JP2006223059A - レゾルバの端子接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、端子ピンの先端部に位置決め部を形成することにより、リード線の位置決め及び固定接続を容易化することを目的とする。
【解決手段】本発明によるレゾルバの端子接続構造は、輪状ステータ(1)の端子ピン保持部(7)の端子ピン(8)の先端部(9)に設けた貫通孔(20a)等の位置決め部(20)にリード線(10)を位置決めした後に、抵抗溶接等で固定接続する構成である。
【選択図】図2
【解決手段】本発明によるレゾルバの端子接続構造は、輪状ステータ(1)の端子ピン保持部(7)の端子ピン(8)の先端部(9)に設けた貫通孔(20a)等の位置決め部(20)にリード線(10)を位置決めした後に、抵抗溶接等で固定接続する構成である。
【選択図】図2
Description
本発明は、レゾルバの端子接続構造に関し、特に、端子ピンの先端部に形成された貫通孔等からなる位置決め部を介して位置決めした後、抵抗溶接等により接続するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバの端子接続構造としては、図7及び図8に示される構成及び特許文献1の構成を挙げることができる。
すなわち、図7及び図8において符号1で示されるものは、内方へ向けて突出する複数の磁極2を有すると共に、内側にロータ1Aを備えた輪状ステータであり、この各磁極2には、前記輪状ステータ1の両面に一体成形又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー3を介して励磁巻線4及び出力巻線5からなるステータ巻線6が巻回して設けられている。
すなわち、図7及び図8において符号1で示されるものは、内方へ向けて突出する複数の磁極2を有すると共に、内側にロータ1Aを備えた輪状ステータであり、この各磁極2には、前記輪状ステータ1の両面に一体成形又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー3を介して励磁巻線4及び出力巻線5からなるステータ巻線6が巻回して設けられている。
前記各輪状絶縁カバー3の一方又は両方と一体に形成され前記輪状ステータ1の径方向に沿って突出する端子ピン保持部7には、複数のL字型をなす端子ピン8がインサート成形により設けられ、各端子ピン8の板状をなす先端部9は前記端子ピン保持部7の外側方向に沿って延設されている。
前記各磁極2に巻回された前記ステータ巻線6は、前記各端子ピン8にからげて接続されていると共に、前記各先端部9には外部接続するためのリード線10が抵抗溶接による抵抗溶接部11を介して固定接続されている。
また、前述の特許文献1に開示されたレゾルバの端子接続構造においては、端子ピン8の先端部のかしめ部8aにリード線10を係合させてかしめによって固定接続させている。
従来のレゾルバの端子接続構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、図7及び図8で示される従来構成の場合、平板状の端子ピン8の先端部9にリード線10を直接抵抗溶接するため、先端部9に対するリード線10の位置決めが難しく、接続ミスが発生しやすく、歩留まりを向上させることが困難であった。
また、図9の従来構成の場合、端子ピン8のかしめ部8aによってリード線10をかしめるため、かしめによりリード線10に歪みが入りやすく、端子ピン8への接続後のリード線10の耐久性に問題が発生することがあった。
すなわち、図7及び図8で示される従来構成の場合、平板状の端子ピン8の先端部9にリード線10を直接抵抗溶接するため、先端部9に対するリード線10の位置決めが難しく、接続ミスが発生しやすく、歩留まりを向上させることが困難であった。
また、図9の従来構成の場合、端子ピン8のかしめ部8aによってリード線10をかしめるため、かしめによりリード線10に歪みが入りやすく、端子ピン8への接続後のリード線10の耐久性に問題が発生することがあった。
本発明によるレゾルバの端子接続構造は、内方へ向けて突出する複数の磁極を有し内側に回転自在なロータを有する輪状ステータと、前記輪状ステータの両面に設けられた輪状絶縁カバーを介して前記各磁極に巻回され励磁巻線及び出力巻線からなるステータ巻線と、前記輪状絶縁カバーの一端から外方へ延設された端子ピン保持部に設けられ前記ステータ巻線が接続された複数の端子ピンと、前記各端子ピンに接続されたリード線とを備えた構成よりなるレゾルバの端子接続構造において、前記端子ピンの先端部に形成された位置決め部を有し、前記位置決め部により前記リード線を位置決めした後、前記端子ピンとリード線とを接続した構成であり、また、前記位置決め部は、前記端子ピンの厚さ方向に貫通して形成された貫通孔よりなり、前記リード線は前記貫通孔を貫通してL字型に折り曲げられて前記端子ピンに位置決めされている構成であり、また、前記位置決め部は、前記端子ピンのL字型曲折部に形成されたピン用貫通孔よりなり、前記リード線は前記ピン用貫通孔を貫通して前記端子ピンに位置決めされている構成であり、また、前記位置決め部は、前記端子ピンの一部に形成されたL字型舌片よりなり、前記リード線は前記L字型舌片の内側に位置して位置決めされている構成である。
本発明によるレゾルバの端子接続構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、端子ピンの先端部に形成された位置決め部にリード線を位置決めした後に、抵抗溶接等で接続しているため、端子ピンの先端部に対するリード線の位置決めが確実となり、歩留まりの良好な固定接続を達成することができる。
すなわち、端子ピンの先端部に形成された位置決め部にリード線を位置決めした後に、抵抗溶接等で接続しているため、端子ピンの先端部に対するリード線の位置決めが確実となり、歩留まりの良好な固定接続を達成することができる。
本発明は、端子ピンの先端部に形成された貫通孔等からなる位置決め部を介して位置決めした後、抵抗溶接等により接続するようにしたレゾルバの端子接続構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバの端子接続構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については同一符号を付して説明する。
図1及び図2において符号1で示されるものは、内方へ向けて突出する複数の磁極2を有すると共に、内側にロータ1Aを備えた輪状ステータであり、この各磁極2には、前記輪状ステータ1の両面に一体成形又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー3を介して励磁巻線4及び出力巻線5からなるステータ巻線6が巻回して設けられている。
尚、従来例と同一又は同等部分については同一符号を付して説明する。
図1及び図2において符号1で示されるものは、内方へ向けて突出する複数の磁極2を有すると共に、内側にロータ1Aを備えた輪状ステータであり、この各磁極2には、前記輪状ステータ1の両面に一体成形又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー3を介して励磁巻線4及び出力巻線5からなるステータ巻線6が巻回して設けられている。
前記各輪状絶縁カバー3の一方又は両方と一体に形成され前記輪状ステータ1の径方向に沿って突出する端子ピン保持部7には、複数のL型をなす端子ピン8がインサート成形により設けられ、各端子ピン8の板状をなす先端部9は前記端子ピン保持部7の外側方向に沿って延設されている。
前記各磁極2に巻回された前記ステータ巻線6は、前記各端子ピン8にからげて接続されていると共に、前記各先端部9には位置決め部20が形成されている。
前記位置決め部20は、図3の第1形態においては、この先端部9の板の厚さ方向に貫通して形成された貫通孔20aから構成されている。
前記位置決め部20は、図3の第1形態においては、この先端部9の板の厚さ方向に貫通して形成された貫通孔20aから構成されている。
前記貫通孔20aに貫通されたリード線10は、先端部9の一面側から他面側にかけてL字型に折り曲げられて取り付けられて位置決めされ、このリード線10と先端部9とは抵抗溶接による抵抗溶接部11によって固定接続されている。
図4は前記位置決め部20の第2形態を示す構成図であり、前記先端部9がL字型に曲折されたL字型曲折部20bに形成され、このL字型曲折部20bに板の厚さ方向に形成されたピン用貫通孔20cで形成されている。
前記ピン用貫通孔20cに貫通されたリード線10は、この状態で先端部9に対して位置決めされ、リード線10と接合する先端部9の一部分が抵抗溶接によって抵抗溶接部11として接合され固定接続されている。
図5及び図6は前記位置決め部20の第3形態を示しており、前記先端部9から一体に形成されL字型に曲折して形成されたL字型舌片20dによって構成され、このL字型舌片20d内にリード線10を挿入して先端部9に対するリード線10の位置決めが行なわれ、この状態で、抵抗溶接による抵抗溶接部11を形成することにより、先端部9とリード線10の固定接続が行なわれる。尚、前述の抵抗接続に限ることなく、他の周知の溶接による接続とすることもできる。
本発明は、レゾルバに限らず、モータ等の他の回転機等にも適用可能である。
1 輪状ステータ
1A ロータ
2 磁極
3 輪状絶縁カバー
6 ステータ巻線
7 端子ピン保持部
8 端子ピン
9 先端部
10 リード線
11 抵抗溶接部
20 位置決め部
20a 貫通孔
20b L字型曲折部
20c ピン用貫通孔
20d L字型舌片
1A ロータ
2 磁極
3 輪状絶縁カバー
6 ステータ巻線
7 端子ピン保持部
8 端子ピン
9 先端部
10 リード線
11 抵抗溶接部
20 位置決め部
20a 貫通孔
20b L字型曲折部
20c ピン用貫通孔
20d L字型舌片
Claims (4)
- 内方へ向けて突出する複数の磁極(2)を有し内側に回転自在なロータ(1A)を有する輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ(1)の両面に設けられた輪状絶縁カバー(3)を介して前記各磁極(2)に巻回され励磁巻線(4)及び出力巻線(5)からなるステータ巻線(6)と、前記輪状絶縁カバー(3)の一端から外方へ延設された端子ピン保持部(7)に設けられ前記ステータ巻線(6)が接続された複数の端子ピン(8)と、前記各端子ピン(8)に接続されたリード線(10)とを備えた構成よりなるレゾルバの端子接続構造において、
前記端子ピン(8)の先端部(9)に形成された位置決め部(20)を有し、前記位置決め部(20)により前記リード線(10)を位置決めした後、前記端子ピン(8)とリード線(10)とを接続したことを特徴とするレゾルバの端子接続構造。 - 前記位置決め部(20)は、前記端子ピン(8)の厚さ方向に貫通して形成された貫通孔(20a)よりなり、前記リード線(10)は前記貫通孔(20a)を貫通してL字型に折り曲げられて前記端子ピン(8)に位置決めされていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバの端子接続構造。
- 前記位置決め部(20)は、前記端子ピン(8)のL字型曲折部(20b)に形成されたピン用貫通孔(20c)よりなり、前記リード線(10)は前記ピン用貫通孔(20c)を貫通して前記端子ピン(8)に位置決めされていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバの端子接続構造。
- 前記位置決め部(20)は、前記端子ピン(8)の一部に形成されたL字型舌片(20d)よりなり、前記リード線(10)は前記L字型舌片(20d)の内側に位置して位置決めされていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバの端子接続構造。
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JP2008002808A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータ構造 |
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JP2008148457A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Mitsuba Corp | レゾルバの接続構造及びブラシレスモータ |
JP2008278589A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータのリード線接続構造 |
JP2009183035A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Ichinomiya Denki:Kk | レゾルバステータ、及びレゾルバ |
JP2009232646A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Mitsuba Corp | 電動モータ |
JP2010183736A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータ構造 |
JP2012119122A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータの端子ピンへのリード線固定構造及び方法 |
-
2005
- 2005-02-10 JP JP2005034892A patent/JP2006223059A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070911 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090810 |