JP6911361B2 - 計算機、計算方法及びプログラム - Google Patents
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Description
そして、この計算機では、一旦、定数メモリに「演算数」を保存すると、数値を入力して、「=」を押す操作を行うだけで、入力数値を「被演算数」として定数メモリの「演算数」で演算を実行することを繰り返し行えるため、同じ「演算数」で繰り返し演算を行う場合に便利である。
本発明の計算機は、複数の数値キーと、第1演算キー及び第2演算キーと、区切り記号キーと、メモリと、プロセッサと、備え、前記プロセッサは、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数および前記第2整数が取得された後に前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、取得された前記被演算対象数を、取得された複数の前記演算対象数で演算する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は本発明の実施形態に係る計算機1の正面図であり、図2は本発明の実施形態に係る計算機1の構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、計算機1は、CPU11によりその動作制御が行われる。
CPU11には、キー入力部12の他、メモリ13、表示部14及び記録媒体読取部15が接続される。
ここで、上記商余り計算キー「÷余り」は、被演算数を演算数で除算した商と被演算数を演算数で除算した余りを算出する商余り計算を行う際に、上記通常の除算演算子キー「÷」に代わって操作される。
また、除数表示/切替キー「除数表示/切替」、訂正キーの機能については、追って述べる。
メモリ13のROMには、CPU11を複数演算数登録手段及び演算手段として機能させる計算処理プログラムが記憶されており、以降で説明する処理は、CPU11が複数演算数登録手段及び演算手段として実行するが、以下では、単にCPU11と記載する。
メモリ13のRAMには、キー入力された数値データ等が必要に応じて記憶される。
メモリ13のRAM内には、例えば、キー入力された数値データを一時的に記憶する入力バッファと、複数の演算数(第1演算数、第2演算数、第3演算数)が登録される演算数メモリと、被演算数が登録される被演算数メモリと、が設けられている。
なお、以下の説明及び図面においては、適宜、演算数を除数、第1演算数を演算数1又は除数1、第2演算数を演算数2又は除数2、第3演算数を演算数3又は除数3と表記する。
図5〜図9を参照して後ほど説明するが、例えば、商余り計算キー「÷余り」が操作されると商余り計算の演算シンボル「÷余り」が表示され、商余り計算キー「÷余り」が続けて操作されると商余り計算の演算シンボル「÷余り」とともに定数ロック記号「K」が表示され、複数の演算数(除数)が登録された場合は登録された数値データとともにその説明文字列として「除数1」、「除数2」、「除数3」が表示され、複数の演算数による商余り計算の結果表示状態では計算結果説明文字列として「商1」、「商2」、「商3」、「余り」が表示される。
次に、図3及び図4に示す本実施形態に係る計算機1の制御手順について、図5〜図9に示す操作例を参照しながら説明する。
ただし、以下の説明では、商余り計算を「÷余り」演算という。
なお、図5では、左側にユーザが行う入力部12の操作内容を示し、右側に、その操作が行われたときに表示部14に表示される表示内容を示すようにしており、後ほど参照する図6〜図9においても同じである。
そして、「AC」キーが押されると、CPU11は、図3の「ACキー?」(ステップS101)をYESと判定し、図5(a)に示すように、表示部14の表示状態(数値、定数ロック等)をクリアするとともに、表示部14に初期表示である「0.」を表示させる(ステップS108)。
なお、入力された数値データは、メモリ13の入力バッファに記憶される。
なお、本実施形態では、2回目に入力された小数点は、表示部14への表示を省略するようになっている。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「42」、「14」、「7」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
つまり、各演算数「42−14−7」が表示部14に表示された状態で訂正キーが押されると、CPU11は、図5(f)に示すように、右端の「7」を削除し、「42−14−」を右側に移動させる。
具体的には、各演算数「42−14−」が表示部14に表示された状態で訂正キーが押されると、CPU11は、図5(g)に示すように、右端の「−」を削除し、「42−14」を右側に移動させる。
なお、上述の訂正操作によって、「42.14.7」(第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数)であった入力バッファの記憶内容は、「42.14.5」(第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数)に訂正される。
そして、入力バッファの記憶内容が「42.14.5」であるだけで、「各演算数検出処理」で実行される内容自体は、入力バッファの記憶内容が「42.14.7」であったときと同じである。
したがって、図4を参照した詳細説明は省略するが、CPU11は、図4の「各演算数検出処理」を実行し、各演算数として演算数1「42」、演算数2「14」、演算数3「5」を検出してメインルーチンに復帰する。
つまり、ステップS118では、CPU11が演算手段として機能し、被演算数を登録された複数の演算数で演算する処理を行う。
なお、上記例では、第3整数も存在するので、第3整数を第3演算数として登録し、その第3演算数も表示部14に表示されている。
図6(a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機1の第2操作例を示す説明図である。
ただし、第2操作例では、第3整数が存在しないため、「各演算数検出処理」の処理内容の説明を省略せず、図4を参照しながら説明する。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「42」、「14」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図6(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
図7(a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機1の第3操作例を示す説明図である。
なお、第1操作例で述べたように、2回目に入力された小数点は表示部14への表示が省略されている。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「42」、「14」、「7」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図7(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
図8(a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機1の第4操作例を示す説明図である。
なお、ここで入力された数値「168.4221」は、第1整数「168」よりも第2整数「4221」のほうが大きい値であることから、2つ目の小数点の入力を忘れた誤入力の例である。
ここで、第1整数「168」は第2整数「4221」よりも小さく、かつ第2整数「4221」は、第1整数「168」よりも小さい前側数値「42」と、前側数値よりも小さい後側数値「21」と、に分割可能である。
したがって、CPU11は、図4の「第2整数は第1整数よりも小さい前側の部分の前側数値と前側数値よりも小さい後側の部分の後側数値とに分割可能か?」(ステップS211)をYESと判定し、第1整数「168」を演算数1として検出し、第2整数の前側数値「42」を演算数2として検出し、第2整数の後側数値「21」を演算数3として検出する処理(ステップS212)を行い、メインルーチンに復帰する。
なお、CPU11は、第2整数の数字列を前側から順番に分割位置を変えて、上述のような前側数値と後側数値を検出する処理を行うが、上述のような前側数値と後側数値を検出することができなかった場合には、ステップS211をNOと判定し、その他処理(例えば、エラー処理)を行う。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「168」、「42」、「21」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図8(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
図9(a)〜(i)は本発明の実施形態に係る計算機1の第5操作例を示す説明図である。
なお、ここで入力された数値「168.42」は、「168.4.2」と入力するべきところ、2つ目の小数点の入力を忘れた誤入力の例であり、第4操作例のような誤入力の判定が困難な場合を示している。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「168」、「42」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図9(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
つまり、ユーザは、演算数1「168」、演算数2「4」、演算数3「2」として数値「168.4.2」を入力するべきところ、数値「168.42」を誤って入力したため、図9(d)に示すように、表示部14に表示された「168−42」を見て誤入力を認識できる。
そして、このように入力されている数字列自体に間違いがない場合には、ユーザが「除数表示/切替」キーを押す操作を行うことで簡単に演算数を修正できるようになっており、以下、具体的に説明する。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「168」、「4」、「2」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
特に、後側数値が大きい数値になるようにしておくことで、除数として設定される可能性がない数値「1」を第3演算数に選択することが容易に排除できる。
これにより、ユーザは、所望の演算数2及び演算数3が表示されるまで「除数表示/切替」キーを押し、所望の演算数2及び演算数3を登録することが可能になる。
演算数1、演算数2及び演算数3の組み合わせとしては、例えば、物品の梱包パターン等の傾向からすると、第1操作例等のように、大梱包42、中梱包14、小梱包7のように物品の梱包数が大中小で整数倍になっている場合も多い。
したがって、各演算数検出処理は、図10に示す変形例のように、各演算数の組み合わせが整数倍となることを基準に行うようにしてもよい。
以下、図10を参照しつつ各演算数検出処理の変形例について説明するが、図4と異なる点は、図4において、判定基準が「大きいか?」であったところが「整数か?」になっているだけで、処理手順の流れは図4に示すフローと同じである。
たとえば、本実施形態では、小数点を第1整数と第2整数を分ける区切り記号として小数点を利用し、第1整数、小数点、第2整数と入力すると、第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録するようにしたが、計算機(電卓)のキーボードに、第1整数と第2整数を分けるための特別の区切り記号(たとえば、「−」、「,」等)の入力キーを備えるようにして、第1整数、区切り記号「−」、第2整数と入力すると、第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録するようにしても良い。
<請求項1>
表示部と、
複数の演算数を登録する複数演算数登録手段と、
被演算数を、登録された複数の前記演算数で演算する演算手段と、を備え、
前記複数演算数登録手段は、ユーザ操作によって少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力と演算操作が行われると、前記第1整数を第1演算数として登録し、前記第2整数を第2演算数として登録することを特徴とする計算機。
<請求項2>
前記数値データが、前記第2整数の後に、さらに、区切り記号、第3整数が並ぶ前記数値データである場合、前記複数演算数登録手段が前記第3整数を第3演算数として登録することを特徴とする請求項1に記載の計算機。
<請求項3>
前記複数演算数登録手段は、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、前記前側数値を前記第2演算数に登録するとともに、前記後側数値を第3演算数に登録し、
前記複数演算数登録手段は、前記第1整数よりも前記前側数値が小さく、且つ、前記前側数値よりも前記後側数値が小さくなるように分解することを特徴とする請求項1に記載の計算機。
<請求項4>
前記複数演算数登録手段は、前記第1整数が第2整数の整数倍でない場合、前記第2整数の数字列を前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、前記前側数値を前記第2演算数に登録するとともに、前記後側数値を第3演算数に登録し、
前記複数演算数登録手段による前記数字列の分解が、前記第1整数が前記前側数値の整数倍で、且つ、前記前側数値が前記後側数値の整数倍になるように行われていることを特徴とする請求項1に記載の計算機。
<請求項5>
前記演算操作を行う演算キーを備え、
前記演算操作が前記演算キーを連続して複数回押すことであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の計算機。
<請求項6>
前記演算操作が行われると、前記表示部に複数の前記演算数が表示されることを特徴とする請求項5に記載の計算機。
<請求項7>
前記演算手段は、ユーザ操作によって前記複数演算数登録手段による前記演算数の登録の後の数値の入力である登録後数値データの入力と計算実行操作が行われると、前記登録後数値データを前記被演算数として、複数の前記演算数のうち、大きい数値である前記演算数で前記被演算数を除算した余りを次に大きい数値である前記演算数で除算することを繰り返し行い、複数の前記演算数の商と余りを演算し、
前記演算手段で演算した複数の前記演算数の商と余りが前記表示部に表示されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の計算機。
<請求項8>
前記演算操作を行う演算キーを備え、
ユーザ操作によって、順次、第1数値データの入力、前記演算キーの1回押し、少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ第2数値データの入力及び計算実行操作が行われると、
前記複数演算数登録手段が第2数値データを前記数値データとして複数の前記演算数の登録を行い、
前記演算手段が前記第1数値データを前記被演算数として、複数の前記演算数のうち、大きい数値である前記演算数で前記被演算数を除算した余りを次に大きい数値である前記演算数で除算することを繰り返し行い、複数の前記演算数の商と余りを演算することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の計算機。
<請求項9>
前記演算数を前記表示部に表示する表示キーを備え、
ユーザ操作によって前記第2数値データの入力の後に前記表示キーが押されると、前記複数演算数登録手段が第2数値データを前記数値データとして複数の前記演算数の登録を行い、複数の前記演算数が前記表示部に表示されることを特徴とする請求項8に記載の計算機。
<請求項10>
被演算数を登録された複数の演算数で演算する計算機の前記演算数の登録方法であって、
ユーザ操作によって少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力と演算操作が行われると、前記第1整数を第1演算数として登録するとともに、前記第2整数を第2演算数として登録することを特徴とする登録方法。
<請求項11>
被演算数を登録された複数の演算数で演算する計算機のプログラムであって、
ユーザ操作によって少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力と演算操作が行われると、計算機の複数演算数登録手段に前記第1整数を第1演算数として登録する処理と、前記第2整数を第2演算数として登録する処理と、を少なくとも実行させることを特徴とするプログラム。
11 CPU
12 キー入力部
13 メモリ
14 表示部
15 記録媒体読取部
16 記録媒体
Claims (17)
- 複数の数値キーと、
第1演算キー及び第2演算キーと、
区切り記号キーと、
メモリと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
前記第1整数および前記第2整数が取得された後に前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算機。 - 前記プロセッサは、
前記数値データが、前記第2整数の後に、さらに、区切り記号、第3整数が並ぶ前記数値データである場合、前記第3整数を第3演算対象数として取得する、請求項1に記載の計算機。 - 複数の数値キーと、
第1演算キー及び第2演算キーと、
区切り記号キーと、
メモリと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算機。 - 前記プロセッサは、
前記第2整数の数字列を、前記第1整数よりも前記前側数値が小さく、且つ、前記前側数値よりも前記後側数値が小さくなるように分解する、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の計算機。 - 前記プロセッサは、
前記前側数値を前記第2演算対象数として取得するとともに、前記後側数値を第3演算対象数として取得する、請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の計算機。 - 前記プロセッサは、
前記第1整数が第2整数の整数倍でない場合、前記第2整数の数字列を前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解する、請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の計算機。 - 前記プロセッサは、
前記数字列の分解を、前記第1整数が前記前側数値の整数倍で、且つ、前記前側数値が前記後側数値の整数倍になるように行う、請求項6に記載の計算機。 - 前記第1演算キーを連続して複数回押されたときに、前記第1整数を前記第1演算対象数として取得し、前記第2整数を前記第2演算対象数として取得する、請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の計算機。
- 前記プロセッサは、
前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数の取得後、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから別の数値データの入力が受け付けられ、且つ、前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合、前記別の数値データを前記被演算対象数として、前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数のうち、大きいほうの演算対象数で前記被演算対象数を除算した余りを、小さいほうの演算対象数で除算することを行い、商と余りを取得する、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の計算機。 - 第3演算キーをさらに備え、
前記プロセッサは、
前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから整数である数値データの入力が受け付けられ、且つ、前記第1演算キーから1回入力が受け付けられたとき、前記整数を被演算対象数として取得し、
前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられた場合であって、前記第3演算キーから入力が受け付けられたときに、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得する、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の計算機。 - 前記プロセッサは、
前記整数である数値データを前記被演算対象数として、前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数のうち、大きいほうの演算対象数で前記被演算対象数を除算した余りを、小さいほうの演算対象数で除算することを行い、商と余りを取得する、請求項10に記載の計算機。 - 表示部をさらに備え、
前記プロセッサは、
取得した前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数を前記表示部に表示させる、請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の計算機。 - 表示部をさらに備え、
前記プロセッサは、
取得した前記商と余りを前記表示部に表示させる、請求項9に記載の計算機。 - プロセッサにより、
複数の数値キーのうち少なくとも1つと区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
前記第1整数および前記第2整数が取得された後に第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算方法。 - プロセッサにより、
複数の数値キーのうち少なくとも1つと区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算方法。 - 複数の数値キーと、第1演算キー及び第2演算キーと、区切り記号キーと、メモリと、プロセッサとを備えた計算機の前記プロセッサに、
前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
前記第1整数および前記第2整数が取得された後に前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、処理を実行させるプログラム。 - 複数の数値キーと、第1演算キー及び第2演算キーと、区切り記号キーと、メモリと、プロセッサとを備えた計算機の前記プロセッサに、
前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、処理を実行させるプログラム。
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