レンズ
23 レンズ変移機構
24 ズーミング機構
25 CCD
26 デジタルプリンタ
27 データ読取部
28 処理制御部
29 入力画像メモリ
30 画像処理部
31 作業用画像メモリ
32 プリント部
33 カラーモニタ
41〜44 処理ステップ
50 センサ

Claims (6)

  1. 撮影シーンの特徴量を測定するセンサ並びに処理装置を備え、
    複数種の特殊撮影モードを実行可能なデジタルカメラであって、
    前記複数種の特殊撮影モードに予め優先順位を設定しておき、
    設定された優先順位に基づいて、前記複数種の特殊撮影モードのいずれかによる撮影を実行可能とすることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記複数種の特殊撮影モードに設定される優先順位は、ユーザが変更可能である、請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記複数種の特殊撮影モードには、少なくとも、
    (1)多段露出/ストロボ制御撮影モード,
    (2)エリア分割撮影モード,
    (3)多段焦点撮影モード,
    (4)風景シーン用多段ズーム撮影モード,
    (5)人物シーン用多段ズーム撮影モード,
    (6)風景シーン用画素ずらし撮影モード,
    (7)文書シーン用画素ずらし撮影モード,
    (8)画角切り替え撮影モード,
    (9)目瞑り補正撮影モード,
    (10)口角補正撮影モード,
    (11)移動体連写モード,
    (12)不要背景除去モード,
    (13)撮影ポイント状況合致撮影モード,
    (14)被写体ICタグ情報利用撮影モード,
    (15)モニタ/プリントサイズ対応撮影モード,
    (16)イベント対応撮影モード,
    (17)事前シミュレーション利用撮影モード
    の内の1つ以上を含む、請求項1または2に記載のデジタルカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルカメラを用いる撮影制御方法であって、
    前記デジタルカメラにより撮影された画像に対して、撮影に用いられた前記複数種の特殊撮影モードに対応する画像処理を施すことが可能な複数種の画像処理機能を備えた画像処理手段により、前記特殊撮影モードに応じた画像処理を行うことを特徴とする撮影制御方法。
  5. 前記デジタルカメラによる撮影に際して、起動される特殊撮影のモードに対応する撮影モードアルゴリズムを、予め用意されているデータベースからダウンロードして用いる、請求項4に記載の撮影制御方法。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルカメラと、
    このデジタルカメラにより撮影された画像に対して、撮影に用いられた複数種の特殊撮影モードに対応する画像処理を施す複数種の画像処理機能を備えた画像処理手段と、
    この画像処理手段から出力される処理済みの画像データに基づき画面の表示もしくはプリントの作製を行う画像出力手段とを有することを特徴とする画像出力システム。
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