JP6305634B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

この発明は、電動機や発電機などの回転電機に関し、特に電力を固定子巻線に授受するための結線部材に関するものである。
一般に、回転電機が駆動すると、回転電機の温度が上昇し、回転電機の駆動が停止すると、回転電機の温度は低下する。したがって、従来の回転電機では、接続配線やコイルの温度が変動することにより、接続配線およびコイルの端部が膨張したり収縮したりするので、接続配線およびコイルの端部の伸縮による応力が接続配線とコイルの端部との接続部にかかり、接続状態の悪化や接合強度の低下を発生する可能性があった。
近年、回転電機の高トルク化が望まれ、固定子巻線に流される電流の大電流化や固定子の大型化が図られている。そして、固定子巻線に流される電流の大電流化を図るためには、接続配線に断面積の大きな導体線を用いることになり、接続配線が大型化し、大重量化する。これにより、接続配線の振動時の加振力や熱応力による変位が大きくなるので、接続配線とコイルの端部との接続部に作用する応力が大きくなり、接続状態が悪化し、接合強度が低下する可能性があった。
また、ハイブリッド電気自動車に搭載される電動機や発電機には、150℃付近から-40℃付近までの広い温度範囲での稼働が要求される。このような温度環境下で大型の固定子を用いた場合には、温度の変動による変位がさらに大きくなるので、接続配線とコイルの端部との接続部に作用する応力が大きくなり、接続状態が悪化し、接合強度が低下し、最悪の場合には断線に至る可能性があった。
このような状況を鑑み、接続配線のコイルの端部との接続部の近傍に配線用応力緩和部を設け、温度の変動や振動の加振力に起因する接続配線やコイルの端部の変位を配線用応力緩和部の変形で吸収し、接続配線とコイルの端部との接続状態の悪化や接合強度の低下を抑えることが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特許第5245782号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来の回転電機では、接続配線のコイルの端部との接続の近傍の厚みを薄くし、あるいは幅を狭くして配線用応力緩和部を構成していた。そこで、このように構成された配線用応力緩和部の断面積が小さくなり、大電流化の用途には適合できない、という課題があった。
また、特許文献1に記載の従来の回転電機では、接続配線のコイルの端部との接続の近傍をV字状に屈曲させて配線用応力緩和部を構成していた。しかしながら、大電流化に伴い、断面積が大きくなった接続配線の剛性は必然的に高くなるので、接続配線をV字状に屈曲させる加工が困難となるという課題もあった。さらに、局所的な屈曲加工は材料の加工硬化が激しくなり、応力緩和効果が低下するという課題もあった。
さらに、特許文献1に記載の従来の回転電機では、接続配線とコイルの端部とがコイルエンドの軸方向外方で接続されているので、軸方向寸法の小型化が図れないという課題もあった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、通電断面積を小さくすることなく、径方向や周方向の応力を緩和できるようにして、大電流化の用途に適宜可能とし、V字状などの局所的な曲げ加工を不要として、加工性を高めて、加工硬化による応力緩和効果の低下を抑制でき、接続配線をコイル群の外径側又は内径側に配置して、軸方向寸法の小型化を可能とし、加振力や熱応力による接続配線とコイル端末との接続部の接続状態の悪化や接続強度の低下を抑制できる回転電機を得ることを目的とする。
この発明の回転電機は、回転子と、複数のティースが、それぞれ、円環状のバックヨーク部の内周面から径方向内方に突出して、周方向に配列された固定子鉄心、および、それぞれ、上記固定子鉄心に装着されて、上記固定子鉄心から軸方向一側に突出する一対のコイル端末を有する複数のコイルを備え、上記回転子を囲繞するように上記回転子と同軸に配設される固定子と、上記複数のコイルに電力を授受するための結線部材と、を備えている。上記結線部材は、リング状に成形され、上記固定子の軸方向一側、かつ上記複数のコイルの外径側、又は上記固定子の軸方向一側、かつ上記複数のコイルの内径側に配設され、溝部が軸方向一側に開口して同心円状に複数形成された絶縁性のホルダと、それぞれ、上記複数の溝部のそれぞれに収納されて周方向に延びる複数の帯状導電部材と、それぞれ、断面矩形の帯状体に形成され、上記複数の帯状導電部材のぞれぞれの軸方向一側の側端部から延び出て、断面矩形の長手方向を軸方向と平行として上記絶縁性ホルダの軸方向一側に通り、接続対象の上記コイル端末に接続される複数の接続配線と、を備え、上記複数の接続配線は、それぞれ、上記帯状導電部材の軸方向一側の側端部から延び出た後、上記絶縁ホルダの軸方向一側を上記帯状導電部材と平行に周方向に延びる周方向延長部と、上記周方向延長部の上記帯状導電部材と反対側の端部から曲げ部を介して径方向に延び、上記曲げ部と反対側の端部を接続対象の上記コイル端末に接続される径方向延長部と、を備え、上記曲げ部は、上記周方向延長部に対して、上記径方向延長部の上記曲げ部から延びる方向と逆側に膨出する曲面形状に形成されている。
この発明によれば、結線部材が、リング状に成形され、固定子の軸方向一側、かつ複数のコイルの外径側、又は固定子の軸方向一側、かつ複数のコイルの内径側に配設されているので、回転電機の軸方向寸法の小型化が図られる。
接続配線が周方向延長部と径方向延長部とを曲げ部で連結して構成され、断面矩形の長手方向を回転電機の軸方向と平行としているので、加振力や熱応力による変位を接続配線の弾性変形により吸収し、接続配線とコイル端末との接続部の接続状態の悪化や接続強度の低下を抑制できる。また、通電断面積を部分的に小さくする必要がなく、大電流化の用途に適用できる。さらに、接続配線にV字状などの局所的な加工を施す必要がなく、加工性が高められるとともに、加工硬化による応力緩和効果の低下を抑制できる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における帯状導電部材と接続配線の打ち抜き形状を説明する要部平面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における応力緩和動作を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における応力緩和動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機における結線部材が配設された固定子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部上面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子を示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子を示す断面図、図5はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部断面図、図6はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部斜視図、図7はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における帯状導電部材と接続配線の打ち抜き形状を説明する要部平面図である。図8および図9はそれぞれこの発明の実施の形態1に係る回転電機における応力緩和動作を説明する図である。
図1から図5において、回転電機100は、有底円筒状のフレーム2およびフレーム2の開口を塞口する端板3を有するハウジング1と、フレーム2の円筒部に挿入、固着された固定子10と、フレーム2の底部および端板3にベアリング4を介して回転可能に支持された回転軸6に固着されて、固定子10の内周側に回転可能に配設された回転子5と、固定子10に電力を授受するための結線部材20と、を備えている。
回転子5は、軸心位置を貫通するように挿入された回転軸6に固着された回転子鉄心7と、回転子鉄心7の外周面側に埋め込まれて周方向に等角ピッチで配列され、磁極を構成する永久磁石8と、を備えた永久磁石型回転子である。
固定子10は、固定子鉄心11と、固定子鉄心11に装着された固定子巻線12と、を備えている。固定子鉄心11は、円環状のバックヨーク部11aと、それぞれ、バックヨーク部11aの内周面から径方向内方に突出して、周方向の等角ピッチで配列された12本のティース11bと、を備える。固定子巻線12は、ティース11bのそれぞれに集中巻きに巻かれた12本のコイル13を備える。コイル13は、ティース11bとティース11bの軸方向両端に配設された一対のインシュレータ14とのまわりに導体線を巻回して作製される。そして、導体線の両端である一対のコイル端末13aが、コイル13の外径側から、ティース11bを挟んで、固定子10の軸方向の一側に、軸方向と平行に、突出している。ここでは、24本のコイル端末13aが、図2に示されるように、コイル13の外径側から軸方向一側に突出して、周方向に配列されている。
なお、一対のコイル端末13aは、コイル13の外径側から固定子10の軸方向一側に突出しているが、一対のコイル端末13aがコイル13の内径側から固定子10の軸方向一側に突出してもよく、一方のコイル端末13aがコイル13の外径側から固定子10の軸方向一側に突出し、他方のコイル端末13aがコイル13の内径側から固定子10の軸方向一側に突出してもよい。また、導体線には、絶縁被覆された銅線やアルミ線などの良電気伝導性の線材が用いられる。
結線部材20は、ナイロンなどの樹脂材でリング状に作製され、4つの溝21aが同心円状に形成されたホルダ21と、4つの溝21aのそれぞれに収納されて、周方向に延びるように配設された帯状導電部材22と、帯状導電部材22の溝21aの開口側の側端部から溝21aの外に延び出た後、ホルダ21の外側を周方向に延びて、接続対象のコイル端末13aに接続される接続配線23と、を備える。
ホルダ21は、内径がバックヨーク部11aの内径より僅かに大きく形成され、コイル13との干渉を避けて、バックヨーク部11aの軸方向一端面上に配設されている。
接続配線23は、銅やアルミニウムなどの良電気伝導性の導体板からプレス成形などにより、帯状導電部材22と一体に打ち抜かれ、その後、曲げ成形して形成される。導体板から帯状導電部材22と一体に打ち抜かれた接続配線23は、図7に示されるように、帯状導電部材22の幅方向一側の側端部から幅方向に突出する連結部24と、連結部24の突出端から帯状導電部材22と平行に帯状導電部材22の長さ方向に延びる本体部25と、を備える。そして、本体部25の長さ方向の途中で、本体部25の断面矩形の長辺で構成される平面を内径面として略直角に曲げられて、周方向延長部26と径方向延長部27が形成される。そして、周方向延長部26と径方向延長部27との連結部が曲げ部28となる。
このように構成された結線部材20が、図3から図5に示されるように、溝21aの開口を固定子10の軸方向一側に向けて、固定子鉄心11のバックヨーク部11aの軸方向一端面上に配設され、接続配線23の先端部が接続対象のコイル端末13aにTig溶接などにより接続される。そこで、接続配線23は、ホルダ21の溝21aから軸方向一側に突出し、ホルダ21の軸方向外側を帯状導電部材22と平行に周方向に延び、曲げ部28で略直角に曲げられて径方向内方に延び、接続対象のコイル端末13aに接続される。そして、ホルダ21の軸方向外側を帯状導電部材22と平行に周方向に延びる部分が周方向延長部26であり、曲げ部28から径方向内方に延びる領域が径方向延長部27である。このとき、接続配線23は、断面矩形の長手方向を軸方向と平行とする姿勢でホルダ21の軸方向外側を周方向および径方向に延びている。
ここで、12本のコイル13が周方向にU相,V相,W相の順に繰り返して配列され、最内周の溝21aに収納される帯状導電部材22を中性点結線用の帯状導電部材とし、残る3つの溝21aに収納される帯状導電部材22をそれぞれU相用、V相用、W相用の帯状導電部材とする。この場合、中性点結線用の帯状導電部材22には、12本の接続配線23が一体に形成され、U相用、V相用、W相用の帯状導電部材22には、それぞれ、4本の接続配線23が一体に形成される。そして、各コイル13の一方のコイル端末13aが接続配線23を介して中性点結線用の帯状導電部材22に接続される。また、それぞれ、4本のコイル13の他方のコイル端末13aが、接続配線23を介してU相用、V相用、W相用の帯状導電部材22に接続される。これにより、それぞれ、4本のコイル13を並列接続して形成されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルがY結線されて固定子巻線12となる。
このように構成された回転電機100では、接続配線23が、断面矩形の長手方向を軸方向と平行とする姿勢でホルダ21の軸方向外側に配設され、ホルダ21の軸方向外側を帯状導電部材22と平行に周方向に延びる周方向延長部26と、曲げ部28で略直角に曲げられて径方向内方に延び、接続対象のコイル端末13aに接続される径方向延長部27と、を備える。
ここで、接続配線23による応力吸収動作について図8および図9を参照しつつ説明する。
図8は、径方向延長部27の長さが周方向延長部26の長さより短い場合を示している。この場合、径方向延長部27の断面矩形の長辺で構成される平面を内径面とする曲げ方向の剛性は、周方向延長部26の断面矩形の長辺で構成される平面を内径面とする曲げ方向の剛性より大きくなる。すなわち、周方向延長部26が径方向延長部27より曲がり易くなっている。
そこで、熱応力や加振力により、連結部24が、図8の(a)に示される状態からコイル端末13aに対して径方向内方に相対変位すると、周方向延長部26が弾性変形して、その弾性力が、図8の(a)中、曲げ部28の曲げ中心を中心として曲げ部28を反時計回りに回動させるように作用する。このとき、周方向延長部26が径方向延長部27より曲がりやすいので、主に、周方向延長部26の曲げ部28側が、図8の(b)に示されるように、径方向外方に凸状に湾曲する。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
また、熱応力や加振力により、連結部24が、図8の(a)に示される状態からコイル端末13aに対して径方向外方に相対変位すると、周方向延長部26が弾性変形し、その弾性力が、図8の(a)中、曲げ部28の曲げ中心を中心として曲げ部28を時計回りに回動させるように作用する。このとき、周方向延長部26が径方向延長部27より曲がりやすいので、主に、周方向延長部26が径方向内方に凸の弓状に湾曲し、曲げ部28が左斜め下に変位する。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
また、熱応力や加振力により、連結部24が、図8の(a)中、コイル端末13aに対して右側に相対変位すると、曲げ部28が図8の(a)中右側に押圧される。このとき、周方向延長部26が径方向延長部27より曲がりやすいので、周方向延長部26の曲げ部28側が径方向外方に凸状に湾曲し、径方向延長部27の湾曲量は僅かなものとなる。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
また、熱応力や加振力により、連結部24が、図8の(a)中、コイル端末13aに対して左側に相対変位すると、曲げ部28が、図8の(a)中、左側に引き寄せられる。そこで、曲げ部28が左斜め下に変位し、かつ曲げ部28の曲げ角度が広がり、周方向延長部26および径方向延長部27が僅かに湾曲する。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
図9は、径方向延長部27の長さが周方向延長部26の長さより長い場合を示している。この場合、径方向延長部27の断面矩形の長辺で構成される平面を内径面とする曲げ方向の剛性は、周方向延長部26の断面矩形の長辺で構成される平面を内径面とする曲げ方向の剛性より小さくなる。すなわち、径方向延長部27が周方向延長部26より曲がり易くなっている。
そこで、熱応力や加振力により、連結部24が、図9の(a)に示される状態からコイル端末13aに対して径方向内方に相対変位すると、周方向延長部26が弾性変形して、その弾性力が、図9の(a)中、曲げ部28の曲げ中心を中心として曲げ部28を反時計回りに回動させるように作用する。このとき、径方向延長部27が周方向延長部26より曲がりやすいので、主に、径方向延長部27の曲げ部28側が、図9の(b)に示されるように、周方向の周方向延長部26と反対側に凸状に湾曲する。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
また、熱応力や加振力により、連結部24が、図9の(a)に示される状態からコイル端末13aに対して径方向外方に相対変位すると、周方向延長部26が弾性変形し、その弾性力が、図9の(a)中、曲げ部28の曲げ中心を中心として曲げ部28を時計回りに回動させるように作用する。このとき、径方向延長部27が周方向延長部26より曲がりやすいので、主に、径方向延長部27が周方向の周方向延長部26側に凸の弓状に湾曲し、曲げ部28が左斜め下に変位する。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
また、熱応力や加振力により、連結部24が、図9の(a)中、コイル端末13aに対して右側に相対変位すると、曲げ部28が図9の(a)中右側に押圧される。このとき、径方向延長部27が周方向延長部26より曲がりやすいので、径方向延長部27の曲げ部28側が周方向の周方向延長部26と反対側に凸状に湾曲する。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
また、熱応力や加振力により、連結部24が、図9の(a)中、コイル端末13aに対して左側に相対変位すると、曲げ部28が、図9の(a)中、左側に引き寄せられる。そこで、曲げ部28が左斜め下に変位し、かつ曲げ部28の曲げ角度が広がり、周方向延長部26および径方向延長部27が僅かに湾曲する。これにより、熱応力や加振力により接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する応力が吸収される。
このように、接続配線23の振動時の加振力や熱応力による周方向および径方向の変位は、周方向延長部26および径方向延長部27が弾性変形することで吸収される。これにより、径方向延長部27とコイル端末13aとの接続部に作用する応力の増加が抑制されるので、径方向延長部27とコイル端末13aとの接続状態が悪化したり、接続強度が低下することがなく、径方向延長部27とコイル端末13aとの接続部の接続信頼性が高められる。
また、特許文献1のように、接続配線23の厚みを薄くしたり、幅を狭くする必要がないので、接続配線23の通電断面積を確保することができ、大電流化に適合することができる。
また、接続配線23の本体部25を曲げ部28で略直角に曲げるだけで周方向延長部26および径方向延長部27を形成できるので、特許文献1のように、接続配線23をV字状に屈曲させる必要がなく、接続配線23の断面積が大きくなった場合でも、加工が容易となる。また、V字状などの局所的な屈曲加工が不要であるので、加工硬化に起因する応力緩和効果の低下を抑制できる。
また、接続配線23がホルダ21の軸方向外方に配設されているので、固定子巻線12のコイルエンドの軸方向寸法の増大が抑えられ、回転電機100の小型化が図られる。
ここで、径方向延長部27の径方向長さは、外径側に位置する溝21aに収納されている帯状導電部材22に連結されている接続配線23ほど長くなり、接続配線23の耐振性が悪化する。そこで、径方向延長部27の径方向長さが長くなるほど、周方向延長部26の周方向長さが短くなるように接続配線23を構成することで、耐振性の悪化を抑えて、接続配線23とコイル端末13aとの接続部に作用する熱応力および振動の加振力による応力の双方を軽減できる。
なお、上記実施の形態1では、ホルダ21が、固定子鉄心11の軸方向一側、かつコイル13の群の径方向外側に配置されているが、ホルダ21は、固定子鉄心11の軸方向一側、かつ回転子5との干渉を避けてコイル13の群の径方向内側に配置してもよい。この場合、径方向延長部27は、曲げ部28から径方向外方に延びるように形成される。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における結線部材が配設された固定子を示す斜視図、図11はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部斜視図、図12はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における結線部材が配設された固定子の結線部材周りを示す要部上面図である。
図10から図12において、結線部材20Aは、ホルダ21と、帯状導電部材22と、接続配線23'と、を備える。接続配線23’は、周方向延長部26と、径方向延長部27と、周方向延長部26と径方向延長部27とを連結する曲げ部28'と、を備え、曲げ部28’は、径方向外方に凸状の、中心角を90度とする円弧形状に形成されている。
なお、実施の形態2による固定子10Aは、結線部材20に替えて結線部材20Aを用いている点を除いて、上記実施の形態1による固定子10と同様に構成されている。
ここで、接続配線23’による応力吸収動作について説明する。なお、周方向延長部26および径方向延長部27の応力吸収動作は、上記実施の形態1と同様であるので、ここでは、その説明は省略する。
接続配線23’では、曲げ部28’が径方向外方に凸状の円弧形状に形成されている。そこで、熱応力や加振力により、連結部24がコイル端末13aに対して径方向内方に変位すると、曲げ部28’が円弧形状の開口を狭めるように弾性変形する。また、熱応力や加振力により、連結部24がコイル端末13aに対して径方向外方に相対変位すると、曲げ部28’が円弧形状の開口を広げるように弾性変形する。また、熱応力や加振力により、連結部24がコイル端末13aに対して周方向に近づくように相対変位すると、曲げ部28’が円弧形状の開口を狭めるように弾性変形する。また、熱応力や加振力により、連結部24がコイル端末13aに対して周方向に遠ざかるように相対変位すると、曲げ部28’が円弧形状の開口を広げるように弾性変形する。
このように、接続配線23’の振動時の加振力や熱応力による周方向および径方向の変位は、周方向延長部26、径方向延長部27および曲げ部28’が弾性変形することで吸収される。これにより、径方向延長部27とコイル端末13aとの接続部に作用する応力の増加が抑制されるので、径方向延長部27とコイル端末13aとの接続状態が悪化したり、接続強度が低下することがなく、径方向延長部27とコイル端末13aとの接続部の接続信頼性が高められる。
したがって、実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態2では、ホルダ21が、固定子鉄心11の軸方向一側、かつコイル13の群の径方向外側に配置されているが、ホルダ21は、固定子鉄心11の軸方向一側、かつ回転子5との干渉を避けてコイル13の群の径方向内側に配置してもよい。この場合、曲げ部28'は、内径側に凸状の円弧形状に、つまり、周方向延長部26に対して、径方向延長部27の曲げ部28’から延びる方向と逆側に膨出する円弧形状に形成される。
また、円弧形状の曲げ部28’の曲げ半径は、接続配線23’の板厚以上とすることで、加工硬化による応力緩和効果の低減を抑えることができる。
また、上記実施の形態2では、曲げ部28’が円弧形状に形成されているが、曲げ部28’は、円弧形状に限定されず、曲面形状であればよく、例えば、U字状でもよい。
ここで、曲げ部28’の円弧形状の中心角を180度未満とすると、円弧形状の開口を狭めるように曲げ部28’を弾性変形させる力が大きくなる。また、曲げ部28’の円弧形状の中心角を270度より大きくすると、円弧形状の開口を広げるように曲げ部28’を弾性変形させる力が大きくなる。そこで、曲げ部28’の円弧形状の中心角は、90度以上、270度以下とすることが好ましい。これにより、熱や加振力に伴う、回転電機の軸心と直交する平面におけるあらゆる方向の応力を接続配線23’の変形で吸収し、接続配線23’とコイル端末13aとの接続状態の悪化や接合強度の低下を抑えることができる。
なお、上記各実施の形態では、固定子巻線が集中巻巻線で構成されているが、固定子巻線は、分布巻巻線でもよい。
また、上記各実施の形態では、4つの溝がホルダに同心状に形成されているが、溝の個数は4つに限定されない。
また、上記各実施の形態では、固定子鉄心が12本のティースを備えているが、固定子鉄心のティース数は、固定子の仕様、すなわちスロット数に応じて、適宜設定される。
また、上記各実施の形態では、4本のコイルを並列接続して相コイルを構成しているが、相コイルの構成はこれに限定されず、たとえは4本のコイルを直列に接続して相コイルを構成してもよい。

Claims (5)

  1. 回転子と、
    複数のティースが、それぞれ、円環状のバックヨーク部の内周面から径方向内方に突出して、周方向に配列された固定子鉄心、および、それぞれ、上記固定子鉄心に装着されて、上記固定子鉄心から軸方向一側に突出する一対のコイル端末を有する複数のコイルを備え、上記回転子を囲繞するように上記回転子と同軸に配設される固定子と、
    上記複数のコイルに電力を授受するための結線部材と、を備え、
    上記結線部材は、
    リング状に成形され、上記固定子の軸方向一側、かつ上記複数のコイルの外径側、又は上記固定子の軸方向一側、かつ上記複数のコイルの内径側に配設され、溝部が軸方向一側に開口して同心円状に複数形成された絶縁性のホルダと、
    それぞれ、上記複数の溝部のそれぞれに収納されて周方向に延びる複数の帯状導電部材と、
    それぞれ、断面矩形の帯状体に形成され、上記複数の帯状導電部材のぞれぞれの軸方向一側の側端部から延び出て、断面矩形の長手方向を軸方向と平行として上記絶縁性ホルダの軸方向一側に通り、接続対象の上記コイル端末に接続される複数の接続配線と、を備え、
    上記複数の接続配線は、それぞれ、上記帯状導電部材の軸方向一側の側端部から延び出た後、上記絶縁ホルダの軸方向一側を上記帯状導電部材と平行に周方向に延びる周方向延長部と、上記周方向延長部の上記帯状導電部材と反対側の端部から曲げ部を介して径方向に延び、上記曲げ部と反対側の端部を接続対象の上記コイル端末に接続される径方向延長部と、を備え
    上記曲げ部は、上記周方向延長部に対して、上記径方向延長部の上記曲げ部から延びる方向と逆側に膨出する曲面形状に形成されている回転電機。
  2. 上記曲げ部は、円弧形状である請求項1記載の回転電機。
  3. 上記曲げ部の曲げ半径が、上記接続配線の厚み以上である請求項2記載の回転電機。
  4. 上記曲げ部は、中心角が180度以上の円弧形状に形成されている請求項2又は請求項3記載の回転電機。
  5. 上記複数の接続配線は、上記径方向延長部の長さが長いほど、上記周方向延長部の長さが短くなっている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
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