JP6879711B2 - 吸気チャンバ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を有する吸気通路に、吸気を貯留する吸気チャンバを設けた吸気チャンバ構造に関するものである。
吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を備え、過給機の下流側に吸気を貯留する吸気チャンバが設けられたものがある(例えば、特許文献1)。特許文献1では、内部に吸気チャンバが形成された吸気タンクに、吸気タンクから外方に突出する吸入パイプが取り付けられており、この吸入パイプに過給機の吐出口が接続されている。さらに、吸気タンクの形状、特に、吸気タンクの上流側部分の形状を工夫することで、タンク容量を確保しつつ、エンジンの出力向上を図っている。
国際公開WO2014/185089号
しかしながら、特許文献1では、吸気タンクの突出した入口の配置が、吸気タンクの形状に制限されることになり、入口の配置および過給機の配置の自由度が制限される。また、特に、自動二輪車のような鞍乗型車両では、配置スペースが少ないので、さらなるエンジン出力の向上が容易でない。
本発明は、吸気タンクの入口の配置の自由度を向上させつつ、エンジンの出力を向上させることができる吸気チャンバ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の吸気チャンバ構造は、吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を有する吸気通路に、吸気を貯留する吸気チャンバを設けた吸気チャンバ構造であって、内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクと、前記吸気タンクと別体で形成されて前記吸気タンクに取り付けられる吸入パイプとを備え、前記吸入パイプは、前記吸気チャンバの入口を構成し前記吸気チャンバ内に突出し、前記吸入パイプにおける少なくとも突出先端部が吸気の流れ方向下流側に向かって通路面積が大きくなっている。
この構成によれば、吸入パイプが吸気タンクから外方に突出しないので、タンク容積の減少を抑制してエンジン出力を維持しつつ、吸気タンクを小形化できるので、省スペース化を図ることができる。また、吸入パイプにおける少なくとも突出先端部が吸気の流れ方向下流側に向かって通路面積が大きくなっているので、吸気は、吸入パイプ内で徐々に減速したのち、吸気タンク内に導入される。つまり、吸気通路が、吸気タンク内で急激に拡大するのが抑制される。したがって、吸気の流れがスムーズになる結果、圧損が少なくなって、エンジンに供給される吸気の量が増える。これにより、吸気チャンバの容積を大きくすることなく、エンジンの出力を向上させることができる。
さらに、吸気タンクと吸入パイプが別体なので、吸気タンクの形状に制限されることなく、吸入パイプを形成できるうえに、吸入パイプの入口の配置の自由度が向上する。
本発明において、前記吸入パイプは、その通路面積が入口よりも出口の方が大きく設定され、前記入口から前記出口に向かって通路面積が大きくなる末広がり形状であることが好ましい。この構成によれば、通路面積が下流に向かって徐々に大きくなるので、吸入パイプ内での吸気の圧損を抑制しながら、吸気を吸気チャンバ内に円滑に充満させることができる。
本発明において、前記吸気タンクは第1および第2のタンク半体を有し、前記第1および第2のタンク半体はダイカスト成形により形成され、前記吸入パイプは、前記第1および第2のタンク半体の一方のタンク半体に、他方のタンク半体側からアクセス可能な締結部材により締結されていることが好ましい。この構成によれば、ダイカスト成形の型抜き方向を考慮して、締結部材の締結方向が設定される。その結果、グラビティ鋳造や鋳塊から削り出しで作成するよりも、良好な量産性を確保しつつ、締結作業性が良好な吸入パイプを設定できる。
前記吸入パイプが締結部材により締結される場合、前記締結部材は、前記吸入パイプの突出端よりも上流側に位置していることが好ましい。この構成によれば、締結部材が吸入パイプの突出端よりも上流側に位置しているので、吸入パイプから導出される空気が締結部材によって流入空気抵抗を受けにくい。
前記吸入パイプが締結部材により締結される場合、前記締結部材の締結方向が、前記吸入パイプの吸気の流れ方向に垂直な平面に平行であることが好ましい。この構成によれば、締結部材を取り付ける際に、下流に向かって通路面積が増大する吸入パイプの形状を制限することなく、吸気タンクに吸入パイプを取り付けることができる。したがって、締結部材による吸入効率の低下を防ぐことができる。
前記吸気タンクが第1および第2のタンク半体を有し、前記第1および第2のタンク半体はダイカスト成形により形成される場合、前記吸入パイプが取り付けられたタンク半体の外表面に、該タンク半体のダイカスト成形時の湯流れを促進するリブが形成されていることが好ましい。この構成によれば、吸気タンクの表面積が大きくなるので、放熱性が向上する。
本発明において、前記吸入パイプの通路内に、異物を除去するスクリーン部材が取り付けられていることが好ましい。この構成によれば、エンジン内部への異物の流入を防止できる。
本発明の鞍乗型車両は、本発明の吸気チャンバ構造を備え、前記エンジンは、クランク軸を支持するクランクケースと、前記クランクケースの前部から上方に突出したシリンダと、前記シリンダの上方に配置されて内部に燃焼室の上面を形成するシリンダヘッドとを有し、前記過給機は、側面視で、前記クランクケースよりも上方に配置され、内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクが前記過給機の上方に配置され、前記過給機の出口が前記吸気タンクに向かって上方に向き、前記過給機の出口と前記吸入パイプとが接続パイプを介して接続されている。
この構成によれば、接続パイプの角度は、ダイカスト成形時の金型構成として引抜き中子のスライダ型を設定すると適宜設定できるので、これに接続される過給機の配置の自由度が向上する。
本発明の吸気チャンバ構造によれば、吸入パイプの入口の配置の自由度を向上させつつ、エンジンの出力を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る吸気チャンバ構造を備えた自動二輪車を示す側面図である。 同自動二輪車を後方上方から見た斜視図である。 同吸気チャンバ構造を示す縦断面図である。 同吸気チャンバ構造の吸気タンクの第1のタンク半体を下方から見た底面図である。 図3の吸入パイプ部分を拡大して示す縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、車両に乗車した運転者から見た左右側をいう。また、「上流側」および「下流側」とは、吸気の流れ方向の上流側および下流側をいう。
図1は本発明の第1実施形態に係る吸気チャンバ構造を備えた自動二輪車を示す側面図である。この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を形成するメインフレーム1と、後半部を形成するリヤフレーム2とを有している。メインフレーム1の前端にヘッドパイプ4が設けられ、このヘッドパイプ4にステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク8が回動自在に軸支されている。フロントフォーク8の上端部に操向用のハンドル6が固定され、フロントフォーク8の下端部に前輪10が取り付けられている。
メインフレーム1の後端部に、スイングアームブラケット9が設けられている。このスイングアームブラケット9に取り付けたピボット軸16の回りに、スイングアーム12が上下揺動自在に軸支されている。このスイングアーム12の後端部に、後輪14が回転自在に支持されている。
メインフレーム1の下部でスイングアームブラケット9の前側に、エンジンEが取り付けられている。エンジンEの回転力が、ドライブチェーンのような動力伝達部材11を介して後輪14に伝達され、後輪14を駆動する。動力伝達部材11は、金属製のドライブチェーンに限定されず、例えば、ゴムおよび樹脂からなるドライブベルト、エンジンの動力を傘歯車を介して伝達するドライブシャフト等であってもよい。本実施形態のエンジンEは、4気筒4サイクルの多気筒エンジンである。ただし、エンジンEの形式はこれに限定されるものではない。
エンジンEは、エンジン回転軸である車幅方向に延びるクランク軸26を支持するクランクケース28と、クランクケース28の前部の上面から上方に突出したシリンダ30と、その上方のシリンダヘッド32とを有している。シリンダヘッド32の内部に燃焼室31の上面が形成され、シリンダの内部に燃焼室31の下面が形成されている。シリンダ30およびシリンダヘッド32は前方に傾斜している。つまり、エンジンEは、側面視で前方に傾斜したほぼL字形である。ただし、エンジンEは、シリンダ30およびシリンダヘッド32がクランクケース28から前方または後方に延びる形式であってもよく、また、前後方向にクランク軸が延びて、シリンダおよびシリンダヘッドが車幅方向または車幅方向に向かって上方に傾斜して延びる形式であってもよい。
シリンダ30、シリンダヘッド32およびピストン(図示せず)により燃焼室31が構成され、吸気ポート54を介して燃焼室への空気と燃料の吸気が行われるとともに、排気ポート35を介して排気が行われる。シリンダヘッド32の前面の4つの排気ポート35に、4本の排気管36が接続されている。これら4本の排気管36が、エンジンEの下方で集合され、後輪14の右側に配置された排気マフラ38に接続されている。
メインフレーム1の上部に燃料タンク15が配置され、リヤフレーム2にライダー用シート18および同乗者用シート20が支持されている。また、車体前部に、樹脂製のカウリング22が装着されている。カウリング22は、前記ヘッドパイプ4の前方から車体前部の外側方にかけての部分を覆っている。カウリング22には、空気取入口24が形成されている。空気取入口24は、カウリング22の前端に位置し、外部からエンジンEへの吸気を取り入れる。
車体フレームFRの左側に、吸気ダクト50が配置されている。吸気ダクト50は、前端開口50aをカウリング22の空気取入口24に臨ませた配置でヘッドパイプ4に支持されている。つまり、吸気ダクト50の前端開口50aが空気取入口24に連通している。空気取入口24は、前方に開口しており、走行風を吸気Iとして取り入れる。これにより、吸気ダクト50の前端開口50aから導入された空気は、ラム効果により昇圧される。ただし、吸気ダクト50が車体の右側に配置されていてもよい。
シリンダ30の後方でクランクケース28の後部の上面に、エアクリーナ40および過給機42が、エアクリーナ40を外側にして車幅方向に並んで配置されている。吸気ダクト50は、エンジンEの前方からシリンダ30およびシリンダヘッド32の左外側方を通過して、エアクリーナ40を介して過給機42に吸気Iを導いている。吸気ダクト50は、シリンダ30の後方で車幅方向内側に湾曲し、図2に示すように、その後端50bでエアクリーナ40のクリーナ入口57に接続されている。エアクリーナ40は、吸気ダクト50から導入された空気(吸気I)を濾過して浄化する。過給機42は、エアクリーナ40で浄化された清浄空気を加圧してエンジンEに供給する。
図1に示す過給機42とシリンダヘッド32の後部の吸気ポート54との間に、吸気タンク55が配置され、過給機42と吸気タンク55とが接続されている。吸気タンク55の内部に、過給機42から供給された高圧の吸気Iを貯留する吸気チャンバ52が形成されている。吸気タンク55と吸気ポート54との間には、スロットルボディ44が配置されている。スロットルボディ44は、燃料を供給するインジェクタ(図示せず)および吸気量を調整するスロットル弁を有している。
このように、吸気ダクト50、エアクリーナ40、過給機42、吸気タンク55およびスロットルボディ44で、エンジンEの吸気ポート54に吸気を供給する吸気通路SPを形成している。つまり、吸気通路SPにおける過給機42の下流側に、吸気チャンバ52が設けられている。
吸気チャンバ52は、過給機42およびスロットルボディ44の上方でシリンダヘッド32の後方に配置されている。エアクリーナ40は、側面視で、クランクケース28とその上方の吸気チャンバ52との間に配置されている。吸気チャンバ52およびスロットルボディ44の上方に、前記燃料タンク15が配置されている。
平面図である図2に示すように、過給機42はエアクリーナ40の右側に配置され、図示しないボルトによりクランクケース28の上面に固定されている。ただし、吸気ダクト50が車体の右側に配置される場合、過給機42はエアクリーナ40の左側に配置される。この過給機42は、エンジンEのクランク軸26(図1)によって駆動される機械式過給機である。過給機42は、クランク軸26と同一方向、本実施形態では車幅方向(左右方向)に延びる回転軸心AXを有する。クランクケース28の上方でエンジンEの車幅方向の中央部に、左向きに開口した過給機42の吸込口46と上向きに開口した吐出口48が位置している。ただし、吸気ダクト50が車体の右側に配置される場合、吸込口46は右向きに開口する。
過給機42は、吸気を加圧する遠心式インペラ60と、インペラ60が固定された過給機回転軸62と、インペラ60を覆うインペラハウジング61と、エンジンEの動力をインペラ60に伝達する伝達機構63と、伝達機構63を覆う伝達機構ハウジング67とを有している。インペラハウジング61を挟んで車幅方向の一方にエアクリーナ40が配置され、車幅方向の他方に伝達機構63が配置されている。伝達機構63は、変速機構を有していてもよい。インペラハウジング61に、前記吸込口46と吐出口48が形成されている。インペラハウジング61と伝達機構ハウジング67はボルト(図示せず)により連結されている。
過給機42の吸込口46は、エアクリーナ40のクリーナ出口59に接続されている。クリーナ出口59と吸込口46とは、ボルトのような締結部材(図示せず)により連結されている。ただし、連結構造はこれに限定されない。
吸気チャンバ52に向かって上方に向いた過給機42の吐出口48が、吸気チャンバ52の入口66に、接続パイプ64を介して接続されている。詳細には、図3に示すように、吸気タンク55と別体で形成されて、吸気タンク55に取り付けられる筒状の吸入パイプ65が設けられており、この吸入パイプ65に、吸気タンク55に一体形成された接続パイプ64が連通している。さらに、この接続パイプ64と過給機42の吐出口48とが連結パイプ69により接続されている。連結パイプ69は、例えば、弾性を有する樹脂製の円筒状のパイプからなる。本実施形態では、連結パイプ69はゴムチューブである。
接続パイプ64は、円筒パイプ形状であり、吸気タンク55から外方に突出している。本実施形態では、接続パイプ64は、吸気タンク55から後方に向かって下方に傾斜して延びている。接続パイプ64の上流端部(後端部)64aの外周に、連結パイプ69の一端部69aが嵌合され、クランプのような固定部材70で抜け止めされている。また、連結パイプ69の他端部69bは、過給機42の吐出部に嵌合され、クランプのような固定部材70で抜け止めされている。接続パイプ64の下流端の開口64bは、吸入パイプ65のパイプ入口68に連通している。接続パイプ64の下流端の開口(出口)64bは、吸気タンク55の車幅方向中央部に形成され、開口64bと吸入パイプ65の入口68は同軸に設定されている。
接続パイプ64の下流端の開口(出口)64bは、その軸心を挟んで両側に隣接するタンク壁面に対して、一方側にオフセットされている。本実施形態では、接続パイプ64の出口64bは、吸気タンク55の上下方向中間位置よりも上方にずれて配置されている。換言すれば、吸入パイプ65と吸気タンク55の上面との距離は、吸入パイプ65と吸気タンク55の下面との距離よりも小さい。
吸入パイプ65は、吸気タンク55の壁面から吸気チャンバ52内に突出し、吸気チャンバ52の入口66を構成している。ここで、「吸気チャンバ52の入口66」とは、吸気タンク55内部の吸気チャンバ52に臨む開口をいい、本実施形態では、吸入パイプ65のパイプ出口66である。本実施形態の吸入パイプ65は、樹脂成形品である。ただし、吸入パイプ65の材質はこれに限定されず、アルミニウム、鉄等の金属であってもよい。
吸入パイプ65は、その通路面積がパイプ入口68よりもパイプ出口66の方が大きく設定されている。換言すれば、吸入パイプ65は、吸気の流れ方向Fの下流側に向かって通路面積が大きくなる末広がり形状である。これにより、通路面積が下流に向かって徐々に大きくなるので、吸気は吸入パイプ65内で徐々に減速したのち、吸気タンク55内に導入される。したがって、吸入効率がよい。
本実施形態では、吸入パイプ65は、パイプ入口68が形成された上流端から突出先端部(下流端部)72まで通路面積が一定で、突出先端部72が吸気の流れ方向Fの下流側に向かって通路面積が急激に大きくなるラッパ形状である。本実施形態の吸入パイプ65は、その断面形状がほぼ真円形であるが、楕円形であってもよい。本実施形態の吸入パイプ65の先端部(下流端部)72は、軸心に対して、上側の径方向寸法に比べて下側の径方向寸法が大きく形成されている。これにより、上述のように吸入パイプ65が上方にずれて配置されていても、先端部72を下方に大きく湾曲させることで、吸気の急膨張を抑えることができる。
吸気タンク55は、上側の第1のタンク半体74と、下側の第2のタンク半体76とを有し、これら第1および第2のタンク半体74,76が複数のタンク締結部材75で締結されている。第1および第2のタンク半体74,76は、上下方向(型抜き方向D1)に開口した椀形状であり、これらを連結することで、吸気を溜める吸気チャンバ52が形成されている。本実施形態では、第1および第2のタンク半体74,76はダイカスト成形により形成されている。
第1のタンク半体74の後壁74aに、前記接続パイプ64が型成形により一体成形されている。つまり、第1のタンク半体74に吸気チャンバ52の入口66が設けられている。一方、第2のタンク半体76の底壁76aに、吸気チャンバ52の出口80を構成するファンネル78が装着されている。ファンネル78は、気筒の数だけ、本実施形態では4つ設けられ、車幅方向に並んで配置されている。各ファンネル78の下端部(下流端部)に、前記スロットルボディ44が接続されている。つまり、第2のタンク半体76に吸気チャンバ52の出口80が設けられている。
吸入パイプ65は、図4の第1のタンク半体74に下方から締結される締結部材82により取り付けられている。換言すれば、吸入パイプ65は、両半体74,76の組立前に、第1のタンク半体74に、第2のタンク半体76側からアクセス可能な締結部材82により締結されている。締結部材82は、吸入パイプ65の突出端(下流端)65aよりも上流側(後方)に位置している。アクセス可能な締結部材82で締結されることにより、タンク半体74と別体で吸入パイプ65を設定しても組立可能となり、設計の自由度が向上する。
本実施形態では、締結部材82は、吸入パイプ65の左右両側方に設けられている。詳細には、吸入パイプ65に、左右方向に延出する取付片83,83が形成され、この取付片83が、締結部材82により第1のタンク半体74に締結されている。このように、吸入パイプ65の締結箇所が吸入パイプ65の両側方にあるので、吸入パイプ65を第1のタンク半体74に安定して固定できる。ただし、吸入パイプ65と第1のタンク半体74との連結は、締結部材82を用いたものに限定されず、例えば、第1のタンク半体74に吸入パイプ65の一部を嵌合してもよく、あるいは、第1のタンク半体74に吸入パイプ65を圧入してもよい。
第1のタンク半体74に、一対の支持片81,81が一体形成で設けられており、各支持片81に、締結部材82が締結されるねじ孔84が形成されている。ねじ孔84は、型抜き方向延びることが好ましい。支持片81は、吸気タンク55の内面から上下方向(型抜き方向)に沿って吸気タンク55の内側に向かって延びる。本実施形態では、支持片81は、第1のタンク半体74の上面から下方に突出する。上述のように、吸入パイプ65は上方にずれて配置されているので、第1のタンク半体74の上面から下方に延びる支持片81の上下方向寸法の大形化が抑制される。また、取付片83は、吸入パイプ65の軸心よりも上方位置から突出するのが好ましい。これにより、支持片81の上下方向寸法の大形化をさらに抑制できる。
本実施形態では、締結部材82の締結方向D1は、図3の型抜き方向D1と一致する。このように、締結方向と型抜き方向とが一致していることで、型設定時に型抜き方向に締結部材の締結方向を設定しやすく、良好に締結できる構造を簡単に設定できる。締結部材82の締結方向D1は、吸入パイプ65内の吸気の流れ方向Fに垂直な平面PLに平行である。
図5に示すように、吸入パイプ65と吸気タンク55とは別体であるから、第1のタンク半体74の後壁74aの内壁面74aaと、吸入パイプ65のパイプ入口68を形成する上流側端面65bとの間に、ダイカストの製造誤差や、吸入パイプの製造誤差等を吸収するための隙間Gが形成されている。これにより、タンク半体74,76の製造誤差や、吸入パイプ65の製造誤差があっても、吸入パイプ65を第1タンク半体74に組み付けやすい。ただし、この隙間Gをダンパ等で埋めてもよい。
吸入パイプ65の通路内に、異物を除去するスクリーン部材85が取り付けられている。スクリーン部材85は、本実施形態では、金網からなり、吸気がスクリーン部材85を通過する際に、吸気中の異物が金網に引っかかって除去される。スクリーン部材85は、金網に限定されず、例えば、樹脂製の格子状(メッシュ)の部材であってもよい。本実施形態では、スクリーン部材85は、吸入パイプ65の突出端(下流端)65aに、複数の、本実施形態では3つのボルト86により着脱自在に取り付けられている。詳細には、吸入パイプ65の突出先端部72に、ボス部88が形成され、このボス部88に、ボルト86が締結されるねじ孔(図示せず)が形成されている。ただし、ボルト86に代えて、リベットを用いてもよい。
図3に示すように、第1および第2タンク半体74,76の外表面に、第1および第2タンク半体74,76のダイカスト成形時の溶湯流れを促進するリブ90が形成されている。リブ90は、第1および第2タンク半体74,76の外表面から外方に突出して筋状に延びる突条からなる。リブ90は、溶湯の入口である幅方向中央部から溶湯流れ方向に延びており、本実施形態では車幅方向に延びている。リブ90は、前後方向に間隔を開けて複数形成されている。ただし、リブ90を格子状に形成してもよい。詳細には、車幅方向とは異なる方向(例えば、前後方向)に延びて車幅方向に延びるリブ90に交差する複数のリブを形成してもよい。これにより、溶湯の流れがさらに促進される。
図1の自動二輪車が走行すると、空気取入口24から走行風が吸気Iとして取り込まれ、吸気ダクト50を通ってエンジンEの後方に導かれる。さらに、吸気Iは、エアクリーナ40を介して過給機42に導入され、過給機42により加圧される。過給機42により加圧された吸気Iは、吸気チャンバ52に導出される。詳細には、図3に示す過給機42の吐出口48から吐出された吸気Iは、連結パイプ69、接続パイプ64および吸入パイプ65を通って吸気チャンバ52に導出される。吸気チャンバ52に貯留された吸気Iは、スロットルボディ44を介してエンジンE(図1)に供給される。
吸気チャンバ52に導入される際、吸入パイプ65の突出先端部72が下流側に向かって通路面積が大きくなっているので、吸気Iは、吸入パイプ65内で徐々に減速される。つまり、吸気通路が、吸気チャンバ52で急激に拡大することが抑制される。したがって、吸気Iの流れがスムーズになる結果、吸入パイプ65内での圧損が少なくなって、エンジンEに供給される吸気の量が増える。これにより、吸気チャンバ52の容積を大きくすることなく、エンジンEの出力を向上させることができる。
また、自動二輪車のように機器の配置スペースに制限がある場合でも、上記構成によれば、吸入パイプ65が吸気タンク55から外方に突出しないので、タンク容積の減少を抑制してエンジン出力を維持しつつ、吸気タンク55を小形化できる。したがって、エンジンE周辺の省スペース化を図ることができる。
また、吸入パイプ65を通過する際に、吸気I内の異物がスクリーン部材85により除去される。したがって、エンジンEの内部への異物の流入を防止できる。吸気チャンバ52の出口80を構成する4つのファンネル78にスクリーン部材を設けると、4箇所にスクリーン部材を設ける必要があるが、上記構成では一つで済む。したがって、部品点数が低減するうえに、取付工数も少なくなる。さらに、スクリーン部材85は吸入パイプ65に着脱自在に取り付けられているので、メンテナンス性もよい。
さらに、吸気タンク55と吸入パイプ65が別体なので、吸気タンク55の形状に制限されることなく吸入パイプ65を形成できるうえに、吸入パイプ65のパイプ入口68の配置の自由度が向上する。具体的には、吸気を各気筒に均等に供給するために、吸気チャンバ52の入口66を吸気タンク55の車幅方向中央部に設ける必要がある。そのため、吸気タンク55と吸入パイプ65とが一体であると、吸入パイプ65および過給機42の位置が制限される。上記構成のように吸気タンク55と吸入パイプ65とが別体であれば、吸入パイプ65のパイプ入口68を吸気タンク55の車幅方向一側方に変位した位置に設けても、吸入パイプ65のパイプ出口66(吸気チャンバの入口)を車幅方向中央部に配置することで、吸気を各気筒に均等に供給することができる。したがって、吸入パイプ65のパイプ入口68および過給機42の配置の自由度が向上する。
図2に示す過給機42の車幅方向位置の自由度が向上することで、車幅方向に並んで配置されるエアクリーナ40や伝達機構63を配置しやすい。また、過給機42の車幅方向位置の自由度が向上することで、エアクリーナ40の大形化を図りやすくなり、クリーナエレメントが大形化でき、流路抵抗を低減できる。その結果、エンジンEの出力が向上する。
さらに、吸気タンク55と吸入パイプ65を別体とすることで、吸入パイプ65を吸気タンク55から突出するように設定していても、金型の抜き方向を吸入パイプ65によって制限されることなく、吸気タンク55をダイカストで成形できる。これにより、吸気タンク55の薄肉化による軽量化と、生産性の向上および機械加工が少なく済むことによるコストダウンの両方を実現できる。
図3に示す第1および第2のタンク半体74,76の外表面に、ダイカスト成形時の湯流れを促進するリブ90が形成されている。これにより、吸気タンク55の表面積が大きくなるので、放熱性が向上する。
また、過給機42の吐出口48と吸入パイプ65とが、吸気タンク55に一体形成された接続パイプ64を介して接続されている。本実施形態の接続パイプ64は、過給機42の吐出口48に向けて、後方に向かって下方に傾斜している。接続パイプ64はスライダ型で成形可能であるので、その向きは調整可能である。したがって、接続パイプ64に接続される過給機42の配置の自由度が向上する。
吸入パイプ65は、第1のタンク半体74に、第2のタンク半体76側からアクセス可能な締結部材82(図4)を用いて締結されている。このように、ダイカスト成形の型抜き方向D1を考慮して、締結部材82の締結方向D1を設定することで、吸気タンク55および吸入パイプ65の組立性が向上する。
図4に示すように、締結部材82は、吸入パイプ65の突出端65aよりも上流側に位置しているので、吸入パイプ65から導出される吸気Iが締結部材82に干渉しない。図3に示す締結部材82の締結方向D1が、吸入パイプ65内の吸気Iの流れ方向Fに垂直な平面PLに平行である。これにより、図4の締結部材82を取り付ける際に、下流に向かって通路面積が増大する吸入パイプ65の形状を制限することなく、吸気タンク55に吸入パイプ65を取り付けることができる。したがって、締結部材82による吸入効率の低下を防ぐことができる。
吸入パイプ65は、その通路面積がパイプ入口68よりもパイプ出口66の方が大きく設定され、吸気の流れ方向Fの下流側に向かって通路面積が大きくなる末広がり形状であればよく、本実施形態の形状に限定されない。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、過給機42は、機械式に限定されず、ターボチャージャーであってもよい。また、過給機42は、遠心インペラを有するものに限定されない。本発明の吸気チャンバ構造は、配置スペースに制約の大きな自動二輪車に好適に適用できる。ただし、本発明の吸気チャンバ構造は、自動二輪車以外の乗物にも適用可能で、乗物以外のエンジンにも適用できる。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
26 クランク軸
28 クランクケース
30 シリンダ
32 シリンダヘッド
42 過給機
48 過給機の吐出口(出口)
52 吸気チャンバ
55 吸気タンク
64 接続パイプ
65 吸入パイプ
66 吸気チャンバの入口(吸入パイプのパイプ出口)
68 吸入パイプのパイプ入口
72 突出先端部
74 第1のタンク半体
76 第2のタンク半体
82 締結部材
85 スクリーン部材
90 リブ
D1 締結方向
E エンジン
SP 吸気通路

Claims (5)

  1. 吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を有する吸気通路に、吸気を貯留する吸気チャンバを設けた吸気チャンバ構造であって、
    内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクと、前記吸気タンクと別体で形成されて前記吸気タンクに取り付けられる吸入パイプとを備え、
    前記吸入パイプは、前記吸気チャンバの入口を構成し、前記吸気チャンバ内に突出し、
    前記吸入パイプにおける少なくとも突出先端部が、吸気の流れ方向下流側に向かって通路面積が大きくなっており、
    前記吸気タンクは、第1および第2のタンク半体を有し、
    前記第1および第2のタンク半体はダイカスト成形により形成され、
    前記吸入パイプは、前記第1および第2のタンク半体の一方のタンク半体に、他方のタンク半体側からアクセス可能な締結部材により締結されている吸気チャンバ構造。
  2. 吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を有する吸気通路に、吸気を貯留する吸気チャンバを設けた吸気チャンバ構造であって、
    内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクと、前記吸気タンクと別体で形成されて前記吸気タンクに取り付けられる吸入パイプとを備え、
    前記吸入パイプは、前記吸気チャンバの入口を構成し、前記吸気チャンバ内に突出し、
    前記吸入パイプにおける少なくとも突出先端部が、吸気の流れ方向下流側に向かって通路面積が大きくなっており、
    前記吸入パイプは前記吸気タンクに締結部材により締結され、
    前記締結部材は、前記吸入パイプの突出端よりも上流側に位置している吸気チャンバ構造。
  3. 吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を有する吸気通路に、吸気を貯留する吸気チャンバを設けた吸気チャンバ構造であって、
    内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクと、前記吸気タンクと別体で形成されて前記吸気タンクに取り付けられる吸入パイプとを備え、
    前記吸入パイプは、前記吸気チャンバの入口を構成し、前記吸気チャンバ内に突出し、
    前記吸入パイプにおける少なくとも突出先端部が、吸気の流れ方向下流側に向かって通路面積が大きくなっており、
    前記吸入パイプは前記吸気タンクに締結部材により締結され、
    前記締結部材の締結方向が、前記吸入パイプの吸気の流れ方向に垂直な平面に平行である吸気チャンバ構造。
  4. 吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を有する吸気通路に、吸気を貯留する吸気チャンバを設けた吸気チャンバ構造であって、
    内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクと、前記吸気タンクと別体で形成されて前記吸気タンクに取り付けられる吸入パイプとを備え、
    前記吸入パイプは、前記吸気チャンバの入口を構成し、前記吸気チャンバ内に突出し、
    前記吸入パイプにおける少なくとも突出先端部が、吸気の流れ方向下流側に向かって通路面積が大きくなっており、
    前記吸気タンクは、第1および第2のタンク半体を有し、前記吸入パイプは前記第1および第2のタンク半体の一方のタンク半体に締結部材により締結され、
    前記第1および第2のタンク半体はダイカスト成形により形成され、
    前記吸入パイプが取り付けられたタンク半体の外表面に、該タンク半体のダイカスト成形時の湯流れを促進するリブが形成されている吸気チャンバ構造。
  5. 吸気を加圧してエンジンに供給する過給機を有する吸気通路に、吸気を貯留する吸気チャンバを設けた吸気チャンバ構造を備えた鞍乗型車両であって、
    前記吸気チャンバ構造は、内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクと、前記吸気タンクと別体で形成されて前記吸気タンクに取り付けられる吸入パイプとを備え、
    前記吸入パイプは、前記吸気チャンバの入口を構成し、前記吸気チャンバ内に突出し、
    前記吸入パイプにおける少なくとも突出先端部が、吸気の流れ方向下流側に向かって通路面積が大きくなっており、
    前記エンジンは、クランク軸を支持するクランクケースと、前記クランクケースの前部から上方に突出したシリンダと、前記シリンダの上方に配置されて内部に燃焼室の上面を形成するシリンダヘッドとを備え、
    前記過給機は、側面視で、前記クランクケースよりも上方に配置され、
    内部に前記吸気チャンバを形成する吸気タンクが、前記過給機の上方に配置され、
    前記過給機の出口が、前記吸気タンクに向かって上方に向き、前記過給機の出口と前記吸入パイプとが接続パイプを介して接続されている鞍乗型車両。
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