JP6897148B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置に関して、たとえば、特開2009−54066号公報(特許文献1)には、利便性を高くすることを目的とした、画像形成装置が開示されている。
特許文献1に開示された画像形成装置においては、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能およびスキャナ機能などの複数の機能を備えた複合機(MFP:Multifunctional Peripherals)に、ノートパソコンやモバイルパソコンなどの持ち運び可能な端末装置を格納可能な格納部が設けられている。格納部は、複合機の側部に形成された開閉扉により開閉される。
特開2009−54066号公報
画像形成装置は、消耗品の交換、紙詰まりの解消などを目的として開放される扉を有している。また画像形成装置では、画像形成動作の実行により、装置の内部においてトナー粉末および紙粉などの異物が発生する。扉を開放するときに異物が外部に飛散すると、画像形成装置の周辺の環境に影響を及ぼす可能性がある。
本開示では、装置の内部で発生する異物の影響を低減できる、画像形成装置が提供される。
本開示に従うと、画像形成部と第1の扉とを備える画像形成装置が提供される。画像形成部は、用紙に画像を形成する。第1の扉は、画像形成部の画像形成動作の実行により消耗する消耗品の交換のために開閉される。画像形成装置は、画像形成部よりも下方に配置されたサーバーと、サーバーを出し入れするために開閉される第2の扉とをさらに備えている。第1の扉と第2の扉とは、画像形成装置の異なる側面に設けられ、第1の扉は、画像形成装置の前側面に設けられている。
上記の画像形成装置は、ジャム発生時に紙詰まり用紙を取り除くために開閉される第3の扉をさらに備えている。第2の扉と第3の扉とは、画像形成装置の異なる側面に設けられている。
上記の画像形成装置において、第1の扉と第3の扉とは、画像形成装置の異なる側面に設けられている。
上記の画像形成装置において、画像形成部は、用紙を上下方向に搬送する。第3の扉は、上下方向に搬送される用紙の搬送経路を開放可能である。
上記の画像形成装置は、画像形成部とサーバーとを電気的に接続する配線と、配線の接続および取り外し作業のために開閉される第4の扉とをさらに備えている。
上記の画像形成装置において、サーバーは、配線が接続される端子を有している。端子は、第2の扉よりも第4の扉に近く配置されている。
上記の画像形成装置において、第4の扉は、第2の扉の設けられる画像形成装置の側面と反対側の側面に設けられている。
上記の画像形成装置において、第1の扉は、画像形成装置の前側面に設けられている。
上記の画像形成装置は、画像形成部に電力を供給する第1電力供給部と、サーバーに電力を供給する第2電力供給部とをさらに備えている。
上記の画像形成装置において、第2の扉は、第2の扉の下縁部を中心として回動して開閉する。
上記の画像形成装置は、サーバーを収容する収容部と、収容部をスライド移動可能に支持するレール部とをさらに備えている。
本開示に係る画像形成装置によれば、装置の内部で発生する異物の影響を低減することができる。
実施の形態1における画像形成装置の外観を模式的に示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置を異なる角度から見た斜視図である。 画像形成装置の内部構造を示す模式図である。 サーバー装置の扉を開放した状態を示す斜視図である。 実施の形態2におけるサーバー装置を側方から見た模式図である。 サーバーを収容する箱をキャビネットの外部へスライド移動した状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて、実施の形態における画像形成装置について説明する。以下に示す実施の形態において、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して、重複した説明は繰り返さない。以下で説明される実施の形態の各構成は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における画像形成装置100の外観を模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示す画像形成装置100を異なる角度から見た斜視図である。
画像形成装置100は、天面41と、前側面42と、右側面43と、左側面44と、後側面45と、底面46とを有しており、これらの面が画像形成装置100の外観を成している。画像形成装置100は、全体として、略直方体形状を有している。前側面42、右側面43、左側面44および後側面45は、側方に向いて配置されている。
前側面42は、画像形成装置100を使用する作業者が通常立つことになる、画像形成装置100の正面側を向いている。前側面42には、タッチパネル70が設けられている。タッチパネル70は、前側面42の一部を構成している。タッチパネル70は、タッチセンサと一体化した表示部によって構成されている。作業者は、タッチパネル70を操作することにより、画像形成装置100を用いて印刷または画像読取などの各種の作業を行なう。
後側面45は、前側面42の裏側に配置されており、画像形成装置100の背面側を向いている。右側面43および左側面44は、前側面42および後側面45の間で延在している。左側面44は、右側面43の裏側に配置されている。
天面41は、鉛直上方向を向いて配置されている。底面46は、天面41の裏側に配置されており、鉛直下方向を向いて配置されている。底面46は、画像形成装置100を設置する床面200(図3)に向いて配置されている。天面41は、略平面状の形状を有している。作業者は、天面41を作業テーブルとして使用して、簡易的な作業を行なうことが可能である。
図3は、画像形成装置100の内部構造を示す模式図である。図1〜3に示すように、画像形成装置100は、画像形成部10と、サーバー装置30とを備えている。画像形成部10とサーバー装置30とは一体化されており、本実施の形態では、サーバー装置30は画像形成部10よりも下方に配置されている。画像形成部10が画像形成装置100における上段に設けられ、サーバー装置30が画像形成装置100における下段に設けられている。
画像形成部10は、記録媒体としての用紙26に画像を形成する。画像形成部10は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能およびスキャナ機能などの複数の機能を備えた複合機(MFP)である。
画像形成部10は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kと、中間転写ベルト21と、二次転写ローラー22と、定着装置23と、排紙トレイ24と、給紙トレイ25(25P,25Q)と、画像読取部28とを有している。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、各々、感光体(像担持体)12、帯電装置13、露光装置14、現像装置15、一次転写ローラー16およびクリーニングブレード17を有している。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、これらの装置を用いて、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色を有するトナー像を中間転写ベルト21の表面に形成する。
各色のトナー像は、中間転写ベルト21の表面上で重ね合わされる。その後、中間転写ベルト21は、中間転写ベルト21と二次転写ローラー22との間の二次転写部に、カラートナー像を搬送する。
給紙トレイ25は、用紙26を格納する格納部として設けられている。給紙トレイ25には、複数枚の用紙26が格納されている。典型的には、給紙トレイ25Pと給紙トレイ25Qとには、寸法の異なる用紙26が格納されている。給紙トレイ25は、画像形成部10における最下部に配置されている。給紙トレイ25Pと給紙トレイ25Qとは、上下に並んで設けられている。
給紙トレイ25は、前側面42において開閉可能に構成されている。より具体的には、給紙トレイ25は、閉状態から、前側面42より手前側に引き出されることによって開状態とされる。その開状態において、給紙トレイ25に用紙26が補給される。
上下2段の給紙トレイ25(給紙トレイ25P,25Q)が設けられる構成に替えて、1段の給紙トレイ25が設けられてもよく、3段以上の給紙トレイ25が設けられてもよい。
画像読取部28は、画像形成部10における最上部に配置されている。画像読取部28において、原稿の画像が読み取られる。画像読取部28は、自動原稿送り装置によって搬送される原稿の画像を読み取る。また画像読取部28は、原稿読取台上に載せ置かれた原稿の画像を読み取る。
画像形成部10は、画像読取部28において読み取られた原稿の画像を形成する。給紙トレイ25に収容された用紙26は、各種の回転ローラーにより、中間転写ベルト21と二次転写ローラー22との間の二次転写部に搬送される。中間転写ベルト21に担持されているカラートナー像は、二次転写部において用紙26の表面に転写される。その後用紙26は、定着装置23に搬送される。定着装置23において、カラートナー像が、用紙26の表面に定着される。以上の工程により画像が形成された用紙26は、排紙トレイ24に排出される。
給紙トレイ25から二次転写部を経由して定着装置23へ搬送される用紙26の搬送経路26Rは、図3に示すように、鉛直方向に延びている。画像形成部10は、給紙トレイ25から定着装置23に至るまで、用紙26を上下方向に搬送する。
サーバー装置30は、キャビネット31と、サーバー32とを有している。キャビネット31は、内部空間を形成する筐体形状を有し、その内部空間にサーバー32が収容されている。キャビネット31は、画像形成装置100の一部(下部)の外観を成している。サーバー32は、画像形成部10よりも下方に配置されている。キャビネット31は、画像形成部10のケーシングとは別筐体として設けられている。
キャビネット31(サーバー装置30)は、給紙トレイ25(25Q)の直下に設けられている。給紙トレイ25は、鉛直方向において、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kとキャビネット31(サーバー装置30)との間に設けられている。
サーバー32は、データベースサーバー、Webサーバー、アプリケーションサーバー、および、FTPサーバー(ファイルサーバー)などの、複数のサーバー機能を有するハードウェアである。サーバー32は、ネットワークインターフェイスを介して、外部ネットワークに接続可能に構成されている。またサーバー32は、端子37を有している。端子37には配線38の一端が接続されている。配線38の他端は、画像形成部10に設けられた端子27に接続されている。配線38は、画像形成部10とサーバー32とを電気的に接続している。サーバー32は、配線38を通じて、画像形成部10と交互にデータを送信および受信が可能なように構成されている。
画像形成装置100は、画像形成部10に電力を供給するための第1電力供給部29と、サーバー32に電力を供給するための第2電力供給部39とをさらに備えている。第1電力供給部29および第2電力供給部39は、たとえば、電源コードから構成されている。
第1電力供給部29および第2電力供給部39は、互いに独立して設けられている。商用電源などからの電力が、第1電力供給部29を通じて画像形成部10に供給される。商用電源などからの電力が、第2電力供給部39を介してサーバー32に供給される。このような構成により、画像形成部10への電力供給の有無に関わらず、外部ネットワークに接続されたサーバー32を稼働させることができる。
画像形成装置100は、複数のキャスター60をさらに備えている。キャスター60は、画像形成装置100の全体重量を支えるとともに、画像形成装置100を走行可能としている。キャスター60は、画像形成装置100の走行方向に応じて自在に旋回可能な車輪を有している。典型的には、4つのキャスター60が、底面46の四隅に配置されている。
キャスター60は、画像形成装置100における最下部に設けられている。キャスター60は、底面46に設けられている。キャスター60は、底面46から下方へ突出している。キャスター60が設けられているために、図3に示すように、画像形成装置100の底面46は、床面200から離れた位置に配置されている。画像形成装置100の底面46と床面200との間に、隙間が形成されている。
画像形成装置100は、第1の扉51と、第2の扉52と、第3の扉53と、第4の扉54とをさらに備えている。
第1の扉51は、画像形成部10の画像形成動作の実行により消耗する消耗品、たとえばトナーカートリッジの交換のために、開閉される。第1の扉51は、画像形成装置100の前側面42、より詳細には画像形成部10における前側面42に設けられている。第2の扉52は、キャビネット31にサーバー32を出し入れするために、開閉される。第2の扉52は、画像形成装置100の右側面43、より詳細にはサーバー装置30における右側面43に設けられている。
第3の扉53は、画像形成部10においてジャムが発生したときに、紙詰まり用紙を取り除くために、開閉される。第3の扉53は、画像形成装置100の左側面44、より詳細には画像形成部10における左側面44に設けられている。図3に示すように、第3の扉53を開くことにより、用紙26の搬送経路26Rを開放可能である。第4の扉54は、配線38の端子27,37への接続および取り外し作業のために、開閉される。第4の扉54は、画像形成装置100の左側面44、より詳細にはサーバー装置30における左側面44に設けられている。
第1の扉51と第2の扉52とは、画像形成装置100の異なる側面(前側面42および右側面43)に設けられている。第2の扉52と第3の扉53とは、画像形成装置100の異なる側面(右側面43および左側面44)に設けられている。第1の扉51と第3の扉53とは、画像形成装置100の異なる側面(前側面42および左側面44)に設けられている。第3の扉53と第4の扉54とは、画像形成装置100の同じ側面(左側面44)に設けられている。
第2の扉52と第4の扉54とは、画像形成装置100の反対側の側面に設けられている。第4の扉54は、第2の扉52の設けられる右側面43と反対側の左側面44に設けられている。サーバー32に設けられた端子37は、第2の扉52よりも第4の扉54に近く配置されている。第4の扉54は、第2の扉52よりも寸法が小さく形成されていてもよい。第4の扉54は、サーバー32が出し入れできる寸法に形成される必要はなく、作業者が第4の扉54を通じてキャビネット31の内部に手を差し込める寸法に形成されていればよい。
第2の扉52の下縁部に、第2の扉52の回転中心となる回転軸52Aが設けられている。回転軸52Aは、水平方向、より具体的には画像形成装置100の前後方向に延びている。第2の扉52は、下縁部に設けられた回転軸52Aを中心として回動して開閉する。回転軸52Aはヒンジ軸であってもよく、このヒンジ軸を中心として回動する一対の板部材の一方がキャビネット31に固定され、他方が第2の扉52に固定された構成としてもよい。
図4は、サーバー装置30の扉(第2の扉52)を開放した状態を示す斜視図である。図4に示すように、キャビネット31には、開口55が形成されている。図1〜3を併せて参照して、開口55は、画像形成装置100の右側面43に開口している。
第2の扉52が閉じられると、開口55が閉じられ、キャビネット31の内部空間が閉空間になる。第2の扉52が開けられると、開口55が開放され、キャビネット31の内部空間が開放される。第2の扉52が開けられた状態で、図4に示すように、サーバー32をキャビネット31から取り出したり、サーバー32をキャビネット31内へ収容したりする作業が行なわれる。
本実施の形態の特徴的な構成および作用効果についてまとめて記載すると、以下の通りである。
図1〜3に示すように、画像形成部10の画像形成動作の実行により消耗する消耗品の交換のために開閉される第1の扉51は、前側面42に設けられている。キャビネット31へサーバー32を出し入れするために開閉される第2の扉52は、右側面43に設けられている。第1の扉51と第2の扉52とは、画像形成装置100の異なる側面に設けられている。第1の扉51を開放しても、第2の扉52を開けて行なうサーバー32の出し入れ作業の妨げとなることがない。第2の扉52を開放しても、第1の扉51を開けて行なう消耗品の交換作業の妨げとなることがない。これにより、画像形成部10のメンテナンス作業と、サーバー装置30のメンテナンス作業とを、同時に行なうことができる。
画像形成部10では、画像形成動作の実行により、その内部においてトナー粉末および紙粉などの異物が発生する。本実施の形態では、第1の扉51と第2の扉52とが画像形成装置100の異なる側面に設けられているので、第1の扉51を開放するときに異物が外部に飛散したとしても、サーバー32へ異物が飛来することを抑制できる。したがって、画像形成部10とサーバー装置30とを同時にメンテナンスする場合であっても、異物の落下の影響でサーバー32に不具合が発生する事態を低減することができる。
また図2,3に示すように、ジャム発生時に紙詰まり用紙を取り除くために開閉される第3の扉53は、左側面44に設けられている。第2の扉52と第3の扉53とは、画像形成装置100の異なる側面に設けられている。第3の扉53を開放しても、第2の扉52を開けて行なうサーバー32の出し入れ作業の妨げとなることがない。第2の扉52を開放しても、第3の扉53を開けて行なうジャム処理作業の妨げとなることがない。これにより、画像形成部10のメンテナンス作業と、サーバー装置30のメンテナンス作業とを、同時に行なうことができる。
第3の扉53を開放するときに、紙粉などの異物が外部に飛散しても、サーバー32へ異物が飛来することを抑制できる。したがって、異物の落下によるサーバー32の不具合の発生を抑制することができる。
図1〜3に示すように、第1の扉51と第3の扉53とを画像形成装置100の異なる側面に設けることにより、第1の扉51、第2の扉52および第3の扉53が、それぞれ異なる側面に設けられることになる。このようにすれば、サーバー32への異物の飛来をより確実に抑制することができる。
また図3に示すように、画像形成部10は、給紙トレイ25から定着装置23へ至る用紙26の搬送経路26Rが上下方向に延びる、縦搬送構成である。第3の扉53は、上下方向に搬送される用紙26の搬送経路26Rを開放可能である。用紙26の搬送経路26Rが、画像形成部10の一つの側面(左側面44)に近く配置されているので、左側面44に第3の扉53を設けることで、紙詰まり用紙の処理が可能になる。右側面43にジャム処理用の扉を設ける必要はない。したがって、サーバー32の出し入れのために開閉される第2の扉52の配置の自由度を向上することができる。
また図1〜3に示すように、画像形成部10とサーバー32とを電気的に接続する配線38の着脱作業のための、第4の扉54が設けられている。第4の扉54を開放することで、配線38の接続および取り外し作業を行なうことができる。
また図3に示すように、配線38が接続される端子37は、第2の扉52よりも第4の扉54に近く配置されている。このようにすれば、第4の扉54を開放して行なう配線38の着脱作業をより容易に行なうことができる。
また図3に示すように、第4の扉54は、第2の扉52の設けられる画像形成装置100の右側面43と反対側の左側面44に設けられている。端子37がサーバー32の背面に設けられ、端子37が第2の扉52から離れた位置に配置されている場合でも、第4の扉54を開くことにより、端子37への配線38の接続および取り外し作業を容易に行なうことができる。
また図1,2に示すように、第1の扉51は、画像形成装置100の前側面42に設けられている。第1の扉51は使用頻度が高いため、画像形成装置100の正面側に第1の扉51を配置することで、第1の扉51を開放して行なう画像形成部10のメンテナンス作業の作業性を向上することができる。
また図3に示すように、画像形成装置100は、画像形成部10に電力を供給する第1電力供給部29と、サーバー32に電力を供給する第2電力供給部39とを備えている。画像形成部10とサーバー32とがそれぞれ電源を有していることにより、画像形成部10とサーバー32とは、独立して動作可能である。これにより、サーバー32を停止して交換作業を行なう間も、画像形成部10は動作を行なうことができる。また、サーバー機能を停止することなく、画像形成部10のメンテナンス作業を行なうことができる。また、サーバー機能が不要なとき、画像形成部10だけで動作可能であるため、余分な電力を省くことができる。
また図3,4に示すように、第2の扉52は、その下縁部の回転軸52Aを中心として回動して開閉する。これにより、小さいスペースで第2の扉52を開くことができる。第2の扉52はその上縁部を中心として回動してもよいが、第2の扉52を開けた状態でサーバー32を出し入れする作業の容易性を考慮すると、第2の扉52がその下縁部を中心として開閉する方が望ましい。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2におけるサーバー装置30を側方から見た模式図である。実施の形態2では、図5に示すように、キャビネット31の内部空間に箱84が配置されている。サーバー32は、箱84に収容されている。箱84は、サーバー32を収容する収容部としての機能を有している。サーバー32は、箱84ごと、キャビネット31から出し入れ可能に構成されている。
箱84の側面には、一対の可動レール82が取り付けられている。キャビネット31の底面には、可動レール82に係合する固定レール81が取り付けられている。可動レール82は、固定レール81に対し相対移動可能に構成されている。固定レール81と可動レール82とは、サーバー32および箱84をキャビネット31の外部へスライド移動可能とする、レール部80を構成している。レール部80は、サーバー32および箱84をスライド移動可能に支持している。レール部80は、固定レール81と可動レール82との間に転動体を挟んだ公知のスライドレールであってもよい。
図6は、サーバー32を収容する箱84をキャビネット31の外部へスライド移動した状態を示す斜視図である。図6に示すように、可動レール82が固定レール81に対して相対的にスライド移動することにより、可動レール82と一体に箱84がスライド移動する。これに伴い、箱84に収容されたサーバー32が、キャビネット31の外部へスライド移動する。
このように、レール部80を設けることにより、サーバー32のキャビネット31からの出し入れ作業が容易になる。また、サーバー32がキャビネット31の底面に直接載せ置かれる構成と比較して、レール部80を介してサーバー32が支持されているので、サーバー32に伝わる振動および衝撃を緩和することができる。したがって、サーバー32の信頼性を向上することができる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 画像形成部、11Y,11M,11C,11K 画像形成ユニット、12 感光体、13 帯電装置、14 露光装置、15 現像装置、16 一次転写ローラー、17 クリーニングブレード、21 中間転写ベルト、22 二次転写ローラー、23 定着装置、24 排紙トレイ、25,25P,25Q 給紙トレイ、26 用紙、26R 搬送経路、27,37 端子、28 画像読取部、29 第1電力供給部、30 サーバー装置、31 キャビネット、32 サーバー、38 配線、39 第2電力供給部、41 天面、42 前側面、43 右側面、44 左側面、45 後側面、46 底面、51 第1の扉、52 第2の扉、52A 回転軸、53 第3の扉、54 第4の扉、55 開口、60 キャスター、70 タッチパネル、80 レール部、81 固定レール、82 可動レール、84 箱、100 画像形成装置、200 床面。

Claims (10)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の画像形成動作の実行により消耗する消耗品の交換のために開閉される第1の扉とを備える、画像形成装置であって、
    前記画像形成部よりも下方に配置されたサーバーと、
    前記サーバーを出し入れするために開閉される第2の扉とをさらに備え、
    前記第1の扉と前記第2の扉とは、前記画像形成装置の異なる側面に設けられ、前記第1の扉は、前記画像形成装置の前側面に設けられる、画像形成装置。
  2. ジャム発生時に紙詰まり用紙を取り除くために開閉される第3の扉をさらに備え、
    前記第2の扉と前記第3の扉とは、前記画像形成装置の異なる側面に設けられる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の扉と前記第3の扉とは、前記画像形成装置の異なる側面に設けられる、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、前記用紙を上下方向に搬送し、
    前記第3の扉は、前記上下方向に搬送される前記用紙の搬送経路を開放可能である、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部と前記サーバーとを電気的に接続する配線と、
    前記配線の接続および取り外し作業のために開閉される第4の扉とをさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記サーバーは、前記配線が接続される端子を有し、
    前記端子は、前記第2の扉よりも前記第4の扉に近く配置されている、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第4の扉は、前記第2の扉の設けられる前記画像形成装置の側面と反対側の側面に設けられる、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部に電力を供給する第1電力供給部と、
    前記サーバーに電力を供給する第2電力供給部とをさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2の扉は、前記第2の扉の下縁部を中心として回動して開閉する、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記サーバーを収容する収容部と、
    前記収容部をスライド移動可能に支持するレール部とをさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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