JP2012210015A - モータのステータ構造 - Google Patents

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JP2012210015A
JP2012210015A JP2011072422A JP2011072422A JP2012210015A JP 2012210015 A JP2012210015 A JP 2012210015A JP 2011072422 A JP2011072422 A JP 2011072422A JP 2011072422 A JP2011072422 A JP 2011072422A JP 2012210015 A JP2012210015 A JP 2012210015A
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Kaoru Nagai
薫 永井
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Minebea Co Ltd
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Abstract

【課題】全体を通して、モータ組立て時の半田付け作業をなくすことができ、半田を使用しないモータのステータ構造を提供することである。
【解決手段】モータのステータ構造1において、ステータ6に巻回したワイヤ5と電力供給する端子4を溶接で接合し、前記端子4と電力供給する基板3とを溶接で接合して成ることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はモータのステータ構造に関する。
従来、ステータコアにコイルを巻回させてステータを組む場合、インシュレータの外側に植設した端子ピンにワイヤを絡げ、ステータ突極に巻回してコイルを形成する。
この場合、端子ピンと絡げたワイヤとを半田付けするが、接触不良や半田付けの外観不良、また半田ボール等、半田に起因する不良が発生していた。また、絡げたワイヤに不要なテンション(引っ張り)が発生し、端子ピンの曲がりやそれを矯正したためワイヤが切断するといった不良が発生していた。
一方、特許文献1には、インシュレータ内側に端子部を設けた構造、およびその端子部にワイヤを絡げることなく引き回し、溶接で接合するモータが開示されている。
実開平02−49373号公報
しかしながら、特許文献1には、端子ピンと基板との接合について、リフローによる半田付けをすることを開示しており、半田不良による問題を抱えたままのものであった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、全体を通して、モータ組立て時の半田付け作業をなくすことができ、半田を使用しないモータのステータ構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、モータのステータ構造において、ステータに巻回したワイヤに電力供給する端子と、前記端子に電力供給する基板とを溶接で接合して成ることを特徴とする。
また本発明は、前記端子と前記基板との接合面が、前記基板の前記ステータを実装する実装面の裏面であることを特徴とする。
また本発明は、前記端子が、前記基板と平行になるように折り曲げられ、該平行な箇所にて前記基板と溶接で接合してなることを特徴とする。
また本発明は、前記ワイヤと、前記端子とを溶接で接合して成ることを特徴とする。
本発明によれば、全体を通して、モータ組立て時の半田付け作業をなくすことができ、半田を使用しないモータのステータ構造を提供することができる。
本発明によるモータのステータ構造の一実施の形態を示す斜視図である。 ステータ6の分解斜視図である。 ステータ6にワイヤを巻回した状態を示すステータ組立体7であり、(a)は、斜視図であり、(b)は、(a)の軸方向の脚部2c側から見た平面図であり、(c)は(b)の方向IVBから見た側面図である。 ステータ組立体7に基板3を実装した状態を示す図であって、(a)は基板3の側から見た平面図であり、(b)は(a)の方向VBから見た側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明によるモータのステータ構造の一実施の形態を示す斜視図である。
本実施の形態のステータ構造1は、ステータ6を基板3に実装し、基板3の電極3aに端子4を接続して成る。なお、図示してはいないが、本実施の形態で説明するモータは、ステータ構造1の外周側にマグネットを構成部品として持つロータと、このロータに回転軸(シャフト)が結合したアウターロータ型のモータで説明する。
図2は、ステータ6の分解斜視図である。
ステータ6は、珪素鋼板等を積層した積層鋼板から成るステータコア6aを絶縁材料で成形した2つのインシュレータ2aおよび2bで挟んで構成される。
インシュレータ2aは、内周側に端子4を植設、もしくは、端子4とインシュレータ2aを一体で成形したものである。
端子4は、一端に先端部4bを有し、他端にワイヤ接続部4cを有する平板状の導電物を折り曲げ部4aで折り曲げて形成されたものであり、この折り曲げ部4aの側を、インシュレータ2aの内周側に埋め込まれている。また、ワイヤ接続部4cは、径方向外側に向けてテーパを設けてある。
本実施の形態では、ステータコア6aは、周方向に4つの突極を有するが、本発明はこの極数に限られるものではない。また、端子4を4つ設けているが、本発明はこの数に限られるものではない。
インシュレータ2aは、基板3を実装する際に基板3に当接する凸部である脚部2cを有する。
図3(a)は、ステータ6にワイヤを巻回した状態を示すステータ組立体7の斜視図である。
また、図3(b)は、図3(a)を軸方向の脚部2c側から見た平面図であり、図3(c)は図3(b)の方向IVBから見た側面図である。
端子4のワイヤ接続部4cは、径方向外側に向けてテーパを設けてあり、ワイヤ5を引っ掛けやすくしてある。
ワイヤを巻回す際には、例えば従来知られた方式の巻線機にステータ6をセットし、端子4のワイヤ接続部4cにワイヤ5を引っ掛け、ステータコア6aの突極にワイヤ5を巻回する(巻回部5b)。所定の突極から隣接する突極に行く際には、ワイヤ5は、その突極同士の間の、端子4のワイヤ接続部4cを経由する(絡げ部5a)。ワイヤを接続する際、ステータ6を軸方向に回転させることで巻回時間を短縮することが出来る。巻回しの終了後には、4つの端子4のワイヤ接続部4cのそれぞれにおいて、ワイヤ接続部4cの両側からワイヤ接続部4cとワイヤ5とを抵抗溶接で接合し、ステータ組立体7は完成する。
図4は、ステータ組立体7に基板3を実装した状態を示す図であって、(a)は基板3の側から見た平面図であり、(b)は(a)の方向VBから見た側面図である。
ステータ組立体7を治具(図示せず)にセットし基板3を実装する。
基板3は、ステータ組立体7の端子4の位置に対応して貫通孔が設けられており、この貫通孔に端子4の先端部4bを挿入する。
その後、先端部4bが基板3と平行になるように端子4を折り曲げる。この折り曲げた先端部4bと接する基板3の面には、ワイヤ5に電力供給する電極3aをあらかじめ設けている。基板3の電極3aと端子4の先端部4bとは、プロジェクション溶接で接合する。
本発明によればインシュレータ2aの内側に、ワイヤ5を引っ掛ける端子4(ワイヤ接続部4c)を設けることによって、巻線動作がスムーズになる。
また、本発明によれば、従来の絡げ動作は必要なくなり、巻線機でステータ6を回転させる際にワイヤ5はワイヤ接続部4cに引っ掛けるだけの動作でよいため、巻回しに掛かる時間の短縮につながる。
また、本発明によれば、巻線時に巻線機自身を回転させることで、巻線時間の短縮につながる。
以上、本発明は、この説明に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で数々の変形および組み合わせが出来ることは勿論である。
1 ステータ構造
2a、2b インシュレータ
2c 脚部
3 基板
3a 電極
4 端子
4a 折り曲げ部
4b 先端部
4c ワイヤ接続部
5 ワイヤ
5a 絡げ部
5b 巻回部
6 ステータ
6a ステータコア
7 ステータ組立体

Claims (4)

  1. モータのステータ構造において、ステータに巻回したワイヤに電力供給する端子と、前記端子に電力供給する基板とを溶接で接合して成ることを特徴とするモータのステータ構造。
  2. 前記端子と前記基板との接合面が、前記基板の前記ステータを実装する実装面の裏面であることを特徴とする請求項1に記載のモータのステータ構造。
  3. 前記端子が、前記基板と平行になるように折り曲げられ、該平行な箇所にて前記基板と溶接で接合してなることを特徴とする請求項1または2に記載のモータのステータ構造。
  4. 前記ワイヤと、前記端子とを溶接で接合して成ることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載のモータのステータ構造。
JP2011072422A 2011-03-29 2011-03-29 モータのステータ構造 Withdrawn JP2012210015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015077025A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 アスモ株式会社 電動機及び電動機の製造方法
WO2021049391A1 (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 ミネベアミツミ株式会社 モータのステータ構造、モータ及び移動体

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