JPS582524Y2 - シエル中子の離型装置 - Google Patents
シエル中子の離型装置Info
- Publication number
- JPS582524Y2 JPS582524Y2 JP1011281U JP1011281U JPS582524Y2 JP S582524 Y2 JPS582524 Y2 JP S582524Y2 JP 1011281 U JP1011281 U JP 1011281U JP 1011281 U JP1011281 U JP 1011281U JP S582524 Y2 JPS582524 Y2 JP S582524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eject
- shell core
- pin
- mold
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シェル中子を金型から離型する離型装置に関
するものである。
するものである。
従来より、シェル中子の成型に際しては、鋳造時中子内
に発生するガスを抜くためのガス抜き孔をガス抜きピン
によって形成するようにしている。
に発生するガスを抜くためのガス抜き孔をガス抜きピン
によって形成するようにしている。
ところで、ガス抜きピンをエジェクトピンに一体に取付
けるものがあるが、このような場合成型したシェル中子
を金型から離型したのちに、ガス抜きピンをシェル中子
から引き抜くため、ガス抜きピンの引き抜きに際して、
ガス抜きピンとシェル中子との縁切り（型離れ）が５１
く行なわれず、シェル中子が破損するといった問題があ
った。
けるものがあるが、このような場合成型したシェル中子
を金型から離型したのちに、ガス抜きピンをシェル中子
から引き抜くため、ガス抜きピンの引き抜きに際して、
ガス抜きピンとシェル中子との縁切り（型離れ）が５１
く行なわれず、シェル中子が破損するといった問題があ
った。
ピン引抜用に別にシリンダを設ければ解決できるが装置
が複雑になる。
が複雑になる。
本考案は、かかる問題に着目してなされたものであって
、シェル中子の離型前にガス抜きピンを引き抜（ために
、エジェクトピンを作動させるシリンダのエジェクト前
のストロークを利用するようにしたシェル中子の離型装
置を提供することを目的としている。
、シェル中子の離型前にガス抜きピンを引き抜（ために
、エジェクトピンを作動させるシリンダのエジェクト前
のストロークを利用するようにしたシェル中子の離型装
置を提供することを目的としている。
このため、本考案においては、シェル中子を離型させる
エジェクトピンを作動する押圧プレートに、エジェクト
ピンに先立って回動部材を係当させ、この回動部材の回
動によりガス抜きピンを抜くようにしたことを基本的な
特徴としている。
エジェクトピンを作動する押圧プレートに、エジェクト
ピンに先立って回動部材を係当させ、この回動部材の回
動によりガス抜きピンを抜くようにしたことを基本的な
特徴としている。
以下、より具体的に図示の実施例に基づいて本考案を説
明する。
明する。
第１図において、１は上、下一対の金型２，３とからな
る水平割金型、４は下型３を位置決めして支持する金型
支持台、５はシェル中子７から上型を離すとき上型２に
設けたブローロ２ａ、２ａを押圧する押圧ピン６．６を
支持する支持プレート、８は成型したシェル中子γを下
方から押上げて下型３から離型させる多数のエジェクト
ピン９゜−・、９を支持したエジェクトプレート、１０
は常時はエジェクトプレート８の下方に待機し、離型に
際して作動シリンダ１１の駆動により、金型支持台４に
下向きに支持したガイドシリンダ１２゜１２に嵌合する
ガイドロッド１３，１３により上下方向に昇降自在に案
内されたエジェクトプレート８を持上げる押上げプレー
トである。
る水平割金型、４は下型３を位置決めして支持する金型
支持台、５はシェル中子７から上型を離すとき上型２に
設けたブローロ２ａ、２ａを押圧する押圧ピン６．６を
支持する支持プレート、８は成型したシェル中子γを下
方から押上げて下型３から離型させる多数のエジェクト
ピン９゜−・、９を支持したエジェクトプレート、１０
は常時はエジェクトプレート８の下方に待機し、離型に
際して作動シリンダ１１の駆動により、金型支持台４に
下向きに支持したガイドシリンダ１２゜１２に嵌合する
ガイドロッド１３，１３により上下方向に昇降自在に案
内されたエジェクトプレート８を持上げる押上げプレー
トである。
第２図により明瞭に図示するように、エジェクトピン９
に同軸に嵌合するガス抜きピン１５を設け、このガス抜
きピン１５をエジェクトプレート８を貫通させて、エジ
ェクトプレート８の下面８ａと、エジェクトプレート８
の押上げプレート１０との当接面８ｂとのほぼ中間に１
で突出させ、その最下端にはガス抜きピン１５より大径
の係合部１６を設げて、回動部材１１の一端を係合させ
る。
に同軸に嵌合するガス抜きピン１５を設け、このガス抜
きピン１５をエジェクトプレート８を貫通させて、エジ
ェクトプレート８の下面８ａと、エジェクトプレート８
の押上げプレート１０との当接面８ｂとのほぼ中間に１
で突出させ、その最下端にはガス抜きピン１５より大径
の係合部１６を設げて、回動部材１１の一端を係合させ
る。
この回動部材１７は、エジェクトプレート８の下部に水
平に支持された支軸１８の廻りに垂直面内において回動
自在に中間部が支持され、一端にはガス抜きピン１５に
嵌合して水平方向に相対変位可能な長溝１９を設げた係
合部２０が設けられ、一方、他端には、エジェクトプレ
ート８の下面に下向きに支持した支持ピン２１に巻装し
たコイルスプリング２２の下端を受合うバネ受げ２３が
設けられている。
平に支持された支軸１８の廻りに垂直面内において回動
自在に中間部が支持され、一端にはガス抜きピン１５に
嵌合して水平方向に相対変位可能な長溝１９を設げた係
合部２０が設けられ、一方、他端には、エジェクトプレ
ート８の下面に下向きに支持した支持ピン２１に巻装し
たコイルスプリング２２の下端を受合うバネ受げ２３が
設けられている。
上記コイルスプリング２２は、その自然状態において、
バネ受げ２３の下部に形成した突部２４がエジェクトプ
レート８の押上げプレート１０との当接面８ｂより下方
に突出した状態に回動部材１γを保持する。
バネ受げ２３の下部に形成した突部２４がエジェクトプ
レート８の押上げプレート１０との当接面８ｂより下方
に突出した状態に回動部材１γを保持する。
したがって、成型したシェル中子７を上型２を上方に持
上げた状態で下型３から離型させるべく作動シリンダ１
１により押上げプレート１０を上昇させる際、回動部材
１γの上記突部２４が、エジェクトプレート８に先立っ
て押上げプレート１０に当接し、コイルスプリング２２
のバネ力に抗して回動部材１Ｔは、第２図の反時針方向
に支軸１８の廻りで回動し、その際、回動部材１１は、
ガス抜きピン１５の下端に係合する係合部２０によって
ガス抜きピン１５を垂直下向きに一定量弓き下げ、シェ
ル中子７を下型３に保持した状態の１１でガス抜きピン
１５の引き抜きも行なう。
上げた状態で下型３から離型させるべく作動シリンダ１
１により押上げプレート１０を上昇させる際、回動部材
１γの上記突部２４が、エジェクトプレート８に先立っ
て押上げプレート１０に当接し、コイルスプリング２２
のバネ力に抗して回動部材１Ｔは、第２図の反時針方向
に支軸１８の廻りで回動し、その際、回動部材１１は、
ガス抜きピン１５の下端に係合する係合部２０によって
ガス抜きピン１５を垂直下向きに一定量弓き下げ、シェ
ル中子７を下型３に保持した状態の１１でガス抜きピン
１５の引き抜きも行なう。
そして、押上げプレート１０をさらに押上げて行くと、
押上げプレート１０はエジェクトプレート８の当接面８
ｂに当接し、エジェクトプレート８全体を持上げ、多数
のエジェクトピン９．・−・。
押上げプレート１０はエジェクトプレート８の当接面８
ｂに当接し、エジェクトプレート８全体を持上げ、多数
のエジェクトピン９．・−・。
９により、シェル中子γを下型３から平行に持上げて、
離型を行なう。
離型を行なう。
以上の実施例では、ガス抜きピン１５をエジェクトピン
９内を貫通させて設けたが、貫通させずにエジェクトピ
ン９に並列に設けてもよい。
９内を貫通させて設けたが、貫通させずにエジェクトピ
ン９に並列に設けてもよい。
また、上記実施例では、エジェクトプレート８を押上げ
プレート１０で押上げるようにしたが、エジェクトピン
９を押上げプレートで直接押上げるようにしてもよい。
プレート１０で押上げるようにしたが、エジェクトピン
９を押上げプレートで直接押上げるようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、下型３側にエジェクトピン９
、ガス抜きピン１５を設けたが、上型２側にこれらのピ
ンを設けるようにしてもよい。
、ガス抜きピン１５を設けたが、上型２側にこれらのピ
ンを設けるようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案においては、一
端がガス抜きピンに係合する回動部材の他端をエジェク
トピンの先端よりも押圧プレートに近づけて臨１せて配
置したので、押圧プレートの作動のみで、エジェクトピ
ンのエジェクト動作に先立って金型にシェル中子を保持
した状態でガス抜きピンの引き抜きを行なうことができ
、ガス抜きピンの縁切り（型離れ）時にシェル中子が破
損するといった不具合を確実に防止することができ離型
作業をより簡単化できる。
端がガス抜きピンに係合する回動部材の他端をエジェク
トピンの先端よりも押圧プレートに近づけて臨１せて配
置したので、押圧プレートの作動のみで、エジェクトピ
ンのエジェクト動作に先立って金型にシェル中子を保持
した状態でガス抜きピンの引き抜きを行なうことができ
、ガス抜きピンの縁切り（型離れ）時にシェル中子が破
損するといった不具合を確実に防止することができ離型
作業をより簡単化できる。
第１図は本考案の一実施例に係るシェル中子の離型装置
の全体概略説明図、第２図は回動部材の詳細を示す要部
拡大図である。 ２．３・・・上・下型、７・・・シェル中子、８・・・
エジェクトプレート、９・・・エジェクトピン １０・
・・押上げプレート、１１・・・作動用シリンダ、１５
・・・ガス抜きピン １γ・・・回動部材、２２・・・
コイルスプリング。
の全体概略説明図、第２図は回動部材の詳細を示す要部
拡大図である。 ２．３・・・上・下型、７・・・シェル中子、８・・・
エジェクトプレート、９・・・エジェクトピン １０・
・・押上げプレート、１１・・・作動用シリンダ、１５
・・・ガス抜きピン １γ・・・回動部材、２２・・・
コイルスプリング。
Claims (3)
- （１）金型からシェル中子を離型する複数のエジェクト
ピンと、エジェクトピンと平行に設けられ、シェル中子
にガス抜き孔を形成するガス抜きピント、エジェクトピ
ンをエジェクト方向に押圧する抑圧プレートと、押圧プ
レート作動用シリンダと、一端部分がガス抜きピンに係
合され、他端部分かエジェクトピンの先端よりも押圧プ
レートに近接して配置された回動部材と、回動部材の他
端部分が押圧プレートに近接するように付勢するスプリ
ングとからなり、押圧プレートの作動ストロークを利用
して回動部材を回動させることにより、シェル中子の離
型前にガス抜きピンを後退させることを特徴とするシェ
ル中子の離型装置。 - （２）実用新案登録請求の範囲第（１）項記載のシェル
中子の離型装置において、金型が水平割金型であり、上
型側からブローを行ないシェル中子を下型に残すように
する一方、エジェクトピンをエジェクトプレートに支持
し、このエジェクトプレートに回動部材を取付けたこと
を特徴とするシェル中子の離型装置。 - （３）実用新案登録請求の範囲第（１）項又は第（２）
項記載のシェル中子の離型装置において、エジェクトピ
ン内にガス抜きピンを貫通させて配置したことを特徴と
するシェル中子の離型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1011281U JPS582524Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 | シエル中子の離型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1011281U JPS582524Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 | シエル中子の離型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57122747U JPS57122747U (ja) | 1982-07-30 |
| JPS582524Y2 true JPS582524Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=29808297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1011281U Expired JPS582524Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 | シエル中子の離型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582524Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5985648U (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-09 | 株式会社豊田自動織機製作所 | ガス抜穴あけ装置 |
| CN102554121A (zh) * | 2012-02-17 | 2012-07-11 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种用于制作砂芯的芯盒 |
| JP6897538B2 (ja) * | 2017-12-14 | 2021-06-30 | トヨタ自動車株式会社 | 中子の造型方法及び造型装置 |
-
1981
- 1981-01-26 JP JP1011281U patent/JPS582524Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57122747U (ja) | 1982-07-30 |
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