JP5668210B2 - モータハウジング圧入ケース一体型レゾルバ構造 - Google Patents
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Description
すなわち、この特許文献1の図1−2に開示されているように、レゾルバ部と回転トランス部とが、樹脂成形によって一体に結合され、レゾルバ部のレゾルバケースがこの樹脂成形によって形成されていた。
すなわち、図6から図9において、符号1で示されるものはレゾルバ部であり、このレゾルバ部1の外周には、金属により形成された円筒状のレゾルバケース2が図9のように嵌合され、このレゾルバケース2に形成されたかしめ3によって固定され、図6で示されるレゾルバケース2付きのレゾルバ4が形成されている。
すなわち、前述の特許文献1の構成の場合、レゾルバ部と回転トランス部とが樹脂で一体にインサート成形され、レゾルバケースも一体に成形されているが、モータとの接続構造についての記載は何ら開示されていない。
すなわち、内方へ向けて突出する複数の磁極を一体に有する輪状ステータと、前記輪状ステータに設けられる複数の端子ピンとをインサート成形すると共に、前記インサート成形により前記輪状ステータを保持すると共にモータの端部を接続するための筒状レゾルバケースが同時に形成され、前記筒状レゾルバケースの一端面側の内面に内側へ向けて突出する複数の係止部が形成され、前記筒状レゾルバケースの一端面側の外周面には、モータの外周を形成するモータハウジングが圧入式に接続されるように構成されていることにより、ケース機能の確保が容易にでき、ケースとレゾルバの固定が簡単かつ確実となり、従来のケースの加工等が不要となり、従来よりも大幅なコストダウンができる。また、ケースに設けた係止部により、モータとの接続が簡単かつ確実となる。
また、前記各係止部は、ツメ部からなり、前記モータの端部に形成された係止凹部は前記ツメ部に係止され、前記筒状レゾルバケースの一端面側の外周面をインロー部とし、前記インロー部を前記モータハウジング内に焼き嵌め圧入すると共に、前記端部の端面は前記輪状ステータの一端面側に位置し、モータの係止凹部と各係止部のツメ部とによりモータがレゾルバと強固に接続され、さらに、モータハウジングがケースをインローとして圧入されるため、モータとレゾルバの極めて強固な接続が可能となる。
また、前記端子ピンは、全体形状がL字型をなすと共に、その一端のピン部には、前記磁極に巻回されたステータ巻線の端線がからげて接続され、その他端の平板状の板状ピン部にはコネクタがレゾルバ用切欠部を介して接続されることにより、レゾルバの入出力信号の接続が極めて容易となる。
また、前記筒状レゾルバケースの他端面側の内壁には、前記輪状ステータの軸方向に沿う外側に向けて先細りとなるようにテーパ面が形成されていることにより、前記レゾルバを他の装置に装着する場合の受けとなると共に、ケース自体の剛性を向上させることができる。
尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。
図1において符号4で示されるものはレゾルバであり、このレゾルバ4の輪状ステータ5の内面には、これと一体に内方へ向けて突出する複数の磁極2Dが形成されている。
前記各端子ピン6は、図2の断面図では図示されていないが、前記ピン部6Aと板状ピン部6Bが一体に形成され、全体形状がL字型に形成されている。尚、各板状ピン部6Bは、図3で示されるように、R1,R2が励磁信号入力用T1,T2がサーミスタ接続用S1〜S4が出力信号用に用いられている。
前記筒状レゾルバケース2の外周面2Cをインロー部2Caとしてモータ11を挿入すると、このモータ11の端部12の外周に形成された係止凹部13が前記係止部10に係止されると共に、前記外周面2Cをインロー部2Caとしてモータ11のモータハウジング14が圧入され、モータ11とレゾルバ4とは簡単かつ強固に接続される。前記端部12は輪状ステータ5の一端面5A側に位置している。
従って、この外周面2Cにモータハウジング14が圧入される場合、前記筒状レゾルバケース2の樹脂成形で寸法公差が容易に確保できるように構成されている。
従って、前記テーパ面21の形成により、前記筒状レゾルバケース2全体の強度及び剛性の向上に寄与すると共に、レゾルバ4を装置に装着する際のガイド等となることができる。
また、端子ピン6が板状ピン部6Bに対するコネクタ20の着脱が前記レゾルバケース用切欠部2Eを介して容易となるように構成されている。
尚、前記レゾルバ4の一端面側2Aにモータ11を装着する場合には、前述のように、モータ11の端部12の係止凹部13が前記係止部10に係止されると共に、モータ11のモータハウジング14が前記外周面2Cをインロー部2Caとし、前記周面凸部15を介して圧入されるため、極めて強固にレゾルバ4とモータ11とが接続される。
2A 一端面側
2B 他端面側
2C 外周面
2Ca インロー部
2D 磁極
2E レゾルバケース用切欠部
A 軸方向
Aa 外側
4 レゾルバ
5 輪状ステータ
5A 一端面
6 端子ピン
6A ピン部
6B 板状ピン部
10 係止部(ツメ部)
11 モータ
12 端部
13 係止凹部
14 モータハウジング
15 周面凸部
20 コネクタ
21 テーパ面
22 ステータ巻線
Claims (1)
- 内方へ向けて突出する複数の磁極(2D)を一体に有する輪状ステータ(5)と、前記輪状ステータ(5)に設けられる複数の端子ピン(6)とをインサート成形すると共に、前記インサート成形により前記輪状ステータ(5)を保持すると共にモータ(11)の端部(12)を接続するための筒状レゾルバケース(2)が同時に形成され、前記筒状レゾルバケース(2)の一端面側(2A)の内面に内側へ向けて突出する複数の係止部(10)が形成され、前記筒状レゾルバケース(2)の一端面側(2A)の外周面(2C)には、モータ(11)の外周を形成するモータハウジング(14)が圧入式に接続されるように構成されているモータハウジング圧入ケース一体型レゾルバ構造において、
前記各係止部(10)は、ツメ部からなり、前記モータ(11)の端部(12)の外周に形成された係止凹部(13)は前記ツメ部(10)に係止され、前記筒状レゾルバケース(2)の一端面側(2A)の外周面(2C)をインロー部(2Ca)とし、前記インロー部(2Ca)を前記モータハウジング(14)内に焼き嵌め圧入すると共に前記端部(12)は前記輪状ステータ(5)の一端面(5A)側に位置し、前記端子ピン(6)は、全体形状がL字型をなすと共に、その一端のピン部(6A)には、前記磁極(2D)に巻回されたステータ巻線(22)の端線がからげて接続され、その他端の平板状の板状ピン部(6B)にはコネクタ(20)が前記筒状レゾルバケース(2)の他端面側(2B)に形成されたレゾルバケース用切欠部(2E)を介して接続され、前記筒状レゾルバケース(2)の他端面側(2B)の内壁には、前記輪状ステータ(5)の軸方向(A)に沿う外側(Aa)に向けて先細りとなるようにテーパ面(21)が形成され、前記テーパ面(21)は他の装置に装着する場合の受けとなることを特徴とするモータハウジング圧入ケース一体型レゾルバ構造。
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