JP2006020429A - コイル端末処理基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コイル端を基板で位置決めするとともに容易に半田付けし、簡単に絶縁処理ができるコイル端末処理基板を提供する。
【解決手段】 モータのステ−タを構成するコイル2のコイル端2aを円形状の基板1に固定して結線処理を行うコイル端末処理基板において、基板1の外周部にコイル端2aの位置決めをする突起1aを設け、突起1aの先端にU字形のスリット1bを備えたものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、コイルの結線処理に基板を使用するコイル端末処理基板に関する。
図6は、従来のモータ全体の側断面図である。図において、1はコイルの端末処理をする基板、2はコイル、3はコア、4はステータ、5はフレーム、9はボビンである。ステータ4は、コア3のスロットにコイル2が巻回され端末が基板1で結線処理されている。ボビン9はコイル2とコア3間の絶縁を行う。
ボビン9の詳細を図7に示す。
図において、2aはコイル端、10はピンである。コイル端2aをボビン9のピン10へ巻回することにより位置決めして基板に半田付けし結線処理をする。
また、他のボビン9の例を図8に示す。
図において、11はボビン溝である。ボビン溝11はコイル端2aの巻回時に発生するコイル2の張力にピン10の強度が耐えられない等、ピン10へ巻回が難しい場合にコイル端2aをボビン溝11に挿入し位置決めして基板に半田付けし結線処理をする。
このように、従来のコイル端末処理基板は、コイル端2aを位置決めする機能はなく、ボビン9によりコイル端2aの位置決めをし、半田付けすることにより結線処理を行うものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−47194号公報
ボビン9の詳細を図7に示す。
図において、2aはコイル端、10はピンである。コイル端2aをボビン9のピン10へ巻回することにより位置決めして基板に半田付けし結線処理をする。
また、他のボビン9の例を図8に示す。
図において、11はボビン溝である。ボビン溝11はコイル端2aの巻回時に発生するコイル2の張力にピン10の強度が耐えられない等、ピン10へ巻回が難しい場合にコイル端2aをボビン溝11に挿入し位置決めして基板に半田付けし結線処理をする。
このように、従来のコイル端末処理基板は、コイル端2aを位置決めする機能はなく、ボビン9によりコイル端2aの位置決めをし、半田付けすることにより結線処理を行うものである(例えば、特許文献1参照)。
従来のコイル端末処理基板は、ボビンでコイル端の位置決めを行っているので、ボビンを使用しない場合は、基板でコイル端の位置決めを行う必要があるという問題があった。また、基板の外径が大きな場合はフレームと基板外径の隙間が小さくなるので、半田付け部とフレームの絶縁が取れないというような問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、コイル端を基板で位置決めするとともに容易に半田付けし、簡単に絶縁処理をすることができるコイル端末処理基板を提供することを目的とする。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、コイル端を基板で位置決めするとともに容易に半田付けし、簡単に絶縁処理をすることができるコイル端末処理基板を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、モータのステ−タを構成するコイルのコイル端を円形状の基板に固定して結線処理を行うコイル端末処理基板において、前記基板の外周部に前記コイル端の位置決めをする突起を設け、前記突起の先端にU字形のスリットを備えたものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記突起は、前記基板に対して円周方向に曲げ、前記突起の先端に半田付け部を設けたものである。
請求項1に記載の発明は、モータのステ−タを構成するコイルのコイル端を円形状の基板に固定して結線処理を行うコイル端末処理基板において、前記基板の外周部に前記コイル端の位置決めをする突起を設け、前記突起の先端にU字形のスリットを備えたものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記突起は、前記基板に対して円周方向に曲げ、前記突起の先端に半田付け部を設けたものである。
請求項1に記載の発明によれば、コイル端を突起に巻回し、スリット部へ挿入し固定することにより位置決めすることができるので、容易に半田付けすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、突起の先端に半田付け部を設けたので、基板の半田付け部に容易に絶縁チューブを挿入することができるので、絶縁処理を簡単にすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、突起の先端に半田付け部を設けたので、基板の半田付け部に容易に絶縁チューブを挿入することができるので、絶縁処理を簡単にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明のコイル端末処理基板取付け前のステータ部の正面図、図2は取付後のステ−タ部の正面図である。
図において、1は基板、1aは突起、1bはスリット、2はコイル、2aはコイル端、3はコア、5はフレーム、6は絶縁紙である。突起1aは、円板状の基板1の外周部に基板1に対して円周方向に曲げて設けられた突起部でコイル端2aを巻回するものである。スリット1bは、突起1aに設けられた溝でコイル端2aを挿入し位置決め固定するものである。絶縁紙6はコイル2とコア3間の絶縁をするものである。
コイル端末部の詳細を図3に示す。突起1aの先端に設けられたスリット1bの形状はU字形となっている。また、図4は基板の突起部に絶縁チューブを取付けた拡大図である。
図において、2bはコイル巻回部、7は基板ランド、8は絶縁チューブである。コイル巻回部2bは、コイルを巻回する部分である。基板ランド7は、スリット1bを構成する部分で、コイル端2aの半田付けを行う半田付け部にも含まれるものである。
つぎに本発明のコイル端末処理基板の動作について説明する。
まず、巻線機の巻き型にコイル2を巻回し、テープや接着剤等でコイル2を固定する。巻回し固定されたコイル2に絶縁紙6を取付け、コア3に挿入する。
つぎに図1の状態に基板1を取付け、コイル端2aを突起1aに巻回しスリット1bへ挿入して、コイル端2aを位置決め固定する。ステータ部の正面図を図2に示す。さらに、位置決めしたコイル端2aを基板ランド7の半田付け部に半田付けをする。基板突起部の拡大図を図3に示す。半田付け部に絶縁チューブ8を取付け、フレーム5と基板ランド7を含む半田付け部の絶縁処理を行い結線処理を完了する。基板突起部に絶縁チューブを取付けた拡大図を図4に示す。
本発明が特許文献1と異なる部分は、ボビンを使用せず、基板に突起を設け、突起の先端にU字形のスリットを設けた部分である。
コイル端2aを突起1aに巻回し、スリット1bへ挿入し固定できるので、容易に半田付けをすることができる。
また、基板1の半田付け部に容易に絶縁チューブ8を挿入できるので、絶縁処理を簡単にすることができる。
図において、1は基板、1aは突起、1bはスリット、2はコイル、2aはコイル端、3はコア、5はフレーム、6は絶縁紙である。突起1aは、円板状の基板1の外周部に基板1に対して円周方向に曲げて設けられた突起部でコイル端2aを巻回するものである。スリット1bは、突起1aに設けられた溝でコイル端2aを挿入し位置決め固定するものである。絶縁紙6はコイル2とコア3間の絶縁をするものである。
コイル端末部の詳細を図3に示す。突起1aの先端に設けられたスリット1bの形状はU字形となっている。また、図4は基板の突起部に絶縁チューブを取付けた拡大図である。
図において、2bはコイル巻回部、7は基板ランド、8は絶縁チューブである。コイル巻回部2bは、コイルを巻回する部分である。基板ランド7は、スリット1bを構成する部分で、コイル端2aの半田付けを行う半田付け部にも含まれるものである。
つぎに本発明のコイル端末処理基板の動作について説明する。
まず、巻線機の巻き型にコイル2を巻回し、テープや接着剤等でコイル2を固定する。巻回し固定されたコイル2に絶縁紙6を取付け、コア3に挿入する。
つぎに図1の状態に基板1を取付け、コイル端2aを突起1aに巻回しスリット1bへ挿入して、コイル端2aを位置決め固定する。ステータ部の正面図を図2に示す。さらに、位置決めしたコイル端2aを基板ランド7の半田付け部に半田付けをする。基板突起部の拡大図を図3に示す。半田付け部に絶縁チューブ8を取付け、フレーム5と基板ランド7を含む半田付け部の絶縁処理を行い結線処理を完了する。基板突起部に絶縁チューブを取付けた拡大図を図4に示す。
本発明が特許文献1と異なる部分は、ボビンを使用せず、基板に突起を設け、突起の先端にU字形のスリットを設けた部分である。
コイル端2aを突起1aに巻回し、スリット1bへ挿入し固定できるので、容易に半田付けをすることができる。
また、基板1の半田付け部に容易に絶縁チューブ8を挿入できるので、絶縁処理を簡単にすることができる。
図5は本発明の第2実施例を示す基板突起部の拡大図である。
図に示すように、突起1aを基板に対して円周方向と直角としたものである。
突起1aを円周方向と直角にすることにより突起1aを小さくできたので、フレーム5と基板ランド7との絶縁距離を長く取れるので、耐絶縁性を向上することができる。
図に示すように、突起1aを基板に対して円周方向と直角としたものである。
突起1aを円周方向と直角にすることにより突起1aを小さくできたので、フレーム5と基板ランド7との絶縁距離を長く取れるので、耐絶縁性を向上することができる。
1 基板
1a 突起
1b スリット
2 コイル
2a コイル端
2b コイル巻回部
3 コア
4 ステータ
5 フレーム
6 絶縁紙
7 基板ランド
8 絶縁チューブ
9 ボビン
10 ピン
11 ボビン溝
1a 突起
1b スリット
2 コイル
2a コイル端
2b コイル巻回部
3 コア
4 ステータ
5 フレーム
6 絶縁紙
7 基板ランド
8 絶縁チューブ
9 ボビン
10 ピン
11 ボビン溝
Claims (2)
- モータのステータを構成するコイルのコイル端を円形状の基板に固定して結線処理を行うコイル端末処理基板において、
前記基板の外周部に前記コイル端の位置決めをする突起を設け、前記突起の先端にU字形のスリットを備えたことを特徴とするコイル端末処理基板。 - 前記突起は、前記基板に対して円周方向に曲げ、前記突起の先端に半田付け部を設けたことを特徴とする請求項1記載のコイル端末処理基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004196166A JP2006020429A (ja) | 2004-07-02 | 2004-07-02 | コイル端末処理基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004196166A JP2006020429A (ja) | 2004-07-02 | 2004-07-02 | コイル端末処理基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006020429A true JP2006020429A (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=35794155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004196166A Pending JP2006020429A (ja) | 2004-07-02 | 2004-07-02 | コイル端末処理基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006020429A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2720350A2 (en) | 2012-10-15 | 2014-04-16 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Brushless motor insulator, brushless motor stator, brushless motor, and method of manufacturing brushless motor |
-
2004
- 2004-07-02 JP JP2004196166A patent/JP2006020429A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2720350A2 (en) | 2012-10-15 | 2014-04-16 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Brushless motor insulator, brushless motor stator, brushless motor, and method of manufacturing brushless motor |
US9407127B2 (en) | 2012-10-15 | 2016-08-02 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Brushless motor insulator, brushless motor stator, brushless motor, and method of manufacturing brushless motor |
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