JP2010239771A - モータ、およびモータ用の環状給電部材の製造方法 - Google Patents

モータ、およびモータ用の環状給電部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】環状給電部材を作成する際に、簡単な折り曲げ加工で済み、かつ、材料の無駄を最小限に抑えることのできるモータ、および環状給電部材の製造方法を提供すること。
【解決手段】モータのコイル端部が接続される環状給電部材9を作成するにあたって、複数の円弧状バー部材94を端部同士で連結した構成を採用する。かかる環状給電部材9では、1本の円弧状バー部材94につき2つ端部94a、94bが存在するため、複雑な折り曲げ加工を行なわなくても、円弧状バー部材94(バー状部品95)の端部94a、94b(端部95a、95b)を折り曲げるだけで、コイル接続部944a、944bなどといった部位を任意な形状に構成することができ、生産性が高い。
【選択図】図3

Description

本発明は、コイル端部が環状給電部材に接続されたモータ、および当該環状給電部材の製造方法に関するものである。
モータにおいてコイルへの給電は、基板や、バスバーなどと称せられる環状給電部材を用いて行なわれる。但し、モータの耐振性などを高めるには、コイル端部を環状給電部材に接続することが好ましい。かかる環状給電部材としては、1本の帯状部材を環状に湾曲させるとともに、帯状部材の長辺部にスリットを設け、帯状部材の一部をコイル端部の接続部として屈曲させたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−324883号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、スリットで切り欠かれた部分を折り曲げるなど、手間のかかる折り曲げ加工が必要であるため、生産性が低いという問題点がある。また、特許文献1に記載の構成では、環状の帯状部分を構成する部分に加えて、帯状部分の長辺部に接続部を構成する部分を追加する必要がある。このため、接続部を形成する部分の周囲に抜き部分が発生するなど、原材料となる平板において無駄になる部分が多いという問題点もある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、環状給電部材を作成する際に、簡単な折り曲げ加工で済み、かつ、材料の無駄を最小限に抑えることのできるモータ、および環状給電部材の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、環状給電部材と、該環状給電部材を保持する絶縁性の給電部材保持部材と、前記環状給電部材にコイル端部が接続されたコイルと、を有するモータにおいて、前記環状給電部材は、長手方向で円弧状に湾曲した複数の円弧状バー部材が周方向に配置され、当該複数の円弧状バー部材において周方向で隣接する2つの円弧状バー部材同士は、互いの端部同士で連結されていることを特徴とする。
本発明では、環状給電部材を作成するにあたって、複数の円弧状バー部材を端部同士で連結した構成を採用する。このため、1本の円弧状バー部材につき2つ端部が存在するため、複雑な折り曲げ加工を行なわなくても、円弧状バー部材の端部を折り曲げるだけで、コイル接続部などといった部位を任意な形状に構成することができ、生産性が高い。また、円弧状バー部材については展開した状態で直線的に延在する形状であり、複雑な凹凸が不要である。このため、円弧状バー部材をプレス加工で抜く際、抜き部分が発生しないので、材料が無駄にならず、コストを低減することができる。
本発明において、前記円弧状バー部材は、周方向に延在する円弧部と、該円弧部の端部から半径方向外側に向けて屈曲した連結用突部と、該連結用突部の半径方向外側端部で前記コイル端部が接続されるコイル接続部とを備え、前記2つの円弧状バー部材同士は、互いの前記連結用突部で連結されていることが好ましい。
本発明において、前記円弧状バー部材は、前記円弧部の端部からモータ軸線方向に屈曲した立ち上がり部を備え、当該立ち上がり部の先端側に前記連結用突部、およびコイル接続部を備えていることが好ましい。かかる構成によれば、半径寸法が異なる環状給電部材を同芯状に配置した場合、内側の環状給電部材のコイル接続部は、外側の環状給電部材と短絡することなく外側の環状給電部材を乗り越えることができる。
本発明において、前記連結用突部は板状であり、前記2つの円弧状バー部材同士は、互いの前記連結用突部が面接合されていることが好ましい。かかる構成によれば、円弧状バー部材同士を板状の面部分を利用して接続できるので、強固に連結することができる。
本発明において、前記円弧状バー部材の端部において、前記コイル接続部は、前記連結用突部の半径方向外側端部からフック形状に曲がっていることが好ましい。かかる構成によれば、コイル端部を加締などの方法で接続するのが容易である。
本発明において、前記2つの円弧状バー部材同士において互いに連結された端部では、双方の前記コイル接続部が前記連結用突部の半径方向外側端部から互いに離間する方向に屈曲した後、前記フック形状に曲がっていることが好ましい。かかる構成によれば、円弧状バー部材同士を端部同士で連結した場合でも、互いのコイル接続部の間に隙間が発生する。このため、コイル端部を加締などの方法で接続する際、隙間に治具を差し込むことができる。
本発明において、前記複数の円弧状バー部材は、例えば、いずれも板状である構成を採用することができる。
本発明において、前記複数の円弧状バー部材は、同一の形状をもって回転対称に配置されていることが好ましい。かかる構成によれば、1つの環状給電部材に用いる円弧状バー部材については、互いに連結するまでは区別なく、同一の部品として取り扱うことができる。
本発明では、モータにおいてコイル端部が接続される環状給電部材の製造方法において、少なくとも、導電材料からなるバー状部品の両方の端部を折り曲げる折り曲げ加工工程と、前記バー状部品を円弧状に湾曲させる湾曲加工工程と、前記バー状部品を複数、前記端部同士で連結して前記環状給電部材とする連結工程と、を有することを特徴とする。
本発明では、環状給電部材を作成するにあたって、複数の円弧状バー部材を端部同士で連結した構成を採用する。このため、1本の円弧状バー部材につき2つ端部が存在するため、複雑な折り曲げ加工を行なわなくても、円弧状バー部材の端部を折り曲げるだけで、コイル接続部などといった部位を任意な形状に構成することができ、生産性が高い。また、円弧状バー部材については展開した状態で直線的に延在する形状であり、複雑な凹凸が不要である。このため、円弧状バー部材をプレス加工で抜く際、抜き部分が発生しないので、材料が無駄にならず、コストを低減することができる。
本発明を適用したモータの縦断面図である。 本発明を適用したモータに用いられた環状給電部材の説明図である。 (a)、(b)は、本発明を適用したモータに用いられた環状給電部材の斜視図、およびこの環状給電部材に用いた円弧状バー部材の斜視図である。 本発明を適用した環状給電部材の製造方法を示す説明図である。 (a)、(b)は、本発明を適用したモータに用いられる別の環状給電部材の斜視図、およびこの環状給電部材に用いた円弧状バー部材の斜視図である。 図5に示す環状給電部材の製造方法を示す説明図である。 本発明を適用した環状給電部材の製造に使用可能な部品の説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したモータとしてインナーロータ型のモータについて説明する。
(モータの全体構成)
図1は、本発明を適用したモータの縦断面図である。図1において、本形態のモータ1は、3相のインナーロータ型DCブラシレスモータであり、モータ軸線方向Lの一方端が開放端になっている有底円筒状のモータケース2と、モータケース2の内周面に固定された円環状のステータ4と、ステータ4の内側でモータ軸線方向Lに延びた回転軸70、およびこの回転軸70の外周面に固定されたロータマグネット71を備えたロータ7とを有している。回転軸70は、第1の軸受36および第2の軸受37によって回転可能に支持されている。第1の軸受36は、モータケース2に保持された軸受ホルダ31に保持され、第2の軸受37は、モータケース2の底部に形成された小径部26に保持されている。ステータ4は、分割コアからなるステータコア5と、分割コアの両端に被さるインシュレータ51、52と、インシュレータ51、52の溝内を通ってステータコア5の突極に巻回された3相分の複数のコイル6とを備えている。
かかる構成のモータ1において、複数のコイル6に対してコイル6の端部から給電するにあたって、本形態では、円盤状の樹脂成形品からなる給電部材保持部材8と、この給電部材保持部材8に保持された環状給電部材9とが用いられている。かかる給電部材保持部材8は、インシュレータ51上に載置された状態で固定されている。
(給電部材保持部材8および環状給電部材9の構成)
図2は、本発明を適用したモータ1に用いられた環状給電部材9の説明図であり、図2(a)、(b)、(c)、(d)は各々、給電部材保持部材8に環状給電部材9が1つ保持された様子の説明図、外周側に配置された第1環状給電部材の説明図、中間に配置された第2環状給電部材の説明図、および内周側に配置された第2環状給電部材の説明図である。
図2(a)に示すように、給電部材保持部材8は、全体として円環形状を備えており、その中央には、回転軸70を貫通させる円形の穴80が形成されている。また、給電部材保持部材8の上面には、穴80に対して同芯状の3つの溝86u、86v、86wが形成されている。また、内周側の溝86uと中間の溝86vとの間に介在する円筒部871には、3個所に切り欠き871aが等角度間隔に形成されている。中間の溝86vと外周側の溝86wとの間に介在する円筒部872には、6個所に切り欠き872aが等角度間隔に形成されている。かかる円筒部871、872は、溝86u、86v、86wの各々に後述する環状給電部材9を配置した際、半径方向で隣り合う溝に配置された環状給電部材9同士の接触を回避して絶縁分離する機能を担っている。ここで、3つの切り欠き871aと、6つの切り欠き872aのうちの1つおきに位置する切り欠き872aとは半径方向で重なる位置に形成されている。また、外周側の溝86wよりもさらに外周側では、周方向の複数個所(本形態では、計9箇所)に肉厚部分81によって周方向で挟まれた計9箇所の切り欠き82が形成されている。かかる切り欠き82のうち、3つの切り欠き82は切り欠き871a、872aと半径方向で重なり、他の3つの切り欠き82は、残り3つの切り欠き872aと半径方向で重なり、残りは3つの切り欠き82は、切り欠き871a、872aとは周方向でずれた位置に形成されている。
かかる構成の給電部材保持部材8において、3つの溝86u、86v、86wのうち、外周側の溝86wには、図2(b)に示す環状給電部材9(第1環状給電部材9w)が装着され、中間の溝86vには、図2(c)に示す環状給電部材9(第2環状給電部材9v)が装着され、内周側の溝86uには、図2(d)に示す環状給電部材9(第3環状給電部材9u)が装着されている。第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9uには、複数のコイル6のうち所定のコイル6の端部が接続されており、W相、V相、U相の給電に用いられる。かかる環状給電部材9(第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9u)は銅などの金属からなる。
かかる環状給電部材9(第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9u)は、いずれも円環部90(円環部90w、90v、90u)と、円環部90から半径方向外側に突出した3つの腕部91(腕部91w、91v、91u)とを備えており、腕部91は等角度間隔に設けられている。本形態において、環状給電部材9は、板状の金属部品を所定形状に曲げ加工したものであり、円環部90は、板厚方向を半径方向に向けている。このため、環状給電部材9を3重に配置した場合でも、環状給電部材9を配置した領域の半径方向におけるサイズを小型化することができる。
第1環状給電部材9wの円環部90w、第2環状給電部材9vの円環部90v、および第3環状給電部材9uの円環部90uの径は以下の関係
円環部90w>円環部90v>円環部90u
にある。
また、第3環状給電部材9uの腕部91uは、切り欠き871a、872aを通って切り欠き82内に先端部が位置し、第2環状給電部材9vの腕部91vは、切り欠き871aを通って切り欠き82内に先端部が位置し、第1環状給電部材9wの腕部91wは、直接、切り欠き82内に先端部が位置するように構成されている。このため、第1環状給電部材9wの腕部91w、第2環状給電部材9vの腕部91v、および第3環状給電部材9uの腕部91uの長さ寸法は以下の関係
腕部91w<腕部91v<腕部91u
の関係にある。
但し、第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9uは上記の相違点があるが、基本的な構成は同一である。従って、以下の説明では、第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9uを区別せずに、環状給電部材9として詳細構成を説明する。
(環状給電部材9の詳細構成)
図3(a)、(b)は、本発明を適用したモータ1に用いられた環状給電部材9の斜視図、およびこの環状給電部材9に用いた円弧状バー部材の斜視図である。
図3(a)に示すように、環状給電部材9は、長手方向で円弧状に湾曲した3本の円弧状バー部材94が周方向に配置され、かかる3本の円弧状バー部材94において周方向で隣接する2つの円弧状バー部材94同士は、互いの端部同士で連結されている。すなわち、円弧状バー部材94の一方の端部94aは、隣接する円弧状バー部材94の他方の端部94bと連結されており、かかる端部94a、94bによって腕部91が構成されている。ここで、環状給電部材9に用いた3本の円弧状バー部材94は、同一の形状をもって回転対称に配置されている。
図3(b)に示すように、円弧状バー部材94は、約120°の円弧角をもって周方向に延在する円弧部940と、円弧部940で反時計周りCCW側に位置する端部94aからモータ軸線L方向に90°の角度で屈曲した立ち上がり部941aと、立ち上がり部941aの先端側で半径方向外側に向けて90°の角度で屈曲した連結用突部942aと、連結用突部942aの先端部から円弧部940の中央が位置する側(時計周りの方向CW)に屈曲した中継部943aと、中継部943aから円弧部940の端部が位置する側(反時計周りの方向CCW)にフック状に屈曲したコイル接続部944aとを備えている。
また、円弧状バー部材94は、円弧部940で時計周りCW側に位置する端部94bからモータ軸線L方向において立ち上がり部941aの屈曲方向と同一方向に90°の角度で屈曲した立ち上がり部941bと、立ち上がり部941bの先端側で半径方向外側に向けて90°の角度で屈曲した連結用突部942bと、連結用突部942bの先端部から円弧部940の中央が位置する側(反時計周りの方向CCW)に屈曲した中継部943bと、中継部943bから円弧部940の中央が位置する側(反時計周りの方向CCW)にフック状に屈曲したコイル接続部944bとを備えている。
本形態において、コイル接続部944a、944bは、先端部分が半径方向内側に向くように湾曲しており、半径方向内側にスリットが開口するフック形状を有している。また、立ち上がり部941a、941bは、腕部91の先端側(連結用突部942a、942b、中継部943a、943b、およびコイル接続部944a、944b)の高さ位置(モータ軸線L方向の位置)を規定しており、半径方向内側に配置された環状給電部材の腕部91と、半径方向外側に配置された環状給電部材の円環部90との接触を回避して絶縁分離する機能を担っている。
このように構成した円弧状バー部材94は、一方の端部94aに形成された連結用突部942aと、隣接する円弧状バー部材94の他方の端部94bに形成された連結用突部942bとが溶接などによって連結されている。ここで、円弧状バー部材94は、円弧部940の板厚方向が半径方向に向く板材からなり、連結用突部942a、942bは、板厚方向が周方向に向いている。このため、複雑な加工を行なわなくても、円弧状バー部材94の連結用突部942aと、隣接する円弧状バー部材94の連結用突部942bとが面接合された構造を実現することができる。また、連結用突部942a、942bは、コイル接続部944a、944bを切り欠き82まで引き出す機能を担っている。従って、径が相違する環状給電部材9(第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9u)において、連結用突部942a、942bの長さ寸法を相違させるだけで、環状給電部材9(第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9w)の各々のコイル接続部944a、944bを切り欠き82まで引き出すことができる。
また、円弧状バー部材94に形成されたフック状のコイル接続部944a、944bでは、その内側に、図3(a)に一点鎖線Cで示すコイル6の端末が挿入された状態で加締加工が行なわれることによって、コイル6の端末と環状給電部材9(円弧状バー部材94)との接続が行なわれる。ここで、円弧状バー部材94では、中継部943a、943bが互い逆向きに屈曲している。このため、円弧状バー部材94を連結して環状給電部材9としたとき、2つの円弧状バー部材94において互いに連結された端部94a、94bでは、双方のコイル接続部944a、944bが連結用突部942a、942bの半径方向外側端部から互いに離間する方向に屈曲した後、フック形状に曲がっている状態にある。このため、図3(a)に示すように、コイル接続部944a、944bの間には隙間Gが発生している。このため、コイル端部を加締などの方法で接続する際、隙間Gに治具を差し込むことができる。
(環状給電部材9およびモータ1の製造方法)
図4は、本発明を適用した環状給電部材9の製造方法を示す説明図である。図1から図3を参照して説明した環状給電部材9を製造するには、まず、金属板にプレス加工を行なって、図4(a)に示すバー状部品95を形成する。
次に、バー状部品95の両方の端部95a、95bを折り曲げる折り曲げ加工工程を行なう。本形態では、かかる折り曲げ工程として、まず、図4(b)に示すように、バー状部品95の端部95a、95bを、板厚方向に対して直交する方向に90°の角度で折り曲げる。その際、端部95a、95bでの曲げ方向は同一である。かかる折り曲げによって、図3を参照して説明した立ち上がり部941a、941bを形成する。次に、図4(c)に示すように、立ち上がり部941a、941bの先端側を板厚方向に対して直交する方向に折り曲げて、図3を参照して説明した中継部943a、943bを形成する。次に、図4(d)に示すように、中継部943a、943bの先端側を板厚方向に折り曲げてコイル接続部944a、944bを形成するとともに、立ち上がり部941a、941bと中継部943a、943bとの間に相当する部分を板厚方向に折り曲げて連結用突部942a、942bを形成する。
次に、図3(b)に示すように、バー状部品95の中央を湾曲させると、円弧状バー部材94が形成される。
しかる後に、3本の円弧状バー部材94を端部94a、94bの連結用突部942a、942b同士で溶接などで接合すると、図3(a)に示す環状給電部材9が形成される。
かかる環状給電部材9についてはサイズが異なる3種類形成し、それらの第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9uとして、各々の円環部90w、90v、90uを、図2に示す給電部材保持部材8の溝86u、86v、86wに装着する。その結果、第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9uの各突起91w、91v、91uが切り欠き82に位置する。
しかる後には、フック状のコイル接続部944a、944bの内側に、図3(a)に一点鎖線Cで示すコイル6の端末を挿入した後、加締加工を行い、コイル6の端末と環状給電部材9とを接続する。さらに本形態では、加締加工の後、コイル接続部944a、944bとコイル端末とを溶接する。このため、コイル接続部944a、944bとコイル6の端末とを強固に接続することができる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態で、環状給電部材9を作成するにあたって、複数の円弧状バー部材94を端部同士で連結した構成を採用する。このため、1本の円弧状バー部材94につき2つ端部94a、94bが存在するため、複雑な折り曲げ加工を行なわなくても、円弧状バー部材94(バー状部品95)の端部94a、94b(端部95a、95b)を折り曲げるだけで、コイル接続部944a、944bなどといった部位を任意な形状に構成することができ、生産性が高い。
また、円弧状バー部材94については展開した状態で直線的に延在するバー状部品95であり、複雑な凹凸が不要である。このため、円弧状バー部材94をプレス加工で抜く際、抜き部分が発生しないので、材料が無駄にならず、コストを低減することができる。
しかも、環状給電部材9に用いた3本の円弧状バー部材94は、同一の形状をもって回転対称に配置されている。このため、1つの環状給電部材9に用いる円弧状バー部材94については、互いに連結するまでは区別なく、同一の部品として取り扱うことができる。
また、円弧状バー部材94は、円弧部940の端部からモータ軸線方向に屈曲した立ち上がり部941a、941bを備え、立ち上がり部941a、941bの先端側に連結用突部942a、942b、およびコイル接続部944a、944bを備えている。このため、半径寸法が異なる環状給電部材9を同芯状に配置した場合でも、内側の環状給電部材9のコイル接続部944a、944bは、外側の環状給電部材9と短絡することなく外側の環状給電部材9を乗り越えることができる。
また、連結用突部942a、942bは板状であり、2つの円弧状バー部材94同士は、互いの連結用突部942a、942bが面接合されているので、円弧状バー部材94同士を強固に連結することができる。
また、円弧状バー部材94の端部において、コイル接続部944a、944bは、連結用突部942a、942bの半径方向外側端部からフック形状に曲がっているため、コイル6の端部を加締などの方法で容易に接続することができる。
さらに、円弧状バー部材94を連結して環状給電部材9としたとき、2つの円弧状バー部材94において互いに連結された端部94a、94bでは、双方のコイル接続部944a、944bが連結用突部942a、942bの半径方向外側端部から互いに離間する方向に屈曲した後、フック形状に曲がっている。このため、図3(a)に示すように、コイル接続部944a、944bの間には隙間Gが発生しているので、コイル端部を加締などの方法で接続する際、隙間Gに治具を差し込むことができる。
[別の実施の形態]
図5(a)、(b)は、本発明を適用したモータ1に用いられた別の環状給電部材9の斜視図、およびこの環状給電部材9に用いた円弧状バー部材の斜視図である。なお、本形態の基本的な構成は、図1〜図4を参照して説明した構成と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図5(a)、(b)に示す環状給電部材9(第1環状給電部材9w、第2環状給電部材9v、および第3環状給電部材9u)は、いずれも円環部90と、円環部90から半径方向外側に突出した3つの腕部91とを備えており、腕部91は等角度間隔に設けられている。環状給電部材9は、板状の金属部品を所定形状に曲げ加工したものであり、円環部90は、板厚方向を半径方向に向けている。環状給電部材9は、長手方向で円弧状に湾曲した3本の円弧状バー部材94同士が端部同士で連結された構造になっている。
かかる環状給電部材9において円弧状バー部材94は、約120°の円弧角をもって周方向に延在する円弧部940と、円弧部940で反時計周りCCW側に位置する端部94aからモータ軸線L方向に90°の角度で屈曲した立ち上がり部941aと、立ち上がり部941aの先端側で円弧部940の中央が位置する側とは反対側(反時計周りCCWの方向)に屈曲した中継部分947aと、中継部分947aの先端側で半径方向外側に向けて90°の角度で屈曲した連結用突部942aと、連結用突部942aの先端部において円弧部940の中央が位置する側(時計周りCWの方向)で半径方向内側に向けてフック状に屈曲したコイル接続部944aとを備えている。また、円弧状バー部材94は、円弧部940で時計周りCW側に位置する端部94bからモータ軸線L方向に90°の角度で屈曲した立ち上がり部941bと、立ち上がり部941bの先端側で円弧部940の中央が位置する側とは反対側(時計周りCWの方向)に屈曲した中継部分947bと、中継部分947bの先端側で半径方向外側に向けて90°の角度で屈曲した連結用突部942bと、連結用突部942bの先端部において円弧部940の中央が位置する側(反時計周りCCWの方向)で半径方向内側に向けてフック状に屈曲したコイル接続部944bとを備えている。
このように構成した円弧状バー部材94では、立ち上がり部941a、941bの先端側で円弧部940の中央が位置する側とは反対側(時計周りCWの方向)に向けて中継部947a、947bが互い逆向きに屈曲している。すなわち、中継部947aの先端と中継部947bの先端とが向き合うように屈曲している。このため、円弧状バー部材94を連結して環状給電部材9としたとき、2つの円弧状バー部材94において互いに連結される端部94a、94bでは、双方の連結用突部942a、942bが近接している。また、円弧状バー部材94は、円弧部940の板厚方向が半径方向に向く板材からなり、連結用突部942a、942bは、板厚方向が周方向に向いている。従って、2つの円弧状バー部材94を双方の連結用突部942a、942bでの面接合により連結することができる。
また、図5および図6を参照して説明した構成の円弧状バー部材94では、図1〜図4を参照して説明した構成と比較して、連結用突部942a、942bの寸法を長くすることができるため、強固に連結することができる。従って、コイル接続部944a、944bにコイル6の端末を接続した場合でも、円弧状バー部材94同士の連結部分の強度が大きい。
また、2つの円弧状バー部材94において、互いの連結用突部942a、942bは、周方向で近接した位置で背面側が接した状態で反対側に向けて折れ曲がっている。すなわち、本形態では、連結用突部942a、942bは、コイル接続部944a、944bの根元部分まで背面側が接した状態で面接合されている。このため、コイル接続部944a、944bの各々の内側にコイル6の端末を挿入した状態で双方を一括して加締することができ、作業効率がよい。さらに、連結用突部942a、942bは、2枚の金属板を張り合わせた状態となっているため、コイル接続部944a、944bにおけるコイル6の端末を加締加工時における負荷が生じた場合でも、腕部となる連結用突部942a、942bに曲がりなどの変形が生じ難くい。
図5を参照して説明した環状給電部材9を製造するには、まず、金属板にプレス加工を行なって、図6(a)に示すバー状部品95を形成する。
次に、バー状部品95の両方の端部95a、95bを折り曲げる折り曲げ加工工程を行なう。本形態では、かかる折り曲げ工程として、まず、図6(b)に示すように、バー状部品95の端部95a、95bを、板厚方向に対して直交する方向に90°の角度で折り曲げる。その際、端部95a、95bでの曲げ方向は同一である。かかる折り曲げによって、図5を参照して説明した立ち上がり部941a、941bを形成する。次に、図6(c)に示すように、立ち上がり部941a、941bの先端側を板厚方向に対して直交する方向に折り曲げて、図5を参照して説明した中継部947a、947bを形成する。次に、図6(d)に示すように、中継部947a、947bの先端側を板厚方向に折り曲げてコイル接続部944a、944bを形成するとともに、コイル接続部944a、944bと中継部947a、947bとの間に相当する部分を板厚方向に折り曲げて連結用突部942a、942bを形成する。
次に、バー状部品95の中央を湾曲させると、円弧状バー部材94が形成される。しかる後に、3本の円弧状バー部材94を端部94a、94bの連結用突部942a、942b同士で溶接などにより接合すると、図5に示す環状給電部材9が形成される。
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、図4(a)および図6(a)に示すように、プレス加工により直線的に延在するバー状部品95を作成し、かかるバー状部品95を屈曲させて円弧状バー部材94とした。但し、プレス加工により、図4(b)および図6(b)に示す形状、あるいは図4(c)および図6(c)に示す形状の部品を製作し、かかる部品に折り曲げ加工を行なって、円弧状バー部材94としてもよい。また、プレス加工により、図7に示すように、一方の端部96bのみが折れ曲がった部品96を製作し、かかる部品96に折り曲げ加工を行なって、円弧状バー部材94としてもよい。すなわち、円弧状バー部材94の片方の端部はプレス抜きで、他方の端部は折り曲げで形成してもよい。その際、部品96の端部96b同士が重なるようにプレス加工を行なえば、材料の廃棄部分が少なく済む。
上記実施の形態では、円弧状バー部材94は板状部材であったが、棒状部材であってもよい。
上記実施の形態では、3つの環状給電部材9を用いたが、コモン用の環状給電部材を含めて、計4つの環状給電部材を用いる場合に本発明を適用してもよい。
1 モータ
5 ステータコア
6 コイル
7 ロータ
8 給電部材保持部材
9 環状給電部材
90 円環部
91 腕部
94 円弧状バー部材
94a、94b 円弧状バー部材の端部
941a、941b 立ち上がり部
942a、942b 連結用突部
943a、943b 中継部
944a、944b コイル接続部

Claims (9)

  1. 環状給電部材と、該環状給電部材を保持する絶縁性の給電部材保持部材と、前記環状給電部材にコイル端部が接続されたコイルと、を有するモータにおいて、
    前記環状給電部材は、長手方向で円弧状に湾曲した複数の円弧状バー部材が周方向に配置され、
    当該複数の円弧状バー部材において周方向で隣接する2つの円弧状バー部材同士は、互いの端部同士で連結されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記円弧状バー部材は、周方向に延在する円弧部と、該円弧部の端部から半径方向外側に向けて屈曲した連結用突部と、該連結用突部の半径方向外側端部で前記コイル端部が接続されるコイル接続部とを備え、
    前記2つの円弧状バー部材同士は、互いの前記連結用突部で連結されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記円弧状バー部材は、前記円弧部の端部からモータ軸線方向に屈曲した立ち上がり部を備え、当該立ち上がり部の先端側に前記連結用突部およびコイル接続部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記連結用突部は板状であり、
    前記2つの円弧状バー部材同士は、互いの前記連結用突部が面接合されていることを特徴とする請求項2または3に記載のモータ。
  5. 前記円弧状バー部材の端部において、前記コイル接続部は、前記連結用突部の半径方向外側端部からフック形状に曲がっていることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載のモータ。
  6. 前記2つの円弧状バー部材同士において互いに連結された端部では、双方の前記コイル接続部が前記連結用突部の半径方向外側端部から互いに離間する方向に屈曲した後、前記フック形状に曲がっていることを特徴とする請求項5に記載のモータ。
  7. 前記複数の円弧状バー部材は、いずれも板状であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のモータ。
  8. 前記複数の円弧状バー部材は、同一の形状をもって回転対称に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のモータ。
  9. モータにおいてコイル端部が接続される環状給電部材の製造方法において、
    少なくとも、
    導電材料からなるバー状部品の両方の端部を折り曲げる折り曲げ加工工程と、
    前記バー状部品を円弧状に湾曲させる湾曲加工工程と、
    前記バー状部品を複数、前記端部同士で連結して前記環状給電部材とする連結工程と、
    を有することを特徴とするモータ用の環状給電部材の製造方法。
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