JP2007019694A - ディジタルカメラの撮影画像処理装置と撮影画像処理用コンピュータプログラム - Google Patents

ディジタルカメラの撮影画像処理装置と撮影画像処理用コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 立体ビュア用画像データを自動的に生成する。
【解決手段】 同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データ13を記憶する記憶装置43と、一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報の入力を要求する位置指定手段47と、位置指定手段47の要求により入力された左右位置情報27と、同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の画像である旨の対情報26とを、各画像の画像データ13の属性情報として、記憶装置43に記憶させる、画像データ処理手段48とを有する。立体写真を得るために、ディジタルカメラで同一の被写体について連続して2枚一組の写真を撮影したときに、これらの画像データが一組で取り扱われるべきことと、それぞれ右画像か左画像かを示す情報とを、画像データの属性情報として記憶させることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ディジタルカメラの撮影画像処理装置と撮影画像処理用コンピュータプログラムに関する。
写真撮影をした被写体を立体的に観察できると様々な利点がある。そこで、2枚一組の画像を並べて立体眼鏡を用いて見る立体ビュアが利用されている。立体ビュア用画像データを生成するには、まず、左右に数センチから数十センチ離れた場所から同じ被写体を撮影して、2枚一組の画像を得る。この2枚一組の画像をプリントし、左右を間違えないように所定の間隔だけ離して配置して台紙に貼り付ける。これを左右の目でレンズを通してみると、立体画像が楽しめる。
特開平11−88912
ここで、従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
写真撮影中には、被写体を立体画像として撮影する場合もあるし、通常の画像として撮影する場合もある。両者は混在しているから、撮影後に1組ずつ該当する画像を選択してトリミングをしたり、左右を間違えずに台紙に貼り付けるのには大変な労力を要する。本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、立体写真を得るために、ディジタルカメラで同一の被写体について連続して2枚一組の写真を撮影したときに、これらの画像データが自動的に一組で取り扱われるようにした、ディジタルカメラの撮影画像処理装置と撮影画像処理用コンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、上記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報の入力を要求する位置指定手段と、上記位置指定手段の要求により入力された左右位置情報と、同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の画像である旨の対情報とを、上記各画像の画像データの属性情報として、上記記憶装置に記憶させる、画像データ処理手段とを有することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
立体写真を得るために、ディジタルカメラで同一の被写体について連続して2枚一組の写真を撮影したときに、これらの画像データが一組で取り扱われるべきことと、それぞれ右画像か左画像かを示す情報とを、画像データの属性情報として記憶させる。これにより、その後各画像データがばらばらになっても、自動的に、左右一組の画像を所定の間隔で間違いなく配置した立体ビュア用画像データを生成できる。
〈構成2〉
構成1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、位置指定手段は、写真を1枚撮影したシャッターイベントを検出したとき、その撮影動作の直前に左右位置情報が入力されていた場合を除いて、左右位置情報の入力を要求することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
撮影直前または直後でないと、その画像が立体写真用か、右画像か左画像かという情報の正確な入力は困難である。そこで、自動的に、写真を1枚撮影するたびに、その前または後に左右位置情報の入力を要求するようにした。
〈構成3〉
同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、上記2枚一組の画像データを重ね合わせて、いずれか一方の画像について、XY軸方向の移動操作と原点を中心とする回転操作を実行して、重なり合った画像データの差分値が最小となる重なり状態を検出し、上記回転操作量により、一方の画像の傾き補正値を取得し、上記重なり合った画素群の近傍画素値を取得して、右側の近傍画素値の合計値が左側の近傍画素値の合計値より大きいときは左画像、左側の近傍画素値の合計値が右側の近傍画素値の合計値より大きいときは右画像とする左右位置情報を生成して、上記位置指定手段に通知する、位置情報生成手段を備えたことを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
ディジタルカメラによる撮影時に、左右位置情報を自動的に生成することで、手入力の煩雑さを回避できるようにした。
〈構成4〉
同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、左右一組の画像を所定の間隔で配置した立体ビュア用画像データのテンプレートを記憶する記憶装置と、上記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報を、上記画像データの属性情報から取得する画像データ読み取り手段と、上記テンプレート上の右画像位置に右画像データを貼り付け、左画像位置に左画像データを貼り付けて立体ビュア用画像データを生成する画像データ合成手段を備えたことを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
ディジタルカメラにより撮影された画像データを取り込んで、パーソナルコンピュータ上で立体ビュア用画像データを自動的に生成できる。
〈構成5〉
構成3に記載の名において、同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、左右一組の画像を所定の間隔で配置した立体ビュア用画像データのテンプレートを記憶する記憶装置と、上記左右一組の画像の画像データを重ね合わせて各画素の差分値の総和を求める差分演算処理を、一組の画像データの重なり状態を変化させながら繰り返して、上記差分値の総和が最小値を示す状態で、差分値がゼロの画像と差分画像とを抽出し、差分値がゼロの画像の右側に差分画像が存在するほうを右画像、他方を左画像と判定して、左右位置情報を生成する位置情報生成手段と、上記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報を、上記位置情報生成手段から取得して、上記テンプレート上の右画像位置に右画像データを貼り付け、左画像位置に左画像データを貼り付けて立体ビュア用画像データを生成する画像データ合成手段を備えたことを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
左右一組の画像の画像データを重ね合わせて各画素の差分値の総和を求めることにより、自動的に左画像か右画像かを判定することができる。従って、撮影時に左画像か右画像かを指定する左右位置情報を生成する機能を持たないディジタルカメラの画像を、自動的に立体ビュア用画像データにすることができる。
〈構成6〉
構成1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、上記記憶装置は、左画像と右画像とが境界線を挟むようにこの境界線から等距離に配置された立体ビュア用画像データを記憶し、かつ、上記立体ビュア用画像データ中の、右画像または左画像以外の部分であって、立体ビュア用画像データが印刷される用紙の余白部分に、新たに付加される付加画像データを記憶し、上記画像データ合成手段は、上記境界線の一方の側にのみ、上記付加画像を配置するように、立体ビュア用画像データと付加画像データとを合成することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
付加画像は、例えば、撮影日や撮影場所等を表示する文字である。また、記号や装飾模様でもよい。立体ビュア用画像データが印刷される用紙の余白部分に新たに付加される。左画像の側と右画像の側に無秩序に付加画像を配置すると、左右の目で立体ビュア用画像を見たときに、違和感が生じる。そこで、付加画像は、境界線の一方の側にのみ配置するようにした。
〈構成7〉
構成1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、上記記憶装置は、左画像と右画像とが境界線を挟むようにこの境界線から等距離に配置された立体ビュア用画像データを記憶し、かつ、上記立体ビュア用画像データ中の、右画像または左画像以外の部分であって、立体ビュア用画像データが印刷される用紙の余白部分に、新たに付加される付加画像データを記憶し、上記画像データ合成手段は、左画像側に配置された付加画像と右画像側に配置された付加画像を同一の画像とし、かつ、左画像側に配置された付加画像と左画像との相対的な位置関係と、右画像側に配置された付加画像と右画像との相対的位置関係とを一致させるように、各付加画像を配置して、立体ビュア用画像データと付加画像データとを合成することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
付加画像を左画像側と右画像側の両方に最適配置すると、必ずしも立体画像でなくても、自然にその付加画像を両目で見ることができる。一方にのみ付加画像を配置したものとは異なる感触が楽しめる。
〈構成8〉
構成1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、上記記憶装置は、左画像と右画像とが境界線を挟むようにこの境界線から等距離に配置された立体ビュア用画像データを記憶し、かつ、上記立体ビュア用画像データ中の、右画像または左画像以外の部分であって、立体ビュア用画像データが印刷される用紙の余白部分に、新たに付加される各一組の立体ビュア用付加画像データを記憶し、上記画像データ合成手段は、左画像側に配置された上記左付加画像と左画像との相対的な位置関係と、右画像側に配置された上記右付加画像と右画像との相対的位置関係とを一致させるように、立体ビュア用画像データと付加画像データとを合成することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
付加画像を立体図形にすることもできる。このときは、該当する立体ビュア用付加画像データをそれぞれ一組ずつ記憶装置に記憶させておく。左画像側に配置された前記左付加画像と左画像との相対的な位置関係と、右画像側に配置された前記右付加画像と右画像との相対的位置関係とを一致させると、付加画像が立体的に見える。
〈構成9〉
コンピュータを、同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、上記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報の入力を要求する位置指定手段と、上記位置指定手段の要求により入力された左右位置情報と、同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の画像である旨の対情報とを、上記各画像の画像データの属性情報として、上記記憶装置に記憶させる、画像データ処理手段、として機能させるディジタルカメラの撮影画像処理用コンピュータプログラム。
本発明では、撮影時に2枚一組の画像を特定したり、左画像が右画像かを特定したり、あるいは、2枚一組の画像の一方を左画像、他方を右画像と判定する機能を持つような、ディジタルカメラの撮影画像処理装置を提供する。以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は、本発明によるディジタルカメラの撮影画像処理装置実施例の説明図である。
まず、ディジタルカメラ10を用いて立体写真を撮影する。その撮影方法は、図2を用いて後で説明する。撮影した写真の画像データ13は、ディジタルカメラの内部に設けられたRAMカード43に記憶される。これらの画像データ13は、USBインタフェース45を介してパーソナルコンピュータ20に転送される。パーソナルコンピュータ20は、立体ビュア用画像データを生成して、プリンタ21を使用して用紙15に印刷する。
立体ビュア用画像データを印刷した結果を、図の左上に示す。用紙15の左半分には左画像17を印刷し、右半分には右画像18を印刷する。左画像17と右画像18とは、同一の被写体について連続して撮影された2枚1組の写真である。各写真の画像データ13は、それぞれ図の下側に示すような属性情報24を備えている。図の属性情報24は、ディジタルカメラ10を用いて撮影された7枚の写真の画像データにそれぞれ付与されたものである。各属性情報24の一番左端の情報25は、撮影順を示すデータである。中央に配置された対情報26は、同一の被写体について連続して撮影された2枚1組の画像である旨のデータである。左右位置情報27は、2枚1組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定するデータある。
例えば、この例では、1枚目と2枚目が1組、3枚目と4枚目が1組、5枚目は、対情報26がないので1枚独立に撮影された写真である。また、6枚目と7枚目は、1組の画像データであることを示している。このような属性情報24が各画像データ13に付加されていれば、パーソナルコンピュータ20は、各画像データ13を読み取り、2枚1組の画像データを選択し、さらに用紙15上に一方を左画像17として配置し、他方に右画像18として配置して、立体ビュア用画像データを生成できる。また、一切の処理を自動化できるから、RAMカード43をパーソナルコンピュータ20に装着すると、直ちに印刷を開始できる。
立体画像を楽しむには、用紙15を、例えば、図に示すような立体ビュア70に装着する。左目22をレンズ75に近づけ、右目23をレンズ76に近づけると、左目22は、左画像17を見ることになり、右目23は右画像18を見ることになる。これによって立体画像を認識できる。
図2は、本発明の実施に適するカメラ10の斜視図である。
図に示すカメラ10には、シャッター31、立体撮影ボタン32、ディスプレイ33、スピーカ34、及び、制御ボタン35が設けられている。まず、例えば、景色や花などを立体撮影する場合には、一度シャッター31を操作して被写体を撮影した後、カメラ10の位置を例えば、10センチとか20センチ程度横方向に移動させ、再びシャッター31を操作して2枚目の写真を撮影する、
このカメラ10を使用するときは、立体写真を撮影する直前に立体撮影ボタン32を押す。続いてシャッター31を操作して1枚目を撮影すると、スピーカ34から、例えば、「立体写真を撮影します。2枚目は1歩右側へ移動してシャッターを押して下さい」といったメッセージが流れる。これに従って、1歩右側に移動してシャッターを押すと、カメラ10の内部で図1で説明した属性情報が生成される。即ち、最初に撮影した写真の画像データは2枚1組の写真のうちの左画像であり、後で撮影した写真の画像データは右画像である旨の属性情報が生成される。このように自動的に属性情報が生成されてカメラ10のRAMカードに記憶される。以上のようなカメラの撮影画像処理装置を実現するために、次のようなハードウエアを利用する。
図3は、ディジタルカメラの内部のハードウエアブロック図である。
図に示すように、バスライン40には、CPU(中央処理装置)41、ROM(リードオンメモリ)42、RAMカード43、入出力インタフェース44、USBインタフェース45が接続されている。また、入出力インタフェース44には、シャッター31、立体撮影ボタン32、ディスプレイ33、スピーカ34、及び、制御ボタン35が接続されている。
図のCPU41は、ディジタルカメラ10の動作を制御するマイクロプロセッサである。ROM42は、CPU41の動作用プログラムを記憶するメモリである。RAMカード43は、撮影した写真の画像データを記憶する記憶装置である。入出力インタフェース44に接続された各装置は、図2を用いて説明した通りの機能を持つ。USBインタフェース45は、RAMカード43に記憶されたデータをパーソナルコンピュータなどに転送するためのインタフェースである。
図4は、上記の画像データの処理に適するパーソナルコンピュータのハードウエアブロック図である。
図において、バスライン50には、CPU(中央処理装置)51、ROM(リードオンメモリ)52、RAM(ランダムアクセスメモリ)53、HDD(ハードディスク)54、USBインタフェース55、及び、入出力インタフェース56が接続されている。入出力インタフェース56には、ディスプレイ57、キーボード58、マウス59、及び、プリンタ21が接続されている。
CPU51は、パーソナルコンピュータの演算処理動作を制御する。ROM52は、パーソナルコンピュータの基本的な動作プログラムを記憶するメモリである。RAM53は、パーソナルコンピュータのアプリケーションプログラムやパラメータ、あるいは、処理用データを記憶するための記憶装置である。HDD54は、パーソナルコンピュータの動作に必要な様々なデータを記憶するための記憶装置である。USBインタフェース55から入力したディジタルカメラの画像データは、一旦RAM53やHDD54に記憶され、1枚分ずつ呼び出されて処理される。入出力インタフェース56に接続されたマウス59やキーボード58を用いて、パーソナルコンピュータが制御される。処理結果は、ディスプレイ57に表示される。さらに、立体ビュア用画像データは、プリンタ21を用いて図1に示した用紙15の上に印刷される。
図5は、ディジタルカメラのコンピュータプログラムに着目した機能ブロック図である。
図に示すように、ディジタルカメラには、位置指定手段47、画像データ処理手段48、シャッターイベント検出手段49といったプログラムモジュールが記憶されている。記憶場所は、例えば、ROM42である。位置指定手段47は、連続して撮影された2枚1組の写真が、それぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報の入力を要求する機能を持つ。例えば、1枚写真を撮影するたびに左右位置情報27と対情報26との入力を要求してもよい。しかし、この実施例では、立体写真を撮影する旨の情報を立体撮影ボタン32を用いて入力すると、その後自動的に左右位置情報27と対情報26を生成する。位置指定手段47はこうして生成された情報を画像データ処理手段48に渡す機能を持つ。
この実施例では、立体撮影ボタン32が操作されると位置指定手段47が起動する。位置指定手段47は、シャッター31が押されるとスピーカ34を駆動して、図2を用いて説明したようなメッセージを出力させる。そして、2枚1組の写真の画像データの内、1枚目を左画像、2枚目を右画像とし、その属性情報を生成して画像データ処理手段48に渡す処理を実行する。なお、上記の実施例では、立体撮影ボタン32を始めに操作すると、自動的に始めに撮影した写真を左画像、2番目に撮影した写真を右画像にする、という処理をさせた。しかしながら、例えば、ユーザが最初は右画像、次は左画像というように、各写真毎に、その画像の左右位置情報を直接入力するようなボタンを設けても構わない。この場合にも、左右位置情報の入力を要求しこれを取得する処理を位置指定手段47が実行すればよい。
画像データ処理手段48は、撮像装置46により撮影された写真の画像データ13をRAMカード43に記憶させる機能を持つ。また、立体撮影ボタン32の操作直後に撮影された2枚の写真は、立体画像撮影のための1組の画像であるとする対情報は、位置指定手段が生成すると説明した。しかし、画像データ処理手段48が実行しても構わない。そして、左右位置情報27と対情報26とを画像データ13の属性情報としてRAMカード43に記憶させる。なお、カメラを操作した時、1枚の写真を撮影する度に、シャッター31が操作される。シャッターイベント検出手段49は、これを検出して、例えば、位置指定手段47や画像データ処理手段48に伝える機能を持つ。これらの操作に従って、位置指定手段は、左右位置情報を生成し、画像データ処理手段は、対情報を生成するとよい。
また、2枚1組の写真を立体写真として指定していたとしても、左右の位置情報を特定するための情報が入力されていないような場合には、位置指定手段47は、シャッターイベント検出手段49によるイベント検出信号が入力すると、ディスプレイ33やスピーカ34を駆動して、左右位置情報の入力を要求するとよい。例えば、撮影直後に、この画像は立体写真用の画像なのか、左画像なのか、右画像なのか、指示データを入力してほしいといったメッセージや、左画像ならボタンを押して下さいといったメッセージを出力すればよい。以上のように各手段は、CPU41に所定の処理を実行させて、目的とする機能を実現するコンピュータプログラムからなる。
図6は、パーソナルコンピュータにインストールされたコンピュータプログラムに着目した機能ブロック図である。
図に示すように、パーソナルコンピュータには、位置情報生成手段61、画像データ読み取り手段62、画像データ合成手段63がインストールされている。これらの手段は、いずれもパーソナルコンピュータに一定の機能を付与するコンピュータプログラムからなる。記憶装置67には、USBインタフェース55を介してディジタルカメラから画像データ13が転送され記憶される。図2や図3を用いて説明した実施例では、各画像データに予め図1を用いて説明したような属性情報が付加されている。従って、これらの画像データを使用して既に説明した要領で自動的に立体ビュア用の画像データを生成することができる。
記憶装置67には、立体ビュア用テンプレート68と、これを使って生成された立体ビュア用画像データ69とが記憶される。画像データ読み取り手段62は、画像データ13の属性情報を読み取り、左右位置情報27と対情報26とを取得する機能を持つ。画像データ合成手段63は、立体ビュア用テンプレート68を読み取り、その右画像位置に右画像データを貼り付け、左画像位置に左画像データを貼り付けて、立体ビュア用画像データ69を生成する機能を持つ。また、ディジタルカメラ側で右画像か左画像かを示す左右位置情報27を生成しなかった場合、すなわち、既存のディジタルカメラで撮影された2枚1組の写真の画像データについては、左右位置情報27を自動的に生成する。位置情報生成手段61は、この処理を実行する。次に、その位置情報生成処理の内容を説明する。
図7は、位置情報生成手段61の動作説明図である。
例えば、図の(a)に示すように、左画像17と右画像18を撮影した画像データが、記憶装置に記憶されているとする。これらは、既存のディジタルカメラで被写体を2回左右に少し離れた位置で撮影して得たものである。右画像18は若干傾斜している。どちらが左画像でどちらが右画像かをコンピュータが自動判定する。まず、画像の重ね合わせを行う。二枚の画像の重ね合わせやその重なり状態の検出は、既存の画像処理技術を利用するとよい。例えば、2つの画像の基準位置PとQを重ね併せて、対応する位置にある全ての画素の画素値の差分値の総和を求める。その後、基準位置PとQをX方向あるいはY方向にシフトさせて、同様に差分値の総和を求める。
差分値の総和が最小になるまで2つの画像をX軸方向とY軸方向に移動させる。その後、原点0を中心に一方を回転させて、さらに差分値の総和が最小値を示す位置を求める。これにより、図の(b)に示すように「A」という文字の部分が重なり合った重ね合わせ画像71が得られる。ここで、差分値がゼロの画素だけを抽出すると、図の(c)に示すように差分ゼロの画像72が得られる。厚みを持った文字Aの右壁に着目すると、右目で見たほうが右壁が厚く見える。図の(d)は、図の(c)の領域73の部分について、差分画像を求めたものである。差分画像は、右目と左目で見た文字Aの右壁の厚みの差に相当する。こうしてみると、差分ゼロの画像の右側に差分画像が存在することがわかる。差分ゼロの画像の一箇所または複数箇所において、その画像の右端近傍に差分画像が存在すれば、差分画像を有する側が右画像である。
以上のように判定をして、左右位置情報を生成し、画像情報の属性情報として記憶装置に記憶させる。その後の処理は既に説明したとおりである。従って、一般の任意のディジタルカメラで撮影した一組の写真をパーソナルコンピュータ上で、自動的に図の(e)に示した立体ビュア用画像データ69にすることができる。上記の演算処理は比較的簡単で確実に左画像と右画像の判定ができる。立体ビュア用画像データ69は、プリンタ21により印刷される。
図8はディジタルカメラの動作例フローチャートである。
これは図5を参照しながら説明する。まず、ステップS11で撮影を開始する。この状態はディジタルカメラの電源をオンすることにより開始される。ステップS12では「立体撮影モード開始」かどうかの判断をする。立体撮影ボタン32が押されるとこの判断の結果がイエスになる。そのときはステップS13の処理に移行し、ノーのときは通常動作であるから処理を終了する。ステップS13ではシャッターイベント検出手段49がシャッターの作動を検出して撮影動作を制御する。画像データ処理手段48は画像データを取得する。ステップS14では、位置指定手段47が、対情報と左右位置情報を生成して、記憶した画像データの属性情報を生成する。このときの左右位置情報は左画像という内容になる。ステップS15では、画像データ処理手段48が画像データを記憶装置(RAMカード)に記憶させる。
ステップS16ではシャッターイベント検出手段49が次のシャッターの作動を検出して撮影動作を制御する。画像データ処理手段48は画像データを取得する。ステップS17では、位置指定手段47が、対情報と左右位置情報を生成して、記憶した画像データの属性情報を生成する。このときの左右位置情報は右画像という内容になる。ステップS18では、画像データ処理手段48が画像データを記憶装置(RAMカード)に記憶させる。これで一組の画像データの処理が終了する。その後ステップS19で、立体撮影モードの解除をする。なお、上記の処理は立体撮影動作のみを説明したもので、通常の撮影動作は既知のとおりであるからその説明を省略する。
図9は画像データの転送を受けたパーソナルコンピュータ等で、その画像データから立体ビュア用画像データを生成する動作のフローチャートである。
これは図6を参照しながら説明する。まず、ステップS21で、記憶装置67から画像データ13を読み取る。この画像データ13は、予めディジタルカメラから転送を受けたものである。ステップS22では、その画像データ13の属性データを読み取る。これらの処理は画像データ読み取り手段62が実行する。ステップS23では、「立体ビュア用の画像データ?」かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS24の処理に移行し、ノーのときは処理を終了する。
この後は、画像データ合成手段63が動作を開始する。ステップS24では、記憶装置67の立体ビュア用テンプレート68の読み取りをする。ステップS25では、上記の属性情報に基づいて画像データを選択して、左画像データの合成処理をする。ステップS26では、同様にして右画像データの合成処理をする。これにより、図7(e)に示したような立体ビュア用画像データが完成する。ステップS27では、その立体ビュア用画像データ69を記憶装置67の所定の領域に記憶処理する。その後は、利用者の要求に応じて記憶装置67から立体ビュア用画像データ69が読み出されてプリンタにより印刷される。
図10は画像データが右画像か左画像かを自動的に判定して画像データの属性情報を生成する動作のフローチャートである。
この処理は図7を参照して説明する。画像データの転送を受けたパーソナルコンピュータ等で、その画像データの属性データに左右位置情報が含まれていない場合には、この処理を実行する。自動的に実行することが好ましいが、利用者により一組の画像データが指定されてから位置情報生成手段61が起動してもよい。まず、ステップS31では、二枚一組の画像データを選択する。その後、ステップS32では、図7を用いて説明した要領で画像データの差分最小値検出をする。
ステップS33では、位置補正データを取得する。ステップS34では、傾き補正データを取得する。差分値の総和が最小値を示す位置を求めて、そのときの絶対位置座標もしくは相対位置座標を求め、所定の演算処理により位置補正データや傾き補正データを得る。位置補正データは、予め右画像と左画像との間の距離が設定されているとき、それぞれの画像の基準点、例えば、図7のP点とQ点の間の距離を最適値に選定するために利用する。また、傾き補正データは、左画像に対して右画像が傾斜しているとき、図7の(e)に示すように被写体の傾斜の差を最小にするように、例えば、右画像の傾斜を補正するために使用する。
ステップS35では、図7に示した画像71に対応する重ね合わせ画像データを取得する。ステップS36では、同様にして画像72に対応する差分ゼロの画像データMを取得する。ステップS37では、領域73のような判定領域の選択をする。一つでも複数でもよい。差分ゼロの画像データMの近傍領域を任意に選定すればよい。ステップS38では、差分ゼロの画像データMの右側の差分画像Nを検出する。これは、図7(e)に示した画像74に対応するデータである。ステップS39では、その差分画像を有する画像データを右画像のものと判定する。ステップS40では、この結果に基づいて左右位置情報の生成をする。ステップS41では、生成した左右位置情報を使用して画像データの属性情報を生成する。これで、図9の処理が可能になる。
図11は実施例7のパーソナルコンピュータによる動作説明図である。
ディジタルカメラのレンズにプリズム等の光学機構を追加すれば、左画面と右画面とを同時に撮影することができる。このときには、撮影と同時に、立体ビュア用画像データが得られる。その立体ビュア用画像データ69を図のようにパーソナルコンピュータの記憶装置67に取り込む。この立体ビュア用画像データ69をそのままプリンタを使用して用紙15上に印刷することができる。
ここで、写真撮影をしたときには、一般に、日付等の情報を追加する。さらに、パーソナルコンピュータを使用してメッセージや装飾模様等の様々な付加画像を追加することが行われる。しかし、無条件にこうした付加画像を追加合成しても、立体ビュアで写真を眺めたときに、正常な状態で付加画像が表示されない場合がある。この実施例では、コンピュータプログラムが、立体ビュア用画像データ69に対して、見やすく効果的な付加画像を合成処理する。
図の記憶装置には、立体ビュア用画像データ69のほかに、付加画像データ80が記憶されている。立体ビュア用画像データ69は、上記のような機能を持つディジタルカメラから転送されたものでもよいし、既に説明した実施例で生成されたものでもよい。付加画像データ80は、立体ビュア用画像データ69と合成される文字や装飾模様等のイメージデータの集合である。また、この実施例では左画像17と右画像18だけでなく、付加画像も立体化するようにした。このため、付加画像データ80には、左付加画像85と右付加画像86を含めた。
立体ビュア用画像データ69は左画像17と右画像18を含む。これらの画像は中央にある境界線83を挟むように、境界線83からそれぞれ等距離に配置されている。なお、この距離は、左画像17や右画像18の中心から境界線83までの距離のことである。画像データ合成手段63は立体ビュア用画像データ69に付加画像データ80を合成する機能を持つ。新たに付加される左付加画像85や右付加画像86は、用紙15上で左画像17や右画像18が印刷される場所以外の余白部分82に配置される。画像データ合成手段63は、左画像17側に配置された左付加画像85と左画像17との相対的な位置関係と、右画像18側に配置された右付加画像86と右画像18との相対的位置関係とを一致させるように、立体ビュア用画像データ69と付加画像データ80とを合成する。
左画像17と右画像18に含まれた画像と左付加画像85や右付加画像86が全て相対的な位置関係を一致させていれば、全体として一体の立体画像として認識できる。従って文字等の付加画像が違和感なく、効果的に写真全体を装飾することができる。なお、図の例では一種類の文字のみを示したが、撮影日付や被写体の説明、その他様々な文字、装飾模様等をここに立体化して合成し、写真と同時に印刷することができる。
図12は、付加画像の別の合成方法を説明する説明図である。
上記の例では付加画像を立体画像とした。しかし、付加画像は立体でなくても構わない。ここでは、ごく一般的な文字等のイメージデータを違和感のない場所に自動的に合成する実施例を説明する。図に示すように、付加画像87は境界線83から見ての一方の側にのみ配置されている。この処理も、画像データ合成手段63が実行する。これにより、付加画像87は左目でのみ見ることができる。もちろん右側にのみ配置しても構わない。もし、付加画像87が境界線83をまたがって配置されていたり、境界線83の右側に別の付加画像が配置されていると、左右の目で付加画像を見たときに正常な状態でみることができない。故に、例えば、既存の日付表示用付加画像が既に存在しているときでも、その配置を検出し、条件を満たさないときはその画像を移動させるかあるいは消去するように修正する機能を追加してもよい。
図13は、付加画像のさらに別の合成方法を説明する説明図である。
この図では全く同一の外観の付加画像88と付加画像89とを付加画像データ80に合成する。左画像17側に配置された付加画像88と左画像17との相対的な位置関係と、右画像18側に配置された付加画像89と右画像18との相対的位置関係とを一致させている。従って、左目で付加画像88を見て、右目で付加画像89をみると、両者は同じ場所に重なり合って見える。従って、なんの違和感も感じない。しかも、左画像17と右画像18により立体画像が見え、その直ぐ下側に配置されていることから、錯覚によるものと考えられるが、付加画像88と付加画像89も立体画像のように見える。従って、普通の任意のイメージデータから成る付加画像を使用して印刷された立体ビュア用画像データ69の商品価値を高めることができる。
本発明によるディジタルカメラの撮影画像処理装置実施例の説明図である。 本発明の実施に適するカメラ10の斜視図である。 ディジタルカメラの内部のハードウエアブロック図である。 上記の画像データの処理に適するパーソナルコンピュータのハードウエアブロック図である。 ディジタルカメラのコンピュータプログラムに着目した機能ブロック図である。 パーソナルコンピュータにインストールされたコンピュータプログラムに着目した機能ブロック図である。 位置情報生成手段61の動作説明図である。 ディジタルカメラの動作例フローチャートである。 画像データの転送を受けたパーソナルコンピュータ等で、その画像データから立体ビュア用画像データを生成する動作のフローチャートである。 画像データが右画像か左画像かを自動的に判定して画像データの属性情報を生成する動作のフローチャートである。 実施例7のパーソナルコンピュータによる動作説明図である。 付加画像の実施例8の合成方法を説明する説明図である。 付加画像の実施例9の合成方法を説明する説明図である。
符号の説明
10 ディジタルカメラ
12 写真
13 画像データ
43 RAMカード
45 USBインタフェース
20 パーソナルコンピュータ
21 プリンタ
15 用紙
17 左画像
18 右画像
25 撮影順を示すデータ
27 左右位置情報
26 対情報
70 立体ビュア
75、76 レンズ
73 左目
74 右目

Claims (9)

  1. 同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、
    前記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報の入力を要求する位置指定手段と、
    前記位置指定手段の要求により入力された左右位置情報と、同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の画像である旨の対情報とを、前記各画像の画像データの属性情報として、前記記憶装置に記憶させる、画像データ処理手段とを有することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  2. 請求項1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、
    位置指定手段は、写真を1枚撮影したシャッターイベントを検出したとき、その撮影動作の直前に左右位置情報が入力されていた場合を除いて、左右位置情報の入力を要求することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  3. 同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、
    前記2枚一組の画像データを重ね合わせて、いずれか一方の画像について、XY軸方向の移動操作と原点を中心とする回転操作を実行して、重なり合った画像データの差分値が最小となる重なり状態を検出し、前記回転操作量により、一方の画像の傾き補正値を取得し、前記重なり合った画素群の近傍画素値を取得して、右側の近傍画素値の合計値が左側の近傍画素値の合計値より大きいときは左画像、左側の近傍画素値の合計値が右側の近傍画素値の合計値より大きいときは右画像とする左右位置情報を生成して、前記位置指定手段に通知する、位置情報生成手段を備えたことを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  4. 同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、
    左右一組の画像を所定の間隔で配置した立体ビュア用画像データのテンプレートを記憶する記憶装置と、
    前記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報を、前記画像データの属性情報から取得する画像データ読み取り手段と、
    前記テンプレート上の右画像位置に右画像データを貼り付け、左画像位置に左画像データを貼り付けて立体ビュア用画像データを生成する画像データ合成手段を備えたことを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  5. 請求項3に記載の名において、
    同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、
    左右一組の画像を所定の間隔で配置した立体ビュア用画像データのテンプレートを記憶する記憶装置と、
    前記左右一組の画像の画像データを重ね合わせて各画素の差分値の総和を求める差分演算処理を、一組の画像データの重なり状態を変化させながら繰り返して、前記差分値の総和が最小値を示す状態で、差分値がゼロの画像と差分画像とを抽出し、差分値がゼロの画像の右側に差分画像が存在するほうを右画像、他方を左画像と判定して、左右位置情報を生成する位置情報生成手段と、
    前記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報を、前記位置情報生成手段から取得して、前記テンプレート上の右画像位置に右画像データを貼り付け、左画像位置に左画像データを貼り付けて立体ビュア用画像データを生成する画像データ合成手段を備えたことを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  6. 請求項1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、
    前記記憶装置は、
    左画像と右画像とが境界線を挟むようにこの境界線から等距離に配置された立体ビュア用画像データを記憶し、かつ、
    前記立体ビュア用画像データ中の、右画像または左画像以外の部分であって、立体ビュア用画像データが印刷される用紙の余白部分に、新たに付加される付加画像データを記憶し、
    前記画像データ合成手段は、
    前記境界線の一方の側にのみ、前記付加画像を配置するように、立体ビュア用画像データと付加画像データとを合成することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  7. 請求項1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、
    前記記憶装置は、
    左画像と右画像とが境界線を挟むようにこの境界線から等距離に配置された立体ビュア用画像データを記憶し、かつ、
    前記立体ビュア用画像データ中の、右画像または左画像以外の部分であって、立体ビュア用画像データが印刷される用紙の余白部分に、新たに付加される付加画像データを記憶し、
    前記画像データ合成手段は、
    左画像側に配置された付加画像と右画像側に配置された付加画像を同一の画像とし、かつ、
    左画像側に配置された付加画像と左画像との相対的な位置関係と、右画像側に配置された付加画像と右画像との相対的位置関係とを一致させるように、各付加画像を配置して、立体ビュア用画像データと付加画像データとを合成することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  8. 請求項1に記載のディジタルカメラの撮影画像処理装置において、
    前記記憶装置は、
    左画像と右画像とが境界線を挟むようにこの境界線から等距離に配置された立体ビュア用画像データを記憶し、かつ、、
    前記立体ビュア用画像データ中の、右画像または左画像以外の部分であって、立体ビュア用画像データが印刷される用紙の余白部分に、新たに付加される各一組の立体ビュア用付加画像データを記憶し、
    前記画像データ合成手段は、
    左画像側に配置された前記左付加画像と左画像との相対的な位置関係と、右画像側に配置された前記右付加画像と右画像との相対的位置関係とを一致させるように、立体ビュア用画像データと付加画像データとを合成することを特徴とするディジタルカメラの撮影画像処理装置。
  9. コンピュータを、
    同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の写真の画像データを記憶する記憶装置と、
    前記一組の画像がそれぞれ左画像か右画像かを指定する左右位置情報の入力を要求する位置指定手段と、
    前記位置指定手段の要求により入力された左右位置情報と、同一の被写体について連続して撮影された2枚一組の画像である旨の対情報とを、前記各画像の画像データの属性情報として、前記記憶装置に記憶させる、画像データ処理手段、
    として機能させるディジタルカメラの撮影画像処理用コンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011164403A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Minoru Inaba ステレオ写真
JP2015011226A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 日本放送協会 付加情報挿入装置、付加情報抽出装置、付加情報挿入プログラム、及び付加情報抽出プログラム

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