JP7059021B2 - 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7059021B2
JP7059021B2 JP2018011270A JP2018011270A JP7059021B2 JP 7059021 B2 JP7059021 B2 JP 7059021B2 JP 2018011270 A JP2018011270 A JP 2018011270A JP 2018011270 A JP2018011270 A JP 2018011270A JP 7059021 B2 JP7059021 B2 JP 7059021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
image
image forming
loading
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018011270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018196988A (ja
Inventor
慎 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to US15/982,760 priority Critical patent/US10947075B2/en
Priority to CN201810470527.9A priority patent/CN108928140B/zh
Priority to EP18172821.3A priority patent/EP3410218B1/en
Publication of JP2018196988A publication Critical patent/JP2018196988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7059021B2 publication Critical patent/JP7059021B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

本発明は、複数の排紙装置が装着可能な画像形成装置および情報処理端末に関する。
プリントオンデマンド(POD)やプロダクションプリンティングなどと呼ばれる画像形成のサービス形態がある。このようなサービス形態では、例えば、顧客から小ロット多品種の印刷注文を受注する。そして、高速動作の画像形成装置を用いて素早く印刷を行い、納品する。その際、大量のシート(シート状の用紙、以下同じ)への画像形成が迅速に行われ、排紙される。排紙先へは大容量スタッカが用意される。この種の大容量スタッカは、一度に数千枚のシートを積載する。大容量スタッカを複数台接続し、一つの大容量スタッカが満杯になっても、別の大容量スタッカへ自動的に排紙先を切り替えることで画像形成を継続する場合もある。この場合、同一の画像形成ジョブに対応する画像形成済シートが複数の場所に分かれて排紙される。以後の説明では、「画像形成済シート」を単に「シート」と呼ぶ場合がある。
一方、オペレータは、排紙されたシートを回収して次の工程に進める作業を行う。しかし、大量かつ複数場所に排紙されたシートから、所望の画像形成ジョブに対応するシートの位置を特定することは容易ではない。このような問題の解決策として、特許文献1に記載された技術では、画像形成ジョブ毎にシートの排出先を確認するための要求を受け付ける。そして、排出先の装置(大容量スタッカなどの排紙装置)を所定の表示装置に表示する。これにより、各画像形成ジョブに対応するシートの排出先を確認し、処理済ジョブのシートを確実に回収できるとされる。
特開2013-146898号公報
特許文献1に開示された技術において、表示装置に表示されるのは、選択された画像形成ジョブが終了した時点の排紙装置の状態となる。そのため、回収前のシートの積載状況を適宜把握することはできない。また、シートが実際に排紙されていない排出先については表示されない。そのため、排紙装置が複数接続される構成の場合、表示されたシートの排出先がどの排紙装置に対応するのか、あるいは、シートの積載状況が現在どのような状況かをただちに認識することができないという課題が残る。複数の排出先における積載状況がわかれば、以後の画像形成ジョブにおけるシートの排紙先をどこに指定すれば効率的かを判断することが容易となり、利便性が高まる。
本発明は、回収前のシートの積載状況を容易に把握することができる画像形成装置およびその周辺装置を提供することを主たる目的とする。
本発明の実施の一態様となる画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、それぞれ画像形成済シートを積載可能な複数のシート積載手段と、前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を表す第2情報を記憶する記憶手段と、前記積載状況の変化を検出する検出手段と、前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、前記第2情報に基づいて特定される前記シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を視覚化したシート画像を生成して、前記全体画像と前記全体画像のシート積載部位にマッピングされた前記シート画像を合成した状況画面を、画像形成ジョブの実行履歴とともに表示手段に表示し、且つ、前記検出手段の検出結果に応じて前記シート画像の表示を更新させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記実行履歴から特定の画像形成ジョブの選択を受け付けた場合、前記状況画面として、選択された画像形成ジョブに対応するシート画像と選択されなかった他の画像形成ジョブに対応するシート画像とを互いに異なる表示色で前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、シートの積載状況がシート画像で表示されるため、回収前のシートの積載状況を容易に把握することができる。
画像形成システムの構成図。 画像形成装置に排紙装置が接続された状態を表した模式図。 画像形成システムの搬送機構の断面図。 (a)~(g)はイジェクト動作の過程を説明するための模式図。 装置表示情報の例示図。 積載状況情報の例示図。 画像形成装置が起動する際の動作手順を表す制御フロー。 画像形成ジョブを処理する際の動作手順を表す制御フロー。 排紙トレイからシートが取り除かれたときの制御フロー。 情報処理端末の動作手順を表す制御フロー。 モニタ画面の表示例。 情報処理端末の他の動作手順を示す制御フロー。 (a)はシート画像、(b)は一覧表、(c)はSVGを用いた描画コマンド。 (a)はシート画像、(b)は一覧表、(c)はSVGを用いた描画コマンド。 モニタ画面の表示例。
[第1実施形態]
図1は、本発明を適用した画像形成システムの概略構成例を示す図である。この画像形成システム1は、情報処理端末100と画像形成装置101とを通信ネットワーク105に接続して構成される。本例では情報処理端末100と画像形成装置101が1台の例を示すが、それぞれ複数台であっても良い。通信ネットワーク105は、LAN(Local Area Network)である。ただし、WAN(Wide Area Network)、LANとWANの組み合わせ、あるは、有線ネットワークを通信ネットワーク105しても良い。
情報処理端末100は、ネットワーク通信部110、制御部111、記憶部112、表示部113および入力部114を有する。ネットワーク通信部110は、通信ネットワーク105との間で行う通信の制御を行う通信手段である。記憶部112は大容量のデータを一時的あるいは長期的に記憶する記憶手段である。表示部113は、オペレータに対して各種表示を行うための表示手段である。本実施形態では、後述する全体画像およびシート画像などを表示させる。入力部114はオペレータからの各種指示、範囲指定、入力データ、処理済ジョブの指定などを受け付ける。処理済ジョブは、後述するとおりシートへの画像形成が完了した画像形成ジョブをいう。なお、表示部113をタッチパネルで構成する場合、オペレータからの各種指示などについては、表示部113から入力することもできる。
制御部111は、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータの一種である。CPU(Central Processing Unit)は、端末制御用のコンピュータプログラムを実行することにより、情報処理端末100に種々の機能を形成する。これについては後述する。ROM(Read Only Memory)は、上記コンピュータプログラムなどを記憶する。RAM(Random Access Memory)はCPUのワークメモリである。
画像形成装置101は、ネットワーク通信部120、制御部121、記憶部122、排紙装置接続ポート123、画像形成部124を有する。ネットワーク通信部120は、通信ネットワーク105との間で行う通信の制御を行う通信手段である。記憶部122は大容量のデータを一時的あるいは長期的に記憶する記憶手段である。排紙装置接続ポート123は、排紙装置を接続するための接続手段である。画像形成部124は、入力された画像形成ジョブ毎にシートへの画像形成を行う画像形成手段である。
制御部121は、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータである。組込型のコンピュータであっても良い。CPUは、画像形成制御用のコンピュータプログラムを実行することにより、画像形成装置101に種々の機能を形成するとともに各機能の動作を制御する制御手段として動作する。これについては後述する。ROMは上記端末制御用のコンピュータプログラムなどを記憶する。RAMはCPUのワークメモリである。
画像形成装置101の記憶部122には、ジョブデータ130、処理済ジョブリスト131、装置表示情報132、積載状況情報133などが記憶される。ジョブデータ130は、入力された画像形成ジョブの内容を表す画像データおよび指示データ、その画像形成ジョブを実行した後のデータ、画像形成ジョブの実行過程のデータなどである。処理済ジョブリスト131は、画像形成装置101で実行した画像形成ジョブを処理済ジョブとして記録したリストである。処理済ジョブリスト131には、例えばジョブID、ジョブ名称、ページ数、部数、用紙といったジョブ属性が関連付けて記録される。
装置表示情報132は、画像形成手段および複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報の一つであり、後述する全体画像などを生成する際に参照される。本例では、画像形成手段が画像形成装置101であり、シート積載手段が後述する排紙装置であるため、画像形成装置101および排紙装置のそれぞれの外観、構造、サイズ、接続時の全体の外観、構造、サイズなどを表す情報を装置表示情報132とする。例えば画像形成装置101に3台の排紙装置がディジー接続されている場合、1台目に画像形成装置101に隣接する最初の排紙装置が配置され、以後、二番目の排紙装置、三番目の排紙装置が順次配置される態様を表すものとなる。この装置表示情報132は、接続された排紙装置の組み合わせに応じて決定される。排紙装置は、それぞれ他の排紙装置と交換自在に配置される。そのため、装置表示情報132は適宜最新のものに更新される。
積載状況情報133は、各シート積載手段における画像形成済シートの積載状況を表す第2情報の一つであり、後述するシート画像を生成する際に参照される。なお、画像形成済シートを以下「シート」と略称する。また、1枚以上のシートのまとまりを、以後、「シート束」と称する場合がある。積載状況情報133は、後述するシート画像の生成に必要なシートないしシート束の形状、サイズを表す情報を含む。この情報は、後述する検出手段で検出された積載状況の検出結果が取得される度にリアルタイムに更新される。ここにいう「積載状況」は、シート積載部位におけるシートの有無(シートが積載されている部位の変化を含む)、シートの外形・サイズ、シートの積載高の推移などをいい、後述するイジェクト動作により回収されるまでのシートの状態変化全般をいう。
次に、画像形成装置101の排紙装置接続ポート123に接続される排紙装置について説明する。排紙装置は、大容量スタッカやフィニッシャなどであり、任意に組み合わせたり、事後に交換したりすることが可能な装置である。これらの排紙装置は、シートを画像形成ジョブ毎に積載して回収可能なシート積載手段として動作する。すなわち、各排紙装置は、画像形成ジョブ毎のシート束となるように処理済ジョブのシートをシート積載部位へ積載する。
図2は、排紙装置接続ポート123に3台の排紙装置201~203がデイジーチェーン接続される場合の接続例を示す模式図である。各排紙装置201~203は、それぞれ自装置の動作を制御するための制御コントローラ211,212,213を有する。制御コントローラ211,211,213には、それぞれ上流装置接続ポート221、222,223と、下流装置接続ポート231,232,233が設けられている。上流装置接続ポート221、222,223は、自装置の上流装置と通信ケーブル240を介して接続するポートである。下流装置接続ポート231,232,233は、下流装置と通信ケーブル240で接続するためのポートである。これにより、画像形成装置101と3台の排紙装置201,202,203とが通信可能となる。なお、三番目の排紙装置203を外した構成であっても良く、逆に、三番目の排紙装置203の下流側に、さらに、画像形成装置101と通信可能な別の装置を接続することも可能である。
画像形成装置101および排紙装置201,202,203は、それぞれシートの搬送機構をメカニカル要素として備える。図3はこれらの搬送機構の説明図である。図3において、画像形成ユニット300は、シートに転写する画像を形成するユニットであり、図1における画像形成部124に対応する。画像定着ユニット310は、転写後の画像を定着させるユニットである。画像定着ユニット310には、2台の大容量スタッカ320,340と1台のフィニッシャ360とがデイジーチェーン接続されている。
画像形成ユニット300において、給紙デッキ301,302は、それぞれ収納されたシートの最上位のシート一枚を分離し、これをシート搬送パス303へ搬送する。現像ステーション304~307は、それぞれY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の有色トナーを用いてトナー像を付着させる。付着したトナー像は、中間転写ベルト308に一次転写される。中間転写ベルト308は、例えば時計回りに回転してシートを二次転写位置309まで搬送する。その際、シート搬送パス303から搬送されてきたシートへとトナー像を転写させる。トナー像が転写されたシートは、画像定着ユニット310へ搬送される。
画像定着ユニット310では、定着ユニット311でトナー画像を溶融・圧着することでシートにトナー像を定着させる。定着ユニット311を通過したシートは、シート搬送パス312からシート搬送パス315へと搬送される。シートの種類によっては、さらに追加の加熱・加圧が必要な場合がある。この場合は、定着ユニット311を通過した後、その後段のシート搬送パスを使って第二定着ユニット313へと搬送される。追加の加熱、加圧が施されたシートは、シート搬送パス314へ搬送される。反転部316は、搬送されてきたシートをスイッチバック方式で反転させる。シート片面への画像形成の場合、反転されたシート、すなわち画像が形成されたシートは、シート搬送パス315へ搬送される。シートの両面への画像形成を行う場合、シートは、両面反転パス317へ搬送され、反転された後、両面搬送パス318へ搬送される。これにより、二次転写位置309で2面目の画像形成が行われ、シート搬送パス315へ搬送される。シート搬送パス315を通過したシートは、シート搬送パス324を通して大容量スタッカ320に入力される。
大容量スタッカ320は、それぞれシートを積載するためのリフトトレイ322とイジェクトトレイ323とで構成されるスタック部321を有する。これらは図2に示した制御コントローラ211により制御される。
リフトトレイ322は、シートが積載されていない状態では所定高さのシート積載部位に位置し、積載が進むと下降する。イジェクトトレイ323は、該リフトトレイ322が積替位置まで下降した時点でシートを積み替えて装置外へイジェクトさせるためのトレイである。リフトトレイ322とイジェクトトレイ323は、シートを支持するバーが互い違いの位置に存在するように構成される。そのため、リストトレイ322上のシートが何の障害もなくイジェクトトレイ323へ積み替えられるようになる。
シートは、シート搬送パス324,325を経て排紙ユニット326へ搬送される。排紙ユニット326は、下回転体と上回転体とでシートをニップするとともに、リフトトレイ322へシートをフリップ排紙する。「フリップ排紙」とは、シートの両面のうち排紙ユニット326の下回転体と接する側の面が、リフトトレイ322上において上面となるように、表裏を反対にしつつシートを排紙することである。
リフトトレイ322は、シートの積載が進むと積載されたシートの高さ分だけ下降し、常に積載するシートの上端が所定高さになるように制御される。リフトトレイ322が積載フルになった場合、リフトトレイ322は、イジェクトトレイ323の位置まで下降する。「積載フル」とは、積載可能最大量に到達し、これ以上リフトトレイ322へ積載できないことをいう。そして、リフトトレイ322がイジェクトトレイ323より低い積替位置に到達した時点で、シートは、イジェクトトレイ323に積み替えられる。その後、イジェクトトレイ323が装置外へ運び出される。これにより、シートが取り出し可能となる。この動作を「イジェクト動作」と呼ぶ。
大容量スタッカ320は、また、トップトレイ327を有する。トップトレイ327は、主にスタック部321に積載されるシートのサンプル出力のために使用されるシート積載部位の一つである。スタック部321への排出中に、サンプルとして1シート(もしくは1部)をトップトレイ327に出力する。これにより、スタック部321に積載されたシートを取り出すことなく、画像形成の品質を確認することができる。シートがトップトレイ327に出力される場合、シートは、シート搬送パス324からシート搬送パス328を経由してトップトレイ327へ搬送される。なお、大容量スタッカ320の下流装置へシートを搬送する場合、シートは、シート搬送パス329を経由して搬送される。
イジェクトトレイ323およびトップトレイ327は、それぞれシート有無検知センサ330、331を有する。シート有無検知センサ330、331は、当該トレイ上におけるシートの積載状況の変化を所定タイミング毎に検出する検出手段の一つとして動作する。制御部121は、このシート有無検知センサ330、331の検出結果を時系列に取得するとともに、取得した検出結果に応じて記憶部122における積載状況情報133を更新する。なお、本実施形態では、シートの積載状況の変化の検出をシート有無検知センサにより行う例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シートの積載高さを検知する別のセンサを設け、このセンサによりシートの積載状況の変化を検出しても良い。また、制御部121のCPUがシートの積載状況の変化を検出するものであっても良い。
大容量スタッカ340は、大容量スタッカ320と同一の構成である。すなわち、大容量スタッカ320のスタック部321(リフトトレイ322、イジェクトトレイ323)は、大容量スタッカ340では、スタック部341(リフトトレイ342、イジェクトトレイ343)となる。同様に、大容量スタッカ320のシート搬送パス324,325,326,328,329は、大容量スタッカ340では、シート搬送パス424、425,426,428,429となる。また、大容量スタッカ320のトップトレイ327、シート有無検知センサ330,331は、大容量スタッカ340では、トップトレイ427、シート有無検知センサ350,351となる。これらは制御コントローラ212により制御される。
フィニッシャ360は、図2に示した制御コントローラ213の制御の下で、オペレータにより指定された機能に応じ、搬送されたシートに対して所定の後処理を施す。後処理の例として、本例では、シートに対して、ステイプル(1個所・2箇所綴じ)およびパンチ(2穴・3穴)を施すものとする。フィニッシャ360は、それぞれシート積載部位となる2つの排紙トレイ361,362を備える。排紙トレイ361へは、ステイプル等の後処理が行われないシートがシート搬送パス363を経由して排出される。排紙トレイ362へは、オペレータにより指定されたフィニッシング機能が実行されたシートがシート搬送パス364を経由して排出される。
排紙トレイ361,362は、それぞれ昇降自在に構成されている。排紙トレイ361を下降させ、後処理した複数のシートを、その排紙トレイ361へ積載するように動作することも可能である。排紙トレイ361,362は、それぞれシート有無検知センサ366、367を有し、当該トレイ上のシートの積載状況を検出する。シート有無検知センサ366、367もまた、当該トレイ上におけるシートの積載状況の変化を所定タイミング毎に検出する検出手段の一つとして動作する。検出結果は、大容量スタッカ320,340が有する制御コントローラ(図2参照)を通じて時系列に画像形成装置101へ伝達される。
次に、大容量スタッカ320におけるシートの積載状況について、図4(a)~(g)を参照して説明する。各図において、向かって右側は大容量スタッカ320のメカニカル要素を正面から見た断面図、左側は左側面から見た断面図である。大容量スタッカ340も同様となるため、代表して、大容量スタッカ320について説明する。
図4(a)は、大容量スタッカ320にシートが積載されていない状態を表す。リフトトレイ322は、所定高さ、すなわちスタック部321へ排出される排紙口の位置まで上昇して停止している。イジェクトレイ323は、装置内に収納された状態である。図4(b)は、画像形成動作中の状態を示す。シートの積載が進むと、制御コントローラは、積載されたシートの最上面の高さがスタック部321の排紙口の位置に一致するように、徐々にリフトトレイ322を下降させる。図4(c)はリフトトレイ322の積載フルが検出された状態を示す。積載フルになると、もはやリフトトレイ322への積載を継続できない。そのため、制御コントローラは、積載されたシートをイジェクトトレイ323に積み替える制御を開始する。図4(d)は、リフトトレイ322がイジェクトトレイ323の積替位置まで下降し、シートがイジェクトトレイ323へ積み替えられた状態を表す。リフトトレイ322がイジェクトトレイ323と同一の高さまで下降しても、シートを支持するバーは、互い違いの位置にあるため、互いが干渉することはない。リフトトレイ322がイジェクトトレイ323よりも下の積替位置に到達した時点で、リフトトレイ322に積載されていたシートは、イジェクトトレイ323に積み替えられた状態となる。
図4(e)は、シートを積載したイジェクトトレイ323が装置外にイジェクトされた状態を表す。このようにイジェクトトレイ323にイジェクトされることにより、積載されたシートが回収可能となる。図4(f)は、イジェクトトレイ323がイジェクトされた状態で、リフトトレイ322が再び後続のシートを積載される位置まで上昇した状態を表す。これにより、リフトトレイ322にシートが積載できるようになる。図4(g)は、イジェクトトレイ323がイジェクトされた状態で画像形成が継続された後、リフトトレイ322の積載フルが検出された状態を表す。この状態では、イジェクトトレイ323はイジェクトされているため、リフトトレイ322に積載されたシートをイジェクトトレイ323へ積み替えることはできない。大容量スタッカ320への積載を継続するには、イジェクトトレイ323に積載されたシートを回収する必要がある。
図5は、装置表示情報の模式図である。画像形成装置101から受けとった図5の装置表示情報132に基づいて、後述する表示内容が情報処理端末100の表示部113に表示される。なお、この表示部113に表示される画面の表示内容は、制御部111により生成される。あるいは画像形成装置101の制御部121が生成し、情報処理端末100がそれを取得するようにしても良い。
装置表示情報132は、排紙装置の組み合わせによりその内容が異なる。この実施形態では、説明の便宜上、装着可能なすべての排紙装置の組み合わせに応じた装置表示情報132があらかじめ記録されているものとする。一例として、図3で例示した配置態様に対応する装置表示情報132の例を説明する。なお、図5では模式図を用いるが、実際の装置表示情報132は、XML(eXtensible Markup Language)やCSV(Comma-separated values)などの形式で保存される。
図5の上段は、全体の配置態様を例えばビットマップ形式で表現することにより視覚化した全体画像501であり、下段は各排紙装置が有する排紙トレイの位置情報を記録したテーブルである。全体画像501は、二次元画像又は三次元画像で表示可能であるが、ここでは三次元画像で表示されている。
なお、図5の上段に示された全体画像501ではシートないしシート束が描かれていないが、シートが搬送されてきたときは、その積載部位の排紙トレイの構造画像も表示される。例えば、上述した大容量スタッカ320,340において変位するリフトトレイおよびイジェクトトレイを表す構造画像を含む全体画像が表示される。図3に示した例では、大容量スタッカ320,340は3つの排紙トレイ(トップトレイ・リフトトレイ・イジェクトトレイ)を有し、フィニッシャ360は2つの排紙トレイ(上トレイ・下トレイ)を有する。そのため、このような配置態様では、合計8つの排紙トレイが使用可能となる。図5上段の全体画像501には、これらの排紙装置と排紙トレイの実際の配置態様および構造画像が表示される。そのため、オペレータは、シートがどの排紙トレイに積載され、回収可能かを直感的に把握することができる。
図5下段に示されるテーブルにおいて、トレイ#1~#8のレコードは、各々が設置される排紙装置521、トレイ種別522、トレイ位置座標523に対応する。すなわち、「トレイ#1」は大容量スタッカ320のトップトレイであり、全体画像501を基準としたトレイ位置座標(396,102)に設けられていることが示されている。トレイ位置座標は、全体画像501の左上を原点とし、それぞれ右方向・下方向へのオフセット値(ピクセル数)である。他のトレイ#2~#8についても同様の内容となる。
図6は、積載状況情報133の例示図である。積載状況情報133は、制御部121により記憶部122に記憶され、例えば各排紙トレイにおける積載状況の検出結果を取得したタイミングで更新される。また、制御部121により適宜参照可能となる。積載状況情報133は、リスト型のデータ構造を持つ。すなわち使用可能な排紙トレイの積載状況をトレイ毎に表すトレイ情報が、トレイ情報#1~トレイ情報#Nとして示されている。図5下段に示したテーブルとの関係では、トレイ#1における積載状況の検出結果がトレイ情報#1に対応する。トレイ情報#2、トレイ情報#(N-1)、トレイ情報#Nについても同様となる。なお、Nは自然数であり、図3に例示した配置態様の場合、Nは8となる。
図6において、トレイ情報#1~トレイ情報#8は、メンバ変数として総積載枚数カウントとシート束情報リストを持つデータ形式のものである。総積載枚数カウントは、当該排紙トレイに積載されたシートの総枚数をカウントする変数である。シート束情報リストは、各シート束の情報を管理するシート束情報が、シートの積載順に、リスト状に配置される。なお、どの排紙トレイにもシートが積載されていない場合、シート束情報リストは空のリストとなる。各シート束情報は、メンバ変数としてジョブID、用紙ID、先頭シート位置、シート数カウントを持つ。ジョブIDは、そのシート束に対応する画像形成ジョブのIDを表す変数である。各画像形成ジョブには、画像形成装置101によってユニークなIDが割り振られ、そのIDがこのメンバ変数に記録される。用紙IDは、そのシート束に対応するシート(用紙)のIDを表す変数である。シート(用紙)は、サイズ・坪量・表裏面の状態などの特性に応じて定義され、それを識別するために割り振られた用紙IDがメンバ変数に記録される。先頭シート位置は、そのシート束の先頭シートが排紙トレイに積載された先頭シートから数えて何シート目にあたるかを示す変数である。シート数カウントは、そのシート束の総シート枚数をカウントする変数である。
次に、本実施形態の画像形成システム1の動作を説明する。まず、画像形成装置101の起動時の動作を図7を参照して説明する。図7は、画像形成装置101の起動時の制御フローである。この制御フローは、制御部121が装置内の各部を統括的に制御することにより実行される。制御部121は、画像形成装置101が起動すると、接続されたすべての排紙装置に向けて初期化コマンドを送信する(S101)。初期化コマンドは、通信ケーブルを介して各排紙装置宛に送られる。各排紙装置は、初期化コマンドを受信すると、自装置の種別を特定するための排紙装置IDを画像形成装置101へ返信する。
制御部121は、受信した排紙装置IDを記憶部122に記憶させる(S102)。この排紙装置IDにより、現在、画像形成装置101に接続されている排紙装置がどのように配置され(排紙装置の順番など)、その結果、シートの積載部位がどの位置なのかを認識することができる。制御部121は、排紙装置の組み合わせに応じて予め記憶されている装置表示情報132の中から、記憶した排紙装置IDを基に、現在接続されている排紙装置の配置態様に応じた装置表示情報132を特定する(S103)。例えば図3に示した配置態様であれば、2台の大容量スタッカと1台のフィニッシャが接続された構成に対応する装置表示情報132が特定される。
装置表示情報132を特定すると、制御部121は、積載状況情報133を初期化する(S104)。すなわち、S102で記憶した排紙装置IDを基に、積載状況情報133を新規に生成する。画像形成装置101が起動した直後は、どの排紙トレイにもまだシートが積載されていない。そのため、積載状況情報133の各トレイ情報における総積載枚数は0となり、シート束情報リストは空のリストとなる。
次に、図8を参照して、画像形成装置101において画像形成ジョブを実行するときの動作例を説明する。画像形成ジョブは、例えば情報処理端末100から受信したものとする。画像形成ジョブには、シート積載部位すなわち使用する排紙装置のトレイ情報の指定が含まれている。以下の説明では、便宜上、大容量スタッカ320のトレイ情報が指定されているものとする。図8は、このときの画像形成装置101の制御フローである。この制御フローも、制御部121が装置内の各部を統括的に制御することにより実行される。
画像形成装置101では、画像形成ジョブに従い、1シートの画像形成をページ順に行う。画像形成後は当該画像形成ジョブで指定された大容量スタッカ320に向けたシートの搬送を開始する(S201)。その際、制御部121は、指定された大容量スタッカ320のトレイ情報を特定する(S202)。トレイ情報は、排紙装置の配置態様に応じて決められた装置情報表示情報132を参照することで特定できる。例えば図5下段のテーブルのトレイ情報のトレイ#1を参照する。このトレイ#1は、大容量スタッカ320のトップトレイである。同様に、トレイ#2は大容量スタッカ320のリフトトレイである。ここでトレイ#2が特定されたとすると、制御部121は、トレイ情報としてトレイ#2のレコードを参照する。
制御部121は、特定したトレイ情報の総積載枚数カウントに1を加える(S203)。制御部121は、また、排紙したシートが当該排紙トレイにおける1枚目のシートかどうかを総積載枚数カウント値をもとに判定する(S204)。1枚目のシートでなかった場合(S204:N)、制御部121は、トレイ情報を参照し、シート束情報リストの最終シート束情報を読み込む(S205)。そして、制御部121は、画像形成中ジョブのジョブIDが、S205で読み込んだシート束情報におけるジョブIDと同じかどうかを判定する(S206)。ジョブIDが同じである場合(S206:Y)、制御部121は、S201で画像形成したシートの用紙IDが、S205で読み込んだシート束情報における用紙IDと同じかどうかを判定する(S207)。用紙IDが同じである場合(S207:Y)、制御部121は、トレイ情報において、最終シート束情報のシート数カウントに1を加え(S208)、S210へ進む。
S204で1枚目のシートであった場合(S204:Y)、S206でジョブIDが異なる場合(S206:N)、S207で用紙IDが異なる場合(S207:N)、制御部121は、S209の処理を実行する。すなわち、トレイ情報において、新たなシート束情報をシート束情報リストの最後尾に生成する。生成される新たなシート束情報のメンバ変数は、それぞれ以下のようになる。
まず、ジョブIDは、画像形成中ジョブのジョブIDとなる。用紙IDは、S201で画像形成されたシートに対応する用紙IDとなる。先頭シート位置は、総積載枚数カウントが入力される。最後にシート数カウントは1となる。
次に、制御部121は、S201で指定された排紙トレイが、大容量スタッカ320のリフトトレイであったかどうかを判定する(S210)。リフトトレイであった場合(S210:Y)、制御部121は、S201でシートを排紙した後、リフトトレイにおいて積載フルかどうかを判定する(S211)。積載フルであった場合(S211:Y)、制御部121は、S211において積載フルのリフトトレイがイジェクト可能かどうかを判定する(S212)。イジェクト可能かどうかは、同大容量スタッカのイジェクトトレイにシート束が積まれているかどうかによって判定される。イジェクトトレイにシート束が積まれている場合、つまりシート有無検知センサ330などによってシート束が積載されていることが検出された場合は、イジェクト可能でないと判定される。それ以外の場合はイジェクト可能と判定される。イジェクト可能であった場合(S212:Y)、制御部121は、S211において積載フルが検知されたリフトトレイに積載されたシート束をイジェクトトレイへ積み替え、イジェクト動作を実行する(S213)。
その後、制御部121は、積載状況情報133において、S213において大容量スタッカ320イジェクト動作を実行したリフトトレイのトレイ情報を、同大容量スタッカのトレイ情報に上書きコピーする(S214)。また、制御部121は、積載状況情報133において、S213においてイジェクト動作を実行したリフトトレイのトレイ情報を空にする(S215)。ここでトレイ情報を空にするとは、すなわちトレイ情報における総積載枚数カウントを0にし、シート束情報リストを空のリストにすることである。
排紙トレイがリフトトレイでない場合(S210:N)、リフトトレイが積載フルでないか(S211:N)イジェクト可能でない場合(S212:N)、制御部121は、積載状況情報133を情報処理端末100へ送信する(S216)。リフトトレイのトレイ情報を空にした後(S215)も同様である。
その後、制御部121は、画像形成ジョブによる全シートの画像形成が終わったかどうかを判定する(S217)。終わっていない場合(S217:N)、S201へ戻る。全シートの画像形成が終わった場合(S217:Y)、制御部121は、処理済ジョブを処理済ジョブリスト131へ追加する(S218)。そして、追加により更新した処理済ジョブリスト131を情報処理端末100へ送信し(S219)、一連の処理を終える。
次に、図9を参照して、画像形成装置101において排紙トレイからシート回収が検知されたときの動作を説明する。図9はシート回収検知処理の制御フローである。この制御フローもまた、制御部121が装置内の各部を統括的に制御することにより実行される。シート回収は、シート有無検知センサ330,331が、シート束の積載状況を検知している状態から検知しなくなった状態に変化することにより検出される。
制御部121は、積載状況情報133を参照し、シートの回収が検出された排紙トレイに対応するトレイ情報を特定する(S301)。そしてそのトレイ情報を空にする(S302)。制御部121は、また、その排紙トレイが大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323であったかどうかを判定する(S303)。イジェクトトレイ323であった場合(S303:Y)、制御部121は、そのイジェクトトレイ323を装置内(大容量スタッカ320内)に格納する(S304)。また、シート回収が検出された大容量スタッカ320のリフトトレイ322が積載フルかどうかを判定する(S305)。積載フルの場合(S305:Y)、制御部121は、積載フルのリフトトレイ322に積載されているシートをイジェクトトレイ323へ積み替え、イジェクト動作を実行する(S306)。そして、制御部121は、積載状況情報133において、イジェクト動作を実行したリフトトレイ322のトレイ情報を、その大容量スタッカ320のイジェクトトレイ323のトレイ情報に上書きコピーする(S307)。その後、制御部121は、積載状況情報133において、イジェクト動作を実行したリフトトレイ322のトレイ情報を空にする(S308)。
トレイ情報が空になった排紙トレイがイジェクトトレイ133でない場合(S303:N)、制御部121は、積載状況情報133を情報処理端末100へ送信し(S309)、一連の処理を終了する。リフトトレイ132が積載フルでない場合(S305:N)、S308においてリフトトレイ322のトレイ情報を空にした後も同様である。
オペレータは、情報処理端末100で端末制御用のコンピュータプログラムが実行されるアプリケーションにより、画像形成装置101に接続された各排紙装置の積載状況を随時確認することができる。このときの情報処理端末100の動作を図10を参照して説明する。図10は、アプリケーションの起動時の制御フローである。この制御フローは、制御部111が端末内の各部を統括的に制御することにより実行される。
制御部111は、情報処理端末100においてアプリケーションが起動すると、画像形成装置101との通信コネクションを開始する(S401)。通信コネクションとは、オペレータから明示の解除指示が入力されるまで通信路を確立し続けることをいう。通信路が確立すると、画像形成装置101へ装置表示情報132の取得リクエストを送信する(S402)。画像形成装置101は、この取得リクエストを受け取ると、現在の装置構成に応じた装置表示情報132を送信する。通信コネクションが確立されている間に装置表示情報132が更新された場合、画像形成装置101は、更新後の装置表示情報132を情報処理端末100へ送信する。情報処理端末100は、画像形成装置101より取得すると、その装置表示情報132を記憶部112に逐次記憶する(S403)。
制御部111は、また、画像形成装置101へ積載状況情報および処理済ジョブリストの取得リクエストを送信する(S404)。画像形成装置101(制御部121)は、この取得リクエストを受け取ると、現在記憶している積載状況情報133および処理済ジョブリスト131を情報処理端末100へ送信する。制御部111は、画像形成装置101から取得した積載状況情報133および処理済ジョブリスト131を記憶部112に記憶する(S405)。また、記憶されている装置表示情報132、積載状況情報133および処理済ジョブリストに基づいて、モニタ画面を生成し、これを表示部113に表示する(S406)。
モニタ画面の一例を図11に示す。図11に例示されるモニタ画面1100には、画像領域1101とリスト領域1110とが形成される。画像領域1101は、全体画像および画像形成ジョブ毎のシート積載状況を視覚的に表示するための領域であり、2つの表示レイヤー構造を持つ。すなわち、画像領域1101は、全体画像を表示させるための第1表示レイヤーと、第1表示レイヤー上の全体画像のシート積載部位にシート画像をマッピング表示するための第2表示レイヤーとを含む。第1表示レイヤーにはS403において記憶した装置表示情報132に基づいて生成される全体画像(図5に示した全体画像501)が表示される。第2表示レイヤーには、情報処理端末100が受信した積載状況情報133に基づき、各排紙トレイにおけるシートないしシート束の積載状況を視覚化したシート画像が表示される。シート画像の表示は、シート積載状況の変化が検出されるタイミングでリアルタイムに更新される。つまり、制御部111は、シート画像の表示部113への表示態様を画像形成ジョブ毎にリアルタイムに変更可能に構成されている。
図11では、排紙トレイにシートが積載されていない状態での全体画像1101が表示されている。リスト領域1110には、情報処理端末100が画像形成装置101から受信した処理済ジョブリストが表示される。処理済ジョブリストには、各処理済ジョブのジョブ属性(ジョブID、ジョブ名称、ページ数、部数、使用用紙)が表示される。制御部111は、処理済ジョブリストに従う順序でシート画像を表示可能にする。制御部111は、また、指定された処理済ジョブに対応するシート画像をそれ以外の処理済ジョブに対応するシート画像と区別して表示可能にする。
オペレータは、入力装置114を操作することで、処理済ジョブリスト上の任意の処理済ジョブを指定することができる。図11の例では、ジョブIDが「00000003」の処理済ジョブ(ジョブ名称:画像形成ジョブ#3)が指定されている様子が表されている。処理済ジョブリストに列記された処理済ジョブの数がリスト領域1110に一度に表示できるジョブ数よりも多い場合、スクロールバー1111が使用される。オペレータは、スクロールバー1111を操作することにより、任意の処理済ジョブを指定することが可能となる。指定された処理済ジョブは、ハイライト表示(反転表示)され、他の処理済ジョブと区別される。
次に、画像形成装置101において積載状況情報を受信した際、あるいは、指定された処理済みジョブが変更された場合の動作例を説明する。図12は、このときの情報処理端末100の制御部111が実行する制御フローである。
図12において、制御部111は、画像領域1101の第2表示レイヤーに表示されているシート画像の表示をクリア(消去)する(S501)。制御部111は、積載する排紙トレイの順番を表す変数Nに1を代入した後(S502)、積載状況情報において、トレイNにシートが積載されているかどうかを判定する(S503)。トレイ情報Nにおける総積載枚数カウントが0の場合はシートが積載されていないと判定される。シートが積載されている場合(S503:Y)、制御部111は、トレイNに積載されたシート束の高さ(図13中のh1)を算出する(S504)。ここではトレイNに積載されたシート束全体を表示する際に、そのシート束の高さが何ピクセルになるかを算出する。シート束の高さは、トレイ情報Nの総積載枚数カウントに予め決められた係数Pを掛けることで算出される。この係数Pは、シート1枚の高さが何ピクセルに相当するかを表す係数である。計算の結果、シート束の高さが小数値を含む場合は、整数値になるよう切り上げが行われる。
シート束の高さを算出すると、制御部111は、トレイNに積載されたシート束を表すシート画像を第一の表示色で描画し、表示する(S505)。これについては後述する。その後、制御部111は、処理済ジョブリスト表示部1110において、画像形成ジョブが指定されているかどうかを判定する(S506)。画像形成ジョブが指定されていない場合(S506:N)、S514へ進む。画像形成ジョブが指定されている場合(S506:Y)、制御部111は、シート束情報の順番を表す変数Mに1を代入する(S507)。以後、シート束情報Mは、受信した積載状況情報のトレイ情報Nのシート束情報リストにおいて、M番目のシート束情報を表すものとなる。
制御部111は、その後、シート束情報MのジョブIDが、処理済ジョブリスト表示部1110において指定されている画像形成ジョブのジョブIDと同一かどうかを判定する(S508)。同一でない場合(S508:N)、S512へ進む。ジョブIDが同一である場合(S508:Y)、制御部111は、シート束情報M(つまり指定された画像形成ジョブのシート束)に対応するシート束(M)の描画開始高さオフセット(図14中のs)を算出する(S509)。シート束(M)の描画開始位置高さは、シート束情報Mに対応するシート束(M)の描画開始位置に、前述した係数Pを乗算することで算出される。計算の結果、描画開始位置高さが小数値を含む場合は、整数値になるよう切り下げが行われる。
その後、制御部111は、シート束情報Mに対応するシート束(M)の高さを算出する(S510)。すなわち、シート画像を表示部113に表示する際に、シート束(M)の高さが何ピクセルになるかを算出する。シート束(M)の高さはシート数カウントに前述した係数Pを乗算することで算出される。計算の結果、シート束の高さが小数値を含む場合は、整数値になるよう切り上げが行われる。
シート束(M)の高さを算出すると、制御部111は、当該シート束(M)を表すシート画像を第二の表示色で表示する(S511)。これにより、指定された画像形成ジョブに対応するシート束(M)を表すシート画像が第二の表示色で表示される。
シート画像を第二の表示色で表示すると(S511)、制御部111は、トレイ情報Nのシート束情報リストにおいて全てのシート束情報を確認したかどうかを判定する(S512)。全てのシート束情報を確認した場合(S512:Y)、S514へ進む。全てのシート束情報を確認し終わっていない場合(S512:N)、制御部111は、変数Mに1を加え、S508へ戻る。
S514において、制御部111は、受信した積載状況情報において、すべてのトレイ情報の表示を行ったかどうかを判定する。全てのトレイ情報を表示し終わった場合(S514:Y)、一連の処理を終了する。全てのトレイ情報を表示し終わっていない場合(S514:N)、制御部111は、変数Nに1を加え、S503へ戻る。
ここで、S505において表示されるシート画像の描画方法を図13に基づいて説明する。ここでは一例として、大容量スタッカのイジェクトトレイにおけるシート全体の描画方法を説明する。シート画像1301の高さ(図13(a)のh1)は、S504で算出したシート全体の高さである。シート画像1301は、頂点A~Gまでの7点で描画される。各頂点の座標の計算方法を表した図13(b)の一覧表1302において、頂点Aは、その排紙トレイにおけるトレイ位置座標(この座標値をx、yとする)となる。各排紙トレイのトレイ位置座標は、S403で記憶した装置表示情報132に記録される。その他の頂点(B~G)の座標値は、頂点Aの座標値(x、y)にあらかじめ決められたオフセット値およびシート高さh1を加減算することによって決定される。
シート画像1301は、例えばSVG(Scalable Vector Graphics)などの描画コマンドによって描画される。図13(c)には、SVGを用いた場合の、シート画像1301の描画コマンド1303の例が示されている。なお、シート画像1301の形状は、対応する排紙トレイの形状によって異なるが、トレイ位置座標とあらかじめ決められたオフセット値およびシート高さによって決定される点は共通である。
次に、S511において表示されるシート画像の描画方法を図14を参照して説明する。ここでは図13と同じく、一例として大容量スタッカのイジェクトトレイにおける指定された画像形成ジョブを表すシート画像の描画方法を説明する。S511において表示されるシート画像1401の高さ(図14(a)のh2)は、S510で算出したシート束の高さである。シート画像1401は、頂点H~Nまでの7点で描画される。各頂点の座標の計算方法を表した図14(b)の一覧表1402のうち、頂点Aはその排紙トレイにおけるトレイ位置座標(この座標値をx、yとする)となる。頂点Hは、頂点AとS509で算出されるシート束の描画開始位置高さsとから決定される。その他の頂点(I~N)の座標値は、頂点Hの座標値にあらかじめ決められたオフセット値およびシート高さh2を加減算することによって決定される。図14(c)には、SVGを用いた場合の、シート画像1401の描画コマンド1403の例が示されている。なお、シート画像1401の形状は、対応する排紙トレイの形状によって異なるが、トレイ位置座標とあらかじめ決められたオフセット値、シート束の描画開始位置高さ、およびシート束高さによって決定される点は共通である。
図15は、情報処理端末100の表示部113に表示されるモニタ画面において、排紙されたシートを表すシート画像が表示された状態を表す模式図である。図15には、S505で表示された、各排紙トレイに積載されたシートを表すシート画像1501~1505が示されている。すなわち、処理済ジョブに対応する各シート画像1501~1505が、それぞれ対応する排紙トレイの位置にマッピング表示されている。シート束1510は、リスト領域1110において指定された画像形成ジョブに対応するシート束である。ここではジョブIDが「00000003」であるジョブ(ジョブ名称:画像形成ジョブ#3)が指定され、これに対応するシート束のシート画像が1510であることが示されている。ジョブIDおよびシート画像1510は、他のジョブIDおよびシート画像1501~1505とは別の色で強調表示されている。これにより、指定された処理済ジョブに対応するシート束(シート画像1510)の位置を容易に確認できるようになる。なお、指定された処理済ジョブによるシート画像1510だけを全体画像にマッピングさせるようにしても良い。
このように、本実施形態によれば、所望の画像形成ジョブに対応するシート束の位置を容易に特定することができる。そのため、確実に処理済ジョブに対応するシート束を回収することができる。また、全体の排出先におけるシート積載状況を容易に把握することができる。これにより、今後画像形成する画像形成ジョブの排紙先をどの排紙先に指定すれば効率的であるかを判断することが可能となり、利便性が高まる。
特に、小ロット多品種の画像形成を行う場合、大量に積載され、複数場所に分かれて排紙されたシート(束)から、所望の画像形成ジョブに対応するシート(束)の位置を特定することは困難であったが、本実施形態によれば、それが容易となる。
[他の実施形態]
第1実施形態では、情報処理端末100と画像形成装置101とを別体とした構成例について説明したが、情報処理端末100の機能を画像形成装置101に持たせるようにしても良い。すなわち、記憶部112,表示部113,入力部114を画像形成装置101に設けても良い。この場合、全体画像およびシート画像を生成する機能は制御部121において実現することになる。すなわち、制御部121は、全体画像とシート画像を生成し、生成された全体画像およびシート画像を表示部113に表示する。また、シート有無検知センサ330などから検出結果を取得する度にシート画像の表示を更新させる制御手段として動作する。
また、第1実施形態では、1シート画像形成される毎に積載状況情報133を情報処理端末100に送信する例を説明したが、これはあくまで一例であり、例えば一定時間経過毎に積載状況情報133を送信するようにしても良い。
また、第1実施形態では、積載状況情報全体を情報処理端末100に送信する例を説明したが、前回送信した積載状況情報からの差分のみを送信するようにしても良い。
また、第1実施形態では、処理済ジョブリストにおいて1つの画像形成ジョブが指定される例を説明したが、複数の処理済ジョブが同時に指定できるようにしても良い。この場合、対応するシート画像の色は、それぞれ当該処理済ジョブに対応した色とすれば良い。
また、第1実施形態では、シート束の高さを算出するために係数Pを使用したが、シートの厚みの情報に応じて係数Pの値も変更されるようにし、シート束の高さもそれに応じて変更されるような構成にしても良い。
具体的には、用紙IDから識別される坪量や用紙種類に応じた異なる係数Pを記憶部122に保持しておき、上記のS504,S509,S510の処理において次の算出方法にてシート束の高さおよび描画開始高さを算出すれば良い。
S504:トレイNのシート束高さ
=シート束情報#1のシート数カウント×シート束情報#1の用紙IDに応じた係数P1
+シート束情報#2のシート数カウント×シート束情報#2の用紙IDに応じた係数P2
+・・・
+シート束情報#(N-1)のシート数カウント×シート束情報#(N-1)の用紙IDに応じた係数P(N-1)
+シート束情報#Nのシート数カウント×シート束情報#Nの用紙IDに応じた係数P(N)
S509:シート束(M)の描画開始高さオフセット
=シート束情報#1のシート数カウント×シート束情報#1の用紙IDに応じた係数P1
+シート束情報#2のシート数カウント×シート束情報#2の用紙IDに応じた係数P2
+・・・
+シート束情報#(N-1)のシート数カウント×シート束情報#(N-1)の用紙IDに応じた係数P(N-1)
S510:シート束(M)の高さ
=シート束情報#Mのシート数カウント×シート束情報#Mの用紙IDに応じた係数P(M)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した第1実施形態の機能を実現するコンピュータプログラム(端末管理用プログラム、画像形成用プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介して装置ないしそれを含むシステムに供給する。そしてその装置あるいはシステムのコンピュータが上記コンピュータプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、および該コンピュータプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

Claims (12)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    それぞれ画像形成済シートを積載可能な複数のシート積載手段と、
    前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を表す第2情報を記憶する記憶手段と、
    前記積載状況の変化を検出する検出手段と、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、前記第2情報に基づいて特定される前記シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を視覚化したシート画像を生成して、前記全体画像と前記全体画像のシート積載部位にマッピングされた前記シート画像を合成した状況画面を、画像形成ジョブの実行履歴とともに表示手段に表示し、且つ、前記検出手段の検出結果に応じて前記シート画像の表示を更新させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記実行履歴から特定の画像形成ジョブの選択を受け付けた場合、前記状況画面として、選択された画像形成ジョブに対応するシート画像と選択されなかった他の画像形成ジョブに対応するシート画像とを互いに異なる表示色で前記表示手段に表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出結果をリアルタイムに取得し、取得したタイミングで前記表示を更新させることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記全体画像と前記シート画像の少なくとも一方を、二次元画像又は三次元画像として表示させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数のシート積載手段は、それぞれ他の前記シート積載手段と交換自在に配置されており、前記第1情報は前記シート積載手段が交換されたときは更新されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数のシート積載手段の少なくとも一つは、前記画像形成済シートが積載されていない状態では所定高さの前記シート積載部位に位置し積載が進むと下降するリフトトレイと、該リフトトレイが積替位置まで下降した時点で前記画像形成済シートを積み替えて装置外へイジェクトさせるためのイジェクトトレイとを有するスタッカであり、
    前記全体画像は、前記スタッカにおいて変位する前記リフトトレイおよび前記イジェクトトレイを表す構造画像を含むことを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 1又は複数の画像形成ジョブを入力する入力手段をさらに備えており、
    前記画像形成手段は、入力された画像形成ジョブ毎に前記シートへの画像形成を行うものであり、
    前記複数のシート積載手段は、画像形成ジョブ毎のシート束となるように処理済ジョブの前記シートを前記シート積載部位へ積載するものであり、
    前記制御手段は、前記シート画像の前記表示手段への表示態様を画像形成ジョブ毎に変更可能に構成されていることを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成ジョブのジョブ属性の記憶手段を備えており、
    前記制御手段は、前記実行履歴を前記ジョブ属性とともに前記表示手段に表示可能にすることを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成手段、画像形成済シートを積載可能な複数のシート積載手段および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を検出する検出手段を備えた画像形成装置と通信を行う通信手段と、
    前記画像形成装置から、前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を表す第2情報を取得し、取得したこれらの情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置から、各シート積載手段における前記積載状況の検出結果を時系列に取得する取得手段と、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、前記第2情報に基づいて特定された前記シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を視覚化したシート画像を生成して、前記全体画像と前記全体画像のシート積載部位にマッピングされた前記シート画像を合成した状況画面を、画像形成ジョブの実行履歴とともに表示手段に表示し、且つ、前記検出手段の検出結果に応じて前記シート画像の表示を更新させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記実行履歴から特定の画像形成ジョブの選択を受け付けた場合、前記状況画面として、選択された画像形成ジョブに対応するシート画像と選択されなかった他の画像形成ジョブに対応するシート画像とを互いに異なる表示色で前記表示手段に表示することを特徴とする情報処理端末。
  9. 前記表示手段は、第1表示レイヤーと、この第1表示レイヤー上に存在する第2表示レイヤーとを有し、
    前記制御手段は、前記全体画像を前記第1表示レイヤーに表示し、前記シート画像を前記第2表示レイヤーに表示することを特徴とする、請求項8に記載の情報処理端末。
  10. 前記取得手段は前記検出結果をリアルタイムに取得し、
    前記制御手段は、前記検出結果を取得したタイミングで前記表示を更新することを特徴とする、請求項8又は9に記載の情報処理端末。
  11. 表示手段が接続され、シートに画像を形成する画像形成手段、それぞれ画像形成済シートを積載可能な複数のシート積載手段および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況の変化を検出する検出手段を備えた画像形成装置に組み込まれるコンピュータを当該画像形成装置の制御装置として動作させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を表す第2情報を記憶する記憶手段、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、前記第2情報に基づいて特定される前記シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を視覚化したシート画像を生成して、前記全体画像と前記全体画像のシート積載部位にマッピングされた前記シート画像を合成した状況画面を、画像形成ジョブの実行履歴とともに表示手段に表示し、前記検出手段の検出結果に応じて前記シート画像の表示を更新させ、且つ、前記実行履歴から特定の画像形成ジョブの選択を受け付けた場合、前記状況画面として、選択された画像形成ジョブに対応するシート画像と選択されなかった他の画像形成ジョブに対応するシート画像とを互いに異なる表示色で前記表示手段に表示する制御手段、として機能させるコンピュータプログラム。
  12. 表示手段が接続され、シートに画像を形成する画像形成手段、画像形成済シートを積載可能な複数のシート積載手段および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況の変化を検出する検出手段を備えた画像形成装置と通信可能なコンピュータを、
    前記画像形成装置から、前記複数のシート積載手段の全体の配置態様を表す第1情報および各シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を表す第2情報を取得し、取得したこれらの情報を記憶する記憶手段、
    前記画像形成装置から、各シート積載手段における前記積載状況の検出結果を時系列に取得する取得手段、
    前記第1情報に基づいて前記配置態様を視覚化した全体画像を生成し、前記第2情報に基づいて特定される前記シート積載手段における前記画像形成済シートの積載状況を視覚化したシート画像を生成して、前記全体画像と前記全体画像のシート積載部位にマッピングされた前記シート画像を合成した状況画面を、画像形成ジョブの実行履歴とともに表示手段に表示し、前記検出手段の検出結果に応じて前記シート画像の表示を更新させ、且つ、前記実行履歴から特定の画像形成ジョブの選択を受け付けた場合、前記状況画面として、選択された画像形成ジョブに対応するシート画像と選択されなかった他の画像形成ジョブに対応するシート画像とを互いに異なる表示色で前記表示手段に表示する制御手段、として機能させるコンピュータプログラム。
JP2018011270A 2017-05-22 2018-01-26 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム Active JP7059021B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/982,760 US10947075B2 (en) 2017-05-22 2018-05-17 Control apparatus and control method for controlling an image forming system, and storage medium
CN201810470527.9A CN108928140B (zh) 2017-05-22 2018-05-17 控制图像形成系统的控制装置和控制方法以及存储介质
EP18172821.3A EP3410218B1 (en) 2017-05-22 2018-05-17 Control apparatus and control method for controlling an image forming system, and storage medium

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017101133 2017-05-22
JP2017101133 2017-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018196988A JP2018196988A (ja) 2018-12-13
JP7059021B2 true JP7059021B2 (ja) 2022-04-25

Family

ID=64662473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018011270A Active JP7059021B2 (ja) 2017-05-22 2018-01-26 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7059021B2 (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000025311A (ja) 1998-07-14 2000-01-25 Brother Ind Ltd 印刷処理方法、印刷処理装置、およびプリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体
JP2000085216A (ja) 1998-09-16 2000-03-28 Canon Inc 印刷装置、排出方法、印刷システムおよび記憶媒体
JP2003145896A (ja) 2001-11-15 2003-05-21 Sharp Corp 画像形成装置
JP2005055868A (ja) 2003-07-22 2005-03-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US20070201884A1 (en) 2006-02-28 2007-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, MFP and method of displaying jam removal guidance
JP2008084301A (ja) 2006-08-30 2008-04-10 Canon Inc 印刷システム、制御方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2009042347A (ja) 2007-08-07 2009-02-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011180196A (ja) 2010-02-26 2011-09-15 Canon Inc 画像形成装置
JP2013063542A (ja) 2011-09-16 2013-04-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013146898A (ja) 2012-01-18 2013-08-01 Konica Minolta Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP2013256092A (ja) 2012-06-14 2013-12-26 Canon Inc シート処理装置、シート処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2015076723A (ja) 2013-10-09 2015-04-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム及び画像形成システム制御方法
JP2016037025A (ja) 2014-08-11 2016-03-22 キヤノン株式会社 印刷システム、印刷システムの制御方法及びプログラム

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000025311A (ja) 1998-07-14 2000-01-25 Brother Ind Ltd 印刷処理方法、印刷処理装置、およびプリンタドライバのプログラムを記録した記録媒体
JP2000085216A (ja) 1998-09-16 2000-03-28 Canon Inc 印刷装置、排出方法、印刷システムおよび記憶媒体
JP2003145896A (ja) 2001-11-15 2003-05-21 Sharp Corp 画像形成装置
JP2005055868A (ja) 2003-07-22 2005-03-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US20070201884A1 (en) 2006-02-28 2007-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, MFP and method of displaying jam removal guidance
JP2008084301A (ja) 2006-08-30 2008-04-10 Canon Inc 印刷システム、制御方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2009042347A (ja) 2007-08-07 2009-02-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011180196A (ja) 2010-02-26 2011-09-15 Canon Inc 画像形成装置
JP2013063542A (ja) 2011-09-16 2013-04-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013146898A (ja) 2012-01-18 2013-08-01 Konica Minolta Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP2013256092A (ja) 2012-06-14 2013-12-26 Canon Inc シート処理装置、シート処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2015076723A (ja) 2013-10-09 2015-04-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム及び画像形成システム制御方法
JP2016037025A (ja) 2014-08-11 2016-03-22 キヤノン株式会社 印刷システム、印刷システムの制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018196988A (ja) 2018-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103508249B (zh) 能够创建折帖的片材处理装置及其控制方法
JP2018192774A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
CN104717391B (zh) 图像形成装置、图像形成系统以及图像形成控制方法
EP3410218B1 (en) Control apparatus and control method for controlling an image forming system, and storage medium
JP5407828B2 (ja) 画像形成装置
JP7062525B2 (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
US10974920B2 (en) Control device for controlling an image forming system
JP6887876B2 (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP7059021B2 (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP6098130B2 (ja) 画像形成システム
JP2018192772A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP5838991B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
US10642553B2 (en) Image forming apparatus, information processing terminal, and computer readable storage medium
US10908858B2 (en) Image forming apparatus, information processing apparatus, and computer program
JP2018196987A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP2020062806A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP2019209624A (ja) 画像形成装置、情報処理端末およびコンピュータプログラム
JP6036314B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成装置制御方法
JP2021030534A (ja) 画像形成装置
JP2019209626A (ja) 画像形成装置、情報処理端末、コンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220413

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7059021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151