JP2007143249A - レゾルバステータ構造 - Google Patents

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Katsutoshi Toyotake
克年 豊竹
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Abstract

【課題】本発明は、ステータ鉄心に一体で突出する一対の耳部を形成し、耳部の外端面を取付面とし、耳部にかしめ部を形成することにより、ステータ鉄心の特性と取付の安定を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明によるレゾルバステータ構造は、樹脂モールド部(2)をインサート成形したステータ鉄心(1)に耳部(10)を突出して形成し、この耳部(10)に取付面(8)とかしめ部(4)を形成した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、レゾルバステータ構造に関し、特に、ステータ鉄心の外側へ突出する耳部の外端面を取付面とし、樹脂モールド部をインサート成形する時の成形圧による変形の影響を取付面が受けないようにし、取付面の寸法を正確に保つようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバステータ構造としては、例えば、特許文献1に開示されているように、輪状のステータ鉄心の外周は円周状であり、このステータ鉄心にインサート成形によって各絶縁部材を一体に形成すると、図3に示される構成となっていた。
すなわち、図3において符号1で示されるものは全体形状が輪状をなすステータ鉄心であり、このステータ鉄心1にはインサート成形によって樹脂モールド部2が形成されている。
前記ステータ鉄心1には、内方へ向けて突出する複数の磁極3が一体に形成され、各磁極3は前記樹脂モールド部2によって先端を除いて全て覆われている。
前記樹脂モールド部2は、前記ステータ鉄心1の外縁部分の露出部1aを除いて前記ステータ鉄心1を覆っており、前記露出部1aには、積層型の前記ステータ鉄心1をかしめるためのかしめ部4が形成されている。
前記各磁極3には、前記樹脂モールド部2を介してステータコイル5が巻付けられており、このステータコイル5の端線は、前記樹脂モールド部2に一体に成形された端子保持部6の各端子ピン7に接続されている。
尚、前記ステータ鉄心1の外端面に形成された取付面8は、前記ステータ鉄心1をモータ等の相手方へ取付ける場合の基準面を形成している。
米国特許第6,028,383号明細書
従来のレゾルバステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、樹脂モールド部をステータ鉄心に対してインサート成形する場合に、成形圧によってステータ鉄心の取付面が外側に膨張し、成形後にこの取付面の寸法が変化しているため、寸法不良となっていた。
そのため、歩留まりが悪く、生産性を向上させることが困難であった。
また、ステータ鉄心の外縁の露出部にかしめ部を形成しているため、このかしめ部によってステータ鉄心の内部に応力が加わり、積層時に転積によって磁気的バランスを取ったにも拘わらず、ステータ鉄心の磁気的バランスが崩れ、磁気的特性に悪影響が出ることになっていた。
本発明によるレゾルバステータ構造は、全体形状が輪状をなし内方へ向けて突出する複数の磁極を有するステータ鉄心と、前記ステータ鉄心にインサート成形により形成され前記各磁極を覆う樹脂モールド部と、前記ステータ鉄心の外周に一体に形成され外方へ突出する複数の耳部と、前記樹脂モールド部に設けられた端子ピンとを備え、前記各耳部には前記樹脂モールド部が覆われてなく、前記各耳部の外端面が取付面を形成している構成であり、また、前記ステータ鉄心は積層型よりなり、前記各耳部には前記ステータ鉄心をかしめるためのかしめ部が形成されている構成であり、また、前記各耳部には、取付用の取付穴が形成されている構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ステータ鉄心の外縁から外側へ突出する耳部が形成され、この耳部が樹脂モールド部から十分に離れているため、インサート成形時の成形圧による変形を避けることができ、各耳部の外端面の取付面は寸法変形がなく、安定した寸法品質を保つことができる。
また、この耳部に形成したかしめ部によってステータ鉄心の磁気的特性を当初の転積による積層時の状態を保つことができ、品質を安定させることができる。
従って、ステータ鉄心の歩留まりを大幅に向上させることができる。
本発明は、ステータ鉄心の外側へ突出する耳部の外端面を取付面とし、樹脂モールド部をインサート成形する時の成形圧による変形の影響を取付面が受けないようにし、取付面の寸法を正確に保つようにしたレゾルバステータ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものは全体形状が輪状をなすステータ鉄心であり、このステータ鉄心1にはインサート成形によって樹脂モールド部2が形成されている。
前記ステータ鉄心1には、内方へ向けて突出する複数の磁極3が一体に形成され、さらに、外周から一体に外方へ向けて一対の耳部10が突出して一体形成され、各磁極3は前記樹脂モールド部2によって先端を除いて全て覆われている。
前記樹脂モールド部2は、前記ステータ鉄心1の外縁部分の露出部1aを除いて前記ステータ鉄心1を覆っており、前記露出部1aは前記各耳部10と連通している。
前記各耳部10には、このステータ鉄心1を装置(図示せず)に取付けるための取付穴11が形成され、この耳部10の取付穴11の周囲には複数のかしめ部4が形成され、積層型のステータ鉄心1が一体に形成されている。
前記各耳部10の外端面からなる取付面8は、このステータ鉄心1を取付ける際の位置決め用の基準面を形成している。
尚、このかしめ部4はステータ鉄心1の主体部分から離れて形成されているため、従来のようにステータ鉄心1の磁気的特性に対して悪影響を与えることがない。
また、取付面8が耳部10の外端であるため、前記樹脂モールド部2の成形時の成形圧による鉄心の変形は取付面8に及びにくく、取付面8の寸法変形は起こらず、寸法品質の安定を得ることができる。
前記各磁極3には、前記樹脂モールド部2を介してステータコイル5が巻付けられており、このステータコイル5の端線は、前記樹脂モールド部2に一体に成形された端子保持部6の各端子ピン7に接続されている。
本発明は、レゾルバ用に限ることなく、インナロータ型モータにも適用可能である。
本発明によるレゾルバステータ構造を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 従来構成の平面図である。
符号の説明
1 ステータ鉄心
2 樹脂モールド部
3 磁極
4 かしめ部
5 ステータコイル
6 端子保持部
7 端子ピン
8 取付面
10 耳部
11 取付穴

Claims (3)

  1. 全体形状が輪状をなし内方へ向けて突出する複数の磁極を有するステータ鉄心と、前記ステータ鉄心にインサート成形により形成され前記各磁極を覆う樹脂モールド部と、前記ステータ鉄心の外周に一体に形成され外方へ突出する複数の耳部と、前記樹脂モールド部に設けられた端子ピンとを備え、
    前記各耳部には前記樹脂モールド部が覆われてなく、前記各耳部の外端面が取付面を形成していることを特徴とするレゾルバステータ構造。
  2. 前記ステータ鉄心は積層型よりなり、前記各耳部には前記ステータ鉄心をかしめるためのかしめ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
  3. 前記各耳部には、取付用の取付穴が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のレゾルバステータ構造。
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