JP2020125009A - 車両の収納構造 - Google Patents

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Satoshi Ajisaka
聡 鰺坂
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Abstract

【課題】車両の全長を変えることなくスペース効率を向上させることができる車両の収納構造を得る。【解決手段】車両の収納構造10は、車両前側に配置され、かつ乗員が着座するシート58を備えた客室部14と、客室部14の車両後方側に配置され、かつ一部がシート58の車両下方側まで延在されている収納部16と、少なくとも一部が収納部16の車両下方側に配置されるパワーユニット18と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の収納構造に関する。
従来、エンジンの上方に運転席を配置するレイアウトが知られており、小型から大型に至るトラック(キャブオーバ)やバンなど、多くの車両に採用されている。一方で、車両の電動化等に伴い、車両の動力源にも変化が生じ、エンジンを搭載しない車両が増加している。
例えば、下記特許文献1には、フレームの上方かつ車両前側に配置されるキャビンと、キャビンの車両後方に配置される荷台とを備え、駆動用バッテリと電動モータとにより駆動するトラック形電動車両が開示されている。この駆動用バッテリは重量が大きいため、一般に車両の車両幅方向中央部に配置され、下記特許文献1においても、車両前後方向に延在する一対のフレームの間に配置されている。その結果、特許文献1の図1に示されるように、従来トラック形車両においてエンジンが配置されていた運転席の下方に空隙が生じ、スペース効率が低下している。
特開2014−69686号公報
本発明は上記事実を考慮し、車両の全長を変えることなくスペース効率を向上させることができる車両の収納構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両の収納構造は、車両前側に配置され、かつ乗員が着座するシートを備えた客室部と、前記客室部の後方側に配置され、かつ一部が前記シートの車両下方側まで延在されている収納部と、少なくとも一部が前記収納部の車両下方側に配置されるパワーユニットと、を有している。
請求項1記載の本発明によれば、車両前側に客室部が配置され、客室部の後方側に収納部が配置されている。そして、少なくとも一部が収納部の車両下方側にパワーユニットが配置されているため、従来のキャブオーバ型車両やバンなどにおいてパワーユニットが配置されていたシートの車両下方側において空隙が生じうる。この空隙を埋めるように、収納部の一部がシートの車両下方側まで延在されているため、収納部の全長をシートの車両下方側まで延長することができる。その結果、収納スペースを増加することができ、スペース効率を向上させることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両の収納構造は、車両の全長を変えることなくスペース効率を向上させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両の収納構造が適用された車両を車両進行方向に向かって車両幅方向左側(以下「車両幅方向左側」という)から見て示す側面図である。 図1に示される車両を車両後側かつ車両幅方向左側から見て示す斜視図である。 第2実施形態に係る車両の収納構造が適用された車両を示す図2に対応する斜視図である。
<第1実施形態>
以下、図1及び図2を用いて、本発明の第1実施形態に係る車両の収納構造について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印LHは車両幅方向左側を示している。
(車両12の全体構成)
まず、車両12の全体構成について説明する。図1には、本実施形態に係る車両の収納構造が適用された車両12を車両幅方向左側から見た側面図が示されている。この図に示されるように、車両12は、客室部14と収納部16とパワーユニット18とを含んで構成されており、これらの要素が車両前後方向に延在されたフレーム20に固定されている。
[フレーム20]
フレーム20は、車両前後方向に延在された一対のサイドメンバ22の間に、複数のクロスメンバが架設され、梯子型に形成されている。サイドメンバ22及びクロスメンバは、長尺状の車体骨格部材であり、サイドメンバ22は、一例として、複数の取付孔が形成された鋼板をプレス加工することによりコ字状に形成されている。一対のサイドメンバ22は、後端部から車両前後方向中央部にかけて、略直線形状とされる一方、中央部から前端部にかけては、前輪24の周辺部において、車両上方に傾斜した段部20Aが形成されている。
一対のサイドメンバ22の上下のフランジ部には、コ字状に形成されたクロスメンバの両端部がボルト締結されている。サイドメンバ22の車両前側には、客室部14が固定され、客室部14の車両後方には「収納部」としての荷台26が固定されている。
[パワーユニット18]
また、車両12は、「パワーユニット」としてのバッテリ28に蓄積された電力によりモータ30を回転させて走行する電気自動車とされており、前輪24近傍(ハブ内部)にはフロントモータ30Aが配設され、後輪32近傍(ハブ内部)にはリヤモータ30Bが配設されている。
そして、一対のサイドメンバ22の間には、バッテリ28がバッテリキャリア34に収納された状態で固定されている。バッテリキャリア34は、車体前後方向に延出された略矩形の皿状とされており、外周部には水平フランジ部が形成されている。このバッテリキャリア34の四方に形成された水平フランジ部のうち、車両前後方向に延在された一対の水平フランジ部には複数の取付孔が形成されており、一対のサイドメンバ22の車両下側のフランジ部22Bにボルト締結されている。
[客室部14]
客室部14は、フロアパネル48と、フロアパネル48の外周部に立設されたバックパネル44、一対のサイドパネル46及びフロントパネル50と、これらのパネルの上端部に架設されたルーフパネル52とによって箱型に形成されている。
フロアパネル48は、側面視で、後端部から車両前後方向の中間部にかけて車両上方側へ傾斜された板状部材とされている。また、フロントパネル50は、車両上方側に向かって弓なりに湾曲されており、上部にはウインドシールドガラス56が配設されている。さらに、バックパネル44はルーフパネル52から略垂直に垂下されており、その上部には略台形状のバックガラス55が配設されている。また、一対のサイドパネル46は、前端部がフロントパネル50の側面形状に合わせて車両上方側に向かって弓なりに湾曲されており、フロントサイドドア57が開閉可能に配設されている。フロントサイドドア57の下端部の前側はフロントフェンダ54に沿って円弧状に形成されており、又下端部の後側は後述する側あおり40の上端部と同一高さで略水平に形成されている。
上述した客室部14には、バックパネル44に沿うように、シート58(運転席及び助手席)が配設されている。シート58は、乗員の頭部を支持するヘッドレスト58Aと、乗員の上体を支持するシートバック58Bと、乗員が着座するシートクッション58Cと、によって構成されている。
[荷台26]
荷台26は、一例として、サイドメンバ22の長手方向に沿って、縦根太が一対のサイドメンバ22に固定され、これに交差するように複数の横根太が縦根太に固定され、横根太の外周を結ぶように、略矩形状の台枠36が配設されている。
台枠36の上面には、平板状の板材が敷設されて床面38とされている。床面38の車両幅方向両側には一対の側あおり40が立設されており、また床面38の車両後側には後あおり42が立設されている。これらの側あおり40及び後あおり42の下端部は、蝶番を介して台枠36に回動可能に連結されている。
[収納部16]
収納部16は、客室部14の車両後方側に形成された第1の収納部16Aと、客室部14の車両下方側に形成された第2の収納部16Bと、よって構成されている。以下、この順に説明する。
[第1の収納部16A]
第1の収納部16Aは、一対のサイドメンバ22に固定された荷台26によって形成されている。具体的には、上述した荷台26の一対の側あおり40は、客室部14の後端部手前(後述する客室部14のバックパネル44の後端部)まで延出されており、一対の側あおり40、後あおり42、及び床面38の後部(客室部14の車両後方側に位置する部分)によって第1の収納部16Aが形成されている。
[第2の収納部16B]
第2の収納部16Bは、以下のようにして形成されている。具体的には、客室部14の背面を構成するバックパネル44が、車両高さ方向に延出された上壁部44Aと、上壁部44Aの下端部から車両前方に向かって略水平に延出された横壁部44Bと、横壁部44Bの前端部から車両下方に向かって延出された下壁部44Cにより段差状に形成されている。この段差形状のバックパネル44の横壁部44B及び下壁部44Cと、荷台26の床面38の前部と、一対のサイドパネル46と、によって第2の収納部16Bが形成されている。
また、上述した荷台26の床面38を車両前方側に延出させることで、第1の収納部16Aの底面と第2の収納部16Bの底面とが同一高さで一体に形成されている。これにより、荷台長がフロアパネル48の後端部(後述するシート58の前端部の車両下方)まで延長されている。その結果、限られた全長の中で積載量や荷台長(必要最低限の荷台長L)を確保し、リヤオーバーハングを短縮して(リヤオーバーハングの短縮分RrOH参照)フロントオーバーハングを延長することができ(フロントオーバーハングの延長分FrOH参照)、衝突安全性能を向上させることができる。
また、客室部14と荷台26とは、フロアパネル48の後端部と床面38の前端部とが当接し、一対のサイドパネル46と床面38の車両幅方向両端部とが当接するように、フレーム20に固定されている。客室部14と荷台26とをフレーム20に取り付けた状態において、バックパネル44の下壁部44C及び側あおり40の車両高さが略同一とされているため、客室部14と荷台26とをフレーム20に取り付けた場合に、バックパネル44の上壁部44Aの下端部と側あおり40の上端部との間に隙間ができにくい。その結果、バックパネル44の下壁部44Cと側あおり40の上端部とを接合することなく、隙間から、第2の収納部16Bの収納物が荷台26後部へと移動することを低減することができる。
また、上述したシート58は、シート58を車両前後方向に摺動可能とする一対の摺動部材上に載置されている。摺動部材はバックパネル44の横壁部44Bに固定されており、横壁部44Bには、一対の摺動部材に囲まれた領域において、開口部が形成されている。
また、シートクッション58Cの前端部には、シートクッション58Cの短手方向に沿って回動軸が配設されており、回動軸の両端部が、シートクッション58Cの短手方向両側に取り付けられた軸受けにより支持されている。そのため、シートクッション58Cの後端部に手をかけ持ち上げることにより、シートクッション58Cを回動させることができ、シートクッション58Cの車両下方、すなわち、一対の摺動部材に囲まれた領域に形成された開口部から、第2の収納部16Bへアクセスし、収納物を出し入れすることが可能とされている。
(本実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態の車両の収納構造によれば、車両前側に客室部14が配置され、客室部14の後方側に収納部16が配置されている。そして、収納部16の車両下方側にパワーユニット18が配置されているため、従来のキャブオーバ型車両やバンなどにおいてパワーユニットが配置されていたシート58の車両下方側において空隙が生じうる。この空隙を埋めるように、収納部16の一部がシート58の車両下方側まで延在されているため、収納部18の全長をシート58の車両下方側まで延長することができる。その結果、収納スペースを増加することができ、スペース効率を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、図3を用いて、本発明の第2実施形態に係る車両の収納構造について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一の番号を付してその説明を省略する。
図3に示されるように、第2実施形態に係る車両の収納構造では、第1の収納部16Aと第2の収納部16Bとの境界部に仕切り板62を設けた点に特徴がある。
具体的には、一対の側あおり40の前端部を結ぶ位置に、車両幅方向に沿って第1の仕切り板62Aが立設され、第1の収納部16Aと第2の収納部16Bとを区画している。また、第1の仕切り板62Aの前面及びバックパネル44の下壁部44Cの後面の車両上下方向中央部には、複数のブラケット64が同一の車両高さにおいて等間隔で取り付けられており、このブラケット64上には、第2の収納部16Bを車両上下方向に分割する第2の仕切り板62Bが載置されている。また、バックパネル44の下壁部44Cには、バックパネル44の上壁部44Aに形成された開口部に代えて又は開口部と共に、開閉可能な取出口(開口部)が形成されている。
本実施形態の車両の収納構造によれば、第1の収納部16Aと第2の収納部16Bとの境界部に第1の仕切り板62Aが立設されているため、第2の収納部16Bへの収納物が車両後方に移動することを抑制することができる。
また、第2の収納部16Bを車両上下方向に分割する第2の仕切り板62Bが載置されているため、バックパネル44の上壁部44Aから、第2の収納部16Bへの収納物を容易に取り出すことができる。そして、第2の仕切り板62Bはブラケット64上に載置されているため、収納物の形状に応じて、バックパネル44の下壁部44Cに形成された開口部(取出口)より第2の仕切り板62Bの取り外しが可能となる。これにより、客室部内のユーティリティを向上させることができる。
<上述した実施形態の補足説明>
上述した実施形態では、電気自動車に対して本発明を適用しているが、これに限らず、モータを動力源としない車両に適用してもよい。
また、上述した実施形態では、平ボディのトラックに対して本発明を適用しているが、これに限らず、荷台の形状が異なるトラックや、バンなどの乗用車に適用してもよい。
また、上述した実施形態では、客室部14と荷台26とが当接し、第2の収納部16Bが閉じられた空間とされているが、これに限らず、客室部14と荷台26の一部が離間していてもよい。
12 車両
14 客室部
16 収納部
18 パワーユニット
26 荷台(収納部)
28 バッテリ(パワーユニット)
30 モータ(パワーユニット)
58 シート

Claims (1)

  1. 車両前側に配置され、かつ乗員が着座するシートを備えた客室部と、
    前記客室部の車両後方側に配置され、かつ一部が前記シートの車両下方側まで延在されている収納部と、
    少なくとも一部が前記収納部の車両下方側に配置されるパワーユニットと、
    を備えた車両の収納構造。
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