JP3087954B2 - 伸縮棒状体 - Google Patents

伸縮棒状体

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JP3087954B2
JP3087954B2 JP08297753A JP29775396A JP3087954B2 JP 3087954 B2 JP3087954 B2 JP 3087954B2 JP 08297753 A JP08297753 A JP 08297753A JP 29775396 A JP29775396 A JP 29775396A JP 3087954 B2 JP3087954 B2 JP 3087954B2
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英明 入澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用時には相応
の長さに伸長させることができ、軸方向の押圧力に対し
ても短縮することがなく、一方保管や携帯時にはきわめ
て簡単な操作で短縮できる伸縮棒状体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用時には所定の長さに伸長さ
せ、保管や携帯時には最小の長さに短縮させる伸縮自在
な棒状体として、カメラの三脚や警棒等がある。これら
は、中空の外筒に中筒を挿入し、外筒に設けた切欠また
は中溝に中筒の突起を嵌合させてロックし、短縮すると
きは強い力で押し込むか中筒の突起を指で押し込んで嵌
合状態を解除して中筒を挿入する。
【0003】これらの伸縮棒状体の代表例として伸縮自
在な警棒がある。例えば、特開平6−337198号公
報に記載されている伸縮棒は、伸縮自在に相互に嵌め合
わせた伸縮棒であり、基端近傍に開口部を形成した内筒
と、前記内筒の基端内部に回転可能に設けられ、前記開
口部に操作部が臨むロック片と、前記操作部が前記開口
部から突出する方向に前記ロック片を付勢する片持ち状
態のバネと、前記開口部から突出した前記操作部の基端
側端面に対向して、外筒の先端側端面に設けられたスト
ップカラーと、前記内筒の内部に設けられ、前記ロック
片の先端部が描く軌道に対応した端面形状を持つ案内部
と、前記ロック片の回転中心に形成された孔部にクリア
ランスをもって刺し通されたピンを備え、前記開口部か
ら突出した状態で前記開口部の縁部と前記操作部の先端
側との間に隙間が形成された構造のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の伸縮棒にあ
っては、使用時の衝撃が直接ピンに加えられないから、
ロック片の耐久性に優れているものの次のような問題が
ある。即ち、使用状態から短縮するときは、内筒に形成
した開口部から突出したロック片の操作部を指で内方に
押し込まなければならないとともに、軸方向へ押圧した
ままではロック片を押し込めないから力の加減と操作が
面倒である。また、部品点数が多いから、組み立てに手
間がかかることと相まってコストアップになる。さら
に、各筒体にはロック片が突出する開口部が形成される
から、それだけ強度を低下させるおそれがある。また、
軸方向への強い衝撃力が加えられるとロック片が開口部
縁部に衝突し、開口部を破損するおそれがある。さら
に、ロック片を係止させるために外筒端部は薄肉にでき
ないために各筒の連結部は段状となり外観上もスマート
さに欠ける。
【0005】
【発明の目的】この発明はこのような問題を解消すべく
なされたもので、ロック片はピン止めによる回転運動に
代えバネによる上下運動とし、筒体の内面に係止させる
面接触により操作の容易性と耐久性に優れた伸縮棒状体
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、この発明の
請求項1に係る伸縮棒状体は、少なくとも第1棒状体と
前記第1棒状体を挿入する第2棒状体とからなり、第1
棒状体には第2棒状体に挿入可能な第1ガイド部材を連
結し、前記第1ガイド部材には、軸方向に直交して形成
したガイド穴に出没自在に付勢されおり、先端面が湾曲
しながら一方側に傾斜するように形成されている第1ロ
ック板を装着してなり、第2棒状体の端部近傍の内周面
には前記第1ロック板の先端部を嵌合する円環状溝を設
け、前記円環状溝の一部に溝の深さと同じ高さの突起を
設け、ロック板の先端部が前記円環状溝に摺動自在に嵌
合しており、前記ロック板の先端面が突起に当接して押
し下げられたときに円環状溝とロック板との嵌合状態が
解除されて第1棒状体と第2棒状態とを摺動可能とした
ことを特徴とする。また、請求項2に係る伸縮棒状体
は、前記第1ガイド部材の外径は第1棒状体の外径より
も大きく形成し、第2棒状体の円環状溝よりも先端側の
内径を第1棒状体の外径とほぼ同じ大きさとすることに
より先端部にガイド部材が係止する段部を設け、前記円
環状溝内の突起を球状体としたことを特徴とする。
【0007】また、請求項3に係る伸縮棒状体は、前記
第1ガイド部材の端面にガイドピンを軸方向に突設し、
第2棒状体の円環状溝を設けた側とは反対側の端部に第
3棒状体に挿入可能な第2ガイド部材を連結し、前記第
2ガイド部材には軸方向に直交して形成したガイド穴に
出没自在に付勢され第2ロック板を装着し、前記第2ロ
ック板には前記ガイドピンが挿入可能な透孔を穿設し、
前記第2ガイド部材には端面に開口し前記ガイド穴を貫
通するピン穴を設け、前記第3棒状体は第2棒状体を挿
入可能であり、内周面には前記第2ロック板の先端部を
嵌合する円環状溝を設け、前記ガイドピンが後退してピ
ン穴を通ってロック板の透孔に挿入することによって第
2ロック板を押し下げて前記円環状溝との嵌合状態を解
除して第2棒状体と第3棒状体とを摺動可能としたこと
を特徴とする。また、請求項4に係る伸縮棒状体は、前
記第2ガイド部材の外径は第2棒状体の外径よりも大き
く形成し、第3棒状体の円環状溝よりも先端側の内径を
第2棒状体の外径とほぼ同じ大きさとすることにより先
端部に第2ガイド部材が係止する段部を設け、前記第2
ガイド部材の外周面に突起を設け、前記突起を第3棒状
体の内面軸方向に設けたガイド溝に嵌合させてなること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図示する実施形態につい
て詳細に説明する。図示する実施形態はこの発明の伸縮
棒状体を警官やガードマン等が護身用、制圧用として用
いる三段式伸縮警棒に実施した場合である。図1は、伸
縮可能な警棒1の基本構成を示し、第3棒状体である元
筒3には第2棒状体である中筒5、第1棒状体である先
端筒7が摺動自在に相互に嵌め合わせてなり、元筒1に
取り付けた鍔9より先端部が護身部10となり、鍔9よ
り後端部をグリップ部11となしている。先端筒7には
トップボール13が装着され、鍔9には携帯用バンド1
5が取り付けられている。前記中筒5と先端筒7との間
に第1ロック機構17、中筒5と元筒3との間に第2ロ
ック機構19が設けられている。
【0009】図2以下に基づいて第1ロック機構17と
第2ロック機構19について説明する。第1ロック機構
17は次のように構成されている。即ち、先端筒7の後
端部(中筒5側)に第1ガイド部材20を固着してな
る。前記第1ガイド部材20は、先端筒7の外径よりも
僅かに大きく形成されており、端面に形成したネジ部2
1を先端筒7に螺合することによって固着してなる。前
記第1ガイド部材20にはガイドピン23と第1ロック
板25が配設されている。前記ガイドピン23は第1ガ
イド部材20の軸芯方向に固着され、先端部はやや尖っ
た状態に形成されており、後述するように第2ロック機
構のロック板の透孔に挿入してロック状態を解除するよ
うに機能する。
【0010】前記第1ロック板25は、先端面が湾曲し
ているが、全体が一方に傾斜した状態に形成されてお
り、コイルバネ27とともに第1ガイド部材20に形成
したガイド穴29に装着されている。前記ガイド穴29
は、コイルバネ27を挿入するバネ用穴29aと第1ロ
ック板25を挿入するロック板用穴29bとを軸芯方向
に対して直交するように形成してなる。そして、バネ用
穴29aにコイルバネ27を装着し、次いでロック板用
穴29bに第1ロック板25を装着することにより、コ
イルバネ27によって付勢された第1ロック板25の先
端部が第1ガイド部材20の周面から突出するように構
成されている。
【0011】さらに、前記第1ガイド部材20の外周面
にはガタ止め材30が装着されている。前記ガタ止め材
30は板バネ31と樹脂板33からなり、板バネ31を
内側にして第1ガイド部材20の周面に形成した溝32
内に巻回することによって装着されている。従って、樹
脂板33は板バネ31の反発力によって外方に付勢さ
れ、中筒5の内周面に圧接して摺動し両者のガタつきを
防止する。
【0012】次に、中筒5の内径は前記第1ガイド部材
20の外径とほぼ同一であって、先端部の内径は先端筒
7の外径とほぼ同一になるように縮径されており、第1
ガイド部材20を係止する段部34が形成されている。
前記段部34から先端部の外周面は先細のテーパー面3
6とされている。さらに、前記段部34よりも中央部寄
りには前記第1ロック板25が嵌合する円環状溝35が
形成されている。前記円環状溝35内の一部には第1ロ
ック板25を軸芯方向に押し下げ、先端筒7を中筒5に
押し込んだとき中筒5の内周面にガイドする突起として
球状体37が設けられている。前記球状体37は、円環
状溝35内に穿設した透孔39にその一部を埋設するこ
とによって取り付けられ、球状体37の前記溝内に突出
した球面と中筒5の内周面とはほぼ同一面に構成されて
いる。
【0013】従って、第1ロック板25がコイルバネ2
7の付勢力によって円環状溝35に嵌合しているとき
は、先端筒7の中筒5への押し込みが防止され、ロック
状態が維持される。一方、先端筒7が回転することによ
って第1ロック板25を球状体37に当接させると、第
1ロック板25の先端面は一方側に傾斜した状態で湾曲
しているから、低い方から当接させることによって徐々
に押し下げられ最も高い位置に達したときに円環状溝3
5との嵌合状態が解除される。円環状溝35との嵌合状
態が解除された位置で先端筒7を押し込むと、第1ロッ
ク板25は中筒5の内周面を摺動しながら押し込まれ
る。尚、前記球状体37は、第1ロック板25を内方に
押し込むことができるものであれば足り、単に円環状溝
の一部を塞いだ突起であってもよく、また中筒5の外面
から装着したボルトであってもよい。また、前記ガタ止
め材30は適宜省略することは可能である。
【0014】次に、ロック機構19について説明する。
中筒5の後端部(元筒3側)に第2ロック板40を装着
した第2ガイド部材41が、先端部に形成したネジ部4
3を中筒5に螺合することによって固着してなる。前記
第2ガイド部材41は、中筒5の外径よりも僅かに大き
く形成されている。前記第2ロック板40は、先端面が
元筒3の内径とほぼ同一径に湾曲して形成されており、
コイルバネ45とともに第2ガイド部材41に形成した
ガイド穴47に装着されている。前記ガイド穴47は、
コイルバネ45を挿入するバネ用穴47aと第2ロック
板40を挿入するロック板用穴47bとからなり、軸芯
方向に対して直交するように形成してなる。そして、コ
イルバネ45によって付勢された第2ロック板40の先
端部が第2ガイド部材41の周面から突出するように構
成されている。
【0015】さらに、第2ロック板40には前記ガイド
ピン23が挿入可能な透孔49が穿設されており、第2
ガイド部材41にはネジ部43の端面に開口しガイド穴
47を貫通するピン穴50が設けられている。前記透孔
49とピン穴50は、第2ロック板40がコイルバネ4
5によって後述する元筒の円環状溝に嵌合するように付
勢されているときは溝の深さ分だけずれているが、押し
下げられて第2ロック板40の先端面と元筒3の内周面
とが同一面になったときは一致するように構成されてい
る。
【0016】また、第2ガイド部材41には板バネ51
と樹脂板53からなるガタ止め材55が、第2ガイド部
材41の外周面に形成した溝57内に巻回することによ
って装着されている。従って、樹脂板53は板バネ51
の反発力によって外方に付勢され、元筒3の内周面に圧
接して摺動し、両者のガタつきを防止する。また、第2
ガイド部材41の外周面には、中筒5と元筒3との回転
を防止するために突起59が突設されている。さらに、
前記第2ガイド部材41の後端面には鉄片60が埋設さ
れている。
【0017】前記元筒3の内径は前記第2ガイド部材4
1の外径とほぼ同一であって、先端部は中筒5の外径と
ほぼ同一になるように縮径されており、第2ガイド部材
41を係止する段部61が形成されている。前記段部6
1から先端部の外周面は先細のテーパー面62とされて
いる。さらに、前記段部61よりも中央部寄りには前記
第2ロック板40が嵌合する円環状溝63が形成されて
いる。また、元筒3の内周面には軸方向に上記第2ガイ
ド部材41に突設した突起59を嵌合するガイド溝65
が設けられており、後端部には永久磁石67を取り付け
たキャップ69が嵌着されている。従って、第2ロック
板40がコイルバネ45の付勢力によって円環状溝63
に嵌合しているときは、中筒5の元筒3への押し込みが
防止され、ロック状態が維持される。
【0018】一方、ガイドピン23が後退してピン穴5
0に挿入され、さらに先端部が透孔49に挿入されると
第2ロック板40はガイドピン23によって押し下げら
れ、ガイドピン23がピン穴50の後端部52に達した
ときに第2ロック板40の先端面は元筒3の内周面と同
一面となる。このとき、第2ロック板40と円環状溝6
3との嵌合状態が解除されるから、先端筒7とともに中
筒5を押し込むと、第2ロック板40は元筒3の内周面
を摺動しながら挿入される。中筒5が完全に元筒3に押
し込まれて収納されると、鉄片60が永久磁石67に吸
着されて中筒5が元筒3から不用意に伸長することを防
止する。尚、鉄片60をキャップ側に取り付け第2ガイ
ド部材41側に永久磁石を埋設してもよい。同様の手段
は中筒5と先端筒7との間にも応用することは可能であ
る。また、前記鉄片と永久磁石による固定手段に代え
て、第2ガイド部材41側に穴を設けキャップ側に前記
穴に挿入可能な蝶バネを取り付けるなど他の公知の固定
手段に変更することは可能である。
【0019】上記構成の伸縮警棒1は図1及び図2に示
した伸長状態で使用される。緊急を要するときは、縮小
状態から強く振ると遠心力によって永久磁石67による
拘束状態及び第1ロック板25、第2ロック板40によ
る拘束が解除され、一振りによって伸長状態とすること
ができる。伸長状態になると、第1ロック板25の先端
部が円環状溝35に嵌合し、同時に第2ロック板40の
先端部が円環状溝63に嵌合してロックされる。この発
明ではロック板は円環状溝内において面接触によって係
止されているから、軸方向への強い押圧力に対しても十
分な強度を維持することができる。また、振り出しの際
には、前記ロック板の円環状溝への嵌合とともに、第1
ガイド部材20、第2ガイド部材41が段部34、61
に係止されるから、各筒体が外れて飛び出すことはな
い。
【0020】縮小し収納するには、先端筒7を中筒5に
対して一方向に回転させるとともに、わずかに軸方向に
押圧しながら第1ロック板25を球状体37に当接させ
ると、第1ロック板25は押し下げられて円環状溝35
との嵌合状態が解除されるからそのまま先端筒7を中筒
5に押し込んで収納すればよい。先端筒7を回転させて
も中筒5は突起59がガイド溝65に嵌合しているか
ら、元筒3と一体化されて回転することはない。さら
に、先端筒7と中筒5とをそのまま押し込むと、先端筒
7の後端部に設けたガイドピン23が第2ガイド部材4
1のピン穴50に挿入し、さらに第2ロック板40の透
孔49に挿入して第2ロック板40をコイルバネ45に
抗して押し下げ、ガイドピン23の先端部がピン穴50
の後端部52に達したときにロック板の先端面は元筒3
の内周面と同一面となり、円環状溝63との嵌合状態は
解除されので、中筒5を元筒3内に摺動させて収納する
ことができる。
【0021】縮小状態においては、先端筒7の第1ロッ
ク板25はコイルバネ27によって中筒5の内周面を押
圧し、中筒5の第2ロック板40はコイルバネ45によ
って元筒3の内周面を押圧しているとともに、鉄片60
と永久磁石67による固定手段によって不用意な伸長が
防止される。
【0022】以上、この発明を警棒に実施した場合につ
いて説明したが、その応用範囲は警棒に限定されるもの
ではない。例えば、伸縮自在な杖やカメラの三脚、折り
畳み式の洋傘の杖等に応用することが可能である。ま
た、第2ロック機構におけるガイド部材にガイドピンを
設けることにより3段以上の伸縮棒とすることができ
る。その他用途に合わせて適宜変更することが可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る伸縮棒状体は、出没自在
に付勢してなるロック板を収納する棒状体の内面に設け
た円環状溝に嵌合させることによって伸長状態を維持す
るようにするとともに、前記ロック板を棒状体を回転さ
せるだけで円環状溝との嵌合状態を解除し押し込み可能
としたから操作が簡単であり、軸方向への押圧力に対し
ても係止力を有する。また、ロック板による面による係
止であるから優れた耐久性を有する。また、ワンタッチ
で棒状体を伸長しかつ縮小することができるから、保管
や携帯に便利なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の警棒を伸長した状態の外
観図である。
【図2】伸長状態にある警棒の一部を省略した断面図で
ある。
【図3】縮小状態にある警棒の一部を省略した断面図で
ある。要部断面図である。
【図4】第1ロック機構を示す説明用分解斜視図であ
る。
【図5】第1ロック機構におけるロック状態の解除を示
す説明用断面図である。
【図6】同じく第1ロック機構におけるロック状態の解
除を示す一部断面斜視図である。
【図7】第2ロック機構を示す説明用分解斜視図であ
る。
【図8】同じく第2ロック機構におけるロック状態の解
除を示す説明用断面図である。
【符号の説明】
1 警棒 3 元筒 5 中筒 7 先端筒 9 鍔 10 護身部 11 グリップ部 13 トップボール 15 携帯用バンド 17 第1ロック機構 19 第2ロック機構 20 第1ガイド部材 21 ネジ部 23 ガイドピン 25 第1ロック板 27 コイルバネ 29 ガイド穴 30 ガタ止め材 31 板バネ 33 樹脂板 34 段部 35 円環状溝 36 テーパー面 37 球状体 40 第2ロック板 41 第2ガイド部材 43 ネジ部 45 コイルバネ 47 ガイド穴 49 透孔 50 ピン穴 51 板バネ 52 ピン穴の後端部 53 樹脂板 55 ガタ止め材 57 溝 59 突起 60 鉄片 61 段部 62 テーパー面 63 円環状溝 65 ガイド溝 67 永久磁石 69 キャップ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1棒状体と前記第1棒状体
    を挿入する第2棒状体とからなり、第1棒状体には第2
    棒状体に挿入可能な第1ガイド部材を連結し、前記第1
    ガイド部材には、軸方向に直交して形成したガイド穴に
    出没自在に付勢されており、先端面が湾曲しながら一方
    側に傾斜するように形成されている第1ロック板を装着
    してなり、第2棒状体の端部近傍の内周面には前記第1
    ロック板の先端部を嵌合する円環状溝を設け、前記円環
    状溝の一部に溝の深さと同じ高さの突起を設け、ロック
    板の先端部が前記円環状溝に摺動自在に嵌合しており、
    前記ロック板の先端面が突起に当接して押し下げられた
    ときに円環状溝とロック板との嵌合状態が解除されて第
    1棒状体と第2棒状態とを摺動可能としたことを特徴と
    する伸縮棒状体。
  2. 【請求項2】 前記第1ガイド部材の外径は第1棒状体
    の外径よりも大きく形成し、第2棒状体の円環状溝より
    も先端側の内径を第1棒状体の外径とほぼ同じ大きさと
    することにより先端部にガイド部材が係止する段部を設
    け、前記円環状溝内の突起を球状体としたことを特徴と
    する請求項1記載の伸縮棒状体。
  3. 【請求項3】 前記第1ガイド部材の端面にガイドピン
    を軸方向に突設し、第2棒状体の円環状溝を設けた側と
    は反対側の端部に第3棒状体に挿入可能な第2ガイド部
    材を連結し、前記第2ガイド部材には軸方向に直交して
    形成したガイド穴に出没自在に付勢され第2ロック板を
    装着し、前記第2ロック板には前記ガイドピンが挿入可
    能な透孔を穿設し、前記第2ガイド部材には端面に開口
    し前記ガイド穴を貫通するピン穴を設け、前記第3棒状
    体は第2棒状体を挿入可能であり、内周面には前記第2
    ロック板の先端部を嵌合する円環状溝を設け、前記ガイ
    ドピンが後退してピン穴を通ってロック板の透孔に挿入
    することによって第2ロック板を押し下げて前記円環状
    溝との嵌合状態を解除して第2棒状体と第3棒状体とを
    摺動可能としたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の伸縮棒状体。
  4. 【請求項4】 前記第2ガイド部材の外径は第2棒状体
    の外径よりも大きく形成し、第3棒状体の円環状溝より
    も先端側の内径を第2棒状体の外径とほぼ同じ大きさと
    することにより先端部に第2ガイド部材が係止する段部
    を設け、前記第2ガイド部材の外周面に突起を設け、前
    記突起を第3棒状体の内面軸方向に設けたガイド溝に嵌
    合させてなることを特徴とする請求項3記載の伸縮棒状
    体。
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CN204805242U (zh) * 2015-06-24 2015-11-25 深圳市信毅科技有限公司 自拍拉伸管
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