JP2016052229A - モータ用レゾルバ及びそのモータへの取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によるモータ用レゾルバ及びそのモータへの取付方法は、レゾルバステータ(1)の一方の一端側(1A)のみにステータ巻線(5)と第1輪状絶縁カバー(3)を覆うための輪状絶縁カバーとしてのカバー(8)を設けてモータ用レゾルバ(30)とし、このモータ用レゾルバ(30)をモータ(31)の前端(37)に取付け、前記レゾルバステータ(1)の他端側(1B)にモータ(31)のモータカバーからなる輪状部品(60)を取付ける構成と方法である。
【選択図】図1
Description
まず、図3から図6の従来構成において、図3において符号1で示されるものはレゾルバステータであり、このレゾルバステータ1の内方に突出して形成された複数の磁極2には、第1、第2輪状絶縁板3,4を介してステータ巻線5が巻回されている。
すなわち、図7において符号8で示されるものは、断面で凹状をなすカバーであり、このカバー8は、例えば、レゾルバの第1輪状巻線カバーをなす樹脂成形品で構成されている。
前記相手方部材7の裏面7Aには、この裏面7Aと一体に成形され前記カバー8側へ向けて突出する突起部7aが形成され、前記突起部7aは前記レゾルバステータ1のスロット又は孔20を貫通して前記カバー8の裏面8Bに接触している。
前述の状態下で、溶着ホーン21を駆動させると、超音波加熱によって溶着部11と突起部7aの上部とが加熱され、すぐに溶着されて前記カバー8と突起部7aとが溶着し、前記レゾルバステータ1の各端面1A,1Bに対して、前記ステータ巻線5を保護するための前記カバー8と相手方部材7とが強固に固定される。
すなわち、図3から図7で示されるレゾルバの場合、レゾルバステータ1の両端に対して一対の輪状巻線カバー7,8を溶着によって一体接続しなければならず、この溶着作業には多大のコストと労力を必要とし、レゾルバのコストダウンへの大きい障害となっていた。
また、図8及び図9で示されるモータ用レゾルバの場合、レゾルバホルダ39の凹部内にレゾルバステータ1を嵌合させて取付けなければならず、レゾルバロータ42との同芯度を得ることが難しく、レゾルバホルダ39の製作にも、形状が複雑であるが故にコストダウンが困難であった。
すなわち、所定間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極を有するレゾルバステータと、前記レゾルバステータの内側に設けられたレゾルバロータと、前記各突出磁極に一体又は別体の第1、第2輪状絶縁カバーを介して巻回されたステータ巻線と、前記第1又は第2輪状絶縁カバーの一部に設けられ外方に突出する端子ピン保持部と、前記端子ピン保持部に設けられた端子ピンと、前記レゾルバステータの一端側のみに設けられ前記ステータ巻線及び前記端子ピンを覆うための輪状巻線カバーとしてのカバーと、からなり、前記レゾルバステータの他端側の前記ステータ巻線は外部に対して露出していることにより、輪状絶縁カバーを1個のみとができ、従来のような各輪状絶縁カバーの溶着を行う必要がなく、大幅なコストダウンが可能となる。
また、前記一端側における前記第1輪状絶縁カバーの軸方向に沿う第1壁高さは、前記他端側における前記第2輪状絶縁カバーの軸方向に沿う第2壁高さよりも低く形成されていることにより、第2輪状絶縁カバー側に位置するステータ巻線は、外部からの損傷等の防止を達成することができる。
また、前記カバーの外径は、前記第1輪状絶縁カバーの絶縁外径よりも大であることにより、前記一端側のステータ巻線の外部からの損傷等を防止することができる。
請求項1ないし3の何れかに記載のモータ用レゾルバの前記レゾルバロータに、モータの回転軸を貫通させると共に、前記モータに設けられた輪状部品が前記第2輪状絶縁カバーの一部又は全部を覆うことにより、1枚のみの輪状絶縁カバーでモータ用レゾルバを保護することができ、この種のモータの組み立てを容易化し、コストダウンの達成が可能となる。
また、前記輪状部品は、前記モータに設けられているモータカバーであることにより、余計な部品を設けることなく、簡単にモータ用レゾルバをモータ側に取付けることができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1及び図2において符号1で示されるものは、所定角度間隔で内方に向けて突出する複数の突出磁極2を有する輪状のレゾルバステータであり、前記各突出磁極2にはステータ巻線5が第1、第2輪状絶縁カバー3,4を介して所定のターン数に従って巻回されている。
前記端子ピン保持部50には、複数の端子ピン51が一体にインサート成形によって設けられている。
従って、前記一端側1Aにおける前記ステータ巻線5の前記軸方向Pに沿う第1巻線高さh1は、前記第1壁高さH1より少し低いように構成され、前記他端側1Bにおける前記ステータ巻線5の前記軸方向Pに沿う第2巻線高さh2よりも十分に低いように構成され、前記第2輪状絶縁カバー4によって前記ステータ巻線5は外部からの物理的な力によって損傷を受けることのないように構成されている。
1A 一端側
1B 他端側
2 突出磁極
3 第1輪状絶縁カバー
4 第2輪状絶縁カバー
5 ステータ巻線
8 カバー(輪状巻線カバー)
8a 膨出部
30 モータ用レゾルバ
31 モータ
37 前端
41 回転軸
42 レゾルバロータ
50 端子ピン保持部
51 端子ピン
52 端子ピン接続部
53 リード線
60 輪状部品(モータカバー)
P 軸方向
H1,H2 第1、第2壁高さ
h1,h2 第1、第2巻線高さ
D1 外径
D2 絶縁外径
Claims (5)
- 所定間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極(2)を有するレゾルバステータ(1)と、前記レゾルバステータ(1)の内側に設けられたレゾルバロータ(42)と、前記各突出磁極(2)に一体又は別体の第1、第2輪状絶縁カバー(3,4)を介して巻回されたステータ巻線(5)と、前記第1又は第2輪状絶縁カバー(3,4)の一部に設けられ外方に突出する端子ピン保持部(50)と、前記端子ピン保持部(50)に設けられた端子ピン(51)と、前記レゾルバステータ(1)の一端側(1A)のみに設けられ前記ステータ巻線(5)及び前記端子ピン(51)を覆うための輪状巻線カバーとしてのカバー(8)と、からなり、
前記レゾルバステータ(1)の他端側(1B)の前記ステータ巻線(5)は外部に対して露出していることを特徴とするモータ用レゾルバ。 - 前記一端側(1A)における前記第1輪状絶縁カバー(3)の軸方向(P)に沿う第1壁高さ(H1)は、前記他端側(1B)における前記第2輪状絶縁カバー(4)の軸方向(P)に沿う第2壁高さ(H2)よりも低く形成されていることを特徴とする請求項1記載のモータ用レゾルバ。
- 前記カバー(8)の外径(D1)は、前記第1輪状絶縁カバー(4)の絶縁外径(D2)よりも大であることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ用レゾルバ。
- 請求項1ないし3の何れかに記載のモータ用レゾルバ(30)の前記レゾルバロータ(42)に、モータ(31)の回転軸(41)を貫通させると共に、前記モータ(31)に設けられた輪状部品(60)が前記第2輪状絶縁カバー(4)の一部又は全部を覆うことを特徴とするモータ用レゾルバのモータへの取付方法。
- 前記輪状部品(60)は、前記モータ(31)に設けられているモータカバーであることを特徴とする請求項4記載のモータ用レゾルバのモータへの取付方法。
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