JP6883843B2 - トルク検出装置 - Google Patents

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この発明は、トルク検出装置に関する。
トルク検出において、磁歪効果を用いることが知られている。たとえば、歪みを検出する対象となる軸(シャフト)の表面に、磁歪特性を増加させる表面処理(たとえば、メッキまたは溝加工等)を施し、磁歪効果を測定することによってトルクを検出する。この際、軸方向上下に、回転方向に対する特性変化の異方性を付与することが必要である。磁歪効果の測定は、シャフトと同軸に巻かれたコイルを配置し、インピーダンスの大きさに基づくビラリ効果により発生したシャフトの透磁率の変化を読み取ることによって行われる。このような構成の例は、特許文献1および2に記載される。
特開2006−64445号公報 特開2014−16006号公報
しかしながら、従来の構成では、高い検出精度を得ようとするとシャフトが長くなってしまうという問題があった。
たとえば、自己インピーダンスの大きさに基づいてトルクを検出することは、合計2個(シャフトの、互いに異方性を有する2箇所にそれぞれ1個ずつ)のコイルで可能であるが、検出感度および精度を改善するためには、励磁コイルと検出コイルの組を用いることが必要であり、その場合には、互いに異方性を有する2箇所にそれぞれ1組ずつ、合計4個のコイルが必要となる。また、さらに冗長性を持たせるためにはより多数のコイルが必要となり、たとえば2重にするには合計8個のコイルが必要となる。
このように多数のコイルをシャフトと同軸に配置すると、シャフトの長さ(すなわち軸方向の寸法)が大きくなる。
また、シャフトが長くなると、検出動作に係る範囲が長大になるので、温度分布が不均一であったり、トルク以外の応力がシャフトに印加されたりした場合等の誤差も大きくなり、精度が低下するおそれがある。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたものであり、高い検出精度を得ながらシャフトを短くできるトルク検出装置を提供することを目的とする。
この発明に係るトルク検出装置は、トルク軸を有するシャフトの外周面にめっき処理により形成され、かつ、直列状に設けられた第1合金膜及び第2合金膜の磁歪特性を利用して前記シャフトの透磁率の変化に基づき、前記シャフトに加えられたトルクを検出する、トルク検出装置であって、
前記トルク軸に垂直な複数の第1〜第8コイル軸の周りに巻回される複数の励磁コイルと、
前記トルク軸に垂直な第2コイル軸の周りに巻回される検出コイルと、
を備え、前記複数の励磁コイルのうち、メイン系励磁コイルに障害が発生した時に、サブ系励磁コイルが動作するよう切り替えるようにした構成である。
この発明に係るトルク検出装置によれば、コイル軸がトルク軸と垂直に構成されるので、コイルを多数配置してもトルク軸の長さへの影響が小さく、高い検出精度を得ながらシャフトの長さを短くすることができる。
この発明の実施の形態1に係る磁歪式トルクセンサの断面概略図である。 図1の一部の部材を図1のA方向から見た概略図である。 図2における各コイルの位置関係の概略を説明する図である。 実施の形態2における各コイルの位置関係の概略を説明する図である。 実施の形態3における各コイルの位置関係の概略を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面の図1〜図5に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る磁歪式トルクセンサ10の断面概略図である。磁歪式トルクセンサ10は、たとえば車載EPS(電動パワーステアリング)用の操舵トルク検出装置等に搭載される。磁歪式トルクセンサ10には、シャフト2が設けられている。シャフト2は、歪みを検出する対象となる部材である。シャフト2はトルク軸Sを有する。すなわち、シャフト2に対して、トルク軸Sの周りにトルクが加えられ、このトルクに応じてシャフト2に歪みが発生する。
シャフト2の磁歪特性は、加わるトルクの向きおよび強さによって異なるように構成される。たとえば、シャフト2の径方向の外周面にめっき処理による合金膜が形成され、この合金膜がそのような磁歪特性を有してもよい。本実施形態では、第1合金膜31と第2合金膜32とがシャフト2の長手方向に直列状に設けられている。第1合金膜31は、シャフト2に右回りのトルクがかかった場合と、左回りのトルクがかかった場合とで、磁歪特性が異なる(たとえば反転する)ようにめっき処理がなされて形成されている。第2合金膜32も、シャフト2に右回りのトルクがかかった場合と、左回りのトルクがかかった場合とで、磁歪特性が異なる(たとえば反転する)ようにめっき処理がなされて形成されている。磁歪式トルクセンサ10は、この磁歪特性を利用して、シャフト2の透磁率の変化に基づき、シャフト2に加えられたトルクを検出する。
第2合金膜32の磁歪特性は、第1合金膜31の磁歪特性に対して逆向きになるように形成されている。すなわち、第1合金膜31及び第2合金膜32にはめっき処理によって磁気異方性が付与されている。たとえば、第2合金膜32には第1合金膜31に対して90度異なる位相の磁気異方性が付与されている。また、第1合金膜31及び第2合金膜32は、異方性付与部材を構成している。
磁歪式トルクセンサ10は、輪状ステータ4(環状のステータ)を備える。輪状ステータ4は、シャフト2の外側に、これと同軸状に(すなわちトルク軸Sの周りに)配置される。輪状ステータ4は、第1合金膜31に対向している第1ステータコア45と、第2合金膜32に対向している第2ステータコア46とから構成されている。第1ステータコア45と、第2ステータコア46とは、シャフト2の長手方向に沿って互いに離間して設けられている。第1ステータコア45および第2ステータコア46は、トルク軸Sの方向において、所定の基準点(たとえばシャフト2の軸方向中央点)を中心として対称に配置される。輪状ステータ4及びシャフト2は、ハウジング5に収容されている。
図2は、図1の第1ステータコア45と、第1ステータコア45に巻回される各コイルとを含む構成を示す概略図であり、シャフト2の軸方向(トルク軸Sと平行な方向、たとえば図1のA方向)から見た図である。
第1ステータコア45には、円周状にスロットが配置される。すなわち、第1ステータコア45は、径方向内側に(たとえばシャフト2に向かって)突出する複数のティース50を備える。図2の例では、ティース50は周方向に等間隔に設けられる。とくに、図2の例では、合計8本のティース50が45度おきに形成されている。各ティース50の周りにはコイルが巻回される。コイルは冗長系に構成され、メイン系(第1系統)のコイルと、サブ系(第2系統)のコイルとを含む。
メイン系コイルはメイン系励磁コイルMEおよびメイン系検出コイルMDを含み、サブ系コイルはサブ系励磁コイルSEおよびサブ系検出コイルSDを含む。メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEは、いずれか一方のみが動作する。たとえば通常時はメイン系励磁コイルMEのみが動作し、サブ系励磁コイルSEは休止するが、メイン系励磁コイルMEに障害が発生したに、サブ系励磁コイルSEが動作するよう切り替えられる。
図3は、図2における各コイルの位置関係の概略を説明する図である。
図2および図3に示すように、各コイルは、それぞれコイル軸の周りに巻回される。図2の例では、各ティース50に対応して、コイル軸T1〜T8が配置されている。コイル軸T1〜T8は、いずれもトルク軸Sに垂直に配置される。また、第1ステータコア45に配置される各コイルは、すべてトルク軸Sの方向において同一の位置に設けられる(たとえば図2の例では、トルク軸Sは紙面に垂直であり、各コイルはすべて紙面にかかるように配置されている)。言い換えると、各コイル軸も、すべてトルク軸Sの方向において同一の位置に設けられる。
実施の形態1では、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEは、いずれも、コイル軸T1〜T8すべてに配置される。また、メイン系検出コイルMDは、コイル軸T1,T3,T5およびT7に配置され、サブ系検出コイルSDは、コイル軸T2,T4,T6およびT8に配置される。このように、実施の形態1では、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEは、同一の軸の周りに(すなわち同一のティース50に)巻回され、メイン系検出コイルMDおよびサブ系検出コイルSDは、周方向に互い違いとなるコイル軸の周りに巻回される。図2および図3の例では、コイル軸T1〜T8のすべてについて(すなわちすべてのティース50について)、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEが対となって配置されている。
第2ステータコア46についても同様にコイルが配置される。たとえば、第2ステータコア46は、第1ステータコア45と同様の形状を有し、図2に示す構成と同様にして各コイルが巻回される。
このように構成された磁歪式トルクセンサ10において、シャフト2にトルクが入力された状態では、シャフト2に歪みが発生することにより、第1合金膜31及び第2合金膜32に歪みが発生して透磁率が変化する。すると、シャフト2に入力されたトルクに応じて、図2に示す各検出コイル(メイン系検出コイルMDおよびサブ系検出コイルSD)のインピーダンスが変化する。磁歪式トルクセンサ10は、このインピーダンスを表す値を検出するよう構成されており、検出された値に対応して、シャフト2に入力されたトルクを決定または算出することができる。なお、インピーダンスおよびトルクの具体的な算出方法はどのようなものであってもよく、たとえば特許文献1または特許文献2に記載される方法を用いてもよいし、他の公知技術を用いてもよい。
以上説明するように、この発明の実施の形態1に係る磁歪式トルクセンサ10によれば、コイル軸がトルク軸と垂直に構成されるので、コイルを多数配置してもトルク軸の長さへの影響が小さく、高い検出精度を得ながらシャフトの長さを短くすることができる。
このため、様々な装置への搭載がより容易となる。また、シャフト2に温度勾配が発生した場合でも、各コイル間の距離が比較的小さいので、誤差を比較的小さく抑制することができる。
さらに、実施の形態1に係る構成では、コイル軸がトルク軸Sと直交するので、検出すべき磁束もトルク軸Sと直交することになり、シャフト2をトルク軸Sの方向に貫通する方向の磁気ノイズの影響を受けないので、検出精度が向上する。
また、実施の形態1では、ティースが径方向内側に突出する構成となっているので、ステータコアのバックヨークが、トルク軸Sと直交する方向の外部からの磁気ノイズに対してシールドとして機能し、磁気ノイズに対する耐性がより高くなる。
また、実施の形態1では、メイン系およびサブ系の励磁コイルを全スロットに施し、検出コイルについてはメイン系とサブ系とで互い違いとなるように施している。とくに、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEが同一の軸(同一のティース50)に配置されるので、励磁系統が切り替わる際の励磁コイルと検出コイルとの距離変化が小さく、特性の変化を抑制することができる。たとえば、切り替えによる感度の低下や、中立点の変動を抑制することができる。
また、実施の形態1のように励磁コイルと検出コイルとの結合が複数組形成される場合であっても、各結合がそれぞれ異なる方向となるので、異なる組の間の結合を従来の構成に比べて低減することができ、ある組に断線等の不具合事象が発生した場合であっても、他の組への磁気的影響を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1において各コイルの配置を変更するものである。
図4は、実施の形態2における各コイルの位置関係の概略を説明する図である。各コイルがコイル軸T11〜T18の周りに巻回される。実施の形態1とは異なり、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEは、いずれも、コイル軸T11,T13,T15およびT17に配置され、メイン系検出コイルMDは、コイル軸T14およびT18に配置され、サブ系検出コイルSDは、コイル軸T12およびT16に配置される。
このような構成によっても、実施の形態1と同様にコイル軸がトルク軸と垂直に構成されるので、コイルを多数配置してもトルク軸の長さへの影響が小さく、高い検出精度を得ながらシャフトの長さを短くすることができる。
また、このような構成でも、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEが同一の軸(同一のティース50)の周りに巻回されるので、励磁系統が切り替わる際の励磁コイルと検出コイルとの距離変化が小さく、特性の変化を抑制することができる。
その他、実施の形態2によっても、実施の形態1におけるものと同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、実施の形態1において各コイルの配置を変更するものである。
図5は、実施の形態3における各コイルの位置関係の概略を説明する図である。各コイルがコイル軸T21〜T28の周りに巻回される。実施の形態1とは異なり、各コイル軸についてすべてのコイルが配置される。たとえば、コイル軸T21にメイン系励磁コイルME、サブ系励磁コイルSE、メイン系検出コイルMD、サブ系検出コイルSDがすべて配置される。コイル軸T22〜T28についても同様である。
言い換えると、実施の形態3では、実施の形態1において、シャフト2の径方向外側にさらに検出コイルを追加したものであるということもできる。
このような構成によっても、実施の形態1および2と同様にコイル軸がトルク軸と垂直に構成されるので、コイルを多数配置してもトルク軸の長さへの影響が小さく、高い検出精度を得ながらシャフトの長さを短くすることができる。
また、このような構成でも、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEが同一の軸(同一のティース50)の周りに巻回されるので、励磁系統が切り替わる際の励磁コイルと検出コイルとの距離変化が小さく、特性の変化を抑制することができる。
その他、実施の形態3によっても、実施の形態1および2におけるものと同様の効果を得ることができる。
上述の実施の形態1〜3において、以下のような変形を施すことができる。
各コイルの配置は、図2〜5に示すものに限らない。たとえば励磁コイルおよび検出コイルは冗長構成をとる必要はなく、少なくとも1組あればよい。また、その場合、励磁コイルが巻回される軸を第1コイル軸とし、検出コイルが巻回される軸を第2コイル軸とすると、第1コイル軸と第2コイル軸とは一致してもよいし、異なってもよい。励磁コイルおよび検出コイルの組が複数設けられる場合には、励磁コイルが巻回される第1コイル軸と検出コイルが巻回される第2コイル軸とがすべて一致してもよいし(図3および図5はこのケースに該当する)、励磁コイルが巻回される第1コイル軸と検出コイルが巻回される第2コイル軸とがすべて異なっていてもよいし(図4はこのケースに該当する)、一部のみ一致してもよい。
図2の例では、コイル軸T1〜T8はいずれもトルク軸Sと交わるように配置されているが、これは必須ではない(垂直であれば交わる必要はない)。また、図2の例では、複数のコイル軸が互いに一致する(たとえばコイル軸T1はコイル軸T5と一致する)が、これらはすべて異なる(平行または交わる)ものであってもよい。
実施の形態1〜3では、各ステータコアについてすべてのコイルがトルク軸Sの方向において同一の位置に設けられるが、励磁コイルのうち少なくとも1つと、検出コイルのうち少なくとも1つとが同一の位置にあれば、他は異なる位置に設けられてもよい。一部のコイルを異なる軸方向位置に設けた場合であっても、少なくとも1組のコイルについては、シャフト2の長さを抑制する効果を得ることができる。
実施の形態1〜3では、コイル軸はティースに対応するが、コイル軸を設ける方法(たとえば巻回の軸となる部材)はこれに限らない。
実施の形態1〜3では、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEが同一の軸(同一のティース50)の周りに巻回されるが、励磁系統が切り替わる際の特性の変化を許容できる場合等には、そのように構成する必要はない。たとえば、メイン系励磁コイルMEおよびサブ系励磁コイルSEを、すべて異なるティースに配置してもよい。
実施の形態1〜3では、図1に示す第1合金膜31及び第2合金膜32はめっき処理により、シャフト2に右回りのトルクがかかった場合と、左回りのトルクがかかった場合とで、磁歪特性が反転するように形成されて磁気異方性が付与されていたが、他の方法により磁気異方性が付与されていてもよい。例えば、第1合金膜31及び第2合金膜32の表面に溝加工を施すことや、第1合金膜31及び第2合金膜32の表面に溶射による加工を施すことで第1合金膜31及び第2合金膜32に磁気異方性が付与されていてもよい。
さらに、シャフト2の磁歪特性の変化に関わらず、シャフト2の透磁率の変化に基づいてトルクを検出する装置であれば、本発明の応用が可能である。
実施の形態1〜3では、輪状ステータ4は第1ステータコア45及び第2ステータコア46との2つを1組として構成されたが、これ以外の数の輪状ステータから構成されていてもよい。例えば、第1ステータコア及び第2ステータコアに加えて、第3ステータコア及び第4ステータコアを1組として設けてもよい。これにより、ステータコアが2組となり検出コイルの数が合計8つになるので、磁歪式トルクセンサ10にさらなる冗長性を持たせることができる。
2 シャフト、4 輪状ステータ(環状のステータ)、10 磁歪式トルクセンサ(トルク検出装置)、ME メイン系励磁コイル(第1系統の励磁コイル)、MD メイン系検出コイル(検出コイル)、SE サブ系励磁コイル(第2系統の励磁コイル)、SD サブ系検出コイル(検出コイル)、S トルク軸、T1〜T8 コイル軸(第1コイル軸,第2コイル軸)、T11,T13,T15,T17 コイル軸(第1コイル軸)、T12,T14,T16,T18 コイル軸(第2コイル軸)、T21〜T28 コイル軸(第1コイル軸,第2コイル軸)。

Claims (1)

  1. トルク軸(S)を有するシャフト(2)の外周面にめっき処理により形成され、かつ、直列状に設けられた第1合金膜(31)及び第2合金膜(32)の磁歪特性を利用して前記シャフト(2)の透磁率の変化に基づき、前記シャフト(2)に加えられたトルクを検出する、トルク検出装置であって、
    前記トルク軸(S)に垂直な複数の第1〜第8コイル軸(T1〜T8)の周りに巻回される複数の励磁コイル(ME,SE)と、
    前記トルク軸(S)に垂直な第2コイル軸(T2)の周りに巻回される検出コイル(MD)と、
    を備え、前記複数の励磁コイル(ME,SE)のうち、メイン系励磁コイル(ME)に障害が発生した時に、サブ系励磁コイル(SE)が動作するよう切り替えるように構成したことを特徴とするトルク検出装置。
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