JP6897538B2 - 中子の造型方法及び造型装置 - Google Patents

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Description

本発明は、中子の造型方法及び造型装置に関する。
一般的に、鋳造する際に用いられる中子は、樹脂や水ガラスなどのバインダー及び砂を含む原料を造型型に充填して造型される。ここで、特許文献1には、フランジ部、フランジ部の略中央から突出するガス抜きピン、及びフランジ部におけるガス抜きピンの根元部分に形成された開口部に挿入された押出ピンを備える中子の離型装置が開示されている。このような離型装置は、ガス抜きピンが造型型のキャビティーの内部に突出するように当該造型型に設けられ、キャビティーの内部に原料が充填された際に、ガス抜きピンの先端部は充填された原料の内部まで到達する。
特開平7−299544号公報
原料が硬化する際に当該原料の周面全域に外殻層が形成されるが、特許文献1の離型装置のガス抜きピンは、外殻層が形成される前段階から原料の内部に挿入されているため、外殻層が形成された際に当該外殻層の外部にガス抜きピンが配置されてしまい、外殻層で囲まれた部分(即ち、外殻層の内部)で発生するガスや水蒸気などの気体を良好に排出することが難しい。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、原料を硬化させる際に外殻層の内部で発生するガスや水蒸気などの気体を良好に排出することができる中子の造型方法及び造型装置を実現する。
本発明の一態様に係る中子の造型方法は、バインダーと砂とを含む原料から成る中子の造型方法であって、
造型型のキャビティーの内部に前記原料を充填する工程と、
前記原料を硬化させて外殻層を形成する工程と、
内部ピンが内部に挿入されて当該内部ピンで排気孔が閉塞された排気管の先端部を、前記造型型に設けられた開口部を介して、前記外殻層で囲まれた部分まで挿入する工程と、
前記内部ピンを移動させて前記排気孔を開放する工程と、
を備える。
これにより、原料が硬化して形成された外殻層の内部に排気管を挿入して、外殻層に開口部を形成し、当該開口部から排気管を介して、原料を硬化させる際に外殻層の内部で発生する気体を、造型型の外部に良好に排出することができる。
上述の中子の造型方法において、前記原料の周面全域に前記外殻層が形成された直後である当該外殻層の形成初期段階で、前記内部ピンで排気孔が閉塞された排気管の先端部を前記外殻層で囲まれた部分まで挿入することが好ましい。
これにより、原料の硬化が開始してから短時間で中子を脱型することができ、その結果、中子の造型サイクルを短縮することができる。
本発明の一態様に係る中子の造型装置は、バインダーと砂とを含む原料から成る中子の造型装置であって、
前記原料が充填される造型型と、
前記原料が硬化して形成された外殻層で囲まれた部分で発生する気体を排気する排気機構と、
を備え、
前記排気機構は、
前記造型型に形成された開口部を介して、先端部を前記造型型のキャビティーの内部に挿入及び当該キャビティーの外部に抜去可能な排気管と、
前記排気管の内部に形成された排気孔を開閉するために、前記排気管の内部で移動可能な内部ピンと、
を備える。
これにより、原料が硬化して形成された外殻層の内部に排気機構を挿入して、外殻層に開口部を形成し、当該開口部から排気機構を介して、原料を硬化させる際に外殻層の内部で発生する気体を、造型型の外部に良好に排出することができる。
本発明によれば、原料を硬化させる際に外殻層の内部で発生するガスや水蒸気などの気体を良好に排出することができる中子の造型方法及び造型装置を実現できる。
実施の形態の中子の造型装置を模式的に示す部分断面図である。 造型型のキャビティーの内部に充填された原料が硬化して外殻層が形成された初期段階を模式的に示す部分断面図である。 外殻層の内部に排気機構を挿入した状態を模式的に示す部分断面図である。 外殻層の内部で発生した気体を排気管から排気する様子を模式的に示す部分断面図である。 外殻層の内部で発生する気体を排気せずに中子を造型した場合での、外殻層の内部圧力と外殻層の強度との関係を示す図である。 本実施の形態の中子の造型方法で中子を造型した場合での、外殻層の内部圧力と外殻層の強度との関係を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
先ず、本実施の形態の中子の造型装置(以下、単に造型装置と省略する場合がある。)の構成を説明する。図1は、本実施の形態の中子の造型装置を模式的に示す部分断面図である。なお、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。
本実施の形態の造型装置1は、樹脂や水ガラスなどのバインダー及び砂を含む原料から中子を造型する際に好適に用いられ、図1に示すように、射出用シリンダー2、射出用ピストン3、造型型4及び排気機構5を備えている。ここで、造型する中子は、無機中子に限らず、有機中子でもよい。また、バインダーは、樹脂や水ガラスに限らず、一般的に用いられているバインダーを用いることができる。
射出用シリンダー2には、例えば、バインダーと砂とが混練された原料Mが投入される。射出用シリンダー2は、例えば、有底筒状体を基本形態としており、Z軸−側に配置された底部に開口部2aを備えている。そして、射出用シリンダー2は、開口部2aに接続された導出管2bを備えている。
射出用ピストン3は、図示を省略した第1の駆動源の駆動力に基づいて、射出用シリンダー2の内部でZ軸方向に移動可能であり、導出管2bを介して射出用シリンダー2の内部に投入された原料Mを造型型4に押し出す。
造型型4は、射出用シリンダー2に対してZ軸−側に配置されており、第1の型4a及び第2の型4bを備えている。そして、第1の型4aと第2の型4bとをY軸方向で相対的に近付けて閉じることで、内部にキャビティー4cが形成される。但し、造型型4の配置は、射出用シリンダー2からの原料Mの押し出し方向などに応じて、適宜、変更することができる。
つまり、第1の型4aに形成された凹部4dと第2の型4bに形成された凹部4eとをY軸方向に向かい合わせた状態で、第1の型4aと第2の型4bとを閉じると、第1の型4aの凹部4dと第2の型4bの凹部4eとでキャビティー4cが形成される。キャビティー4cは、造型される中子に対応する形状とされている。
造型型4は、キャビティー4cの内部に原料Mを充填するための第1の開口部4fを備えている。第1の開口部4fは、造型型4のZ軸+側の部分でZ軸方向に貫通するように形成されており、Z軸−側の端部がキャビティー4cに到達し、Z軸+側の端部が造型型4の外部に到達している。そして、第1の開口部4fは、射出用シリンダー2の導出管2bに接続されている。
これにより、射出用ピストン3で押し出された原料Mは、射出用シリンダー2の導出管2b及び第1の開口部4fを介してキャビティー4cの内部に充填される。なお、図1では、第1の型4aと第2の型4bとが閉じた状態で、第1の開口部4fは、第1の型4aと第2の型4bとを跨ぐように形成されているが、第1の型4aに形成されても、第2の型4bに形成されてもよい。
排気機構5は、詳細は後述するが、原料Mが硬化して形成された外殻層で囲まれた部分(即ち、外殻層の内部)で発生するガスや水蒸気などの気体を排気する。排気機構5は、排気管5a及び内部ピン5bを備えている。
排気管5aは、例えば、Y軸方向に延在しており、排気管5aのY軸−側の端部が第2の型4bにY軸方向に貫通するように形成された第2の開口部4gに挿入されている。排気管5aは、造型型4の第2の開口部4gのXZ断面形状と略等しい外形がY軸方向に連続する筒状体を基本形態としている。そして、排気管5aの内部におけるY軸−側の端部は、XZ断面積が絞られており、当該絞られた小径部分5cの内部が排気孔5dとされている。
このような排気管5aは、図示を省略した第2の駆動源の駆動力に基づいて排気管5aの軸方向(即ち、Y軸方向)に移動し、排気管5aのY軸−側の端部がキャビティー4cの内部に挿入可能で、且つキャビティー4cの外部に抜去可能である。なお、排気管5aの形状及び配置は、上述の限りでなく、造型型4のキャビティー4cに対して挿抜可能であればよく、造型型4に形成される第2の開口部4gの配置は、排気管5aの配置に応じて、適宜、変更される。
内部ピン5bは、排気管5aの排気孔5dを開閉する。内部ピン5bは、例えば、Y軸方向に延在する棒状体であり、排気管5aの排気孔5dのXZ断面形状と略等しいXZ断面形状がY軸方向に連続する。
このような内部ピン5bは、図示を省略した第3の駆動源の駆動力に基づいて排気管5aの内部で内部ピン5bの軸方向(即ち、Y軸方向)に移動する。なお、内部ピン5bの形状や配置は、排気管5aの排気孔5dのXZ断面形状や排気管5aの配置に応じて、適宜、変更される。
次に、上述の造型装置1を用いた中子の造型方法を説明する。ここで、図2は、造型型のキャビティーの内部に充填された原料が硬化して外殻層が形成された初期段階を模式的に示す部分断面図である。図3は、外殻層の内部に排気機構を挿入した状態を模式的に示す部分断面図である。図4は、外殻層の内部で発生した気体を排気管から排気する様子を模式的に示す部分断面図である。なお、図2乃至図4では、図を簡略化するために、射出用シリンダー2及び射出用ピストン3などを省略している。
初期状態としては、第1の型4aと第2の型4bとは、閉じた状態とされ、排気管5aにおけるY軸−側の端面及び内部ピン5bにおけるY軸−側の端面は、第2の型4bの凹部4eと略面一となるように配置されている。つまり、この状態では、排気管5aの排気孔5dは、内部ピン5bによって塞がれている。また、第2の型4bの第2の開口部4gは、排気管5a及び内部ピン5bによって塞がれている。
このような状態で、射出用ピストン3をZ軸−方向に移動させて原料Mを射出用シリンダー2から押し出し、当該原料Mを導出管2b及び第1の開口部4fを介してキャビティー4cの内部に充填する。
そして、第1の型4a及び第2の型4bを加熱すると、図2に示すように、原料Mの周面に外殻層Cが形成される。その後、外殻層Cは、原料Mの周面全域に形成される。このとき、外殻層Cの内部における原料Mの未硬化部分で、ガスや水蒸気などの気体が発生し、発生した気体は、外殻層Cの内部に閉じ込められる。そのため、外殻層Cの内部圧力が上昇する。
ちなみに、図2乃至図4では、外殻層Cと原料Mの未硬化部分との境界を一点鎖線で示しているが、実際には、外殻層Cと原料Mの未硬化部分との境界は、明確に現れず、大凡、充填された原料Mの内部から外部に向かうに従って当該原料Mの未硬化部分に対する外殻層Cの容積比が多くなる。
次に、原料Mの周面全域に外殻層Cが形成された直後である当該外殻層Cの形成初期段階で、図3に示すように、排気管5a及び内部ピン5bをY軸−方向に、つまり、内部ピン5bで排気孔5dが塞がれた状態の排気管5aをY軸−方向に移動させて、排気管5a及び内部ピン5bのY軸−側の端部を外殻層Cの内部まで挿入する。これにより、外殻層Cに開口部が形成される。
次に、図4に示すように、内部ピン5bをY軸+方向に移動させて排気管5aの排気孔5dを開放する。これにより、外殻層Cの内部で発生した気体は、排気管5aから造型型4の外部に排気される。このとき、排気管5aの排気孔5dから内部ピン5bを抜去させた際に、排気管5aの排気孔5dを介して当該排気管5aにおける小径部分5cに対して内部が拡径された大径部分5eの内周面と内部ピン5bの周面との隙間から気体を良好に排気することができる。
その後、原料Mの硬化が進むと、中子の造型が終了する。ちなみに、第1の型4aと第2の型4bとをY軸方向で相対的に離間させると、造型された中子を脱型することができる。
このように本実施の形態の中子の造型方法及び造型装置1は、原料Mが硬化して形成された外殻層Cの内部に排気機構5を挿入して、外殻層Cに開口部を形成し、当該開口部から排気機構5を介して、原料Mを硬化させる際に外殻層Cの内部で発生する気体を、造型型4の外部に良好に排出することができる。
また、本実施の形態では、初期状態において、排気管5aにおけるY軸−側の端面及び内部ピン5bにおけるY軸−側の端面を、第2の型4bの凹部4eと略面一となるように配置するので、外殻層Cが第2の型4bの凹部4eに沿って形成され、第2の型4bに対する排気管5a及び内部ピン5bの移動量が少なくて済む。そのため、造型装置1の小型化に寄与できる。
しかも、排気管5aの排気孔5dを内部ピン5bで閉塞した状態で、排気機構5を外殻層Cの内部に挿入するので、排気管5aの排気孔5dに原料Mが詰まることを抑制できる。
ここで、外殻層Cの内部圧力が外殻層Cの強度より高い場合、造型された中子を脱型すると、中子が変形する。そのため、外殻層Cの内部圧力が外殻層Cの強度より低くならないと、造型された中子を脱型することはできない。
図5は、外殻層の内部で発生する気体を排気せずに中子を造型した場合での、外殻層の内部圧力と外殻層の強度との関係を示す図である。図6は、本実施の形態の中子の造型方法で中子を造型した場合での、外殻層の内部圧力と外殻層の強度との関係を示す図である。
なお、図5及び図6では、外殻層の内部圧力を破線で示し、外殻層の強度を実線で示している。また、図5及び図6では、脱型した際に中子が変形する、原料Mの硬化が開始してからの時間と、脱型した際に中子が略変形しない(即ち、良品を得ることができる)、原料Mの硬化が開始してからの時間と、の境界を一点鎖線で示している。
外殻層Cの内部で発生する気体を排気せずに中子を造型する場合、図5に示すように、原料Mの硬化時間が経過して外殻層Cが形成されるのに伴って、外殻層Cの内部圧力が上昇し、その後、外殻層Cの微小隙間から当該外殻層Cの内部で発生する気体が漏れ、外殻層Cの内部圧力が低下する。一方、原料Mの硬化時間の増加に伴って、外殻層Cの厚さが増して当該外殻層Cの強度は上昇する。このとき、外殻層Cの内部で発生する気体が当該外殻層Cの微小隙間から漏れる量は、微量であるため、外殻層Cの強度の上昇を待ってから、中子を脱型する必要がある。
一方、本実施の形態の中子の造型方法で中子を造型する場合、図6に示すように、原料Mの硬化時間が経過して外殻層Cが形成されるのに伴って、外殻層Cの内部圧力が上昇するが、外殻層Cの形成初期段階で、外殻層Cの内部に排気機構5を挿入するため、外殻層Cの内部で発生する気体の排気を当該外殻層Cが形成されてから早い段階で開始することができる。
そのため、本実施の形態の中子の造型方法で中子を造型する場合、外殻層Cの内部で発生する気体を排気せずに中子を造型する場合に比べて、原料Mの硬化が開始してから短時間で、外殻層Cの内部圧力を当該外殻層Cの強度より小さくすることができる。これにより、本実施の形態の中子の造型方法で中子を造型する場合、外殻層Cの内部で発生する気体を排気せずに中子を造型する場合に比べて、原料Mの硬化が開始してから短時間で中子を脱型することができ、その結果、中子の造型サイクルを短縮することができる。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施の形態では、外殻層Cの形成初期段階で、外殻層Cの内部に排気管5a及び内部ピン5bを挿入しているが、原料Mの周面の略全域に外殻層Cが形成された後であれば、外殻層Cの内部に排気管5a及び内部ピン5bを挿入するタイミングは、特に限定されない。
上記実施の形態では、内部ピン5bを移動させて排気管5aの大径部分5eの内周面と当該内部ピン5bの周面との隙間から気体を排気しているが、排気管5aから内部ピン5bを抜去して気体を排気してもよい。
1 中子の造型装置
2 射出用シリンダー、2a 開口部、2b 導出管
3 射出用ピストン
4 造型型
4a 第1の型、4d 凹部
4b 第2の型、4e 凹部
4c キャビティー
4f 第1の開口部
4g 第2の開口部
5 排気機構
5a 排気管、5c 小径部分、5d 排気孔、5e 大径部分
5b 内部ピン
C 外殻層
M 原料

Claims (3)

  1. バインダーと砂とを含む原料から成る中子の造型方法であって、
    造型型のキャビティーの内部に前記原料を充填する工程と、
    前記原料を硬化させて外殻層を形成する工程と、
    内部ピンが内部に挿入されて当該内部ピンで排気孔が閉塞された排気管の先端部を、前記造型型に設けられた開口部を介して、前記外殻層で囲まれた部分まで挿入する工程と、
    前記内部ピンを移動させて前記排気孔を開放する工程と、
    を備える、中子の造型方法。
  2. 前記原料の周面全域に前記外殻層が形成された直後である当該外殻層の形成初期段階で、前記内部ピンで排気孔が閉塞された排気管の先端部を前記外殻層で囲まれた部分まで挿入する、請求項1に記載の中子の造型方法。
  3. バインダーと砂とを含む原料から成る中子の造型装置であって、
    前記原料が充填される造型型と、
    前記原料が硬化して形成された外殻層で囲まれた部分で発生する気体を排気する排気機構と、
    を備え、
    前記排気機構は、
    前記造型型に形成された開口部を介して、先端部を前記造型型のキャビティーの内部に挿入及び当該キャビティーの外部に抜去可能な排気管と、
    前記排気管の内部に形成された排気孔を開閉するために、前記排気管の内部で移動可能な内部ピンと、
    を備える、中子の造型装置。
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