JP6889251B2 - トラックとして形成された緊急車両 - Google Patents

トラックとして形成された緊急車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6889251B2
JP6889251B2 JP2019513934A JP2019513934A JP6889251B2 JP 6889251 B2 JP6889251 B2 JP 6889251B2 JP 2019513934 A JP2019513934 A JP 2019513934A JP 2019513934 A JP2019513934 A JP 2019513934A JP 6889251 B2 JP6889251 B2 JP 6889251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
roof
support
longitudinal
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019513934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019531219A (ja
Inventor
ペンツ エトムント
ペンツ エトムント
ローナッハー アレクサンダー
ローナッハー アレクサンダー
ザウナー シュテファン
ザウナー シュテファン
Original Assignee
ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト, ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト filed Critical ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2019531219A publication Critical patent/JP2019531219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6889251B2 publication Critical patent/JP6889251B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/02Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members
    • B62D21/04Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members single longitudinal type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/02Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/18Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted characterised by the vehicle type and not provided for in groups B62D21/02 - B62D21/17
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D23/00Combined superstructure and frame, i.e. monocoque constructions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D63/00Motor vehicles or trailers not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/14Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted of adjustable length or width
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/18Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted characterised by the vehicle type and not provided for in groups B62D21/02 - B62D21/17
    • B62D21/20Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted characterised by the vehicle type and not provided for in groups B62D21/02 - B62D21/17 trailer type, i.e. a frame specifically constructed for use in a non-powered vehicle

Description

本発明は、トラックとして形成された緊急車両、特に消防車両に関する。
ある特許文献は、乗用車として形成された自動車の底支持構造を記述している(例えば、特許文献1参照。)。底支持構造は、車両中央にあって、車両長手方向に延びる中央トンネルを有しており、その中央トンネルが閉成された中空プロフィールからなり、かつトラクションバッテリを保護して収容するための容器として用いられる。中央トンネルの両側には、それぞれトンネル長手支持体、底シートが、そして外側にはロッカーパネルが配置されている。底支持構造の平面内かつ中央トンネルの長手方向に、それぞれトンネル長手支持体側のフランジが中空プロフィールに形成されている。中央トンネルは、自動車下側からトンネル長手支持体の間の領域内へ導入することによって、フランジを用いてトンネル長手支持体と結合可能である。その場合に支持する底構造は、それぞれトンネル長手支持体、底シート及び外側のロッカーパネルによって形成されている。中空プロフィールとして形成された中央トンネルは、トラクションバッテリを保護して収容するためだけに用いられ、かつその長手方向の延びの方向の両側において、支持する長手支持体と結合可能であり、それによってその長手支持体に保持される。トラクションバッテリを交換するためには、中央トンネルをその中に収容されているトラクションバッテリと共に取り出して、除去することができる。
別の特許文献も、乗用車として形成された車両を記述している(例えば、特許文献2参照。)。車両は、車輪ペアの間の中央に配置された支持体からなるフレームを有し、その支持体にフロントモジュール、底モジュール及びリアモジュールが取り付けられている。この底側にある支持する構造に、ルーフ構造がその回りにある窓と共に取り付けられている。
さらに別の特許文献からは、乗用車用の車両ボディの支持構造が知られている(例えば、特許文献3参照。)。支持構造は、少なくとも1つの中央トンネルと背壁ユニットを有しており、その背壁ユニットが少なくとも1つの第1の荷重パスを形成しながら少なくとも中央トンネルと結合されている。背壁ユニットが支持ユニットを有しており、その支持ユニットが第2の荷重パスを形成するために支持構造の中央トンネルと結合されている。背壁ユニットは、付加的に少なくともシート横支持体及び/又はBピラー及び/又は支持構造のルーフ支持ユニットと結合されている。背壁ユニットと中央トンネルの間の付加的な支持ユニットによって、支持構造の剛性を増大させるための第2の荷重パスが形成され、その支持ユニットを介して、発生する負荷を支持構造内へ導入することが改良され、かつ支持構造内のこの負荷を均一に分配することができる。したがって発生する負荷は、支持構造の2つの荷重パス内へ導入することができる。特に中央トンネルにトーション負荷がかかった場合に、中央トンネルから発生する応力が支持ユニットを介して背壁ユニットへ案内される。それに基づいて中央トンネル内のトーション負荷の削減がもたらされる。支持ユニットを介して、構造的に簡単かつコスト的に好ましいやり方で、発生する負荷を定められたように崩壊させ、かつ/又は背壁へ伝えることができ、それによって車両ボディの強度を改良することができる。付加的な支持ユニットが、客室と車両後部との間のボディ構造の剛性を高めるので、後部衝突の場合に車両搭乗者の保護が改良されている。
さらに別の特許文献も、モノコック構造の乗用車としての車両の形成のみを記述している(例えば、特許文献4参照。)。熱可塑性材料から成形された下方のボディに、上方のボディが固定される。上方のボディは、透明な熱可塑性樹脂から形成されている。下方のボディは、プレート形状に形成されており、かつ側方を一周する、プレートから立ち上がるフランジセクションと中央に延びるように配置された補強リブとを有している。下方のプレート形状のボディは、その上に配置されてそのボディに固定された上方のボディを支持しており、その上方のボディは複数の上方のボディ部分から形成することができる。
さらに別の特許文献からは、モータ車両の支持するように形成された底シャーシが知られている(例えば、特許文献5参照。)。底シャーシは、フロント側に配置されたブームとリア側に配置されたフランジプレートとを備えた、プレート形状に形成された構造を有している。プレート形状に形成された構造の長手方向の延びの方向において、車両中央に中央の応力を支持する部材がトンネル形状で配置されている。トンネル形状の部材は、フロント側に配置されたブーム及びリア側に配置されたフランジプレートと堅固に結合されている。
さらに別の特許文献も、カブリオレとして形成された乗用車のためのフレームを記述している(例えば、特許文献6参照。)。底プレート上に、U字形状の横断面を有する、中央に配置された支持体が固定されている。底プレートの回りに側壁、背壁ユニット及びフロントユニットがそれに固定されている。
さらに別の特許文献は、乗用車として形成された、ルーフ領域内に結合配置を有する自動車を記述している(例えば、特許文献7参照。)。その場合に結合配置は、特殊ルーフ用の補強フレームと自動車ボディとの間に設けられており、それは、2ドアの乗用車においても、4ドアのそれにおいても、使用することができる。
さらに別の特許文献からは、有用車両の運転者ハウス用のルーフ構造が知られている(例えば、特許文献8参照。)。その場合にルーフ長手支持体とルーフ横支持体のためのロールプロフィールが様々な長さで、そして必要な場合には様々なフランジをもって形成されることにより、様々なルーフモジュールのために同一部品が使用される。したがってルーフ構造は実質的に3つの異なる種類のプロフィールに、すなわち長手支持体プロフィール、横支持体プロフィール及びピラープロフィールに削減することができる。
さらに別の特許文献は、乗用車として形成された自動車を記述している(例えば、特許文献9参照。)。未加工ボディのルーフ構造は、前方及び後方の横バーと右と左のサイドバーとを有し、その場合にモジュールルーフが少なくとも2つのルーフモジュールエレメントを有しており、それらが直接ルーフ構造に固定されている。ルーフモジュールエレメントは、好ましくはルーフ構造の幅全体にわたって延びており、かつ対向するサイドバーに、特に取り外し可能に固定されている。
車両建造において、トラックの場合にボックス形車両の概念は、ボックス形の構造のボディが運転者室もしくは運転者キャビンを有する構造的ユニットを形成する構造であった。ボックス形状の構造全体が、中間フレーム上に構築されており、その場合にボックス形状の構造の中間フレームが車両支持フレーム上に取り付けられて、それによって支持されていた。最近においては、トラックにおけるボックス形状の組立て形状は、いわゆるトランク構造に引き継がれた。その場合に車輌支持フレームに運転者室もしくは運転者キャビンが傾くことができるように支承された。それによってボックスとの一貫した固定の結合は形成することができなくなった。というのは、固定的に結合されたボックスと共に運転者室を傾けることは、不可能になるからである。車両フレームは、中央の中央フレーム又は長手フレームを有し、それにそれぞれの車輪ペア、駆動コンポーネント、燃料タンク及び他のコンポーネントが保持されている。車両フレームの中央フレーム又は長手フレーム上に、ボックス形状の構造全体か、あるいは運転者室もしくは運転者キャビンと専用のトランク構造が、それぞれ自己支持する構造として付加的な支持フレームを介在させて支持されていた。これらの車両構造における欠点は、車両フレーム上に専用の支持するボックス形状の構造又は運転者室及び自己支持するトランク構造が設けられることである。
さらに、車両におけるフレーム構造も知られており、それにおいて車両フレームがいわゆる中央パイプフレームによって形成されていた。中央パイプフレームは、支持する中央の構造部材として形成されており、それが他の、大体において構造的負荷を受けない車両部材を収容する。したがって中央パイプフレームが、支持しないボディの下方に支持する構造を形成している。
独国特許出願公開第102010032072号明細書 仏国特許出願公開第2960506号明細書 独国特許出願公開第102010020313号明細書 欧州特許出願公開第3012175号明細書 米国特許第3279816号明細書 米国特許第2488978号明細書 欧州特許出願公開第1488986号明細書 独国特許出願公開第102012106451号明細書 国際公開第01/94141号
本発明の課題は、従来技術の欠点を克服して、車両ボディがつながりあった構造ユニットを形成し、かつそれがコンパクトな全体構造を有するような、緊急車両を提供することである。さらにまた、重量を削減する構造ユニットを形成しようとしている。
この課題は、請求項に記載された緊急車両によって解決される。
本発明に係る緊急車両は、トラックとして形成されており、特に消防車両として消防隊出動に用いられ、あるいは人又は対象の救出及び/又は救護に用いられる。緊急車両は、フロント側と、車両長手方向においてそれから離隔したリア側とを有しており、かつ
−底アセンブリ、ルーフアセンブリ及び左の長手壁右の長手壁を備えた車両ボディを有し、その場合にそれらの長手壁が底アセンブリとルーフアセンブリの間に配置されており;
−中央の長手支持体を有し、その長手支持体が車両長手方向に延びるように配置されており、その場合に
−底アセンブリが底構造を有し、かつ底構造が中央の長手支持体と直接堅固に結合されており、かつその場合に
−中央の長手支持体が車両ボディの底アセンブリの統合された構成部分を形成し、
−少なくとも1つの前輪ペアと少なくとも1つの後輪ペアを有し、その場合に少なくとも2つの車輪ペアが中央の長手支持体に保持されており;
−駆動ユニットを有し、その駆動ユニットが車輪ペアの少なくとも1つと駆動結合されており、かつ
−底アセンブリが、車両ボディのアンダーベルト、特に引っ張りベルトを形成し、
−ルーフアセンブリが、車両ボディのオーバーベルト、特に圧力ベルトを形成し、
−車両ボディが、複数の横壁を有し、
−横壁の少なくともいくつかが、底アセンブリの中央の長手支持体と直接堅固に結合されており、
−横壁の少なくともいくつかが、車両ボディの長手壁の少なくとも1つと堅固に結合されており、
−車両ボディが運転者キャビンを有し、その運転者キャビンが車両ボディの統合された構成ユニットを形成し、
−中央の長手支持体が車両ボディと直接堅固に結合されており、かつ
車両ボディが、その中に統合された長手支持体と共にフロント側からリア側へ、構造的な一貫してつながり合った構造を形成している。
それによって得られる利点は、中央の長手支持体を車両構造と、すなわち車両ボディと統合することによって、コンパクトな自己支持する構造を提供することができ、それによって車両構造を形成する際に付加的な中間フレームを省くことができることにある。中央の長手支持体は、底側に配置されているので、この長手支持体は底アセンブリ内に統合されることによってこの底アセンブリと共に他のボディ部分と協働して自己支持する全体構造となる。さらに中央の長手支持体を統合し、かつそうでない場合には必要とされる中間フレームを省くことによって、一方で重量を削減することができ、他方では車両構造の内部の付加的な収容室を提供することができる。すなわち、もはや中間フレームが必要とされないにもかかわらず、安定した支持構造全体を形成することができる。
底アセンブリは、車両ボディのアンダーベルト、特に引っ張りベルトを形成する。中央の長手支持体を底アセンブリ内へ統合することによって、トラックとして形成されている車両のために、支持可能な充分に中実のベースを形成することができる。
さらに、底アセンブリが底構造を有しており、その場合に底構造が中央の長手支持体と直接堅固に結合されている。すなわち底構造を設けることによって、車両ボディの底領域内にまとまった構成ユニットを形成することができ、その構成ユニットが付加的に、長手壁もしくは側壁へ至るまでの充分な剛性と強度を形成する。
車両ボディは、さらに複数の横壁を有している。車両ボディの内部に複数の横壁を設けることによって、車両ボディ全体を付加的に補強することができる。さらにそれによって、それぞれ選択された横壁の組立て高さに応じて、底アセンブリからのルーフアセンブリの充分な離隔も得ることができる。さらに横壁は、車両ボディの内部にある収容室を個々の区画に分割するために、用いることもできる。
さらに、横壁の少なくともいくつかが、底アセンブリの中央の長手支持体と直接堅固に結合されている。したがって充分に安定した、堅固な車両ボディを形成することができる。
さらに、横壁のいくつかが、車両ボディの長手壁の少なくとも1つと堅固に結合されている。長手壁を少なくとも1つ設けて、それを1つ又は複数の横壁と結合することによって、車両ボディのさらに安定した全体構造を得ることができる。
ルーフアセンブリが、車両ボディのオーバーベルト、特に圧力ベルトを形成する。ルーフアセンブリ全体を車両ボディの形成もしくは構造内へ一緒に取り入れることによって、それも同様に支持する構成ユニットとして用いることができる。したがって底アセンブリ及び横壁と長手壁による2つのアセンブリの互いに対する離隔と共に、それぞれ要請に応じて自己支持する全体構造を形成することができる。
さらに、車両ボディが運転者キャビンを有しており、その場合に運転者キャビンが車両ボディの一体的な構成ユニットを形成する。その場合に運転者キャビンは、底アセンブリの部分セクション、ルーフアセンブリの部分セクション、長手壁の部分セクションによって、かつそれぞれ大きさと収容能力に応じて、少なくとも2つの横壁によって画成されている。すなわち緊急車両の一貫した、つながり合った構成ユニットを形成することができる。したがって運転者キャビン全体を車両ボディの車両構造内へ統合することに基づいて、さらに良好なつながり合った、自己支持する構造を形成することができる。
さらに、長手支持体が、多角形の横断面を有する中空プロフィールボディとして形成されていると、効果的である。長手支持体を中空プロフィールボディとして形成することによって、その高い固有強度を得ることができる。しかしさらに、長手支持体の内部に、たとえば駆動コンポーネント、燃料、消火剤、消火用水などのための、収容室を形成することができる。好ましくは矩形の横断面が選択され、それが構造的なやり方で底アセンブリ内へ統合され、かつきわめて多様な固定可能性も有することができる。
他の形成においては、底構造内に収容通路が配置され、あるいは形成されており、その収容通路が車両長手方向に延びており、かつ中央の長手支持体が少なくとも領域的に収容通路内に収容されている。したがって底構造内に収容通路を設け、もしくは形成することによって、底アセンブリの内部に中央の長手支持体をさらに場所をとらないように収容することができる。
他の実施形態は、収容通路が底構造の底下側から始まってルーフアセンブリの方向に深くなるように底構造内に配置されていること、及び/又は収容通路がルーフアセンブリとは逆の側へ深くなるように底構造内に配置されていることを、特徴としている。底構造に収容通路を形成することによって、さらに、中央の長手支持体と協働して、底構造の付加的な補強を得ることができる。
さらに、横壁の1つが車両ボディのフロント側を形成し、かつ保持フレーム及び保持フレーム内に保持された少なくとも1つの窓ガラスを有していると、効果的であり得る。横壁を車両ボディの支持する構成部分として統合することによって、車両のフロント側を支持する構成部分として一緒に形成することもできる。窓ガラスが保持フレームに充分安定して固定されている場合に、一番前の横壁は、車両ボディを形成する場合に支持する機能を行使することもできる。
他の代替的な形態は、横壁の少なくともいくつかが、車両長手方向に関して垂直の方向に方向づけされた横平面内に配置されていることを、特徴としている。それによって走行駆動の間の、底アセンブリから始まって車両ボディ全体へ伝達される、車両ボディのねじれを最小限に抑えることができる。
他の好ましい実施形態は、ルーフアセンブリが少なくとも1つのルーフ支持体及び少なくとも1つのルーフ支持体と結合された少なくとも1つのルーフエレメントを有することを、特徴としている。それによってルーフアセンブリの安定した、支持する構造を提供することができる。
さらに、ルーフアセンブリが左のルーフ支持体、右のルーフ支持体及び少なくとも1つの他のルーフ支持体を有しており、その少なくとも1つの他のルール支持体が車両長手方向に関して垂直の方向において左のルーフ支持体と右のルーフ支持体の間に配置されており、かつ少なくとも1つの他のルーフ支持体が同様にルーフエレメントと結合されていると、効果的であり得る。すなわち複数のルーフ支持体を設けることによって、車両のルーフ領域内にその強化だけでなく、持ち運ぶべき、もしくは携行すべき装備対象のための少なくとも1つの収容室も提供することができる。
他の実施形態は、2つの他のルーフ支持体が設けられており、かつ2つの他のルーフ支持体が車両長手方向に関して垂直の方向に互いに離隔して配置されていることを、特徴としている。それによってルーフアセンブリ全体の固有剛性を、さらに改良することができる。
他の可能な実施形態は、ルーフ支持体の少なくともいくつかが、横壁の少なくとも1つと堅固に結合されている、という特徴を有している。したがって車両構造の支持能力を改良し、かつ増大させることができる。
他の形成において、車両ボディはさらに、少なくともセクション的に配置された外側被覆を有している。すなわち付加的な外側被覆を設けることによって、それぞれ必要に応じて、車両ボディの外側の終端を形成することができる。
そして他の好ましい実施形態は、車両ボディが長手支持体と共に自己支持する構造を形成することを、特徴としている。それによって個別の顧客要望に迅速に反応し、かつそれによりよく応じることができる可能性を提供する、構造原理を提供することができる。
本発明をさらによく理解するために、以下の図を用いて本発明を詳細に説明する。
図は、著しく簡略化された図式的な表示である。
緊急車両として形成されたトラックを示す側面図である。 緊急車両の簡単な構造を示す側面図である。 緊急車両の他の簡単な構造を示す側面図である。 緊急車両の他の可能な構造を側面及び簡単な表示で示している。 緊急車両の他の簡単な構造を示す側面図である。 緊急車両の可能な構造を簡単な表示で示す横断面図である。 緊急車両の他の可能な構造を簡単な表示で示す横断面図である。 緊急車両の他の可能な構造を簡単な表示で示す横断面図である。 図5に示す緊急車両の可能な構造を横断面及び簡単な表示で示している。
最初に記録しておくが、異なるように記載される実施形態において、同一の部分には同一の参照符号ないし同一の構成部分名称が設けられており、その場合に説明全体に含まれる開示は、同一の参照符号ないし同一の構成部分名称を有する同一の部分へ意味に従って移し替えることができる。また、説明内で選択される、たとえば上、下、側方などのような位置記載は、直接説明され、かつ示される図に関するものであって、この位置記載は位置が変化した場合には意味に従って新しい位置へ移し替えられる。
以下において「特に」という概念は、それが可能な特殊な形成あるいは対象又は方法のより詳しい詳細化であることができるが、無条件にその必然的な好ましい実施形態又は必然的なやり方を表すものではない。
図1には、緊急車両1が簡略化された側面図で示されている。緊急車両1は、きわめて多様な使用目的のために用いることができ、特に消防車、自治体車両として、あるいは移送車両としても用いることができる。さらに緊急車両1は、この実施例においては、いわゆるトラックとして形成されており、車両ボディ2、少なくとも1対の前輪3及び少なくとも1対の後輪4を有している。シングルホィールの代わりに、デュアルホィールを使用することも可能である。
ここに図示される実施例において、緊急車両の可能な形状が、消防車として示されている。車両ボディ2内に、きわめて多様な収容区画及び/又は収容ボックスを設けることができ、それによって出動のために必要な装備対象、工具及び多くの物を配置して携行することができる。そのために収容区画及び/又は収容ボックスは、移送のためにドア、シャッター又は他の閉鎖部材によって閉鎖されて、必要に応じて接近することができる。
見やすくするために、駆動ユニット又は他のユニットもしくは構成部分コンポーネントの表示は、省かれている。
緊急車両1は、フロント側5及び車両長手方向にそれから離隔したリア側6を有しており、それによって組立て長さもしくは車両長さが定められている。さらにここでは、緊急車両1が好ましくは水平に方向づけされた載置面7上に載置され、もしくは支持されていることが、示されている。
緊急車両1の原理的な構造は、車両ボディ2と中央の長手支持体8によって形成されている。ここでは、特に個々の車輪ペア、駆動部材及び他の多数のコンポーネントを支持するように形成された構造である。この全体構造は、車両構造と称することもできる。
中央の長手支持体8は、車両ボディ2と共に自己支持する構造を形成する。車両ボディ2自体は、底アセンブリ9、ルーフアセンブリ10及び左の長手壁11及び/又は右の長手壁12を有している。その場合に見る方向は、ノーマルな通常の走行方向に選択されている。この実施例において、左の長手壁11も右の長手壁12も示され、かつ記述されており、その場合に2つの長手壁11、12の1つのみを設けることも、可能である。2つの長手壁11、12の各々は、底アセンブリ9とルーフアセンブリ10の間に配置されている。中央の長手支持体8は、走行方向に見て、好ましくは緊急車両1、特にその車輪ペア3、4に関して中央に、かつ車両長手方向に延びるように配置されている。少なくとも2つの車輪ペア3、4は、好ましくは中央の長手支持体8に保持されており、その場合にその固定及び駆動は、見やすくする理由から詳細には示されていない。詳細には示されず、説明されない駆動ユニットは、車輪ペア3、4の少なくとも1つと駆動結合されている。
中央の長手支持体8は、コアパイプと称することもでき、中空プロフィールボディとして形成されており、それが好ましくは多角形の横断面を有している。それぞれ長手支持体8の負荷に従って、材料としてたとえばアルミニウム、種々のアルミニウム合金及び/又はきわめて多様な添加物を有する鋼とそれから形成される合金を選択することができる。しかしまた、複合材料、ラミネート、コンポジット材料などを使用することも、可能である。すなわち長手支持体8は、プロフィール材及び/又はエッジをつけたシートからつながり合った1つの構成部分にまとめることができる。上述した材料のすべてまたはそれに基づく可能な材料の組合せも、長手支持体8を形成する場合だけでなく、車両ボディ2、特に後述する構成部分コンポーネントを形成するためにも、使用することができる。それはたとえば、底アセンブリ9、ルーフアセンブリ10、側壁もしくは長手壁11、12、底構造13、外側被覆17及び横壁14とすることができる。複合材料を選択する場合に、それぞれ形成方法に従って、少なくとも1つの長手壁11、12、横壁14、ルーフアセンブリ10及び場合によっては底アセンブリ9からなる共通の構成ユニットにまとめることができる。
さらに中央の長手支持体8は、直接車両ボディ2と堅固に結合されており、特に螺合され、リベット止めされ、かつ/又は部分的に材料結合で結合されている。中央の長手支持体8は、さらに、車両ボディ2の底アセンブリ9の統合された構成要素を形成する。これは、車両ボディ2が、通常のように支持する長手支持体8上に構築されて、支持する中間フレームが中央の長手支持体8上に支持されるのではなく、中間フレームが完全に省かれることを、意味している。したがって中央の長手支持体8は、底アセンブリ9と共に車両ボディ2のアンダーベルト、特に引っ張りベルトを形成する。
次の図2から9には、緊急車両1を形成するための自己支持する構造の個々の構成部分コンポーネントの可能な様々な配置及びその様々な形成が示されている。自己支持する構造の原理的な構造が、図3から9に著しく様式化して示されている。
すなわち図2には、車両ボディ2と長手支持体8を有する緊急車両1を形成するための、自己支持する構造が示されている。車両ボディ2の底アセンブリ9は、長手支持体8に加えてさらに底構造13も有することができ、その底構造は長手支持体8から始まってそれぞれ2つの長手壁11、12まで延びている。底構造13は、下方の角部領域もしくは長手端縁領域内で、それぞれ長手壁11、12と堅固に結合することができる。安定した自己支持する構造を形成するために、底構造13は中央の長手支持体8と直接堅固に結合されている。
車両ボディ2は、少なくとも1つの横壁14、しかし大体において複数の横壁14を有しており、それらは荷重を逃がす横リブとして形成されている。横壁14の各々は、車両ボディ2の長手方向の延び、あるいは車両長手方向に関して横方向に、特に垂直方向に方向づけされている。それぞれ形成と配置に従って、横壁14は長手壁11、12の少なくとも1つと共に、同様に支持する構成ユニットとして結合されている。2つの長手壁11、12が設けられている場合に、好ましくは2つの長手壁11、12と横壁14の堅固な結合も行われる。
さらにここでは、車両ボディ2のフロント側5を形成する横壁14も、保持フレーム15及び保持フレーム15内に保持される少なくとも1つの窓ガラス16を有している。
底アセンブリ9の領域内でも、充分な固有強度を達成するために、横壁14の少なくとも1つが底アセンブリ9の中央の長手支持体8と直接堅固に結合されている。さらに、横壁14を底構造13と少なくとも領域的に堅固に結合することも、できる。
ルーフアセンブリ10は、車両ボディ2のオーバーベルト、特に圧力ベルトを形成している。
付加的に、車両ボディ2はさらに、少なくともセクション的に配置された外側被覆17を有することができる。外側被覆17は、2つの長手壁11、12の少なくとも1つに加えて設けること、もしくは配置することができ、あるいは少なくともセクション的に2つの長手壁11、12の少なくとも1つ自体を形成することができ、したがって固有強度を高めることを支援する。しかし好ましくは、2つの長手壁11、12は支持する構成部分として用いられ、あるいは支持する構成部分として形成されている。外側被覆17は、車両ボディ2の外側全体を覆うように配置することもできる。外側被覆17に数えられるのは、シャッター、ドア、スライドドア又は他の閉鎖部分である。
現在一般的なトラックにおいては、専用の運転者キャビンが設けられており、それが車両フレームもしくはシャーシに傾き可能もしくは倒すことができるように、支承され、かつ保持されている。この実施例において示される車両ボディ2においては、車両ボディが一体的な構成ユニットとして、さらに運転者キャビンも一緒に有している。したがって運転者キャビンは、同様に緊急車両1の自己支持する構造の堅固かつ固定的な構成要素である。すなわち車両ボディ2は、その中に統合されている長手支持体8と共に、フロント側5からリア側6へ構造的につながりあった構造を形成している。
中央の長手支持体8は、運転者キャビンの下方の領域から始まって少なくとも後輪ペア4を越えて車両長手方向につながって延びている。
緊急車両1の組立て高さと車両幅は、それぞれの法律的規定に従って選択することができる。
中央の横壁14の配置は、必要に応じて、かつ必要とされるスペース需要及び個別の使用目的に応じて自由に選択することができる。すなわち運転者キャビン18のフロント側5だけでなく、リア側6を形成するために用いられる横壁14も、専用の横壁14によって形成することができる。
図2に示す実施例において、車両ボディ2のリア側の領域は、好ましくは垂直方向に高さ変位可能な積み卸しプラットフォームを有する、詳しく図示されない積み卸し配置を収容するように形成されている。したがって支持する横壁14は、リア側6からフロントエンドもしくはフロント側5の方向に離隔して配置されている。長手支持体8に、1つの前輪ペア3及び1つの後輪ペア4のみが保持されている。長手支持体8の長手方向の延びは、後輪ペア4のすぐ後方で終了しており、それによって車両ボディ2の内部にリア側の自由空間が形成される。
図3には、緊急車両1の他の可能な形成が、その車両ボディ2及び統合された長手支持体8と共に示されている。原理的な自己支持する構造は、ここでも実現されている。したがって、不必要な繰り返しを避けるために、図1と2における詳細な説明が参照するよう指示され、もしくは参照される。ここでも先行する図1と2におけるのと同一の部分には同一の参照符号もしくは構成部品名称が使用される。場合によっては、この形成は、それ自体自立した実施形態を形成することができる。
緊急車両1を形成するための自己支持する構造は、ここでも車両ボディ2と長手支持体8を有している。さらに車両ボディ2は、上述した底アセンブリ9、ルーフアセンブリ10、2つの長手壁11、12及び好ましくは複数の横壁14を有している。これらすべての構成部分もしくは構成部分グループは、自己支持する構造になるように互いに堅固かつ固定的に結合されている。
ここではさらに、緊急車両1が図2に示す緊急車両1に対して、さらに大きく、あるいはさらに長い車両長さを有していることが、見られる。そのために、2つの後輪ペア4を設けることができる。
車両ボディ2のリアエンドは、底側に、ルーフアセンブリ10から底アセンブリ9へ下降する斜面を有している。これは、斜めにカットされたリアと称することもできる。長手支持体8は、斜めにカットされたリアもしくはリア側6まで直接延びている。運転者キャビン18は、車両ボディ2の同様に統合された一体的な構成部分である。
図4に示す緊急車両1は、図1から3に記述される緊急車両1と同一の、自己支持する構造を備えた原理的構造を有している。
これらの形成との違いは単に、車両長さがより長いことにある。さらに、長手支持体8に2つの前輪ペア3と2つの後輪ペア4が固定されている。
底アセンブリ9の底側の領域内に、終端横支持体19が設けられており、それが、車両ボディ2の支持するリア側の終端を形成している。終端横支持体19は、長手支持体8及び/又は底構造13とも、2つの長手壁11、12とも、自己支持する構造ユニットもしくは構造になるように堅固に結合することができる。
図5は、緊急車両1の他の、場合によってはそれ自体自立した実施形態を示しており、その場合にここでも、先行する図1から4におけるのと同一の部分には同一の参照符号もしくは構成部品名称が使用されている。不必要な繰り返しを避けるために、先行する図1から4における詳細な説明を参照するよう指示し、もしくは参照する。
この緊急車両1は、たとえば回転梯子、足場又は他の昇降補助手段を構築するために用いることができる。そのためにここでは、車両ボディ2はフロント側5の領域内に少なくとも1つの運転者キャビン18と場合によってはさらにクルールーム及び/又は装備対象を収容するための収容室を有している。
車両ボディ2は、このセクション内で、設けられている付加的な構造に応じて適合された組立て高さを有している。
図1から4に示す緊急車両1とは異なり、ここでは運転者キャビン18は、上述した実施例におけるよりもさらに低くセットして配置されている。これを可能にするために、長手支持体8は、リア側6へ向いた、好ましくは横壁14によって形成される運転者キャビン18のキャビン背壁で終了している。
ここでも底アセンブリ9とルーフアセンブリ10が設けられている。しかしルーフアセンブリ10は、側面図で見てフロント側5からリア側6へ段付きで形成された長手推移を有している。段付きの形成というのは、ルーフアセンブリ10がその長手方向の延びにおいて少なくとも2つの互いに異なる平面内に延びるように配置されていることである。大体において平面内に延びるように配置された底アセンブリ9とルーフアセンブリ10の個々の長手セクションとの間に互いに異なる間隔を実現することができる。しかしまた、ルーフアセンブリ10において2つより多い平面を設けることも、可能である。
運転者キャビン18の領域内のルーフアセンブリ10の第1の長手セクションと、場合によってはそれに連続するボディ領域は、底アセンブリ9に関して、特に長手支持体8に関して、ほぼ平行に延びるように配置されている。ルーフアセンブリ10のこの長手領域もしくは長手セクションは、車両長さ全体の約3分の1から半分まで延びており、かつ第1のルーフ領域20を形成している。第1のルーフ領域20に続いて、底アセンブリ9の方向へ下降するように形成された中間領域21が配置され、もしくは設けられている。残りの車両長さにおいて、運転者キャビン18もしくはルーフアセンブリ10の第1のルーフ領域20の領域内よりも、小さい組立て高さを有する横壁14が形成されている。したがって、第2のルーフ領域22の領域内もしくは長手セクション内でルーフアセンブリ10は底アセンブリ9のすぐ上方に配置されている。自己支持する構造もしくは自己支持する構成構造は、第2のルーフ領域22のこの長手セクション内でも、維持されている。
図6には、緊急車両1の自己支持する構造の可能な横断面が示されており、その場合にここでも先行する図1から5におけるのと同一の部分には、同一の参照符号もしくは構成部品名称が使用される。不必要な繰り返しを避けるために、先行する図1から5における詳細な説明が参照するよう指示され、もしくは参照される。
さらに車輪ペア3、4の表示が省かれており、原理的な自己支持する構成もしくは自己支持する構造のみが、さらによく、かつさらに見やすいように示されている。
ここに示される底アセンブリ9は、底構造13及びそれと直接結合された中央の長手支持体8を有している。底構造13内に収容通路23が配置され、あるいは形成されており、その場合に収容通路23は車両長手方向に延びている。ここではさらに、中央の長手支持体8が少なくとも領域的に収容通路23内に収容されている。さらに、底構造13内で収容通路23が底構造13の底下側24から始まってルーフアセンブリ10の方向へ深くなるように配置されていることも、見られる。
ここに示される横壁14は、この実施例においては、車両ボディ2の外側に配置された外側被覆17まで延びている。
上述した左の長手壁11と右の長手壁12は、ここでは横断面で見てC字状もしくはU字状の横断面を有している。2つの長手壁11、12は、車両ボディ2の外側の側方境界から、この実施例においては外側被覆17から、長手支持体8の中央に延びる中央長手平面25の方向へ、それに対して変位して配置されている。さらに2つの長手壁11、12は、ルーフアセンブリ10の近傍領域内でその下方に配置されている。ここでも2つの長手壁11、12と1つ又は複数の横壁14との堅固な結合が設けられている。
ルーフアセンブリ10は、たとえばいわゆるサンドイッチ支持体もしくはサンドイッチプレートによって形成することができ、それが、車両ボディ2のルーフ領域全体を形成している。横壁14、底アセンブリ9、ルーフアセンブリ10及び2つの長手壁11、12の間の固定的な結合は、すでに上で説明したのと同様に行うことができる。自己支持する構造を形成することができるようにするために、それぞれの接触箇所もしくは突き合わせ箇所において、それぞれの構成部分の間の固定的及び/又はしっかりとした結合が、重要である。それぞれ材料選択に応じて、車両ボディ2及び/又は長手支持体8の互いに結合すべき構成部分の間の相互の結合は、ラミネートプロセスによって行うこともできる。
図7に示す、車両ボディ2及び/又は長手支持体8の横断面の実施例において、同様に底アセンブリ9、ルーフアセンブリ10及び2つの長手壁11、12が見られる。ここでも底構造13内に中央の長手支持体8を収容するために、上述した収容通路23が設けられている。
2つの長手壁11、12は、車両ボディ2の外側の境界の領域内に配置されて、底アセンブリ9とルーフアセンブリ10の間に好ましくはつながって延びている。これら2つのアセンブリ9、10とのしかるべき堅固な結合は、同様に設けることができる。同様にここでも、2つの長手壁11、12と1つ又は複数の横壁14との固定的な安定した結合を行うことができる。
ここに示す実施例において、2つの長手壁11、12の安定した形態に基づいて、ルーフアセンブリ10は、図6においてすでに示されているものよりは、小さい支持機能で形成することができる。
今まで説明したすべての実施例において、長手支持体8は底アセンブリ9の底構造13内にルーフアセンブリ10の方向に深くなるように収容されている。さらに破線によって、長手支持体8が底構造13内に設けられた収容通路23内に配置又は収容できることも、示唆されており、その収容通路23はルーフアセンブリ10とは逆の側において深くなるように底構造13内に形成されている。したがって収容通路23は、載置面7の方向に底構造13の底下側24を越えて張りだしている。
図6と7に示す、車両ボディ2の2つの横断面において、それぞれルーフアセンブリ10は、大体において、あるいはほぼ平面的な形成を有している。
図8には、車両ボディ2と長手支持体8の他の、場合によってはそれ自体自立した実施形態が示されており、その場合にここでも先行する図1から7におけるのと同一の部分には同一の参照符号もしくは構成部品名称が使用される。不必要な繰り返しを避けるために、先行する図1から7における詳細な説明が参照するよう指示され、もしくは参照される。
ここでも車両ボディ2は底アセンブリ9、ルーフアセンブリ10、2つの長手壁11、12及び横壁14を有している。ここに示される横壁14は、切り欠きもしくは切り抜きを有することができ、それによって車両ボディ2の内部にある収容室が拡大され、あるいは重量も削減される。
上述した外側に平面的に形成されているルーフアセンブリ10とは異なり、ここではルーフアセンブリ10が、たとえば梯子、ロッド、パイプ又は移送ボックスなどのような、ルーフの領域内で携行すべき装備対象と用具を収容するために、車両長手方向に対して横方向に段付きの、もしくは変位した構造を有することができることが、示されている。
すなわちルーフアセンブリ10は、たとえば左のルーフ支持体26と右のルーフ支持体27を有することができる。付加的に、ルーフアセンブリ10はさらに、左と右のルーフ支持体26、27を結合する少なくとも1つのルーフエレメント28を有することができる。ルーフアセンブリ10内に複数の分配して配置された収容領域を形成しようとする場合には、ルーフアセンブリ10が少なくとも1つの他のルーフ支持体29を有することが可能である。しかし好ましくは2つの他のルーフ支持体29を、車両長手方向に関して垂直の方向に互いに離隔して配置することができる。さらに少なくとも1つの他のルーフ支持体29は、車両長手方向に関して垂直の方向に、左のルーフ支持体26と右のルーフ支持体27の間に配置されている。さらに、少なくとも1つの他のルーフ支持体29が同様にルーフエレメント28と結合され、特に固定的又はしっかりと結合されることも、可能である。
支持構造全体を安定して堅固に形成するために、ルーフアセンブリ10、特にルーフ支持体26、27、29が横壁14の少なくとも1つと堅固に結合されていると、さらに効果的である。それによってルーフアセンブリ10は圧力ベルトとして、自己支持する車両ボディ2の形成に一緒に結合することができる。
図9は、図5に示され、かつ記述されているような、緊急車両1のための車両ボディ2と長手支持体8の可能な横断面を示している。中央の長手支持体8は、つながりあった底アセンブリ9を形成するために、底構造13の収容通路23内に収容されている。さらに、底アセンブリ9とルーフアセンブリ10の間に、複数の横壁14が設けられ、もしくは配置されている。第2の変位したルーフ領域22内の横壁14の垂直の組み立て高さが小さいことに基づいて、2つの長手壁11、12も小さい組立て高さしか有していない。長手支持体8を補強するために、2つの長手壁11、12は、長手支持体8に関してほぼ横方向の変位なしで、すぐその上方に配置されている。ルーフアセンブリ10は、ここでもたとえばサンドイッチ構造によって実現することができ、それによって車両ボディの充分に堅固な圧力ベルトを形成することができる。
さらにここでは車両ボディ2の側方に、車輪ペア3、4の負荷を除くために、ずっと以前から知られているように、付加的に支持装置30を設けることが、示されている。したがって緊急車両1の載置面を拡大し、さらに載置安全性を改良することができる。
一般的に指摘しておくが、横壁14と2つの長手壁11、12の少なくとも1つをルーフアセンブリ10との結合において可変に配置するための、ここで提供される可能性によって、車両ボディ2によって画成される収容室を様々な部分室へ分割するための高い自由度が提供される。図6には、複数の部分室31が記入されている。そのようにして、互いに分離された個々の部分室31内に、装備対象、アグリゲート、ボックス、コンテナ又は1つの積み込み室のみを収容するためのあらかじめ定められたスペースを提供することができる。それぞれ配置に応じて、少なくとも1つの部分室31は、消火剤及び/又は補助消火剤用のタンクを形成することもできる。また、緊急車両1が、車両ボディ2によって画成される収容室の内部に少なくとも1つの自立したタンク、特に消火剤タンクを有することも可能であって、その場合に自立したタンクは、中央の長手軸8及び/又は底アセンブリ9と堅固に結合されている。
複数の実施例は、可能な実施変形例を示すものであって、その場合にここに記録しておくが、本発明は具体的に示されたその実施変形例に限定されるものではなく、むしろ個々の実施変形例を互いに様々に組み合わせることも可能であって、これらの変形可能性は、具体的な発明による技術的に取り扱うための教示に基づいて、この分野で活動する当業者の裁量の範囲内にある。
保護領域は、請求項によって定められている。しかし明細書と図面は、請求項を解釈するために利用される。図示され、かつ説明された様々な実施例からの個別特徴又は特徴の組合せは、それ自体自立した解決を表すことができる。自立した進歩的解決の基礎となる課題は、明細書から読み取ることができる。
具体的な説明内の値領域についてのすべての記載は、その任意の部分領域とすべての部分領域を共に含むものであって、たとえば記載1から10は、下限の1と上限の10から始まるすべての部分領域、すなわち下限の1またはそれ以上で始まり、上限の10またはそれ以下で終了する、たとえば1から1.7、または3.2から8.1、あるいは5.5から10のすべての部分領域、を一緒に含んでいるものとする。
最後に形式的に指摘しておくが、構造を理解しやすくするために、部材は部分的に縮尺どおりではなく、かつ/又は拡大及び/又は縮小して示されている。
1 緊急車両
2 車両ボディ
3 前輪ペア
4 後輪ペア
5 フロント側
6 リア側
7 載置面
8 長手支持体
9 底アセンブリ
10 ルーフアセンブリ
11 左の長手壁
12 右の長手壁
13 底構造
14 横壁
15 保持フレーム
16 窓ガラス
17 外側被覆
18 運転者キャビン
19 終端横支持体
20 第1のルーフ領域
21 中間領域
22 第2のルーフ領域
23 収容通路
24 底下側
25 中央長手平面
26 左のルーフ支持体
27 右のルーフ支持体
28 ルーフエレメント
29 ルーフ支持体
30 保護装置
31 部分室

Claims (12)

  1. 緊急車両(1)、特に消防車両であって、前記緊急車両(1)がトラックとして形成されており、緊急車両(1)がフロント側(5)及びそれから車両長手方向に離隔したリア側(6)を有し、かつ
    −底アセンブリ(9)、ルーフアセンブリ(10)及び左の長手壁(11)と右の長手壁(12)を備えた車両ボディ(2)を有し、その場合にそれらの長手壁(11、12)が底アセンブリ(9)とルーフアセンブリ(10)の間に配置されており、
    −中央の長手支持体(8)を有し、前記長手支持体(8)が車両長手方向に延びるように配置されており、その場合に
    −底アセンブリ(9)が底構造(13)を有し、かつ底構造(13)が中央の長手支持体(8)と直接堅固に結合されており、その場合に
    −中央の長手支持体(8)が、車両ボディ(2)の底アセンブリ(9)の統合された構成部分を形成し、
    −少なくとも1つの前輪ペア(3)と少なくとも1つの後輪ペア(4)を有し、その場合に少なくとも2つの車輪ペア(3、4)が中央の長手支持体(8)に保持されている、ものにおいて、
    −底アセンブリ(9)が、車両ボディ(2)のアンダーベルト、特に引っ張りベルトを形成し、
    −ルーフアセンブリ(10)が、車両ボディ(2)のオーバーベルト、特に圧力ベルトを形成し、
    −車両ボディ(2)が、複数の横壁(14)を有し、
    −横壁(14)の少なくともいくつかが、底アセンブリ(9)の中央の長手支持体(8)と直接堅固に結合されており、
    −横壁(14)の少なくともいくつかが、車両ボディ(2)の長手壁(11、12)の少なくとも1つと堅固に結合されており、
    −車両ボディ(2)が運転者キャビン(18)を有し、前記運転者キャビン(18)が、車両ボディ(2)の一体的な構成ユニットを形成し、
    −中央の長手支持体(8)が車両ボディ(2)と直接堅固に結合されており、かつ
    −車両ボディ(2)が、その中に統合されている長手支持体(8)と共に、フロント側(5)からリア側(6)まで、構造的な、一貫してつながり合った構造を形成している、ことを特徴とする緊急車両。
  2. 長手支持体(8)が、多角形の横断面を有する中空プロフィールボディとして形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の緊急車両(1)。
  3. 底構造(13)内に収容通路(23)が配置され、あるいは形成されており、前記収容通路(23)が車両長手方向に延びており、かつ
    中央の長手支持体(8)が少なくとも領域的に収容通路(23)内に収容されている、ことを特徴とする請求項に記載の緊急車両(1)。
  4. 収容通路(23)が、底構造(13)の底下側(24)から始まってルーフアセンブリ(10)の方向に深くなるように底構造(13)内に配置されており、かつ/又は
    収容通路(23)が、ルーフアセンブリ(10)とは逆の側へ深くなるように底構造(13)内に配置されている、ことを特徴とする請求項に記載の緊急車両(1)。
  5. 横壁(14)の1つが車両ボディ(2)のフロント側(5)を形成し、かつ保持フレーム(15)及び保持フレームI(15)内に保持されている少なくとも1つの窓ガラス(16)を有している、ことを特徴とする請求項に記載の緊急車両(1)。
  6. 横壁(14)の少なくともいくつかが、車両長手方向に関して垂直の方向に方向づけされた横平面内に配置されている、ことを特徴とする請求項又はに記載の緊急車両(1)。
  7. ルーフアセンブリ(10)が、少なくとも1つのルーフ支持体(26、27)及び少なくとも1つのルーフ支持体(26、27)と結合された少なくとも1つのルーフエレメント(28)を有している、ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の緊急車両(1)。
  8. ルーフアセンブリ(10)が、左のルーフ支持体(26)、右のルーフ支持体(27)及び少なくとも1つの他のルーフ支持体(29)を有しており、前記少なくとも1つの他のルーフ支持体(29)が車両長手方向に関して垂直の方向に、左のルーフ支持体(26)と右のルーフ支持体(27)の間に配置されており、かつ少なくとも1つの他のルーフ支持体(29)が同様にルーフエレメント(28)と結合されている、ことを特徴とする請求項に記載の緊急車両(1)。
  9. 2つの他のルーフ支持体(29)が設けられており、かつ2つの他のルーフ支持体(29)が車両長手方向に関して垂直の方向に互いに離隔して配置されている、ことを特徴とする請求項に記載の緊急車両(1)。
  10. ルーフ支持体(26、27、29)の少なくともいくつかが、横壁(14)の少なくとも1つと堅固に結合されている、ことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の緊急車両(1)。
  11. 車両ボディ(2)が、さらに、少なくともセクション的に配置された外側被覆(17)を有している、ことを特徴とする請求項1から1のいずれか1項に記載の緊急車両(1)。
  12. 車両ボディ(2)が、長手支持体(8)と共に自己支持する構造を形成している、ことを特徴とする請求項1から1のいずれか1項に記載の緊急車両(1)。
JP2019513934A 2016-09-13 2017-09-08 トラックとして形成された緊急車両 Active JP6889251B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ATA50811/2016 2016-09-13
ATA50811/2016A AT518399B1 (de) 2016-09-13 2016-09-13 Als Lastkraftwagen ausgebildetes Einsatzfahrzeug
PCT/AT2017/060217 WO2018049442A1 (de) 2016-09-13 2017-09-08 Als lastkraftwagen ausgebildetes einsatzfahrzeug

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019531219A JP2019531219A (ja) 2019-10-31
JP6889251B2 true JP6889251B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=60021557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019513934A Active JP6889251B2 (ja) 2016-09-13 2017-09-08 トラックとして形成された緊急車両

Country Status (13)

Country Link
US (1) US10967904B2 (ja)
EP (1) EP3512759B1 (ja)
JP (1) JP6889251B2 (ja)
CN (1) CN109715477B (ja)
AR (1) AR109592A1 (ja)
AT (1) AT518399B1 (ja)
DK (1) DK3512759T3 (ja)
ES (1) ES2846323T3 (ja)
HR (1) HRP20210101T1 (ja)
PT (1) PT3512759T (ja)
SI (1) SI3512759T1 (ja)
TW (1) TWI726153B (ja)
WO (1) WO2018049442A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900023676A1 (it) 2019-12-11 2021-06-11 Iveco Magirus Telaio per un veicolo da soccorso e metodo per fabbricare tale telaio
US11472485B2 (en) 2020-01-06 2022-10-18 Workhorse Group Inc. Land vehicles incorporating monocoques and modular mold systems for making the same
US11400982B2 (en) * 2020-01-06 2022-08-02 Workhorse Group Inc. Methods of making monocoques of land vehicles using modular mold systems
JP2021127017A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 トヨタ自動車株式会社 走行ユニット、プログラム及びシステム
CN111959609A (zh) * 2020-09-01 2020-11-20 中国重汽集团济南动力有限公司 一种重型全承载整体式车身本体
CN112158262B (zh) * 2020-09-23 2021-12-24 福建省闽铝轻量化汽车制造有限公司 一种隐藏纵梁的鹅颈车架分总成
CN112660251A (zh) * 2021-01-13 2021-04-16 东风汽车股份有限公司 一种货车车厢底板模块化构建及装配方法
CN113335383B (zh) * 2021-05-27 2023-12-22 重庆望江工业有限公司 一种基于中型高机动通用战术车辆的承载式装甲车身
CN113548112A (zh) * 2021-07-29 2021-10-26 东风商用车有限公司 一种可调节长度变截面车架及车辆
US11440590B1 (en) 2021-12-09 2022-09-13 Workhorse Group Inc. Land vehicles incorporating impact management systems
US11591032B1 (en) 2021-12-09 2023-02-28 Workhorse Group Inc. Land vehicles incorporating brake systems and methods therefor
US11440456B1 (en) 2021-12-09 2022-09-13 Workhorse Group Inc. Land vehicles adapted for use as electric delivery vehicles
US11485215B1 (en) 2021-12-09 2022-11-01 Workhorse Group Inc. Land vehicles incorporating electric motors and methods therefor

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1872442A (en) * 1930-01-29 1932-08-16 Chrysler Corp Automotive vehicle chassis
FR57416E (ja) * 1944-02-15 1953-01-29
US3279816A (en) * 1964-05-11 1966-10-18 Austin Motor Co Ltd Motor vehicle chassis frames
JPS465Y1 (ja) * 1967-07-20 1971-01-05
DE2322935A1 (de) * 1973-05-07 1974-11-21 Rudolf Petter Lastkraftwagen-fahrgestell, laengstraeger als hauptbestandteil mit schwingenden antriebsachsen
IE45797B1 (en) * 1977-10-12 1982-12-01 Daly J & Co Ltd Improvements in or relating to delivery vehicles
JPS60157383U (ja) * 1984-03-26 1985-10-19 東急車輌製造株式会社 ワンボツクスバン型車
AT394979B (de) 1984-12-06 1992-08-10 Rosenbauer Int Gmbh Antriebsanordnung fuer ein feuerwehrfahrzeug
US4683976A (en) * 1984-05-18 1987-08-04 Konrad Rosenbauer Kg Service vehicle
AT406573B (de) * 1994-04-13 2000-06-26 Rosenbauer Int Ag Selbsttragender kastenaufbau für einsatzfahrzeuge, insbesondere feuerwehrfahrzeuge
SE515283C2 (sv) * 1999-04-15 2001-07-09 Scania Cv Abp Fordonsram för tunga fordon samt förfarande för tillverkning av en fordonsram
WO2001094141A1 (de) * 2000-06-05 2001-12-13 Webasto Vehicle Systems International Gmbh Moduldach eines kraftfahrzeugs
DE10327194A1 (de) * 2003-06-17 2005-01-20 Volkswagen Ag Verbindungsanordnung im Dachbereich eines Personenkraftwagens
US7270346B2 (en) * 2004-09-27 2007-09-18 Oshkosh Truck Corporation Vehicle frame
EP1754949A1 (de) * 2005-08-18 2007-02-21 Mowag GmbH Gepanzertes Fahrzeug
DE102008020694B4 (de) 2008-04-24 2012-11-22 Benteler Automobiltechnik Gmbh Kraftfahrzeugrahmen
DE102009017194A1 (de) * 2009-04-09 2010-10-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug
DE102010020313A1 (de) * 2010-05-12 2011-11-17 Audi Ag Tragstruktur einer Fahrzeugkarosserie
FR2960506A1 (fr) * 2010-05-28 2011-12-02 4C Ecomobile Vehicule modulaire ecologique
DE102010032072B4 (de) * 2010-07-23 2019-02-21 Audi Ag Bodentragstruktur für ein Kraftfahrzeug
DE102012106451A1 (de) * 2012-07-18 2014-05-15 Scania Cv Ab Dachaufbau für ein Fahrerhaus eines Nutzfahrzeugs
ES1078070Y (es) * 2012-11-02 2013-02-15 Aloy Jordi Nadal Estructura para la construcción de un chasis de un vehículo, remolque o similar
CN203158082U (zh) * 2013-04-24 2013-08-28 湖北运银实业有限公司 一种承载式车身
JP6104381B2 (ja) * 2013-06-21 2017-03-29 帝人株式会社 熱可塑性樹脂部材で形成されたモノコック構造の車体
DE202013104703U1 (de) 2013-10-18 2014-04-16 J.G.B.D. Consult Sprl Schwerlastmodulfahrzeug
TWM522743U (zh) * 2015-08-05 2016-06-01 Repoly Ecology Tech Corp 車輛的滅火系統

Also Published As

Publication number Publication date
DK3512759T3 (da) 2021-01-25
SI3512759T1 (sl) 2021-02-26
US10967904B2 (en) 2021-04-06
EP3512759B1 (de) 2020-10-21
JP2019531219A (ja) 2019-10-31
ES2846323T3 (es) 2021-07-28
AT518399A4 (de) 2017-10-15
ES2846323T9 (es) 2021-08-25
EP3512759A1 (de) 2019-07-24
AT518399B1 (de) 2017-10-15
HRP20210101T1 (hr) 2021-03-05
PT3512759T (pt) 2021-01-26
WO2018049442A1 (de) 2018-03-22
US20190217897A1 (en) 2019-07-18
CN109715477A (zh) 2019-05-03
AR109592A1 (es) 2018-12-26
CN109715477B (zh) 2021-07-06
TW201811398A (zh) 2018-04-01
TWI726153B (zh) 2021-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6889251B2 (ja) トラックとして形成された緊急車両
US6705667B1 (en) Supporting structure for a motor vehicle
US6561562B1 (en) Motor vehicle with heat insulation
EP2620353B1 (en) Automobile floor structure
US9663020B2 (en) Lightweight chassis
CN110382336B (zh) 舱室模块以及配备有舱室模块的机动车
JP2003252157A (ja) 保護装置
US20190233013A1 (en) Vehicle body rear structure
US7416243B2 (en) Driver's cab supporting structure for a commercial vehicle having a safety cell
HUT67719A (en) Vehicle, mainly lorry
JP2008155699A (ja) 車体骨格構造
KR20170016457A (ko) 리어 바디 모듈
JP2015196388A (ja) 自動車の車体構造
JP2007161074A (ja) 車体後部構造
CN114379686B (zh) 车身及包括其的车辆
WO2021060306A1 (ja) 車両のキャブ構造
WO2004000634A1 (en) Body made of fiber reinforced plastic, mainly for bus
CN104512482A (zh) 车身构造
HUT70605A (en) Frame-structure
CN201890273U (zh) 一种轿车门槛外板的支撑板
WO2021060317A1 (ja) 車両のキャブ構造
JP2020125009A (ja) 車両の収納構造
JP2021054149A (ja) 車両のフロアパネル及びフロア構造
PL232348B1 (pl) Nadwozie miejskiego samochodu użytkowego o konstrukcji drewnianej przeznaczonego zwłaszcza do pojazdów elektrycznych
KR20150042401A (ko) 비틀림 강성 개선 쿼터 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20190513

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6889251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150