JP2009088710A - 撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム - Google Patents

撮影装置、撮影方法及び撮影プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムを提供する。
【解決手段】検出部72が、撮像部70によって取得されたデジタル画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出し、特定部74が縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定し、制御部76が、検出部72により検出された顔領域の位置が被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ検出部72により検出された顔領域の大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、特定部74により横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、縦撮り構図及び横撮り構図の各構図で撮影を行うことのできる撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムに関する。
人を主要被写体として撮影する場合において、より理想的な撮影画像を得るための工夫が凝らされた撮影装置が多数提案されている。
例えば、特許文献1には、フィルム等の撮像体を担持している撮像面支持部が、グリップに対して撮影光軸を中心として回転可能とされているカメラが開示されている。
また、特許文献2には、顔の画像を検出した場合に、人の撮影に最も適した人撮影モードへ自動的に移行するデジタルカメラ撮像装置が開示されている。
また、特許文献3には、撮影時のカメラの向きに応じて、撮影により得られた画像データを補正する技術が開示されている。
また、特許文献4には、撮影により得られた画像から人の顔の位置を検出し、その顔の位置が画像内の所定の位置に配置されるようにガイドする撮影装置が開示されている。
また、特許文献5には、装置本体の所定の軸を中心とする回転方向の傾きを検出し、検出した傾きに対応してファインダに表示される人型の枠線画像の向きを調整するカメラ装置が開示されている。
更に、特許文献6には、撮像により得られた画像の構図と予め用意されている不最適構図パターン画像の構図とがある程度一致した場合に最適構図での再撮像へ誘導する撮像装置が開示されている。
特開平5−34807号公報 特開2003−92699号公報 特開2006−18738号公報 特開2005−269562号公報 特開2002−232753号公報 特開2006−100936号公報
しかしながら、上記各特許文献に開示されている技術では、人を主要被写体として撮影を行う際、横撮り構図とした場合には人の一部分(例えば、上半身)しか写らないが、縦撮り構図とした場合には人の全身が写るような場合等、横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合であっても横撮り構図で撮影を行ってしまう場合がある、という問題点があった。
なお、本明細書では、撮影装置の上下方向が鉛直方向又は略鉛直方向となる撮影状態を横撮り構図といい、当該上下方向が水平方向又は略水平方向となる撮影状態を縦撮り構図という。
本発明は上記問題点を解決するために成されたものであり、人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる撮影装置、撮影方法及び撮影プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の撮影装置は、被写体を撮像して当該被写体を示す画像情報を取得する撮像手段と、前記撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出する検出手段と、縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定する特定手段と、前記検出手段により検出された位置が前記画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出手段により検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、前記特定手段により横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の撮影装置によれば、撮像手段により、被写体が撮像されて当該被写体を示す画像情報が取得され、検出手段により、撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさが検出される一方、特定手段により、縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかが特定される。
ここで、本発明では、制御手段により、検出手段によって検出された位置が画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ検出手段により検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、特定手段によって横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御される。
なお、制御手段による前記表示には、ディスプレイ装置等の画像表示装置による可視表示の他、プリンタ等の画像形成装置による永久可視表示、音声合成装置等による可聴表示が含まれる。
このように、本発明によれば、撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出すると共に、縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定し、検出された顔領域の位置が被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ検出された顔領域の大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御しているので、人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる。
なお、請求項1に記載の撮影装置は、請求項2に記載の発明のように、縦撮り構図から横撮り構図に連続的に変化した場合に前記制御手段による制御を禁止する禁止手段を更に備えたものとしても良い。これにより、あえて横撮り構図を希望している撮影者に縦撮り構図を薦めないようにすることができる。
また、請求項1又は請求項2記載の撮影装置は、請求項3に記載の発明のように、人を主要被写体とする撮影を行うモードである人撮影モード以外の撮影モードにおいて、前記制御手段による制御が行われてから前記特定手段により縦撮り構図とされていると特定された場合に、前記人撮影モード以外の撮影モードから前記人撮影モードへ移行させる移行手段を更に備えたものとしても良い。これにより、手動で人撮影モードに設定する手間を省くことができる。
特に、請求項3記載の撮影装置は、請求項4に記載の発明のように、前記移行手段が、前記人撮影モード以外の撮影モードから前記人撮影モードへ移行させた後に縦撮り構図から横撮り構図に変化した場合に、前記人撮影モードから、当該人撮影モードへ移行させる前の撮影モードへ移行させるものとしても良い。これにより、人撮影モードへ移行させる前の撮影モードに手動で復帰させる手間を省くことができる。
また、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の撮影装置は、請求項5に記載の発明のように、前記制御手段が、前記検出手段により複数の人の顔領域が検出されており、当該複数の人の顔領域の位置が前記予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出手段により検出された前記複数の人の顔領域の大きさの総和が予め定められた第2の大きさ以上であると共に、前記特定手段により横撮り構図とされていると特定された場合に前記制御を行うものとしても良い。
これにより、複数の人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項6に記載の撮影方法は、被写体を撮像して当該被写体を示す画像情報を取得する撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出する検出工程と、縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定する特定工程と、前記検出工程により検出された位置が前記画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出工程により検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、前記特定工程により横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御する制御工程と、を有している。
従って、本発明の撮影方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項7に記載の撮影プログラムは、コンピュータに、被写体を撮像して当該被写体を示す画像情報を取得する撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出する検出ステップと、縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定する特定ステップと、前記検出ステップにより検出された位置が前記画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出ステップにより検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、前記特定ステップにより横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御する制御ステップと、を実行させるためのものである。
従って、本発明の撮影プログラムによれば、コンピュータに対して請求項1の発明と同様に作用させることができるので、請求項1の発明と同様に、人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる。
本発明によれば、人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、本発明をデジタル電子スチルカメラ(以下、「デジタルカメラ」という。)に適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、デジタルカメラ10は、撮像部70、検出部72、特定部74、制御部76、禁止部78、移行部80及び表示部86を含んで構成されている。
撮像部70は、被写体を撮像して当該被写体を示す画像情報を取得するものである。また、検出部72は、撮像部70によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出するものである。
また、特定部74は、縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定するものである。また、制御部76は、検出部72により検出された位置が被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ検出部72により検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、特定部74により横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御するものである。
また、制御部76は、検出部72により複数の人の顔領域が検出されており、当該複数の人の顔領域の位置が上記予め定められた範囲内にあり、かつ検出部72により検出された複数の人の顔の大きさの総和が予め定められた第2の大きさ以上であると共に、特定部74により横撮り構図とされていると特定された場合に上記制御を行うものである。
また、禁止部78は、縦撮り構図から横撮り構図に連続的に変化した場合に制御部76による制御を禁止するものである。また、移行部80は、人を主要被写体とする撮影を行うモードである人撮影モード以外の撮影モードにおいて、制御部76による制御が行われてから特定部74により縦撮り構図とされていると特定された場合に、人撮影モード以外の撮影モードから人撮影モードへ移行させるものである。
また、移行部80は、人撮影モード以外の撮影モードから人撮影モードへ移行させた後に縦撮り構図から横撮り構図に変化した場合に、人撮影モードから、当該人撮影モードへ移行させる前の撮影モードへ移行させるものである。更に、表示部86は、縦撮り構図とすることを薦める情報の表示を行うものである。
以下、デジタルカメラ10の具体的な形態例について説明する。
図2は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の外観を示す外観図である。
同図に示すように、本発明の撮影装置として機能するデジタルカメラ10の正面には、被写体を結像させるためのレンズ12と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ68と、が備えられている。また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に撮影者によって押圧操作されるレリーズボタン(所謂シャッター)56Aと、電源スイッチ56Bと、が備えられている。
なお、本実施形態に係るレリーズボタン56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、レリーズボタン56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
一方、デジタルカメラ10の背面には、撮影によって得られたデジタル画像情報により示される被写体(画像)や各種メニュー画面、メッセージ等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)30と、風景を主要被写体とする撮影を行うモードである風景撮影モード、シャッタースピードや絞りの状態等の撮影条件を自動的に設定して撮影を行うオート撮影モード、前述した人撮影モード、及び撮影によって得られたデジタル画像情報により示される被写体をLCD30に表示(再生)するモードである再生モードの何れかのモードに設定するためにスライド操作されるモード切替スイッチ56Cと、LCD30の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キーを含んで構成された十字カーソルボタン56Dと、が備えられている。
また、デジタルカメラ10の背面には、LCD30にメインメニュー画面を表示する際に押圧操作されるメニューキー56Eと、メニュー画面で指定された処理を実行する際に押圧操作される実行キー56Fと、各種操作を停止(キャンセル)する際に押圧操作されるキャンセルキー56Gと、が備えられている。
図3は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の電気系の要部構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ10は、前述のレンズ12を含んで構成された光学ユニット22と、レンズ12の光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)24と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部26と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)28と、入力されたデジタルデータに対して各種のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部30と、を含んで構成されている。
なお、デジタル信号処理部30は、所定容量のラインバッファを内蔵し、入力されたデジタルデータを後述するメモリ48の所定領域に直接記憶させる制御も行う。
CCD24の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、ADC28の出力端はデジタル信号処理部30の入力端に、各々接続されている。従って、CCD24から出力された被写体を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像情報に変換された後にデジタル信号処理部30に入力される。
一方、デジタルカメラ10は、各種情報の可聴表示を行うスピーカ82を含んで構成されている。また、デジタルカメラ10は、被写体やメニュー画面等をLCD38に表示させるための信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36と、音声をスピーカ82から出力するための信号を生成してスピーカ82に供給するスピーカインタフェース84と、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、CCD24による撮像によって得られたデジタル画像情報等が記憶され、かつCPU40により実行される各種制御プログラムやデータが予め記憶されたメモリ48と、メモリ48に対するアクセスの制御を行うメモリインタフェース46と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10は、可搬型の外部メモリ52をデジタルカメラ10でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像情報に対する圧縮処理及び伸張処理を行う圧縮・伸張処理回路54と、を含んで構成されている。
なお、本実施形態のデジタルカメラ10では、メモリ48としてフラッシュ・メモリ(Flash Memory)が用いられ、外部メモリ52としてスマート・メディア(Smart Media(登録商標))が用いられている。
また、デジタルカメラ10は、メモリ48に記憶されたデジタル画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出する顔検出機能を有する検出回路58と、レンズ12の光軸を中心とするデジタルカメラ10の回転方向の傾斜角を検出する傾斜角センサ60と、含んで構成されている。
ここで、本実施形態に係る顔検出機能について説明する。本実施形態に係る顔検出機能は、予め人の肌色に対応する色差信号(クロマ信号)の範囲を決定しておき、CCD24による撮像によって得られた被写体を示すデジタル画像情報の各画素の色差信号がその範囲内にあるか否かを判定することにより肌色の有無を判定し、肌色を有する1まとまりの領域を肌色領域として抽出する。次いで、抽出した肌色領域内の予め定められた位置範囲内に目、鼻、口、眉などの肌色でないパターンが含まれるか否かを判定し、これらのパターンが含まれている場合に、一例として図4に示されるように、該肌色領域に外接する矩形で囲まれる領域を顔領域として検出する。
そして、当該顔領域の中心のCCD24による撮像によって得られたデジタル画像情報により示される被写体像における位置を示す座標情報を導出すると共に、当該被写体像の大きさに対する顔領域の大きさの割合を算出する。
なお、顔領域の検出手法は、上記の手法に限定されるものではなく、例えば、特開平5−100328号公報や特開平5−165120号公報に記載されているように、色相や彩度の2次元ヒストグラムからクラスターを求め、クラスターの内部構造、形状、接続する外部構造から顔を検出することもできる。
一方、デジタル信号処理部30、LCDインタフェース36、CPU40、メモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50、圧縮・伸張処理回路54、検出回路58、傾斜角センサ60及びスピーカインタフェース84はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、デジタル信号処理部30、圧縮・伸張処理回路54、検出回路58及び傾斜角センサ60の作動の制御、検出回路58及び傾斜角センサ60での検出結果の取得、スピーカ82に対するスピーカインタフェース84を介した各種情報の可聴表示、LCD38に対するLCDインタフェース36を介した各種情報の可視表示、メモリ48及び外部メモリ52へのメモリインタフェース46ないし外部メモリインタフェース50を介したアクセスを各々行うことができる。
一方、デジタルカメラ10には、主としてCCD24を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD24に供給するタイミングジェネレータ32が備えられており、CCD24の駆動はCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。
また、デジタルカメラ10にはモータ駆動部34が備えられており、光学ユニット22に備えられた図示しない焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータの駆動もCPU40によりモータ駆動部34を介して制御される。
すなわち、本実施形態に係るレンズ12は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータは含まれるものであり、これらのモータは各々CPU40の制御によりモータ駆動部34から供給された駆動信号によって駆動される。
更に、前述のレリーズボタン56A、電源スイッチ56B、モード切替スイッチ56C、十字カーソルボタン56D、メニューキー56E等(同図では、「操作部56」と総称。)はCPU40に接続されており、CPU40は、これらの操作部56に対する操作状態を常時把握できる。
なお、本実施形態では、CCD24が撮像部70に、CPU40が特定部74、制御部76、禁止部78及び移行部80に、検出回路58が検出部72、スピーカ82が表示部86に各々相当する。
次に、本実施形態に係るデジタルカメラ10の撮影時における全体的な動作について簡単に説明する。
まず、CCD24は、光学ユニット22を介した撮像を行い、被写体を示すR(赤)、G(緑)、B(青)毎のアナログ信号をアナログ信号処理部26に順次出力する。アナログ信号処理部26は、CCD24から入力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を施した後にADC28に順次出力する。
ADC28は、アナログ信号処理部26から入力されたR、G、B毎のアナログ信号を各々所定ビット数のR、G、Bの信号(デジタル画像情報)に変換してデジタル信号処理部30に順次出力する。デジタル信号処理部30は、内蔵しているラインバッファにADC28から順次入力されるデジタル画像情報を蓄積して一旦メモリ48の所定領域に直接格納する。
メモリ48の所定領域に格納されたデジタル画像情報は、CPU40による制御に応じてデジタル信号処理部30により読み出され、所定の物理量に応じたR,G,B毎のデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行うと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行って所定ビット数のデジタル画像情報を生成する。
そして、デジタル信号処理部30は、生成したデジタル画像情報に対しYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号をメモリ48の上記所定領域とは異なる所定領域に格納する。
なお、LCD38は、CCD24による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして使用することができるものとして構成されており、LCD38をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、LCDインタフェース36を介して順次LCD38に出力する。これによってLCD38にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズボタン56Aがユーザによって半押し状態とされたタイミングで前述のようにAE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされたタイミングで、その時点でメモリ48に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路54によって所定の圧縮形式(本実施形態では、JPEG形式)で圧縮した後に外部メモリインタフェース50を介して外部メモリ52に画像ファイル(電子化ファイル)として記録する。
なお、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、上記デジタル画像情報により示される被写体像が長方形とされており、一例として図5に示されるように、横撮り構図の場合に被写体像が横長となり、縦撮り構図の場合に被写体像が縦長となる。
次に、図6を参照して本実施形態に係るデジタルカメラ10の本発明に特に関係する作用を説明する。なお、図6は、風景撮影モード、オート撮影モード及び人撮影モードの何れか1つの撮影モードに設定されている際にデジタルカメラ10のCPU40により所定時間(例えば、1秒)毎に実行される撮影モード処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはメモリ48の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ100では、現在設定されている撮影モードを示す情報をメモリ48に記憶し、次のステップ102では、検出回路58に対して前述した顔検出機能を働かせる。
次のステップ104では、上記ステップ102の処理により人の顔が検出された否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ106へ移行する一方、否定判定となった場合には本撮影モード処理プログラムを終了する。
ステップ106では、上記ステップ102の処理により人の顔が複数検出されたか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ110へ移行する一方、否定判定となった場合にはステップ108へ移行する。
ステップ108では、上記ステップ102の処理により顔領域の位置がメモリ48に記憶されたデジタル画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ顔領域の大きさが予め定められた大きさ以上であるか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ112へ移行する一方、否定判定となった場合には、本撮影モード処理プログラムを終了する。
ここで、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、一例として、図7(a)に示すように、顔領域の水平方向の中心線がデジタル画像情報により示される被写体の中心線から水平方向に向かって当該被写体における所定割合(一例として10%)の領域(同図のハッチング領域)に含まれていない場合には、顔領域の位置が上記予め定められた範囲内にないものとみなす。
また、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、一例として、図7(b)に示すように、デジタル画像情報により示される被写体の大きさに対する顔領域の大きさの割合が所定割合(一例として10%)未満の場合には、顔領域の大きさが上記予め定められた大きさ以上でないものとみなす。
一方、ステップ110では、上記ステップ102の処理により複数の顔領域の位置が上記予め定められた範囲内にあり、かつ複数の顔領域の大きさの総和が予め定められた第2の大きさ以上である否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ112へ移行する一方、否定判定となった場合には、本撮影モード処理プログラムを終了する。
本実施形態に係るデジタルカメラ10では、一例として、図8(a)に示すように、横撮り構図において、顔領域の水平方向の中心線がデジタル画像情報により示される被写体の中心線から水平方向に向かって当該被写体における所定割合(一例として10%)の領域(同図のハッチング領域)に含まれていない場合には、顔領域の位置が上記予め定められた範囲内にないものとみなす。なお、この場合、レンズ12の焦点距離を変えたり、撮影者又は被写体の位置を変えたりせずに縦撮り構図に変更すると、図8(b)に示すように、デジタル画像情報により示される被写体は人の顔の全体を含まないものとなる。
また、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、横撮り構図において、デジタル画像情報により示される被写体の大きさに対する複数の顔領域の大きさの総和の割合が所定割合(一例として30%)以上の場合にも、レンズ12の焦点距離を変えたり、撮影者又は被写体の位置を変えたりせずに縦撮り構図に変更すると、デジタル画像情報により示される被写体は人の顔の全体を含まないものとなる。
一方、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、一例として、図9(a)に示すように、横撮り構図において、顔領域の水平方向の中心線がデジタル画像情報により示される被写体の水平方向の中心線から水平方向に向かって当該被写体における所定割合(一例として10%)の領域(同図のハッチング領域)に含まれており、かつデジタル画像情報により示される被写体の大きさに対する複数の顔領域の大きさの総和の割合が所定割合(一例として30%)未満の場合には、レンズ12の焦点距離を変えたり、撮影者又は被写体の位置を変えたりせずに縦撮り構図に変更すると、図9(b)に示すように、デジタル画像情報により示される被写体を人の顔の全体を含むものにすることができる。
一方、ステップ112では、傾斜角センサ60に対してレンズ12の光軸を中心とするデジタルカメラ10の回転方向の傾斜角を検出させ、当該傾斜角に基づいて横撮り構図及び縦撮り構図の何れとされているかを特定し、その後にステップ114へ移行する。
なお、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、水平面にデジタルカメラの上下方向が鉛直方向となるように載置した場合の角度を0度としたとき、レンズ12の光軸を中心としたデジタルカメラ10の時計回り又は反時計回りの傾斜角がそれぞれ45度未満である撮影状態を横向き構図、それ以外の撮影状態を縦向き構図とみなしている。
ステップ114では、横撮り構図とされているか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ122へ移行する一方、否定判定となった場合にはステップ116へ移行する。
ステップ116では、人撮影モードが設定されているか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ120へ移行する一方、否定判定となった場合にはステップ118へ移行する。
ステップ118では、現在設定されている撮影モードから人撮影モードへ移行させ、次のステップ120では、縦撮り構図とされていることを示す情報をメモリ48に記憶し、その後に上記ステップ112へ戻る。
なお、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、メモリ48に縦撮り構図とされていることを示す情報が記憶されている場合、レリーズボタン56Aを全押し状態にすることによりメモリ48に記憶されている縦撮り構図とされていることを示す情報が消去されるが、レリーズボタン56Aを半押し状態にすることにより当該情報が消去されるようにしても良い。
一方、ステップ122では、メモリ48に縦撮り構図とされていることを示す情報が記憶されているか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ124へ移行する。
ステップ124では、スピーカ82に対して、縦撮り構図とすることを薦める情報を可聴表示させ、その後に上記ステップ112へ戻る。
ここで、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、一例として図10(a)に示すように、上記ステップ124の処理として、スピーカ82に対して「縦構図撮影が適しています。」という可聴表示を行わせている。
なお、上記ステップ124の処理による可聴表示に従って、図10(a)に示す横撮り構図から図10(b)に示す縦撮り構図へ変更すると、メモリ48に縦撮り構図とされていることを示す情報が記憶される。
一方、ステップ122において否定判定となった場合にはステップ126へ移行する。すなわち、一例として、図11及び図12に示すように、縦撮り構図から横撮り構図に連続的に変更した場合、或いは、図13及び図14に示すように、横撮り構図→縦撮り構図→横撮り構図の順に連続的に変化した場合、CPU40は、縦撮り構図とすることを薦める情報の表示を行わせないように制御を行う。
ステップ126では、上記ステップ100の処理によりメモリ48に記憶された情報により示される撮影モードに移行させ、その後に本撮影モード処理プログラムを終了する。この結果、人撮影モード以外の撮影モードから人撮影モードへ移行した後に縦撮り構図から横撮り構図に変化した場合に、人撮影モードから、当該人撮影モードへ移行する前の撮影モードへ復帰されることになる。
例えば、本実施形態に係るデジタルカメラ10では、一例として図15に示すように、風景撮影モードの次にオート撮影モードが設定され、その状態で本撮影モード処理プログラムがCPU40により実行されることによってオート撮影モードから人撮影モードへ移行した場合、縦撮り構図から横撮り構図に変更されることにより、人撮影モードからオート撮影モードへ復帰することになる。
なお、本実施形態では、上記ステップ102が本発明の検出ステップに、上記ステップ112が本発明の特定ステップに、上記ステップ124が本発明の制御ステップに各々相当する。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、CCD24によって取得されたデジタル画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出し、縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定し、検出された顔領域の位置がデジタル画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ検出された顔領域の大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御しているので、人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、縦撮り構図から横撮り構図に連続的に変化した場合に縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御することを禁止しているので、横撮り構図を希望している撮影者に縦撮り構図を薦めないようにすることができる。
また、本実施形態によれば、人を主要被写体とする撮影を行うモードである人撮影モード以外の撮影モード(本実施形態では、風景撮影モード及びオート撮影モード)において、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御してから縦撮り構図とされていると特定された場合に、人撮影モード以外の撮影モードから人撮影モードへ移行させているので、手動で人撮影モードに設定する手間を省くことができる。
また、本実施形態によれば、人撮影モード以外の撮影モードから人撮影モードへ移行させた後に縦撮り構図から横撮り構図に変化した場合に、人撮影モードから、人撮影モードへ移行させる前の撮影モードへ移行させているので、人撮影モードへ移行させる前の撮影モードに手動で復帰させる手間を省くことができる。
また、本実施形態によれば、複数の人の顔領域の位置が上記予め定められた範囲内にあり、かつ複数の人の顔領域の大きさの総和が予め定められた第2の大きさ以上であると共に、横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御しているので、複数の人を主要被写体として撮影を行うにあたって横撮り構図よりも縦撮り構図が適している場合に、横撮り構図での撮影を抑制することができる。
以上、本発明を上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の主旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明を限定するものではなく、また、上記実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における状況に応じた組み合わせにより種々の発明を抽出できる。上記実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記実施形態では、複数の顔領域が検出された場合に、顔領域の位置が予め定められた範囲にあり、かつ複数の顔領域の大きさの総和が予め定められた第2の大きさ以上である否かを判定する処理を行ったが、横撮り構図において3つ以上の顔領域が検出された場合には当該処理を行わずに直ちに撮影モード処理プログラムを終了しても良い。
すなわち、3人以上の人を主要被写体とする撮影を行った場合、一例として図16に示すように、縦撮り構図で撮影するよりも横撮り構図で撮影した方が全員を写すことができる場合が多くあるので、この場合には横撮り構図で撮影を行うことができるように縦撮り構図とすることを薦める情報を表示させないようにする。
また、上記実施形態では、縦撮り構図とすることを薦める情報を可聴表示する場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、LCD38により縦撮り構図とすることを薦める情報を可視表示するようにしても良い。また、プリンタ等の画像形成装置により縦撮り構図とすることを薦める情報を永久可視表示するようにしても良い。更に、スピーカ82による可聴表示、LCD38による可視表示、及び上記画像形成装置による永久可視表示の少なくとも2つを組み合わせた表示を行っても良い。このように縦撮り構図とすることを薦める情報を表示する形態は如何なるものであっても良い。
また、上記実施形態では、デジタル画像情報により示される被写体における人の顔領域の位置及び大きさを検出する処理を検出回路58によりハードウェア構成で実行する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、この処理をコンピュータ・プログラムを実行することによりソフトウェア構成で実行するようにしても良い。この場合、上記実施形態に比較して、装置の小型化及び低コスト化を実現できる。
また、上記実施形態では、撮影モード処理をソフトウェア構成によって実現した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、この処理をハードウェア構成により実現する形態とすることもできる。この場合の形態例としては、例えば、図1に示したデジタルカメラ10の各機能ブロック(特定部74、制御部76、禁止部78及び移行部80)と同一の処理を実行する機能デバイスを作成して用いる形態が例示できる。この場合、上記実施形態に比較して、処理の高速化を実現できる。
また、上記実施形態で説明したデジタルカメラ10の構成(図2及び図3参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
また、上記実施形態で説明した撮影モード処理プログラムの処理の流れ(図6参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりすることができることは言うまでもない。
実施形態に係るデジタルカメラの機能的な構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係るデジタルカメラの外観を示す外観図である。 実施形態に係るデジタルカメラの電気系の要部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおいて、撮像して得られたデジタル画像情報により示される被写体に含まれる人の顔領域の一例を示す概略図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおける縦撮り構図及び横撮り構図の一例を示す概略図である。 実施形態に係る撮影モード処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る撮影モード処理プログラムにおける、顔領域の中心が予め定められた範囲内にあるか否かを判定する処理、及び顔領域の大きさが予め定められた大きさ以上であるか否かを判定する処理の具体例の説明に供する説明図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおいて、撮像して得られたデジタル画像情報により示される被写体に複数の人が含まれている場合の一例を示す概略図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおいて、撮像して得られたデジタル画像情報により示される被写体に複数の人が含まれている場合の他の一例を示す概略図である。 実施形態に係るデジタルカメラの音声表示が行われている状態及び音声表示の指示に従った状態の一例を示す模式図である。 実施形態に係るデジタルカメラを縦撮り構図から横撮り構図へ変更した場合の一例を示す模式図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおける縦撮り構図及び横撮り構図の設定履歴の一例を示す模式図である。 実施形態に係るデジタルカメラを横撮り構図から縦撮り構図から変更した後に横撮り構図へ復帰させた場合の一例を示す模式図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおける縦撮り構図及び横撮り構図の設定履歴の他の一例を示す模式図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおける撮影モードの設定履歴の一例を示す模式図である。 実施形態に係るデジタルカメラにおいて、横撮り構図及び縦撮り構図で撮像して得られたデジタル画像情報により示される被写体に複数の人が含まれている場合の他の一例を示す概略図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
24 CCD
38 LCD
40 CPU
58 検出回路
60 傾斜角センサ
70 撮像部(撮像手段)
72 検出部(検出手段)
74 特定部(特定手段)
76 制御部(制御手段)
78 禁止部(禁止手段)
80 移行部(移行手段)
82 スピーカ

Claims (7)

  1. 被写体を撮像して当該被写体を示す画像情報を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出する検出手段と、
    縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定する特定手段と、
    前記検出手段により検出された位置が前記画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出手段により検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、前記特定手段により横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御する制御手段と、
    を備えた撮影装置。
  2. 縦撮り構図から横撮り構図に連続的に変化した場合に前記制御手段による制御を禁止する禁止手段を更に備えた請求項1記載の撮影装置。
  3. 人を主要被写体とする撮影を行うモードである人撮影モード以外の撮影モードにおいて、前記制御手段による制御が行われてから前記特定手段により縦撮り構図とされていると特定された場合に、前記人撮影モード以外の撮影モードから前記人撮影モードへ移行させる移行手段を更に備えた請求項1又は請求項2記載の撮影装置。
  4. 前記移行手段は、前記人撮影モード以外の撮影モードから前記人撮影モードへ移行させた後に縦撮り構図から横撮り構図に変化した場合に、前記人撮影モードから、当該人撮影モードへ移行させる前の撮影モードへ移行させる
    請求項3記載の撮影装置。
  5. 前記制御手段は、前記検出手段により複数の人の顔領域が検出されており、当該複数の人の顔領域の位置が前記予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出手段により検出された前記複数の人の顔領域の大きさの総和が予め定められた第2の大きさ以上であると共に、前記特定手段により横撮り構図とされていると特定された場合に前記制御を行う
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の撮影装置。
  6. 被写体を撮像して当該被写体を示す画像情報を取得する撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出する検出工程と、
    縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定する特定工程と、
    前記検出工程により検出された位置が前記画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出工程により検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、前記特定工程により横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御する制御工程と、
    を有する撮影方法。
  7. コンピュータに、
    被写体を撮像して当該被写体を示す画像情報を取得する撮像手段によって取得された画像情報により示される被写体に人の顔が含まれている場合に、当該被写体における顔領域の位置及び大きさを検出する検出ステップと、
    縦撮り構図及び横撮り構図の何れとされているかを特定する特定ステップと、
    前記検出ステップにより検出された位置が前記画像情報により示される被写体の水平方向の中心を含む予め定められた範囲内にあり、かつ前記検出ステップにより検出された大きさが予め定められた大きさ以上であると共に、前記特定ステップにより横撮り構図とされていると特定された場合に、縦撮り構図とすることを薦める情報を表示するように制御する制御ステップと、
    を実行させるための撮影プログラム。
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