JP6903890B2 - 打込機 - Google Patents

打込機 Download PDF

Info

Publication number
JP6903890B2
JP6903890B2 JP2016193773A JP2016193773A JP6903890B2 JP 6903890 B2 JP6903890 B2 JP 6903890B2 JP 2016193773 A JP2016193773 A JP 2016193773A JP 2016193773 A JP2016193773 A JP 2016193773A JP 6903890 B2 JP6903890 B2 JP 6903890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
moves
contact member
striker
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016193773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018051724A (ja
Inventor
哲祐 原田
哲祐 原田
西河 智雅
智雅 西河
徳和 馬場
徳和 馬場
哲仁 茂
哲仁 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Koki Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koki Holdings Co Ltd filed Critical Koki Holdings Co Ltd
Priority to JP2016193773A priority Critical patent/JP6903890B2/ja
Publication of JP2018051724A publication Critical patent/JP2018051724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6903890B2 publication Critical patent/JP6903890B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

本開示は、打撃子を移動させて止具を打撃する打込機に関する。
打撃子を移動させて止具を打撃する打込機が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された打込機は、ハウジングと、ハウジングにより移動可能に支持された打撃子と、ハウジング内に移動可能に設けられたウェイトとを有する。打込機は、打撃子とウェイトとの間に設けたコイルばねと、打撃子が接触する第1接触部材と、ウェイトが接触する第2接触部材と、ハウジング内に設けられた電動モータと、を有する。打込機は、電動モータの回転力が伝達されるギヤと、ギヤが取り付けられた駆動軸と、駆動軸に対して回転可能なドラムと、ドラムと共に回転するカムと、ドラムに巻き掛けられたワイヤと、を有する。ワイヤは打撃子に接続されている。ハウジング内にクラッチ機構が設けられ、クラッチ機構は、駆動軸とドラムとの間の動力伝達経路を接続及び遮断する。ノーズ部がハウジング取り付けられ、マガジンがノーズ部取り付けられている。マガジンは止具をノーズ部に供給する。
特許文献1に記載された打込機は、電動モータが停止していると、打撃子はコイルばねの力で第1接触部材に押し付けられ、ウェイトはコイルばねの力で第2接触部材に押し付けられている。電動モータの回転力でギヤが回転し、クラッチ機構が動力伝達経路を接続すると、ギヤの回転力がドラムに伝達される。すると、打撃子はコイルばねの力に抗して第2方向に移動する。また、ドラムの回転力でカムが回転し、カムはウェイトを押す。ウェイトは、コイルばねの力に抗して第1方向に移動する。
ドラムが所定角度回転すると、クラッチ機構は動力伝達経路を遮断する。すると、打撃子はコイルバネの力で第1方向に移動して止具を被打込材に打ち込み、打撃子は第1接触部材に接触して停止する。また、ウェイトはコイルばねの力で第2方向に移動し、ウェイトは第2接触部材に接触して停止する。このように、打撃子とウェイトとが、互いに逆向きに移動することで、打撃子が止具を打ち込む際の反動が抑制される。
国際公開第2015/015967号
しかし、特許文献1に記載されている打込機は、打撃子が第1接触部材に接触するタイミングと、ウェイトが第2接触部材に接触するタイミングとの関係が不適当になる可能性があった。
本開示の目的は、打撃子が第1接触部材に接触するタイミングに対して、ウェイトが第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な打込機を提供することにある。
一実施形態の打込機は、第1方向に移動して止具を打撃する打撃子と、前記第1方向とは逆の第2方向に移動するウェイトと、を備えた打込機であって、前記打撃子に接触し、かつ、前記第1方向に移動する前記打撃子の移動限界を定める第1接触部材と、前記ウェイトに接触し、かつ、前記第2方向に移動する前記ウェイトの移動限界を定める第2接触部材と、前記打撃子が前記第1方向に移動して前記第1接触部材に接触するタイミングに対して、前記ウェイトが前記第2方向に移動して前記第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な調整機構と、を有し、前記調整機構は、前記ウェイトが前記第2方向に移動を開始した時点から、前記第2接触部材に接触する時点までにおける前記ウェイトの移動量を調整する
一実施形態の打込機は、打撃子が第1接触部材に接触するタイミングに対して、ウェイトが第2接触部材に接触するタイミングを調整可能である。
本発明の一実施形態である打込機の一部を示す側面断面図である。 打込機の一部を示す側面断面図である。 打込機の部分的な拡大断面図である。 打込機に設ける調整機構を示す拡大断面図である。 打込機の制御系統を示すブロック図である。 打込機に設ける調整機構を示す拡大断面図である。
以下、打込機の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示す打込機10は、ハウジング11と、ハウジング11に設けられた打撃子12と、ハウジング11に取り付けられたマガジン13と、ハウジング11に設けられた電動モータ14と、ハウジング11に設けられた駆動機構15と、ハウジング11に設けられた制御基板16と、ハウジング11に取り付けられた電池パック17と、ハウジング11に設けられた反動抑制機構18と、を有する。
ハウジング11は金属及び合成樹脂で構成されており、ハウジング11は、内部に部品及び機構を収容する外殻要素である。ハウジング11は、筒形状の本体部19と、本体部19に接続されたハンドル20と、本体部19に接続されたモータケース21と、を有する。装着部22がハンドル20及びモータケース21に接続されている。射出部23が本体部19の外に設けられ、射出部23は本体部19に固定されている。接触部材24が射出部23に取り付けられている。射出部23及び接触部材24に亘って射出路25が設けられている。射出路25は、止具26をガイドする通路である。接触部材24の先端は、被打込材W1に押し付けられる。
マガジン13は、ハウジング11及び射出部23により支持されている。マガジン13は、止具26を複数収容する。止具26は棒形状の釘を含み、止具26の材質は、金属、非鉄金属、鋼を含む。止具26同士は接続要素で互いに接続されている。接続要素は、ワイヤ、接着剤、樹脂を含む。マガジン13はフィーダを有する。フィーダは、マガジン13に収容された止具26を1本ずつ射出路25に送る。接触部材24は、止具26の打ち込み位置、止具26の姿勢、止具26の打ち込み方向をガイドする。
打撃子12は、本体部19内に配置されたプランジャ27と、プランジャ27に固定されたドライバブレード28と、を有する。ドライバブレード28は、本体部19の内部から外部に亘って配置されている。プランジャ27及びドライバブレード28の材料としては、金属、鋼材を用いることが可能である。プランジャシャフト29が本体部19内に設けられている。プランジャシャフト29は、図3のように、ハウジング11内に設けたボトムホルダ31により支持されている。プランジャシャフト29は金属製、または鋼材製であり、プランジャシャフト29はボトムホルダ31に固定されている。プランジャシャフト29は、中心線A1方向及び中心線A1と交差する方向に位置決めされている。
本体部19内に第1接触部材36が設けられている。第1接触部材36は環状であり、第1接触部材36の孔36Aにプランジャシャフト29が挿入されている。第1接触部材36は、中心線A1方向でウェイト33とボトムホルダ31との間に配置されている。第1接触部材36は、ボトムホルダ31に接触している。第1接触部材36は合成ゴム製であり、第1接触部材36は、プランジャ27の移動荷重を受ける。つまり、第1接触部材36はプランジャバンパである。以下、第1接触部材36をプランジャバンパと記載する。
プランジャ27はガイド孔27Aを有し、ガイド孔27Aにプランジャシャフト29が摺動可能に挿入されている。プランジャ27はプランジャシャフト29に対して中心線A1方向に移動可能である。ドライバブレード28は、プランジャ27と共に中心線A1に対して平行に移動可能であり、かつ、本体部19内及び射出路25内で移動する。ドライバブレード28は、射出部23及び接触部材24により移動方向がガイドされる。
図1に示す反動抑制機構18は、ハウジング11が受ける反動を抑制する。反動抑制機構18は、本体部19内に設けたウェイト33及び移動機構69を有する。ウェイト33の材質は、金属または鋼材の何れでもよい。ウェイト33は筒形状であり、プランジャシャフト29に取り付けられている。ウェイト33はプランジャシャフト29に対して中心線A1方向に移動可能である。プランジャシャフト29は、ウェイト33及びプランジャ27を中心線A1方向に移動可能に支持するガイド部材である。
スプリング34は本体部19内に配置され、スプリング34は、中心線A1方向でプランジャ27とウェイト33との間に配置されている。スプリング34は圧縮コイルスプリングであり、中心線A1方向に伸縮可能である。スプリング34の材質としては、金属、または鋼材を用いることができる。
プランジャ27は、中心線A1方向でプランジャバンパ36に近づく第1方向B1の付勢力を、スプリング34から受ける。ウェイト33は、中心線A1方向で本体部19の後壁19Aに近づく第2方向B2の付勢力を、スプリング34から受ける。後壁19Aは、本体部19のうち中心線A1方向で接触部材24から最も離れた部位に設けられている。第1方向B1と第2方向B2とは互いに逆向きであり、第1方向B1及び第2方向B2は、中心線A1と平行である。
図1のように、後壁19Aを貫通する開口部19Bが設けられている。開口部19Bは、ハウジング11の内部と外部とをつなぐ。ウェイト33は、中心線A1方向で後壁19Aとプランジャ27との間に配置されている。
図4のように、プランジャシャフト29のうち、後壁19Aに近い方の外周面に雄ねじ部29Aが形成されている。ナット80が雄ねじ部29Aに取り付けられている。ナット80は雌ねじ部80Aを有し、ナット80を回転させると、ナット80はプランジャシャフト29に対して中心線A1方向に移動及び停止可能である。ウェイト33とナット80との間に、環状のプレート81が設けられている。プレート81は金属製または鋼製であり、プレート81はプランジャシャフト29に取り付けられている。プレート81はプランジャシャフト29に対して中心線A1方向に移動可能である。
第2接触部材35が本体部19内に設けられている。第2接触部材35は、中心線A1方向でプレート81とウェイト33との間に配置されている。第2接触部材35は環状であり、第2接触部材35の内径は、プランジャシャフト29の外径以下である。第2接触部材35は、所定の締め代がある状態で、プランジャシャフト29の外周面に取り付けられている。第2接触部材35は、ウェイト33の移動荷重を受ける。第2接触部材35は合成ゴム製である。以下、第2接触部材35をウェイトバンパ35と記載する。ウェイトバンパ35はプランジャシャフト29に対して中心線A1方向に移動可能である。ナット80、プレート81及び雄ねじ部29Aは、調整機構82である。
開口部19Bを開閉するキャップ83が設けられている。キャップ83は合成ゴム製であり、開口部19Bに嵌め込まれる。作業者がキャップ83を後壁19Aから取り外すと、開口部19Bは、ハウジング11の内部と外部とをつなぐ。
図1に示す打込機10は、中心線A1が鉛直線と平行である状態を示す。図1において、プランジャ27またはウェイト33が第1方向B1に移動することを下降と呼ぶ。図1において、プランジャ27またはウェイト33が第2方向B2に移動することを上昇と呼ぶ。
電池パック17は、装着部22に対して取り付け及び取り外し可能であり、電池パック17は、収容ケース37と、収容ケース37内に収容した複数の電池セルとを有する。電池セルは、充電及び放電が可能な二次電池であり、電池セルは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。電池パック17は直流電源であり、電池パック17の電力は電動モータ14に供給される。本体側端子が装着部22に設けられており、電池側端子が電池パック17に設けられている。電池パック17を装着部22に取り付けると、本体側端子と電池側端子とが電気的に接続される。
制御基板16は装着部22内に設けられており、制御基板16には、図5に示すコントローラ66、インバータ回路67が設けられている。コントローラ66は、入力ポート、出力ポート及び記憶部を有するマイクロコンピュータである。インバータ回路67は、電池パック17と電動モータ14との間に形成された電気回路を接続及び遮断する。インバータ回路67は、スイッチング素子を有する。
トリガ39及びトリガスイッチ40がハンドル20に設けられており、作業者がトリガ39に操作力を加えるとトリガスイッチ40がオンされ、トリガ39に加えた操作力を解除するとトリガスイッチ40がオフされる。本体部19内に位置検出センサ64が設けられている。位置検出センサ64は、中心線A1方向におけるウェイト33の位置を検出して信号を出力する。
コントローラ66は、トリガスイッチ40の信号、位置検出センサ64の信号を処理する。コントローラ66は、位置検出センサ64の信号を処理して、プランジャ27及びウェイト33の中心線A1方向における位置を推定する。コントローラ66はインバータ回路67を制御する。
電動モータ14は、ロータ及びステータを有し、駆動軸45はロータに連結されている。電動モータ14は、電池パック17から電力が供給されると駆動軸45が回転する。減速機46がモータケース21内に配置されている。減速機46は、遊星歯車機構、入力要素47及び出力要素48を有し、入力要素47は駆動軸45に連結されている。駆動軸45の回転力が減速機46に伝達されると、減速機46は、出力要素48の回転速度が入力要素47の回転速度よりも低速となる。電動モータ14及び減速機46は、中心線A2を中心として同心状に配置されている。
駆動機構15は、出力要素48の回転力をプランジャ27の移動力に変換し、かつ、出力要素48の回転力をウェイト33の移動力に変換する。駆動機構15は、図1に示すように、出力要素48に固定された第1ギヤ49と、第2軸50により支持された第2ギヤ51と、第3軸52により支持された第3ギヤ53と、第2ギヤ51に設けた複数のカムローラ54と、第3ギヤ53に設けた複数のカムローラ57と、を有する。複数のカムローラ54は第2ギヤ51の回転方向に間隔をおいて配置されている。複数のカムローラ57は、第3ギヤ53の回転方向に間隔をおいて配置されている。
駆動機構15は、図1に示すように、プランジャ27に設けたプランジャアーム部68と、ウェイト33に設けたウェイトアーム部60と、を有する。プランジャアーム部68はプランジャ27に固定され、ウェイトアーム部60はウェイト33に固定されている。移動機構69は、スプリング34、第3ギヤ53及びウェイトアーム部60を備えている。
出力要素48、第2軸50及び第3軸52は、ギヤホルダ59によりそれぞれ支持されている。第2軸50及び第3軸52は、ギヤホルダ59に対して固定されている構造、またはギヤホルダ59に対して回転可能な構造の何れでもよい。
第2ギヤ51は、中心線A1方向で第1ギヤ49と第3ギヤ53との間に配置され、第2ギヤ51は、第1ギヤ49及び第3ギヤ53に噛み合っている。第1ギヤ49、第2ギヤ51及び第3ギヤ53は、歯数が全て同一であり、かつ、外径が全て同一である。
ギヤホルダ59は金属製または鋼材製であり、ギヤホルダ59はハウジング11内に設けられている。ギヤホルダ59はハウジング11に固定されている。
図2に示す回転規制機構88が、モータケース21内に設けられている。回転規制機構88は、第1ギヤ49が第2ギヤ51から回転力を受けた場合、その回転力で電動モータ14の駆動軸45が回転することを防止する。
次に、打込機10の使用例を説明する。トリガスイッチ40がオフされていると、電動モータ14に電力は供給されず、駆動軸45は停止している。このため、プランジャ27は図3に示す第1待機位置P1で停止し、かつ、ウェイト33は図4に示す第2待機位置P2で停止している。
例えば、何れかのカムローラ54がプランジャアーム部68に係合し、かつ、何れかのカムローラ57がウェイトアーム部60に係合した状態で電動モータ14が停止している。コントローラは、位置検出センサ64の信号を処理することにより、プランジャ27及びウェイト33の中心線A1方向の位置を推定している。電動モータ14は、プランジャ27が第1待機位置P1にあり、かつ、ウェイト33が第2待機位置P2にある状態で停止している。プランジャ27が第1待機位置P1で停止し、かつ、ウェイト33が第2待機位置P2で停止していると、プランジャ27はプランジャバンパ36から離れ、かつ、ウェイト33はウェイトバンパ35から離れている。
スプリング34は、プランジャ27とウェイト33との間に挟まれ、中心線A1方向の圧縮荷重を受けている。プランジャ27は、スプリング34から第1方向B1の付勢力を受け、ウェイト33は、スプリング34から第2方向B2の付勢力を受ける。プランジャ27が受けた第1方向B1の付勢力は、プランジャアーム部68、カムローラ54を介して第2ギヤ51に伝達され、第2ギヤ51は回転力を受ける。
ウェイト33が受けた第2方向B2の付勢力は、ウェイトアーム部60、カムローラ57を介して第3ギヤ53に伝達され、第3ギヤ53は回転力を受ける。第3ギヤ53が受ける回転力は、第2ギヤ51に伝達される。
このように、第2ギヤ51が回転力を受けると、その回転力は第1ギヤ49に伝達され、第1ギヤ49は回転力を受ける。回転規制機構88は、電動モータ14の駆動軸45が第2ギヤ51から伝達される回転力で回転することを防止する。このため、第1ギヤ49は停止した状態に維持される。したがって、プランジャ27は第1待機位置P1に停止し、かつ、ウェイト33は第2待機位置P2に停止している。
作業者が接触部材24の先端を被打込材W1に押し付け、かつ、トリガスイッチ40がオンされると、電動モータ14に電力が供給され、駆動軸45が回転する。駆動軸45の回転力は、減速機46で増幅されて出力要素48に伝達され、第1ギヤ49が回転する。
第1ギヤ49が回転すると第2ギヤ51は回転し、プランジャ27は、スプリング34の付勢力に抗して、図1で第2方向B2に移動する。つまり、プランジャ27は第1待機位置P1から上昇する。また、第3ギヤ53が回転すると、ウェイト33は図1で第1方向B1に移動する。つまり、ウェイト33は第2待機位置P2から下降し、ウェイトバンパ35から更に離れる。このように、プランジャ27が図1で第2方向B2に移動し、かつ、ウェイト33が第1方向B1に移動することでスプリング34が更に圧縮され、スプリング34に弾性エネルギが蓄積される。
第3ギヤ53が更に回転すると、全てのカムローラ57がウェイトアーム部60から解放される。全てのカムローラ57がウェイトアーム部60から解放された時点におけるウェイト33の位置を、図4にウェイト33の下死点P3として表してある。ウェイト33の下死点P3は、ウェイト33が中心線A1方向でウェイトバンパ35から最も離れた位置である。
ウェイト33が下死点P3に到達すると、ウェイト33はスプリング34の付勢力で上昇する。つまり、ウェイト33の移動方向は、図1で第1方向B1から第2方向B2に切り替わる。
また、カムローラ57の全てがウェイトアーム部60から解放されることと併行して、全てのカムローラ54はプランジャアーム部68から解放される。全てのカムローラ54がプランジャアーム部68から解放された時点におけるプランジャ27の位置は、図3にプランジャ27の上死点P4で表す。プランジャ27の上死点P4は、プランジャ27が中心線A1方向でプランジャバンパ36から最も離れた位置である。プランジャ27が上死点P4に到達すると、プランジャ27はスプリング34から受ける付勢力で下降する。つまり、プランジャ27は図1において第1方向B1で移動する。
プランジャ27が図1で第1方向B1で移動すると、ドライバブレード28は射出路25内の止具26を打撃し、止具26は被打込材W1に打ち込まれる。接触部材24は、止具26の姿勢、向きをガイドする。
ドライバブレード28が止具26を打撃した後、プランジャ27は、図3のようにプランジャバンパ36に衝突する。ボトムホルダ31は中心線A1方向の位置が固定されており、プランジャ27の移動荷重を受ける。また、プランジャバンパ36が弾性変形することで衝撃を吸収する。プランジャ27がプランジャバンパ36に衝突した時点で、中心線A1方向におけるプランジャ27の位置が下死点P5である。プランジャバンパ36は、プランジャ27が第1方向B1に移動する際、プランジャ27の移動限界である下死点P5を設定する。
図3に示すプランジャ27の第1待機位置P1、上死点P4及び下死点P5は、中心線A1方向におけるプランジャ27の部位27Bを基準として表してある。部位27Bは、プランジャ27のうち、中心線A1方向でプランジャバンパ36に最も近い端部である。
ウェイト33は、図4のようにウェイトバンパ35に衝突して停止する。プレート81はプランジャシャフト29に対して中心線A1方向に位置決めされており、プレート81はウェイト33の移動荷重を受ける。ウェイトバンパ35は弾性変形することで衝撃を吸収する。ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突した時点において、中心線A1方向におけるウェイト33の位置がウェイトの上死点P6である。
ウェイトバンパ35は、ウェイト33が第2方向B2に移動する移動限界である上死点P6を設定する。図4に示すウェイト33の第2待機位置P2、下死点P3及び上死点P6は、中心線A1方向におけるウェイト33の部位33Aを基準として表してある。部位33Aは、ウェイト33のうち、中心線A1方向でウェイトバンパ35に最も近い端部である。
電動モータ14は、ドライバブレード28が止具26を打撃した後も回転している。そして、カムローラ54がプランジャアーム部68に係合すると、プランジャ27が下死点P5から第2方向B2に移動し、かつ、カムローラ57がウェイトアーム部60に係合すると、ウェイト33が上死点P6から第1方向B1に移動する。さらに、コントローラは、プランジャ27が図3に示す第1待機位置P1に到達し、かつ、ウェイト33が図4に示す第2待機位置P2に到達すると、電動モータ14を停止する。
このように、打込機10で止具26の打ち込み作業を行うと、プランジャ27が第1方向B1に移動してプランジャバンパ36に衝突するとともに、ウェイト33が第2方向B2に移動してウェイトバンパ35に衝突する。第1方向B1と第2方向B2とは互いに逆向きである。したがって、ドライバブレード28が止具26を打撃する際に、ハウジング11が受ける反動を抑制できる。
作業者は、キャップ83を後壁19Aから取り外して開口部19Bを開き、工具や指を開口部19Bに挿入することができる。工具もしくは指でナット80を回転させ、ナット80を中心線A1方向に移動させて停止すると、中心線A1方向におけるウェイトバンパ35の位置を調整できる。特に、ウェイトバンパ35の部位35Aの位置を変更できる。部位35Aは、ウェイト33の部位33Aが接触する箇所である。
このため、ウェイト33の移動量を調整可能である。ウェイト33の移動量は、ウェイト33が第2方向B2に移動を開始した時点から、プランジャバンパ36に衝突する時点までにおけるウェイト33の移動量である。その結果、プランジャ27がプランジャバンパ36に衝突するタイミングと、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突するタイミングとの関係を調整可能である。
ここで、ナット80をハウジング11の後壁19Aに近づけるほど、ウェイト33の移動量は大きくなる。つまり、ウェイト33が下死点P3から移動を開始した時点から、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突する時点までの経過時間が長くなる。
このため、駆動機構15の要素、例えば、第2ギヤ51、第3ギヤ53の寸法または組み付け精度にバラツキが有る場合でも、プランジャ27がプランジャバンパ36に衝突するタイミングと、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突するタイミングとが同時となるように、調整可能である。したがって、打込機10で止具26を打ち込む際に、ハウジング11の反動を抑制できる。
なお、中心線A1方向におけるナット80の位置を調整することにより、プランジャ27がプランジャバンパ36に衝突するタイミングを、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突するタイミングよりも早くすることも可能である。また、中心線A1方向におけるナット80の位置を調整することにより、プランジャ27がプランジャバンパ36に衝突するタイミングを、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突するタイミングよりも遅くすることも可能である。
さらに、作業者は、ウェイトバンパ35の位置を調整した後、キャップ83を後壁19Aに取り付けて開口部19Bを閉じる。したがって、打込機10の全体を分解せずに、プランジャ27がプランジャバンパ36に衝突するタイミングと、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突するタイミングとの関係を調整する作業を行うことができる。
図1に示す調整機構82の他の実施例を、図6を参照して説明する。中心線A1方向で後壁19Aとウェイトバンパ35との間にプレート84が設けられている。プレート84は金属製または鋼材製であり、プレート84は、後壁19Aまたはプランジャシャフト29に固定されている。図6はプレート84が後壁19Aに固定されている例を示す。プレート84は中心線A1方向には移動不可能である。プランジャシャフト29において、ウェイトバンパ35とプレート84との間にワッシャ85が取り付けられている。ワッシャ85は環状であり、円周方向の一部に切れ目が設けられている。ワッシャ85はプランジャシャフト29に対して取り付け及び取り外しが可能である。ワッシャ85は鋼材製である。
本体部19の前壁19Cに開口部19Dが設けられている。開口部19Dはハウジング11の内部と外部とをつなぐ。前壁19Cはワッシャ85の側方に位置する。開口部19Dは、ワッシャ85が通過可能な大きさである。開口部19Dを塞ぐキャップ86が設けられている。キャップ86は前壁19Cに対して取り付け及び取り外し可能である。
図6は、同じ厚さのワッシャ85を3個配置した例を示す。図6に示す打込機10は、ウェイト33が下死点P3から第2方向B2で移動してウェイトバンパ35に接触すると、ワッシャ85はウェイトバンパ35とプレート84とにより挟まれる。ウェイトバンパ35がウェイト33から受ける荷重は、ワッシャ85を介してプレート84に伝達される。
作業者はキャップ86を前壁19Cから取り外して、ワッシャ85の数を変更することが可能である。作業者がワッシャ85の数を変更すると、中心線A1方向におけるウェイトバンパ35の部位35Aの位置を調整できる。図6に示す打込機10は、中心線A1方向におけるウェイト33の移動量を調整可能である。したがって、図6に示す打込機10は、図1に示す打込機10と同じ効果を得ることができる。
なお、厚さの異なるワッシャ85を複数用意しておき、プランジャシャフト29に取り付けるワッシャ85の組み合わせを変更することで、中心線A1方向におけるウェイトバンパ35の部位35Aの位置を調整してもよい。
図1に示す調整機構82の更に他の実施例を、図6を参照して説明する。ウェイト33に質量体87が設けられている。質量体87は金属製であり、ねじ等の固定要素を用いてウェイト33に固定されている。開口部19Dは質量体87の通過が可能な大きさである。ねじを緩めて質量の異なる質量体87を複数用意しておき、質量体87の質量を変更することが可能である。つまり、ウェイト33が下死点P3から第2方向B2に移動を開始した時点から、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突する時点まで、の経過時間を調整可能である。質量体87の質量が大きい程、経過時間が長くなる。したがって、プランジャ27がプランジャバンパ36に衝突するタイミングと、ウェイト33がウェイトバンパ35に衝突するタイミングとの関係を調整可能である。質量体87を有する調整機構82を打込機10に設けると、図1の打込機10と同じ効果を得ることができる。
図1、図4、図6に示すキャップ83,86とは別にねじを設け、ねじでキャップ83,86を本体部19に固定することも可能である。作業者は、ねじを緩めてキャップを本体部19から取り外す。
また、キャップ83,86に雄ねじ部を設け、本体部19に雌ねじ部を設けることも可能である。作業者はキャップ83,86を回転させて、キャップ83,86を本体部19に取り付け及び取り外しできる。
また、本体部19を複数の分割片に分け、分割片同士を組み立て及び分解可能にすることも可能である。そして、本体部19のみを分解して、ナット80の位置を変更すること、ワッシャ85の数を変更すること、質量体87の質量を変更すること、の何れかを行うことができる。
実施形態で説明した事項の意味を説明する。下死点P5は打撃子の移動限界であり、上死点P6はウェイトの移動限界である。スプリング34は、第1移動機構、第2移動機構及び弾性部材であり、第2ギヤ51及びカムローラ54は第3移動機構であり、第3ギヤ53及びカムローラ57は第4移動機構である。回転規制機構88は、第1停止機構及び第2停止機構である。プランジャシャフト29はガイド部材であり、ナット80は位置決め部材である。プレート84は固定部材であり、ワッシャ85はスペーサであり、質量体87は質量調整機構であり、キャップ83,86は蓋である。ナット80、ワッシャ85及び質量体87は、タイミング調整機構である。
打込機10は、上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。打込機10は、次の第1例から第3例の構造を含む。第1例は、プランジャ27が上死点P4から第1方向B1に移動を開始するタイミングと、ウェイト33が下死点P3から第2方向B2に移動を開始するタイミングと同時である。第2例は、プランジャ27が上死点P4から第1方向B1に移動を開始するタイミングが、ウェイト33が下死点P3から第2方向B2に移動を開始するタイミングよりも早い。第3例は、プランジャ27が第1待機位置P1から第1方向B1に移動を開始するタイミングが、ウェイト33が下死点P3から第2方向B2に移動を開始するタイミングよりも遅い。
打込機10は、中心線A1向におけるプランジャバンパ36の位置を調整するために調整機構82を設けるものを含む。図3に示すプランジャバンパ36の位置は、プランジャバンパ36の部位36Bを基準として定められる。部位36Bは、プランジャバンパ36のうち、プランジャ27の部位27Bが接触する箇所である。また、本開示の打込機10は、中心線A1方向におけるウェイト33の位置を調整可能であり、かつ、プランジャバンパ36の位置を調整可能であるものを含む。
打込機10は、単数のスプリング34が、第1移動機構及び第2移動機構を兼ねている。第1移動機構のスプリングと、第2移動機構のスプリングとを、それぞれ別個に設けることも可能である。弾性部材は、金属製のスプリングの他、合成ゴムを含む。
打込機は、中心線方向に伸縮可能なベローズを有するものを含む。ベローズ内に、圧縮気体を注入した圧力室が形成される。ベローズの中心線方向の両端に、ウェイト及び打撃子が取り付けられる。べローズは、第3移動機構及び第4移動機構に相当する。
第1移動機構は、ワイヤの牽引力で打撃子を第2方向に移動させる機構、ラックアンドピニオン機構により打撃子を第2方向に移動させる機構を含む。第2移動機構は、カム機構によりウェイトを第1方向に移動させる機構を含む。
打撃子及びウェイトを中心線方向に移動可能に支持するガイド部材は、シャフト、レール、シリンダを含む。
プランジャがプランジャバンパに接触して停止する下死点が、プランジャの第1待機位置でもよい。ウェイトがウェイトバンパに接触して停止する上死点が、ウェイトの第2待機位置でもよい。電動モータに電力を供給する電源は、直流電源または交流電源の何れでもよい。
さらに、モータは、電動モータの他、油圧モータ、空気圧モータ、エンジンを含む。止具は、頭部の有る釘、頭部の無い釘の何れでもよい。止具は、棒形状の釘の他、ステープルを含む。被打込材の材質は、コンクリート、木材、タイル、石膏、金属、非鉄金属の何れでもよい。
10…打込機、11…ハウジング、12…打撃子、19B,19D…開口部、26…止具、29…プランジャシャフト、33…ウェイト、34…スプリング、35…ウェイトバンパ(第2接触部材)、35A,36B…部位、36…プランジャバンパ(第1接触部材)、51…第2ギヤ、53…第3ギヤ、54,57…カムローラ、80…ナット、82…調整機構、83,86…キャップ、84…プレート、85…ワッシャ、87…質量体、88…回転規制機構、B1…第1方向、B2…第2方向、P1…第1待機位置、P2…第2待機位置、P5…下死点、P6…上死点。

Claims (11)

  1. 第1方向に移動して止具を打撃する打撃子と、前記第1方向とは逆の第2方向に移動するウェイトと、を備えた打込機であって、
    前記打撃子に接触し、かつ、前記第1方向に移動する前記打撃子の移動限界を定める第1接触部材と、
    前記ウェイトに接触し、かつ、前記第2方向に移動する前記ウェイトの移動限界を定める第2接触部材と、
    前記打撃子が前記第1方向に移動して前記第1接触部材に接触するタイミングに対して、前記ウェイトが前記第2方向に移動して前記第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な調整機構と、
    を有し、
    前記調整機構は、前記ウェイトが前記第2方向に移動を開始した時点から、前記第2接触部材に接触する時点までにおける前記ウェイトの移動量を調整する、打込機。
  2. 前記打撃子を前記第1方向に移動させる第1移動機構と、
    前記ウェイトを前記第2方向に移動させる第2移動機構と、
    前記打撃子を前記第2方向に移動させる第3移動機構と、
    前記ウェイトを前記第1方向に移動させる第4移動機構と、
    が設けられ、
    前記打撃子は、前記第2方向に移動した後に前記第1方向に移動し、
    前記ウェイトは、前記第1方向に移動した後に前記第2方向に移動する、請求項1記載の打込機。
  3. 前記打撃子が前記第2方向に移動して第1待機位置に到達すると、前記打撃子を前記第1待機位置で停止させる第1停止機構と、
    前記ウェイトが前記第1方向に移動して第2待機位置に到達すると、前記ウェイトを第2待機位置で停止させる第2停止機構と、
    が設けられている、請求項2記載の打込機。
  4. 前記第1接触部材、前記第2接触部材及び前記調整機構を内部に収容するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に配置され、かつ、前記打撃子及び前記ウェイトを前記第1方向及び前記第2方向にれぞれ移動可能に支持するガイド部材と、
    が設けられ、
    前記第1移動機構及び前記第2移動機構は、前記打撃子と前記ウェイトとの間に配置された弾性部材を含む、請求項2記載の打込機。
  5. 第1方向に移動して止具を打撃する打撃子と、前記第1方向とは逆の第2方向に移動するウェイトと、を備えた打込機であって、
    前記打撃子に接触し、かつ、前記第1方向に移動する前記打撃子の移動限界を定める第1接触部材と、
    前記ウェイトに接触し、かつ、前記第2方向に移動する前記ウェイトの移動限界を定める第2接触部材と、
    前記打撃子が前記第1方向に移動して前記第1接触部材に接触するタイミングに対して、前記ウェイトが前記第2方向に移動して前記第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な調整機構と、
    を有し、
    前記調整機構は、前記第1方向及び前記第2方向に移動可能及び停止可能な位置決め部材を有し、
    前記第2接触部材は、前記ウェイトと前記位置決め部材との間に配置されており、
    前記位置決め部材は、前記第2接触部材であって前記ウェイトが接触する部位の位置を変更する打込機。
  6. 第1方向に移動して止具を打撃する打撃子と、前記第1方向とは逆の第2方向に移動するウェイトと、を備えた打込機であって、
    前記打撃子に接触し、かつ、前記第1方向に移動する前記打撃子の移動限界を定める第1接触部材と、
    前記ウェイトに接触し、かつ、前記第2方向に移動する前記ウェイトの移動限界を定める第2接触部材と、
    前記打撃子が前記第1方向に移動して前記第1接触部材に接触するタイミングに対して、前記ウェイトが前記第2方向に移動して前記第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な調整機構と、
    を有し、
    前記調整機構は、
    前記第1方向及び前記第2方向における位置が固定された固定部材と、
    前記固定部材と前記第2接触部材との間に配置されるスペーサと、
    を有し、
    前記スペーサは、前記第2接触部材であって前記ウェイトが接触する部位の位置を変更する打込機。
  7. 前記調整機構は、前記打撃子または前記ウェイトのうち少なくとも一方の質量を調整する質量調整機構を含み、
    前記質量調整機構は、前記打撃子の質量または前記ウェイトの質量のうち、少なくとも一方の質量を調整することにより、前記打撃子が前記第1接触部材に接触するタイミングと、前記ウェイトが前記第2接触部材に接触するタイミングとの関係を調整可能である、請求項1乃至4の何れか1項記載の打込機。
  8. 前記ハウジングの内部と外部とをつなぐ開口部と、
    前記開口部を塞ぐ蓋と、
    が設けられている、請求項4記載の打込機。
  9. 第1方向に移動して止具を打撃する打撃子と、前記第1方向とは逆の第2方向に移動するウェイトと、を備えた打込機であって、
    前記打撃子に接触し、かつ、前記第1方向に移動する前記打撃子の移動限界を定める第1接触部材と、
    前記ウェイトに接触し、かつ、前記第2方向に移動する前記ウェイトの移動限界を定める第2接触部材と、
    前記打撃子が前記第1方向に移動して前記第1接触部材に接触するタイミングに対して、前記ウェイトが前記第2方向に移動して前記第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な調整機構と、
    を有し、
    前記調整機構は、前記第1接触部材であって前記打撃子が接触する部位の位置を変更するタイミング調整機構を含む、打込機。
  10. 第1方向に移動して止具を打撃する打撃子と、前記第1方向とは逆の第2方向に移動するウェイトと、を備えた打込機であって、
    前記打撃子に接触し、かつ、前記第1方向に移動する前記打撃子の移動限界を定める第1接触部材と、
    前記ウェイトに接触し、かつ、前記第2方向に移動する前記ウェイトの移動限界を定める第2接触部材と、
    前記打撃子が前記第1方向に移動して前記第1接触部材に接触するタイミングに対して、前記ウェイトが前記第2方向に移動して前記第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な調整機構と、
    を有し、
    前記調整機構は、前記ウェイトが前記第2方向に移動を開始した時点から、前記第2接触部材に接触する時点までにおける前記ウェイトの移動量を調整する、打込機。
  11. 第1方向に移動して止具を打撃する打撃子と、前記第1方向とは逆の第2方向に移動するウェイトと、を備えた打込機であって、
    前記打撃子に接触し、かつ、前記第1方向に移動する前記打撃子の移動限界を定める第1接触部材と、
    前記ウェイトに接触し、かつ、前記第2方向に移動する前記ウェイトの移動限界を定める第2接触部材と、
    前記打撃子が前記第1方向に移動して前記第1接触部材に接触するタイミングに対して、前記ウェイトが前記第2方向に移動して前記第2接触部材に接触するタイミングを調整可能な調整機構と、
    を有し、
    前記打撃子を前記第1方向に移動させる第1移動機構と、
    前記ウェイトを前記第2方向に移動させる第2移動機構と、
    前記打撃子を前記第2方向に移動させる第3移動機構と、
    前記ウェイトを前記第1方向に移動させる第4移動機構と、
    が設けられ、
    前記打撃子は、前記第2方向に移動した後に前記第1方向に移動し、
    前記ウェイトは、前記第1方向に移動した後に前記第2方向に移動し、
    前記打撃子が前記第2方向に移動して第1待機位置に到達すると、前記打撃子を前記第1待機位置で停止させる第1停止機構と、
    前記ウェイトが前記第1方向に移動して第2待機位置に到達すると、前記ウェイトを第2待機位置で停止させる第2停止機構と、
    が設けられている、打込機。
JP2016193773A 2016-09-30 2016-09-30 打込機 Active JP6903890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016193773A JP6903890B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 打込機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016193773A JP6903890B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 打込機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018051724A JP2018051724A (ja) 2018-04-05
JP6903890B2 true JP6903890B2 (ja) 2021-07-14

Family

ID=61834699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016193773A Active JP6903890B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 打込機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6903890B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6972981B2 (ja) * 2017-11-30 2021-11-24 工機ホールディングス株式会社 打込機
WO2020008767A1 (ja) * 2018-07-05 2020-01-09 工機ホールディングス株式会社 打込機
JP7471798B2 (ja) * 2019-11-12 2024-04-22 株式会社マキタ 打ち込み工具

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5206289B2 (ja) * 2008-09-30 2013-06-12 日立工機株式会社 電動式打込機
JP5652320B2 (ja) * 2011-05-11 2015-01-14 マックス株式会社 打込工具
JP5849920B2 (ja) * 2012-09-28 2016-02-03 日立工機株式会社 打込機
JP2015009313A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 日立工機株式会社 打込機
JP2015223668A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 日立工機株式会社 打込機
JP2016087723A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 日立工機株式会社 打込機
JP2016047594A (ja) * 2015-12-04 2016-04-07 日立工機株式会社 打込機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018051724A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7081595B2 (ja) 打込機
CN107708934B (zh) 打入机
JP6903890B2 (ja) 打込機
JP6915682B2 (ja) 打込機
JP6627990B2 (ja) 打込機
JP6897789B2 (ja) 打込機
WO2016174995A1 (ja) 打込機
JP2021154470A (ja) 打込機
JP2018039064A (ja) 打込機
JP6972981B2 (ja) 打込機
JP6673524B2 (ja) 打込機
JP6766727B2 (ja) 打込機
US20220176532A1 (en) Driving device
JP7087789B2 (ja) 打込機
JP2021003777A (ja) 打込機
JP7508777B2 (ja) 打込機
JP7115543B2 (ja) 打込機
JP6753341B2 (ja) 打込機
JP7409391B2 (ja) 打込機
JP7248115B2 (ja) 打込機
JP2019107713A (ja) ねじ打機
JP7115260B2 (ja) 打込機
JP2022018216A (ja) 作業機
JP7052622B2 (ja) 打込機
JP2021186953A (ja) 作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6903890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150