JP4520489B2 - レゾルバ - Google Patents

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この発明は、複数の電磁鋼板が積層されたステータコアを有したレゾルバステータと、このステータコアの中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じてステータコアとの間でのリラクタンスが変化する外周曲線を有したレゾルバロータとを備えたレゾルバに関する。
従来、複数の電磁鋼板が積層されたステータコアを有したレゾルバステータと、このステータコアの中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じてステータコアとの間でのリラクタンスが変化する外周曲線を有したレゾルバロータとを備えたレゾルバが知られている。
前記ステータコアの積層方向に沿った端部の前記電磁鋼板は、リング形状のバックヨーク部と、このバックヨーク部から径方向内側に突出し、周方向に間隔をおいて形成された複数のティース部と、前記バックヨーク部から径方向外側に突出し、ネジが貫通する貫通孔が形成され、前記ネジによりモータのハウジングに固着される一対の取付部とを有し、この取付部の根元部は、周方向の両端面が平行に延びて形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−242758号公報
しかしながら、このものの場合、ネジを用いて取付部をモータのハウジングに固着すると、ネジによる応力がティース部に伝達され、この応力により、ティース部の磁気特性の変化および寸法の変化が生じて、レゾルバの角度検出精度が低下してしまうという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、固着手段を用いて被取付体に固着されたときに、その固着手段による応力がティース部に伝達されるのを抑制し、その応力によるティース部の磁気特性の変化および寸法の変化が低減され、レゾルバの角度検出精度を向上させるレゾルバを提供するものである。
この発明に係るレゾルバは、複数の電磁鋼板が積層されたステータコアを有したレゾルバステータと、前記ステータコアの中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じて前記ステータコアとの間でのリラクタンスが変化する外周曲線を有したレゾルバロータとを備え、前記ステータコアは、リング形状のバックヨーク部と、このバックヨーク部から径方向内側に突出し、周方向に間隔をおいて形成された複数のティース部と、前記バックヨーク部から径方向外側に突出し、固着手段が貫通する貫通孔が形成され、前記固着手段により被取付体に固着される取付部とを有したレゾルバにおいて、前記取付部の根元部は、周方向の両端部の少なくとも一方に、くびれ部が形成されている。
この発明に係るレゾルバによれば、固着手段を用いて被取付体に固着されたときに、その固着手段による応力がティース部に伝達されるのを抑制し、その応力によるティース部の磁気特性の変化および寸法の変化が低減され、レゾルバの角度検出精度を向上させることができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1(a)は実施の形態1に係るレゾルバ4が取り付けられたモータ1の正面図、図1(b)は図1(a)のモータ1の側面図、図2(a)は図1(a)のモータ1のレゾルバ4を示す正面図、図2(b)は図2(a)のレゾルバ4の側面図、図3(a)は図2(a)のレゾルバステータ8の平面図、図3(b)は図3(a)のレゾルバステータ8の側面図、図4は図3(a)のステータコア9を示す平面図である。
モータ1は、有底円筒形状のケース2と、このケース2の内部に固定された図示しない円筒形状の固定子と、この固定子の内側に回転可能に設けられた図示しない回転子と、ケース2の開口部側に固定され、開口部を覆う被取付体であるハウジング3と、回転子およびハウジング3に設けられたレゾルバ4とを備えている。
レゾルバ4は、回転子のシャフト5に固定され、複数の珪素鋼板が積層されて構成されたレゾルバロータ6と、このレゾルバロータ6の外周に設けられ、固着手段であるネジ7を用いてハウジング3に固着されたレゾルバステータ8とを備えている。
なお、固着手段は、ネジ7に限らず、貫通孔18bに貫通して取付部18をハウジング3に固着できるものであればよい。
レゾルバステータ8は、複数の珪素鋼板が積層されて構成されたステータコア9と、このステータコア9のティース部17に、樹脂からなるインシュレータ10を介して、導線が巻回されて構成された巻線11とを有している。
巻線11は、1相の励磁巻線と、2相の出力巻線とから構成されている。
レゾルバロータ6の外周の形状は、シャフト5とともにレゾルバロータ6を回転させたときに、ステータコア9のティース部17とレゾルバロータ6との間でのリラクタンスが所定の変化をするような特殊形状になっている。
レゾルバ4のインシュレータ10には、巻線11と電気的に接続された端子12を有する信号接続用のコネクタ13が設けられている。
インシュレータ10の固定子側には、下カバー14が嵌着され、インシュレータ10の反固定子側には、上カバー15が嵌着されており、下カバー14および上カバー15により、ステータコア9のティース部17、インシュレータ10および巻線11が覆われている。
レゾルバ4のステータコア9は、リング形状のバックヨーク部16と、このバックヨーク部16から径方向内側に突出し、全周に渡って、間隔をおいて形成された8個のティース部17と、バックヨーク部16から径方向外側に突出し、ネジ7が貫通する貫通孔18bが形成された、対向した一対の耳形状の取付部18とを有している。
取付部18の根元部18aは、周方向に沿った両端部に、周方向に凹んだくびれ部19が形成されている。
このくびれ部19により、取付部18の根元部18aは、塑性変形が可能になっている。
巻線11の励磁巻線には、例えば、10kHz、5Vppの正弦波信号が印加され、モータ1の回転により、レゾルバロータ6が回転すると、ステータコア9のティース部17とレゾルバロータ6との間でのリラクタンスが変化し、2相の出力巻線における、出力電圧の振幅と、励磁巻線に入力された正弦波信号に対する出力電圧の位相とが変化する。
2相の出力巻線の振幅変化は、互いの位相が90度ずれるように配置されており、この信号を図示しない検出回路によって信号処理することで、回転子の回転角度が検出される。
次に、ネジ7を用いてハウジング3にレゾルバステータ8を固着するときの、ネジ7による応力のステータコア9への影響について説明する。
ネジ7を用いてレゾルバステータ8をハウジング3に固着すると、ネジ7の座面およびハウジング3からステータコア9の取付部18に最も強い応力が加えられる。
取付部18に加えられたネジ7による応力の主力は、くびれ部19の塑性変形により吸収され、バックヨーク部16への伝達が抑制される。その結果、ネジ7による応力のティース部17への伝達が抑制される。
ティース部17への応力の伝達が抑制されるので、ティース部17の磁気特性の変化および寸法の変化が低減されて、レゾルバ4の角度検出の精度を向上させることができる。
以上説明したように、実施の形態1に係るレゾルバ4によると、取付部18の根元部18aには、周方向に沿った両端部にくびれ部19が形成されているので、モータ1のハウジング3に固着されたときに、ネジ7による応力がティース部17に伝達されるのを抑制し、その応力によるティース部17の磁気特性の変化および寸法の変化が低減され、その結果、レゾルバ4の角度検出の精度を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1では、取付部18の根元部18aの周方向の両端部にくびれ部19が形成されたステータコア9について説明したが、勿論このものに限らず、取付部18の根元部18aの周方向の両端部の何れか一方にくびれ部19が形成されたステータコア9であってもよい。
また、上記実施の形態1では、モータ1の回転子の回転角度の検出に用いられるレゾルバ4について説明したが、勿論このものに限らず、その他の回転角度の検出に用いられるレゾルバ4であってもよい。
図1(a)は実施の形態1に係るレゾルバが取り付けられたモータの正面図、図1(b)は図1(a)のモータの側面図である。 図2(a)は図1(a)のモータのレゾルバを示す正面図、図2(b)は図2(a)のレゾルバの側面図である。 図3(a)は図2(a)のレゾルバステータの内部を示す正面図、図3(b)は図3(a)のレゾルバステータの側面図である。 図4は図3(a)のステータコアを示す正面図である。
符号の説明
1 モータ、2 ケース、3 ハウジング、4 レゾルバ、5 シャフト、6 レゾルバロータ、7 ネジ、8 レゾルバステータ、9 ステータコア、10 インシュレータ、11 巻線、12 端子、13 コネクタ、14 下カバー、15 上カバー、16 バックヨーク部、17 ティース部、18 取付部、18a 根元部、18b 貫通孔、19 くびれ部。

Claims (2)

  1. 複数の電磁鋼板が積層されたステータコアを有したレゾルバステータと、
    前記ステータコアの中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じて前記ステータコアとの間でのリラクタンスが変化する外周曲線を有したレゾルバロータとを備え、
    前記ステータコアは、リング形状のバックヨーク部と、このバックヨーク部から径方向内側に突出し、周方向に間隔をおいて形成された複数のティース部と、前記バックヨーク部から径方向外側に突出し、固着手段が貫通する貫通孔が形成され、前記固着手段により被取付体に固着される取付部とを有したレゾルバにおいて、
    前記取付部の根元部は、周方向の両端部の少なくとも一方に、くびれ部が形成されていることを特徴とするレゾルバ。
  2. モータの回転子の回転角度の検出に用いられることを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ。
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