JP6911361B2 - 計算機、計算方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は計算機、計算方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、複数回演算キーを操作すると、入力数値が演算数として定数メモリに保存され、その後、数値を入力して、「=」を押すと、入力数値を「被演算数」として、定数メモリの「演算数」で演算を実行する計算機が開示されている。
そして、この計算機では、一旦、定数メモリに「演算数」を保存すると、数値を入力して、「=」を押す操作を行うだけで、入力数値を「被演算数」として定数メモリの「演算数」で演算を実行することを繰り返し行えるため、同じ「演算数」で繰り返し演算を行う場合に便利である。
特開昭53−53225号公報
しかし、特許文献1の計算機では、複数組の演算数を定数メモリに設定することはできていないため、例えば、除算の結果の商と余りをユーザに提示する商余り計算(以下、÷余り計算と記載する場合もある)を行うときに、除数(演算数)を複数組用いて計算したい場合があるが、そのような計算は行えない。
具体的な一例としては、物品の収納数が最も多い大梱包、次に多い中梱包、そして、最も少ない小梱包等にあらかじめ分けた大中小の梱包等がある場合に、発注された物品数に応じて大中小の梱包がいくつ必要であるか等を求めたいようなニーズがあるが、特許文献1の計算機は、このような計算に対応する機能がない。
一方、関数電卓等では、複数の定数メモリ(例:A〜F)を備えているので、それぞれのメモリに除数(演算数)となる数値をユーザが設定して、除数(演算数)を複数組用いて計算することも可能であるが、設定操作、読み出し操作が煩雑であるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、簡単な操作で、複数の演算数を登録して、その複数の演算数を用いた演算が行える計算機を提供することを1つの目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の構成により把握される。
本発明の計算機は、複数の数値キーと、第1演算キー及び第2演算キーと、区切り記号キーと、メモリと、プロセッサと、備え、前記プロセッサは、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数および前記第2整数が取得された後に前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、取得された前記被演算対象数を、取得された複数の前記演算対象数で演算する。
本発明によれば、簡単な操作で、複数の演算数を取得して、その複数の演算数を用いた演算が行える計算機、計算方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る計算機の正面図である。 本発明の実施形態に係る計算機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る計算機の制御手順(メインルーチン)を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る計算機の制御手順(サブルーチン)を示すフローチャートである。 (a)〜(j)は本発明の実施形態に係る計算機の第1操作例を示す説明図である。 (a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機の第2操作例を示す説明図である。 (a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機の第3操作例を示す説明図である。 (a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機の第4操作例を示す説明図である。 (a)〜(i)は本発明の実施形態に係る計算機の第5操作例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る計算機の制御手順(サブルーチン)の変形例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
[計算機の全体構成]
図1は本発明の実施形態に係る計算機1の正面図であり、図2は本発明の実施形態に係る計算機1の構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、計算機1は、CPU11によりその動作制御が行われる。
CPU11には、キー入力部12の他、メモリ13、表示部14及び記録媒体読取部15が接続される。
キー入力部12は、数値計算用のテンキー「0〜9」、小数点キー「.」、演算子キー「+,−,×,÷」、商余り計算キー「÷余り」(演算キー)、除数表示/切替キー「除数表示/切替」(表示キー)、訂正キー「右向きの黒三角(図1参照)」、クリアキー「C」、オールクリアキー「AC」、計算実行キー「=」等を備えている。
ここで、上記商余り計算キー「÷余り」は、被演算数を演算数で除算した商と被演算数を演算数で除算した余りを算出する商余り計算を行う際に、上記通常の除算演算子キー「÷」に代わって操作される。
また、除数表示/切替キー「除数表示/切替」、訂正キーの機能については、追って述べる。
メモリ13は、ROM及びRAMで構成されている。
メモリ13のROMには、CPU11を複数演算数登録手段及び演算手段として機能させる計算処理プログラムが記憶されており、以降で説明する処理は、CPU11が複数演算数登録手段及び演算手段として実行するが、以下では、単にCPU11と記載する。
メモリ13のRAMには、キー入力された数値データ等が必要に応じて記憶される。
メモリ13のRAM内には、例えば、キー入力された数値データを一時的に記憶する入力バッファと、複数の演算数(第1演算数、第2演算数、第3演算数)が登録される演算数メモリと、被演算数が登録される被演算数メモリと、が設けられている。
なお、以下の説明及び図面においては、適宜、演算数を除数、第1演算数を演算数1又は除数1、第2演算数を演算数2又は除数2、第3演算数を演算数3又は除数3と表記する。
表示部14には、キー入力部12のキー入力操作に応じた演算数値データ、演算シンボル、定数ロック記号、計算結果説明文字列等が表示される。
図5〜図9を参照して後ほど説明するが、例えば、商余り計算キー「÷余り」が操作されると商余り計算の演算シンボル「÷余り」が表示され、商余り計算キー「÷余り」が続けて操作されると商余り計算の演算シンボル「÷余り」とともに定数ロック記号「K」が表示され、複数の演算数(除数)が登録された場合は登録された数値データとともにその説明文字列として「除数1」、「除数2」、「除数3」が表示され、複数の演算数による商余り計算の結果表示状態では計算結果説明文字列として「商1」、「商2」、「商3」、「余り」が表示される。
記録媒体読取部15は、着脱可能なフラッシュメモリ等の記録媒体16からデータやプログラムの読み取りを行う。
[第1操作例]
次に、図3及び図4に示す本実施形態に係る計算機1の制御手順について、図5〜図9に示す操作例を参照しながら説明する。
ただし、以下の説明では、商余り計算を「÷余り」演算という。
図3は本発明の実施形態に係る計算機1の制御手順(メインルーチン)を示すフローチャートであり、図4は本発明の実施形態に係る計算機1の制御手順(サブルーチン)を示すフローチャートであり、図5(a)〜(j)は本発明の実施形態に係る計算機1の第1操作例を示す説明図である。
なお、図5では、左側にユーザが行う入力部12の操作内容を示し、右側に、その操作が行われたときに表示部14に表示される表示内容を示すようにしており、後ほど参照する図6〜図9においても同じである。
計算機1は、電源がONになると、図3に示すように、ステップS101〜ステップS107のいずれの操作が行われているのかを監視する状態になっている。
そして、「AC」キーが押されると、CPU11は、図3の「ACキー?」(ステップS101)をYESと判定し、図5(a)に示すように、表示部14の表示状態(数値、定数ロック等)をクリアするとともに、表示部14に初期表示である「0.」を表示させる(ステップS108)。
次に、数値「109」(第1数値データ)の入力、つまり数値「1」の入力、数値「0」の入力及び数値「9」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図5(b)に示すように、表示部14に数値「109.」を表示させる。
なお、入力された数値データは、メモリ13の入力バッファに記憶される。
次に、「÷余り」キーが押されると、CPU11は、図3の「÷余りキー?」(ステップS103)をYESと判定し、ここでは1回目の「÷余り」キーの操作であるため、続いて、CPU11は、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をNOと判定する。
そして、CPU11は、表示数値「109」を「÷余り」演算の被演算数としてメモリ13の被演算数メモリに登録し、図5(c)に示すように、表示部14の数値「109」の上に演算シンボル「÷余り」を表示させる(ステップS113)。
次に、第1整数「42」、小数点「.」、第2整数「14」、小数点「.」、第3整数「7」のように、少なくとも第1整数、小数点、第2整数の順に並ぶ数値データ(第2数値データとも言う)が入力されると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を7回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を7回繰り返すことにより、図5(d)に示すように、表示部14に数値「42.147」が表示される。
なお、本実施形態では、2回目に入力された小数点は、表示部14への表示を省略するようになっている。
次に、「除数表示/切替」キーが押されると、CPU11は、図3の「除数表示/切替キー?」(ステップS106)をYESと判定し、このとき表示部14は数値「42.147」を表示している状態なので、CPU11は、図3の「除数検出済みか?(除数1−除数2…の形式で除数表示されているか?)」(ステップS121)をNOと判定し、サブルーチンである図4の「各演算数検出処理」を実行する(ステップS122)。
図4に示す「各演算数検出処理」を実行するに当たり、メモリ13の入力バッファには「42.14.7」(第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数)が記憶されているので、CPU11は、図4の「入力バッファは未入力か?」(ステップS201)をNOと判定し、図4の「入力バッファは、第1整数のみの入力か?」(ステップS202)をNOと判定し、さらに、図4の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数」の入力か?」(ステップS204)をNOと判定し、図4の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数」の入力か?」(ステップS205)をYESと判定する。
そして、第1整数「42」は第2整数「14」よりも大きく、かつ第2整数「14」は第3整数「7」よりも大きいので、CPU11は、図4の「第1整数は第2整数よりも大きいか?」(ステップS206)をYESと判定するとともに、図4の「第2整数は第3整数よりも大きいか?」(ステップS207)をYESと判定し、第1整数を演算数1として検出し、第2整数を演算数2として検出し、第3整数を演算数3として検出する処理(ステップS208)を行い、メインルーチンに復帰する。
メインルーチンに復帰すると、CPU11は、「各演算数検出処理」において検出した各演算数(演算数1「42」、演算数2「14」、演算数3「7」)をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、図5(e)に示すように、各演算数を「除数1−除数2−除数3」の形式で表示部14に表示させる(ステップS123)。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「42」、「14」、「7」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
つまり、「各演算数検出処理」及びそれに続くステップ(例えば、ステップS123)では、CPU11が複数演算数登録手段として機能し、ユーザ操作によって入力された少なくとも第1整数、小数点、第2整数の順に並ぶ数値データの第1整数を演算数1として登録し、第2整数を演算数2として登録する処理を実行する。
上記のように、被演算数がメモリ13の被演算数メモリに登録され、かつ、各演算数(演算数1、演算数2、演算数3)がメモリ13の演算数メモリに登録されると、CPU11は、「=」キーの操作に応じて、後述する複数の演算数による被演算数の「÷余り」演算を実行することが可能となるが、図5に示す第1操作例では、表示部14に表示された各演算数を訂正するための操作(図5(f)〜(i))が含まれており、具体的には演算数3「7」を「5」に訂正した後、「÷余り」演算が実行される。
具体的には、図5(e)に示すように、表示部14に各演算数「42−14−7」が表示された状態で訂正キーが押されると、CPU11は、図3の「訂正キー?」(ステップS105)をYESと判定するとともに、図3の「数値入力状態?」(ステップS119)をYESと判定し、表示部14に表示されている数値データの右端を削除して全体を右側に移動させる1文字訂正処理(ステップS120)を行う。
つまり、各演算数「42−14−7」が表示部14に表示された状態で訂正キーが押されると、CPU11は、図5(f)に示すように、右端の「7」を削除し、「42−14−」を右側に移動させる。
続いて、もう一度、訂正キーが押されると、CPU11は、再び、図3の「訂正キー?」(ステップS105)をYESと判定するとともに、図3の「数値入力状態?」(ステップS119)をYESと判定し、表示部14に表示されている数値データの右端を削除して全体を右側に移動させる1文字訂正処理(ステップS120)を行う。
具体的には、各演算数「42−14−」が表示部14に表示された状態で訂正キーが押されると、CPU11は、図5(g)に示すように、右端の「−」を削除し、「42−14」を右側に移動させる。
次に、小数点「.」キーが押されると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)をYESと判定し、入力された数値等を表示部14の表示数値の右端に挿入させるが、各演算数の表示状態であるため、図5(h)に示すように、小数点「.」をそのまま挿入させるのではなく、ハイフン「−」として挿入させる(ステップS109)。
次に、数値「5」が入力されると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)をYESと判定し、図5(i)に示すように、入力された数値「5」を表示部14の表示数値の右端に挿入させる(ステップS109)。
なお、上述の訂正操作によって、「42.14.7」(第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数)であった入力バッファの記憶内容は、「42.14.5」(第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数)に訂正される。
次に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をNOと判定し、さらに、図3の「「÷余り」演算?」(ステップS116)をYESと判定し、前述した「各演算数検出処理」を実行する(ステップS117)。
そして、入力バッファの記憶内容が「42.14.5」であるだけで、「各演算数検出処理」で実行される内容自体は、入力バッファの記憶内容が「42.14.7」であったときと同じである。
したがって、図4を参照した詳細説明は省略するが、CPU11は、図4の「各演算数検出処理」を実行し、各演算数として演算数1「42」、演算数2「14」、演算数3「5」を検出してメインルーチンに復帰する。
そして、メインルーチンに復帰すると、CPU11は、「各演算数検出処理」において検出した各演算数(演算数1「42」、演算数2「14」、演算数3「5」)をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、被演算数メモリに登録された被演算数「109」について、各演算数「42」、「14」、「5」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−商3−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS118)。
つまり、ステップS118では、CPU11が演算手段として機能し、被演算数を登録された複数の演算数で演算する処理を行う。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「109」を最も大きい演算数1「42」で除算した商「2」を商1とし、その余り「25」を次に大きい演算数2「14」で除算した商「1」を商2とし、その余り「11」を最も小さい演算数3「5」で除算した商「2」を商3とし、その余り「1」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図5(j)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「2」、商2「1」、商3「2」及び余り「1」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「商3」、「余り」を表示させる。
以上のような第1操作例の計算機1によれば、ユーザ操作によって、順次、第1数値データ(上記例では第1数値データは109である。)の入力、「÷余り」キーの1回押し、少なくとも第1整数、小数点、第2整数の順に並ぶ第2数値データ(なお、上記例では、第2数値データは第1整数、小数点、第2整数、小数、第3整数の順に並んでいる。)の入力及び「=」キーによる計算実行操作が行われると、CPU11は、第2数値データの第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録(なお、上記例では、第3整数が存在するので第3整数を第3演算数として登録も行われている。)した後、第1数値データを被演算数として、複数の演算数のうち、大きい数値である演算数(第1演算数)で被演算数を除算した余りを次に大きい数値である演算数(第2演算数、第3演算数)で除算することを繰り返し行い、複数の演算数の商と余りを演算し、その結果を表示部14に表示するので、簡単な操作で、複数の演算数を登録して、その複数の演算数を用いた「÷余り」演算を行うことができる。
また、第2数値データの入力の後に「除数表示/切替」キーが押されると、CPU11は、第2数値データの第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録した後、複数の演算数を表示部14に表示させるので、登録された複数の演算数を容易に認識できる。
なお、上記例では、第3整数も存在するので、第3整数を第3演算数として登録し、その第3演算数も表示部14に表示されている。
また、登録された複数の演算数は、訂正キー等の操作に基づいて容易に訂正できるので、第2数値データの入力を間違えた場合であっても、第1数値データの入力からやり直す必要がない。
[第2操作例]
図6(a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機1の第2操作例を示す説明図である。
「AC」キーが押されると、CPU11は、図3の「ACキー?」(ステップS101)をYESと判定し、図6(a)に示すように、表示部14の表示状態(数値、定数ロック等)をクリアするとともに、表示部14に初期表示である「0.」を表示させる(ステップS108)。
次に、第1整数「42」、小数点「.」、第2整数「14」のように、少なくとも第1整数、小数点、第2整数の順に並ぶ数値データが入力されると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を5回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を5回繰り返すことにより、図6(b)に示すように、表示部14に数値「42.14」を表示させる。
次に、「÷余り」キーが押されると、CPU11は、図3の「÷余りキー?」(ステップS103)をYESと判定し、ここでは1回目の「÷余り」キーの操作であるため、続いて、CPU11は、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をNOと判定する。
そして、CPU11は、表示数値「42.14」を一旦、「÷余り」演算の被演算数に設定(メモリ13の被演算数メモリに登録)し、図6(c)に示すように、表示部14の数値「42.14」の上に演算シンボル「÷余り」を表示させる(ステップS113)。
続いて、もう一度「÷余り」キーが押されると、CPU11は、今度は連続した2回目の入力であるため、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をYESと判定し、第1操作例で説明した「各演算数検出処理」を実行する(ステップS111)。
ただし、第2操作例では、第3整数が存在しないため、「各演算数検出処理」の処理内容の説明を省略せず、図4を参照しながら説明する。
図4に示す「各演算数検出処理」を実行するに当たり、メモリ13の入力バッファには「42.14」(第1整数、小数点、第2整数)が記憶されているので、CPU11は、図4の「入力バッファは未入力か?」(ステップS201)をNOと判定し、図4の「入力バッファは、整数のみの入力か?」(ステップS202)をNOと判定し、さらに、図4の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数」の入力か?」(ステップS204)をYESと判定する。
そして、第1整数「42」は第2整数「14」よりも大きいので、CPU11は、図4の「第1整数は第2整数よりも大きいか?」(ステップS209)をYESと判定した後、第1整数を演算数1として検出し、第2整数を演算数2として検出する処理(ステップS210)を行い、メインルーチンに復帰する。
メインルーチンに復帰すると、CPU11は、「各演算数検出処理」において検出した各演算数(演算数1「42」、演算数2「14」)をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、図6(d)に示すように、各演算数を「除数1−除数2」の形式で表示部14に表示させる(ステップS112)。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「42」、「14」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図6(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
次に、演算数の登録の後の数値「107」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「1」の入力、数値「0」の入力及び数値「7」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図6(e)に示すように、表示部14に数値「107」を表示させる。
次に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「107」を被演算数メモリに登録し、被演算数メモリに登録されることで被演算数に設定された被演算数「107」について、各演算数「42」、「14」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「107」を演算数1「42」で除算した商「2」を商1とし、その余り「23」を演算数2「14」で除算した商「1」を商2とし、その余り「9」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図6(f)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「2」、商2「1」及び余り「9」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「余り」を表示させる。
続いて、数値「240」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「2」の入力、数値「4」の入力及び数値「0」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図6(g)に示すように、表示部14に数値「240」を表示させる。
そして、その数値「240」(登録後数値データ)の入力の後に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「240」を被演算数メモリに登録し、この設定された被演算数「240」について、各演算数「42」、「14」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「240」を演算数1「42」で除算した商「5」を商1とし、その余り「30」を演算数2「14」で除算した商「2」を商2とし、その余り「2」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図6(h)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「5」、商2「2」及び余り「2」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「余り」を表示させる。
以上のような第2操作例の計算機1によれば、ユーザ操作によって、順次、少なくとも第1整数、小数点、第2整数の順に並ぶ数値データの入力、「÷余り」キーの2回押し、登録後数値データの入力及び「=」キーによる計算実行操作が行われると、CPU11は、数値データの第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録した後、登録後数値データを被演算数として、複数の演算数のうち、大きい数値である第1演算数で被演算数を除算した余りを次に大きい数値である第2演算数で除算することを繰り返し行い、複数の演算数の商と余りを演算し、その結果を表示部14に表示するので、簡単な操作で、複数の演算数を登録して、その複数の演算数を用いた「÷余り」演算を行うことができる。
また、数値データの入力の後に「÷余り」キーを2回押しすると、CPU11は、数値データの第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録した後、複数の演算数を表示部14に表示させるので、登録された複数の演算数を容易に認識できる。
また、数値データの入力の後に「÷余り」キーを2回押しすると、CPU11は、登録された複数の演算数をロック状態とし、その後に入力される登録後数値データを被演算数として、ロック状態の複数の演算数を用いた「÷余り」演算を実行する定数ロック状態に移行するので、特定された複数の演算数を用いた「÷余り」演算を簡単に実行できる。
[第3操作例]
図7(a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機1の第3操作例を示す説明図である。
「AC」キーが押されると、CPU11は、図3の「ACキー?」(ステップS101)をYESと判定し、図7(a)に示すように、表示部14の表示状態(数値、定数ロック等)をクリアするとともに、表示部14に初期表示である「0.」を表示させる(ステップS108)。
次に、第1整数「42」、小数点「.」、第2整数「14」、小数点「.」、第3整数「7」のように並ぶ数値データが入力されると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を7回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を7回繰り返すことにより、図7(b)に示すように、表示部14に数値「42.147」を表示させる。
なお、第1操作例で述べたように、2回目に入力された小数点は表示部14への表示が省略されている。
次に、「÷余り」キーが押されると、CPU11は、図3の「÷余りキー?」(ステップS103)をYESと判定し、ここでは1回目の「÷余り」キーの操作であるため、続いて、CPU11は、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をNOと判定する。
そして、CPU11は、表示数値「42.147」を一旦、「÷余り」演算の被演算数に設定(メモリ13の被演算数メモリに登録)し、図7(c)に示すように、表示部14の数値「42.147」の上に演算シンボル「÷余り」を表示させる(ステップS113)。
続いて、もう一度「÷余り」キーが押されると、CPU11は、今度は連続した2回目の入力であるため、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をYESと判定し、前述した「各演算数検出処理」を実行する(ステップS111)。
図4に示す「各演算数検出処理」を実行するに当たり、メモリ13の入力バッファには「42.14.7」(第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数)が記憶されているので、CPU11は、図4の「入力バッファは未入力か?」(ステップS201)をNOと判定した後、図4の「入力バッファは、整数のみの入力か?」(ステップS202)をNOと判定し、さらに、図4の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数」の入力か?」(ステップS204)をNOと判定し、図4の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数」の入力か?」(ステップS205)をYESと判定する。
そして、第1整数「42」は第2整数「14」よりも大きく、かつ第2整数「14」は第3整数「7」よりも大きいので、CPU11は、図4の「第1整数は第2整数よりも大きいか?」(ステップS206)をYESと判定するとともに、図4の「第2整数は第3整数よりも大きいか?」(ステップS207)をYESと判定し、第1整数を演算数1として検出し、第2整数を演算数2として検出し、第3整数を演算数3として検出する処理(ステップS208)を行い、メインルーチンに復帰する。
メインルーチンに復帰すると、CPU11は、「各演算数検出処理」において検出した各演算数(演算数1「42」、演算数2「14」、演算数3「7」)をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、図7(d)に示すように、各演算数を「除数1−除数2−除数3」の形式で表示部14に表示させる(ステップS112)。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「42」、「14」、「7」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図7(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
次に、数値「107」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「1」の入力、数値「0」の入力及び数値「7」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図7(e)に示すように、表示部14に数値「107」を表示させる。
次に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「107」を被演算数メモリに登録し、登録されることで設定された被演算数「107」について、各演算数「42」、「14」、「7」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−商3−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「107」を演算数1「42」で除算した商「2」を商1とし、その余り「23」を演算数2「14」で除算した商「1」を商2とし、その余り「9」を演算数3「7」で除算した商「1」を商3とし、その余り「2」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図7(f)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「2」、商2「1」、商3「1」及び余り「2」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「商3」、「余り」を表示させる。
続いて、数値「240」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「2」の入力、数値「4」の入力及び数値「0」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図7(g)に示すように、表示部14に数値「240」を表示させる。
そして、その数値「240」(登録後数値データ)の入力の後に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「240」を被演算数メモリに登録し、該被演算数「240」について、各演算数「42」、「14」、「7」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−商3−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「240」を演算数1「42」で除算した商「5」を商1とし、その余り「30」を演算数2「14」で除算した商「2」を商2とし、その余り「2」を演算数3「7」で除算した商「0」を商3とし、その余り「2」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図7(h)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「5」、商2「2」、商3「0」及び余り「2」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「商3」、「余り」を表示させる。
以上のような第3操作例の計算機1によれば、ユーザ操作によって、順次、第1整数、小数点、第2整数、小数点、第3整数の順に並ぶ数値データの入力、「÷余り」キーの2回押し、登録後数値データの入力及び「=」キーによる計算実行操作が行われると、CPU11は、数値データの第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録し、第3整数を第3演算数として登録した後、登録後数値データを被演算数として、複数の演算数のうち、大きい数値である第1演算数で被演算数を除算し、その余りを次に大きい数値である第2演算数で除算し、さらにその余りを第3演算数で除算することで、複数の演算数の商と余りを演算し、その結果を表示部14に表示するので、簡単な操作で、複数の演算数を登録して、その複数の演算数を用いた「÷余り」演算を行うことができる。
また、数値データの入力の後に「÷余り」キーを2回押しすると、CPU11は、数値データの第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数とし、第3整数を第3演算数として登録した後、複数の演算数を表示部14に表示させるので、登録された複数の演算数を容易に認識できる。
また、数値データの入力の後に「÷余り」キーを2回押しすると、CPU11は、登録された複数の演算数をロック状態とし、その後に入力される登録後数値データを被演算数として、ロック状態の複数の演算数を用いた「÷余り」演算を実行する定数ロック状態に移行するので、特定された複数の演算数を用いた「÷余り」演算を簡単に実行できる。
[第4操作例]
図8(a)〜(h)は本発明の実施形態に係る計算機1の第4操作例を示す説明図である。
「AC」キーが押されると、CPU11は、図3の「ACキー?」(ステップS101)をYESと判定し、図8(a)に示すように、表示部14の表示状態(数値、定数ロック等)をクリアするとともに、表示部14に初期表示である「0.」を表示させる(ステップS108)。
次に、第1整数「168」、小数点「.」、第2整数「4221」のように並ぶ数値データが入力されると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を8回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を8回繰り返すことにより、図8(b)に示すように、表示部14に数値「168.4221」を表示させる。
なお、ここで入力された数値「168.4221」は、第1整数「168」よりも第2整数「4221」のほうが大きい値であることから、2つ目の小数点の入力を忘れた誤入力の例である。
次に、「÷余り」キーが押されると、CPU11は、図3の「÷余りキー?」(ステップS103)をYESと判定し、ここでは1回目の「÷余り」キーの操作であるため、続いて、CPU11は、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をNOと判定する。
そして、CPU11は、表示数値「168.4221」を一旦、「÷余り」演算の被演算数に設定(メモリ13の被演算数メモリに登録)し、図8(c)に示すように、表示部14の数値「168.4221」の上に演算シンボル「÷余り」を表示させる(ステップS113)。
続いて、もう一度「÷余り」キーが押されると、CPU11は、今度は連続した2回目の入力であるため、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をYESと判定し、前述した「各演算数検出処理」を実行する(ステップS111)。
図4に示す「各演算数検出処理」を実行するに当たり、メモリ13の入力バッファには「168.4221」(第1整数、小数点、第2整数)が記憶されているので、CPU11は、図4の「入力バッファは未入力か?」(ステップS201)をNOと判定し、図4の「入力バッファは、整数のみの入力か?」(ステップS202)をNOと判定し、さらに、図4の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数」の入力か?」(ステップS204)をYESと判定する。
そして、第1整数「168」は第2整数「4221」よりも小さいため、CPU11はステップS209をNOと判定し、ステップS211の処理に進む。
ここで、第1整数「168」は第2整数「4221」よりも小さく、かつ第2整数「4221」は、第1整数「168」よりも小さい前側数値「42」と、前側数値よりも小さい後側数値「21」と、に分割可能である。
したがって、CPU11は、図4の「第2整数は第1整数よりも小さい前側の部分の前側数値と前側数値よりも小さい後側の部分の後側数値とに分割可能か?」(ステップS211)をYESと判定し、第1整数「168」を演算数1として検出し、第2整数の前側数値「42」を演算数2として検出し、第2整数の後側数値「21」を演算数3として検出する処理(ステップS212)を行い、メインルーチンに復帰する。
つまり、2つ目の小数点の入力を忘れた誤入力であっても、第2整数は第1整数よりも小さい前側の部分の前側数値と前側数値よりも小さい後側の部分の後側数値とに分割可能であれば、CPU11が自動的に修正処理を行うようになっている。
なお、CPU11は、第2整数の数字列を前側から順番に分割位置を変えて、上述のような前側数値と後側数値を検出する処理を行うが、上述のような前側数値と後側数値を検出することができなかった場合には、ステップS211をNOと判定し、その他処理(例えば、エラー処理)を行う。
メインルーチンに復帰すると、CPU11は、「各演算数検出処理」において検出した各演算数(演算数1「168」、演算数2「42」、演算数3「21」)をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、図8(d)に示すように、各演算数を「除数1−除数2−除数3」の形式で表示部14に表示させる(ステップS112)。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「168」、「42」、「21」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図8(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
なお、ユーザが表示部14に表示された各演算数(演算数1「168」、演算数2「42」、演算数3「21」)を見て、演算数を訂正したい場合には、第1操作例で説明したのと同じ訂正手順で訂正することができる。
次に、数値「310」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「3」の入力、数値「1」の入力及び数値「0」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図8(e)に示すように、表示部14に数値「310」を表示させる。
次に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「310」を被演算数メモリに登録し、登録されることで設定された被演算数「310」について、各演算数「168」、「42」、「21」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−商3−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「310」を演算数1「168」で除算した商「1」を商1とし、その余り「142」を演算数2「42」で除算した商「3」を商2とし、その余り「16」を演算数3「21」で除算した商「0」を商3とし、その余り「16」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図8(f)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「1」、商2「3」、商3「0」及び余り「16」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「商3」、「余り」を表示させる。
続いて、数値「375」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「3」の入力、数値「7」の入力及び数値「5」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図8(g)に示すように、表示部14に数値「375」を表示させる。
そして、その数値「375」(登録後数値データ)の入力の後に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「375」を被演算数メモリに登録し、登録されることで設定された被演算数「375」について、各演算数「168」、「42」、「21」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−商3−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「375」を演算数1「168」で除算した商「2」を商1とし、その余り「39」を演算数2「42」で除算した商「0」を商2とし、その余り「39」を演算数3「21」で除算した商「1」を商3とし、その余り「18」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図8(h)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「2」、商2「0」、商3「1」及び余り「18」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「商3」、「余り」を表示させる。
以上のような第4操作例の計算機1によれば、CPU11は、第1整数よりも第2整数が大きい場合、第2整数の数字列を第1整数よりも小さい前側の部分である前側数値と前側数値よりも小さい後側の部分である後側数値とに分割し、前側数値を第2演算数に登録するとともに、後側数値を第3演算数に登録するので、第2整数と第3整数との間に必要な小数点の入力を忘れた場合であっても、適切な第2整数と第3整数を自動的に登録できる。
[第5操作例]
図9(a)〜(i)は本発明の実施形態に係る計算機1の第5操作例を示す説明図である。
「AC」キーが押されると、CPU11は、図3の「ACキー?」(ステップS101)をYESと判定し、図9(a)に示すように、表示部14の表示状態(数値、定数ロック等)をクリアするとともに、表示部14に初期表示である「0.」を表示させる(ステップS108)。
次に、第1整数「168」、小数点「.」、第2整数「42」のように並ぶ数値データが入力されると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を6回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を6回繰り返すことにより、図9(b)に示すように、表示部14に数値「168.42」を表示させる。
なお、ここで入力された数値「168.42」は、「168.4.2」と入力するべきところ、2つ目の小数点の入力を忘れた誤入力の例であり、第4操作例のような誤入力の判定が困難な場合を示している。
次に、「÷余り」キーが押されると、CPU11は、図3の「÷余りキー?」(ステップS103)をYESと判定し、ここでは1回目の「÷余り」キーの操作であるため、続いて、CPU11は、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をNOと判定する。
そして、CPU11は、表示数値「168.42」を一旦、「÷余り」演算の被演算数に設定(メモリ13の被演算数メモリに登録)し、図9(c)に示すように、表示部14の数値「168.42」の上に演算シンボル「÷余り」を表示させる(ステップS113)。
続いて、もう一度「÷余り」キーが押されると、CPU11は、今度は連続した2回目の入力であるため、図3の「今回は連続の÷余りキー?」(ステップS110)をYESと判定し、前述した「各演算数検出処理」を実行する(ステップS111)。
図4に示す「各演算数検出処理」を実行するに当たり、メモリ13の入力バッファには「168.42」(第1整数、小数点、第2整数)が記憶されているので、CPU11は、図4の「入力バッファは未入力か?」(ステップS201)をNOと判定し、図4の「入力バッファは、整数のみの入力か?」(ステップS202)をNOと判定し、さらに、図4の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数」の入力か?」(ステップS204)をYESと判定する。
そして、第1整数「168」は第2整数「42」よりも大きいので、CPU11は、図4の「第1整数は第2整数よりも大きいか?」(ステップS209)をYESと判定し、第1整数を演算数1として検出し、第2整数を演算数2として検出する処理(ステップS210)を行い、メインルーチンに復帰する。
メインルーチンに復帰すると、CPU11は、「各演算数検出処理」において検出した各演算数(演算数1「168」、演算数2「42」)をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、図9(d)に示すように、各演算数を「除数1−除数2」の形式で表示部14に表示させる(ステップS112)。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「168」、「42」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」を表示させる。
さらに、CPU11は、ステップS112において、「÷余り」定数ロック演算状態に設定するとともに、図9(d)に示すように、表示部14の左上に定数ロック記号「K」を表示させる。
ここで、ユーザは、図9(d)に示す表示部14の表示を見て、各演算数(演算数2と演算数3)の誤入力に気付くことになる。
つまり、ユーザは、演算数1「168」、演算数2「4」、演算数3「2」として数値「168.4.2」を入力するべきところ、数値「168.42」を誤って入力したため、図9(d)に示すように、表示部14に表示された「168−42」を見て誤入力を認識できる。
そして、このように入力されている数字列自体に間違いがない場合には、ユーザが「除数表示/切替」キーを押す操作を行うことで簡単に演算数を修正できるようになっており、以下、具体的に説明する。
「除数表示/切替」キーが押されると、CPU11は、図3の「除数表示/切替キー?」(ステップS106)をYESと判定した後、図3の「除数検出済みか?(除数1−除数2…の形式で除数表示されているか?)」(ステップS121)をYESと判定し、図3の「演算数3(除数3)あり?」(ステップS124)をNOと判定する。
そして、第2整数「42」は、第1整数「168」よりも小さい前側数値「4」と、前側数値よりも小さい後側数値「2」と、に分割可能であるから、CPU11は、図3の「第2整数は第1整数よりも小さい前側の部分の前側数値と前側数値よりも小さい後側の部分の後側数値とに分割可能か?」(ステップS125)をYESと判定し、第1整数「168」を演算数1として検出し、第2整数の前側数値「4」を演算数2として検出し、第2整数の後側数値「2」を演算数3として検出する(ステップS126)。
次に、CPU11は、ステップS126において検出した各演算数(演算数1「168」、演算数2「4」、演算数3「2」)をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、図9(e)に示すように、各演算数を「除数1−除数2−除数3」の形式で表示部14に表示させる(ステップS123)。
具体的には、表示部14の数値表示領域に各演算数「168」、「4」、「2」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算数の説明文字列である「除数1」、「除数2」、「除数3」を表示させる。
なお、上記の例では、第2整数を前後に分割する組み合わせが1つであるが、第2整数を前後に分割する組み合わせが複数存在する場合、CPU11は、第2整数の前側数値が第1整数よりも小さく、かつ第2整数の後側数値が前側数値よりも小さいという条件を満たした上で、最も大きい後側数値を選択するようにする等の設定を行っておくことで、組み合わせが複数ある場合の処理が可能である。
特に、後側数値が大きい数値になるようにしておくことで、除数として設定される可能性がない数値「1」を第3演算数に選択することが容易に排除できる。
また、第2整数を前後に分割する組み合わせが複数存在する場合、自動的に前後に分割して登録された演算数2及び演算数3がユーザの望む数値と相違する可能性があり、このような場合は、ユーザは再度「除数表示/切替」キーを押す操作を行うと、異なる組み合わせが提示されるようになっており、以下、具体的に説明する。
2回目の「除数表示/切替」キーを押す操作が行われると、CPU11は、図3の「除数表示/切替キー?」(ステップS106)をYESと判定し、図3の「除数検出済みか?(除数1−除数2…の形式で除数表示されているか?)」(ステップS121)をYESと判定し、図3の「演算数3(除数3)あり?」(ステップS124)をYESと判定する。
続いて、CPU11は、図3の「演算数2、演算数3を順番に並べた数字列を前後で分割して、これまでの演算数2及び演算数3と異なる演算数2及び演算数3の組み合わせが存在するか?」(ステップS127)をYESと判定し、新しい組み合わせの演算数2及び演算数3をメモリ13の演算数メモリに登録するとともに、各演算数を「除数1−除数2−除数3」の形式で表示部14に表示させる(ステップS128)。
これにより、ユーザは、所望の演算数2及び演算数3が表示されるまで「除数表示/切替」キーを押し、所望の演算数2及び演算数3を登録することが可能になる。
このようにして各演算数(演算数1、演算数2及び演算数3)の登録が行われた後に、数値「310」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「3」の入力、数値「1」の入力及び数値「0」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図9(f)に示すように、表示部14に数値「310」を表示させる。
次に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「310」を被演算数メモリに登録し、登録されることで設定された被演算数「310」について、各演算数「168」、「4」、「2」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−商3−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「310」を演算数1「168」で除算した商「1」を商1とし、その余り「142」を演算数2「4」で除算した商「35」を商2とし、その余り「2」を演算数3「2」で除算した商「1」を商3とし、その余り「0」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図9(g)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「1」、商2「35」、商3「1」及び余り「0」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「商3」、「余り」を表示させる。
続いて、数値「375」(登録後数値データ)の入力、つまり数値「3」の入力、数値「7」の入力及び数値「5」の入力が行われると、CPU11は、図3の「数値等入力?」(ステップS102)を3回繰り返しYESと判定し、CPU11がステップS109の処理を3回繰り返すことにより、図9(h)に示すように、表示部14に数値「375」を表示させる。
そして、その数値「375」(登録後数値データ)の入力の後に、「=」キーが押されると、CPU11は、図3の「=キー?」(ステップS104)をYESと判定するとともに、図3の「「÷余り」定数ロック演算状態?」(ステップS114)をYESと判定し、表示数値「375」を被演算数メモリに登録し、登録されることで設定された被演算数「375」について、各演算数「168」、「4」、「2」で複数回の「÷余り」演算を実行し、「商1−商2−商3−余り」の形式で各商と余りを表示部14に表示させる(ステップS115)。
具体的に説明すると、CPU11は、被演算数「375」を演算数1「168」で除算した商「2」を商1とし、その余り「39」を演算数2「4」で除算した商「9」を商2とし、その余り「3」を演算数3「2」で除算した商「1」を商3とし、その余り「1」を最終的な余りとする。
そして、CPU11は、図9(i)に示すように、表示部14の数値表示領域に商1「2」、商2「9」、商3「1」及び余り「1」をハイフン「−」で繋げた形式で表示させるとともに、その上側の対応位置に各演算結果の説明文字列である「商1」、「商2」、「商3」、「余り」を表示させる。
以上のような第5操作例の計算機1によれば、第2操作や第3操作例と同様に、簡単な操作で、複数の演算数を登録して、その複数の演算数を用いた「÷余り」演算を行うことが可能であるが、CPU11は、表示部14に演算数1及び演算数2を表示している状態で「除数表示/切替」キーが押されると、第2整数の数字列を第1整数よりも小さい前側の部分である前側数値と前側数値よりも小さい後側の部分である後側数値とに分解し、前側数値を第2演算数に登録するとともに、後側数値を第3演算数に登録するので、第2整数と第3整数との間に必要な小数点の入力を忘れた場合であっても、適切な第2整数と第3整数を登録できる。
[変形例]
演算数1、演算数2及び演算数3の組み合わせとしては、例えば、物品の梱包パターン等の傾向からすると、第1操作例等のように、大梱包42、中梱包14、小梱包7のように物品の梱包数が大中小で整数倍になっている場合も多い。
したがって、各演算数検出処理は、図10に示す変形例のように、各演算数の組み合わせが整数倍となることを基準に行うようにしてもよい。
以下、図10を参照しつつ各演算数検出処理の変形例について説明するが、図4と異なる点は、図4において、判定基準が「大きいか?」であったところが「整数か?」になっているだけで、処理手順の流れは図4に示すフローと同じである。
図10に示す「各演算数検出処理」を実行するに当たり、メモリ13の入力バッファに例えば「168.4221」(第1整数、小数点、第2整数)が記憶されている場合、CPU11は、図10の「入力バッファは未入力か?」(ステップS301)をNOと判定し、図10の「入力バッファは、第1整数のみの入力か?」(ステップS302)をNOと判定し、さらに、図10の「入力バッファは、「第1整数、小数点、第2整数」の入力か?」(ステップS304)をYESと判定する。
そして、第1整数「168」は第2整数「4221」の倍数ではなく、かつ第2整数「4221」は、整数倍すると第1整数「168」となる前側数値「42」と、整数倍すると前側数値「42」となる後側数値「21」とに分割可能であるから、CPU11は、図10の「第1整数は第2整数の倍数か?」(ステップS309)をNOと判定し、図10の「第2整数は整数倍すると第1整数となる前側の部分の前側数値と整数倍すると前側数値となる後側の部分の後側数値に分割可能か?」(ステップS311)をYESと判定し、その後、第1整数を演算数1として検出し、第2整数の前側数値を演算数2として検出し、第2整数の後側数値を演算数3として検出する処理(ステップS312)を行う。
また、整数倍を判定基準とする場合、図3に対応するメインルーチンの図示を省略しているが、図3のステップS125及びステップS127に対応する部分を「整数倍」を基準として判定するものに変更するだけである。
なお、この変形例でも、先に説明したように第2整数を前側数値と後側数値とに分割する場合、後側数値が「1」となる場合が考えられるが、「÷余り」演算において除数「1」は不適切であるため、自動的に除外することが望ましい。
以上、具体的な実施形態に基づいて本発明の計算機1について説明してきたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく、様々な変形や改良を加えたものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
たとえば、本実施形態では、小数点を第1整数と第2整数を分ける区切り記号として小数点を利用し、第1整数、小数点、第2整数と入力すると、第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録するようにしたが、計算機(電卓)のキーボードに、第1整数と第2整数を分けるための特別の区切り記号(たとえば、「−」、「,」等)の入力キーを備えるようにして、第1整数、区切り記号「−」、第2整数と入力すると、第1整数を第1演算数として登録し、第2整数を第2演算数として登録するようにしても良い。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
<請求項1>
表示部と、
複数の演算数を登録する複数演算数登録手段と、
被演算数を、登録された複数の前記演算数で演算する演算手段と、を備え、
前記複数演算数登録手段は、ユーザ操作によって少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力と演算操作が行われると、前記第1整数を第1演算数として登録し、前記第2整数を第2演算数として登録することを特徴とする計算機。
<請求項2>
前記数値データが、前記第2整数の後に、さらに、区切り記号、第3整数が並ぶ前記数値データである場合、前記複数演算数登録手段が前記第3整数を第3演算数として登録することを特徴とする請求項1に記載の計算機。
<請求項3>
前記複数演算数登録手段は、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、前記前側数値を前記第2演算数に登録するとともに、前記後側数値を第3演算数に登録し、
前記複数演算数登録手段は、前記第1整数よりも前記前側数値が小さく、且つ、前記前側数値よりも前記後側数値が小さくなるように分解することを特徴とする請求項1に記載の計算機。
<請求項4>
前記複数演算数登録手段は、前記第1整数が第2整数の整数倍でない場合、前記第2整数の数字列を前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、前記前側数値を前記第2演算数に登録するとともに、前記後側数値を第3演算数に登録し、
前記複数演算数登録手段による前記数字列の分解が、前記第1整数が前記前側数値の整数倍で、且つ、前記前側数値が前記後側数値の整数倍になるように行われていることを特徴とする請求項1に記載の計算機。
<請求項5>
前記演算操作を行う演算キーを備え、
前記演算操作が前記演算キーを連続して複数回押すことであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の計算機。
<請求項6>
前記演算操作が行われると、前記表示部に複数の前記演算数が表示されることを特徴とする請求項5に記載の計算機。
<請求項7>
前記演算手段は、ユーザ操作によって前記複数演算数登録手段による前記演算数の登録の後の数値の入力である登録後数値データの入力と計算実行操作が行われると、前記登録後数値データを前記被演算数として、複数の前記演算数のうち、大きい数値である前記演算数で前記被演算数を除算した余りを次に大きい数値である前記演算数で除算することを繰り返し行い、複数の前記演算数の商と余りを演算し、
前記演算手段で演算した複数の前記演算数の商と余りが前記表示部に表示されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の計算機。
<請求項8>
前記演算操作を行う演算キーを備え、
ユーザ操作によって、順次、第1数値データの入力、前記演算キーの1回押し、少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ第2数値データの入力及び計算実行操作が行われると、
前記複数演算数登録手段が第2数値データを前記数値データとして複数の前記演算数の登録を行い、
前記演算手段が前記第1数値データを前記被演算数として、複数の前記演算数のうち、大きい数値である前記演算数で前記被演算数を除算した余りを次に大きい数値である前記演算数で除算することを繰り返し行い、複数の前記演算数の商と余りを演算することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の計算機。
<請求項9>
前記演算数を前記表示部に表示する表示キーを備え、
ユーザ操作によって前記第2数値データの入力の後に前記表示キーが押されると、前記複数演算数登録手段が第2数値データを前記数値データとして複数の前記演算数の登録を行い、複数の前記演算数が前記表示部に表示されることを特徴とする請求項8に記載の計算機。
<請求項10>
被演算数を登録された複数の演算数で演算する計算機の前記演算数の登録方法であって、
ユーザ操作によって少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力と演算操作が行われると、前記第1整数を第1演算数として登録するとともに、前記第2整数を第2演算数として登録することを特徴とする登録方法。
<請求項11>
被演算数を登録された複数の演算数で演算する計算機のプログラムであって、
ユーザ操作によって少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力と演算操作が行われると、計算機の複数演算数登録手段に前記第1整数を第1演算数として登録する処理と、前記第2整数を第2演算数として登録する処理と、を少なくとも実行させることを特徴とするプログラム。
1 計算機
11 CPU
12 キー入力部
13 メモリ
14 表示部
15 記録媒体読取部
16 記録媒体

Claims (17)

  1. 複数の数値キーと、
    第1演算キー及び第2演算キーと、
    区切り記号キーと、
    メモリと、
    プロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
    前記第1整数および前記第2整数が取得された後に前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
    取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算機。
  2. 前記プロセッサは、
    前記数値データが、前記第2整数の後に、さらに、区切り記号、第3整数が並ぶ前記数値データである場合、前記第3整数を第3演算対象数として取得する、請求項1に記載の計算機。
  3. 複数の数値キーと、
    第1演算キー及び第2演算キーと、
    区切り記号キーと、
    メモリと、
    プロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解
    前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
    取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算機。
  4. 前記プロセッサは、
    前記第2整数の数字列を、前記第1整数よりも前記前側数値が小さく、且つ、前記前側数値よりも前記後側数値が小さくなるように分解する、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の計算機。
  5. 前記プロセッサは、
    前記前側数値を前記第2演算対象数として取得するとともに、前記後側数値を第3演算対象数として取得する、請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の計算機。
  6. 前記プロセッサは、
    前記第1整数が第2整数の整数倍でない場合、前記第2整数の数字列を前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解する、請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の計算機。
  7. 前記プロセッサは、
    前記数字列の分解を、前記第1整数が前記前側数値の整数倍で、且つ、前記前側数値が前記後側数値の整数倍になるように行う、請求項6に記載の計算機。
  8. 前記第1演算キーを連続して複数回押されたときに、前記第1整数を前記第1演算対象数として取得し、前記第2整数を前記第2演算対象数として取得する、請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の計算機。
  9. 前記プロセッサは、
    前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数の取得後、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから別の数値データの入力が受け付けられ、且つ、前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合、前記別の数値データを前記被演算対象数として、前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数のうち、大きいほうの演算対象数で前記被演算対象数を除算した余りを、小さいほうの演算対象数で除算することを行い、商と余りを取得する、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の計算機。
  10. 第3演算キーをさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから整数である数値データの入力が受け付けられ、且つ、前記第1演算キーから1回入力が受け付けられたとき、前記整数を被演算対象数として取得し、
    前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられた場合であって、前記第3演算キーから入力が受け付けられたときに、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得する、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の計算機。
  11. 前記プロセッサは、
    前記整数である数値データを前記被演算対象数として、前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数のうち、大きいほうの演算対象数で前記被演算対象数を除算した余りを、小さいほうの演算対象数で除算することを行い、商と余りを取得する、請求項10に記載の計算機。
  12. 表示部をさらに備え、
    前記プロセッサは、
    取得した前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数を前記表示部に表示させる、請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の計算機。
  13. 表示部をさらに備え、
    前記プロセッサは、
    取得した前記商と余りを前記表示部に表示させる、請求項9に記載の計算機。
  14. プロセッサにより、
    複数の数値キーのうち少なくとも1つと区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
    前記第1整数および前記第2整数が取得された後に第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
    取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算方法。
  15. プロセッサにより、
    複数の数値キーのうち少なくとも1つと区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
    第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
    取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、計算方法。
  16. 複数の数値キーと、第1演算キー及び第2演算キーと、区切り記号キーと、メモリと、プロセッサとを備えた計算機の前記プロセッサに、
    前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
    前記第1整数および前記第2整数が取得された後に前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
    取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、処理を実行させるプログラム。
  17. 複数の数値キーと、第1演算キー及び第2演算キーと、区切り記号キーと、メモリと、プロセッサとを備えた計算機の前記プロセッサに、
    前記複数の数値キーのうち少なくとも1つと前記区切り記号キーとから少なくとも第1整数、区切り記号、第2整数の順に並ぶ数値データの入力が受け付けられて、かつ、前記第1演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記第1整数を第1演算対象数として取得し、前記第2整数を第2演算対象数として取得し、前記第1整数よりも第2整数が大きい場合、前記第2整数の数字列を、前記数字列の前側の部分である前側数値と前記数字列の残る後側の部分である後側数値とに分解し、
    前記第2演算キーから入力が受け付けられた場合に、前記複数の数値キーのうち少なくとも1つから入力された被演算対象数を取得し、
    取得された前記被演算対象数を、取得された前記第1演算対象数及び前記第2演算対象数で演算する、処理を実行させるプログラム。
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