JP6887876B2 - 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6887876B2
JP6887876B2 JP2017101138A JP2017101138A JP6887876B2 JP 6887876 B2 JP6887876 B2 JP 6887876B2 JP 2017101138 A JP2017101138 A JP 2017101138A JP 2017101138 A JP2017101138 A JP 2017101138A JP 6887876 B2 JP6887876 B2 JP 6887876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
image
job
image forming
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017101138A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018192773A (ja
Inventor
ジェローム グエルモント
ジェローム グエルモント
徹 新苗
徹 新苗
宮原 宣明
宣明 宮原
諒 藤田
諒 藤田
喜貴 大庭
喜貴 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017101138A priority Critical patent/JP6887876B2/ja
Priority to EP18172841.1A priority patent/EP3415991B1/en
Priority to US15/982,621 priority patent/US10754284B2/en
Priority to CN201810470526.4A priority patent/CN108965630B/zh
Publication of JP2018192773A publication Critical patent/JP2018192773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6887876B2 publication Critical patent/JP6887876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00496Constructional details of the interface or console not otherwise provided for, e.g. rotating or tilting means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5075Remote control machines, e.g. by a host
    • G03G15/5091Remote control machines, e.g. by a host for user-identification or authorisation
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6538Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/42Scales and indicators, e.g. for determining side margins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H33/00Forming counted batches in delivery pile or stream of articles
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6529Transporting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2220/00Function indicators
    • B65H2220/02Function indicators indicating an entity which is controlled, adjusted or changed by a control process, i.e. output

Description

本発明は、複数の排紙装置が装着可能な画像形成装置および情報処理端末に関する。
プリントオンデマンド(POD)やプロダクションプリンティングなどと呼ばれる画像形成のサービス形態がある。このようなサービス形態では、例えば、顧客から小ロット多品種の印刷注文を受注する。そして、高速動作の画像形成装置を用いて素早く画像形成を行い、納品する。その際、大量のシート(シート状の用紙、以下同じ)への画像形成が迅速に行われ、排紙される。排出先へは大容量スタッカが用意される。この種の大容量スタッカは、一度に数千枚のシートを積載する。大容量スタッカを複数台装着し、一つの大容量スタッカが満杯になっても、別の大容量スタッカへ自動的に排出先を切り替えることで画像形成を継続する場合もある。この場合、一つの画像形成ジョブに対応する画像形成済シートが複数の排出先に分かれて排紙される。以後の説明では、「画像形成済シート」を単に「シート」と呼ぶ場合がある。
一方、オペレータは、排紙されたシートを回収して次の工程に進める作業を行う。しかし、大量かつ複数場所に排紙されたシートから、所望の画像形成ジョブに対応するシートの位置を特定することは容易ではない。このような問題の解決策として、特許文献1に記載された技術では、画像形成ジョブ毎にシートの排出先を確認するための要求を受け付ける。そして、排出先の装置(大容量ストッカなどの排紙装置)を所定の表示装置に表示する。これにより、各画像形成ジョブに対応するシートの排出先を確認し、処理済ジョブのシートを確実に回収できるとされる。
特開2013−146898号公報
特許文献1に開示された技術では、シートが排紙されていない排紙装置の情報は表示されない。そのため、複数の排紙装置が装着された構成において、排出先がどの排紙装置のどの積載部位かを把握することは困難である。
特許文献1に開示された技術では、また、画像形成ジョブが複数ある場合、そのうち選択された画像形成ジョブに対応するシートの排出先しか表示されない。そのため、排出先における現在のシートの積載状況を正しく把握することができない。
さらに、シートを回収する際においても、回収済の画像形成ジョブと未回収の画像形成ジョブの両方が表示されている。そのため、実際に回収すべきシートの積載状況を特定するのに時間がかかってしまう。
本発明は、取り出し可能な画像形成ジョブによるシートの積載部位を正しく把握することができる画像形成システムを提供することを主たる目的とする。
本発明の実施の一態様となる画像形成装置は、1又は複数の画像形成ジョブを入力するジョブ入力手段と、前記ジョブ入力手段により入力された画像形成ジョブに従ってシートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段から排出される画像形成済シートをシート束として積載可能な複数のシート積載手段と、前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記シート束の積載状況を表す第2情報を記憶する記憶手段と、前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、生成した前記全体画像を表示手段の画像領域に表示するとともに、前記第2情報により特定される排出先の前記シート積載手段に積載された前記シート束を視覚化したシート画像を生成し、生成したシート画像を前画像領域に表示する制御手段とを備え、前記制御手段は、画像形成済シートの排出が完了した画像形成ジョブを処理済ジョブとして抽出したリストを前記表示手段のリスト領域に表示することが可能であり、前記リスト領域に表示されたリストを通じていずれかの処理済ジョブが指定された場合には、前記画像領域に前記シート画像を表示するに際し、指定された処理済ジョブに係るシート画像とそれ以外のシート画像とを区別した表示態様で表示するとともに、指定された処理済ジョブに基づき排出されたシート束の先頭シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像と、当該シート束の最終シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像とを、該当シート部分に表示することを特徴とする。
本発明によれば、シート画像の表示を通じて取り出し可能なシートの積載部位を正しく把握することができる。
画像形成システムの構成図。 画像形成装置に排紙装置が装着された状態を表した模式図。 画像形成システムの搬送機構の断面図。 (a)〜(g)はイジェクト動作の過程を説明するための模式図。 装置構成情報の例示図。 積載状況情報の例示図。 画像形成装置が起動する際の動作手順を示す制御フロー。 画像形成装置において画像形成ジョブを処理する際の手順を示す制御フロー。 シート回収検知処理の手順を示す制御フロー。 情報処理端末の動作手順(起動時)を示す制御フロー。 モニタ画面の例示図。 画像形成ジョブが変更された場合の手順を示す制御フロー。 (a)〜(c)はシート束の描画の概要を示す説明図。 (a)〜(c)は他のシート束の描画の概要を示す説明図。 (a)〜(c)はサムネイル画像の描画の概要を示す説明図。 (a),(b)はサムネイル画像の基になる画像データの例示図。 サムネイル画像を描画した後のモニタ画面の例示図。 サムネイル画像を描画した後の他のモニタ画面の例示図。
[第1実施形態]
図1は、本発明を適用した画像形成システムの概略構成例を示す図である。この画像形成システム1は、情報処理端末100と画像形成装置101とを通信ネットワーク105に装着して構成される。本例では情報処理端末100と画像形成装置101が1台の例を示すが、それぞれ複数台であっても良い。通信ネットワーク105は、LAN(Local Area Network)である。ただし、WAN(Wide Area Network)、LANとWANの組み合わせ、あるは、有線ネットワークを通信ネットワーク105しても良い。
情報処理端末100は、ネットワーク通信部110、制御部111、記憶部112、表示部113および入力部114を有する。ネットワーク通信部110は、通信ネットワーク105との間で行う通信の制御を行う通信手段である。記憶部112は大容量のデータを一時的あるいは長期的に記憶する記憶手段である。表示部113は、オペレータに対して各種表示を行うための表示手段である。本実施形態では、後述する全体画像およびシート画像などを表示させる。入力部114はオペレータからの各種指示、範囲指定などを受け付ける。また、画像形成ジョブの入力を受け付けるジョブ入力手段、画像データなどのデータ入力手段、処理済ジョブの指定入力を受け付ける指定入力手段としても機能する。処理済ジョブは、後述するとおりシートへの画像形成が完了した画像形成ジョブをいう。なお、表示部113をタッチパネルで構成する場合、オペレータからの各種指示、範囲指定、ジョブ指定などについては、表示部113から入力することもできる。
制御部111は、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータの一種である。CPU(Central Processing Unit)は、端末制御用のコンピュータプログラムを実行することにより、情報処理端末100に種々の機能を形成する。これについては後述する。ROM(Read Only Memory)は、上記コンピュータプログラムなどを記憶する。RAM(Random Access Memory)はCPUのワークメモリである。
画像形成装置101は、ネットワーク通信部120、制御部121、記憶部122、排紙装置装着ポート123、画像形成部124を有する。ネットワーク通信部120は、通信ネットワーク105との間で行う通信の制御を行う通信手段である。記憶部122は大容量のデータを一時的あるいは長期的に記憶する記憶手段である。排紙装置装着ポート123は、排紙装置を装着するための装着手段である。画像形成部124は、入力された画像形成ジョブ毎にシートへの画像形成を行う画像形成手段である。
制御部121は、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータである。組込型のコンピュータであっても良い。CPUは、画像形成制御用のコンピュータプログラムを実行することにより、画像形成装置101に種々の機能を形成するとともに各機能の動作を制御する制御手段として動作する。これについては後述する。ROMは上記端末制御用のコンピュータプログラムなどを記憶する。RAMはCPUのワークメモリである。
画像形成装置101の記憶部122には、ジョブデータ130、処理済ジョブリスト131、装置表示情報132、積載状況情報133などが記憶される。ジョブデータ130は、入力された画像形成ジョブの内容を表す画像データおよび指示データ、その画像形成ジョブを実行した後のデータ、画像形成ジョブの実行過程のデータなどである。処理済ジョブリスト131は、画像形成装置101で実行した画像形成ジョブを処理済ジョブとしてリストアップしたリストである。処理済ジョブリスト131には、例えばジョブID、ジョブ名称、ページ数、部数、用紙といったジョブ属性が関連付けて記録される。
装置表示情報132は、画像形成手段および複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報の一つであり、後述する全体画像などを生成する際に参照される。本例では、画像形成手段が画像形成装置101であり、シート積載手段が後述する排紙装置であるため、画像形成装置101および排紙装置のそれぞれの外観、構造、サイズ、装着時の全体の外観、構造、サイズなどを表す情報を装置表示情報132とする。例えば画像形成装置101に3台の排紙装置がディジー装着されている場合、1台目に画像形成装置101に隣接する最初の排紙装置が配置され、以後、二番目の排紙装置、三番目の排紙装置が順次配置される態様を表すものとなる。この装置表示情報132は、装着された排紙装置の組み合わせに応じて決定される。排紙装置は、それぞれ他の排紙装置と交換自在に配置される。そのため、装置表示情報132は適宜最新のものに更新される。
積載状況情報133は、各シート積載手段における画像形成済シートの積載状況を表す第2情報の一つであり、後述するシート画像を生成する際に参照される。なお、画像形成済シートを以下「シート」と略称する。また、2枚以上のシートのまとまりを、以後、「シート束」と称する場合がある。積載状況情報133は、後述するシート画像の生成に必要なシートないしシート束の形状、サイズを表す情報を含む。この情報は、後述する検出手段で検出された積載状況の検出結果が取得される度にリアルタイムに更新される。ここにいう「積載状況」は、シート積載部位におけるシートの有無(シートが積載されている部位の変化を含む)、シートの外形・サイズ、シートの積載高の推移などをいい、後述するイジェクト動作により回収されるまでのシートの状態変化全般をいう。
次に、画像形成装置101の排紙装置装着ポート123に装着される排紙装置について説明する。排紙装置は、大容量ストッカやフィニッシャなどであり、任意に組み合わせたり、事後に交換したりすることが可能な装置である。これらの排紙装置は、シートを画像形成ジョブ毎に積載して回収可能なシート積載手段として動作する。すなわち、各排紙装置は、画像形成ジョブ毎のシート束となるように処理済ジョブのシートをシート積載部位へ積載する。
図2は、排紙装置装着ポート123に3台の排紙装置201〜203がデイジーチェーン装着される場合の装着例を示す模式図である。各排紙装置201〜203は、それぞれ自装置の動作を制御するための制御コントローラ211,212,213を有する。制御コントローラ211,211,213には、それぞれ上流装置装着ポート221、222,223と、下流装置装着ポート231,232,233が設けられている。上流装置装着ポート221、222,223は、自装置の上流装置と通信ケーブル240を介して装着するポートである。下流装置装着ポート231,232,233は、下流装置と通信ケーブル240で装着するためのポートである。これにより、画像形成装置101と3台の排紙装置201,202,203とが通信可能となる。なお、三番目の排紙装置203を外した構成であっても良く、逆に、三番目の排紙装置203の下流側に、さらに、画像形成装置101と通信可能な別の装置を装着することも可能である。
画像形成装置101および排紙装置201,202,203は、それぞれシートの搬送機構をメカニカル要素として備える。図3はこれらの搬送機構の説明図である。図3において、画像形成ユニット300は、シートに転写する画像を形成するユニットであり、図1における画像形成部124に対応する。画像定着ユニット310は、転写後の画像を定着させるユニットである。画像定着ユニット310には、2台の大容量スタッカ320,340と1台のフィニッシャ360とがデイジーチェーン装着されている。
画像形成ユニット300において、給紙デッキ301,302は、それぞれ収納されたシートの最上位のシート一枚を分離し、これをシート搬送パス303へ搬送する。現像ステーション304〜307は、それぞれY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の有色トナーを用いてトナー像を付着させる。付着したトナー像は、中間転写ベルト308に一次転写される。中間転写ベルト308は、例えば時計回りに回転してシートを二次転写位置309まで搬送する。その際、シート搬送パス303から搬送されてきたシートへとトナー像を転写させる。トナー像が転写されたシートは、画像定着ユニット310へ搬送される。
画像定着ユニット310では、定着ユニット311でトナー画像を溶融・圧着することでシートにトナー像を定着させる。定着ユニット311を通過したシートは、シート搬送パス312からシート搬送パス315へと搬送される。シートの種類によっては、さらに追加の加熱・加圧が必要な場合がある。この場合は、定着ユニット311を通過した後、その後段のシート搬送パスを使って第二定着ユニット313へと搬送される。追加の加熱、加圧が施されたシートは、シート搬送パス314へ搬送される。反転部316は、搬送されてきたシートをスイッチバック方式で反転させる。シート片面への画像形成の場合、反転されたシート、すなわち画像が形成されたシートは、シート搬送パス315へ搬送される。シートの両面への画像形成を行う場合、シートは、両面反転パス317へ搬送され、反転された後、両面搬送パス318へ搬送される。これにより、二次転写位置309で2面目の画像形成が行われ、シート搬送パス315へ搬送される。シート搬送パス315を通過したシートは、シート搬送パス324を通して大容量スタッカ320に入力される。
大容量スタッカ320は、それぞれシートを積載するためのリフトトレイ322とイジェクトトレイ323とで構成されるスタック部321を有する。これらは図2に示した制御コントローラ211により制御される。リフトトレイ322は、シートが積載されていない状態では所定高さのシート積載部位に位置し、積載が進むと下降する。イジェクトトレイ323は、該リフトトレイ322が積替位置まで下降した時点でシートを積み替えて装置外へイジェクトさせるためのトレイである。リフトトレイ322とイジェクトトレイ323は、シートを支持するバーが互い違いの位置に存在するように構成される。そのため、リストトレイ322上のシートが何の障害もなくイジェクトトレイ323へ積み替えられるようになる。
シートは、シート搬送パス324,325を経て排紙ユニット326へ搬送される。排紙ユニット326は、下回転体と上回転体とでシートをニップするとともに、リフトトレイ322へシートをフリップ排紙する。「フリップ排紙」とは、シートの両面のうち排紙ユニット326の下回転体と接する側の面が、リフトトレイ322上において上面となるように、表裏を反対にしつつシートを排紙することである。
リフトトレイ322は、シートの積載が進むと積載されたシートの高さ分だけ下降し、常に積載するシートの上端が所定高さになるように制御される。リフトトレイ322が積載フルになった場合、リフトトレイ322は、イジェクトトレイ323の位置まで下降する。「積載フル」とは、積載可能最大量に到達し、これ以上リフトトレイ322へ積載できないことをいう。そして、リフトトレイ322がイジェクトトレイ323より低い積替位置に到達した時点で、シートは、イジェクトトレイ323に積み替えられる。その後、イジェクトトレイ323が装置外へ運び出される。これにより、シートが取り出し可能となる。この動作を「イジェクト動作」と呼ぶ。
大容量スタッカ320は、また、トップトレイ327を有する。トップトレイ327は、主にスタック部321に積載されるシートのサンプル出力のために使用されるシート積載部位の一つである。スタック部321への排出中に、サンプルとして1シート(もしくは1部)をトップトレイ327に出力する。これにより、スタック部321に積載されたシートを取り出すことなく、画像形成の品質を確認することができる。シートがトップトレイ327に出力される場合、シートは、シート搬送パス324からシート搬送パス328を経由してトップトレイ327へ搬送される。なお、大容量スタッカ320の下流装置へシートを搬送する場合、シートは、シート搬送パス329を経由して搬送される。
イジェクトトレイ323およびトップトレイ327は、それぞれシート有無検知センサ330、331を有する。シート有無検知センサ330、331は、当該トレイ上におけるシートの積載状況の変化を所定タイミング毎に検出する検出手段の一つとして動作する。制御部121は、このシート有無検知センサ330、331の検出結果を時系列に取得するとともに、取得した検出結果に応じて記憶部122における積載状況情報133を更新する。
大容量スタッカ340は、大容量スタッカ320と同一の構成である。すなわち、大容量スタッカ320のスタック部321(リフトトレイ322、イジェクトトレイ323)は、大容量スタッカ340では、スタック部341(リフトトレイ342、イジェクトトレイ343)となる。同様に、大容量スタッカ320のシート搬送パス324,325,326,328,329は、大容量スタッカ340では、シート搬送パス424、425,426,428,429となる。また、大容量スタッカ320のトップトレイ327、シート有無検知センサ330,331は、大容量スタッカ340では、トップトレイ427、シート有無検知センサ350,351となる。これらは制御コントローラ212により制御される。
フィニッシャ360は、図2に示した制御コントローラ213の制御の下で、オペレータにより指定された機能に応じ、搬送されたシートに対して所定の後処理を施す。後処理の例として、本例では、シートに対して、ステイプル(1個所・2箇所綴じ)およびパンチ(2穴・3穴)を施すものとする。フィニッシャ360は、それぞれシート積載部位となる2つの排紙トレイ361,362を備える。排紙トレイ361へは、ステイプル等の後処理が行われないシートがシート搬送パス363を経由して排出される。排紙トレイ362へは、オペレータにより指定されたフィニッシング機能が実行されたシートがシート搬送パス364を経由して排出される。
排紙トレイ361,362は、それぞれ昇降自在に構成されている。排紙トレイ361を下降させ、後処理した複数のシートを、その排紙トレイ361へ積載するように動作することも可能である。排紙トレイ361,362は、それぞれシート有無検知センサ366、367を有し、当該トレイ上のシートの積載状況を検出する。シート有無検知センサ366、367もまた、当該トレイ上におけるシートの積載状況の変化を所定タイミング毎に検出する検出手段の一つとして動作する。検出結果は、大容量スタッカ320,340が有する制御コントローラを通じて時系列に画像形成装置101へ伝達される。
次に、大容量スタッカ320におけるシートの積載状況について、図4(a)〜(g)を参照して説明する。各図において、向かって右側は大容量スタッカ320のメカニカル要素を正面から見た断面図、左側は左側面から見た断面図である。大容量スタッカ340も同様となるため、代表して、大容量スタッカ320について説明する。
図4(a)は、大容量スタッカ320にシートが積載されていない状態を表す。リフトトレイ322は、所定高さ、すなわちスタック部321へ排出される排紙口の位置まで上昇して停止している。イジェクトレイ323は、装置内に収納された状態である。図4(b)は、画像形成動作中の状態を示す。シートの積載が進むと、制御コントローラは、積載されたシートの最上面の高さがスタック部321の排紙口の位置に一致するように、徐々にリフトトレイ322を下降させる。図4(c)はリフトトレイ322の積載フルが検出された状態を示す。積載フルになると、もはやリフトトレイ322への積載を継続できない。そのため、制御コントローラは、積載されたシートをイジェクトトレイ323に積み替える制御を開始する。図4(d)は、リフトトレイ322がイジェクトトレイ323の積替位置まで下降し、シートがイジェクトトレイ323へ積み替えられた状態を表す。リフトトレイ322がイジェクトトレイ323と同一の高さまで下降しても、シートを支持するバーは、互い違いの位置にあるため、互いが干渉することはない。リフトトレイ322がイジェクトトレイ323よりも下の積替位置に到達した時点で、リフトトレイ322に積載されていたシートは、イジェクトトレイ323に積み替えられた状態となる。
図4(e)は、シートを積載したイジェクトトレイ323が装置外にイジェクトされた状態を表す。このようにイジェクトトレイ323にイジェクトされることにより、積載されたシートが回収可能となる。図4(f)は、イジェクトトレイ323がイジェクトされた状態で、リフトトレイ322が再び後続のシートを積載される位置まで上昇した状態を表す。これにより、リフトトレイ322にシートが積載できるようになる。図4(g)は、イジェクトトレイ323がイジェクトされた状態で画像形成が継続された後、リフトトレイ322の積載フルが検出された状態を表す。この状態では、イジェクトトレイ323はイジェクトされているため、リフトトレイ322に積載されたシートをイジェクトトレイ323へ積み替えることはできない。大容量スタッカ320への積載を継続するには、イジェクトトレイ323に積載されたシートを回収する必要がある。
図5は、画像形成装置101においてジョブが処理されるときに、情報処理端末100の表示部113に表示される画面の例示図である。この画面の表示内容は、画像形成装置101から受けとった装置表示情報132に基づいて制御部111により生成される。あるいは画像形成装置101の制御部121がそれを生成しても良い。
装置表示情報132は、排紙装置の組み合わせによりその内容が異なる。この実施形態では、説明の便宜上、装着可能なすべての排紙装置の組み合わせに応じた装置表示情報132があらかじめ記録されているものとする。一例として、図3で例示した装置構成に対応する装置表示情報132の例を説明する。なお、図5では模式図を用いるが、実際の装置表示情報132は、XML(eXtensible Markup Language)やCSV(Comma-separated values)などの形式で保存される。
図5の上段は、全体の配置態様を例えばビットマップ形式で表現することで視覚化した全体画像501であり、下段は各排紙装置が有する排紙トレイの位置情報を記録したテーブルである。全体画像501は、二次元画像又は三次元画像で表示可能であるが、ここでは三次元画像で表示されている。
なお、図5の上段に示された全体画像501ではシートないしシート束が描かれていないが、シートが搬送されてきたときは、その積載部位の排紙トレイの構造画像も描画(表示)される。例えば、上述した大容量ストッカ320,340において変位するリフトトレイ322およびイジェクトトレイ323を表す構造画像を含む全体画像が表示される。図3に示した例では、大容量スタッカ320,340は3つの排紙トレイ(トップトレイ・リフトトレイ・イジェクトトレイ)を有し、フィニッシャ360は2つの排紙トレイ(上トレイ・下トレイ)を有する。そのため、このような配置態様では、合計8つの排紙トレイが使用可能となる。図5上段の全体画像501には、これらの排紙装置と排紙トレイの実際の配置態様および構造画像が表示される。そのため、オペレータは、シートがどの排紙トレイに積載され、回収可能かを直感的に把握することができる。
図5下段に示されるテーブルにおいて、トレイ#1〜#8のレコードは、各々が設置される排紙装置521、トレイ種別522、トレイ位置座標523に対応する。すなわち、「トレイ#1」は大容量スタッカ320のトップトレイであり、全体画像501を基準としたトレイ位置座標(396,102)に設けられていることが示されている。トレイ位置座標は、全体画像501の左上を原点とし、それぞれ右方向・下方向へのオフセット値(ピクセル数)である。他のトレイ#2〜#8についても同様の内容となる。
図6は、積載状況情報133の例示図である。積載状況情報133は、記憶部122に記憶され、例えば各排紙トレイにおける複数箇所で表示態様の検出結果を取得したタイミングで更新され、適宜参照可能となる。積載状況情報133は、リスト型のデータ構造を持つ。すなわち使用可能な排紙トレイにおけるシートないしシート束の積載状況をトレイ毎に表すトレイ情報が、トレイ情報#1〜トレイ情報#Nとして示されている。以下の説明では、便宜上、1枚以上のシートを「シート束」という場合がある。図5下段に示したテーブルとの関係では、トレイ#1における上記積載状況の検出結果がトレイ情報#1に対応する。トレイ情報#2、トレイ情報#(N−1)、トレイ情報#Nについても同様となる。なお、Nは自然数であり、図3に例示した装置構成の場合、Nは8となる。
図6において、トレイ情報#1〜トレイ情報#8は、メンバ変数として「総積載枚数カウント」と「シート束情報リスト」を持つデータ形式のものである。「総積載枚数カウント」は、当該排紙トレイに積載されたシートの総枚数をカウントする変数である。「シート束情報リスト」は、各シート束の各々に関わる情報を表すシート束情報が、シートの積載順に、リスト状に配置される。なお、どの排紙トレイにもシートが積載されていない場合、「シート束情報リスト」は空のリストとなる。各シート束情報は、メンバ変数として「ジョブID」、「用紙ID」、「先頭シート位置」、「シート数カウント」、「先頭シートのサムネイル画像」、「最終シートのサムネイル画像」を持つ。「ジョブID」は、そのシート束に対応する印刷ジョブのIDを表す変数である。各印刷ジョブには、画像形成装置101によってユニークなIDが割り振られ、そのIDがこのメンバ変数に記録される。「用紙ID」は、そのシート束に対応するシートのIDを表す変数である。シートは、サイズ・坪量・表裏面の状態などの特性に応じて定義され、それを識別するために割り振られた用紙IDがメンバ変数に記録される。「先頭シート位置」は、そのシート束の先頭シートが排紙トレイに積載された先頭シートから数えて何シート目にあたるかを示す変数である。「シート数カウント」は、そのシート束の総シート枚数をカウントする変数である。「先頭シートのサムネイル画像」は、そのシート束の先頭シートのシート部分の識別を可能にする画像の一例であり、そのシート束の先頭シートのサムネイル画像を保存する変数である。「最終シートのサムネイル画像」は、そのシート束の最終シートのサムネイル画像を保存する変数である。
次に、本実施形態の画像形成システムの動作を説明する。まず、画像形成装置101の起動時の動作を図7を参照して説明する。図7は、画像形成装置101の起動時の制御フローである。この制御フローは、制御部121が装置内の各部を統括的に制御することにより実行される。制御部121は、画像形成装置101が起動すると、装着されたすべての排紙装置に向けて初期化コマンドを送信する(S101)。初期化コマンドは、通信ケーブルを介して各排紙装置宛に送られる。各排紙装置は、初期化コマンドを受信すると、自装置の種別を特定するための排紙装置IDを画像形成装置101へ返信する。
制御部121は、受信した排紙装置IDを記憶部122に記憶させる(S102)。この排紙装置IDにより、現在、画像形成装置101に装着されている排紙装置がどのように配置され(排紙装置の順番など)、その結果、シートの積載部位がどの位置なのかを認識することができる。制御部121は、排紙装置の組み合わせに応じて予め記憶されている装置表示情報132の中から、記憶した排紙装置IDを基に、現在装着されている排紙装置の配置態様に応じた装置表示情報132を特定する(S103)。例えば図3に示した配置態様であれば、2台の大容量スタッカと1台のフィニッシャが装着された構成に対応する装置表示情報132が特定される。
装置表示情報132を特定すると、制御部121は、積載状況情報133を初期化する(S104)。すなわち、S102で記録した排紙装置IDを基に、積載状況情報133を新規に生成する。画像形成装置101が起動した直後は、どの排紙トレイにもまだシートが積載されていない。そのため、積載状況情報133の各トレイ情報における総積載枚数は0となり、シート束情報リストは空のリストとなる。
次に、図8を参照して、画像形成装置101において画像形成ジョブを処理するときの動作例を説明する。画像形成ジョブは、例えば情報処理端末100から受信したものとする。画像形成ジョブには、シート積載部位すなわち画像形成済シートを積載するための排紙装置のトレイ情報の指定が含まれている。以下の説明では、大容量ストッカ320のトレイ情報(トップトレイ/リフトトレイ322)が指定されているものとする。図8は、このときの画像形成装置101の制御フローである。この制御フローも、制御部121が装置内の各部を統括的に制御することにより実行される。
画像形成装置101では、画像形成ジョブに従い、1シートの画像形成を当該画像形成ジョブで指定されたページ順に行う。画像形成後は当該ジョブで指定された大容量ストッカ320に向けたシートの搬送を開始する(S201)。その際、制御部121は、指定された大容量ストッカ320のトレイ情報を特定する(S202)。トレイ情報は装置情報表示情報132を参照することで特定できる。例えば図5下段のテーブルのトレイ情報のトレイ#1に着目すると、このトレイ#1は大容量スタッカ320のトップトレイである。同様にトレイ#2は大容量スタッカ320のリフトトレイ322である。画像形成ジョブにおいてトレイ#2が指定されている場合、制御部121は、トレイ情報としてトレイ#2のレコードを参照する。
制御部121は、特定したトレイ情報の「総積載枚数カウント」に1を加える(S203)。制御部121は、また、排紙したシートが当該排紙トレイにおける1枚目のシートかどうかを「総積載枚数カウント」をもとに判定する(S204)。1枚目のシートでなかった場合(S204:N)、制御部121は、「シート束情報リスト」の最終のシート束情報(「最終シート束情報」という)を読み込む(S205)。そして、制御部121は、処理中(画像形成中)のジョブの「ジョブID」が、S205で読み込んだシート束情報における「ジョブID」と同じかどうかを判定する(S206)。「ジョブID」が同じである場合(S206:Y)、制御部121は、S201で画像形成したシートの「用紙ID」が、S205で読み込んだシート束情報における「用紙ID」と同じかどうかを判定する(S207)。「用紙ID」が同じである場合(S207:Y)、制御部121は、トレイ情報において、最終シート束情報の「シート数カウント」に1を加え(S208)、S211へ進む。
S204で1枚目のシートであった場合(S204:Y)、S206で「ジョブID」が異なる場合(S206:N)、S207で「用紙ID」が異なる場合(S207:N)、制御部121は、S209の処理を実行する。すなわち、トレイ情報において、新たなシート束情報をシート束情報リストの最後尾に追加する。追加される新たなシート束情報のメンバ変数は、それぞれ以下のようになる。
まず、「ジョブID」は処理中ジョブのジョブIDとなる。「用紙ID」はS201で画像形成されたシートに対応する用紙IDとなる。「先頭シート位置」は、「総積載枚数カウント」が入力される。「シート数カウント」は1となる。「先頭シートのサムネイル画像」と「最終シートのサムネイル画像」は、新しくシート束情報を追加した際には、シート束の先頭シートと最終シートがどのシートであるかが不明なので未定とする。その後、制御部121は、新しくシート束情報を追加したときに画像形成していたシートが先頭シートとなるため、S201で画像形成したシートの画像を「先頭シートのサムネイル画像」として記憶し(S210)、S211へ進む。
S211では、制御部121は、S201で指定された排紙トレイが、大容量スタッカ320のリフトトレイ322であったかどうかを判定する。リフトトレイ322であった場合(S211:Y)、制御部121は、S201で排紙されたシートによってリフトトレイ322において積載フルかどうかを判定する(S212)。積載フルであった場合(S212:Y)、S201で画像形成されたシートがリフトトレイ322の最終シートであることになる。そこで、制御部121は、S201で画像形成されたシートの画像を、排紙状況管理情報133内の現在のシート束情報の「最終シートのサムネイル画像」として記憶する(S213)。その後、制御部121は、S212において積載フルが検知されたリフトトレイ322がイジェクト可能であるかどうかを判定する(S214)。イジェクト可能かどうかは、同大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323にシート束が積まれているかどうかによって判定される。イジェクトトレイ323にシート束が積まれている場合、つまりシート有無検知センサ330,331によってシート束が積載されていることが検出された場合は、イジェクト可能でないと判定される。それ以外の場合はイジェクト可能と判定される。
イジェクト可能であった場合(S214:Y)、制御部121は、S212において積載フルが検知されたリフトトレイ322に積載されたシート束をイジェクトトレイ323へ積み替え、イジェクト動作を実行する(S215)。その後、制御部121は、積載状況情報133において、S215において大容量スタッカ320イジェクト動作を実行したリフトトレイ322のトレイ情報を、同大容量スタッカ320のトレイ情報に上書きコピーする(S216)。また、制御部121は、積載状況情報133において、S215においてイジェクト動作を実行したリフトトレイ322のトレイ情報を空にする(S217)。ここで「トレイ情報を空にする」とは、すなわちトレイ情報における「総積載枚数カウント」を0にし、シート束情報リストを空のリストにすることである。
排紙トレイがリフトトレイ322でない場合(S211:N)、リフトトレイ322が積載フルでないか(S212:N)イジェクト可能でない場合(S214:N)、制御部121は、積載状況情報133を情報処理端末100へ送信する(S218)。リフトトレイ322のトレイ情報を空にした後(S217)も同様である。
その後、制御部121は、画像形成ジョブによる全シートの画像形成が終わったかどうかを判定する(S219)。終わっていない場合(S219:N)、S201へ戻る。全シートの画像形成が終わった場合(S219:Y)、制御部121は、積載状況情報133のシート束情報の「最終シートのサムネイル画像」として、最後に処理したシートのサムネイル画像を記憶する(S220)。その後、制御部121は、積載状況情報133を情報処理端末100へ送信する(S221)。また、制御部121は、全シートの処理が終わったジョブを処理済ジョブリスト131へリストアップ(追加)するとともに(S222)、この処理済ジョブリスト131を情報処理端末100へ送信し(S223)、一連の処理を終了する。
次に、図9を参照して、画像形成装置101において排紙トレイからシート回収が検知されたときの動作を説明する。ここでは、大容量ストッカ320のイジェクトトレイ323からシート回収が行われる場合の例を説明する。図9は、シート回収検知処理を行う際の制御フローである。この制御フローもまた、制御部121が装置内の各部を統括的に制御することにより行われる。シート回収は、シート有無検知センサ330が、シート束の積載を検知している状態から検知しなくなった状態に変化することにより検出される。
制御部121は、積載状況情報133を参照してシート回収が検知された排紙トレイに対応するトレイ情報を特定し(S301)、そのトレイ情報を空にする(S302)。制御部121は、また、その排紙トレイが大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323であったかどうかを判定する(S303)。イジェクトトレイ323であった場合(S303:Y)、制御部121は、そのイジェクトトレイ323を装置内(大容量ストッカ320内)に格納する(S304)。また、シート回収が検出された大容量スタッカ320のリフトトレイ322が積載フルかどうかを判定する(S305)。積載フルの場合(S305:Y)、制御部121は、積載フルのリフトトレイ322に積載されているシートをイジェクトトレイ323へ積み替えるイジェクト動作を実行する(S306)。そして、制御部121は、積載状況情報133において、イジェクト動作を実行したリフトトレイ322のトレイ情報を、その大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323のトレイ情報に上書きコピーする(S307)。その後、制御部121は、積載状況情報133において、イジェクト動作を実行したリフトトレイ322のトレイ情報を空にする(S308)。
トレイ情報が空になった排紙トレイがイジェクトトレイ323でない場合(S303:N)、制御部121は、積載状況情報133を情報処理端末100へ送信し(S309)、一連の処理を終了する。リフトトレイ322が積載フルでない場合(S305:N)、S308においてリフトトレイ322のトレイ情報を空にした後も同様である。
オペレータは、情報処理端末100で端末制御用のコンピュータプログラムが実行されるアプリケーションにより、画像形成装置101に装着された各排紙装置における上記積載状況を随時確認することができる。このときの情報処理端末100の動作を図10を参照して説明する。図10は、アプリケーションの起動処理の制御フローである。この制御フローは、制御部111が端末内の各部を統括的に制御することにより実行される。
制御部111は、情報処理端末100においてアプリケーションが起動すると、画像形成装置101との通信コネクションを開始する(S401)。通信コネクションとは、オペレータから明示の解除指示が入力されるまで通信路を確立し続けることをいう。通信路が確立すると、画像形成装置101へ装置表示情報132の取得リクエストを送信する(S402)。画像形成装置101は、この取得リクエストを受け取ると、現在の配置態様に応じた装置表示情報132を送信する。通信コネクションが確立されている間に装置表示情報132が更新された場合、画像形成装置101は、更新後の装置表示情報132を情報処理端末100へ送信する。情報処理端末100は、画像形成装置101より取得すると、その装置表示情報132を記憶部112に記憶する(S403)。
制御部100は、また、画像形成装置101へ積載状況情報および処理済ジョブリストのリクエストを送信する(S404)。画像形成装置101(制御部121)は、このリクエストを受け取ると、現在記憶している積載状況情報133および処理済ジョブリスト131を情報処理端末100へ送信する。制御部100は、画像形成装置101から取得した積載状況情報133および処理済ジョブリスト131を記憶部112に記憶する(S405)。また、記憶されている装置表示情報132、積載状況情報133および処理済ジョブリスト131に基づいて、モニタ画面を生成し、これを表示部113に表示する(S406)。
モニタ画面の一例を図11に示す。図11に例示されるモニタ画面1100には、画像領域1101とリスト領域1110とが形成される。画像領域1101は、全体画像および上記積載状況を視覚的に表示するための領域であり、2つの表示レイヤー構造を持つ。すなわち、画像領域1101は、全体画像を表示させるための第1表示レイヤーと、第1表示レイヤー上の全体画像のシート積載部位に、積載状況を視覚化したシート画像をマッピング表示するための第2表示レイヤーとを含む。第1表示レイヤーにはS403において記憶した装置表示情報132に基づいて生成される全体画像(図5に示した全体画像501)が表示される。第2表示レイヤーには、情報処理端末100が受信した積載状況情報133に基づき、各排紙トレイにおける上記積載状況に応じて生成されたシート画像が表示される。シート画像の表示は、積載状況の変化が検出されるタイミングでリアルタイムに更新される。つまり、制御部111は、シート画像の表示部113への表示態様を各画像形成ジョブの実行に応じてリアルタイムに変更可能に構成されている。
図11では、排紙トレイにシート束が積載されていない状態での全体画像1101が表示されている。リスト領域1110はリスト表示手段の一例であり、ここに情報処理端末100が画像形成装置101から受信した処理済ジョブリスト131が表示される。処理済ジョブリスト131には、1つ以上の処理済ジョブのジョブ属性(ジョブID、印刷ジョブ名称、ページ数、部数、使用用紙)が表示される。制御部111は、処理済ジョブリスト131に従う順序でシート画像を表示可能にする。制御部111は、また、指定された処理済ジョブに対応するシート画像をそれ以外の処理済ジョブに対応するシート画像と区別して表示可能にする。
オペレータは、入力装置114を操作することで、処理済ジョブリスト1301の任意の処理済ジョブを選択的に指定することができる。図11の例では、ジョブIDが「00000003」の処理済ジョブ(ジョブ名称:画像形成ジョブ#3)が指定されている様子が表されている。処理済ジョブリストに列記された処理済ジョブの数がリスト領域1110に一度に表示できるジョブ数よりも多い場合、スクロールバー1111が使用される。オペレータは、スクロールバー1111を操作することにより、任意の処理済ジョブを指定することが可能となる。指定された処理済ジョブは、強調表示(ハイライト表示、反転表示など)され、他の処理済ジョブと区別される。
次に、画像形成装置101において積載状況情報133を受信した際、あるいは、画像形成ジョブが変更された場合の動作例を説明する。図12は、このときの情報処理端末100の制御部111が行う制御フローである。
図12において、制御部111は、画像領域1101の第2表示レイヤーに表示されているシート画像の表示を消去した後(S501)、指定された画像形成ジョブの「先頭シートのサムネイル画像」を表示する(S502)。次に、制御部111は、積載する排紙トレイの順番を表す変数Nに1を代入した後(S503)、積載状況情報133において、トレイNにシートが積載されているかどうかを判定する(S504)。トレイ情報Nにおける「総積載枚数カウント」が0の場合はシートが積載されていないと判定される。シートが積載されている場合(S504:Y)、制御部111は、トレイNに積載されたシート束の高さ(図13中のh1)を算出する(S505)。ここではトレイNに積載されたシート束全体を表示する際に、そのシート束の高さが何ピクセルになるかを算出する。シート束の高さは、トレイ情報Nの「総積載枚数カウント」に予め決められた係数Pを乗算することで算出される。この係数Pは、シート1枚の高さが何ピクセルに相当するかを表す係数である。計算の結果、シート束の高さが小数値を含む場合は、整数値になるよう切り上げが行われる。
シート束の高さを算出すると、制御部111は、トレイNのシート束全体を第一の表示色で描画する(S506)。その後、制御部111は、リスト領域1110において、ジョブすなわち処理済ジョブが指定されているかどうかを判定する(S507)。処理済ジョブが指定されていない場合(S507:N)、S514へ進む。処理済ジョブが指定されている場合(S507:Y)、制御部111は、シート束情報の順番を表す変数Mに1を代入する(S508)。以後、シート束情報Mは、受信した積載状況情報133のトレイ情報Nのシート束情報リストにおいて、M番目のシート束情報を表すものとなる。
制御部111は、その後、シート束情報Mの「ジョブID」が、リスト領域1110において指定されている処理済ジョブの「ジョブID」と同一かどうかを判定する(S509)。同一でない場合(S509:N)、S512へ進む。「ジョブID」が同一である場合(S509:Y)、制御部111は、シート束情報Mについてのシート束、すなわちシート束(M)の描画開始高さオフセット(図14中のs)を算出する(S510)。描画開始位置高さオフセットは、シート束情報Mに対応するシート束の描画開始位置に、前述した係数Pを乗算することで算出される。計算の結果、描画開始位置高さオフセットが小数値を含む場合は、整数値になるよう切り下げが行われる。
次に、制御部111は、シート束(M)の「先頭シートのサムネイル画像」として記憶されているサムネイル画像をS510で取得したシート束(M)の描画開始位置高さオフセットへ描画する(S511)。これにより、指定された処理済ジョブのトレイNにおける先頭シートのサムネイル画像が当該先頭シートとして表示可能となる。制御部111は、また、シート束(M)の高さを算出する(S512)。すなわち、シート画像を表示部113に表示する際に、シート束(M)の高さが何ピクセルになるかを算出する。シート束(M)の高さは、シート数カウントに前述した係数Pを乗算することで算出される。計算の結果、シート束(M)の高さが小数値を含む場合は、整数値になるよう切り上げが行われる。
シート束(M)の高さを算出すると、制御部111は、そのシート束(M)のシート部分を第一の表示色と異なる第二の表示色で描画する(S513)。これにより、指定された処理済ジョブのシート束の部分を表すシート画像が第二の表示色で表示可能となる。
次に、制御部111は、シート束情報Mの「最終シートのサムネイル画像」に記憶されているシートのサムネイル画像をS513で取得したシート束(M)の高さの位置へ描画する(S514)。これにより、指定された処理済ジョブのトレイNにおける最終シートのサムネイル画像を表示可能となる。その後、制御部111は、トレイ情報Nのシート束情報リストにおいて全てのシート束情報を確認したかどうかを判定する(S515)。確認し終わっていない場合(S515:N)、制御部111は、変数Mに1を加え(S516)、S509へ戻る。全てのシート束情報を確認した場合(S515:Y)、制御部111は、受信した積載状況情報133において、すべてのトレイ情報の表示を行ったかどうかを判定する(S517)。表示し終わっていない場合(S517:N)、制御部111は、変数Nに1を加え(S518)、S504へ戻る。全てのトレイ情報を表示し終わった場合(S517:Y)、一連の処理を終了する。
ここで、S506において行われるシート束全体の描画の概要を図13を参照して説明する。ここでは一例として、大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323に積載されるシート束について説明する。図13(a)に示されるシート束1301の高さh1は、S505で算出した高さである。シート束1301は、頂点A〜Gまでの7点で表示される。各頂点の座標の計算方法を表した図13(b)の一覧表1302において、頂点Aは、その排紙トレイにおけるトレイ位置座標(この座標値をx、yとする)となる。各排紙トレイのトレイ位置座標は、S403で記憶した装置表示情報132に記憶される。その他の頂点(B〜G)の座標値は、頂点Aの座標値(x、y)にあらかじめ決められたオフセット値およびシート高さh1を加減算することによって決定される。
シート束1301は、例えばSVG(Scalable Vector Graphics)などの描画コマンドによって描画される。図13(c)には、SVGを用いた場合の、シート束1301の描画コマンド1303の例が示されている。なお、シート束1301の形状は、対応する排紙トレイの形状によって異なるが、トレイ位置座標とあらかじめ決められたオフセット値およびシート高さによって決定される点は共通である。
次に、S513において行われるシート束の描画の手順を図14を参照して説明する。
ここでは図13と同じく、大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323に積載されるシート束について説明する。
図14(a)は、S513において描画されるシート束(M)1401を表す。このシート束(M)の高さh2は、S512で算出した高さである。シート束(M)1401は、頂点H〜Nまでの7点で表示される。図14(b)は、各頂点の座標の計算方法を表した一覧表1402である。ここで、頂点Aはその排紙トレイにおけるトレイ位置座標(この座標値をx、yとする)となる。頂点Hは、頂点AとS510で算出されるシート束(M)の描画開始位置高さオフセットsから決定される。その他の頂点(I〜N)の座標値は、頂点Hの座標値にあらかじめ決められたオフセット値およびシート高さh2を加減算することによって決定される。図14(c)は、SVGを用いた場合のシート束(M)1401の描画コマンド1403である。なお、シート束(M)1401の形状は、対応する排紙トレイの形状によって異なるが、トレイ位置座標とあらかじめ決められたオフセット値、シート束の描画開始位置高さ、およびシート束高さによって決定される点は共通である。
次に、S511およびS514において行われるサムネイル画像の描画の概要を図15を参照して説明する。ここでは、図13、14と同じく、大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323を排出先として指定されたシート束のサムネイル画像について説明する。図15(a)は、記憶部122に記憶されているジョブデータ130に含まれる画像データ1501を示す。この画像データ1501は、A,B,C,Dの4点で、そのサイズおよび形状が定義された図形である。図15(b)は画像データ1501に対応するサムネイル画像1502を示す。このサムネイル画像1502は、S511、S514において生成される先頭シートおよび最終シートのシート部分の画像であり、A’,B’,C’,D’の4点で、そのサイズおよび形状が定義されている。図15(c)は、画像データ1501とサムネイル画像1502の各頂点の座標を一覧にした座標変換対応表1503である。A,B,C,Dの各点に存在するmとnは任意の値であり、画像データ130に対する処理済ジョブの内容により決まる。mは横幅、nは縦幅を意味する。A’,B’,C’,D’の各点の座標は、図14(b)に示したK,L,M,Nの座標と同じになる。
画像データ1501からサムネイル画像1502への変換は、座標変換対応表1503に基づき、AをA’の座標へ、BをB’の座標へ、CをC’の座標へ、DをD’の座標へそれぞれ変換する。その変換時の変化量を基にして、画像データ1501の画像全体を、サムネイル画像1502へ変換する。
先頭シートのサムネイル画像の場合、S511において、K,L,M,Nの座標のシート高さh2は、S512で算出する。例えばKは、図14(a),(b)に示されるHと同じ高さとなる。このHの位置から、K,L,M,Nをそれぞれ頂点とした形状のサムネイル画像を描画する。これが「先頭シートのサムネイル画像」となる。
最終シートのサムネイル画像の場合、S514において、K,L,M,Nの座標のシート高さh2は、S512で算出した値となる。そのため、K,L,M,Nは、指定した処理済ジョブが存在するシート束の一番上の座標となる。これらの点を頂点とした形状のサムネイル画像を描画する。これが「最終シートのサムネイル画像」となる。
次に、先頭シートと最終シートのサムネイル画像の概要を説明する。図16は、処理済ジョブの内容を示す模式図である。図16(a)は「画像形成ジョブ#3」という1〜20ページの画像データ1601の例示図である。全ページにおいて、1つのページの全体が黒であり、中央にページ数が白く描画されている。つまり、先頭シートは1ページ目のシートであり、最終シートは、20ページ目のシートである。図16(b)は、「画像形成ジョブ#4」という1〜60ページの画像データ1602の例示図である。1つのページの全体が黒であり、中央にページ数が白く描画されている。先頭シートは1ページ目のシートであり、最終シートは60ページ目のシートである。
図17は、サムネイル画像を描画した後のモニタ画面1100の例示図である。ここでは、リスト領域1110において指定された処理済ジョブが1つの排紙トレイに排紙されている例を示す。シート束1701〜1705は、S506において描画されたシート部分の画像である。図17の例では、画像領域1101に、シート束1701〜1705を表すシート部分の画像が、全体画像のシート積載部位、すなわち積載されている排紙トレイの位置にマッピング表示されている。シート束1706は、リスト領域1110において反転表示された処理済ジョブに対応するシート束である。図示の例では、ジョブIDが「00000003」であるジョブ(画像形成ジョブ#3)が指定され、これに対応するシート束1706のシート部分が、それ以外のシート束1701〜1705とは別の表示態様で描画され、表示されている。
画像1707は、S511で描画された「先頭シートのサムネイル画像」である。ここでは、ジョブIDが「00000003」である画像形成ジョブ#3が指定されており、図16(a)の画像データ1601の内、1ページ目の画像が描画されている。画像1708は、S514で描画された「最終シートのサムネイル画像」である。ここでは、ジョブIDが「00000003」である画像形成ジョブ#3が指定されており、図16(a)の画像データ1601の内、20ページ目の画像が描画されている。画像1709は、S502で描画されたサムネイル画像である。ここではジョブIDが「00000003」である画像形成ジョブ#3が指定されており、図16(a)の処理済ジョブ1601の内、1ページ目のサムネイル画像が表示されている。画像1709と画像1707は同じ表示態様なので、オペレータは、排紙トレイの中から、指定された処理済ジョブに対応するシート束1704の位置を容易に確認できるようになる。
図18は、モニタ画面1100の他の表示例を示す模式図である。ここでは指定された処理済ジョブが複数の排紙トレイに跨がって排紙される場合の例を示す。シート束1801〜1805は、S506で描画された各排紙トレイにおけるシート束である。これらを表すシート画像は、全体画像のシート積載部位、すなわち、積載される排紙トレイの位置にマッピング表示されている。シート束1806,1809,1812は、S513において描画されるシート束のシート部分である。ここではジョブIDが「00000004」である処理済ジョブ(画像形成ジョブ#4)が指定されており、これに対応するシート束1802,1803,1804がシート束1806,1809,1812にその表示態様が変化する。シート束1806は、シート束1802の途中から積載が始まるシート束である。シート束1806,1809,1812のシート部分は、例えば他の処理済ジョブに対応するシート束1801,1802(シート束1806以外の部分),1805とは別の表示色で表示される。指定された処理済ジョブが複数のトレイに跨がっているため、1つの処理済ジョブを指定しているにも関わらず、複数個所の表示態様が異なっている。
積載が完了する順番はシート束1806,1809,1812の順である。画像1807、1810、1813は、S511で描画された「先頭シートのサムネイル画像」である。画像1807は、図16(b)のシート画像1602で示した画像形成ジョブの中身(60ページ,500部数)の内、1部目の先頭シートである1ページ目の画像である。画像1810は、シート束1809の先頭シートであり、シート束1808で32ページとして描画されている次のページである33ページ目が「先頭シートのサムネイル画像」として描画される。画像1813は、シート束1812の「先頭シートのサムネイル画像」であり、画像1811で16ページとして描画されている次のページである17ページ目の画像が「先頭シートのサムネイル画像」として描画される。
画像1808、1811、1814は、S514で描画された「最終シートのサムネイル画像」である。ジョブIDが「00000004」である処理済ジョブ(画像形成ジョブ#4)の最終シートとして描画される。画像1808は、図16(b)の画像データ1602で示した処理済ジョブの中身の内、シート画像1806の最終シートとなっている32ページ目の画像が「最終シートのサムネイル画像」として描画される。画像1811は、図16(b)の画像データ1602で説明した画像形成ジョブの中身の内、シート束1809の最終シートとなっている16ページ目の画像が「最終シートのサムネイ画像」として描画される。画像1814は、指定された処理済ジョブの内、最後のシート束1812の最終シートの画像である。図16(b)の画像データ1602で説明した画像形成ジョブの中身の内、60ページ目の画像が「最終シートのサムネイル画像」として描画される。
画像領域1101に、代表して表示される画像1815は、S502で描画した、指定された画像形成ジョブの先頭シートのサムネイル画像である。ここではジョブIDが「00000004」である処理済ジョブ(画像形成ジョブ4)が指定されており、図16(b)の画像データ1602で示した処理済ジョブの中身の内、1ページ目の画像がサムネイル画像として描画される。これにより、指定された処理済ジョブが複数の排紙トレイに跨がっている場合においても、オペレータは、複数の排紙トレイの中から、指定された処理済ジョブに対応するシート束の位置を確認することが容易となる。
以上のように本実施形態の画像形成システムによれば、シート束の先頭シートおよび最終シートのサムネイル画像がモニタ画面に表示されるので、所望の画像形成ジョブに対応する画像形成済シートの位置を、容易に特定することができる。また、これによりオペレータが、排出先に表示されているページ画像を参考にすることで、複数の処理済ジョブが同じ排紙トレイに排紙されている場合でも、確実に所望の画像形成済シートを回収することが可能となる。
これにより、例えば小ロット多品種の画像形成の注文を受注する画像形成システムにおいて、分散して積載された画像形成済シートの位置を容易に特定できるようになる。
[その他の実施形態例]
第1実施形態では、情報処理端末100と画像形成装置101とを別体とした構成例について説明したが、情報処理端末100の機能を画像形成装置101に持たせるようにしても良い。すなわち、記憶部112,表示部113,入力部114を画像形成装置101に設けても良い。この場合、全体画像およびシート画像を生成する機能は制御部121において実現することになる。すなわち、制御部121は、全体画像とシート画像を生成し、生成された全体画像およびシート画像を表示部113に表示するとともに、シート有無検知センサ330などから検出結果を取得する度にシート画像の表示を更新させる制御手段として動作する。
第1実施形態では、1シート印刷される毎に排紙状況管理情報を情報処理端末に送信するようにしたが、これはあくまで一例であり、例えば一定時間経過毎に排紙状況管理情報を送信するようにしても良い。
また、第1実施形態では、排紙状況管理情報全体を情報処理端末に送信するようにしたが、前回送信した排紙状況管理情報からの差分のみを送信するようにしても良い。
また、第1実施形態では、リスト領域1110において1つの処理済ジョブが選択される例を示したが、複数の処理済ジョブが同時に選択できるようにしても本発明を適用することが可能である。
また、第1実施形態では、シート束の高さを算出するために係数Pを使用したが、シートの厚みの情報に応じて係数Pの値も変更されるようにし、シート図形の高さもそれに応じて変更されるような構成にしても良い。
また、第1実施形態では、指定されたジョブの先頭シートと最終シートを、排紙位置へ形状を合わせて表示しているが、シート画像を大きく見せてわかりやすくするために、別位置へ表示し、矢印などでその表示と排紙位置を紐づけるようにしても良い。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した第1実施形態の機能を実現するコンピュータプログラム(端末管理用プログラム、画像形成用プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介して装置ないしそれを含むシステムに供給する。そしてその装置あるいはシステムのコンピュータが上記コンピュータプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、および該コンピュータプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

Claims (6)

  1. 1又は複数の画像形成ジョブを入力するジョブ入力手段と、
    前記ジョブ入力手段により入力された画像形成ジョブに従ってシートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段から排出される画像形成済シートをシート束として積載可能な複数のシート積載手段と、
    前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記シート束の積載状況を表す第2情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、生成した前記全体画像を表示手段の画像領域に表示するとともに、前記第2情報により特定される排出先の前記シート積載手段に積載された前記シート束を視覚化したシート画像を生成し、生成したシート画像を前記画像領域に表示する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    画像形成済シートの排出が完了した画像形成ジョブを処理済ジョブとして抽出したリストを前記表示手段のリスト領域に表示することが可能であり、
    前記リスト領域に表示されたリストを通じていずれかの処理済ジョブが指定された場合には、前記画像領域に前記シート画像を表示するに際し、
    指定された処理済ジョブに係るシート画像とそれ以外のシート画像とを区別した表示態様で表示するとともに、指定された処理済ジョブに基づき排出されたシート束の先頭シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像と、当該シート束の最終シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像とを、該当シート部分に表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記リストのうち前記表示されたシート画像に対応する前記処理済ジョブを強調表示させるとともに、前記強調表示された処理済ジョブによる前記シート画像だけを表示することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 1又は複数の画像形成ジョブを入力するジョブ入力手段と、前記ジョブ入力手段により入力された画像形成ジョブに従ってシートに画像を形成する画像形成手段を備え、画像形成済シートをシート束として積載可能な複数のシート積載手段が装着された画像形成装置と通信を行う通信手段と、
    前記画像形成装置から、前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記シート束の積載状況を表す第2情報を取得し、取得したこれらの情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、生成した前記全体画像を表示手段の画像領域に表示するとともに、前記第2情報により特定される排出先の前記シート積載手段に積載された前記シート束を視覚化したシート画像を生成し、生成したシート画像を前記画像領域に表示する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、画像形成済シートの排出が完了した画像形成ジョブを処理済ジョブとして抽出したリストを前記表示手段のリスト領域に表示することが可能であり、
    前記リスト領域に表示されたリストを通じていずれかの処理済ジョブが指定された場合には、前記画像領域に前記シート画像を表示するに際し、指定された処理済ジョブに係るシート画像とそれ以外のシート画像とを区別した表示態様で表示するとともに、指定された処理済ジョブに基づき排出されたシート束の先頭シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像と、当該シート束の最終シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像とを、該当シート部分に表示することを特徴とする情報処理端末。
  4. 前記画像領域は、データ構造として第1表示レイヤーと第2表示レイヤーとを有し、
    前記制御手段は、前記全体画像を前記第1表示レイヤーに表示し、前記シート画像を前記第2表示レイヤーに表示することを特徴とする、
    請求項3に記載の情報処理端末。
  5. 1又は複数の画像形成ジョブを入力するジョブ入力手段と、前記ジョブ入力手段により入力された画像形成ジョブに従ってシートに画像を形成する画像形成手段とを備え、画像形成済シートをシート束として積載可能な複数のシート積載手段が装着される画像形成装置に組み込まれるコンピュータを当該画像形成装置の制御装置として動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記シート束の積載状況を表す第2情報を記憶する記憶手段、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、生成した前記全体画像を表示手段の画像領域に表示するとともに、前記第2情報により特定される排出先の前記シート積載手段に積載された前記シート束を視覚化したシート画像を生成し、生成したシート画像を前記画像領域に表示する制御手段、として機能させ、
    前記制御手段は、画像形成済シートの排出が完了した画像形成ジョブを処理済ジョブとして抽出したリストを前記表示手段のリスト領域に表示することが可能であり、
    前記リスト領域に表示されたリストを通じていずれかの処理済ジョブが指定された場合には、前記画像領域に前記シート画像を表示するに際し、指定された処理済ジョブに係るシート画像とそれ以外のシート画像とを区別した表示態様で表示するとともに、指定された処理済ジョブに基づき排出されたシート束の先頭シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像と、当該シート束の最終シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像を、該当シート部分に表示する、
    コンピュータプログラム。
  6. 1又は複数の画像形成ジョブを入力するジョブ入力手段と、前記ジョブ入力手段により入力された画像形成ジョブに従ってシートに画像を形成する画像形成手段とを備え、画像形成済シートをシート束として積載可能な複数のシート積載手段が装着される画像形成装置と通信可能なコンピュータを、
    前記画像形成装置から、前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記シート束の積載状況を表す第2情報を取得し、取得したこれらの情報を記憶する記憶手段、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、生成した前記全体画像を表示手段の画像領域に表示するとともに、前記第2情報により特定される排出先の前記シート積載手段に積載された前記シート束を視覚化したシート画像を生成し、生成したシート画像を前記画像領域に表示する制御手段、として機能させ、
    前記制御手段は、画像形成済シートの排出が完了した画像形成ジョブを処理済ジョブとして抽出したリストを前記表示手段のリスト領域に表示することが可能であり、
    前記リスト領域に表示されたリストを通じていずれかの処理済ジョブが指定された場合には、前記画像領域に前記シート画像を表示するに際し、指定された処理済ジョブに係るシート画像とそれ以外のシート画像とを区別した表示態様で表示するとともに、指定された処理済ジョブに基づき排出されたシート束の先頭シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像と、当該シート束の最終シートに形成される画像の内容を表すサムネイル画像を、該当シート部分に表示する、コンピュータプログラム。
JP2017101138A 2017-05-22 2017-05-22 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム Active JP6887876B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017101138A JP6887876B2 (ja) 2017-05-22 2017-05-22 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
EP18172841.1A EP3415991B1 (en) 2017-05-22 2018-05-17 Control apparatus for controlling system including image forming apparatus and sheet discharge apparatus
US15/982,621 US10754284B2 (en) 2017-05-22 2018-05-17 Control apparatus for controlling system including image forming apparatus and sheet discharge apparatus
CN201810470526.4A CN108965630B (zh) 2017-05-22 2018-05-17 控制包括图像形成装置和片材排出装置的系统的控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017101138A JP6887876B2 (ja) 2017-05-22 2017-05-22 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018192773A JP2018192773A (ja) 2018-12-06
JP6887876B2 true JP6887876B2 (ja) 2021-06-16

Family

ID=62200282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017101138A Active JP6887876B2 (ja) 2017-05-22 2017-05-22 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10754284B2 (ja)
EP (1) EP3415991B1 (ja)
JP (1) JP6887876B2 (ja)
CN (1) CN108965630B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020062807A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 キヤノン株式会社 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3823549B2 (ja) * 1998-07-14 2006-09-20 ブラザー工業株式会社 印刷処理方法、および印刷処理装置
JP4136103B2 (ja) * 1998-08-28 2008-08-20 キヤノン株式会社 印刷システム、印刷システムの制御方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2000085216A (ja) * 1998-09-16 2000-03-28 Canon Inc 印刷装置、排出方法、印刷システムおよび記憶媒体
US6419238B2 (en) 1999-06-07 2002-07-16 Mccomb Barry Hugh Watertight seal for inclined surfaces
JP2001322337A (ja) 2000-05-17 2001-11-20 Sharp Corp 画像形成装置
JP4246367B2 (ja) * 2000-10-16 2009-04-02 株式会社リコー 印刷装置
JP2002362821A (ja) * 2001-06-04 2002-12-18 Sharp Corp 画像形成装置
JP2003145896A (ja) * 2001-11-15 2003-05-21 Sharp Corp 画像形成装置
JP2005055868A (ja) 2003-07-22 2005-03-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP4484489B2 (ja) 2003-10-16 2010-06-16 キヤノン株式会社 画像形成システム
JP2006110858A (ja) 2004-10-14 2006-04-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成方法および画像形成装置を制御するためのプログラム
JP2006315812A (ja) 2005-05-13 2006-11-24 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
US20080055637A1 (en) 2006-08-30 2008-03-06 Canon Kabushiki Kaisha Printing system and control method therefor
JP2008146602A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Canon Inc 文書検索装置、文書検索方法、プログラム及び記憶媒体
JP2008259040A (ja) 2007-04-06 2008-10-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP4466694B2 (ja) 2007-08-07 2010-05-26 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP4979515B2 (ja) 2007-08-28 2012-07-18 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置
JP2009137185A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システムおよびプログラム
JP2009137186A (ja) 2007-12-07 2009-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システムおよびプログラム
US8806371B2 (en) 2009-03-26 2014-08-12 Apple Inc. Interface navigation tools
JP2010250766A (ja) 2009-04-20 2010-11-04 Olympus Imaging Corp 操作制御装置、操作制御方法および操作制御用プログラム
JP5174735B2 (ja) 2009-04-23 2013-04-03 オリンパスイメージング株式会社 操作制御装置、操作制御方法および操作制御用プログラム
US8649043B2 (en) 2009-09-29 2014-02-11 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Methods of exporting print jobs from a print shop management program
JP5147822B2 (ja) 2009-12-26 2013-02-20 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
JP5679678B2 (ja) 2010-02-26 2015-03-04 キヤノン株式会社 印刷制御装置、方法及びプログラム
JP5744408B2 (ja) * 2010-02-26 2015-07-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2011215963A (ja) 2010-03-31 2011-10-27 Sony Corp 電子機器、画像処理方法及びプログラム
JP2013146898A (ja) 2012-01-18 2013-08-01 Konica Minolta Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP2013256092A (ja) 2012-06-14 2013-12-26 Canon Inc シート処理装置、シート処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6098130B2 (ja) 2012-11-16 2017-03-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム
JP6027876B2 (ja) 2012-12-07 2016-11-16 キヤノン株式会社 印刷システム及びその制御方法とプログラム
JP6311023B2 (ja) * 2013-08-27 2018-04-11 オセ−テクノロジーズ ビーブイ プリントシステムにおいて中間物を追跡するための方法
JP5846180B2 (ja) 2013-10-09 2016-01-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム及び画像形成システム制御方法
JP6278674B2 (ja) 2013-11-28 2018-02-14 キヤノン株式会社 シート積載装置、シート積載装置の制御方法、及びプログラム
US9921521B2 (en) * 2014-05-27 2018-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet processing apparatus for determining likelihood of sheets to stick after stacking
JP2016033071A (ja) 2014-07-31 2016-03-10 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP6399858B2 (ja) 2014-08-25 2018-10-03 キヤノン株式会社 印刷システム及びその制御方法とプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN108965630A (zh) 2018-12-07
JP2018192773A (ja) 2018-12-06
US20180335741A1 (en) 2018-11-22
EP3415991B1 (en) 2022-04-27
EP3415991A1 (en) 2018-12-19
US10754284B2 (en) 2020-08-25
CN108965630B (zh) 2020-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5533263B2 (ja) 画像形成装置
CN103508249B (zh) 能够创建折帖的片材处理装置及其控制方法
CN103838529B (zh) 信息处理设备及其控制方法、打印设备及其控制方法
JP2018192774A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP5407828B2 (ja) 画像形成装置
JP6887876B2 (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
EP3410218B1 (en) Control apparatus and control method for controlling an image forming system, and storage medium
US10974920B2 (en) Control device for controlling an image forming system
JP7062525B2 (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP2018192772A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP7059021B2 (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP5838991B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2020062806A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP2019119178A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP2018196987A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
US10908858B2 (en) Image forming apparatus, information processing apparatus, and computer program
JP2019209624A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
CN101291380B (zh) 图像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210519

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6887876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151