JP6886930B2 - 光学素子の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明に係る光学素子の製造方法で用いる成形装置1について、図1を参照しながら説明する。成形装置1は、金型固定式の成形装置であり、成形型10と、ランプヒータ20と、を備えている。
以下、成形装置1を用いた光学素子の製造方法について、図2および図3を参照しながら説明する。本実施の形態に係る光学素子の製造方法は、フツリン酸系ガラスからなる成形素材Mを押圧し、光学面を備えた光学素子を製造するものであり、加熱工程と、押圧工程と、第一の冷却工程と、第二の冷却工程と、取り出し工程と、を行う。
加熱工程では、カートリッジヒータ111,121およびランプヒータ20によって成形型10を加熱することにより、成形型10内に配置した成形素材Mを加熱し、成形素材Mを軟化させる(図2のステップS1参照)。
押圧工程では、軟化した成形素材Mを、対向配置した上型11および下型12の光学成形面11a,12aによって押圧する(図2のステップS2参照)。
第一の冷却工程では、上型11および下型12による押圧状態を維持しながら、成形素材Mの温度を、ガラス転移点の温度から−10℃〜−80℃の範囲内にある第一の温度へと低下させる(図2のステップS3参照)。
第二の冷却工程では、図3に示すように、上型11および下型12の型間距離を拡大して非押圧状態とし、成形素材Mの温度を、第一の温度より低い第二の温度まで低下させる(図2のステップS4参照)。
取り出し工程では、成形型10を分解し、成形後の光学素子を取り出す(図2のステップS5参照)。
比較例では、成形装置1を用いた光学素子の製造方法によって、外径φ23.0mm、中心厚み6.82mm、両凸形状、フツリン酸系ガラスからなる成形素材M(FCD1)の成形を行った。比較例では、加熱工程で成形素材Mを500℃に加熱し、押圧工程で軟化後の成形素材Mを押圧した後、第一の温度をガラス転移点の温度+10℃相当である468℃に設定して第一の冷却工程を実施し、第二の冷却工程および取り出し工程を実施して光学素子を製造した。
実施例1では、成形装置1を用いた光学素子の製造方法によって、比較例と同様の成形素材M、すなわち外径φ23.0mm、中心厚み6.82mm、両凸形状、フツリン酸系ガラスからなる成形素材M(FCD1)の成形を行った。実施例1における加熱工程、押圧工程および第二の冷却工程は、比較例と同じ条件で実施した。実施例1の成形結果を表1に示す。なお、表1の評価欄において、本発明の範囲内となる条件を「◎」または「○」で示し、本発明の範囲外となる条件を「×」で示す(後記する表2,3も同様)。
実施例2では、成形装置1を用いた光学素子の製造方法によって、外径φ29.2mm、中心厚み7.52mm、両凸形状、フツリン酸系ガラスからなる成形素材M(FCD1)の成形を行った。実施例2における加熱工程、押圧工程および第二の冷却工程は、比較例と同じ条件で実施した。実施例2の成形結果を表2に示す。
実施例3では、成形装置1を用いた光学素子の製造方法によって、外径φ18.1mm、中心厚み7.44mm、両凸形状、フツリン酸系ガラスからなる成形素材M(FCD1)の成形を行った。実施例3における加熱工程、押圧工程および第二の冷却工程は、比較例と同じ条件で実施した。実施例3の成形結果を表3に示す。
10 成形型
11 上型
11a 光学成形面
111 カートリッジヒータ
112 熱電対
12 下型
12a 光学成形面
121 カートリッジヒータ
122 熱電対
13 スリーブ
20 ランプヒータ
M 成形素材
Claims (7)
- フツリン酸系ガラスからなる成形素材を押圧し、光学面を備えた光学素子を製造する光学素子の製造方法であって、
前記成形素材を加熱し、前記成形素材を軟化させる加熱工程と、
軟化した前記成形素材を、対向配置した一対の金型の光学成形面によって押圧する押圧工程と、
前記一対の金型による押圧状態を維持しながら、前記成形素材の温度を、ガラス転移点の温度から−10℃〜−80℃の範囲内にある第一の温度へと低下させる第一の冷却工程と、
前記一対の金型の型間距離を拡大して非押圧状態とし、前記成形素材の温度を、前記第一の温度より低い第二の温度まで低下させる第二の冷却工程と、
を含むことを特徴とする光学素子の製造方法。 - 外径がφ25mm未満の前記成形素材を押圧して前記光学素子を製造する場合、
前記第一の冷却工程において、前記第一の温度を、ガラス転移点の温度から−30℃〜−60℃の範囲内で設定することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。 - 外径がφ25mm未満の前記成形素材を押圧して前記光学素子を製造する場合、
前記第一の冷却工程において、前記第一の温度をガラス転移点の温度から−40℃〜−60℃の範囲内で設定することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。 - 外径がφ25mm未満の前記成形素材を押圧して前記光学素子を製造する場合、
前記第一の冷却工程において、前記第一の温度を、ガラス転移点の温度から−40℃〜−50℃の範囲内で設定することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。 - 外径がφ25mm以上の前記成形素材を押圧して前記光学素子を製造する場合、
前記第一の冷却工程において、前記第一の温度を、ガラス転移点の温度から−50℃〜−80℃の範囲内で設定することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。 - 外径がφ25mm以上の前記成形素材を押圧して前記光学素子を製造する場合、
前記第一の冷却工程において、前記第一の温度を、ガラス転移点の温度から−60℃〜−80℃の範囲内で設定することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。 - 外径がφ25mm以上の前記成形素材を押圧して前記光学素子を製造する場合、
前記第一の冷却工程において、前記第一の温度を、ガラス転移点の温度から−60℃〜−70℃の範囲内で設定することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
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