JP6899015B2 - 自動伸縮杖 - Google Patents

自動伸縮杖 Download PDF

Info

Publication number
JP6899015B2
JP6899015B2 JP2020040486A JP2020040486A JP6899015B2 JP 6899015 B2 JP6899015 B2 JP 6899015B2 JP 2020040486 A JP2020040486 A JP 2020040486A JP 2020040486 A JP2020040486 A JP 2020040486A JP 6899015 B2 JP6899015 B2 JP 6899015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
push button
locking ring
grip
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020040486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021030056A (ja
Inventor
金学 胡
金学 胡
Original Assignee
寧海興達旅遊用品有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 寧海興達旅遊用品有限公司 filed Critical 寧海興達旅遊用品有限公司
Publication of JP2021030056A publication Critical patent/JP2021030056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6899015B2 publication Critical patent/JP6899015B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C11/00Accessories for skiing or snowboarding
    • A63C11/22Ski-sticks
    • A63C11/221Ski-sticks telescopic, e.g. for varying the length or for damping shocks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B9/00Details
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B9/00Details
    • A45B9/02Handles or heads
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B29/00Apparatus for mountaineering
    • A63B29/08Hand equipment for climbers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C11/00Accessories for skiing or snowboarding
    • A63C11/22Ski-sticks
    • A63C11/222Ski-stick handles or hand-straps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C11/00Accessories for skiing or snowboarding
    • A63C11/22Ski-sticks
    • A63C11/227Details; Structure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B9/00Details
    • A45B2009/005Shafts
    • A45B2009/007Shafts of adjustable length, e.g. telescopic shafts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B2200/00Details not otherwise provided for in A45B
    • A45B2200/05Walking sticks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B2200/00Details not otherwise provided for in A45B
    • A45B2200/05Walking sticks
    • A45B2200/055Walking sticks for Nordic walking
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C2203/00Special features of skates, skis, roller-skates, snowboards and courts
    • A63C2203/10Special features of skates, skis, roller-skates, snowboards and courts enabling folding, collapsing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C2203/00Special features of skates, skis, roller-skates, snowboards and courts
    • A63C2203/20Shock or vibration absorbing

Description

本発明は、杖の技術分野に関し、具体的には、トレッキングポール、スキーポール、歩行杖等の各種杖に適した自動伸縮杖に関する。
既存のトレッキングポール、スキーポール等の杖は、主に歩行を補助し、支えとなるものである。従来の杖のほとんどは一体型の杖であり、長さも長く、体積も大きいため、保管にも携帯にも不便だという欠点があった。このため、現在は多くの伸縮可能な杖が提案されている。伸縮可能な杖は、一般に、主管と延長管とを含み、伸縮位置決め装置を用いて伸縮と位置決めを行うことにより、体積を小さくするという目的を達成する。現在は、さらに自動伸縮可能な杖が出てきており、例えば欧州特許第1274946号公報「細長い2つの部材をロックするための装置」には、自動伸縮杖の2本のシャフト間のロック構造が開示されている。これによると、ロック構造として係止リング式の伸縮ロック装置が採用され、駆動シャフトによって伸縮ロック装置をロック状態または開放状態にすることで、弾性部材の作用を受けて第2シャフトが第1シャフトから自動的に飛び出すことが不可能または可能になり、これにより杖の自動伸縮が実現される。しかし、欧州特許第1274946号公報は、主に係止リング式の伸縮ロック装置について述べているだけで、どのようにして駆動シャフトによって安全に駆動またはロックを行うのかについては記載されていない。そのため、このような構造を用いると、杖の自動伸縮は実現できるが、構造が複雑である上、誤操作により杖が不意に自動的に伸縮する恐れがあり、最悪の場合、使用者の身体的安全に影響を及ぼしてしまう。また、既存の構造は複雑であり、振動を減衰させる構造がないため、ユーザの使用感も良くない。さらに調査すると、欧州特許第1409878号公報にも、上述のものと類似した、自動伸縮杖の2本のシャフト間の係止リング式の伸縮ロック装置が開示されている。この装置では、遥動リング機構に新たに改良を加え、いくつかの構造を簡素化しているが、駆動シャフトを用いた設計であるため、依然として誤操作により杖が不意に自動的に伸縮してしまう恐れがある。よって、更なる改良設計が必要とされる。
本発明が解決しようとする技術的課題は、上述の技術の現状に鑑み、簡単で合理的な構造を有し、安全に信頼性高く使用できる自動伸縮杖を提供し、誤操作による杖の不意な自動伸縮の発生を解消して、安全性および信頼性を向上させることにある。
本発明が上述の技術的課題を解決するために採用した技術手段は、以下のとおりである。自動伸縮杖は少なくとも、第1シャフトと、第2シャフトと、グリップとを含む。グリップは、第1シャフトの上端に取り付けられる。第2シャフトは、第1シャフト内に伸縮可能に嵌合される。第2シャフトと第1シャフトとの間には、第2シャフトに外へ飛び出す力を付勢する弾性部材と、第2シャフトをロックするための係止リング式の伸縮ロック装置と、が設けられている。係止リング式の伸縮ロック装置には、縦方向に設置され且つ係止リングを遥動させる駆動シャフトが設けられている。そして、この自動伸縮杖では、駆動シャフトの上端に当接して駆動シャフトを押すことで伸縮ロック装置を開放する押しボタン機構がグリップに設けられており、グリップ上且つ押しボタン機構の前方には、押しボタンをロックすることが可能なロックボタンがスライド可能に設けられている、ことを特徴とする。
改良としては、以下のとおりである。グリップは、グリップ本体とグリップ蓋とを含む。押しボタン機構の押しボタンは、グリップ本体の上端に設けられ、押しボタンの前端は、グリップ本体の上端にヒンジで連結される。グリップ蓋の上端後側には、押しボタンの後部が突出する溝孔が開設され、溝孔の前端には、ロックボタンが嵌まってスライドする位置決めレールが設けられる。押しボタンの上端中央部分には、ロックボタンが係合することで押しボタンがロックされる位置決め溝が成形される。駆動シャフトには、押しボタンに当接して、押しボタンに外へ飛び出す力を終始付勢する第3バネが嵌合している。押しボタンの底部の中間部分は駆動シャフトと当接し、押しボタンを押下すると、駆動シャフトが下方向に移動して、係止リング式の伸縮ロック装置を動かし開放する。
さらには、以下のとおりである。グリップ本体の上端は開口しており、開口の前端には、連結耳部が設けられている。連結耳部には連結孔が開設され、押しボタンの前端には、1つの軸孔が横向きに設けられており、この連結孔および軸孔を連結ピンが貫通することにより、押しボタンが回動可能にグリップ本体に連結される。押しボタンの後部には、グリップ蓋から突出する押圧部が形成される。押圧部の上端前側は、前方向に延びて、ロックボタンが挿入されてロックされる位置決め溝を形成し、押圧部の後端は、上下に遥動可能にグリップ蓋の後側上方に嵌合される。
改良としては、以下のとおりである。グリップは、グリップ本体とグリップ蓋とを含む。押しボタン機構の押しボタンは、グリップ本体の上端に設けられ、上下に運動可能にグリップ本体内に挿着される。グリップ蓋の上端には、押しボタンの後部が突出する溝孔が開設され、溝孔の前端には、ロックボタンが嵌まってスライドする位置決めレールが設けられる。押しボタンの上端中央部分には、ロックボタンと係合してロックされる位置決め溝が成形される。駆動シャフトには、押しボタンに当接して、押しボタンに外へ飛び出す力を終始付勢する第3バネが嵌合している。押しボタンの底部は駆動シャフトと当接し、押しボタンを押下すると、駆動シャフトが下方向に移動して、係止リング式の伸縮ロック装置を動かし開放する。
さらには、押しボタンの両側には、位置制限ガイド孔が縦方向に開設されており、この位置制限ガイド孔にピンが貫通してグリップ本体に固定される。
更なる改良としては、以下のとおりである。ロックボタンは、グリップ蓋上の位置決めレールと互いに適応する細長い形状の構造であり、位置決めレール上に設置される。ロックボタンの前端は、位置変更可能でグリップ蓋内に挿入されて嵌合する。ロックボタンの後端は、後方下向きに延びて、押しボタンの位置決め溝に係合してロックを行うロック部を形成する。
さらには、ロックボタンの上端面前側には、位置制限係止溝が横方向に凹設されており、グリップ蓋の内壁には、位置制限係止溝に対応する位置制限係止リブが横方向に凸設されており、ロックボタンの上端面中央部分には、手で押しやすいように鋸歯形状を有する傾斜突起が成形されている。
更なる改良としては、以下のとおりである。係止リング式の伸縮ロック装置は、1つの連結スリーブと、遥動リングと、ロック係止リングと、を含む。連結スリーブは、第1シャフトの下端外側に固定されて嵌合する。遥動リングは、軸ピンにより遥動可能に連結スリーブ内に設けられて、第1シャフトの下方に位置する。ロック係止リングは、上方に設けられた上係止リングおよび下方に設けられた下係止リングを含む。第2シャフトは、連結スリーブ、下係止リング、遥動リング、および上係止リングを貫通して第1シャフト内に挿設され、ロック係止リングおよび連結スリーブによりロックされて固定される。弾性部材として、第2シャフトに外へ伸び出る力を終始付勢する第4バネが使用される。
さらには、以下のとおりである。連結スリーブの内壁中央部分には、遥動リング、上係止リング、および下係止リングが装入されて遥動する環状空洞が成形されている。環状空洞の上端前側には、後方下向きに傾斜し且つ上係止リングの前端が装入される第1挿入溝が設けられており、環状空洞の下端後側には、前方上向きに傾斜し且つ下係止リングの後端が装入される第2挿入溝が設けられている。遥動リングは、この第1挿入溝と第2挿入溝との間に回動可能に設置される。連結スリーブ内且つ上係止リングの後側上方には、上係止リングの後側と当接する第1バネが縦方向に設けられており、下係止リングの前側下方には、下係止リングの下端前側と当接する第2バネが縦方向に設けられている。上係止リングおよび下係止リングは、それぞれ第1バネおよび第2バネの作用によって傾斜した状態を呈し、遥動リングの片側と当接して、上係止リングおよび下係止リングの内壁と第2シャフトの外壁とをロックして固定する。駆動シャフトは、第1シャフト内に設けられる。駆動シャフトの下端は、上係止リングの前側を貫通することによって或いは直接、遥動リングの上端前側と当接する。押しボタンを押下すると、駆動シャフトが下方向に移動し、遥動リングの前側を下方向に遥動させ、上係止リングおよび下係止リングが、遥動リングの作用によって第1バネおよび第2バネの作用力を克服して回動し、平直な状態となり、第2シャフトのロックを解除する。
さらに、下係止リングは、重なり合って2つ設けられている。
さらに、第1シャフト内には、第2シャフトが挿通される円形通路と、駆動シャフトが挿通される円孔とが貫設されており、グリップ内には、円孔に対応するガイド孔が開設され、駆動シャフトの上端は、グリップを貫通して押しボタンと当接する。
またさらに、連結スリーブ内且つ上係止リングの前側上方に、1つの減振バネが縦方向に設けられており、減振バネは、上係止リングの上方に設けられており、円形通路と円孔との間の移行空間内に位置し、第2シャフト上のガイド制限ピースと係合する。
またさらに、連結スリーブは、左連結スリーブおよび右連結スリーブに分かれ、左連結スリーブと右連結スリーブとを第1シャフトの下端において合わせた後、上挟持スリーブおよび下挟持スリーブによって第1シャフト上で挟持する。
最後に、グリップ本体の下端は、第1シャフトに嵌合してグリップカバーにより第1シャフトと固定される。また、グリップ本体の後側とグリップ蓋との間には、ストラップが挿入される切り欠きが形成され、1つのネジがグリップ蓋およびストラップを貫通してグリップ本体にねじ込まれることにより、ストラップが固定される。
既存技術と比べて、本発明は以下の特長を有する。グリップにロックボタンが追加されたことによって、押しボタンを簡単にロックすることができるため、押しボタンの押し間違えにより杖が不意に伸縮してしまうことを防止でき、構造も簡単且つ合理的で、製造しやすい。ロック装置内に遥動リングと上・下係止リングを設けるだけであり、しかも下係止リングは2個とされているので、より強固に安定してロックをすることができる。減振バネを追加したことで、シャフトの伸縮がさらに安定し信頼性が増す上、連結スリーブが左右を合わせることで構成され、上・下挟持スリーブと結合されるので、組み立てやすい。本発明は、構造が簡単で、使いやすく、低コストである。また、自動的に伸縮できるので携帯にも保管にも便利なだけでなく、さらに押しボタンをロックすることができるので、より安全に信頼性高く使用することができ、トレッキングポール、スキーポール、歩行杖等の各種杖に適している。
本発明の実施例1の自動伸縮杖の構造模式図である。 実施例1において、グリップを開いた状態の自動伸縮杖を示す構造模式図である。 図1の自動伸縮杖の分解図である。 実施例1の自動伸縮杖において押しボタンをロックした状態の構造断面図である。 実施例1の自動伸縮杖において押しボタンを開放した状態の構造断面図である。 本発明の実施例2の自動伸縮杖の構造模式図である。 本発明の実施例2の自動伸縮杖のグリップの断面図である。 本発明の実施例2の自動伸縮杖の分解図である。 本発明の実施例1の自動伸縮杖の分解図である。
以下、図面と実施例を結びつけながら、本発明についてさらに詳しく説明する。
<実施例1>
図1〜5に示すように、自動伸縮杖は、第1シャフト1と、第2シャフト2と、第3シャフトと、グリップ3と、伸縮機構と、係止リング式の伸縮ロック装置4と、を含む。第3シャフトは、伸縮可能に第2シャフト内に取り付けられ、第2シャフトの下端に取り付けられたロックアセンブリによってロックされる。これは公知である。グリップ3は、第1シャフト1の上端に取り付けられる。第2シャフト2は、伸縮可能に第1シャフト1内に嵌合され、第2シャフト2と第1シャフト1との間には、第2シャフト2に外へ飛び出す力を付勢する弾性部材が設けられている。また、第1シャフト1と第2シャフト2とは、係止リング式の伸縮ロック装置4によってロックされて固定されている。係止リング式の伸縮ロック装置4には、縦方向に設置され且つ係止リングを遥動させる駆動シャフト8が設けられている。なお、ここでの縦方向は、第1シャフトの長手方向である。グリップ3には、駆動シャフト8の上端に当接して、駆動シャフト8を圧迫することで伸縮ロック装置4を開放する押しボタン機構が設けられている。グリップ3上且つ押しボタン機構の前方には、押しボタン5をロックするロックボタン6がスライド可能に設けられている。グリップ3は、主に、グリップ本体31、グリップ蓋32、およびグリップカバー33を組み合わせて成り、止め釘により固定、連結される。グリップ本体31の下端は、第1シャフト1に嵌合し、グリップカバー33によって第1シャフト1に固定される。押しボタン機構の押しボタン5は、グリップ本体31の上端に設けられ、押しボタン5の前端は、グリップ本体31とヒンジで連結される。グリップ蓋32の上端後側には、押しボタン5の後部が突出する溝孔321が縦方向に開設され、溝孔321の前端には、ロックボタン6が嵌まってスライドする位置決めレール322が設けられている。押しボタン5の上端中央部分には、ロックボタン6と係合してロックされる位置決め溝53が成形されている。押しボタン5の底部の中間部分は、駆動シャフト8と当接する。駆動シャフト8には、押しボタン5と当接して、押しボタン5に外へ飛び出す力を終始付勢する第3バネ20が嵌合している。押しボタン5を押下すると、駆動シャフト8が下方向に移動して、係止リング式の伸縮ロック装置4を動かし開放する。
具体的な構成は、以下のとおりである。グリップ本体31の上端は開口している。この開口の前端に連結耳部311が設けられており、連結耳部311には連結孔312が開設されている。押しボタン機構において、押しボタン5の前端には1つの軸孔51が横方向に設けられている。連結ピン7が連結孔312および軸孔51を貫通することによって、押しボタン5がグリップ本体31と回動可能に連結される。押しボタン5の後部が上方向に突起することによって、グリップ蓋32から突出する押圧部52が形成される。押圧部52の上端前側が前方向に延びることによって、ロックボタンを挿入してロックする位置決め溝53が形成される。押圧部52の後端は、上下に移動可能にグリップ蓋32の後側上方に嵌合される。通常、駆動シャフト8の上端は、押しボタン5底部の中間部分にあるので、梃子の作用が生まれ、押圧力を大きくする効果が得られ、駆動シャフトの動作の敏捷性を高めることができる。ロックボタン6は、グリップ蓋32の位置決めレール322に適応する細長い形状の構造であり、位置決めレール322上に設けられる。ロックボタン6の上端面の前側には、2つの位置制限係止溝62が横方向に凹設され、グリップ蓋32の内壁には、位置制限係止溝62に対応する位置制限係止リブ323が凸設される。ロックボタン6の前端は、位置変更可能で、グリップ蓋32内に挿入されて嵌合する。ロックボタン6の後端は後方下向きに延びて、押しボタン5の位置決め溝53に係合してロックを行うロック部61を形成する。ロックボタン6の上端面の中央部分には、手で押しやすいように鋸歯形状を有する傾斜突起63が成形されている。
伸縮機構は第4バネ9を含み、第4バネ9は第1シャフト1内に設けられて、第2シャフト2に外へ伸び出る力を終始付勢する。騒音や壁面との摩擦を小さくするため、第4バネ9は、バネ袋を被せられていてもよい。伸縮機構の原理は従来のものと類似するため、ここでは詳しく説明しない。
係止リング式の伸縮ロック装置4は、1つの連結スリーブ41と、遥動リング42と、ロック係止リングと、第1バネ43および第2バネ44とを含む。連結スリーブ41は、第1シャフト1の下端外側に固定されて嵌合する。遥動リング42は、軸ピンにより遥動可能に連結スリーブ41内に設けられ、第1シャフト1の下方に位置する。ロック係止リングは、上係止リング46および下係止リング47の2種類の係止リングを含む。第2シャフト2は、連結スリーブ41、下係止リング47、遥動リング42、および上係止リング46を貫通して、第1シャフト1内に挿設される。上係止リング46および下係止リング47が連結スリーブ41にロックされて固定されることにより、連結スリーブ41の内壁中央部分に、遥動リング42、上係止リング46、および下係止リング47が装入されて遥動する環状空洞401が成形される。環状空洞401の上端前側には、後方下向きに傾斜し且つ上係止リング46の前端が装入される第1挿入溝411が設けられている。第1挿入溝411は、断面視で、天井面が水平面であり、底面が後方下向きに次第に傾斜する傾斜面である。環状空洞401の下端後側には、前方上向きに傾斜し且つ下係止リング47の後端が装入される第2挿入溝412が設けられている。第2挿入溝412は、断面視で、底面が水平面で、天井面が前方上向きに傾斜する傾斜面である。遥動リング42は、第1挿入溝411と第2挿入溝412との間に設けられる。第1バネ43は、上係止リング46の後側上方のバネ用孔に縦方向に設けられ、上係止リング46の後側と当接して、上係止リング46の後側を下向きに傾斜させて遥動リング42の後側上方と当接させる。第2バネ44は、下係止リング47の前側下方のバネ用孔に縦方向に設けられ、下係止リング47の下端前側と当接し、下係止リング47の前側を上向きに傾斜させて遥動リング42の前側下方と当接させる。このように傾斜した上係止リング46および下係止リング47の内壁と、第2シャフト2の外壁とがロックされて固定されるので、第2シャフト2が自動的に伸長して飛び出すことがない。ロックする力を強化するために、下係止リング47は2つ設けられている。駆動シャフト8は、第1シャフト1内に設けられ、駆動シャフト8の下端は、上係止リング46の前側を貫通して、遥動リング42の上端前側と当接する。押しボタン5を押下すると、駆動シャフト8が下方向に移動して遥動リング42を動かし、遥動リング42が自身の軸ピンによってその前側を下向きに遥動する。遥動リング42は、下係止リング47の底面が第2挿入溝412の平直な底面に接触するまで遥動することができ、これにより下係止リング47が回動して真っ直ぐになり、第2シャフト2の外壁との間に隙間を形成する。同じ原理で、遥動リング42の揺動によって、遥動リング42の後側は上係止リング46の後側の底面と当接し、その後側を上向きに回動させる。上係止リング46は、その天井面が第1挿入溝411の平直な天井面に接触するまで回動することができ、これにより上係止リング46が回動して真っ直ぐになり、第2シャフト2の外壁との間に隙間を形成する。このようにして、上係止リング46および下係止リング47が遥動リング42の作用により、第1バネ43および第2バネ44の作用力を克服して、第2シャフト2のロックを解除する。よって、第2シャフト2は、第4バネ9の作用により自動的に飛び出すことができる。使用時の安定性を高め、騒音を抑えるため、連結スリーブ41内且つ上係止リング46の前側上方の第2シャフト2と駆動シャフト8との移行空間に、1つの減振バネ45が縦方向に内設されており、この減振バネ45を第2シャフト2のガイド制限ピース211と係合させることができる。通常、ガイド制限ピース211は、第2シャフト2のエンドキャップ21の側面に設けられている。連結スリーブ41並びに、例えば遥動リング42、上係止リング46、下係止リング47、第1バネ43および第2バネ44等の内部部品を取り付けやすいように、連結スリーブ41は、左連結スリーブ415と右連結スリーブ416とに分かれている。左連結スリーブ415および右連結スリーブ416は、第1シャフト1の下端において合わせられた後、上挟持スリーブ413および下挟持スリーブ414によって第1シャフト1に固定される。一旦押しボタン5から指を離すと、駆動シャフト8が第3バネ20の作用により元の位置に戻り、上係止リング46および下係止リング47もそれぞれ第1バネ43および第2バネ44の作用により元の位置に戻って、遥動リング42を反対方向に遥動させる。遥動リング42は、上係止リング46の底面が第1挿入溝411の傾斜した底面に密着するまで遥動し、上係止リング46を傾斜させる。これにより、上係止リング46が第2シャフト2に引っかかって当接する。また、同時に、下係止リング47の天井面が第2挿入溝412の傾斜した天井面に密着して、下係止リング47を傾斜させる。これにより、下係止リング47が、第2シャフト2に引っかかって当接する。このようにして上係止リング46、下係止リング47によって第2シャフト2を再びロックする。
第1シャフト1内には、第2シャフト2を挿通する円形通路と、駆動シャフト8を挿通する円孔とが貫設されている。円形通路と円孔は厳密な円形ではなく、移行空間と連通しやすいように開口を有している。グリップ本体31内には、円孔に対応するガイド孔313が設けられている。駆動シャフト8の上端は、グリップ本体31を貫通して、押しボタン5の下端と当接する。減振バネ45は、上係止リング46の上方に設けられ、円形通路と円孔との間の移行空間内に位置する。グリップ3には、さらにストラップ30が繋がれており、グリップ本体31の後側とグリップ蓋32との間には、ストラップ30が挿入される切り欠きが設けられている。1つのネジ10がグリップ蓋32およびストラップ30を貫通して、グリップ本体31内にねじ込まれることにより、ストラップ30が固定される。
具体的な操作は以下のとおりである。
第2シャフト2を伸長する必要がある時は、まず、ロックボタン6を動かして押しボタン5に対するロックを解除し、押しボタン5を押下する。すると、駆動シャフト8が下方向に移動して遥動リング42を遥動させ、この遥動リング42の作用により、上係止リング46および下係止リング47がそれぞれ第1バネ43および第2バネ44の作用力を克服して回動し、遥動リング42、上係止リング46、および下係止リング47は傾斜した状態から平らな状態になる。これにより第2シャフト2のロックが解除され、第2シャフト2が第4バネ9の作用により、自動的に飛び出す。押しボタン5を離すと、駆動シャフト8が上方向に移動し、上係止リング46および下係止リング47が、第1バネ43および第2バネ44の作用により、同時に反対方向に再び回動して元の位置に戻り、傾斜した状態となって、第2シャフトの外壁と密接し第2シャフトをロックする。
使用しない時は、押しボタン5を押して、上係止リング46、下係止リング47を平らな状態に変え、第2シャフト2に対するロックを解除する。手でグリップ3を押し、第2シャフト2を縮め入れ、所定の位置まできたら、押しボタン5を離す。すると、駆動シャフト8が第3バネの作用により上方向に移動し、上係止リング46および下係止リング47が、第1バネ43および第2バネ44の作用により、同時に反対方向に回動して元の位置に戻り、傾斜した状態となって、第2シャフト2をロックする。そして、グリップ3の上端のロックボタン6を動かして、ロックボタン6で押しボタン5をロックする。
<実施例2>
図6〜8に示すように、本実施例の自動伸縮杖は、第1シャフト1と、第2シャフト2と、第3シャフトと、グリップ3と、伸縮機構および係止リング式の伸縮ロック装置4とを含む。実施例1との相違点は、実施例1の押しボタン5は、ヒンジ式の押しボタンであったのに対し、本実施例の押しボタン50は、上下運動式の押しボタンである点である。なお、その効果は同じである。
具体的には、押しボタン50は、上下に運動可能にグリップ本体31に挿着される。押しボタン50の両側には、位置制限ガイド孔502が縦方向に開設され、ピン500が位置制限ガイド孔502を貫通してグリップ本体31に固定される。グリップ蓋32の上端には、押しボタン50が突出する溝孔が形成され、溝孔の前端には、ロックボタン6が嵌まってスライドする位置決めレールが設けられている。押しボタン50の上端中央部分には、ロックボタン6と係合してロックされる位置決め溝501が成形されている。駆動シャフト8には、押しボタン50と当接して、押しボタン50に外へ飛び出す力を付勢する第3バネが嵌合している。押しボタン50の底部は駆動シャフト8と当接する。押しボタン50を押下すると、駆動シャフト8が下方向に移動して、係止リング式の伸縮ロック装置4を動かし開放する。
その他の構成は、実施例1と同一である。
本実施例は、自動伸縮杖の最良の実施形態を開示したものであり、本発明の保護範囲を限定するものと理解されるべきではない。同等または類似の技術手段を代わりに用いることで回動を実現するものは全て、本発明の保護範囲に含まれる。
欧州特許第1274946号公報 欧州特許第1409878号公報

Claims (13)

  1. 第1シャフトと、前記第1シャフト内に伸縮可能に嵌合される第2シャフトと、前記第1シャフトの上端に取り付けられるグリップと、を少なくとも備え、前記第2シャフトと前記第1シャフトとの間には、前記第2シャフトに外へ飛び出す力を付勢する弾性部材と、前記第2シャフトをロックするための係止リング式の伸縮ロック装置と、が設けられており、前記係止リング式の伸縮ロック装置には、縦方向に設置され且つ係止リングを遥動させる駆動シャフトが設けられている、自動伸縮杖であって、
    前記グリップには、前記駆動シャフトの上端に当接して前記駆動シャフトを押すことで前記伸縮ロック装置を開放する押しボタン機構が設けられており、
    前記グリップ上且つ前記押しボタン機構の前方には、押しボタンをロックすることが可能なロックボタンがスライド可能に設けられており
    前記グリップは、グリップ本体とグリップ蓋とを含み、
    前記押しボタン機構の前記押しボタンは、前記グリップ本体の上端に設けられ、前記押しボタンの前端は、前記グリップ本体の上端にヒンジで連結され、
    前記グリップ蓋の上端後側には、前記押しボタンの後部が突出する溝孔が開設され、
    前記溝孔の前端には、前記ロックボタンが嵌まってスライドする位置決めレールが設けられ、
    前記押しボタンの上端中央部分には、前記ロックボタンが係合することで前記押しボタンがロックされる位置決め溝が成形され、
    前記駆動シャフトには、前記押しボタンに当接して、前記押しボタンに外へ飛び出す力を終始付勢する第3バネが嵌合しており、
    前記押しボタンの底部の中間部分は前記駆動シャフトと当接し、前記押しボタンを押下すると、前記駆動シャフトが下方向に移動して、前記係止リング式の伸縮ロック装置を動かし開放する、
    ことを特徴とする、自動伸縮杖。
  2. 前記グリップ本体の上端は開口しており、
    前記開口の前端には、連結孔が開設された連結耳部が設けられており、
    前記押しボタンの前端には、1つの軸孔が横向きに設けられており、
    前記連結孔および前記軸孔を連結ピンが貫通することにより、前記押しボタンが回動可能に前記グリップ本体に連結され、
    前記押しボタンの後部には、前記グリップ蓋から突出する押圧部が形成され、
    前記押圧部の上端前側は、前方向に延びて、前記ロックボタンが挿入されてロックされる位置決め溝を形成し、
    前記押圧部の後端は、上下に遥動可能に前記グリップ蓋の後側上方に嵌合される、
    ことを特徴とする、請求項に記載の自動伸縮杖。
  3. 第1シャフトと、前記第1シャフト内に伸縮可能に嵌合される第2シャフトと、前記第1シャフトの上端に取り付けられるグリップと、を少なくとも備え、前記第2シャフトと前記第1シャフトとの間には、前記第2シャフトに外へ飛び出す力を付勢する弾性部材と、前記第2シャフトをロックするための係止リング式の伸縮ロック装置と、が設けられており、前記係止リング式の伸縮ロック装置には、縦方向に設置され且つ係止リングを遥動させる駆動シャフトが設けられている、自動伸縮杖であって、
    前記グリップには、前記駆動シャフトの上端に当接して前記駆動シャフトを押すことで前記伸縮ロック装置を開放する押しボタン機構が設けられており、
    前記グリップ上且つ前記押しボタン機構の前方には、押しボタンをロックすることが可能なロックボタンがスライド可能に設けられており、
    前記グリップは、グリップ本体とグリップ蓋とを含み、
    前記押しボタン機構の前記押しボタンは、前記グリップ本体の上端に設けられ、上下に運動可能に前記グリップ本体内に挿着され、
    前記グリップ蓋の上端には、前記押しボタンの後部が突出する溝孔が開設され、
    前記溝孔の前端には、前記ロックボタンが嵌まってスライドする位置決めレールが設けられ、
    前記押しボタンの上端中央部分には、前記ロックボタンと係合してロックされる位置決め溝が成形され、
    前記駆動シャフトには、前記押しボタンに当接して、前記押しボタンに外へ飛び出す力を終始付勢する第3バネが嵌合しており、
    前記押しボタンの底部は前記駆動シャフトと当接し、前記押しボタンを押下すると、前記駆動シャフトが下方向に移動して、前記係止リング式の伸縮ロック装置を動かし開放する、
    ことを特徴とする、自動伸縮杖。
  4. 前記押しボタンの両側には、位置制限ガイド孔が縦方向に開設されており、前記位置制限ガイド孔にピンが貫通してグリップ本体に固定される、
    ことを特徴とする、請求項に記載の自動伸縮杖。
  5. 前記ロックボタンは、前記グリップ蓋上の前記位置決めレールと互いに適応する細長い形状の構造であり、前記位置決めレール上に設置され、
    前記ロックボタンの前端は、位置変更可能で前記グリップ蓋内に挿入されて嵌合し、
    前記ロックボタンの後端は、後方下向きに延びて、前記押しボタンの前記位置決め溝に係合してロックを行うロック部を形成する、
    ことを特徴とする、請求項またはに記載の自動伸縮杖。
  6. 前記ロックボタンの上端面前側には、位置制限係止溝が横方向に凹設されており、
    前記グリップ蓋の内壁には、前記位置制限係止溝に対応する位置制限係止リブが横方向に凸設されており、
    前記ロックボタンの上端面中央部分には、手で押しやすいように鋸歯形状を有する傾斜突起が成形されている、
    ことを特徴とする、請求項に記載の自動伸縮杖。
  7. 前記係止リング式の伸縮ロック装置は、前記第1シャフトの下端外側に固定されて嵌合する1つの連結スリーブと、軸ピンにより遥動可能に前記連結スリーブ内に設けられて前記第1シャフトの下方に位置する遥動リングと、上方に設けられた上係止リングおよび下方に設けられた下係止リングを含むロック係止リングとを含み、
    前記第2シャフトは、前記連結スリーブ、前記下係止リング、前記遥動リングおよび前記上係止リングを貫通して前記第1シャフト内に挿設され、前記ロック係止リングおよび前記連結スリーブによりロックされて固定され、
    前記弾性部材として、前記第2シャフトに外へ飛び出す力を終始付勢する第4バネが使用される、
    ことを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の自動伸縮杖。
  8. 前記連結スリーブの内壁中央部分には、前記遥動リング、前記上係止リング、および前記下係止リングが装入されて遥動する環状空洞が成形されており、前記環状空洞の上端前側には、後方下向きに傾斜し且つ前記上係止リングの前端が装入される第1挿入溝が設けられており、前記環状空洞の下端後側には、前方上向きに傾斜し且つ前記下係止リングの後端が装入される第2挿入溝が設けられており、前記遥動リングは前記第1挿入溝と前記第2挿入溝の間に回動可能に設置され、
    前記連結スリーブ内且つ前記上係止リングの後側上方には、前記上係止リングの後側と当接する第1バネが縦方向に設けられており、前記下係止リングの前側下方には、前記下係止リングの下端前側と当接する第2バネが縦方向に設けられており、前記上係止リングおよび前記下係止リングは、それぞれ前記第1バネおよび前記第2バネの作用によって傾斜した状態を呈し、前記遥動リングの片側と当接して、前記上係止リングおよび前記下係止リングの内壁と前記第2シャフトの外壁とをロックして固定し、
    前記第1シャフト内に設けられた前記駆動シャフトの下端は、前記上係止リングの前側を貫通することによって或いは直接、前記遥動リングの上端前側と当接し、前記押しボタンを押下すると、前記駆動シャフトが下方向に移動し、前記遥動リングの前側を下方向に遥動させ、前記上係止リングおよび前記下係止リングが、前記遥動リングの作用により前記第1バネおよび前記第2バネの作用力を克服して回動し、平直な状態となり、前記第2シャフトのロックを解除する、
    ことを特徴とする、請求項に記載の自動伸縮杖。
  9. 前記下係止リングは、重なり合って2つ設けられている、
    ことを特徴とする、請求項に記載の自動伸縮杖。
  10. 前記第1シャフト内には、前記第2シャフトが挿通される円形通路と、前記駆動シャフトが挿通される円孔とが貫設されており、前記グリップ内には、前記円孔に対応するガイド孔が開設され、前記駆動シャフトの上端は、前記グリップを貫通して前記押しボタンと当接する、
    ことを特徴とする、請求項に記載の自動伸縮杖。
  11. 前記連結スリーブ内且つ前記上係止リングの前側上方に、1つの減振バネが縦方向に設けられており、前記減振バネは、前記上係止リングの上方に設けられている、前記円形通路と前記円孔との間の移行空間内に位置し、前記第2シャフト上のガイド制限ピースと係合する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の自動伸縮杖。
  12. 前記連結スリーブは、左連結スリーブおよび右連結スリーブに分かれ、前記左連結スリーブと前記右連結スリーブとを前記第1シャフトの下端において合わせた後、上挟持スリーブおよび下挟持スリーブによって前記第1シャフト上で挟持することを特徴とする、
    請求項に記載の自動伸縮杖。
  13. 前記グリップ本体の下端は、前記第1シャフトに嵌合してグリップカバーにより前記第1シャフトと固定され、前記グリップ本体の後側と前記グリップ蓋との間には、ストラップが挿入される切欠きが形成され、1つのネジが前記グリップ蓋および前記ストラップを貫通して前記グリップ本体にねじ込まれることにより、前記ストラップが固定されることを特徴とする、
    請求項のいずれか1項に記載の自動伸縮杖。
JP2020040486A 2019-08-21 2020-03-10 自動伸縮杖 Active JP6899015B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201910772994.1 2019-08-21
CN201910772994.1A CN110548262A (zh) 2019-08-21 2019-08-21 一种自动伸缩杆杖

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021030056A JP2021030056A (ja) 2021-03-01
JP6899015B2 true JP6899015B2 (ja) 2021-07-07

Family

ID=68737882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020040486A Active JP6899015B2 (ja) 2019-08-21 2020-03-10 自動伸縮杖

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10856630B1 (ja)
EP (1) EP3782708A1 (ja)
JP (1) JP6899015B2 (ja)
CN (1) CN110548262A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2022002148A (es) * 2019-08-19 2022-05-13 Scrub Daddy Inc Herramienta de fregado que tiene un cabezal de limpieza disoluble.
CN110548262A (zh) * 2019-08-21 2019-12-10 宁海兴达旅游用品有限公司 一种自动伸缩杆杖
CN110755823A (zh) * 2019-11-22 2020-02-07 宁海兴达旅游用品有限公司 一种脚托组件及其杆杖的减震机构
USD954425S1 (en) * 2020-01-07 2022-06-14 Vive Health LLC Cane grip
USD935761S1 (en) * 2020-02-10 2021-11-16 Upperstate Llc Walking pole
CN111345551A (zh) * 2020-04-22 2020-06-30 广东技术师范大学天河学院 一种伸缩拐杖
CN113439930A (zh) * 2021-06-30 2021-09-28 江苏三笑集团有限公司 一种竹炭pp复合高分子环保牙刷柄
USD966690S1 (en) * 2021-07-15 2022-10-18 Zhejiang Panan Mingte Industry & Trade Co., Ltd Hiking stick
CN114568801B (zh) * 2022-02-23 2023-05-23 重庆工业职业技术学院 一种适用于圆柱中空伞柄的加装手柄
CN114645983B (zh) * 2022-03-31 2024-03-26 山东之华管业有限公司 一种管道连接免拆斜卡机构

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4448442A (en) * 1981-01-08 1984-05-15 Weber Henning Hans Longitudinally adjustable ski pole
EP0058848A1 (de) * 1981-02-19 1982-09-01 Hans Weber-Henning Skistock, der in der Länge verstellbar ist
US5470108A (en) * 1992-10-05 1995-11-28 Goode; David P. Ski pole grip assembly
DE19636852C1 (de) * 1996-09-11 1998-02-12 Klaus Lenhart Stockgriff mit Handschlaufe
FR2807796B1 (fr) * 2000-04-17 2002-06-28 Pascal Guidetti Dispositif de blocage de deux elements allonges telescopiques
FR2827921B1 (fr) * 2001-07-24 2007-05-25 Pascal Guidetti Dispositif de blocage de deux elements allonges telescopiques
FR2845008B1 (fr) * 2002-09-26 2004-12-03 Rossignol Sa Baton d'appui a tubes telescopiques et a poignee mobile.
CN101176583A (zh) * 2006-11-06 2008-05-14 张书闵 具有防误触开启伞把手安全装置
CN201022414Y (zh) * 2006-12-26 2008-02-20 张书闵 可增加长度的伞柄
CN201097722Y (zh) * 2007-09-17 2008-08-13 柯金松 自动安全开伞的伞头
DE202009001163U1 (de) * 2009-01-30 2010-06-24 Salewa Sport Ag Sportstock
WO2011020158A1 (en) * 2009-08-21 2011-02-24 Nicholas Parry Walking stick
KR200468605Y1 (ko) * 2010-10-13 2013-08-26 정호원 등산 지팡이의 길이 조절장치
CN202105400U (zh) * 2011-06-22 2012-01-11 胡金学 一种杆杖带扣结构
CN203105900U (zh) * 2013-02-02 2013-08-07 胡金学 一种杆杖的手柄
KR101366722B1 (ko) * 2013-09-04 2014-02-25 이명아 높낮이 조절 장치
JP6518255B2 (ja) * 2013-09-27 2019-05-22 レキスポルト アーゲー 長さ調節可能なポール及びそのための締め付け装置
CN108601431B (zh) * 2014-09-09 2021-07-13 雷克体育公众有限公司 具有手带的手杖手柄
FR3032496B1 (fr) * 2015-02-10 2017-08-18 Monestrol Georges De Dispositif pour le blocage d'un premier tube exterieur et d'un deuxieme tube interieur montes telescopiques entre eux.
GB2539962A (en) * 2015-07-03 2017-01-04 Gullo Paolo Supports of adjustable length
KR101801650B1 (ko) * 2016-01-29 2017-11-27 이명아 높낮이 조절 장치
KR101850970B1 (ko) * 2016-07-06 2018-04-23 이명아 길이 조절 장치
KR101720123B1 (ko) * 2016-07-29 2017-03-27 이명아 길이 조절 장치
CN106236201B (zh) * 2016-09-13 2018-09-14 苏州施莱医疗器械有限公司 护套型一次性安全手术刀
KR101810192B1 (ko) * 2017-01-05 2018-01-18 (주)동인기연 길이 조절 장치
CN206487242U (zh) * 2017-01-24 2017-09-12 苏州德仕耐五金技术有限公司 一种具有两种锁定状态的直拉式摇把锁
CN207892952U (zh) * 2017-09-22 2018-09-21 陈大伟 避免儿童误操作的滑块
CN107951136B (zh) * 2017-10-27 2021-05-11 太阳城(厦门)户外用品科技股份有限公司 一种防误触安全伞头
KR102282223B1 (ko) * 2018-05-04 2021-07-27 레키스포르트 아게 폴 손잡이 및 폴 손잡이를 포함하는 폴
FR3080750B1 (fr) * 2018-05-07 2020-06-05 Decathlon Baton pour activite sportive
CN110548262A (zh) * 2019-08-21 2019-12-10 宁海兴达旅游用品有限公司 一种自动伸缩杆杖
CN210904859U (zh) * 2019-08-21 2020-07-03 宁海兴达旅游用品有限公司 一种自动伸缩杆杖

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021030056A (ja) 2021-03-01
CN110548262A (zh) 2019-12-10
US10856630B1 (en) 2020-12-08
EP3782708A1 (en) 2021-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6899015B2 (ja) 自動伸縮杖
RU2604001C1 (ru) Узел ручки заднего откидного убираемого борта
KR101088803B1 (ko) 우산 프레임용 러너 조립체
US10451131B2 (en) Shock-absorbing device
US8926214B2 (en) Rotating type stick
US20100254751A1 (en) Telescoping pole system
US20060283665A1 (en) Extension ladder with improved structure
JP3174224U (ja) 着脱が容易な内蔵傘具を有する杖
US8161988B2 (en) Central shaft control structure of self-opening/closing umbrella
US5297571A (en) Two button safety umbrella
JP2011150679A (ja) 入力ペン
US8161989B2 (en) Control structure of self-opening/closing umbrella
CN210715442U (zh) 一种自动伸缩杆杖的伸缩锁定机构
JP2004524991A (ja) 筆記具
JP2970900B2 (ja) 伸縮棒状体
JP3087954B2 (ja) 伸縮棒状体
KR20240003304A (ko) 절첩식 안전 테이블 다리 지지체
CN209750066U (zh) 可调节锁定位置的伞巢定位结构
CN218999724U (zh) 推拉式伞巢结构
JPH0767405B2 (ja) 自動開閉傘
JP4589347B2 (ja) ヒンジ装置
JP3208061U (ja) 運搬用収納ケースのプルドライブハンドル機構
JP2020044277A (ja) 杖の自立装置
KR100622924B1 (ko) 반자동 회전 폴더를 갖는 이동통신 단말기
KR200373553Y1 (ko) 길이 연장이 가능한 다단 관체의 길이 고정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6899015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250