JP4340740B2 - 電動機のステータに用いられる接続線、その接続線を備えたステータおよびその接続線の曲げ方法 - Google Patents

電動機のステータに用いられる接続線、その接続線を備えたステータおよびその接続線の曲げ方法 Download PDF

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Description

本発明は、電動機のステータに用いられる接続線に関し、特に、ステータコアに巻かれたコイルと、コイルよりも外周側に設けられた端子部材とを接続する接続線に関する。
電気自動車の駆動源等として使用される電動機は、通常、内周方向に突出する複数のティースが周方向に一定の間隔をあけて設けられたリング状のステータコアを有している。ステータコアの各ティースには、コイルが巻かれている。このようなステータは、組み立てが容易になるように、各ティースの形状に合わせて予めコイルを巻いてユニット化しておき、ユニット化された各コイルを、各ティースにそれぞれ嵌合させて製造される。この場合、各ティースに対してユニット化された各コイルをそれぞれ嵌合させた後に、所定のコイル同士を電気的に接続する必要があり、接続作業が容易でないという問題がある。このような問題を解決する技術が、たとえば特開2001−103700号公報に開示されている。
この公報に開示された電動機のステータは、内方に突出する複数のティースが周方向に等しい間隔で設けられたリング状のステータコアと、ステータコアにおける各ティースにそれぞれ嵌合され、各コイルの巻始め端部および巻終わり端部がステータコアの端面に沿って外周側に延びるように予め導線を巻いて形成されたコイルユニットと、ステータコアよりも外周側に設けられ、各コイルユニットをティースに嵌合させる際に各コイルの巻始め端部および巻終わり端部がそれぞれ挿入される筒状の端子部材と、端子部材同士を接続するバスバとを含む。
この公報に開示されたステータによると、コイルユニットをステータコアのティースに対して嵌合する際に、各コイルの巻始め端部および巻終わり端部が、筒状の各端子部材に挿入される。そのため、コイルと端子部材(すなわちコイル同士)の接続作業を容易に行うことができる。
特開2001−103700号公報
ところで、特許文献1に開示されたステータにおいては、コイルユニットの嵌合時にコイル端部が端子部材に挿入されるように、コイル端部が端子部材側に略垂直方向に曲げられている。このようにコイルを曲げる方法の1つとして、塑性変形させるためのツールを要求される角度に応じて形成し、そのツールをコイル本体とコイル端部との間に入れ込み、コイル端部をツールに押し当てる方法が考えられる。しかし、コイル本体とコイル端部の曲げ位置との距離が短い場合、ツールのスペースを十分に確保できず、コイルの素材、直径、断面形状などによっては、コイル端部を要求される角度に曲げることができない場合がある。しかしながら、特許文献1には、このような問題を解決する技術についてなんら開示されていない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ステータコアの内周側に設けられたコイルとコイルよりも外周側に設けられた端子部材とを備えた電動機のステータに用いられ、コイルの内周側の端部と端子部材とを接続する接続線であって、ステータの大型化を抑制しつつ、塑性変形させるためのツールスペースを確保することができる接続線、その接続線を備えたステータおよびその接続線の曲げ方法を提供することである。
第1の発明に係る接続線は、内周側に突出する歯部が設けられた中空筒状のステータコアと、歯部に巻かれたコイルと、コイルよりも外周側のステータコアの軸方向の端面に設けられた端子部材とを備えた電動機のステータに用いられ、内周側のコイルの端部と端子部材とを接続する塑性変形が可能な接続線である。この接続線は、コイルの端部と端子部材との間に設けられ、コイル側に曲げられた第1の曲げ部と、第1の曲げ部と端子部材との間に設けられ、第1の曲げ部よりコイルに近い位置で、コイルと異なる側に曲げられた第2の曲げ部とを含む。
第1の発明によると、接続線は、第1の曲げ部でコイル側に曲げられ、第2の曲げ部でコイルと異なる側に曲げられて、コイルの内周側の端部と端子部材とを接続する。第2の曲げ部は、第1の曲げ部よりコイルに近い位置に設けられる。これにより、たとえば第2の曲げ部よりコイルに近い位置に第1の曲げ部を設ける場合に比べて、コイル端面と第1の曲げ部との距離がより大きくなる。これにより、接続線をコイル側に塑性変形させるためのツールのスペースを確保することができる。さらに、第2の曲げ部の曲げ角度を調整することにより、少なくとも第1の曲げ部よりコイルに近い側に接続線を設けることができる。これにより、ステータの大型化が抑制される。なお、第2の曲げ部はコイルと異なる側に曲げられるため、第1の曲げ部と比べて、第2の曲げ部からコイル端面までの距離(ツールスペース)を考慮する必要はない。その結果、ステータコアの内周側に設けられたコイルとコイルよりも外周側に設けられた端子部材とを備えた電動機のステータに用いられ、コイルの内周側の端部と端子部材とを接続する接続線であって、ステータの大型化を抑制しつつ、接続線をコイル側に塑性変形させるためのツールのスペースを確保することができる接続線を提供することができる。
第2の発明に係る接続線においては、第1の発明の構成に加えて、接続線は、第1の曲げ部と第2の曲げ部とにおいて、端子部材との接続部分が端子部材に沿って略平行に接触するように曲げられる。
第2の発明によると、接続線が第1の曲げ部と第2の曲げ部とにおいて曲げられることにより、端子部材側端部が端子部材に沿って略平行に接触する。これにより、接続線と端子部材との接触面を溶接することにより、接続線と端子部材とを大きな強度で接合することができる。そのため、たとえば筒状の端子部材に接続線を挿入して固着する場合に比べて、端子部材の形状を簡略化できるとともに、接続線の位置決めを容易に行なうことができる。
第3の発明に係る接続線においては、第1または2の発明の構成に加えて、接続線は、コイルを形成する導線と一体的に形成される。第3の発明によると、コイルを形成する導線で接続線を実現できるので、低コスト化を図ることができる。
第4の発明に係るステータは、第1〜3のいずれかの発明に係る接続線を備えたステータである。第4の発明によると、第1〜3のいずれかの発明に係る接続線を備えることにより、大型化を抑制しつつ、接続線を塑性変形させるためのツールのスペースを確保することができるステータを実現することができる。
第5の発明に係る曲げ方法は、内周側に突出する歯部が設けられた中空筒状のステータコアと、歯部に巻かれたコイルと、コイルよりも外周側のステータコアの軸方向の端面に設けられた端子部材とを備えた電動機のステータに用いられ、コイルの内周側の端部と端子部材とを接続する塑性変形が可能な接続線の曲げ方法である。この曲げ方法は、コイルの内周側の端部から軸方向に延びる接続線を、第1の曲げ位置で端子部材側に曲げる第1の曲げステップと、第1の曲げ位置よりも端子部材側の接続線を、第1の曲げ位置よりもコイルから遠い側において曲げる第2の曲げステップと、第2の曲げステップにより曲げられた接続線が第1の曲げ位置よりもコイル側に設けられるように、接続線を第1の曲げ位置でコイル側に曲げる第3の曲げステップとを含む。
第5の発明によると、コイルの内周側の端部から軸方向に延びる接続線を、第1の曲げ位置で端子部材側に曲げ、第1の曲げ位置よりも端子部材側の接続線を、第1の曲げ位置よりもコイルから遠い側において曲げる。そのため、第1の曲げ位置よりも端子部材側の接続線を曲げる際、コイル、ステータコア、端子部材などの周辺部材との干渉を考慮する必要がなくなるので、要求される角度に容易に曲げることができる。さらに、接続線が第1の曲げ位置よりもコイル側に設けられるように、接続線を第1の曲げ位置でコイル側に曲げる。そのため、ステータの大型化が抑制される。さらに、たとえば第2の曲げ部よりコイルに近い位置に第1の曲げ部を設ける場合に比べて、コイル端面と第1の曲げ部との距離がより大きくなる。そのため、第1の曲げ部で接続線をコイル側に塑性変形させるためのツールのスペースを確保することができる。その結果、ステータコアの内周側に設けられたコイルとコイルよりも外周側に設けられた端子部材とを備えた電動機のステータに用いられ、コイルの内周側の端部と端子部材とを接続する接続線であって、ステータの大型化を抑制しつつ、接続線をコイル側に塑性変形させるためのツールのスペースを確保することができる接続線の曲げ方法を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1および図2を参照して、本実施の形態に係る電動機のステータ10について説明する。図1は、ステータ10を上側から見た場合の部分平面図である。図2は、図1に示す方向Aからステータ10を見た場合の部分平面図である。ステータ10は、ステータコア100と、コイル200と、バスバ300とを含む。
ステータコア100は、複数の磁性鋼板を積層して形成される。ステータコア100は、ステータ本体部110と、歯部120とを有している。ステータ本体部110は、全周にわたって一定の幅のリング状(中空筒状)に形成される。歯部120は、ステータ本体部110の内周面に一定の間隔をあけて複数設けられ、それぞれがステータ本体部110の内周側に突出する。以下の説明において、内周側とは、ステータコア100の内周側を意味し、外周側とは、ステータコア100の外周側を意味するものとする。
コイル200は、各歯部120にそれぞれ装着されている。コイル200は、コイル本体部210と、外周側のコイル本体部210の端部に接続される接続線220と、内周側のコイル本体部210の端部に接続される接続線230とを含む。コイル本体部210および接続線220,230は、断面が長辺および短辺(あるいは長径および短径)を有する形状の導線を塑性変形させて一体的に形成される。なお、導線の断面形状はこれに限定されない。また、コイル本体部210と接続線220,230とを別々の導線で形成するようにしてもよい。
コイル本体部210は、ステータコア100の径方向を巻き軸方向として、螺旋状に形成される。コイル200は、導線断面の短辺を内側とし、長辺が巻き軸に垂直になるように巻かれたコイル(いわゆるエッジワイズコイル)である。コイル200は、歯部120の形状に合わせて、内周側から外周側にかけて徐々に径が大きくなるように巻かれている。なお、導線の巻き方はこれに限定されない。
接続線220は、外周側のコイル本体部210の端部からステータコア100の軸方向に沿って上方に突出し、所定位置で外周側に曲げられて、バスバ300の端子部材320に接続される。
接続線230は、内周側のコイル本体部210の端部からステータコア100の軸方向に沿って上方に突出し、所定位置で外周側に曲げられて、バスバ300の端子部材330に接続される。これにより、接続線230の一部は、コイル本体部210の上端外周面(以下、コイルエンドとも記載する)の上方を、コイルエンドに沿って形成されることになる。
バスバ300は、ステータ本体部110の上面(すなわちコイル200よりも外周側)に設けられる。バスバ300は、ステータ本体部110の上面全周に沿ってリング状に形成された絶縁ケース310を有している。絶縁ケース310には、それぞれが周方向に沿った複数の溝部が設けられ、各溝部には、端子部材320,330が各コイル200に応じて設けられる。端子部材320,330は、導電性の長板材によって構成されており、それぞれの一方の端部が、各溝部内に設けられた導電部材340に接続されている。端子部材320,330の他方の端部は、ステータコア100の軸方向に沿って上方に突出し、接続線220,230と溶接などによって接合される。これにより、各コイル200は、たとえば、2つのコイル200を間に挟んで隣接する他のコイル200と電気的に接続さる。
図3を参照して、本実施の形態に係る接続線230について説明する。なお、図3は、図1における3−3断面図である。
接続線230は、内周側のコイル本体部210の端部からステータコア100の軸方向に沿って鉛直上方向に突出する。
接続線230は、ステータコア100の軸方向の長さの制限ライン(図3参照)近傍の第1曲げ部232で、下方を向くようにコイル本体部210側に曲げられる。なお、制限ラインは、ステータ10の搭載要件などによって決められる。
さらに、第1曲げ部232より外周側の接続線230が、制限ラインとコイルエンドとの間であって第1曲げ部232よりもコイル本体部210に近い第2曲げ部234で、略水平右方向を向くようにコイル本体部210と異なる側に曲げられる。
さらに、第2曲げ部234より外周側の接続線230が、端子部材330近傍の第3曲げ部236で、接続線230における端子部材330との接続部分238が端子部材330の端面に沿って略平行に接触するように、コイル本体部210と異なる側に曲げられる。
なお、本実施の形態においては、コイル本体部210と異なる側への曲げ部として、第2曲げ部234および第3曲げ部236を記載したが、たとえば、第2曲げ部234および第3曲げ部236を1つの曲げ部にしてもよい。
図4を参照して、本実施の形態に係る接続線230を曲げる際の工程について説明する。まず、コイル200が歯部120にセットされる。この状態では、接続線230は上方に突出したままの状態である。
その後、図4の左図に示すように、接続線230を端子部材330側に略水平に曲げるためのツール500Aをコイルエンドと制限ラインとの間に設置し、接続線230をツール500Aに押し当てて塑性変形させる。
次に、図4の中央図に示すように、第1曲げ部232Aよりもコイル本体部210から遠い側において、第2曲げ部234および第3曲げ部236を予め形成するように、接続線230を塑性変形させる。なお、第2曲げ部234および第3曲げ部236の形成には、ツール500Aとは異なる他のツール(図示せず)が用いられる。
さらに、図4の右図に示すように、ツール500Aとは異なるツール500Bをコイルエンドと制限ラインとの間に設置し、第1曲げ部232Aの曲げ角度をより大きくした第1曲げ部232になるように、接続線230をツール500Bに押し当てて塑性変形させる。これにより、接続線230の曲げ工程が完了した状態において、接続線230が制限ラインを越えず、かつ接続部分238が端子部材330の端面に沿って略平行に接触する位置に設けられる。
以上のような構造および工程に基づく、本実施の形態に係る接続線230およびその曲げ方法の作用について説明する。
接続線230は、第1曲げ部232、第2曲げ部234および第3曲げ部236で曲げられている。第1曲げ部232は、内周側のコイル本体部210の端部と、端子部材330とを接続するために、コイルエンドの上方でコイル本体部210側に曲げられている。第1曲げ部232を形成するためには、塑性変形させるツール500Aをコイルエンド上に設置する必要があるが、接続線230を要求される角度に塑性変形するためには、ステータ10の軸方向におけるツール500Aの設置可能距離をできる限り大きくすることが望ましい。
そこで、第1曲げ部232が、制限ライン近傍に設けられる。そのため、コイルエンドと第1曲げ部232との距離が大きくなり、ステータ10の軸方向におけるツール500Aの設置可能距離を大きくすることができる。
さらに、接続線230が、第1曲げ部232、第2曲げ部234および第3曲げ部236で曲げられることにより、接続線230における端子部材330との接続部分238が、端子部材330の端面に沿って略平行に接触する。そのため、接続線230と端子部材330との溶接面積を大きくして、両者の接合強度を高めることができる。これにより、たとえば筒状の端子部材に接続線を挿入して固着することにより接合強度を高める場合に比べて、端子部材330の形状を簡略化できるとともに、接続線230と端子部材330との位置決めを容易に行なうことができる。
第2曲げ部234および第3曲げ部236は、第1曲げ部232よりもコイル本体部210に近い位置に設けられる。しかし、コイル本体部210と異なる側に曲げられて形成される。そのため、第1曲げ部232のように、第2曲げ部234および第3曲げ部236とコイルエンドとの距離を考慮する必要はない。
さらに、接続線230を曲げるために、まず、制限ライン近傍で接続線230を端子部材330側に略水平に曲げて第1曲げ部232Aを形成する。次に、第1曲げ部232Aよりもコイル本体部210から遠い側において、第2曲げ部234および第3曲げ部236を予め形成する。これにより、第2曲げ部234および第3曲げ部236の形成する際に、コイルエンド、ステータコア100、端子部材330といった周辺部材とツールとの干渉を考慮する必要がなくなる。そのため、第2曲げ部234および第3曲げ部236を容易に形成することができる。
さらに、接続線230が制限ラインよりもコイル本体部210側に設けられるように、接続線230をツール500Bに押し当てて、第1曲げ部232Aをさらにコイル本体部210側に曲げた第1曲げ部232を形成する。これにより、完成状態において接続線230が接続線230が制限ラインよりもコイル本体部210側に設けられ、ステータ10の大型化が抑制される。なお、上述のように、第1曲げ部232は、制限ライン近傍に設けられるため、ツール500Bのスペースは十分に確保される。
以上のように、本実施の形態に係る接続線によれば、内周側のコイルの端部と、端子部材とを接続するために、コイルエンドの上方でコイル側に曲げられている。この曲げ部の位置が、制限ライン近傍に設けられる。そのため、コイルエンドと曲げ部との距離が大きくなり、ステータの軸方向におけるツールの設置可能距離を大きくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るステータ10を示す図(その1)である。 本発明の実施の形態に係るステータ10を示す図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る接続線を示す図である。 本発明の実施の形態に係る接続線の曲げ方を示す図である。
符号の説明
10 ステータ、100 ステータコア、110 ステータ本体部、120 歯部、120 歯部、200 コイル、210 コイル本体部、220,230 接続線、232,232A 第1曲げ部、234 第2曲げ部、236 第3曲げ部、238 接続部分、300 バスバ、310 絶縁ケース、320,330 端子部材、340 導電部材、500A,500B ツール。

Claims (5)

  1. 内周側に突出する歯部が設けられた中空筒状のステータコアと、前記歯部に巻かれたコイルと、前記コイルよりも外周側の前記ステータコアの軸方向の端面に設けられた端子部材とを備えた電動機のステータに用いられ、内周側の前記コイルの端部と前記端子部材とを接続する接続線であって、
    前記コイルの端部と前記端子部材との間に設けられ、前記コイル側に曲げられた第1の曲げ部と、
    前記第1の曲げ部と前記端子部材との間に設けられ、前記第1の曲げ部より前記コイルに近い位置で前記コイルと異なる側に曲げられることによって、前記ステータコアの軸方向の端面に近づく方向に窪んだ凹部を前記接続線に形成する第2の曲げ部と、
    前記第2の曲げ部と前記端子部材との間かつ前記第2の曲げ部よりも前記ステータコアの軸方向の端面から離れた位置に設けられ、前記端子部材に接続される接続部分とを含む、接続線。
  2. 前記端子部材は、前記ステータコアの軸方向と略平行な方向に延在し、
    前記接続部分前記端子部材とは、共に先端部が前記ステータコアの軸方向の端面から離れる方向に向いた状態で略平行に重ねられて接続される、請求項1に記載の接続線。
  3. 前記接続線は、前記コイルを形成する導線と一体的に形成される、請求項1または2に記載の接続線。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の接続線を備えたステータ。
  5. 内周側に突出する歯部が設けられた中空筒状のステータコアと、前記歯部に巻かれたコイルと、前記コイルよりも外周側の前記ステータコアの軸方向の端面に設けられた端子部材とを備えたステータに用いられ、前記コイルの内周側の端部と前記端子部材とを接続する接続線の曲げ方法であって、
    前記コイルの内周側の端部から前記軸方向に延びる前記接続線を、第1の曲げ位置で前記端子部材側に曲げる第1のステップと、
    前記第1の曲げ位置よりも前記端子部材側の接続線を、前記第1の曲げ位置よりも前記コイルから遠い側において凹状に曲げる第2のステップと、
    前記第2のステップにより曲げられた接続線の凹状の部分を前記第1の曲げ位置よりも前記コイル側に設けることによって、前記ステータコアの軸方向の端面に近づく方向に前記接続線を窪ませるとともに、前記第2のステップにより曲げられた接続線の凹状の部分と前記端子部材との間かつ前記第2のステップにより曲げられた接続線の凹状の部分よりも前記ステータコアの軸方向の端面から離れた位置で前記接続線を前記端子部材に接続させるように、前記接続線を前記第1の曲げ位置で前記コイル側に曲げる第3のステップとを含む、曲げ方法。
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